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「若者の貧困」に大人はあまりに無理解すぎる 仕事や家族に頼れる時代は、終わりを迎えた(東洋経済)
http://www.asyura2.com/16/hasan114/msg/460.html
投稿者 てんさい(い) 日時 2016 年 10 月 17 日 10:13:43: KqrEdYmDwf7cM gsSC8YKzgqKBaYKigWo
 

http://toyokeizai.net/articles/-/140240
藤田 孝典 :NPO法人ほっとプラス代表理事
2016年10月17日

若者たちが働いても「しんどい」状況は、大人たちによって「つくられた」ものだった?(写真:AH86 / PIXTA)

生活困窮者支援を行うソーシャルワーカーである筆者は、若者たちの支援活動を行っていると、決まって言われることがある。「どうしてまだ若いのに働けないのか?」「なぜそのような状態になってしまうのか?」「怠けているだけではないのか?」「支援を行うことで、本人の甘えを助長してしまうのではないか?」などである。
要するに、"若者への支援は本当に必要なのか?"という疑念だ。これは若者たちの置かれている現状の厳しさが、いまだに多くの人々の間で共有されていないことを端的に表している。今回の連載を通して、「若者なんだから、努力すれば報われる」という主張など、ナンセンスであることを明らかにしていきたい。
もはや通用しない労働万能説

若者は働けば自立できる、働きさえすればまともな生活ができるという神話(労働万能説)が根強く存在している。働けばそれに見合った賃金を得られ、その賃金によってまっとうな生活を営めるというものだ。

賃金を得るために、若者はどのような職場に入るか、どのようなキャリアを積むかで悩まなくてはならない。また、安定した仕事に就くように要請する社会的な圧力にも悩まされる。そのため、就職活動で人気があるのは、やはり一部上場企業であり、公務員志望の学生も増えている。

しかし当然ながら、上場企業へ入社できたり、公務員になれる人数はもともと決まっている。すべての人がまともな賃金を得られる職業を確保することも、現実では不可能である。

事実、働いてもまともな賃金が得られる保証がない職種も増えている。そして、その仕事はたいてい非正規雇用で、終身雇用ではないため、不安定な就労形態をとっている。賞与や福利厚生がない職場も多く、働いたからといって、生活が豊かにならないことが現在の労働市場で起こっているのだ。いわゆる「ワーキングプア問題」が注目されるようになってきた。働いても貧困が温存されてしまうのである。

これは何も本人が低学歴であったり、コミュニケーション能力が低いということに由来しているわけではない。大学を卒業しても、普通に働いて生計を維持することが急速に困難になっているのだ。

page: 2

労働社会学者の木下武男氏は、これらの若者の雇用について、「経済界・企業は、多くの若者を日本型システムから排除すること、つまり、若者を犠牲にしながら、日本型システムを温存しようとしたのです」(『若者の逆襲 ワーキングプアからユニオンへ』旬報社)と述べている。つまり、経済界や企業は、意図的に若者の雇用を崩壊させてきた経緯があることを的確に指摘しているのだ。若者たちが働いても「しんどい」状況は、労働社会学者が指摘するように、大人たちによって"つくられた"のである。

ブラック企業の台頭も若者の困難に拍車をかける。普通に働きたいが、普通に働くことも許してもらえず、短期間で使い捨てにされてしまう。それによって、うつ病や精神疾患を発症してしまい、働けない状態に追いやられることも珍しくない。だから、「働けば何とかなる」という「労働万能説」はもはや通用しない。
たとえ行き着く先がブラック企業でも…

またこの労働万能説を論じる人々は、労働していない若者や、労働を望まない若者を怠惰だと見なす傾向がある。そのため、できるだけ早く労働するように、なかば「仕事は選ばなければ何でもある」と、労働に若者を駆り立てる。たとえ、駆り立てられた若者が行き着く先がブラック企業であったとしても─―。

若者の一部は、望まない非正規雇用やブラック企業に長年、身を投じた揚げ句、「結局は報われない労働だった」とすでに体感していたり、今後もそうなりたくないと思っている場合が多い。だからこそ、働く先を選びたいのである。これはぜいたくでも何でもない当たり前の要求だろう。安心して働くことができない雇用が増え続けている中で、労働に対するインセンティブが湧いてこない若者たちが出てくるのも当然である。そして、彼らに強調しておかなければならないことだが、何でもいいからすぐに仕事に飛びつくことは、極力しないでほしい。

劣悪な労働環境でも人が集まってくることがわかれば、その労働者の処遇はいつまでも良くならない。安心して失業し続けられる社会には、劣悪な労働環境がここまで拡散することはない。そもそも社会保障が充実している他の先進国では、賃金に依存しなくても、ある程度暮らしていけるため、過酷な労働にはそれなりの対価が支払われるし、ひどい企業も淘汰されていく。社会保障や社会福祉が遅れているからこそ、失業したときに困るし、早急に労働や労働市場へ駆り立てられることになる。

たとえば、ブラック企業を辞めたが、すぐに仕事をしないと生活に困ってしまうので、急いで再就職をした別の企業も、またブラック企業であったという話はいくらでもある。じっくりと仕事を選び、準備をして余裕を持って就職をしてほしいし、その環境こそ整備していきたいものである。

そして、労働市場の劣化は、若者の労働意欲を奪っていく。どのように働いていくべきかを悩み、資格をいくつも取る人々、自己啓発に関する書籍を読みあさる人々などをよく見かける。本質的には、この労働市場の構造を変えずに、彼らの苦悩は消えないのにもかかわらず、である。

また、たとえ働かなくとも、若者たちには父母や祖父母がいるので、多少おカネに困ったとしても、家族が手を差し伸べてくれるのではないかという神話(家族扶養説)がある。

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しかし、もうかつてのように、家族は若者を救えない。家族の世帯員が縮小し、相互扶助機能は前例がないレベルまで弱まっているからだ。世帯年収も減少傾向にあり、若者の親世代や祖父母世代は、自分たちの生活だけで精一杯であろう。
家族への依存も、もはや困難に
『貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち』(上の書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

わたしは生活に困窮してしまった若者たちの相談を受けて、年間何十件も生活保護申請に同行する。NPO法人全体としては、なんと年間300件超(!)である。申請に行くと、福祉事務所職員は必ず、「頼れる家族はいませんか?」と聞く。

しかし、家族が扶養できた事例には、残念ながら一件も出会っていない。若者が生活に困窮していたとしても、家族は頼れないのだ。そもそも家族を頼れる関係にあるのなら、NPOや役所には相談しないのではないか。

奨学金を借りて大学に進学する学生の多くも、家族による学費負担や仕送りが十分に期待できない状況にある。家族相互に扶助が可能な世帯は、いったいこの日本にどれくらい残っているのだろうかと嘆息せざるを得ない。雇用の不安定化や賃金、年金の減少、物価の高騰などで自分自身の生計を維持することがやっとだという世帯が一般的であるように思う。

