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夢のがん治療薬「オプジーボ」 飲んでいいのか? 飲まないほうがいいのか?年間3500万円かかる超高額薬(現代ビジネス)
http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/246.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 8 月 09 日 08:48:50: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

夢のがん治療薬「オプジーボ」 飲んでいいのか? 飲まないほうがいいのか?年間3500万円かかる超高額薬
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49379
2016年08月09日(火) 週刊現代 :現代ビジネス


■強烈な副作用と高すぎる薬価

いま、一つの薬が国家レベルの議論を巻き起こしている。小野薬品工業が開発した、がんの薬、オプジーボ(一般名:ニボルマブ)だ。

なぜ、それほど騒がれているのか。医療情報誌『ロハス・メディカル』編集発行人の川口恭氏が解説する。

「オプジーボが話題になっている理由は、大きく分けて2つあります。まず、その効き方の仕組みが今までの薬とまったく違うという点。そしてもう一つは、患者の体重にもよりますが、年3000万円以上かかる超高額薬で、しかも肺がん(切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん)で承認されるなど、多くの患者に健康保険を使って投与されそうだということです」

まずは、その効果のほどを見ていこう。

オプジーボは免疫チェックポイント阻害剤と呼ばれる薬。通常、がん細胞が体の中にできるとキラーT細胞という免疫細胞が、がんを攻撃する。しかし、がん細胞は攻撃されないように、免疫細胞にブレーキをかけるPD-L1という物質を作り出すことができる。オプジーボはその免疫機能のブレーキを外して、人間の身体が本来持っている、がん細胞を叩く力を発揮させる薬なのだ。

オプジーボによる治療を積極的に行っているプルミエールクリニック院長の星野泰三氏が語る。

「オプジーボを使った治療を始めたのは、去年の5月です。かれこれ30年間、免疫治療に携わってきましたが、これはすごい薬だと本腰を入れることにしました。がん細胞の前にあった『見えない壁』を取り除く画期的な薬、それがオプジーボです。開発者たちは間違いなくノーベル賞を獲るんではないでしょうか」

オプジーボが日本で保険適用になったのは、メラノーマ(悪性黒色腫)という皮膚がんの一種が最初('14年)。昨年末に肺がんの一部にも適用が広がり、今後、腎臓がんなど他のがんへも適用拡大される見込みだ。

免疫治療薬は適用外の様々ながんへの効果も期待できるので、保険が利かない自由診療でもオプジーボを使用した治療を望む患者が増えている。星野氏のクリニックでも、適用外の処方が進む。

「末期の歯肉上皮がんの患者さんに使用したところ3ヵ月で完治したのです。こんなに早く治るとは驚きでした。他にも膵臓がん、大腸がん、胃がんなど多様ながんの患者さんが当院にいらっしゃいます。

当然、がんの部位やタイプによっても効き方が変わってくる。膵臓がんではペプチドワクチンを併用して五分五分です。保険適用になっている非小細胞性肺がんの場合、最初に抗がん剤を使ってがんを叩いてからでないといけません。この手の肺がんは広がるスピードが速いので、免疫療法が追いつかないのです」

夢のような、だれもが使いたい薬だが、問題もある。副作用と高すぎる薬価だ。

厚生労働省は7月22日、オプジーボを使った後に別の肺がん治療薬で治療したところ、重い副作用が8例出て、そのうち3人が死亡したとして、注意喚起と情報提供を呼びかける文書を出した。いずれもイレッサなどの上皮成長因子受容体チロシンキナーゼ阻害剤を投与後に、間質性肺疾患を引き起こした。

また、メラノーマの治療で使用された患者が劇症1型糖尿病になった例も確認されている。

さらに小野薬品工業は、自由診療でオプジーボを使用したケースで重い副作用が6例あり、1人が死亡したと発表。医療機関に、国に承認された使用法を守るよう要請している。

「うちの病院では副作用には最大限のケアをしていますが、投薬の回数を重ねると甲状腺を悪くする人が頻出します。オプジーボの使用を望む患者さんには、容態が急変しても入院できるよう、バックアップの病院を確保するようにお願いしている」(星野氏)

■国の医療費が破滅的に膨らむ

この薬が提起しているもう一つの大きな問題、それが薬価の決め方だ。

「100mg瓶で約73万円、20mg瓶が約15万円、体重60kgの人なら1回180mgなので、約133万円。2週間に1回の投与で1年間使い続けると年間3500万円弱。

しかし、健康保険には患者の負担額を一定以下に抑える『高額療養費制度』があるので、患者が支払う医療費は最大でも年200万円程度、ほとんどの人は100万円かかりません。つまり約3300万円もの額が保険事業者の負担になります」(前出の川口氏)

しかも、現時点では患者に薬が確実に効くかどうかは見分けられない。そうなると仮に5人に1人しか効果がない場合、1人の肺がん患者の延命のために1億6000万円ものコストがかかることになる。人の命に値段はつけられないとはいえ、これではあまりに高すぎるし、国民全体の医療費を急増させ、最終的にその負担は我々一人一人にかかってくる。

オプジーボが保険適用されている非小細胞肺がんによる死者は年間約6万人。彼らの全員にオプジーボを投与すれば年間約2兆円もの保険負担が増える。

日本の医療費は現在、40兆円。そのうち約18%の7兆円強が薬局調剤医療費である。オプジーボを多くの患者が使用すると、ただでさえ高齢化で膨張している医療費が破滅的なスピードで膨らむことになる。

「そもそもオプジーボは、患者数の少ないメラノーマに使用される薬として薬価がつけられました(年間最大470人に投与されると推定)。もし、先に肺がんで承認されていたら、薬価は10分の1以下だった可能性があるのです」(川口氏)

医療保険が圧迫されることを懸念する厚生労働省も動き出した。7月27日、薬価の値下げを柔軟に行える仕組みづくりの検討を始めると発表。オプジーボの価格は年内にも下げられる見込みだ。

だが価格が下がっても、副作用がなくなるわけではない。この薬に飛びついていいのか、判断するにはまだ時間がかかる。

「週刊現代」2016年8月13日号より
 

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