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田原総一朗「『専守防衛』というフィクションに支えられた自衛隊は危うい」〈週刊朝日〉
http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/311.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 1 月 07 日 08:10:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

            実は「専守防衛」という言葉は…(※イメージ)


田原総一朗「『専守防衛』というフィクションに支えられた自衛隊は危うい」〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160107-00000001-sasahi-pol
週刊朝日 2016年1月15日号


 集団自衛権問題でよく耳にした「専守防衛」という言葉。政府は安全を謳うが、、それは曖昧で矛盾だらけだと、ジャーナリストの田原総一朗氏は警鐘を鳴らす。

*  *  *
 12月19日、私が司会を務める「激論!クロスファイア」(BS朝日)に古庄幸一(元海上幕僚長)、火箱芳文(元陸上幕僚長)、岩崎茂(元航空幕僚長)の3人に出席してもらい、日本の安保法制について問うた。

 日本の安全保障を象徴する言葉が「専守防衛」だ。安倍首相は国会で繰り返し「集団的自衛権の行使は専守防衛の範囲内」だと強調した。一方、野党は「専守防衛の範囲外であり、憲法違反だ」と主張した。だが、実は「専守防衛」という言葉は、極めてフィクショナルな造語で、英語に翻訳できず、世界では通用しないというのである。

 自衛隊は「専守防衛」であるため「武力行使」はできず、「武器使用」しか認められていないという。「武器使用」とは警察行動で、相手を殺してはいけない。相手を撃てるのは「正当防衛」と「緊急避難」の場合に限られている。「武力行使」は軍事行動なので、自衛隊には認められていない。なぜなら、自衛隊は警察の延長で、軍隊ではないからだというのである。自衛隊員は公務員であって、軍人ではない。

 これが3人の説明であった。つまり、自衛隊は戦えないのだというのである。

 今回の安保法制では、自衛隊は「現に戦闘が行われていない」場合には「後方支援」ができることになった。政府は「後方支援」だから危険性はあまりないと説明する。

 だが、相手から見れば前方も後方も関係なく、攻撃しやすい部分を攻撃する。後方支援といえども、攻撃される危険性は大いにあるのだ。

 また、安保法制では「戦闘行為」になった場合は撤退することになっているが、攻撃されて逃げるなどということができるのだろうか。撤退するというのは、応戦中の(味方である)他国軍に対する裏切り行為になるのではないか。

 また、米国をはじめ、ヨーロッパなど他国の軍隊は「ネガティブリスト」であるのに対して、自衛隊は「ポジティブリスト」なのだという。

「ネガティブリスト」というのは、特別に禁止されている行為以外はどのような行為も行えるのだが、「ポジティブリスト」の場合は、特別に許可されている行為以外のことは行えないというのである。

 3人の元幕僚長は「ポジティブリスト」では実戦になったとき戦えないのだといった。それでは、自衛隊は役に立たない存在だということになるのか。実戦になったときには、自衛隊法に違反した行為を行うしかないということのようだ。

 要するに自衛隊は軍隊ではなく、矛盾だらけのよくわからない存在なのである。

 これまで、幸い日本が他国から攻撃されるという事態が生じなくて、自衛隊が戦争にかかわることがなかったので矛盾が露呈しなかった。だが、今回の安保法制が成立したことで、日本が他国から直接攻撃されなくても、戦争にかかわる事態が生じるようになった。

 私は、日本はアメリカやイギリスなどの普通の国とは違い、平和国家であることを、国民にも、世界の国々に対しても示すべきだと考えている。「専守防衛」というのはフィクショナルな言葉なので、いかような解釈のしかたもできてしまう。矛盾だらけだと、逆に、やむなくというかたちで、都合よく矛盾を突破することになる。曖昧で矛盾だらけというのは、実は危険なのである。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2016年1月07日 08:21:52 : KzvqvqZdMU : OureYyu9fng[152]
野党は、政策の第一に核武装を掲げるべきである。
国民の喝采を得るであろう。


[32初期非表示理由]:担当:多数のアラシコメントが確認されているため、この人のコメントは内容にかかわらずすべて初期非表示
2. 2016年1月07日 09:57:57 : WcEjtSZkiU : e8hzjBIQ3hg[4]
田原総一朗 ジャーナリストというフィクションに支えられた
お前はすっ込んでろ!


3. 2016年1月07日 12:39:12 : vOTN69L7AA : SYsgPojkeFE[54]
田原はまず今回朝生のやらせの経緯を国民にきちんと説明し、詫びてからだ。
まあこの男のことだ、2月朝生で1分も説明するかどうか、謝罪も曖昧なままにしてしらばっくれるだろう。
それでもいい、それで通用すると思い込み終わりにするならそれこそネットで叩きまくられる。
番組、田原とともに信用を失うだろう。

4. 新共産主義クラブ[1819] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2016年1月07日 12:55:00 : hsWCj4cJwg : 95@wvpnh1sQ[2]
>3人の元幕僚長は「ポジティブリスト」では実戦になったとき戦えないのだといった。それでは、自衛隊は役に立たない存在だということになるのか。
 
 
 自衛隊法で、「ポジティブリスト」になっているのは、『防衛出動』以外の自衛隊の活動に関してである。
 
 古庄幸一、火箱芳文、岩崎茂の、3人の元幕僚長が、この自衛隊法の基本を全く知らないことに、愕然とした。
 
 あるいは、この3人の元幕僚長が、世論操作のために、「激論!クロスファイア」で、わざと出鱈目(デタラメ)を話したのだろう。
 
 田原総一朗も、ジャーナリストを続けられるほどの能力がないか、世論操作のために、わざと出鱈目(デタラメ)を流布し続けているのだろう。
 
 防衛出動時に自衛隊に具体的に課せられている制限は、多くは部隊行動基準(ROE)によるものであり、自衛隊法は、合理的に必要と判断される限度をこえない範囲で、極めて広範囲の武力行使を自衛隊に認めている。
 
