衆院北海道５区補選（４月２４日投開票）の情勢がきな臭くなっています。自民公認の新人、和田義明氏（４４）が大きく先行していると思いきや、民主、維新、共産、社民の各党が支援する「民共連合」候補の無所属新人、池田真紀氏（４３）猛追。先月末に自民党が行った情勢調査では僅差で競り合う情勢になっているというのです。

　この補選は、町村信孝元衆院議長の死去に伴って行われる選挙です。和田氏は町村氏の次女の夫で、いわば身内による「弔い合戦」とあって有利と思われていました。さらに、北海道で影響力を持つ政治団体、新党大地の鈴木宗男代表が支援を表明し、鈴木氏の長女で民主党を離党した衆院議員の貴子氏も和田陣営に加わることから、選挙戦は自民優勢で進む−とみられていただけに、自民党本部は慌てふためいています。

　「昨年の調査では２桁以上の差があったのが、１カ月ちょっとで一気に縮まった」（自民党中堅）という話もあり、このトレンドが続くようなら、池田氏が和田氏を抜き去るのも時間の問題といえます。

　自民党は党職員の急派や秘書らの大量動員計画、電話作戦などてこ入れを急いでいます。

　「負けたら帰ってこなくてもいいから」

　急にそう言われて、冬の北海道出張を命じられた自民党関係者もいます。

　友党・公明党にも支援を頼み込み、公明党も「宜野湾市長選並みの支援態勢に入る」（党幹部）方針です。１月の沖縄県の宜野湾市長選では、自公両党は総力戦で、翁長雄志知事の支援する新人候補に競り勝ちました。このときと同じように、公明党は支持母体の創価学会とともに北海道の組織をフル回転させて票の掘り起こしにかかることにしています。

　接戦になっている理由は、宗男親子がまだ本腰を入れていないこと、閣僚の失言や保育園ブログ問題が意外にボディーブローのように効いていること−などのためだという解説もあります。

　ただ、北海道はそもそも、古くは社会党時代から続く民主党の金城湯池です。

　自民党が政権奪還した平成２４年の衆院選を民主党の底値とすれば、北海道では民主党勢力の回復は他の地域に比べて早いという分析があるのです。

　例えば、自民党が圧勝した２６年の衆院選比例代表の北海道ブロックの党派別得票率を見てみます。

　自民党の得票率は２９・７９％でした。これに対し、民主党の得票率は２７・５６％。その差は２ポイント程度です。

　２６年の比例での党派別得票率を全国で集計した数字では、自民３３・１１％、民主１８・３３％と差は１４ポイント超と大きく開いています。北海道ブロックでの獲得議席は自民３、民主２と代わり映えがしなかったとはいえ、いかに北海道で民主党が得票したかが分かります。こうした結果などから、民主党は「北海道では全国より早く党勢が回復してきている。それが補選情勢にも表れてきたのではないか」（幹部）というのです。

　直近の大型選挙としては、昨年の統一地方選があります。国政選とはストレートに数字を比較しにくいのですが、選挙分析を得意とする与党関係者からも「統一地方選でも北海道で民主党の復調トレンドは見て取れる」といった指摘もあります。

　自公両党のてこ入れの本格化で、戦局がまた大きく変わるかどうか−。「補選を２つとも取りこぼしても緩んだ若手にはいい薬になる」（閣僚経験者）という声もあるにせよ、北海道３区で民共連合の候補が勝てばモデルケースになることだけは確か。夏の決戦に向け、民共方式は加速しかねないでしょう。

