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渦中の問題で金銭の受け取りを“告白”してしまった甘利大臣
http://www.asyura2.com/16/senkyo200/msg/149.html
投稿者 あっしら 日時 2016 年 1 月 23 日 04:33:46: Mo7ApAlflbQ6s gqCCwYK1guc
 


小沢一郎氏のような“政敵”ならいざしらず、甘利大臣が、会計責任者任せにでき虚偽もあとから修正すればOKという“ざる法”の「政治資金規正法」や“権限論”で検察が適用を恣意的に決められるような「あっせん利得処罰法」で起訴される可能性は低いと思うが、とんでもない疵を抱えている甘利氏を安倍首相が大臣職にとどめるとしたら、安倍政権が愛国主義や道徳そして教育問題を語ってもすべてコントやギャグになってしまう。

 リトビネンコ殺害事件にプーチン大統領が関与いていたらしいという英国の報告書レベルで言ってしまえば、騒動が起きて以降の甘利氏の発言から、“名目”をなにと説明するかはともかく、本人もダイレクトにお金を受け取っていた可能性が高いと思う。

 それをはしなくも示してしまったのが、昨22日に行われた閣議後の記者会見である。

※「」内は甘利氏の発言

「忸怩たる思いがあります。まずはっきり申し上げたいのは、私は法に反するような行為は致しておりません」

「私自身、なんでそんなことで時間がかかるのかとみなさんが思われるのはわかります。ただ、私は、自分の発言が二転三転することは避けたいと思っています。」

「私のことに関して、1週間以内には記憶の確認をしてお話が出来るのではないかと思っています」

記者からの“大臣室や事務所で多額のお金のやりとりがあるものなんですか?”という質問に対し、

「今回の件のうんぬん以外にですか?それはないんです。お菓子とかはよく持ってこられますよね。それだけです」

以降、甘利氏は、告発した相手が録音・コピー・写真など用意周到であったことに“疑念”(恨み節)を語る。

=================================================================================================================
甘利氏は、1週間以内に行うはずの説明で金銭の受け取りは認めるだろう。

 昨日の記者会見でも、「今回の件のうんぬん以外にですか?それはないんです」と答えることで、論理的には、今回の件で大臣室もしくは事務所で金銭の受け取りがあったことを認めている。

 なぜなら、今回の件で金銭授受に関する記憶が曖昧であるなら、他の件についても記憶が曖昧なものもあるはずで、他の件では金銭の授受はなかったと断言することはできないからである。
 逆に、今回の件以外について金銭の授受がなかったと明確に言えるのなら、今回の件でも、金銭の授受があったかなかったかは明確に言えるはずである。

 今回の件は記憶が曖昧なのに、数ある他の件(訪問客)についてはお金を持ってきたことはないときっぱり言ってしまうのは支離滅裂である。

 記者会見のようなやりとりのなかで今回の金銭の受け取りを否定しないということは、金銭の受け取りがあったと推論できる。

 金銭の受け取りを認めたうえで、甘利氏サイドの落としどころは、

○もらったお金は政治活動を支えてくれる寄付であり、会計責任者にもそのように説明したうえでお金を渡しているから、政治資金収支報告書に記載がないのは会計責任者のミスである。

○後援者のため都市再生機構(UR)に話をつないだようだが、ただ話を聞いて欲しいといっただけで、補償などどうこうして欲しいと頼んだことはないはずだ。UR側もそう説明しているはずだ。いずれにしろ、甘利本人や秘書たちに、URに補償金を支払わせるような“権限”はない。

○政治資金収支報告書は修正し、口利きも、今後は疑いをもたれるようなかたちで行わないよう秘書たちへの指導を徹底する。

 要するに、「政治資金規正法」の罰則規定はザルであり、「あっせん利得処罰法」も“権限”の字句を挿入したことで逃げ道が用意されており、どちらの法も、違反について罪を問うかどうかは検察の恣意的判断に委ねられているため、こんなバカバカしい言い訳もできてしまう。