また、悲しいことだが、家族自体が自らの子どもを、搾取の対象とする事例もある。

長年、児童虐待を受けてきたり、十分な養育や教育を家族から受けることができなかった若者の存在だ。家族の存在自体が温かいものではなく、若者本人に対して、害悪を与える存在として機能する場合もあるということだ。社会的には"毒親"などと評する論調もあるくらいである。

家族がいても期待される機能が発揮できない。あるいは家族関係自体にストレスを生じやすく、同居や支援を求めることによって、問題が悪化することもある。たとえば、精神疾患を有する若者が実家で生活している場合、疾患に対する理解が不十分な両親が、就労をしきりに促すことによって、過大なストレスを生じるといった相談事例は後を絶たない。

彼らには、「家族の支援をきっと受けられるから大丈夫だよ」などとは口が裂けても言えない。このような家族と別居して暮らしたいが、生計を維持できないから、自由な暮らしを阻害されている。これに対してどうしたらよいかと相談を受ける。すなわち、「実家から出られない若者」の悩みである。

いずれにしても、若者たちを取り巻く環境を見る際には、家族への依存は困難になっていると想定しておく必要があるだろう。さらに20歳を超えた成人に対して、家族がどこまで面倒を見るべきなのか、についても議論を進める必要がある。諸外国では当然であるが、成人した場合、血のつながりのある者同士でも、日本ほど扶養をすることはない。主に夫婦間や未成年の子どもに対する扶養義務くらいで、成人後は生活や就労を政府や社会システムが保障していく。「困ったら家族を頼る」ということが当たり前の社会でなくなることを示していきたいとも思う。

つまり、困ったら家族が助けてやればいいという論調は、ややもすると社会福祉や社会保障の機能を家族に丸抱えさせることにつながってしまう。これでは家族が共倒れの状況を招きかねず、さらに社会福祉や社会保障の発展も妨げる。そういう点において、家族扶養説は危険な前近代の思想であると言えるだろう。

貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち (講談社現代新書)藤田 孝典
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4062883589/asyuracom-22  

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コメント
 
1. てんさい(い)[553] gsSC8YKzgqKBaYKigWo 2016年10月17日 10:19:41 : 0kUGInjLpY : VLecBnM2280[217]
貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち (講談社現代新書)藤田 孝典
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4062883589/asyuracom-22  
レビューより

もはや貧困は自己責任ではない
たかベスト1000レビュアー2016年3月27日

タイトルの「貧困世代」とは、「稼働年齢層の若者を中心に形成される世代であり、貧困であることを一生涯宿命づけられた人々」で「概ね10代〜30代」の世代をこう定義している。

著者は社会福祉士として、貧困世代の困難や悩みの相談に乗ったり、支援したりしている現場の人間。
このため、現状の貧困世代の置かれている困難が非常によくわかる書き振りとなっている。

国会、報道等でも話題となっブラックバイトと奨学金問題に止まらず、住宅問題への支援の拡充など、目新しい支援策も呈示している。
中でも印象に残ったのは、大人が貧困世代を理解していない現状を記している点であった。
具体的には、労働万能説や家族扶養説などと称し、「若者は働けば自立できる」とか「多少お金に困ったとしても、家族が手を差し伸べてくれる」という大人の思い込が若者を絶望させるのである。現実をみると、最低賃金を下回るような労働を強いられている場合なども少なくないほか、家族を頼ろうにも逆に頼られてしまうような現実があるようなので大人のこうした言動は残酷すぎる。

こうした努力しても貧困から脱することができない(報われない)若者の層が存在する国に明るい未来はあるのであろうかという強い危機感を抱いた。
貧困が拡がりもはや自己責任では説明できない社会となっている現実を突き付けられた気がした。

5.0若者の貧困問題がおざなりにされている現状がよく解りました!!
直いい親父ベスト500レビュアー2016年3月26日

 「下流老人」、いわゆる老人の貧困問題は、マスコミにもよく取り上げられ、世間的にもかなり認知されてきています。
 一方、最近20年の統計から、24歳以下の男女の貧困率がおきく上昇していることがわかり、
 若者たちの貧困問題、これも大きな問題になりつつあります。
 著者の藤田孝典さんは、現在、NPO法人「ほっとプラス」の代表理事を務められていますが、
 本書では、著者が、実際体験したケースを実例として取り上げ、紹介することにより、若者の貧困がよりリアルに実感することが出来ます。 
 藤田さんは、現在の若者たちは、一過性の困難に直面しているばかりでなく、その後も続く生活の様々な困難、貧困を抱え続ける世代だと認識し、
 彼らの世代を貧困世代だと提唱しています。
 これらのことは、日本経済の低下に起因する雇用形態の劇的変化、すなわち、非正規雇用の増大、ブラック企業の、ブラックバイトの跋扈、
 等が大きく関与しているという事実は否めませんが、
 一番の問題は、トマ・ピケティの言うところの富の偏在、所得の配分が上手く機能していないからではないでしょうか?
 また、老人の福祉は、いろいろ問題もありますが、一応機能しています。それに反し、若者に対する福祉はどうなのでしょうか?
 小泉政権下で大きく変わった奨学金の制度も大いに問題があります!また、日本は教育制度にあまり金をかけない国でもあります。
 藤田さんは、このような問題を解決するために  1:新しい労働組合  2:スカラシップの導入 富裕層への課税
 3:子供の貧困対策との連携  4:住宅政策の充実、などを提言しています。
 ともかく、貧困は連鎖します。今の若者世代が貧困のままであれば、当然、彼らの子供も貧困に陥る可能性は限りなく高くなります。
 これでは、我が国の将来は、かなり暗いものになると言わざるを得ません!!
 かといって、老人問題を放置するというのも問題があると思いますが、
 本書を読んで、政府は若者の貧困に対し、もう少し目を向ける必要があるのではないかな、と思いました!!
 

4.0お金がない、住める部屋もないが、若者を追い詰める
Hideki@Japanベスト500レビュアー2016年4月11日

【概要】
(分野)格差社会、若者の貧困
(頁数)序文&目次18頁 + 本文193頁 + 後書&索引11頁
(出版日)2016/3/16

 本書は、「現代の若者たちは一過性の困難に直面しているばかりではなく、その後も続く生活の様々な困難さや貧困を抱え続けてしまっている世代である」と指摘し、若者を取りまく現状が、よく使用される「努力論」や「精神論」では解決し難い、大きな問題であると説いています。
 本書では、こうした「貧困世代」となった若者たちの生活が、どんなに酷いものであるかを描写し、社会制度の歪みを指摘しています。

【内容】
 本書で力点をおいて主張されているのは、よく「努力論」や「精神論」を語る40代以上の世代と、現在の若者の置かれた条件が、どれほど変化しているのか?という点です。
 例えば、現代の若者は、大学へ進学しても仕送りは20年で2割近くも減り、一方で学費は倍近く上がっています。更には、親世代の平均年収も低下しているため、親世代からのさらなる援助は見込めず、アルバイトをしないと、学生生活が送れない若者が多くなっています。
 そして、アルバイトでは、デフレ景気と人材不足を反映して「ブラックバイト」が横行し、薄給で学生をこき使っており、学生生活の大きな妨げとなっています。

