一国の最高権力者である安倍晋三がニッポン放送のラジオ番組で「民主党も共産党に似てきた」という発言をしたという記事を読んで、「朝日新聞購読しとる人間はアカ」という田舎のオバチャンの井戸端会議的発想でなんともはや！

私の実体験…

公益法人日本歯科医師会(以下日歯)とその政治団体日本歯科医師連盟(以下連盟)が相変わらず世間を騒がせていますけど、今から遡る事17年前の平成10年10月、日歯と連盟の同時入退会は違法であるという訴え(いわゆる日歯連盟訴訟http://www001.upp.so-net.ne.jp/tadasu-kai/nixtusirennmei-sosixyoutoha.html)を僅か10人の日歯会員が原告になり鹿児島地裁に提訴しました。

当時の日歯会員数は約65000人で、そのほぼ全員が同時に自民党支持(？)の連盟の会員という不条理 。

提訴後、原告団に投げ掛けられた言葉(中傷・非難・罵倒)は何か？

とにかく「あいつらは共産党だ！」というのが大方の見方で、ある県歯会長なぞ「彼等はバックに共産党がいる自民党潰しのアカ集団」とわざわざ県歯機関誌に掲載した挙げ句の結果、原告団の抗議に敢えなく謝罪・訂正記事を出すハメになりました。

とにかく日本では、こんなふうにナンの根拠もなく単なる少数派というだけで共産党を引き合いに出し「共産党はアカ」「共産党は悪」と言う事で己の立つ位置を守ろうという思考経路が多々みられますが、田舎のオバチャンならいざ知らず、天下の総理大臣が言ったとなると話は別！

戦前の特高による「アカ狩り」と言った言葉が死語にならず未だに生き続けているのかな？とも思うが、これは「歯医者の治療費が高い」という未だにある発想と同じで、一度刷り込まれた思想や印象を払拭するのはなかなか 難しい事の証明でしょう。

「なぜ精神的自由は経済的自由に優越するか？」すらも判らない人間を、この国の総理大臣に居座らせている所謂大人の責任は重く、私自身自省の念にかられていますが、若い方々のこうした行動に対しては絶大なる賛意を送りますし、マタ残された時間を真の民主主義を取り戻す為に諦めずに有意義に使いたいと思う次第。

「共産党、きょうさんとう」「日教組、にっきょうそ」と叫ぶ事で、己の立つ位置を守ろうとする安倍晋三！

余りに浅はかで姑息過ぎるし、まさにアベ過ぎる！

[３２初期非表示理由]：担当：関連が薄い

貼り付けたアドでは記事が出ないようですので、お手数ですがso-netかgoogleで「日歯連盟訴訟」で検索してください。
他、日歯闇献金事件など、日歯・連盟に関する事件簿は山盛りあります・・（泣）

[３２初期非表示理由]：担当：関連が薄い