※今回の暴露記事で、政府与党は、複数税率(軽減税率)の適用(買収)範囲を、宅配新聞だけでなくスタンド売り新聞や雑誌・書籍まで拡大しなければならないと“身に染みた”のではないだろうか。

[甘利発言の“意訳”]

「忸怩たる思いがあります。まずはっきり申し上げたいのは、私は法に反するような行為は致しておりません」

“いやあ〜参ったな。しかし、秘書や会計責任者はともかく、私自身は法に反するような行為をしていない”


「私のことに関して、1週間以内には記憶の確認をしてお話が出来るのではないかと思う」

“私が罪を背負わなくてもいい経緯や構図になるよう、弁護士などと相談したうえで1週間以内に説明する”


「今回の件のうんぬん以外にですか?それはないんです。お菓子とかはよく持ってこられますよね。それだけです」

“今回の金銭受け取りは否定できないが、発覚していないことはないと同じなのでないと言う”


 

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コメント
 
1. 英松[68] iXCPvA 2016年1月23日 09:31:59 : 5rrEUNqwGg : Rw8XujSUQnE[10]
今回の甘利大臣のスキャンダルは、明治維新に日本の権力を分捕った朝鮮民族系・部落民系輩達の皇位継承争いが表面化したものと思われます。
つまり、宮内庁(皇后、東宮)対神社本庁(秋篠宮)間の皇位継承が激しくなっていると思われます。
東宮では対外的(特に欧州)に対して認知されない為、権力者達の屋台骨が崩壊する懸念が生じるという事です。
一方で皇室を破壊しようと企てている外国勢力も存在し、三つ巴の状態です。
TPPはこの問題と複雑に絡み合っています。
どの様な皇位継承がなされるか日本の未来を推し量る最も重要な要因と云えます。

ところでGPIFの直接株式投資はインサイダーでもあり、外国への富の流失をたくらむとんでもない政策だ!


2. 2016年1月23日 11:21:02 : 7BMqhbroqY : 0wznhjgb5aA[3]
>要するに、「政治資金規正法」の罰則規定はザルであり、「あっせん利得処罰法」も“権限”の字句を挿入したことで逃げ道が用意されており、どちらの法も、違反について罪を問うかどうかは検察の恣意的判断に委ねられているため、こんなバカバカしい言い訳もできてしまう。

確かにそうだが、今回は録音とかいろいろな動かぬ証拠もあるという。

検察もあまりいい加減にすますと、国民的な批判にさらされることになるのでは?
また、美濃加茂市長の収賄事件との兼ね合いなど、不都合になりそう。


3. 2016年1月23日 17:27:59 : vYoy3YAWfk : 8NIPL1Xsdc0[7]
今はもう自民党議員である若狭勝とよく相談しているのかな。

4. 2016年1月24日 06:27:59 : dvO4zJW4K6 : 0EUSV4nt4fw[12]
「逃げ切ることに一意専心」の一週間ということであろう。
「潔白というのならば」その場で即答できる。「潔白でない可能性がある」=「記憶」=「受け取った可能性」という段階で終わっている。
「どの程度の証拠か確認し逃げ切れるかどうかの検証時間」一週間が必要ということだ。証人や関係者の不審死がでない事を願う。

5. 2016年1月24日 17:11:46 : qmEdXcPHYc : k5BI2BIGC1E[1]
逃げ道を考えるのには1週間を要するって事だろ?
もらってなけりゃ答えは簡単だもの。

だけど証拠の写真と録音がある・・・・だからそこんところをうまくはぐらかした言い訳を考えないと信じてもらえない、で、即答出来ないんでしょ。

「その証拠の録音はこうこういう意味で言った言葉ですよ〜〜〜〜」「その金を受け取っている証拠の写真だっておもちゃの札束ですし、実はあの時2人でコントの練習をしていたんですよぅ〜〜〜」とかうまい言い訳を考えるのに1週間を要します」って事でしょうかね〜?


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