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竹田圭吾が他界〜安保法案を裏口入学と批判。取材相手に非難されてこそ本懐(日本がアブナイ!)
http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/524.html
投稿者 笑坊 日時 2016 年 1 月 12 日 06:52:33: EaaOcpw/cGfrA j86WVg
 

http://mewrun7.exblog.jp/24043172/
2016年 01月 12日

またひとり、気骨のあるジャーナリストが他界してしまった。(ノ_-。)

 TVのコメンテーターとしても知られていた竹田圭吾さんが、10日午後、膵臓がんのため、都内の病院で亡くなったという。まだ51歳の若さだった。
 心からお悔やみ申し上げたい。<というか、この大事な時期に仕事ができなくなって、本人も同氏の家族や支持者も、悔しい思いをしているのではないかと察する。>

『コメンテーターの竹田圭吾さん死去 がん告白しテレビ出演続ける

 フジテレビ系情報番組「Mr.サンデー」「とくダネ!」などにコメンテーターとして出演していたジャーナリストの竹田圭吾さんが10日午後2時ごろ、膵臓がんのため都内の病院で死去した。51歳だった。竹田さんは昨年9月にがんを番組内で告白した後、やせ細った姿で出演を続け、鋭い舌鋒で時事問題を斬り、最後までジャーナリストとして使命を貫いた。

 竹田さんは2013年11月、病気療養を理由にすべての出演番組を一時降板。翌14年2月には早期復帰を果たすが、変わり果てた外見に、インターネットなどでは心配の声が相次いで寄せられた。

 昨年9月の「Mr.サンデー」出演中に、がんを突然告白。抗がん剤治療の副作用で頭髪が抜けるため、かつらを着用して出演していることも明かした。直後のツイッターでは「がんが見つかったら生き方の中で何を優先しようかな、と検診の段階から思い浮かべていくのが大事ではないかと、自分の体験からは思います」と気丈につづりながらも「どれだけ治療が順調で、家族に寄り添われて、友人や仕事仲間から励まされても、孤独からは絶対に逃れられない」とも記していた。

 1964年12月30日、東京都中央区生まれ。88年に慶大文学部卒業後、アメリカンフットボールの専門誌を経て、93年に出版社「TBSブリタニカ」入社。「ニューズウィーク日本版」の編集部に入り、2001年1月には編集長に就任すると、硬質な報道だけでなく、ライフスタイル情報を充実させる誌面刷新を行い、部数の下落傾向に歯止めを掛けた。10年の退社後はジャーナリストとして活動。テレビ、ラジオなどに精力的に出演した。報知

 フジテレビ系情報番組「Mr.サンデー」「とくダネ!」などにコメンテーターとして出演していたジャーナリストの竹田圭吾さんが10日午後2時ごろ、膵臓がんのため都内の病院で死去した。51歳だった。竹田さんは昨年9月にがんを番組内で告白した後、やせ細った姿で出演を続け、鋭い舌鋒で時事問題を斬り、最後までジャーナリストとして使命を貫いた。(スポーツ報知16年1月10日)』

* * * * *

 また安保法案に関しては、安倍自民党のやり方を「裏口入学」だと批判。mew同様、もし集団的自衛権の行使を認めたければ、解釈改憲ではなく、憲法改正をすべきだと主張していた。(・・)

『自民党の安全保障関連法案をめぐる動きを竹田圭吾氏が「裏口入学」だと批判
2015年6月8日 14時0分 ライブドア・トピックニュース

7日放送の「Mr.サンデー」(フジテレビ系)で、ジャーナリストの竹田圭吾氏が自民党の安全保障関連をめぐる動きを「裏口入学」に喩えて批判する一幕があった。
番組の「竹田圭吾がズバリ」コーナーでは、憲法学者らが自民党が成立を目指す安全保障関連法案について「憲法違反」だと指摘したニュースを取り上げ、宮根氏が竹田圭吾氏に意見を求めた。

4日の衆議院憲法審査会の参考人質疑において、学識経験者の3人全員が安全保障関連法案について「憲法違反にあたる」と、推薦した与党や政府の見解と異なる認識を示したことが物議をかもしている。
竹田氏は、憲法学者たちが自衛権や安保法制そのものではなく、自民党の取ってきた姿勢に異を唱えているのだと指摘した。竹田氏は閣議決定での集団的自衛権の行使容認決定や、国会審議の形骸化などにみられる自民党の戦略をあげつらい、「裏口入学」に喩えて手厳しく批判した。
その上で竹田氏は「解釈改憲ではなくて、ちゃんと国民投票を通して憲法を改正してやるべきですよ」と主張した。

竹田氏は今回の一件で、自民党や公明党の議員に今後「やっぱり、マズいよな…」と考えを変える者が出てきてもおかしくないという。
また、もし安保関連法案が国会で成立したとしても、最高裁で違憲立法審査を行う際に問題が再燃する可能性があるそうだ。安倍晋三首相が任命した判事の山本庸幸氏ですら、解釈改憲による集団的自衛権の運用に疑問符を付けているというのだ。

