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あなたの人生を不幸にする「がん手術」一覧〜悲痛な後遺症の実態 即手術が正解とは限らない(週刊現代)
http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/243.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 8 月 08 日 07:40:40: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


あなたの人生を不幸にする「がん手術」一覧〜悲痛な後遺症の実態 即手術が正解とは限らない
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49369
2016年08月08日(月) 週刊現代 :現代ビジネス


現代医療界では巨大な医療・製薬マネーが動き、無駄な投薬や危ない手術が横行している。医者の言いなりになって、人生の楽しみを失わないためには、どう身を守るべきか?


■生活が「不安」に支配される


「'02年に胃がんが見つかり、胃の全摘、食道の半分を摘出する手術を受けました。食道と腸を結合し、腸の一部を胃の代わりにするという手術です。術後、最初に戸惑ったのは、食生活がガラッと変わったということです。


胃がないので、一度にたくさんのものを食べられない。とくにそうめんやパン、ピザなどは要注意です。量を気をつけないとお腹の中で水分を吸収してふくらんでしまう。慣れるまでは昔の食べ方をしてしまい、食後に横にならないと苦しくて立っていられないこともありました」


こう語るのは元チェッカーズのメンバーの高杢禎彦氏。高杢氏は手術をすることで一命を取りとめ、10年以上再発もなく暮らしてきた。その意味で手術は成功だったと言えるだろうが、食事という人生の大切な部分の変化を余儀なくされた。


「食事と食事のあいだの時間が空いてしまうと、食道と腸の結合部分が収縮して、水を飲むのも大変になる。だから日に5~6度くらいに分けて、ゆっくりとよく噛んで食事をしています。


ダンピング症候群にも気を付けなくてはいけない。胃がないので食べ物が一気に小腸に流れ込み、血糖値が急激に上がる。するとインスリンが大量に分泌され、今度は逆に血糖値が急激に下がって、極度の貧血状態になるんです。


ですからチョコレートや飴を常備して、低血糖を防ぐようにしています」(高杢氏)


胃を全摘した場合、術後生活にはどのような後遺症が待ちうけているのだろうか。北海道大学病院医学研究科の特任教授、西原広史氏が解説する。


「胃がんで胃を全摘した場合、腸を持ち上げて再建することになります。


食道とのつなぎ目である噴門部がなくなりますので、食べ物が逆流しやすくなり、慢性的に逆流性食道炎を起こしやすくなる。さらに老人では逆流物を気管、肺に吸い込んでしまう、誤嚥性肺炎が多発して、最終的に肺炎で亡くなるというケースも見受けられますね」


さらに十二指腸とのつなぎ目である幽門輪がなくなることも問題だ。食べ物を貯留できないため、消化不良となり、下痢を頻発し、栄養失調になる可能性もあるのだ。


「再建した腸が胃のように徐々に膨らんできて、食べたものを貯留できるようになることで、これらの症状は、解消されてはいきます。しかし、腸が胃の機能をすべて代用できるわけではないので、多かれ少なかれ、後遺症は残ります」(西原氏)


高杢氏のように若い時の手術ならする意味がある。だが、高齢になってから、胃を摘出して、食生活がガラッと変わってしまえば、その変化に対応するのは一苦労だ。


食べる楽しみ、食欲、はては生きる意欲まで失ってしまえば、がんは取り除けても、手術前に望んでいたような健康的な生活が待っているはずもない。実際、術後に急速に体力が衰え、寝たきりになる高齢者もいる。


「3年前に75歳になる父が食道がんの手術を受けて、一部を摘出したのですが、再建後の結合部に問題があり、食道が狭くなってしまった(食道狭窄)。食べ物が通りにくくなり、食欲もなくなるようで、日に日に衰えていく様子が目に見えるようにわかった。結局、嚥下も上手くいかなくなり、手術後1年ほどで肺炎になり、なくなりました」(上野幹彦さん、仮名)