 本書でもう一つ、力点を置いて述べられるのは、「住宅政策」についてです。住宅に市場原理が適用されたことで、特に首都圏の住宅価格が上昇し、給料の半分近くが家賃に消えていく若者が増えていると指摘しています。筆者は、住宅にお金を取られすぎているため、「子供作るなんてできるはずがない」と、事の深刻さを訴えています。

 本書の後半では、筆者はイギリスの政治学者シャンタル・ムフ氏の提唱する「闘技的民主主義」を標榜し、こうした若者の声をもっと社会と政治に届けることで、こうした問題について、国民一人一人が「熟議」する重要性について述べています。

【感想】
 バブル世代と比べて、半分の人口しかもたない今の20代前半の世代は、「貧困世代」と認知されることで、ビジネスの世界、マーケティングにおいても無視される傾向があるように感じます。お金をもたないがために、今の20代という「世代」に特化して新商品が作られるということをあまり感じて来ませんでした。
 しかし、インターネットで多くの人の意見を聞けるようになり、少数の意見が大きく反映される社会となりました。私たち20代はもっと声を挙げていいのかもしれないと思いました。

5.0これは読んで欲しい
てつおベスト500レビュアー2016年5月10日

若者が貧困にあえいでいる。
自助努力が足りないだの死ぬ気でやってないだのほざく人間はこれを読んで如何に
若者だけでなく日本全体が苦境に立たされているのか学んで欲しい。

どんどん非正規に変えて、手際の悪い人間を切り捨てていけば結局はその人達が生活保護を受ける事になり(寧ろ増えた方が考える機会が増えて良いのかも知れない)
その負担が労働者に圧し掛かっていきます。
働くのが怖い、自分はどうしようもないと沈んでいる人はこれを読んで生きづらくなっている現状を知って欲しい。

5.0もはや、これは八方塞がり以外の何物でもない!
齊藤祐作ベスト1000レビュアー2016年4月7日

 それにしても、なぜ現代の日本では、若者たちが八方塞がりの状況に追い込まれなければならないのだろうか?

 この本は、「下流老人」という言葉を世に広めたことでも知られる、社会福祉士の藤田孝典さんが若者たちの貧困の実態をダイレクトに伝えるものであるが、とにかく現代の日本では、中卒・高卒ではまともな職に就くことが難しくなっている(特に、地方ではその傾向が強くある)。
 それで、大学に進学しようと思ったら、異常なまでの高い学費負担に苦しめられてしまう。
 それで、働きながら勉強をしようと思ったら、ブラックバイトの被害に遭ってしまう。
 それに堪えながら、大学を卒業したと思ったら、今度は10年、20年と続く奨学金(実質的な教育ローン)の返還地獄に苦しめられてしまう。
 これでは、結婚して、自分の子供を持つことなど、考えられるはずがないと言える。

 なお、この本の最後には、社会構造そのものを大転換させるための方法が提示されていたが、これらの中には、「最近の若者は努力が足りない!」「生活保護を受けることは甘えだ!」などといった前近代的な考えに毒されている老人たちと、既に社会の監獄に閉じ込められている若者たちとの世代間抗争を煽るものが数多く含まれている。
 そのため、老人たちがこの本を読んだら、「若者たちを左傾化させる(自民党のアンチや、日本共産党の支持者にする)つもりか!」「この国を転覆させるつもりか!」などと本気で思ってしまうかも知れない。
 だが、いずれにしろ現代の日本では、若者たちの貧困の問題が「超」の付くほど深刻な段階まで進行しているのは明らかである。
 つまり、「反共か、容共か?」「大きな政府か、小さな政府か?」「規制緩和か、規制強化か?」などといった、イデオロギーで対立している場合ではないのである。
 そのことを老人たちに思い知らせない限り、この国は1000%確実に破滅の道を歩んでしまうのではないだろうか。

5.0若者への住宅政策は卓見
shigacth2016年4月20日

現在、熊本地震で多くの人たちが避難所生活を余儀なくされています。できるだけ早くみなし仮設など、安心できる住環境への移行が健康維持のためにも重要だと考えています。
本書も若者の「貧困」に関して、「住環境の整備」が極めて重要だと指摘しています。確かに昔は社宅があり、あるいは住居手当がありました。しかしそれは正規雇用されたものに対する福祉であり、現代のように若者の非正規雇用者が増えた現状では適用されません。結果的に若者は少ない賃金の大半を住居費にと奨学金の返済に充てざるをえず貧困が進んでいくという図式も示されています。社会が終身雇用制や年功序列制をやめて、自助努力を旗印に新自由主義を推し進めた結果、確かにこの国はおかしくなってしまいました。せめて著者の言うとおり、若者への住居対策が必要だと思います。付け加えれば今回の震災の避難者も同じことです。安心して暮らせる住環境がなければ人々の生活は破たんします。この震災を機に、若者からお年寄りまで幅広く生活できる住居ないしは住居手当の整備を望まずにはおられません。

5.0明日は我が身
ペロペロ2016年4月10日

という表現が一番しっくりきました。

作者が最も主張している住宅政策の脆弱性が少子化の原因というのは、そうかもしれないなと思いました。
僕自身、派遣労働者として働いてた時は最後の出勤日から一週間以内で出て行けと言われました。
安心して生活できる拠点は誰にとっても(特に無職は)必要ですな。

あと、この本の中で「労働法に関する知識を持たずに働くことは、丸腰で戦場に行くのと一緒」という表現があります。 全くその通りです。

知識がなければどう行動したらいいか考えることもできませんからね。

5.0監獄というにふさわしい、若者の生きにくさ
habichan2016年5月14日

最近やっと子どもの貧困にマスゴミも目を向けるようになりましたが
その子どもたちが成人しても、さらに「息苦しい監獄」にいれられるだけ・・という
厳しい現実をつきつけられます。

授業どころかテスト中も仕事のシフトを入れられるブラックバイトをしないと学生生活ができない。
卒業したら、毎月の奨学金返済に追われる。
たとえ正社員になれたとしても、給料は微々たるもので昔のようには上がらない。
都会の家賃は高く、実家を出て自立はできない。
ブラック企業で体を壊して生活できなくなっても生活保護を窓口で拒否されてしまう。

これでは「結婚」も「出産」も「ぜいたく」でできない。

未来に希望を全く持てず、日々の暮らしに追われるだけの
若者たちの姿が生生しく描かれていました。
政治が若者への「投資」をしてこなかったから「少子化」。
もっと学業への投資(授業料を安く。返済不要の奨学金の拡充)や
より安価な公共住宅の供給が大切と著者は主張します。
そして、大人こそが、「自分の若かったときとは全く別の、今の若者の現実」に
目を向けるべきと!!

