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中国の推定不良債権「公式統計の10倍」の薄氷 結婚できない「昭和の男」「ピアノお嬢さん」エンドレス男とモアモア女
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投稿者 軽毛 日時 2016 年 9 月 06 日 15:54:01: pa/Xvdnb8K3Zc jHmW0Q
 

2016年9月6日 週刊ダイヤモンド編集部
中国の推定不良債権「公式統計の10倍」の薄氷
今年に入り、中国では社債市場のデフォルト(債務不履行)が急増し、金融不安が高まっている。日本総研の試算によれば、推定不良債権は公式統計の10倍に達する。昨年来、小規模な取り付け騒ぎも発生している。金融危機かはたまた問題先送りによる長期停滞か。中国経済の綱渡りが続く。(「週刊ダイヤモンド」編集部 原 英次郎)
上海など大都市圏では住宅価格が再上昇。果たして中国政府はバブルをコントロールできるのか Photo:DW
 この数年にわたり、中国の不良債権問題はいつ爆発するか分からない時限爆弾として、最大の懸念材料となってきた。最近の焦点は、債券(社債)市場におけるデフォルト(債務不履行)の増加。日本総合研究所の関辰一副主任研究員によれば「デフォルトの件数は、前年の倍の勢いで増えている」。
 このため金融システム不安にまでつながるのではとの懸念も高まっている。背景には、中国の不良債権の全体像が不透明であるという根本的な問題が潜む。関氏の推計によれば、潜在不良債権比率は公式統計の5倍、不良債権の規模は公式統計の10倍にも達する。

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 この数年、中国では企業債務残高が急膨張している。2015年末の非金融企業の債務残高は約115.5兆元(15年の平均レート1元=19.4円換算で約2241兆円)で、わずか7年間で3.7倍に膨らんだ。対GDP(国内総生産)比で見ると、170%にも達し、日本のバブル期をも上回る(図参照)。
 このうち潜在的な不良債権はどうなっているのか。関氏は広義の営業キャッシュフローであるEBITDA(利払い前・税引き前・償却前利益)が、支払利息を下回っている企業の借入金を不良債権と定義して、潜在不良債権比率を推計している。
 借入金および支払利息のある上場企業2327社について試算したのが、下表である。15年末で「潜在的に危険な企業」数は223社あり、その借入金の合計は7367億元。2327社の借入金総額8兆5499億元に対する比率は8.6%となる。中国の金融当局、中国銀行業監督管理委員会によれば、同時期の不良債権比率は1.7%となっているから、その5倍に達する水準だ。

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 問題はこれにとどまらない。公式統計にはオフバランス(簿外)の融資、いわゆるシャドーバンキングが含まれていないからだ。シャドーバンキングとは銀行融資以外のルートで、資金を仲介することを指す。中小の不動産業の主な資金源にもなっている。
 関氏によれば、銀行の理財商品と委託融資、信託会社の信託融資の三つを合わせたシャドーバンキングの合計は、15年末で49.1兆元になる。これに銀行のオンバランスの融資95.8兆元を加えると、与信総額は144.9兆元。8.6%が不良債権と仮定すると、その残高は約12.5兆元となり、公式統計1.3兆元の10倍、GDPの18.5%にも達する。
金融危機か先送りかそれとも外科手術
綱渡りの対応が続く
 今後、不良債権問題には、三つのシナリオが考えられるだろう。
 第1が最も悲観的なシナリオ。金融危機が発生し、その結果、金融機関の企業に対する貸し渋り、貸し剥がしが発生して、景気後退に陥る。昨年来、すでに小規模な金融機関の破綻や取り付け騒ぎも発生している。
 第2が外科手術。政府が主導して一気に不良債権を損失処理し、公的資金を投入して損失を穴埋めすると同時に、業績不振企業の淘汰・再編成という構造改革を進める。この場合、一時的に景気は大きく後退し、失業者も増えるが、その後の回復は早いだろう。
 ただし、推定不良債権12.5兆元に対して、15年末の銀行の貸倒引当金はわずか2.3兆元で、その差は10.2兆元もある。これに対して、15年の中央政府の財政収入は6.9兆元、地方政府は8.3兆元。不良債権の財政収入に対する規模は大きい。
 第3が先送り戦略。追加融資をしながら企業を延命させつつ、景気回復によって不良債権を減らしていくという戦略だ。
 実現性の高いシナリオは順に第3→第1→第2か。バブル崩壊後の日本も1990年代初めから第3の対応を採ったが、景気は回復せず不良債権が増大を続け、97年、98年の金融危機の発生、その後の長期停滞へと突入していった。
 中国の習近平政権内部でも、構造改革派と景気重視派の路線対立があるといわれる。政権内部の路線対立をはらみながら、不良債権処理は綱渡りの対応が続く。

