2016/2/21 20:47 | 2/21 20:54 updated

　安全保障関連法に反対する高校生らが21日、仙台、東京、大阪など各地で一斉に声を上げた。「うちらの未来に戦争いらへん！」「武器を持たすな、希望を持たせろ」。プラカードを掲げ、ヒップホップ調のリズムに乗ってデモ行進。「選挙に行こう」「野党は共闘」とのアピールもあった。

　東京のデモを主催したグループ「ティーンズ・ソウル」によると、この日は15都府県で高校生らがデモや集会、街宣活動などをした。

　東京・渋谷では約5千人（主催者発表、以下同）が「集団的自衛権はいらない」「賛成議員は落選させよう」と訴えた。

　仙台市の繁華街では、時折小雨が降る中、約200人が参加。

http://this.kiji.is/74105012550747637?s=t

高校生らで作る団体「ティーンズソウル」が主催した安保法制反対を訴えるデモ＝東京都渋谷区で２０１６年２月２１日午後４時４８分、後藤由耶撮影
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160221-00000064-mai-soci.view-000

　安全保障関連法に反対する高校生グループ「ティーンズソウル」のメンバーらが２１日、東京や仙台、大阪など全国約１０カ所で、安保法の廃止と安倍晋三首相の退陣を求めて一斉デモを行った。今年夏の参院選から「１８歳選挙権」が実現するのを前に、政治への関心を社会にアピールした。

　東京・渋谷の繁華街で行われたデモでは、数十人の高校生のほか家族連れや高齢者らが約１時間にわたり渋谷駅前などの大通りを行進した。制服姿の高校生の姿もみられ、軽快なリズムの音楽に合わせて「集団的自衛権はいらない」「選挙に行こう」などと声を上げた。ティーンズソウルによると、約５０００人が参加したという。

　高校３年の福田龍紀さん（１８）＝東京都＝は「安保法の一番の問題は憲法違反だということ。昨年夏に盛り上がった（安保法案反対の）ムーブメントをもう一度起こしたい」と話す。

　福田さんが初めてデモに参加したのは２年前。特定秘密保護法に反対する大学生らの姿に「自分とあまり年齢の変わらない人たちが真剣に社会のことを考えている」と刺激を受けた。昨年７月、デモで知り合った仲間とティーンズソウルを結成。現在、メンバーは全国で６０人以上という。「『高校生がデモなんかするな』とネットでたたかれたこともあった。けれど、一人一人が自分の意見を持ち、おかしいと思うことに声を上げるのは大事なこと。参院選でも自分の意思を示したい」と意気込みを見せた。

　高校生がデモへの参加など政治活動を行うことに関し、文部科学省は先月、都道府県教育委員会に指針を示した。安全面の配慮などを理由に学校が生徒に事前の届け出を求めることは、学校の判断に委ね、禁止しないとしている。届け出制を検討している教委もあり「高校生の活動を萎縮させる恐れがある」との声が出ている。【佐々木洋】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160221-00000064-mai-soci

そんな中、私の叔父は戦争が始まったばかりの昭和１４年、倍率の高い或る会社の養成高に受かった。
働きながら会社の学校で学べ、給料ももらえると言うまさに一石三鳥。
しかし喜び勇んで入学した途端、受け持ちの先生から「お前達は全員海兵隊へ志願せよ、この紙に名前を書いて先生の帽子の中に入れよ！」と言われたそうだ。
海兵隊に志願すると言う誓約書だった。
１４歳になれば戦争に行けば死ぬと言う事くらい誰だって分かる。
だから誰も名前を書かなかった。
すると先生は「お前らはお国の為に働けないのか、親の命や妹の命や家を守ると言う気概も無いのか！兵隊さんにすまないとは思わないのか、なんという意気地なし、売国奴、情け無い奴等だ、腰抜けめが、卑怯者よ」とさんざんなじった後、打って変わった優しい声で「ま、良いから、今日のところは名前だけ書いて先生の帽子の中に入れて、明日、親の許可を取って来い、いいな」と言ったので、全員が仕方なく先生の言うとおりにしたそうだ。

もちろん明日その取り消しなど出来る筈も無かった。

そして５年後の昭和１９年、１９歳の若さで輸送船と共に太平洋の藻屑と消えた。
骨壷にはただ名前の札と命日が入っていただけだったそうだ。

私の父は親に早く死なれてその時若くして家長だった。
烈火のごとく起こって「年の離れたその一番年下のかわいい弟を始めてぶん殴った」と、毎夜泣きながら酒を飲んだ。

私はその翌年に生まれた。
が・・・・・私が生まれるそのわずか１ヶ月前に、１歳４ヶ月の兄がジフテリアで死んだ。
そう、その時母は臨月だった。
その１ヶ月後私が生まれた。
母は心労とお産で腹膜炎を起こした。
その当時近所でお産の後多くの女性が腹膜炎を起こして死んだ。
戦争の心労と過労と、極度の栄養失調だったからだろう。
でも母は奇跡的に助かった。
その当時仕事とて無く、家業も休業状態。
生来器用だった父が男手の無い農家などへ働きに行って卵や芋を手間賃の代わりにもらってきて母に食べさせたから。

私は４歳の頃からなぜか記憶がある。
そういうとてつもない時代に生まれたからだろうか？
父は私が覚えの或る４歳ごろはすでに酒乱だった。
多くの苦しみや悲しみを乗り越える為に酒におぼれたのだろうか。

だがその弟を政府や学校や先生に騙されて、無理にその手からもぎ取られた事は毎晩泣きながら酒を飲んでも、１歳４ヶ月で「おた〜たん、おか〜たん」と代わるがわる抱っこをせがんで死んでいった息子の事を嘆いて酒を飲んだ事は一度も無かった。
父としてあの当時の出来るだけの事をしたと言う安らぎが、息子を亡くした悲しみを和らげたのだろうか。

ってなわけで、子供のいない、妻もいない若者ほど、国家は兵隊にとり易いって事が言いたいわけです。

長文失礼しました。

戦争とはそういうものだよ。
国を狂気にさせる。

何であんなに安保関連法を十把一絡げで急いで閣議決定したか？
安保法はまさに安倍晋三が望む「戦争したいの法」だからだ。

若者が死んだら働く世代の人がいなくなるのに何が「戦争をして積極的に平和を勝ち取る」だよ。

アメリカのお手伝いに世界の果てまで自衛隊を派遣する？馬鹿でしょ。
アメリカに参戦のお断りが出来るなら、基地も無くしてもらえよ。
思いやり予算も無くしてもらえよ。
アメリカに日本の上空を勝手に飛ぶなと言ってみろよ。
日本に飛行機を落としたら日本が調査しますと宣言しろよ。
出来もしないくせに。
銃弾もミサイルも核も武器ではなくて消耗品だから運搬できるだって？
馬鹿みたいな話。

将来を担う若者を戦死させて、いくら武器を生産しても売っても経済発展などするわけが無いだろうがっ！

高校生のご両親に選挙に行くように説得してほしい。
30歳代、40歳代の得票率は36%。もし、この人たちが選挙に行ってくれさえすれば、小選挙区制でも楽勝で安倍自公政権を倒せる。