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ブレグジット、英ポンドと英国債に打撃  NY原油(7日):反落、50ドル割れ−ロシアは産油国合意に否定的 
http://www.asyura2.com/16/hasan114/msg/181.html
投稿者 軽毛 日時 2016 年 10 月 08 日 13:55:51: pa/Xvdnb8K3Zc jHmW0Q
 

ブレグジット、英ポンドと英国債に打撃
来年3月までにブレグジット(英国のEU離脱)交渉を開始する意向を示した英国のメイ首相  
By RICHARD BARLEY
2016 年 10 月 8 日 07:12 JST

 英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)が金融市場に悪影響を及ぼし始めている。最も明白な犠牲を被っているのは、7日のアジア取引時間に対ドルで一時急落した英ポンドだ。だが同時に英国債も打撃を受けており、これは好ましい組み合わせではない。

 英ポンドはブレグジットの是非を問う国民投票以来ドルに対して0.25ドル余り下落しており、今週だけでも約0.05ドル値下がりしている。7日のアジア取引ではわずか数分の間に6%以上急落した。薄商いの中でアルゴリズム取引が下げを増幅したと指摘されている。ロンドン取引時間に入っても不安定な値動きが続いたが、米雇用統計の発表後に1.24ドル超に回復した。一方、英10年債利回りは今週、20ベーシスポイント(bp)余り上昇した。英国債としては大きな動きで、英イングランド銀行(中央銀行)が超緩和的な金融政策を実施し、債券買い入れ措置を再開しているにもかかわらず、利回りは3カ月ぶり高水準に達した。

 ブレグジットの問題は、6月23日の国民投票でEU離脱派の勝利につながった山積みの懸念を緩和する政治的な必要性と、欧州と深く絡み合った英国経済の実態との折り合いをつけなければならないことだ。これを成し遂げるのは難しいように思われ、英国がこれまでに確立した関係の多くに影響を及ぼす破壊的な離脱となるリスクが高まる。そのため先進国市場では必要に迫られた時にしか行われない政治リスクプレミアムの織り込みが必要となり、急激な調整を招くことになる。

 市場の変動自体も政策当局者には頭痛の種となり得る。英ポンドの下落はある種安全弁の役割を果たしているが、これが暴落に発展すれば話は別だ。4-6月期に国内総生産(GDP)比5.9%となった英国の経常収支赤字をめぐる懸念が再燃する恐れもある。さらに、英ポンド安はすでに上昇傾向にあるインフレを一段と押し上げる。

 最終的に、これは相反する力への対応を迫られるイングランド銀にとって問題となりかねない。英国債利回りの上昇は金融環境の引き締まりを招くため望ましくない。だが、インフレが大幅にオーバーシュートすれば、イングランド銀が政策措置を講じる余地が限られる可能性もある。金利を引き下げればインフレを促進するリスクが生じ、英ポンドをさらに圧迫する一方、ポンドの防衛やインフレ抑制のために金利を引き上げれば、経済活動を減速させる恐れがある。非伝統的金融政策の便益と費用を疑問視する見方が強まっている世界では、これまでと異なる政策措置を打ち出すのもリスクが高い。

 英国はかつて、特にユーロ圏が債務危機に苛まれていた時には、セーフヘイブン(安全な逃避先)としての役割を担うことで相対的に恩恵を受けてきた。だが英国の経済モデルが流動的で、将来的な姿が不確実な中で、セーフヘイブンの地位は明らかに損なわれた。市場が定量化しにくい新たなリスクに直面すると、その反応が小さくなることはほとんどない。経済ではなく政治が主導している現状では、投資家は不安定な相場動向に備えるべきだろう。

https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwiVs_PbtMrPAhUGNpQKHaL6BfkQFgggMAA&url=http%3A%2F%2Fjp.wsj.com%2Farticles%2FSB11248959841534934584204582360580259705956&usg=AFQjCNE1Sc4iTt5A7oo1n8wdHjGkcQsfHw


 


