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捏造発覚のTBS、謝罪文で「演出の一環」「行き過ぎた編集」と強弁…ヤラセ横行の裏事情(Business Journal)
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/195.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 7 月 13 日 02:11:36: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

                 TBS放送センター(「Wikipedia」より/Nobukku)


捏造発覚のTBS、謝罪文で「演出の一環」「行き過ぎた編集」と強弁…ヤラセ横行の裏事情
http://biz-journal.jp/2016/07/post_15869.html
2016.07.12 文=新田龍/働き方改革総合研究所株式会社代表取締役、ブラック企業アナリスト Business Journal


 3月に本サイト記事『TBS、小林悠・元アナの不倫デマ情報流布した元カレの役職詐称疑惑…濡れ衣で退社へ』(http://biz-journal.jp/2016/03/post_14506.html)で報じていた本件に関して動きがあった。

 事の発端は、元TBSアナウンサーの小林氏が3月4日、健康上の理由で同局を依願退職したことだ。電撃退社の理由について、起業家の男性A氏との熱愛報道が関係していると報じられた。当初A氏が既婚者であり2人は不倫であると報道されていたが、筆者は前出記事内で虚偽であることを指摘し、その裏事情を解説した。そして、7月7日発売の「女性セブン」(小学館)は、「不倫の事実はありませんでした」などとする謝罪記事を掲載した。

 また、先日TBSのバラエティ番組においても同様の謝罪が行われていた。6月19日放送のバラエティ番組『珍種目No.1は誰だ!? ピラミッド・ダービー』において、収録内容が編集によって大きく改変され、放送された内容が事実とまったく違ったものになっていると出演者から訴えられた。これに対しTBSは番組HP上にて「行き過ぎた編集がありました」として、この出演者と視聴者に謝罪した。

 訴えていた出演者は、顔相鑑定士・池袋絵意知氏。池袋氏が出演していたのは、双子が入れ替わっているかを見極めるクイズ企画「双子見極めダービー」である。解答者として参加したのは、池袋氏のほか、元刑事の小川泰平氏、お笑いタレントの藤本敦史氏、メンタリストのDaiGo氏であった。全4問出題され、池袋氏は3問目で脱落。4問目は池袋氏を除く3人での対決となり、最終的にはDaiGo氏が優勝した様子が放送されていた。

 しかし後日、池袋氏が自身のブログで番組の捏造を告発した。そもそも収録時に「脱落」というルールはなく、池袋氏が不正解だったのは最後の4問目。しかし、オンエアでは3問目と4問目が入れ替えられ、3問目で脱落したかのように編集された上、4問目ではCGで姿を消されていたのだという。TBSの謝罪文を以下に引用する。

「6月19日放送の『双子見極めダービー』の中で、出演者の方からご指摘頂いた収録の順番や、ルール変更の経緯は、演出の一環のつもりでしたが、事前に説明や了解を得ることなく画像を加工し、行き過ぎた編集がありました。池袋絵意知氏、および視聴者の皆さまに深くお詫びいたします」

 しかし、同番組で施された編集は「演出の一環」「行き過ぎた編集」といったレベルではない。れっきとした「ヤラセ」であり「捏造」であるといえよう。もちろん、「事前に説明や了解を得る」ことができれば、全面的に編集してもいいという理論など通用するはずもない。

 筆者もテレビ番組にコメンテーターとして出演する機会がしばしばあるが、放送時間はわずかであっても、的確なコメントをタイミングよく発せられるよう、準備には入念に時間をかけて臨むものだ。TBSの姿勢は、番組に協力している池袋氏のような人物の立場をまったく考えない、無神経で傲慢なものといえるだろう。

■なぜこんな現象が起きるのか?

 相次ぐメディアの誤報謝罪や不祥事のお詫び。メディア側も自分たちの価値を毀損することだとわかっているはずだが、なぜこんな現象が起こるのだろうか。

 まず「女性セブン」の誤報については、不倫疑惑をもとに記者が周辺取材をしたとき、有力な関係者の発言を鵜呑みにし、その内容がそのまま記事に載ってしまったことにある。つまり、「裏取り」できていなかったのだ。

 また、TBSのバラエティ番組に関していえば、すべて「台本ありき」なところに問題の根源があるといえよう。バラエティに限らず、情報番組であっても進行は台本をベースに行われ、時間配分も含めて厳密に守られるものだ。しかし、番組への登場人物が多ければ多いほど、イレギュラーな事態が発生する可能性も高まる。そうした事態が起きれば収録時間も延びてしまい、出演者全員のスケジュールにも影響が及んでしまう。当然、極力そのような展開にならないよう、台本通りの進行が重視されることになる。

 今回のケースでは、まさにその「台本通りの進行」が、出演者本人に知らされないまま進んでいってしまった典型的な事例であろう。出演している人の発言にも著作権がある。台本通りに進めるのであれば、出演者にその旨を事前に共有し、了承を得ておくべきであった。

 テレビ番組の演出に詳しい専門家はこのように語る。

「そもそも『台本に合わせる』という制作の仕方が今の時代にそぐわないし、視聴者も飽きているのではないでしょうか。実際、台本がなくてガチンコでやっているドキュメンタリーや、台本があっても事実に従って面白いストーリーに乗って進んでいく番組は視聴率も良い。台本頼みの番組づくりが続けられる限り、視聴者のテレビ離れという流れは止まらないでしょう」

(文=新田龍/働き方改革総合研究所株式会社代表取締役、ブラック企業アナリスト)
 

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コメント
 
1. 2016年8月12日 04:23:39 : Nz9HKIBk0g : X@zy4xGU4tg[2]
編集ではありません。やらせです。

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