5.0「貧乏と貧困とは違う」
Akihiko.N2016年5月9日

筆者はソーシャルワーカーとして関わった多数の事例や相談内容を踏まえながら「若者たちに対する社会一般的な眼差しが、高度経済成長期のまま、まるで変わっていないのではないのだろうか」という問題意識を提示する。そしてその眼差しを支えている5つの神話を事実で反証していく。@「どんな仕事であろうとも働けば収入が得られるという神話」A「仕事が見つからなくても家族が助けてくれるという神話」B「青年は元気で健康であるという神話」C「昔の方がもっと大変であったとする時代錯誤的神話」D「“苦労は買ってでもしろ”的な、若いうちの苦労は将来役に立つという神話」
すなわち@「ブラックな雇用形態がアルバイトにも及び、長時間働いても生活できる賃金は支払われず、過重労働で心身を壊されてしまう」A「1960年代後半と比較して50倍も急騰した学費に対して親世代の収入は大幅に減少している」B「15〜34歳の死因トップが自殺であるのは日本だけであり、しかも2014年の統計で先進国の中でダントツである」C「6人に1人の子どもが相対的貧困状態にあり(2012年)、親が貧困である家庭はスタートラインが既に同じでは無く格差が再生産されている」D「報われる労働と、報われない労働がハッキリ2種類に分かれてしまっている。非正規でいつ解雇されるか分からない中で単純作業を延々とこなしている自分を想像してみてほしい」と。
50代の自分は、『貧困世代』と定義されている“貧困”の実相を真に理解していなかったことをしみじみと痛感させられた。「貧乏と貧困とは違う」という筆者の言葉がストンと腹に落ちた。住宅問題に対しての論究もたいへん参考になる。
何よりも筆者が、自らも貧困世代の仲間として同じ目線から問題解決の糸口を共に考え働きかけている事に共感した。

4.0沈没国家の現状を再認識させる上でキャッチーではある
川流桃桜2016年5月4日

 基本的に、この分野に関心の有る読者にとっては、大して目新しいことは言っていない。ソーシャルワークの現場での経験から得られた知見等は別かも知れないが、それ以外のテーマについては、ネットを或る程度使いこなしたり新書の類いを読む習慣の有る自己調査能力を持った知的な若者(本書の定義では40歳未満だが)であれば、既に知っていることが殆どだろう。前の世代から発せられる若者バッシングに対する反論も、それ程パンチの有るものとは言えず(著者の見解を押し出すことが多く、客観的な統計データ等が少ない。既得権益世代がこの程度で「説得」出来るなら苦労はしないのだが、まぁこの件についてはしっかりやると別に一冊本が出来る位なので仕方が無いのかも知れない)、扱っているテーマも網羅的とは言えない。もう少し個々の事例の紹介を削って、帯の宣伝文句である「結婚・出産なんて『ぜいたく』」とされる事情を掘り下げた方が良かったのではないかとも思うが、まぁ余りあれやこれやと要求するのも酷かも知れない。

 棄民経済と視野狭窄政治との共犯関係によって作り出される貧困の大量再生産のお陰で沈没国家と化した日本の将来予想図は正直言って真っ暗だが、今の様に半世紀前の高度経済成長期で頭の成長がストップしてしまった様な年寄り連中が主流派として国を動かしている限りは、これが改善される見込みは薄い。先ずは彼等の現状認識が徹頭徹尾間違っていて時代遅れであることを自覚して貰わないことには、そもそも議論も対話も不可能だ。無論、自己責任論等の安易な精神論を鵜呑みにしてしまっている若い世代もまた、古い「常識」が最早通用しない世の中であることを知っておかないと、自分の身は守れない。その意味で、「貧困世代」と云うキャッチーなフレーズで問題を可視化し、積極的に議論の俎上に載せて行く作業は、仲々に有効な戦略であろうと思う。現状から持続可能な社会を再構築する為にはドラスティックな改革が諸方面に亘って必要になるだろうが、その為の武器のひとつとして、この「貧困世代」と云う言葉を最大限利用すれば良いのだろう。


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5.0監獄というにふさわしい、若者の生きにくさ
habichan2016年5月14日

最近やっと子どもの貧困にマスゴミも目を向けるようになりましたが
その子どもたちが成人しても、さらに「息苦しい監獄」にいれられるだけ・・という
厳しい現実をつきつけられます。

授業どころかテスト中も仕事のシフトを入れられるブラックバイトをしないと学生生活ができない。
卒業したら、毎月の奨学金返済に追われる。
たとえ正社員になれたとしても、給料は微々たるもので昔のようには上がらない。
都会の家賃は高く、実家を出て自立はできない。
ブラック企業で体を壊して生活できなくなっても生活保護を窓口で拒否されてしまう。

これでは「結婚」も「出産」も「ぜいたく」でできない。

未来に希望を全く持てず、日々の暮らしに追われるだけの
若者たちの姿が生生しく描かれていました。
政治が若者への「投資」をしてこなかったから「少子化」。
もっと学業への投資(授業料を安く。返済不要の奨学金の拡充)や
より安価な公共住宅の供給が大切と著者は主張します。
そして、大人こそが、「自分の若かったときとは全く別の、今の若者の現実」に
目を向けるべきと!!

1.0全体像が見えない
FUKU2016年5月12日

大変興味を持って読んだ。実例はそれぞれ興味深い。
しかし、人文系の方の論文によくあるパターンで、実例はあるが全体を実証するfactがない。
限られた実例から筆者のいうことが証明されたとはとても言えない。
限られ、信憑性が見えない実例だけでなく、筆者の言うことを実証する統計なりのfactをつけてくれるとよかった。
例えば「高卒者の正社員就職率」(データえっせい)[...]によると2015年春の高卒者の正社員就職率は76.2%である。しかし、これから普通科を除くと割合は90%以上になる。このfactからは筆者の言うことと異なる見解が見出せる。高卒者の相当数は正規社員としてこつこつ働いており、実例は特殊例だということである。
この十年以上正規の就業者数はフラットだが、非正規は増えている。この理由が筆者の言うようなことなのか、この本からでは私は賛成できかねる。

5.0これは読んで欲しい
てつおベスト500レビュアー2016年5月10日

若者が貧困にあえいでいる。
自助努力が足りないだの死ぬ気でやってないだのほざく人間はこれを読んで如何に
若者だけでなく日本全体が苦境に立たされているのか学んで欲しい。

どんどん非正規に変えて、手際の悪い人間を切り捨てていけば結局はその人達が生活保護を受ける事になり(寧ろ増えた方が考える機会が増えて良いのかも知れない)
その負担が労働者に圧し掛かっていきます。
働くのが怖い、自分はどうしようもないと沈んでいる人はこれを読んで生きづらくなっている現状を知って欲しい。