NY原油(7日):反落、50ドル割れ−ロシアは産油国合意に否定的
Mark Shenk
2016年10月8日 04:44 JST

7日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が反落し、1バレル=50ドルの水準を割り込んだ。来週トルコのイスタンブールで開かれる産油国の会議について、ロシアは9月に決定した減産の履行方法で合意に至らないとの見方を示した。
  エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「イスタンブールで正式合意が成立するとの期待を、ロシアがぶち壊した」と指摘。「ドルの堅調も原油相場への重しになっている」と続けた。
  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は前日比63セント(1.25%)安い1バレル=49.81ドルで終了。一時は50.74ドルまで上昇した。週間では3.3%の値上がり。ロンドンICEの北海ブレント12月限は58セント(1.1%)下げて51.93ドル。
原題:Oil Declines After Russia Sees No Deal With OPEC Next Week(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-10-07/OEOY2ZSYF01U01


 


MM通貨先物 10月4日付け 主要国通貨 ポンドの売り越し幅が大幅増

配信日時 2016年10月8日(土)08:18:00 掲載日時 2016年10月8日(土)08:28:00
 円 68695枚の買い越し 197枚の買い越し減

ユーロ 82059枚の売り越し 6029枚の売り越し増

ポンド 97572枚の売り越し 9858枚の売り越し増

スイスフラン 2936枚の売り越し 3020枚売り越し減。


円の買い越し微減、ポンドの売り越しは大幅増。

MM通貨先物 10月4日現在 資源国通貨 豪ドルの買い越し幅が大幅増

配信日時 2016年10月8日(土)08:43:00 掲載日時 2016年10月8日(土)08:53:00

カナダドル 14077枚の売り越し 2662枚の売り越し増

豪ドル 23938枚の買い越し 8930枚の買い越し増

NZドル 7830枚の売り越し 1037枚の売り越し増  

豪ドルの買い越し幅が大幅増。


 

配信日時 2016年10月8日(土)07:50:00 掲載日時 2016年10月8日(土)08:00:00
 3日からの週は、ドル買いが先行する展開だった。週末の米雇用統計を控えて発表された一連の米経済指標はいずれも好調な結果。加えて、米金融当局者の一部からは11月利上げの可能性を示唆する声も上がっていた。ドル円は101円台から104円台に上昇する流れ。

 週初からポンド売りが強まった。先週末にメイ英首相が来年3月までにEU離脱申請を行うと明言、週明けのオセアニア市場でポンド相場は下方向に窓を空けて取引を開始した。ポンドドルは1985年来、31年ぶりの歴史的な安値水準となった。金曜日早朝には「フラッシュ・クラッシュ」現象が発生。瞬時に相場が急落する事態もあった。市場では「ハード・ブレグジット」への警戒感が高まった。

 ユーロ相場は一時買われる場面があった。ECBのQEについてテーパリング観測が出たことが材料視された。しかし、ECB議事録では今後の緩和継続の必要性が示されており、ユーロドルは売りに方向転換した。

 NY原油先物が4カ月ぶりの50ドル台回復となった。資源国通貨は対円で買われた。ただ、米早期利上げ観測が広がるなかで、資源国通貨も対ドルでは軟調。

 そして、金曜日の米雇用統計では9月失業率が5.0%に悪化、非農業部門雇用者数の増加は15.6万人と予想を下回った。しかし、労働参加率の上昇、平均時給の上昇、非農業部門雇用者数の前回値の上方修正などもあって判断しにくい結果となった。次回11月の利上げ観測は後退してきている。


(3日)
 東京市場は、早朝にポンドが下落した。週末にメイ英首相がリスボン条約第50条に基づいたEU離脱通告を来年3月までに実施すると表明したことに反応。いわゆるハードブレグジットが懸念された。早朝の取引で、ポンドドルは1.29台後半から1.29割れまで急落。ポンド円も131円台半ばから130円ちょうど付近まで下落。ただ、その後は円売り優勢のなか、ポンド売りは一服した。ドル円は株高に仲値関連の買いも入り、101円台後半まで一時買われた。ドイツ銀の経営不安が後退したことが背景。

