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がんになりたいなら炭水化物 カロリー制限、長寿に効果 サル研究論争に幕? 糖質の害、恐るべし
http://www.asyura2.com/16/health18/msg/330.html
投稿者 軽毛 日時 2017 年 1 月 24 日 15:38:32: pa/Xvdnb8K3Zc jHmW0Q
 

がんになりたいなら炭水化物

米国で1、2を争う癌専門病院
ニューヨークメモリアルスローンケータリング癌センターの
センター長兼CEO Craig.Thompson 博士の講演
Why We All Don't Get Cancer
http://www.youtube.com/watch?v=WUlE1VHGA40#t=27m0s

どのタイプの食物を過剰に食べると癌のリスクを高めるか?

A fats 脂質
B carbohydrates 糖質
C proteins たんぱく質

「脂質を多く食べても癌のリスクは全く上昇しません 。糖質を多く食べると癌のリスクを著しく高めます 。タンパク質はその中間に位置します」

参考までに。】


こんにちは。
HSGさんから、大変貴重な情報をコメント頂きました。
ありがとうございます。

ニューヨーク・メモリアル・スローン・ケタリング癌センター
http://www.mskcc.org/

は、HSGさんのご指摘通り、全米屈指の超有名な癌センターです。

日本における国立癌センターのイメージと同格、あるいは、それ以上のレベルの癌センターです。

U.S.News & World Reportベスト・ホスピタル癌部門において、常に上位2位以内に選ばれている実績があります。

そのセンター長兼CEO Craig.Thompson 博士の講演がユーチューブで見れます。

http://www.youtube.com/watch?v=WUlE1VHGA40#t=27m0s

英語の堪能な友人にも見て貰いました。

CEO曰く、

「今どきの人間は食べすぎで、太っている人間の体内では細胞の変異が起き易い」

そうです。

そして、

「私達は、モデル生物において、優れたエビデンスを得ています。」

続いて、

「脂質を過剰摂取させてもガン発生率は全く増えません。

炭水化物を過剰摂取させると、ガン発生率が劇的に増えます。

タンパク質はその中間です」

「なので、炭水化物ベースの食事について大きな議論をすることになるでしょう・・・。」

これって、全米1・2位を誇る癌センターのCEOが、糖質制限食を推奨しているってことですよね。(^-^)v(^-^)v 

何ともはや、想定範囲外の嬉しい驚きです。

糖質制限食にとって、この上ない追い風がまた吹いたということですね。


江部康二
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-2927.html

 


 


カロリー制限、長寿に効果 サル研究論争に幕?
2017年01月20日 (金)
【17/01/18 ジェームズ中野

今朝の朝日新聞デジタル版です。炭水化物や糖質がどれだけ摂取されてるのか皆目わかりません。食事内容そのものを明らかにしていただかないとこれでは「あっそ」で終わっちゃいますね。??

『カロリー制限はやはり長寿に効果がある、とする研究結果を米国の二つの研究チームがまとめ、17日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。両チームは1980年代後半からアカゲザルで実験を続け、効果をめぐって相反する結果を発表。両チームが共同で実験データを再解析し、「効果あり」で結論が一致したという。

二つの研究チームは米国のウィスコンシン大学と国立加齢研究所。いずれも、好きなだけ食べさせる集団と、それよりも摂取カロリー量を3割減らした集団で生存年数などを比較する実験をしているが、大学は2009年と14年に「効果あり」、研究所は12年に「効果はなかった」と発表していた。

今回、両チームで15年7月までの互いの実験を比べると、カロリー制限を始めた年齢が大学は大人の7〜15歳なのに対し、研究所は1〜23歳と幅広かった。このため、研究所のデータについて、実験開始時の年齢を若年(1〜14歳)と中高年(16〜23歳)に分けて改めて解析すると、若年でカロリー制限を始めた場合は寿命が延びる効果はみられなかったが、中高年で始めた場合は効果がみられ、特にオスは平均寿命の推計が全体よりも9歳ほど長い約35歳だったという。

