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中南米指導者に対するアメリカのメディア戦争(II) (マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/16/kokusai13/msg/344.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 4 月 14 日 00:56:15: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

中南米指導者に対するアメリカのメディア戦争(II)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/04/ii-a488.html
2016年4月14日 マスコミに載らない海外記事

Nil NIKANDROV
2016年4月5日
Strategic Culture Foundation

最近のアルゼンチン大統領選挙での、キルチネル派敗北は、共和国提案党指導者マウリシオ・マクリが享受した広報とプロパガンダの強みによるところが大きい。こうした強みを得られたのは、アルゼンチンの放送、新聞界を支配しているクラリン・メディア・グループのおかげだ。マクリは“アメリカ候補”と呼ばれていたが、彼が政権を握って、それが証明された。バラク・オバマがブエノスアイレスを公式訪問し、これから到来するアメリカ-アルゼンチン関係黄金時代について語った際には実に楽観的だった。

この関係を築くため、マクリは、ベネズエラに対して敵対的姿勢をとり、おまけに、彼がキルチネルの12年間の支配“結果を入念に研究している”と明らかにした。1994年のブエノスアイレスのアルゼンチン・イスラエル相互協会爆破事件を捜査していたアルベルト・ニスマン特別検察官殺害への彼女の関与を巡って、現在、クリスティーナ・フェルナンデス・デ・キルチネル非難の声は益々大きくなりつつある。ニスマンは、ある説によれば、爆破に関与したイラン人の“刑事免責を確保する”ための共謀のかどで、フェルナンデスと、外務大臣エクトル・ティメルマンを告訴する計画だった ...

タブロイド紙が、ネストル・ キルチネルの秘書で、愛人だったとされているミリアム・キロガの“暴露”を掲載した。彼女の暴露が、汚職、資金洗浄や、クリスチナ・フェルナンデスとその家族の関与に関して広がっている噂に火をつけた。クリスチナが今後の大統領選挙に出馬するのを防ぐため、NSAがさらなる資料を作り出す可能性は充分にある。この汚い戦争を画策する連中にとって、“盗聴”で得た材料がいつも断片的で、表面的で、徹底的な照合が必要なことなどどうでもよい。工作員連中は、長年続くメディア熱狂の種になるスキャンダラスな非難を、ひたすら広めることに力を注いでいるのだ。

* * *

ボリビアのエボ・モラレス大統領は、長年、在ラパス・アメリカ大使館の腹立ちのまとだったが(2008年のフィリップ・ゴールドバーグ大使追放という理由だけでも)、アメリカ諜報機関が、この政治家の信頼性を損なうために画策した暴露の影響を受けずにはいられなかった。大統領が連続三期目に出馬することを認めるようボリビア憲法を改訂する2月21日の国民投票は、モラレスの敗北に終わった。大統領の前パートナー、ガブリエラ・サパタの話に有権者が惑わされたのだ。大統領は二人の間に息子がいたが、幼児で亡くなったと語っていたが、サパタは逆の主張をした - 男の子は生きていて、彼女の家族が世話をしている。この衝撃的なニュースを現在タブロイド紙が徹底的に利用している。

メディアは、高等教育を受けていないサパタを、中国企業CAMCの幹部にすえるため、モラレスがした配慮に関する情報も公表した。同社が得た数百万ドルの契約は、モラレスの影響力のせいだとされている。このニュースは、かつて内務省諜報機関のトップで、(1990年代に)ボリビア最大の麻薬カルテルに協力する副業で稼いでいたジャーナリストのカルロス・ヴァルヴェルデ・ブラヴォが公表したものだから、スキャンダルにおけるCIAの手ははっきり見える。一部のカルテル・メンバーは、コカインが外国に輸送する際、ヴァルヴェルデが発行した許可書を使用していた。装飾用立像内部に仕込んで、麻薬をアメリカに送る恐ろしい仕事のあと、彼は逮捕され、数年間の禁固刑を受けた。釈放後、彼はラジオ・ジャーナリストの仕事を始め、今はアメリカ大使館のレセプションにいつも招待され、そこで彼が“標的暴露”する主題を提供してもらっている。

* * *

中南米政治家の中でも、ワシントンを不安にさせているのは、穏健派民族主義者で、メキシコの2018年大統領選挙勝者となる見込みが一番高い候補者アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドルがいる。彼は“メキシコのポビュリスト”に変身する可能性がある。オブラドルは大統領の座を求めて再三出馬したが、舞台裏での陰謀と票計算操作が、最終結果に影響した。特に疑わしいのは、2012年、制度的革命党候補者エンリケ・ペニャ・ニエトに敗北したことだ。オブラドルの今度の出馬は成功すると予想されており、彼の敵が昔ながらのトリックを使って阻止するのは困難だろう。オブラドルに共感を持った政治仲間やブロガーたちが常に、命が危ないと彼に警告している - これが、メキシコで政敵を処分する伝統的手法なので。

オブラドルは、暗殺されることを恐れているか、一体なぜもっと本格的な警備体制を要求しないのか、と質問されることが良くある。危険を過小評価することなく、落ち着いて、彼はこう答えている。“何ももたず、何も恐れない人なのです。もし犯罪人連中が何かするつもりなら、連中の狙いを実現するために、あらゆる権力機関を買収するでしょう。だから、暴力に勝利する唯一の方法は平和的社会動員しかないのです。しかも、投票という形になれば、国民がこの国に蔓延している腐敗にうんざりしていることを示せますから、それが最善です。”

オブラドルは、彼に対するアメリカ諜報機関の脅威に充分気づいているのだろうか? もちろんだ。明らかに、これこそが、彼が常にウゴ・チャベスから距離を置いてきた理由だ。2013年3月5日に、ベネズエラ指導者が亡くなった際、オブラドルはこうツィートした。“私はチャベスとは何の繋がりもなかった。私の敵たちは、私を攻撃するのに彼のイメージを利用した。”ワシントンの彼に対する不信感を払拭し、再度、大統領の座を争うのにこれで充分だろうか? それは疑わしい。アメリカ諜報界は、オブラドルの政治的出世を押しつぶすための様々な手段を持っているのだ ...

記事原文のurl:http://www.strategic-culture.org/news/2016/04/05/the-us-media-war-against-the-leaders-of-latin-america-ii.html
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