http://diamond.jp/articles/-/100945

 
【第4回】 2016年8月23日 植草美幸 [結婚相談所マリーミー代表]
結婚できない筆頭は「昭和の男」と「ピアノお嬢さん」

「昭和の男」と「ピアノお嬢さん」は、価値観を他人に合わせられず、押し付けてしまうことが成婚を妨げる大きな要因であると考えられる
前回までは現代の婚活女性が置かれている現実やその背景について話をしてきたが、今回からは少し趣向を変え、昨今婚活難になりがちな男女の特徴について分析・解説していこうと思う。

婚活のプロとはいえ、成婚が難しい人というのはいくつか傾向があり、ある程度タイプを分類することができる。タイプごとにどんな背景があるのかを考察してみよう。

まず、結婚できない男性で、30代に多く見られるのが「昭和の男」タイプである。

「昭和の男」は、生まれが昭和か平成かという話ではなく、母親が「昭和」のステレオタイプ、つまり専業主婦であった世代で、自分もまるで昭和に生きているかのようにふるまう男性のことを指す。

なにかにつけて「してやった」
押しつけがましい昭和の男

彼らは家庭では母親と仲が良く、父からは恋敵的に見られる立ち位置にいることが多い。ただ、結婚というのは両親の例しか知らないため、自分も同じような結婚を理想とする。そのため、「俺は夫なんだから合わせろ」と“オレ様”になってしまい、妻となる女性には、自分の仕事に合わせた生活をさせようとする。住む場所まで自分の職場の近くを選び、妻の生活は二の次にしてしまうのが「昭和の男」だ。

しかし、それが時代錯誤であることは言うまでもない。20代の女性ならまだ専業主婦希望の人もいるが、婚活市場にいる30代の女性たちは、仕事の面白さがわかっていたり、役職についていたりして、「これからもずっと働いていきたい」という気持ちが強い。

また、妻には専業主婦をさせたいと言いつつ、「昭和の男」の年収は500〜600万円くらいで、婚活市場で飛びぬけて高いわけでもない。なので、女性側から見れば、「妻を専業主婦にして、自分に何かあったらどうするんだ?」と考えるわけで、女性から相手にされないのである。

そうはいっても、マッチングしてお見合いまで進むこともある。しかし、「昭和の男」は、ここでもやらかしてしまう。

ある日、マッチングした女性とのデートで演劇を見に行ったという「昭和の男」から、デートがうまくいかなかったという報告が私に入った。

よくよく聞いてみると、内容はこうだ。

「劇のチケットを、彼女が見たいといっていたからわざわざ取ってやった。しかもとってもいい席を選んでやったのに、ちっとも喜んでくれなかった」

それは変だな、と思った私が、デートした女性のほうに確認してみると……。

「私、演劇が見たいなんて言ってません。チケットを取ってって頼んでもいません。本当にウザかった!」

相手にはなんでも「してやった」と押しつけがましいわりに、相手の意見はまともに聞いていない。それではフラれるのもしかたないのである。

「昭和の男」は、親以外の夫婦を知らず、学生時代にも恋愛してこなかったため、今の女性が求めている結婚が想像できないまま、偏った価値観を相手に押し付けて婚活に臨むわけだ。こうなると、価値観を変えない限り、成婚に至るのは困難になる。