また、両チームの解剖データを調べたところ、開始年齢や性別にかかわらず、カロリー制限をしたグループのほうが、がんの発生率が15〜20%ほど低かった。糖尿病や脳卒中など加齢に伴う病気も、より遅く発症していた。

東京都健康長寿医療センター研究所の石神昭人研究部長(老化制御)は「論争に一つの終止符が打たれた。約30年に及ぶカロリー制限の研究データは、人間にも置き換えることができそうだ」と話す。(小川裕介)』】


こんにちは。

ジェームズ中野さん から

朝日新聞デジタル
カロリー制限、長寿に効果 
サル研究論争に幕カロリー制限、長寿に効果 サル研究論争に幕?
http://www.asahi.com/articles/ASK1L2F7FK1LUBQU002.html

という、2017年1月18日の記事について、コメントを頂きました。

ジェームズ中野さん
興味深い情報をありがとうございます。

『カロリー制限(3割減)群のほうが、長寿に効果あり』 という、一定の結論が出たのは分かりました。

一方、ジェームズ中野さんがご指摘のように、対照群と比べて、カロリー制限群(対象群より3割減)は、糖質はどの程度減少していたのかが知りたいですね。原著をみても、糖質量は、よくわかりませんでした。

さて老化に大きく関与しているのが糖化です。

糖質摂取量が多いほど、単純に糖化は進みます。

糖質摂取量が少ないほど、糖化による老化は予防できます。

アカゲザルは兎も角として、仮に

2000kcal 糖質60%(300g) 脂質20%(44.4g) たんぱく質20%(100g)

食べていた人が、3割カロリー制限すると

1400kcal 糖質60%(210g) 脂質20%(31.1g) たんぱく質20%(70g)

となり、糖質摂取量が約90g/日減ります。

これだけ減少すれば、あるていど糖化による老化は防げる可能性があります。

私は67歳になりましたが、
1)歯は全部残り、歯周症なし。
2)目は裸眼で広辞苑が見えて日常生活OK。
3)身長は20歳の頃と不変で縮みなし。
4)聴力低下なし。
5)夜間尿なし。
です。

あくまでも仮説ですが、スーパー糖質制限食を52歳のときから実践していますので、糖化はかなり少ないと考えられます。

従って糖化に伴う老化が、あるていど予防できている可能性があると思われます。

一方、以下の上海コホート研究によれば、「糖質摂取量が多いほど心血管疾患の発症リスクが高い」ことが、報告されています。

糖質の害、恐るべしです。


☆☆☆

『上海コホート研究
Am J Epidemiol 2013年9月5日オンライン版に上海の前向きコホート研究の結果が報告され、

「糖質摂取量が多いほど心血管疾患の発症リスクが高い」

ことが判明。

11万7366人を対象に、調べた研究。

女性が6万4,854人で、平均追跡期間が9.8年。
男性が5万2,512人で、平均追跡期間が5.4年。

この間に120人の女性と189人の男性が心血管疾患を発症。

発症リスクを糖質摂取量多い群と少ない群で、4つのグループに分けて解析。

女性 心血管発症リスク

1、糖質摂取量264g/日未満 −−−−−−−−−− 1.00

2、糖質摂取量264g〜282g/日未満−−−−−−−− 1.19

3、糖質摂取量282g〜299g/日未満−−−−−−−− 1.76

4、糖質摂取量299g/日以上 −−−−−−−−−−− 2.41


男性 心血管発症リスク

1、糖質摂取量296g/日未満 −−−−−−−−−−−− 1.00

2、糖質摂取量296g〜319g/日未満 −−−−−−−−−− 1.50

3、糖質摂取量319g〜339g/日未満 −−−−−−−−−− 2.22

4、糖質摂取量339g/日以上 −−−−−−−−−−−−− 3.20


心血管疾患の発症リスクの上昇は、

男性の

3、糖質摂取量319g〜339g/日未満
4、糖質摂取量339g/日以上

においては統計学的に有意であった。

また,男女を合わせると、 心血管発症リスクは糖質摂取が少ない方から1.00(基準)、1.38、2.03、2.88であり、やはり3分位,4分位においては統計学的に有意な上昇であった。』