5.0「貧乏と貧困とは違う」
Akihiko.N2016年5月9日

筆者はソーシャルワーカーとして関わった多数の事例や相談内容を踏まえながら「若者たちに対する社会一般的な眼差しが、高度経済成長期のまま、まるで変わっていないのではないのだろうか」という問題意識を提示する。そしてその眼差しを支えている5つの神話を事実で反証していく。@「どんな仕事であろうとも働けば収入が得られるという神話」A「仕事が見つからなくても家族が助けてくれるという神話」B「青年は元気で健康であるという神話」C「昔の方がもっと大変であったとする時代錯誤的神話」D「“苦労は買ってでもしろ”的な、若いうちの苦労は将来役に立つという神話」
すなわち@「ブラックな雇用形態がアルバイトにも及び、長時間働いても生活できる賃金は支払われず、過重労働で心身を壊されてしまう」A「1960年代後半と比較して50倍も急騰した学費に対して親世代の収入は大幅に減少している」B「15〜34歳の死因トップが自殺であるのは日本だけであり、しかも2014年の統計で先進国の中でダントツである」C「6人に1人の子どもが相対的貧困状態にあり(2012年)、親が貧困である家庭はスタートラインが既に同じでは無く格差が再生産されている」D「報われる労働と、報われない労働がハッキリ2種類に分かれてしまっている。非正規でいつ解雇されるか分からない中で単純作業を延々とこなしている自分を想像してみてほしい」と。
50代の自分は、『貧困世代』と定義されている“貧困”の実相を真に理解していなかったことをしみじみと痛感させられた。「貧乏と貧困とは違う」という筆者の言葉がストンと腹に落ちた。住宅問題に対しての論究もたいへん参考になる。
何よりも筆者が、自らも貧困世代の仲間として同じ目線から問題解決の糸口を共に考え働きかけている事に共感した。

1.0この本は大丈夫ですか?
ぶひ2016年5月7日

タイトルを見て。未読です。
結婚は、生活費のコストダウンにるなります。するべきです。
子育ては別ですが。核家族を諦めて両親と同居する時代になるかもしれませんね。
身の丈に合ったせいかつをしたらいかがですか?
70年代までの日本は豊かではなかったでしょう。
若者得意のコストパフォーマンスを良く考えて、生活設計をすべきでしょう。
日本の経済が低迷しているのも、
日本人のパフォーマンス不足が原因なのでは?
建設的な内容であることを祈ってます。
このタイトルでは読者を惹きつけられないと危惧します。
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4.0沈没国家の現状を再認識させる上でキャッチーではある
川流桃桜2016年5月4日

 基本的に、この分野に関心の有る読者にとっては、大して目新しいことは言っていない。ソーシャルワークの現場での経験から得られた知見等は別かも知れないが、それ以外のテーマについては、ネットを或る程度使いこなしたり新書の類いを読む習慣の有る自己調査能力を持った知的な若者(本書の定義では40歳未満だが)であれば、既に知っていることが殆どだろう。前の世代から発せられる若者バッシングに対する反論も、それ程パンチの有るものとは言えず(著者の見解を押し出すことが多く、客観的な統計データ等が少ない。既得権益世代がこの程度で「説得」出来るなら苦労はしないのだが、まぁこの件についてはしっかりやると別に一冊本が出来る位なので仕方が無いのかも知れない)、扱っているテーマも網羅的とは言えない。もう少し個々の事例の紹介を削って、帯の宣伝文句である「結婚・出産なんて『ぜいたく』」とされる事情を掘り下げた方が良かったのではないかとも思うが、まぁ余りあれやこれやと要求するのも酷かも知れない。

 棄民経済と視野狭窄政治との共犯関係によって作り出される貧困の大量再生産のお陰で沈没国家と化した日本の将来予想図は正直言って真っ暗だが、今の様に半世紀前の高度経済成長期で頭の成長がストップしてしまった様な年寄り連中が主流派として国を動かしている限りは、これが改善される見込みは薄い。先ずは彼等の現状認識が徹頭徹尾間違っていて時代遅れであることを自覚して貰わないことには、そもそも議論も対話も不可能だ。無論、自己責任論等の安易な精神論を鵜呑みにしてしまっている若い世代もまた、古い「常識」が最早通用しない世の中であることを知っておかないと、自分の身は守れない。その意味で、「貧困世代」と云うキャッチーなフレーズで問題を可視化し、積極的に議論の俎上に載せて行く作業は、仲々に有効な戦略であろうと思う。現状から持続可能な社会を再構築する為にはドラスティックな改革が諸方面に亘って必要になるだろうが、その為の武器のひとつとして、この「貧困世代」と云う言葉を最大限利用すれば良いのだろう。

1.0正規雇用を増やせと言うのならわかるが、
正義の味方2016年4月30日

非正規雇用が増えた事で、収入が減り、自立できなくなっていると
いうのは、事実だろう。
だから、正規雇用を増やせと言うのならわかるが、給付を求めるのは、
甘えではないか。
ゆとり世代にも自立した立派な者はいるのに、著者はタカる発想しか持たない。

また、奨学金の延滞の問題だが、元々、学力の低い者が無理に行くから、
大した稼ぎを得られずに、延滞となるのだ。
大学全入時代は、大学関係者の雇用確保の為の陰謀であり、
利用されている事に気づかない事に問題がある。
学ぶ事は、大学に行かなくともいくらでも可能である。
大平光代は、中卒で司法試験に合格した。
田中角栄は、小学校卒で首相に上り詰めた。

正規雇用の椅子は、限られているというが、優秀な営業マン
ならどこの会社でもいつでも大歓迎だ。
彼らの中には、資格がなくても、年収1000万円以上
稼いでいる人だって、たくさんいるのだ。
そして、熱意があれば優秀な営業になれるのだ。
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5.0びっくりした。
なおきょん2016年4月29日
形式: Kindle版
日本人の貧困問題がここまでいわゆる普通の人にせまっていることに驚いた。

3.0現場での知見をもう少し追加して欲しかった
タカタカ7812016年4月22日

作者は実際の貧困支援の現場を知るアクティビストであり、研究者ではありません。ですのでもう少し現場での知見を元に、実際に困っている若者の事例などを提供して欲しかったです。

確かに若者の貧困の全国的な状況はデータなども駆使してよくまとまっていますが、そこはさすがに研究者ではないので、「どっかで聞いた話だな」と思うことが多々ありますし、鋭い分析があるわけではありません。しかし若者の事例はどれも深刻なものばかりで、こういったものこそ研究書にはないもので読み応えがあると思いました。

5.0若者への住宅政策は卓見
shigacth2016年4月20日

現在、熊本地震で多くの人たちが避難所生活を余儀なくされています。できるだけ早くみなし仮設など、安心できる住環境への移行が健康維持のためにも重要だと考えています。
本書も若者の「貧困」に関して、「住環境の整備」が極めて重要だと指摘しています。確かに昔は社宅があり、あるいは住居手当がありました。しかしそれは正規雇用されたものに対する福祉であり、現代のように若者の非正規雇用者が増えた現状では適用されません。結果的に若者は少ない賃金の大半を住居費にと奨学金の返済に充てざるをえず貧困が進んでいくという図式も示されています。社会が終身雇用制や年功序列制をやめて、自助努力を旗印に新自由主義を推し進めた結果、確かにこの国はおかしくなってしまいました。せめて著者の言うとおり、若者への住居対策が必要だと思います。付け加えれば今回の震災の避難者も同じことです。安心して暮らせる住環境がなければ人々の生活は破たんします。この震災を機に、若者からお年寄りまで幅広く生活できる住居ないしは住居手当の整備を望まずにはおられません。


page: 3
4.0一人で暮らしたい、学びたい、人を愛したい(T_T)
Kicked In Dirt2016年4月12日

家の問題と労働組合についてはフィーリングの次元で共感します。
家については詳細全然わからないし、労働組合は結構大変らしいですが。

それで、
大変な状態の人たちがいるんだなぁ・・・と思うと同時に
どこにいるのかわからない。見えない。見たくもない。見えなくてラッキー。
助け方なんてわからないし。だって明らかにヤバい。自分も大概だけど。