 ロンドン市場は、ポンドが一段安。。先週末にメイ英首相が来年3月までにEU離脱手続きを開始すると表明したことに改めて反応した。東京午後には1.29台前半に落ち着いたポンドドルだったが、ロンドン勢の参加とともに売りが再燃、一時1.2846レベルと7月6日以来の安値水準をつけた。ポンド円も131円台前半から130.13近辺まで下押し。ユーロポンドは0.8740台へ上昇、2013年8月以来のポンド安水準に。その他主要通貨の値動きは限定的。原油高で資源国通貨が小高い。ドイツが休場で模様眺めムードも。ドル円は101円台前半での揉み合い。

 NY市場は、ややドル買い優勢。9月のISM製造業景気指数が予想を上回り、景気判断の分岐点である50を回復したことで、ひとまず安心感が出ている。ただ、年内の米利上げを確信せるためにはもう少しデータが欲しいところ。ドル円は21日線が控える101.60付近まで上昇。ユーロドルも売りが優勢だったが、1.12台は維持された。ポンドの戻りは限定的。市場は英国が移民制限を優先し、EU単一市場へのアクセスを諦めるハード・ブレグジットへの警戒感を高めている。 
  
(4日)
 東京市場は、円が全面安となっている。前日に発表された米ISM製造業景気指数が好調だったことで、リスク回避の巻き戻しが入り、円売りが先行した流れを引き継いだ。ドル円は102円台を回復、一時102.39レベルまで上昇した。9月21日以来の高値水準。ユーロ円も113円台後半から114円台後半へと上昇。日経平均は続伸した。

 ロンドン市場は、ポンド相場主導の展開。昨日に続きポンドが一段安となっている。ポンドドルは1.28割れから1.2737レベルまで下落、1985年以来、約31年ぶりの安値水準となった。対円では一時130円台前半、対ユーロでも下落。市場では「ハード・ブレグジット」を警戒する論調が多くなってきている。英経済指標の改善には反応薄。その他主要通貨にはドル高の動きが波及。ドル円は102.49レベルまで高値を伸ばした。ユーロドルは1.1151近辺まで下押し。欧州にとっても不安材料は残っている状況。プラートECB専務理事は「金融政策には銀行システムの弾力性が重要なポイント」と指摘していた。

 NY市場では、ドル買いとともにユーロが急伸した。ドル高については、きょうは主な米経済指標の発表はなかったが、前日のISM指数が米製造業の先行き不安を一服させる内容だったことが再び取り上げられていたもよう。また、メスター・クリーブランド連銀総裁の11月利上げの可能性にも言及。ユーロについては、ECBが量的緩和縮小の必要性でコンセンサスの形成が近い、と報じられていたことを材料視。ユーロドルは1.11台前半から1.12台乗せ。ドル円は一時103円手前まで上昇。ユーロ円は115円台に上昇。
 
(5日)
 東京市場、静かな取引も円売りが優勢。この日は前日と打って変わって静かな展開。ドル円は102円台後半での揉み合いが続いた。ただ、欧州早朝にかけて円売りが入り、102.99レベルまで高値を伸ばした。ユーロ円は115円台半ばで強もち合い。日経平均は続伸。ユーロドルは1.12ドル台前半と前日の上昇を受けた水準を維持。

 ロンドン市場では、ドル円が103円台に乗せた。序盤に103円台をつけた後は売り戻しも入ったが、再び上昇、一時103.17レベルと9月14日以来の高値水準をつけた。ポンドドルは1.27台割れから1.2686レベルまで下落。1985年6月以来の安値水準となった。対ユーロでも2011年9月以来の安値水準。ユーロは底堅い。ユーロ円は115円台後半に上昇。ユーロドルは1.12台前半に高止まり。英欧ともにPMIなどへの反応は限定的。