結論として、上海前向きコホート研究においては、糖質摂取量が多いほど、心血管発症リスクが多いことがわかりました。


江部康二


テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
17:06 | 糖質制限食と・・・ | コメント (9)
≪NHKカルチャー神戸教室。糖質制限食講演会のご案内です。 | ホーム | 2017年2月12日(日)糖質制限食医療従事者対象セミナー in 大阪 開催≫
コメント
取り上げていただきありがとうございました。
お猿さんって 基本、バナナやリンゴが大好きですよね。カロリー制限をするということは、つまり糖質制限をしているとイコールなのではないでしょうか?人間の食生活と比較しても摂取する食物そのものはだいぶ違うように思います。つまり今回の研究結果においては確かにカロリー制限はしているわけだけども、本質は糖質制限なのかなと思いました。江部先生ありがとうございました。
2017/01/20(Fri) 18:22 | URL | ジェームズ中野 | 【編集】
こんばんは
ケトジェニックダイエットに取り組んでいる場合の話です。


肉に含まれてる脂、豚肉、牛→飽和脂肪酸。
鶏肉→不飽和脂肪酸

この脂肪酸が長鎖脂肪酸が多めである。


いわゆる活動しない時間、夕食に食べる時の脂質制限は必要でしょうか?(分解されて代謝されるまでに時間がかかる為、不向きになる?)


朝ご飯、昼ご飯でしっかりと長鎖脂肪酸を摂取し、1日の持久力やパワーを得て元気に活動。夜間の食事は鶏胸肉などの脂質が少ない物とココナッツオイルやMCTオイル(中鎖脂肪酸)なのどに限定。

夜や睡眠時間は脂肪燃焼に持っていきたい。朝方が一番の痩せ時は体脂肪を燃焼させたい。

完全に脂質がないのもホルモンの関係上全くないのは逆効果なので、野菜と脂質の少ない肉類や、茹で料理や蒸し料理にして『余分な脂質は極力カット』『タンパク質も摂取し筋肉が分解されるのを防ぐ』、そして脂肪燃焼に効果的なココナッツオイルやMCTの中鎖脂肪酸を使う。


とある方の記事(自己満の為、正しいかは分からないと記載ありました)を読み、気になったのですがこういった食事内容にする方が効率は良いのでしょうか?

先生のご意見を頂けたらと思います。
2017/01/20(Fri) 22:04 | URL | M | 【編集】
雑誌を見たら、炭水化物を取らない事が日本人の糖尿が増えた原因とか書いてありました。脂質が良くないとか。ちょっと賛同できない記事ですね。

 以下引用

…さらに奥田氏は「日本における近年の糖尿病の増加は、カロリーの総摂取量に占める炭水化物の割合が減り、脂肪の摂取が相対的に増えたことと、運動不足にある」と指摘する。

 「もともと日本人を含む東アジア人は(臓器にブドウ糖を取り込むために必要な)インスリンの分泌量が欧米白人の半分から4分の1しかない。

 そのため日本人は炭水化物の摂取が減ると、ブドウ糖を十分確保できません。膵臓はブドウ糖を確保するため、インスリンの分泌を高めようと頑張りますが、次第に疲労し、結果インスリンが作れなくなり、それほど肥満でなくても糖尿病になってしまうのです。

 これは欧米人にはない現象です。日本人が糖尿病を予防するためには、内臓脂肪を減らし、炭水化物をきちんと摂り、膵臓の機能を守ることが重要なのです」

 人種の数だけ病気も健康法も違う。まずは自らの体質を理解することが、自分に合った健康法を見つける第一歩となる。

 「週刊現代」2017年1月14日・1月21日合併号より
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170121-00050722-gendaibiz-bus_all&p=2
2017/01/21(Sat) 01:00 | URL | ひろき | 【編集】
ひろき さん

日本人が炭水化物を摂らなくなったのは、江部先生をはじめとする糖質制限推進派がダイエット法として流行らせたからではないですか?