食道がんの5年生存率は、ステージIIで約40%。全がんの平均より低く、予後が悪い。とりわけ高齢者の場合は十分に慎重になったほうがいい。食道狭窄がひどくなれば、胃瘻(腹部に穴を開けて直接栄養を送り込むこと)を施されることになり、生きる気力も低下し、寝たきりになる可能性が高まるからだ。


手術で食べる楽しみを失って3年生き延びるのと、好きな物を好きなように食べて1~2年生きるのとどちらが幸せだろうか。


■笑うこともできなくなる


胃や食道と同じく、肺という大きな器官も失うと喪失感が大きい。


「3ヵ月、抗がん剤の治療を受けて腫瘍が小さくなってから、手術を受けて右肺のすべてと左肺の一部を切除しました。呼吸機能の半分以上が失われるわけで、これで自分の人生はもう長くないと覚悟しました」


こう語るのは木山治朗さん(69歳、仮名)。4年前にステージIIIBのがんが見つかってから、抗がん剤治療や外科手術を受けて生還した。だが、その後遺症は悲痛なものがあるという。



「肺を切除してから、最もつらかったのは、呼吸が苦しいこと。激しい運動は言うまでもなく、駅の階段を上るのも一苦労です。すぐに息があがって思うようにしゃべることができないので、寡黙にもなりました。思いきり笑うこともできない。


また、右手の指が突然つることも多くなりました。筋肉の一部が切除されたことで腕がうまく動かない—このような後遺症が残るとは、手術前にも説明されませんでした。老後の趣味だったハイキングや史跡めぐりは、もう楽しめませんね」


国立がん研究センターが7月15日に発表した'16年のがん死亡数予測によると、肺がんで亡くなると予測されている人の数は男女合わせて7万7300人。すべてのがんのなかでも、最も日本人の命を奪っているのだ。


肺がんの治療法はステージによって異なる。比較的早期に発見され、ステージI・IIの段階であれば、手術が中心の治療法になる。ステージがIIIに上がると、抗がん剤や放射線治療を行いながら、腫瘍を縮小させ、外科手術を目指す。末期と呼ばれるステージIVになれば、手術が困難となり、抗がん剤や免疫治療が中心になる。都内大学病院の呼吸器外科教授が語る。


「肺を切除すれば肺活量が減り、当然息切れがしやすくなります。腹式呼吸の訓練をすることで、ある程度はカバーできるが、階段の上り下りなどは厳しくなるでしょう。


また、気胸といって、肺の組織の内側と外側にある2枚の膜の間に空気が入ってしまう場合があります。気胸が起こると呼吸をしているのに、空気が取り込まれないという問題も起こりえます。


肺の切除後は、徐々に残された肺が膨張して機能を補うのですが、高齢者の場合は、そのような回復力が乏しい。若い人だと2ヵ月くらいで息苦しさが改善するかもしれませんが、70歳、80歳を超えた人だとそうもいきません。手術時にはわきの下の肋間神経を切るので痛みが残るのですが、それが1年も続くというお年寄りは多いですね」


大腸がんは比較的術後の生存率の高いがんだ。例えば、ステージTでは90%以上、IIで約85%、4個以上のリンパに転移したIIIbでも60%の5年生存率がある。従って、治療では開腹や腹腔鏡による手術が行われることがほとんどだ。しかし、腫瘍の切除がうまくいったとしても、手術前の状態に戻れるわけではない。


「大腸がん手術で気を付けるべきは、術後の腸閉塞です。開腹手術や内視鏡手術で腸内の組織が外気にさらされてしまうと、腸がねじれてしまったり、組織に炎症が生じて腸管が癒着し、腸閉塞が起きます」(医療コンサルタントで、がん治療全般に詳しい吉川佳秀氏)


腸閉塞とは摂取した食べ物が小腸や大腸を通ることができずに、詰まってしまい、腹部が張ってしまう状態。ひどい場合は逆流して吐き気を催すこともある。


最悪の場合は再手術を行うこともあるが、その手術のせいで新たな癒着が生じて、また腸閉塞になる可能性もある。手術にはそれだけリスクがあるということだ。


「また、直腸がんで直腸を切除すると、排便機能が損なわれるため、頻繁に便意をもよおしたり、食後すぐに便意を感じたりするという後遺症が起こります。あまりひどい場合は、人工肛門(ストーマ)をつけることになります」