 NY市場では、ドル円が上昇。米ISM非製造業景気指数が予想を大きく上回ったことが背景。米利上げ期待を一歩確信に近づける強い内容だった。米国債市場では政策金利に敏感な2年債の利回りが一時0.85%まで上昇。ドル円は103.65付近まで上昇。ユーロドルはISM指数の発表を受けて1.11台に下落したが、その後は1.12台に戻している。前日のECBのテーパリングの報道が下支えとなっていた。ポンドドルはロンドンタイムに一時1.26台と31年ぶりの安値水準となったが、NYタイムでは1.27台後半に買戻し。

(6日)
 東京市場は、ややドル買いが優勢。主要通貨は概ね狭いレンジ内での取引。ドル円ンは103円台前半から半ばへと小高い。ただ、前日高値103.67レベルには届かず。ユーロ円は116円付近での上下動。ユーロドルは1.11台後半での取引。ポンドドルはやや売られ、1.26台に沈む場面があった。日経平均は続伸。

 ロンドン市場は、神経質な値動きも、ドル高の流れは続いている。ロンドンタイムには相場が反応するような目立った経済統計や金融当局者発言はみらなかったが、各通貨ペアでドル高水準を模索する動き。ドル円は103.77レベルと9月日以来の高値水準をつけた。ポンドドルは1.27近辺から1.2663レベルまで下げ、1985年6月以来の安値水準に。ユーロドルは1.12挟みの取引後に1.11台後半へ下値を広げた。円相場は方向性に欠けた。欧州株が軟調。一方、NY原油相場は50ドルに接近。

 NY市場では、引き続きドル買いが優勢。きょうの米新規失業保険申請件数も予想を下回った。今週発表された製造業やサービス業のISM指数をなど米経済指標は予想を上回る内容が相次いでおり、明日の米雇用統計を前に市場は年内利上げ期待を高めている。ドル円は104円台に上昇。ユーロドルは1.1140近辺まで一時下落、一本調子での戻り売りが続いた。コンスタンシオECB副総裁は、QEのタイムテーブルについては協議していない、と述べていた。ポンドドルは一時1.26ちょうど付近まで下落。ハード・ブレグジットへの警戒が続いている。
   
(7日)
 東京市場は、ポンドが一時急落。早朝にポンドドルは1.26台から1.18近辺まで一気に下落。ポンド円も131円台から121円台まで急落した。その後はすぐに買い戻しが入り、ポンドドルは1.24台、ポンド円は129円近辺まで急反発。早朝の薄い時間帯の出来事だった。オランド仏大統領がEU離脱交渉で英国を厳しく対峙すると報じられたことが一因のようだが、アルゴリズム取引や誤注文など諸説が飛び交った。ドル円は103円台後半での振幅、ユーロドルは1.11台前半で上値が重かった。日経平均は小反落。

 ロンドン市場は、米雇用統計待ちで揉み合い。ドル円は103円台後半、ユーロ円は115円台半ばでの取引に終始している。この後の米雇用統計や米金融当局者らの発言内容を見極めたいとのムード。取引は手控えられている。欧州株は高安まちまちで方向性は定まらず。東京早朝にパニック相場となったポンドは戻り高値を確認して再び上値が重くなっている。

NY市場、この日発表になった米雇用統計が予想を下回ったことでドル売りが優勢となった。米雇用統計は失業率が5.0%に悪化したほか、注目の非農業部門雇用者数(NFP)は15.6万人増と予想(17.2万人増)を下回った。ただ、予想は下回ったものの、雇用の先行き不安が強まるほどの弱さではなく、12月の利上げ期待は温存される内容との見方は多い。ドル円は102円台に下落し、ユーロドルは一時1.12台に上昇。
http://klug-fx.jp/fxnews 
 
 

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コメント
 
1. 2016年10月10日 06:24:28 : FyrKyMB9lk : vt0vtX5u9cc[17]
ロシアの担当者は愚かだ。
プーチンに暗殺されるのでは?

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