糖質制限法に関しては悪いとは思っていませんが、ガンにしろ糖尿病にしろ、生活習慣の乱れを棚に上げてその原因を全て炭水化物のせいにするのは、とても常識人とは思えません。
糖質制限法のイメージが悪くなるだけです。
日本人なら日本人の体質に合った糖質制限法があると思います。
糖質も脂質も、それ自体摂取方法によって栄養素にもなれば毒にもなるのは当たり前です。
2017/01/21(Sat) 08:13 | URL | TempestBBC73 | 【編集】
どうしてお猿や鼠の実験で、人も同じだと言わんばかりの結論を導き出せるのでしょうか?
しかも、人に置き換えればビックリする様な餌を与えたりするのでしょう?
素人には、偉い先生方の仰る事やそれを鵜呑みにして報道するマスコミのオツムの中が解りません。
そのくせ、毎日の生活の中でコツコツと糖質制限の実績を積み上げている私達の言う事には耳を貸さないのですからね?。
やはり裏にはそれなりの大人の事情があるのでしょうかと疑ってしまいます。
しかしその大人の事情で、助かる人も助からないとなれば、許し難い思いを抱くのは私だけでしょうか。
2017/01/21(Sat) 12:02 | URL | まちこ | 【編集】
Re: こんばんは
M さん

夕食に脂質を食べても、体内の脂肪は燃えると思います。

「夜間の食事は鶏胸肉などの脂質が少ない物とココナッツオイルやMCTオイル(中鎖脂肪酸)なのどに限定。」

ということは、必要ないと思います。
2017/01/21(Sat) 18:41 | URL | ドクター江部 | 【編集】
Re: タイトルなし
ひろき さん

2016年12月05日 (月)の本ブログ記事
糖尿病、戦後の「国民病」、高脂肪食が一因?・・・門脇孝氏への反論。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-4029.html

をご参照頂けば幸いです。

実は、1997年から2008年まで、炭水化物摂取比率は増加し、
2008年から、炭水化物摂取比率は減少に転じています。
1997年から2008年まで、脂肪の摂取比率は減少し
2008年から、増加に転じています。
そして、2012年の統計では、調査始まって以来、初めて糖尿病予備軍が220万人も減少です。

2002年:740万人(50万人増加) → 5年間で7.2%の増加率
2007年:890万人(5年間で150万人増加) → 5年間で20%の増加率・・・急増 
2012年:950万人(5年間で60万人増加)  → 5年間で6.7%の増加率・・・急減

2008年→2010年 97年以来13年ぶりに炭水化物比率が減少 60.4%→59.4%
        97年以来13年ぶりに脂質比率が上昇   24.9%→25.9% 
2007年→2012年 糖尿病の増加が急減
糖尿病予備軍は、約1100万人で、2007年から約220万人減少。
国民健康・栄養調査が始まって以来の快挙。
炭水化物摂取比率:2008(60.4)→2010(59.4)→2012(59.2)→2014(59.0%)
脂質摂取比率: 2008(24.9)→2010(25.9)→2012(26.2)→2014(26.3%)

2017/01/21(Sat) 18:59 | URL | ドクター江部 | 【編集】
Re: タイトルなし
まちこ さん

糖質制限食は科学的事実に基づく真理そのものですので、一時的な流行やブームとは全く異なります。
このまま、どんどん広がっていくと考えられます。


2017/01/21(Sat) 19:03 | URL | ドクター江部 | 【編集】
まちこさんへ!
都内河北 鈴木です。

まちこさん、同感です!!

私は都内肩書きある病院と日本糖尿病学会公認専門医指導で悪化一途21年間より、
江部先生「糖質制限理論」理解把握し実践で3ヶ月で正常化、生還しました!!

2000年以降、欧米先進国医学界解明しているにも関わらず、
何等改善可能性ないカロリ〜制限理論に固執し、
患者自身が「糖質制限理論」自力で改善するや反省学習無いどころか、
診療拒否!
転院圧力!
私患者の要望だと転院紹介状には、虚偽要望を書く始末!
更には、専門医・病院の医療知識無知証明文言!!

これが時代進化医学解明事実対応しない、
改善可能性皆無のカロリ〜制限理論固執の
日本糖尿病学会専門医組織の現状現実です!!
(上記文面の改善医療デ〜タ・肩書きある都内病院協会会長経営病院の医療知識無知証明文面転院紹介状文書は存在しています。)

これが現実!!
くれぐれも日本医療の権威肩書きには
御注意!御注意!です!!