ここからの出口がない以上は、
ここのどこかにここの様ではない時空間を創出する必要があると思いますが、
自己責任でも社会責任でも前世の応報でも何でも良いから(可能な)解法が欲しいという、ただそれだけです。

-----------
個人的には自己責任云々はほんとうにどうでもいい。
ネットや新聞、テレビいろんなところで見聞きしますが
そもそも「自己責任ではない!」じゃ「自己責任!」しか目に入らないし頭にも浮かばない。

4.0お金がない、住める部屋もないが、若者を追い詰める
Hideki@Japanベスト500レビュアー2016年4月11日

【概要】
(分野)格差社会、若者の貧困
(頁数)序文&目次18頁 + 本文193頁 + 後書&索引11頁
(出版日)2016/3/16

 本書は、「現代の若者たちは一過性の困難に直面しているばかりではなく、その後も続く生活の様々な困難さや貧困を抱え続けてしまっている世代である」と指摘し、若者を取りまく現状が、よく使用される「努力論」や「精神論」では解決し難い、大きな問題であると説いています。
 本書では、こうした「貧困世代」となった若者たちの生活が、どんなに酷いものであるかを描写し、社会制度の歪みを指摘しています。

【内容】
 本書で力点をおいて主張されているのは、よく「努力論」や「精神論」を語る40代以上の世代と、現在の若者の置かれた条件が、どれほど変化しているのか?という点です。
 例えば、現代の若者は、大学へ進学しても仕送りは20年で2割近くも減り、一方で学費は倍近く上がっています。更には、親世代の平均年収も低下しているため、親世代からのさらなる援助は見込めず、アルバイトをしないと、学生生活が送れない若者が多くなっています。
 そして、アルバイトでは、デフレ景気と人材不足を反映して「ブラックバイト」が横行し、薄給で学生をこき使っており、学生生活の大きな妨げとなっています。

 本書でもう一つ、力点を置いて述べられるのは、「住宅政策」についてです。住宅に市場原理が適用されたことで、特に首都圏の住宅価格が上昇し、給料の半分近くが家賃に消えていく若者が増えていると指摘しています。筆者は、住宅にお金を取られすぎているため、「子供作るなんてできるはずがない」と、事の深刻さを訴えています。

 本書の後半では、筆者はイギリスの政治学者シャンタル・ムフ氏の提唱する「闘技的民主主義」を標榜し、こうした若者の声をもっと社会と政治に届けることで、こうした問題について、国民一人一人が「熟議」する重要性について述べています。

【感想】
 バブル世代と比べて、半分の人口しかもたない今の20代前半の世代は、「貧困世代」と認知されることで、ビジネスの世界、マーケティングにおいても無視される傾向があるように感じます。お金をもたないがために、今の20代という「世代」に特化して新商品が作られるということをあまり感じて来ませんでした。
 しかし、インターネットで多くの人の意見を聞けるようになり、少数の意見が大きく反映される社会となりました。私たち20代はもっと声を挙げていいのかもしれないと思いました。

5.0明日は我が身
ペロペロ2016年4月10日

という表現が一番しっくりきました。

作者が最も主張している住宅政策の脆弱性が少子化の原因というのは、そうかもしれないなと思いました。
僕自身、派遣労働者として働いてた時は最後の出勤日から一週間以内で出て行けと言われました。
安心して生活できる拠点は誰にとっても(特に無職は)必要ですな。

あと、この本の中で「労働法に関する知識を持たずに働くことは、丸腰で戦場に行くのと一緒」という表現があります。 全くその通りです。

知識がなければどう行動したらいいか考えることもできませんからね。

5.0もはや、これは八方塞がり以外の何物でもない!
齊藤祐作ベスト1000レビュアー2016年4月7日

 それにしても、なぜ現代の日本では、若者たちが八方塞がりの状況に追い込まれなければならないのだろうか?

 この本は、「下流老人」という言葉を世に広めたことでも知られる、社会福祉士の藤田孝典さんが若者たちの貧困の実態をダイレクトに伝えるものであるが、とにかく現代の日本では、中卒・高卒ではまともな職に就くことが難しくなっている(特に、地方ではその傾向が強くある)。
 それで、大学に進学しようと思ったら、異常なまでの高い学費負担に苦しめられてしまう。
 それで、働きながら勉強をしようと思ったら、ブラックバイトの被害に遭ってしまう。
 それに堪えながら、大学を卒業したと思ったら、今度は10年、20年と続く奨学金(実質的な教育ローン)の返還地獄に苦しめられてしまう。
 これでは、結婚して、自分の子供を持つことなど、考えられるはずがないと言える。

 なお、この本の最後には、社会構造そのものを大転換させるための方法が提示されていたが、これらの中には、「最近の若者は努力が足りない!」「生活保護を受けることは甘えだ!」などといった前近代的な考えに毒されている老人たちと、既に社会の監獄に閉じ込められている若者たちとの世代間抗争を煽るものが数多く含まれている。
 そのため、老人たちがこの本を読んだら、「若者たちを左傾化させる(自民党のアンチや、日本共産党の支持者にする)つもりか!」「この国を転覆させるつもりか!」などと本気で思ってしまうかも知れない。
 だが、いずれにしろ現代の日本では、若者たちの貧困の問題が「超」の付くほど深刻な段階まで進行しているのは明らかである。
 つまり、「反共か、容共か?」「大きな政府か、小さな政府か?」「規制緩和か、規制強化か?」などといった、イデオロギーで対立している場合ではないのである。
 そのことを老人たちに思い知らせない限り、この国は1000%確実に破滅の道を歩んでしまうのではないだろうか。

1.0この本を著した目的が分かりません。
2016年4月3日

印税を得て、著者が支援する困窮者の支援に充てるならば、それを止める気は無く結構なことと思います。一方で、この本で政治や社会を変えたいと意図するならば説得力と言う点で甚だ心もとない内容です。現在表面化している事実を感情的に羅列してるだけと感じました。読んでいて非常に不愉快になりました。加えて、その悲劇が日本社会全体に対してどれほどの発生率かも明らかにしないで記載されていますので読者を誤った方向に導く恐れがあります。統計数字を使わない評論は随筆にしかすぎず、それを為政者が取り上げることはありません。更に、筆者は目の前にあるいくつかの悲劇を記述していますが、被害者がそこに至る経緯については詳しくは振れていません。日本国民であれば9年間の義務教育、高校3年間もほとんどの者が進学しますが(つまり生きる力を醸成するインフラフラが整っている)何故彼らが貧困に甘んじなくてはならないのかの検証が必要です。本当に社会システムだけが悪いのでしょうか。日本の農業は戦後70兆円もの補助を行い、結局現在の体たらくです。今の「貧困」と思われる若者にも同様に一律補助をして彼らを更にスポイルすることになりませんか。私が支援しているラオスの山の中の子供たちは学校に行きたくても、彼ら自身が貴重な労働力なので、それさえ許されません。日本の貧困と言われる人々にも一度彼の地(電気水道無し)に1年ほど滞在していただきたいものです。鳥の声で起き、星と共に眠る生活をすると少なくても精神的な圧迫からはずいぶん解放されます。
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1.0不思議
のりゆき2016年4月1日