40過ぎても「○○さんちのお嬢さん」
世間から乖離した「ピアノお嬢さん」

一方、女性にも、現実が見えていないことが原因で、結婚が困難になるタイプがある。端的な例が「ピアノお嬢さん」だ。

結婚相談所に登録してもなかなか結婚できない女性の職業はいくつかあるが、教師や芸術家、そしてピアノの先生はそれが顕著である。

教師は子どもの世界におり、結婚相手を子ども扱いしがちであることが原因で、なかなかうまくいかないことが多い。また、芸術を売っている人たちはお金にならないものを売っていることが多く、世間と感覚がずれがちだ。それが組み合わさったのが「ピアノお嬢さん」だと考えていただきたい。

教室の生徒はだいたいが子どもたちだ。ある程度大きくなると、受験勉強などでピアノから離れていき、結果として教室の生徒はずっと子どもばかりで回転することになる。

また、ピアノの先生は生徒からの月謝で暮らしているが、自活できるほどの収入ではないため、ほぼ親元で暮らしている。

周囲の環境も世間離れした彼女をそのまま受け入れていることも、「ピアノお嬢さん」の浮世離れに拍車をかけてしまう。

「ピアノお嬢さん」は、周りの人も「○○さんちのお嬢さん」として扱っていることが多い。「すらっと背が高くて綺麗なお嬢さんなんです。植草さん、結婚相手を見つけてあげて」と頼まれたので、よく聞いてみたら40代。一般的には「お嬢さん」と呼ばれることに違和感のある年齢だった。こうしたことは「ピアノお嬢さん」の婚活を進めていると、非常によくある話である。

問題は親から引き継いだ価値観
まずは親元から離れ自立を

「ピアノお嬢さん」もまた、親との生活が結婚のイメージのベースになっている。そのため、世間離れした発言をすることが多い。

たとえば、結婚の条件を聞くと、「居間にグランドピアノを置けるお家に住めること」を挙げる。居間にグランドピアノを置ける状態が当たり前だったから気づいていないのだと思うが、それが18畳以上必要なことも、そんな家を持てる男性が限られていることも想定していない。

しかし、グランドピアノが置けない生活はゆずれない。他人のために自分の価値観を合わせることが難しいのだ。そのため、なかなか婚活をしても結婚につながらないのである。

今回取り上げた「昭和の男」と「ピアノお嬢さん」は、価値観を他人に合わせられず、押し付けてしまうことが成婚を妨げる大きな要因であると考えられる。

彼らに共通する点は、親から自立していないことだと私は分析する。どちらもパラサイトシングルのケースがほとんどなのだ。結婚するためにいかに自立が大切であるかを、私は声を大にして言いたくなるのである。

さて、もしこのケースが当てはまって結婚できない場合はどうすればいいか。まず親元から離れ、自立すること。世間をもっと知り、視野を広げてみることだ。

自分の言っていることが非現実的であることは、自立していなければ、結局本人は理解することができないものなのだ。身をもって現実を知ることが、結婚へのなによりの近道となるのである。
http://diamond.jp/articles/-/99588


 
カリスマ婚活アドバイザーは見た 現代ニッポン婚活の病理
【第5回】 2016年9月6日 植草美幸 [結婚相談所マリーミー代表]
「高望み」ゆえ結婚できない勘違い男女の共通点

前回は婚活で相手が見つからないパターンを解説したが、一方で、相手は見つかっても成婚に至らないというパターンもある。

急成長した企業の経営者で、収入はかなりのものなのに、結婚相談所に入会する男性はその一例だ。

こうした男性は、決まって高学歴。学生時代は真面目に勉強して、いわゆるガリ勉だった人も多い。

そこで結婚相談所に入ってみると、女性から見れば、彼はかなりの高スペックで申し込みが殺到する。今まではお金を使わないと会えなかった女性たちが、いきなりリストアップされてくるわけで、「誰にしようかな」という状態だ。女性の画像を眺める様子はまるでヤフーオークション状態で、「俺はモテるんだ!」と思い込んでしまう。