江部先生理論に、私は生還でき、更なる脳梗塞頚動脈プラ〜ク減少改善など、命救われたのは事実です!!
(証明医療デ〜タ書類存在!)

江部先生への圧力は計り知れないです。

「糖質制限理論」改善以上、「生還者」として証明コメントは惜しみません!!
敬具
2017/01/22(Sun) 09:43 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】

http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-4081.html  

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コメント
 
1. 2017年1月24日 15:45:55 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[3562]

>カロリー制限、長寿に効果

まあ、糖質の取り過ぎが悪いのは明らかだが


>日本における近年の糖尿病の増加は、カロリーの総摂取量に占める炭水化物の割合が減り、脂肪の摂取が相対的に増えたことと、運動不足

確かに日本人はインスリン分泌量が相対的に少ないから、単純に誰もが糖質制限すれば良いというものではないだろう

やはり本人の遺伝、健康状態、そして栄養や運動のバランス、ストレスコントロールなどを行い
健康状態をモニターしながら、調整していくの当然、一番良いに決まっている


2. 中川隆[6281] koaQ7Jey 2017年1月24日 15:58:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[6733]

糖質制限は、血液を酸性にする。
血液が酸性になればがんになりやすくなる。

糖質制限で、ケトン体の量が増えると血液が徐々に酸性に傾き始めます。

血液が酸性に傾くことを「アシドーシス」といいます。
糖尿病で起きるこの症状を「糖尿病性ケトアシドーシス」といい「糖尿病でケトン体が増えて酸性になった」という意味で名前が付いているほどです。

血液が酸性になるとがんが住みやすい環境に近づくことになります。

体の機能も全体的に低下します。

症状として空腹感、口渇、頻尿、吐き気、呼吸が苦しい、発熱、果実臭(アセトン臭)があります。

また、3か月〜半年ほど経てば、血液中のケトン体濃度が高くても、筋肉が速やかにエネルギーとして利用できるようになり腎臓で再吸収する力も上がることで尿や呼気に排出されなくなります。

糖質制限の落とし穴
低品質な動物性脂肪中心の食生活から考えられるリスク

また、糖質制限をすると、必然的に乳製品や肉や油中心の食事をとることになります。

肉類もすべてのものをオーガニックにすることは難しいとなると、汚染された低品質な安価な肉や卵なども当然口にする機会が多くなります。そうなると、不本意にも有害物質を同時に摂取してしまいます。

そのような食生活は悪玉コレステロール値が高くなりやすいとも言われており、
動物性脂肪や油分の摂取過多は、中長期的にみると血管が詰まって脳や心臓などの血管疾患を引き起こすリスクも考えられます。
特に疾患のあるかたや、高齢者はリスクが高いといえます。


痩せたのは筋肉痩せ

私たちの細胞は、糖質がないとエネルギーを作ることができません。

糖質制限するということは、エネルギーを作る材料を取り入れないということになります。

それでも私たちは、普通に体を動かしたりできます。
その理由は、体の中で「糖新生」と呼ばれる反応が起きて、糖質を体の中で作ってエネルギーの材料にしています。

その材料が、脂質とアミノ酸です。
私たちがエネルギーを作るためには、糖質の代わりに脂質とアミノ酸で糖質を作っているのです。

このときに、女性たちのダイエットに注意喚起しています。

女性は、自分の体にすごく敏感です。

脂肪がそこまで付いていなくても「◯kg太った!」「痩せたい!」と言ってダイエットを始めます。

この食事制限によるダイエットで真っ先に減るのは脂肪ではなく、筋肉と水分です。

「体温を上げると健康になる」の齋藤真嗣医師も書かれています。
筋肉は、タンパク質ですのでアミノ酸に分解されて糖分になり、ミトコンドリアでエネルギーを作る材料になるのです。