憲法改正について宮根氏が「ハードル高いですよ?」と漏らすと、竹田氏は「でもそれをやらないと、憲法をないがしろにしていることになりますから」とし、「ちゃんとやらないとイケンと思います」と真顔で締めた。これには宮根氏も「そこで駄洒落…」と呆れぎみでツッコんでいた。】

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 mewは、このブログで竹田氏について取り上げたことはないように思うのだけど・・・。
 ただ、様々なTV番組でコメントをきく機会はかなりあって。<時々ブログや原稿、ツイッターなども覗いていた。>左右どちらにも偏らず、誰にこびることもなく、「いいものいい、よくないものはよくない」と是々非々の立場で、自らの意見をはっきりと述べる姿勢に共感を覚えていたし。mewも、そうありたいと思っている。(・・)

 実際、竹田氏はツイッターにこんなことを記していたことがある。(++)

『竹田圭吾 @KeigoTakeda 2015年9月28日
ラジオのインタビューで自民党の元閣僚に突っ込んだときはそんなに安倍嫌いかと一部リスナーに叱られ、昨夜は共産党の国対委員長に突っ込んだら共産嫌いならそう言えと一部リスナーに叱られた。まことにもってインタビュアーとしての本懐である。』

 また、wikipediaには、こんなエピソードも載っていた。

『2013年4月29日に行われた内閣総理大臣安倍晋三とロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンの共同記者会見で、TBS記者が第三国による地熱・風力発電施設建設受注が及ぼす領土交渉への影響に関して質問した際、インターネット上では「プーチンを怒らせた」として同記者に対する批判が巻き起こった。これに対し、竹田は自身のTwitterで「アホか。ブチ切れさせてなんぼでしょうが」と同記者を擁護した。』

【あと最近のツイートで印象に残ったものの例を挙げれば、10月4日『図書館戦争のメディア良化隊と同じことをゲッペルスとナチスがリアルにやってたんだからやっぱり現代史は学校でちゃんと教えておいたほうがいい。』『ネット右翼と呼ばれる人たちが問題なのは右翼である点ではなくて視野狭窄と思考停止であることです。』とか。なるほど〜って思いません?】

* * * * * 
 
 元フジTVのアナウンサーだった長谷川豊氏が、自らのブログに『10年前から「是々非々」を貫いていた真のジャーナリスト 竹田圭吾さん』という追悼文を載せていたのだが。竹田氏に関して、mewと同じようなとらえ方をしていた様子。その一部を紹介したい。

『2008年・2009年。
毎日のように政権交代直前の政局を伝え続けるときに、竹田さんに相談したことがある。
「メディアは政権の監視役と言いますが、局アナである僕ごときがどのように伝えればいいかわからない」
竹田さんはおっしゃった。

「長谷川さんが取材して、現場を見て、思ったように言えばいいんですよ。無理して批判することもないし、無理して気を使うこともないと思うんです。僕たちが政権より上手に立って『いいことは良い。悪いことは悪い』と言えばいいと思って、僕はコメントしています」

実は、私の政権への接し方や取材対象への向き合い方は、あの時の竹田さんの助言を参考にしている部分が大きい。今風に言えば【是々非々】とでも言えばいいのか?

単純に「政権を批判していれば満足している」メディアやコメンテーターも多数いる中、あくまで自分の価値観に照らし合わせて、いい部分は褒め、悪い部分は批判できる、数少ないコメンテーターだったと思う。』

* * * * *

 竹田氏は、前出の記事にあるように、昨年9月にTV番組で自分が膵臓がんであることや、化学療法による脱毛のためにかつらを使用していることを告白。残念ながら、その後、体調が悪化して歩くのも大変になって行く中、最後までできるだけ多くのことを発信したいと訴え、1月4日放送のラジオ番組まで出演していたとのこと。
 その時に「来週(11日)に本当に僕からみなさんへの思い、それから、リスナーの人への感謝、それから、何で月曜日のナビゲーターを降りるのか、その辺をきちんとした形でみなさんにお伝えしたいと思ってます」と語っていたそうなのだが。それを果たすことができないまま、10日に旅立つことになった。(-_-)

 竹田氏自身が昨年9月29日のツイッターで、自分ががんの告白をしたことや、がんとの付き合い方、自らの心情などについて書いているので、それを*1にアップしておく。<もしかしたら、自分自身or家族、友人などが大きな病気を抱えている人にとって、参考になるようなことも含まれているかも知れないので。>

 がんに限らず、生命の危険がある病気になると、命の終わる日はいつかと逆算して、ついつい悲観的になったり、日常的な生活や仕事への意欲や楽しみを忘れがちになってしまうのだけど。
 竹田氏は、手術や治療を行ないつつ、少しでも長く生きようと。そして、死を見つめる病者の孤独を自認しつつも、周囲の力を借りながら、優先事項として、最後までジャーナリストとして生きる道を選んだわけで。 
 その生き方にも敬意を覚えるし。もし同じような立場になった時に、自分も毅然として、最後まで自分らしく何かに取り組んでいたい&楽しみを模索したいな〜と思うmewなのだった。(@@)

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