よくこれだけだれか(日本?)に責任転嫁できますね。自主性はないのでしょうか。
ある意味、現世代の若者の考えを表しています。

5.033歳の英才が放った、痛烈な警醒の書。
マクロ経済から歴史をみる人2016年3月28日

この本は、単なるルポルタージュではない。日本の社会構造の破局が、まさに今生きている若者を監獄の中に閉じ込め、そして自殺までに追い込めている。そのことを、その悲惨な社会構造とそれを、見ないフリをしている、私たち一人ひとりに、鋭い刃物のように、問いかけている。

身の回りを見ても、ブラック企業・ブラックバイトでくるしんでいるものがいる。正規・非正規の問題ともまた違う。財産を受け継がなかったもの、あるいは貧困の中に生まれたものが、「どうしても、どうしても、這い上がれない地獄がある。」 この国には。

常々、どうしてそれを、マスメディアなどがとりあげないのか、世の社会学者どもが何を、恐れて声をあげないのか、不思議かつ、身震いするほどの怒りをおぼえる。絶望の国の幸せな若者たちや、炊き出し村の反貧困では駄目なのだ。
彼は、いわないが、これこそ、ハンナ・アーレントがいっていた、「無関心という名の悪魔」であり、「悪の凡庸さ」ではないか。
米国でも、著者の指摘しているごとく、もう、有能な政治家である、クリントン女史を望んでいない。サンダース候補があれほど若者に指示されているのか、このことでよく分かるであろう。トランプ現象ですら、その裏返しなのだ。単なるおどけ者ではない怖さがあるのだ。
日本のオリンピックが2020年に東京で開催される。そのことを素直に喜べるか?家の無い、職もない金の無い若者が。
この著者の鋭いところは、貧困問題の核に住宅・借家問題を据えている所が、鋭い。
東京圏にしか、仕事が無い。そこで、東京圏の3600万人のマーケットに、ブラック企業がむらがる。まさに、住宅補助も無いとすれば、16万円程度のてどりで、家賃が払えるわけが無い。
また、それに乗っかるアパート経営で豊かな老後をという、インチキ会社が跋扈している。社会問題である。構造的な問題である。

もし、若者が、火炎瓶をもって、国会や富裕層の住宅に投げ込んだとしても、私にはそれをとめる言葉がない。
組合の問題は正鵠をえている。これは70〜80年代に、第二組合つぶしの結果であった。今もし、オームの様なおぞましいものが生まれたら、もう誰にもとめられないだろう。政治家よ彼の意見を心して聞け、まさに、娘を妹を身売りした、その時代に引き返すことの出来ない悪魔が誕生して、我々を、我々の父母を地獄の戦場に送り込んだものが生まれる。そういう土壌が出来つつある。心してかれの言葉に耳を傾けよ。

4.0もはや貧困は自己責任ではない
たかベスト1000レビュアー2016年3月27日

タイトルの「貧困世代」とは、「稼働年齢層の若者を中心に形成される世代であり、貧困であることを一生涯宿命づけられた人々」で「概ね10代〜30代」の世代をこう定義している。

著者は社会福祉士として、貧困世代の困難や悩みの相談に乗ったり、支援したりしている現場の人間。
このため、現状の貧困世代の置かれている困難が非常によくわかる書き振りとなっている。

国会、報道等でも話題となっブラックバイトと奨学金問題に止まらず、住宅問題への支援の拡充など、目新しい支援策も呈示している。
中でも印象に残ったのは、大人が貧困世代を理解していない現状を記している点であった。
具体的には、労働万能説や家族扶養説などと称し、「若者は働けば自立できる」とか「多少お金に困ったとしても、家族が手を差し伸べてくれる」という大人の思い込が若者を絶望させるのである。現実をみると、最低賃金を下回るような労働を強いられている場合なども少なくないほか、家族を頼ろうにも逆に頼られてしまうような現実があるようなので大人のこうした言動は残酷すぎる。

こうした努力しても貧困から脱することができない(報われない)若者の層が存在する国に明るい未来はあるのであろうかという強い危機感を抱いた。
貧困が拡がりもはや自己責任では説明できない社会となっている現実を突き付けられた気がした。

5.0若者の貧困問題がおざなりにされている現状がよく解りました!!
直いい親父ベスト500レビュアー2016年3月26日

 「下流老人」、いわゆる老人の貧困問題は、マスコミにもよく取り上げられ、世間的にもかなり認知されてきています。
 一方、最近20年の統計から、24歳以下の男女の貧困率がおきく上昇していることがわかり、
 若者たちの貧困問題、これも大きな問題になりつつあります。
 著者の藤田孝典さんは、現在、NPO法人「ほっとプラス」の代表理事を務められていますが、
 本書では、著者が、実際体験したケースを実例として取り上げ、紹介することにより、若者の貧困がよりリアルに実感することが出来ます。 
 藤田さんは、現在の若者たちは、一過性の困難に直面しているばかりでなく、その後も続く生活の様々な困難、貧困を抱え続ける世代だと認識し、
 彼らの世代を貧困世代だと提唱しています。
 これらのことは、日本経済の低下に起因する雇用形態の劇的変化、すなわち、非正規雇用の増大、ブラック企業の、ブラックバイトの跋扈、
 等が大きく関与しているという事実は否めませんが、
 一番の問題は、トマ・ピケティの言うところの富の偏在、所得の配分が上手く機能していないからではないでしょうか?
 また、老人の福祉は、いろいろ問題もありますが、一応機能しています。それに反し、若者に対する福祉はどうなのでしょうか?
 小泉政権下で大きく変わった奨学金の制度も大いに問題があります!また、日本は教育制度にあまり金をかけない国でもあります。
 藤田さんは、このような問題を解決するために  1:新しい労働組合  2:スカラシップの導入 富裕層への課税
 3:子供の貧困対策との連携  4:住宅政策の充実、などを提言しています。
 ともかく、貧困は連鎖します。今の若者世代が貧困のままであれば、当然、彼らの子供も貧困に陥る可能性は限りなく高くなります。
 これでは、我が国の将来は、かなり暗いものになると言わざるを得ません!!
 かといって、老人問題を放置するというのも問題があると思いますが、
 本書を読んで、政府は若者の貧困に対し、もう少し目を向ける必要があるのではないかな、と思いました!!
 