若き経営者に多い
スーパードSの「エンドレス男」

結婚相談所に入会した直後、誰しも「高望み期」という時期が来る。自分にふさわしい人かどうかということはさておき、とにかく素敵な人を選ぶ時期だ。私が念押ししたいのは、この時期が短い人ほど結婚できる確率が上がるということ。4ヵ月高望み期が続く人は成婚が遅れることが多く、1年を超えたらアウトだと思っていただきたい。

この高望み期をまったく抜けられず、いろいろな女性とデートできることそのものを楽しんでしまうのが彼らの特徴だ。こうして、次の女性、次の女性、と繰り返すような男性を、私は「エンドレス男」と呼んでいる。

このエンドレス男は、基本的に経営者などフットワークが軽い人たちなので、出張先が遠方なら、そこの女性に会いに行く。また、押しが強い人も多く、相手が嫌だと引いていてもしつこく追っかけまわすのも特徴の一つだ。経営者としては長所でも、結婚相手としては欠点になってしまうわけである。

そして、選ぶ相手はスーパー美人で派手な女性。こういう女性はたいていドS、それもスーパードSといえるほど気が強く、エンドレス男はたたきのめされ、バッサリとフラれる。

本当は、経営者の妻となる人は、夫の仕事をサポートして、家庭を守り、後継ぎを生みたいと考えるような女性が理想なのだが、そんな相手はまず選ばない。これではただの“婚活遊び人”である。

結局、「一緒にいて楽しいよね!」という20代のような考えから抜けられないことが、結婚を遠ざけてしまっているのだ。

こうしてエンドレス男は、結婚相談所で何年もエンドレスで居残るのである。

私が思うに、彼らは学生時代に十分に恋愛してこなかった。モテる条件が整ったタイミングで結婚相談所に来たばかりに、当時満喫できなかった青春をやり直してしまうのだろう。

自分のレベルは棚に置き
高望みをする「モアモア女」

一方で、女性にも成婚に至らないケースがある。

先ほど結婚相談所に入ったら高望み期があるとお話ししたが、女性の場合は、自分のスペックに不相応な高望みをしすぎることで、なかなか相手を決められないということの方が多い。

自分のスペックは横に置いて、「もっといい人」「もっといい条件」を追求し続けるのだ。「モアモア女」、私は彼女たちをそう命名している。

こんなケースがあった。

弊社で成婚した女性からの紹介でやってきた40代の女性。彼女は紹介者が高年収の医者というとても素敵な相手と結婚したため、入会後しばらくは、自分も彼女のお相手さながらの、条件がすこぶる良い男性を追いかけ続けるモアモア女と化した。

しかし、実をいうと、紹介者は経営者で、彼女自身も高スペックであった。一方でこちらのモアモア女はというと、高卒で低年収、見た目もいまいちという条件的には厳しい内容。

初めは高望みの相手に数ヵ月、数十件申し込んだが、相手からのお返事はゼロと撃沈。

私はその女性に「自分のレベルがわかったでしょ?」と伝えると、彼女も方向転換。今は見た目にこだわらず、内面重視の条件で相手を探しているようだ。

成婚につながらないエンドレス男とモアモア女、いずれも自分に合った相手を認識できておらず、高望み期を脱出できないことが共通点である。

彼女はできるけれど結婚相手は見つからない……という男性にも参考になるのではないだろうか。
http://diamond.jp/articles/-/100953  

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コメント
 
1. 2016年9月06日 16:07:18 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[2586]

>不良債権問題には、三つのシナリオ 
> 第1 金融危機 
> 第2 政府が主導して一気に不良債権を損失処理し、公的資金を投入して損失を穴埋めすると同時に、業績不振企業の淘汰・再編成という構造改革
> 第3 先送り戦略。追加融資をしながら企業を延命させつつ、景気回復によって不良債権を減らしていく
> 実現性の高いシナリオは順に第3→第1→第2

3つは独立なシナリオではない

現実には、政府は同時に改革2と緩和3を行うが、その進め方は遅く、

たびたび景気後退リスクに晒されるというのが、最もありそうなシナリオだろう


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