（政治部次長　佐々木美恵）

http://www.sankei.com/politics/news/160325/plt1603250001-n1.html

＞民共方式は加速。

安倍政権の機関紙がここまで言うんだから、最早北海道５区は勝負あったな。

この勝利で共産党の存在価値が高まるだろう。

　　　町村信孝元衆院議長は評判わるかった。
　　　　　　　尊大で、弱者軽視〜

　　　　比例で当選したんだよね〜

そこに裏切り者のサル顔父娘が加わって〜

　お得意、宗男の恫喝が見ものです

産経新聞の目くらましかも知れない。

　　　　　　　　　　　　　　　　「市民野党連合の必勝方程式、コバセツ挙兵」

　　市民野党連合のマグマは、最早抑えられなくなってる。市民・ママ・シールズ・パート・保育士・不正規社員等の政治変革を求める巨大なエネルギーは、誰も止められなくなった。そりゃあ当然だろう。朝から晩まで、一挙一同毎に8％の税金を毟りとられ、その駄賃として、騙される阿呆なヤツラだと、サルカニの投げ石のように放射能プルトニュームウラン混じりのプルームを全国土でブッツケられ、東日本ではついにバタバタが始まり、状況は最早多病多死突入じゃ。懐も、国民は収入は下がる一方、4割もの労働者が月収は10万円台、しかも臨時雇いの不安定雇用じゃ。
　全ての根源は政治と政治家にあるが、政治家は国民から掠めとったアブク銭の余りの巨額さに我を忘れ、遣い方にシマリが無くなり、髀肉にありついた餓犬のようになっちょる。％だけでなく、人頭税で赤ん坊から寝たきり老人まで、1人年間250円を毟りとり、年間総額300億円余を、高々700人の衆参議員で山分けしちょる（日本共産党は、最初から鐚一文受け取っておらんが）。笑いが止まらないで、打出の小槌を握った気分で、あとは％を揚げれば何兆・何十兆すぐ入るんだと、益々鷹揚になり、ここ数年でゲエコクには何十兆とバラマキ、思いやりもホイホイやるよと4000億に近づく増額一方。オスプレイなんざ、チマチマでなくドーンと行こうと、言っただけ出しましょうと、1機70億以下のところを、200億の17機で3500億じゃ。加えて、追い詰められた若者を、ゲエコクがオッパジメた世界各地戦争の身代わりに差し出しましょうと、憲法など蹴っ飛ばして、戦争法の成立じゃあ。テメエ達の方は、下半身も緩みっぱなしで、永田町ラブホ化の実態じゃ。勢いでエロ武まで担ぎ出そうちゅんだから、テエシタもんだ。
　　これ程の出鱈目の悪政、極度の苛斂誅求、國民疲弊の政治は、かって聞いたことなく、我が国建国以来じゃ。國家と國民は壊滅・消滅に向かっちょる。さすが、見かねた天皇皇后両陛下がついに立ち上がったが、当然だ。節々に発する両陛下の慎重な言い回しの中に込められたサインを、国民は気づくべきだ。勧進元の安倍つう男とは、何なんじゃい、顔色も益々ドスクロくなってきちょるが、外見だけでなく腹の中も、相当どころか真っ黒じゃな。我が国を、暗い、希望のない、煉獄・地獄に必死に持っていこうとしちょる。TPPなんざも、北海道はおろか全国農業も壊滅じゃが、アメリカは流れそうになったちゅんで、日本だけでも国会で成立させ、既成事実化で前進はかろうとしちょる。安倍程、憲法と平和主義・民主主義の我が国にふさわしくないもんもおらんな。安倍を取り除くべく、市民連合が立ち上ったんは当然じゃ。
　　問題は、冒頭の市民連合の巨大なエネルギーを、永田町の具体的な力にいかに転化させるかだ。如何なる錦の御旗あるいは神輿を立てるかじゃ。戦いにはコイは必須じゃ。今回は、憲法問題・戦争法・改憲が核心じゃから、憲法学者が神輿に乗るきゃあないだろう。ここがイタリア・オリーブとの違いじゃ。イタリアは経済学者が牽引したが、各政党の分解の背景に石油危機対応失敗・南北格差等があったの経済問題があったからだ。我が国では、憲法学者が神輿に乗る番だ。市民野党連合は、アッ！ちゅうサプライズを引き起こすしか、勝つ道はない。数多いる憲法学者の中で、行きがかり上、コバセツ君を除いて他には見当たらない。コバセツ神輿を、市民野党連合が担げばよい。岡田首相で、コバセツは民間人で入閣、小林節法相が適任では。コバセツ神輿は相当なサプライズになるぞ、脇役は吉永小百合や山尾志桜里あたりで固めたらどうだい。市民野党連合の必勝方程式は、これ以外はなさそうだ。合流して民進結成は、あくまで本流でなくステップだろう、サプライズの本筋じゃあない。両者を混同した批評が目立つが、見方が浅い。