4.0貧困世代の現実を直視せよ
newsubarutoru2016年3月21日

社会福祉士として多くの若者と接している著者だからこそ書ける内容の本だと思いました。
テレビや新聞の報道だけではなかなか知ることのできない、若者のリアルがわかります。
タイトルや帯の文言はやや過激ですが、著者が「現実をとにかく知ってもらうことが大切」だと考えているからだと思います。
社会構造を変えていくためにどうすればよいのか、何ができるのかを考えるきっかけになる本です。


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5.0今の日本の社会保障の不備を浮き彫りにした本
札幌のA2016年3月20日

この本を読み終えて、正直かなり気が重くなってしまった。。
今現在の日本の若者が抱えている問題を全て浮き彫りにした本である。
景気回復の兆しが全く見えず、子供から老人までの貧困が社会問題と化している
世の中だが、解決の糸口が見えていない状態だ。
将来に希望を抱けない若者が増えるのも当然だろう。
他の先進国と比べていると日本の政策はかなり遅れているのではないだろうか?

著者曰く、こういった問題を政治に強く反映させるには
「世論の後押しが重要」とのこと。
少しでも多くの人に読んで頂き、今日本の抱えている問題を解決に導けたらと思う。

5.0ソーシャルワーカー共通の課題として考えよう
2016年3月20日

闘うソーシャルワーカー像が鮮明に打ち出されていて、相当な覚悟を感じました。

私が社会福祉の世界に入った頃は今よりも社会福祉に携わるという事の意味性にこだわっていた人が多かったように思います。
介護や福祉の資格制度も定着し、福祉の仕事が"特別な仕事"ではなくなってきた事は全体としては喜ばしい事なのかもしれません。
が、一方で福祉労働の社会的位置づけが曖昧な中、目の前のケア、処理、対応に追われ、現場が疲弊している現状もあると思います。

大きな意味で福祉に携わる人々の連帯を呼びかけているように感じた一書でした。

5.0貧困世代はもっと怒らないといけない!
上田清之2016年3月19日

1990年代以降、若者の生活苦が止まらない。この世代の社会保障政策を今から手を打っておかないとこの先大変なことになる。この本は警鐘を鳴らしています。

この本の著者は、昨年流行語となった下流老人という言葉を世に送った人です。

一時期、バブル崩壊後で就職が厳しかった時代に、社会に放り出された世代のことをロストジェネレーションと言われ、この世代が新卒時期に就職できずに、非正規労働として社会に出るしかない状況になっているといわれました。しかし、その世代は一過性の生活的困難に直面しているだけではなく、一生涯この生活的困難が続き、貧困状態に陥っているとこの本の著者の藤田孝典さんは言っています。ここで著者はこの世代のことを貧困世代、プアジェネレーションだと名付けています。この世代は今の年齢でいうと15歳から39歳の世代になります。この世代が非常に厳しい状況に置かれているんです。

日本では、新卒時期に就職することが非常に重要で、この時期に就職することを逃してしまうと、なかなか正規の労働に就くことが難しいものになっています。そのため、いったん非正規での仕事を選択してしまうとどうしても、賃金が少なく、公的な保障の枠に入ることができないのです。そのうえ、非正規と正規には隔絶された身分制度的なものが存在している状況となってしまっています。なかなか貧困から抜け出せない状況を著者は、フーコーの「監獄の誕生」からの引用で「監獄に入れられた囚人」と例えています。

まず、この本では、具体的に非常に困窮した生活をしている人たちが紹介されています。すべて著者がこれまで出会って、支援してきた人たちです。お金がなく食べ物が買えなくて栄養失調で救急車に運ばれるまで我慢して、ようやく助けを求めてきたひと。風俗に働けるからと早く18歳にならないかなとつぶやく女性。ブラック企業でうつ病になるまで残業残業で働かされて来た人。

若者たちの困窮した状況があるにもかかわらず、40代以上の大人たちは、若者現状をなかなか理解しようとはしません。働けば収入なんて簡単に得られる、家族に頼ればいいという、若い奴らは元気なんだからやる気をだせば何とかなる、努力不足だということで片づけているのです。なかなか、若者しんどい状況が理解されないものがあります。それに、若者世代が一度、生活保護を申請すると非常に冷たい扱いを世間から受けるのです。現在の政権は、そんな若者世代を突き放したりもします。それが日本の冷たい状況なのです。

でも、この本にあるように、現在の若者たちがおかれている状況は本当にしんどく、厳しいものがあります。では、どうするべきなのでしょうか。もちろんこの本では、若者世代に対する、支援策も提示しています。まずは教育をしっかりうけられるようにする。そのためには給付の奨学金制度が必要だといっています。そして、労働環境の整備です。それには労働組合がしっかりと非正規やブラック企業対策に取り組みべきだとしています。そしてしんどい思いを抱えながら、働く若者たちがもっと積極的に労働組合に入っていく必要があるとしています。そして、若い世代が住める住環境の整備です。安い賃金で借りることができる住環境がどうしても必要だということです。

最後に若者たちがもっと声をあげ、社会を変えていく必要があるということです。昨年は安保関連法に反対する若者たちが大きな声をあげました。今後は安保だけではなく、若者つまり自分たちが置かれている生活苦、貧困からの脱却を目指して声も上げていくべきだと著者は述べています。

貧困世代と呼ばれるこの世代はもっと怒らなくてはならない。この本を読んで感じました。著者の今後の活躍を期待しています。


2. 2016年10月17日 15:47:09 : M8k5R8EBK2 : jyqANnpWC00[24]
>それに、若者世代が一度、生活保護を申請すると非常に冷たい扱いを世間から受けるのです。

アタリマエだと思いますが。それに雇用保険とかもありますからねぇ...。
なぜ生活保護とか、朝鮮人呼ばわりされて叩かれそうなものに申請しようとか考えるのかな?

普通の常識的な社会人なら、生活保護よりもアルバイトの方が手っ取り早くカネもらえるって理解するでしょうに...もしや、チョンのこと言ってるのか?>自称「若者」w


3. 2016年10月17日 21:38:57 : oCrAJL4UVg : BSkALVEdcgY[40]
謀略に 塞がれていく 己が夢

4. 2016年10月17日 22:31:13 : cH4jhM3bG2 : XqauBqrRDGo[46]
日本の若者は在日米軍の兵隊になったほうがいい在日米軍の兵隊は家賃20万円以上もする高級マンションや高級一軒家に無料で住んでいる しかも土日休みで土日はパ〜ティ〜やリ〜ゾトで遊び放題、待遇は最高だ

5. 2016年10月18日 08:12:33 : TROnsnLp4E : zn5SNXBdRAg[7]
日本の若者は革命軍を組織してテロを起こしまくるしかないのかもしれない
こんな冷酷非道な国は破壊するしかないもの
産まれた時から奴隷・家畜
まるで北朝鮮
北朝鮮よりたちが悪い

6. 2016年10月18日 14:02:00 : EyY3HkNrzc : CZ341rXY4Wc[1]
既得権が徹底的に社会資源を独占し、新たに社会に加わる若者には生活の術すら与えない。
まぁそれで良いと大多数の人が肯定しているから、こんな社会が成り立つのだろうけどw

7. 2016年10月18日 15:01:29 : EyY3HkNrzc : CZ341rXY4Wc[3]
>>04

無理だろ安全で快適な在日米軍はWASPしか派遣されない。
日本人がアメリカ軍籍に入った場合派遣先はアフガニスタンかイラクシリアあたりじゃないの。


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