サルコペニア肥満 出典:高橋医院

そのため、筋肉が減ることで、手がほそくなったり、足がすらっとなったりするのです。

この筋肉痩せが原因で、生理痛や頭痛、体温が低下して冷えの症状が現れたり、そこからリバウンドして体重が増えると筋肉よりも脂肪の割合が増えてしまいます。

中年以降に「サルコペニア肥満」と呼ばれる、見た目は太っているようには見えなくても、よく調べると筋肉よりも脂肪の方が多いという状態になってしまいます。

これは、一般的なメタボよりも危険な肥満であるとされております。

このサルコペニア肥満予備軍が20代、30代女性に急増しているのです。


糖質制限は、これを促してしまう要因となっています。
http://macrobiotic-daisuki.jp/gan-toushitsuseigen-kankei-mondai-25793.html


3. 中川隆[6282] koaQ7Jey 2017年1月24日 16:23:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[6734]

糖質制限食は人体に危険!がん、糖尿病、心筋梗塞のリスク増大…リノール酸過剰摂取


糖質制限食の落とし穴

糖質制限食は、文字通り糖質を摂らない食事法ですから、ご飯やパンのほか、うどん、パスタ、ラーメンなどの麺類(十割そばは除く)など、日本人が慣れ親しんでいる主食を断たなければいけません。そのほかにも、イモ類をはじめとした炭水化物、アボカド以外の果物など糖質を含む食品はNGで、砂糖の多い清涼飲料水や菓子類は論外です。

 一方、主食代わりのたんぱく質、脂質をメインにビタミン、ミネラルなどは、十分な量を摂らなければいけません。魚、牛、豚、鶏、卵、大豆製品(豆腐、納豆、枝豆)、ナッツ類、キノコ、葉野菜、大根、バター、乳製品などです。調味料は、トマトケチャップは不可ですが、マヨネーズは可。少量の醤油も良いようです。サラダ油やごま油、オリーブオイルなどの植物油もOKとなっています。

 こうしてみると、主食がないつらさはありますが、肉や大豆製品、ナッツ、マヨネーズなど、おなかも気持ちも満たされそうな食材も多いので、実践している人が多いのもうなずけます。


 しかし、こうして広まりつつある糖質制限食には大きな落とし穴があります。それは必須脂肪酸のひとつ、リノール酸の過剰摂取の問題です。糖質制限食の食材は高リノール酸が多いのです。本連載で繰り返し訴えているのは、オメガ6脂肪酸(ほとんどがリノール酸)の摂り過ぎと、オメガ3脂肪酸(DHA、EPA、アルファリノレン酸)不足による、必須脂肪酸バランスの崩壊がさまざまな病気の原因となることです。

 サラダ油をはじめ、肉類、大豆製品、ナッツ類、マヨネーズは糖質こそ少ない、もしくは含まないものの、どれも「高リノール酸食品」です。

 下の写真は、糖質制限食の夕飯の典型例です。それぞれの料理の<重量、リノール酸量、オメガ3脂肪酸量>を算出しました。

・鶏肉と野菜炒め、サラダ油使用…300g、5.2g、0.7g
・葉野菜のサラダ、マヨネーズ大さじ2…24g、5.6g、1.0g
・冷奴、絹ごし半丁…150g、1.9g、0.3g
・アーモンド…20g、1.3g、0g
・カシューナッツ…20g、1.6g、0.01g
計514g、15.6g、2.01g

 厚生労働省発行の「日本人の食事摂取基準2010年版」によると、成人の一日当たりのオメガ6脂肪酸の摂取目安量は9〜11g、オメガ3脂肪酸の摂取目標量は2.1g以上とされていますので、この一食だけでそれぞれの必須脂肪酸の量はほぼクリアできています。

 しかし、問題は必須脂肪酸の摂取率です。オメガ6脂肪酸:オメガ3脂肪酸の摂取比率は、厚労省は4:1と掲げ、油の研究をしている専門家は1:1を推奨しています。この食事は7.7:1となっており、明らかにリノール酸過剰です。

 糖質制限で予防または治療できるとされている糖尿病、花粉症、アトピーなどは、リノール酸の過剰摂取が原因で起こる病気でもあります。ほかにも、リノール酸の過剰摂取は、がん、心筋梗塞、脳卒中、うつ病、認知症などの原因にもなります。