 
 
(参考)「自衛隊法には、他国での武力行使や、他国での同盟国軍との武力行使の一体化や、敵基地攻撃を明示的に禁止する条項が無い」(新共産主義クラブ)
 
 http://www.asyura2.com/15/senkyo188/msg/510.html
 

【自衛隊法】
 
(防衛出動)
第七十六条  内閣総理大臣は、我が国に対する外部からの武力攻撃(以下「武力攻撃」という。)が発生した事態又は武力攻撃が発生する明白な危険が切迫していると認められるに至つた事態に際して、我が国を防衛するため必要があると認める場合には、自衛隊の全部又は一部の出動を命ずることができる。この場合においては、武力攻撃事態等における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律 (平成十五年法律第七十九号)第九条 の定めるところにより、国会の承認を得なければならない。
2  内閣総理大臣は、出動の必要がなくなつたときは、直ちに、自衛隊の撤収を命じなければならない。
  
(防衛出動時の武力行使)
第八十八条  第七十六条第一項の規定により出動を命ぜられた自衛隊は、わが国を防衛するため、必要な武力を行使することができる。
2  前項の武力行使に際しては、国際の法規及び慣例によるべき場合にあつてはこれを遵守し、かつ、事態に応じ合理的に必要と判断される限度をこえてはならないものとする。
 
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S29/S29HO165.html
 


5. 新共産主義クラブ[1820] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2016年1月07日 13:08:04 : hsWCj4cJwg : 95@wvpnh1sQ[3]
>>4(補足)
 
『我が国及び国際社会の平和及び安全の確保に資するための自衛隊法等の一部を改正する法律』
(最終改正:平成二七年九月三〇日法律第七六号)
 
 
平成二十七年九月三十日法律第七十六号 の未施行内容
 
(防衛出動)
 
第七十六条  

第七十六条第一項中「我が国に対する外部からの武力攻撃(以下「武力攻撃」という。)が発生した事態又は武力攻撃が発生する明白な危険が切迫していると認められるに至つた」を「次に掲げる」に改める。
 
第七十六条第一項中「武力攻撃事態等における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律」を「武力攻撃事態等及び存立危機事態における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律」に改める。
 
第七十六条第一項の次に次の二号を加える。
一  我が国に対する外部からの武力攻撃が発生した事態又は我が国に対する外部からの武力攻撃が発生する明白な危険が切迫していると認められるに至つた事態
二  我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある事態
 


6. 2016年1月07日 18:08:57 : vc4iyC54xo : S012dGwTTdI[31]
もういいよ田原
誰も読まない週刊誌でアリバイ偽装すんのやめろよ
お前サンプロの頃から安倍熱烈支持じゃねーか

7. 2016年8月23日 11:39:48 : a7YV9DSQOk : PxJ3jrfhBM4[1]
News U.S.

【中国崩壊】日本政府が核ミサイルを上回る も の す ご い 新兵器の開発に着手!!! 中国・ロシアを簡単にひねり潰せるぞ!!! 2ch「核なんて発射すらできない」「専守防衛の日本には最適だな」

2016.08.23
http://www.news-us.jp/article/20160823-000002j.html


8. 2016年8月23日 12:10:40 : a7YV9DSQOk : PxJ3jrfhBM4[3]
>>07 下方のコメント追加


●どうせジャイアンに途中から研究資料持っていかれるのに。

Posted by at 2016年08月23日 07:27


●レールガンだけを発表するのかよ(笑)
中性粒子ビームは極秘で…

Posted by 日本人代表 at 2016年08月23日 07:28


遅いよ〜。コスパでよろしく。

●つうかねえ、在日やら帰化やらいるかぎり、いくら計上してもパクられて横流しされるよ?

●基本的に旅行以外は在日、帰化人は外国人。
通名禁止。

●京都大学にいたやつが北朝鮮の弾道ミサイルの開発に関わっていたみたいだし、スパイを飼っているようなもの。

Posted by 名無し at 2016年08月23日 07:47


レールガンの利点

@ ミサイルよりもスピードが格段に早い。マッハ5からマッハ7、またはそれ以上。

A ミサイルよりも値段が格段に安い。あまりに安いので日本全国に10万発100万発とか設置して完全防衛も可能。

B ミサイルに比べて技術漏洩しにくい。ミサイルが不発弾で敵国に渡ると技術漏洩してしまえが、レールガンの場合はただの金属の塊。

Posted by QP at 2016年08月23日 08:09

かなり以前に、何かで読んだけど、レールガンについてはとっくにアメリカとの調整行ってるようだよ。
内容は、射程距離に関するものが中心でアメリカが長距離、日本が短距離+中距離の開発分担みたいなもんじゃなかったかな。
基礎研究が一応収束して、現実的な配備の上での問題点とかが具体的に明らかになって来たので、公式に発表したというだけだろ。

Posted by   at 2016年08月23日 11:25


●ますますこれで工作員を日本に送り込み、日本で内乱起こしたら意味は無いわ?(笑)(←※笑うって工作員?)
●中国人の帰化を簡素化したばかりなのに、どうするよ?

Posted by 名無し at 2016年08月23日 11:35



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