確かに人工肛門をつければ、たえまない便意に悩まされ、常にトイレの場所を確認しながら行動する必要はなくなる。だが、人工肛門は腹部に穴を開けて、腸管を引き出して、取り付けた袋に排泄するという仕組み。便を溜める機能はなく、随時排泄が行われることになるので、その違和感を払拭するのは非常に難しいだろう。


また直腸がんの手術では、骨盤の中の自律神経が傷つけられるリスクもある。がんが大きく広がっていた場合には、そうした神経を一緒に切除する必要が出てくる。自律神経が傷つくと、排尿機能、勃起機能に問題が生じるので、術後のQOLは大きく低下する。


■射精ができなくなる


前出の国立がん研究センターのがん統計予測によると、前立腺がんの罹患数予測は9万2600人。男性がかかるがんとしては最も数が多く、もはや国民病といっても良い。前出の吉川氏が語る。


「前立腺は膀胱の下にある、尿道を取り囲むクルミ大の器官です。前立腺にできた腫瘍の全摘手術をすれば、病巣を切除することで、がんの根治が期待できます。しかし、その一方で、前立腺の近くには尿道括約筋や勃起機能を司る自律神経と血管が集まっていて、それを傷つけてしまうと、尿失禁(尿漏れ)が起きやすくなったり、勃起機能に障害が出たりする可能性もあります」


2年前、64歳で前立腺がんの摘出手術を受けた山路弘太郎さん(仮名)は、やはり尿漏れに悩まされている。


「手術直後にカテーテルを抜いたときは、尿意そのものを感じることもありませんでした。結局、排尿のコントロールが難しい時期が3ヵ月ほど続いた。だんだんと改善はしてきたのですが、ゴルフでドライバーショットを打つのに力んだときや、くしゃみをするときなどにうっかりということが増えた。今ではゴルフに行くときは尿漏れパッドが手放せないですね。不便というよりも、男としての自尊心に関わる問題です」


尿漏れにもまして、男性機能を奪われることによる喪失感は並々ならぬものがある。前立腺がんの手術前のインフォームド・コンセントには必ずと言っていいほど、妻が呼ばれる。


「『前立腺を切除すれば、夜の営みに障害が出ますがよろしいですか』と医師が奥さんに確認するのです」(前出の吉川氏)


命には代えられないと手術に踏み切った場合、さまざまな障害が残る可能性があるのだ。前出の山路さんも「逆行性射精障害」に悩まされている。


「私の場合は、なんとか勃起機能は回復してくれたのですが、射精をしても精液が外に出て来なくなってしまいました。オーガスム自体は感じるのですが、精液が尿道を通って出てこないので、かなり違和感がある。私が満足したかどうかもわからないので、妻もどこか不満そうにする。すっかりご無沙汰になってしまいました」


前立腺がんは高齢者に多いがんで、がんのなかでもとりわけ進行が遅い。だから慌てて全摘するのが、その後の人生にとってベストな選択肢とは限らない。


「最近では神経を傷つける開腹手術を避けて、放射線治療、陽子線治療を選択する患者さんが増えてきています。性生活に対して思いの強い若い患者さんほど放射線を選択するケースが多いですね。


ホルモン注射でPSA値(血液中の前立腺特異抗原の量。前立腺に異常があるとこの値が増える)を下げて、陽子線を打つという治療が増えています。この方法だと、治療後、半年ほどで勃起機能は回復すると期待されています」(前出の吉川氏)


医者はがんを切りたがる。手術が成功すれば、医者は達成感を得るだろう。だが、医者はその後の患者の生活に責任を負ってくれるわけではない。


心身共に衰えを感じている高齢者の場合、体力的な制約や術後のQOLを天秤にかければ、「がんを発見→即座に手術」という姿勢が正解とは限らないのだ。


歩き、食べ、愛し合う喜びを失ってまで生き残ること——その意味をじっくりと考えて、慎重に治療法を選びたい。


「週刊現代」2016年8月13日号より


 

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