 健康のための糖質制限食は病気リスクの大きい高リノール酸食でもあるのです。大勢の方が取り組んでいる糖質制限食には、こんな落とし穴があるのです。

 こうしたリノール酸の為害作用(体に害を及ぼすこと)を抑えるのは、オメガ3脂肪酸のDHA、EPA、アルファリノレン酸です。サバ、アジ、サンマ、ブリ、などのDHAやEPAを多く含む魚とエゴマ油、アマニ油などアルファリノレン酸の多い油を意識して摂り、必須脂肪酸バランスを整えることを基本としない糖質制限食は、かえって危険であるといわざるを得ません。

 また、糖質制限食に限らず、高温加熱したリノール酸は認知症の原因とされる神経毒ヒドロキシノネナールを発生しますので、製造過程で高温加熱されたリノール酸を多く含むサラダ油やマヨネーズは禁忌としたほうがよいでしょう。
(文=林裕之/植物油研究家、林葉子/知食料理研究家)
http://biz-journal.jp/2016/06/post_15437.html


4. 中川隆[6283] koaQ7Jey 2017年1月24日 16:26:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[6735]

mec食(糖質制限)で癌の危険?

mec食(糖質制限)は癌予防に効果があるという研究論文もあるようですが、実は、WHO(世界保健機関)の專門組織「国際がん研究機関(IARC)」は「加工肉」と「赤身肉」の発癌性を認めているのです。

そして、WHOが公式発表とした「癌の原因」となる「116種類の要因」の中には「加工肉」が含まれています。

果たして、mec食で癌になるというのはウソ?ほんと?


MEC食とは、M・E・Cそれぞれにあたる食品を積極的に食べるというもので、肉(Meet)、卵(Egg)、チーズ(Cheese)がこれにあたります。

糖質制限食との大きな違いは、糖質制限食が「糖質の摂取量をなるべく減らす」という点に重点が置かれるのに対し、MEC食は「タンパク質と脂質をたくさん摂る」ということが前提になっています。

また、糖質制限食においては「野菜や大豆製品などをたくさん食べる」ということが推奨されることが多いですが、MEC食では「野菜は添え物程度に食べればいい」とされています。

糖質制限と癌発症の関連性


低血糖症と癌
出典:healthy88.com


糖質制限とガン発症の関連性を解明したのはジョンズ・ホピキンス大学のボーゲルシュタイン博士らにより、「サイエンス」誌に発表されました。

内容は「細胞外の糖質濃度が低いと、ガンが発生する」というものです。

ボーゲルシュタイン博士は、大腸ガンのすべての遺伝子を発見し、発ガンのメカニズムをあきらかにした人で、ノーベル賞を取るのではないか、といわれている世界的権威です。

低血糖がガンを発生させるワケ

なぜ、ガンは発生するか、という問題についてボーゲルシュタイン博士は、「低血糖がガンを発生させる」と、ひとつの結論を導きました。

KRAS、あるいはBRAFと呼ばれる発ガン遺伝子がガン化するとき、GLUT1(=グルコース輸送体)と呼ばれる遺伝子の発現が増えることを発見したのです。

そして、「GLUT1がより多く発現した細胞は、細胞内へのグルコースの取り込み量が増え、細胞外の糖質が低い状態でも生存し、そのうちの4%にKRASの遺伝子変異が認められた。これに対し、KRASに変異のない正常細胞はほとんど死滅する」というのです。

つまり、「血糖値が低いと、GLUT1の発現量の多い細胞だけが生き残り、そのなかの4%がガン化する」ということです。

また、「ガン細胞がグルコースから乳酸を代謝し、エネルギーを得る過程をブロックする3−ブロモピルビン酸(解糖系阻害剤)を用いると、KRASやBRAFに変異のある細胞の増殖を抑制する」としています。

このことも、細胞外の糖の濃度を下げると、細胞のガン化を促すことを示唆しています。

これらの研究は、糖質制限による厳格な血糖管理が、ガンを発症させる可能性についても考えなくてはならないことを教えてくれます。
http://ketuatusagetai.com/blog-6/tousituseigen/6-42/


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