★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK207 > 820.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
舛添、自公に裏切られるも、百条委は回避&会見もなし。自民に予想外の痛手(日本がアブナイ!)
http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/820.html
投稿者 笑坊 日時 2016 年 6 月 16 日 08:25:23: EaaOcpw/cGfrA j86WVg
 

http://mewrun7.exblog.jp/24461479/
2016-06-16 07:00

 約1ヶ月続いた、舛添都知事騒動がようやく幕をおろす。(-_-)

 東京都の舛添要一知事が、昨日15日朝、辞意を表明。議会もこれを承認し、21日付けで辞職することに決まった。(・・)

 舛添氏は14日夜遅く、改めて都議会の内田議長と会い、不信任案の決議を行なわないように求めたが、内田議長はもはや自民党が擁護できないことを説明。

『知事室で都議会自民党の重鎮、内田茂・都連幹事長を含め、舛添氏と「最後」の会談が始まった。
 「都政を大切にしたい」。舛添氏は、改めてそう繰り返した。これに対し内田氏は諭した。「『五輪後まで』という思いは実現させてあげたい。だが、党本部を含めた全体の合意が得られない」。都連幹部からの最後通告だった。ついに舛添氏は「辞めます」と明言し、午後11時前に都庁を後にした。(毎日新聞16年6月15日)』

 ついに知事として五輪に参加する可能性はないと悟ったのか、15日の朝、舛添氏が10時前に登庁して間もなく「辞意を固めた」という話が伝わり、TVではニュース速報が一斉に流された。
 
 舛添氏は自らの手によってではなく、代理人に辞職願を提出させたという。その中身も舛添氏お得意の筆書きによるものではなく、ワープロ打ちの実に淡白なものだったという。^^;

『事態が急展開したのは、登庁からわずか40分後のことだった。
報道陣の「時間は何時くらい?」、「今確認してもらえるのか」との問いかけに、「今、確認している」と応じる都庁職員。
 午前10時すぎ、15日にも舛添都知事が辞職届を提出するとみられていて、議長室前には、その時を見ようと、多くの報道陣が待ち受けていた。
しかし、舛添知事は議長室に現れず、辞職願は、舛添知事の代理人によって、議長に提出された。

 東京都の新美大作議事部長は「『退職したい』ということと、議会の承認を求めたいということが、文章で書いてあって、サインがしてあるということでございます」と話した。
「諸般の事情により退職したい」。A4用紙1枚にワープロ文字で記された辞職願には、舛添知事直筆のサインが添えられていたという。(FNN16年6月15日)』

* * * * *

 昨日も書いたように、自民党は当初、参院選やリオ・東京五輪などへの影響を考慮して、6〜7月を何とかしのいで、リオ五輪に参加させることを計画していた。
 安倍自民党は「日本国民は忘れやすい」「時間が立てば、許容する」ものと、す〜っかり国民をナメ切ってだけに(また、ナメられるような状態が続いているんだけどね)、それで騒動がおさまれば続投。問題が続いていれば、9月の都議会で再検討すればいいと考えていて。舛添氏も、そのつもりで、何とか都議会を交わそうとしていたのである。(~_~;)

 しかし、TVを中心とした連日の舛添バッシングが続く中、やがて舛添知事への怒りや不満が、同氏を知事選で推薦し、都議会でも支援して来た自公与党の方に矛先が向くことに。

 舛添氏は周囲に「公明党に裏切られた」と話したという。公明党の中には、知事選の時から舛添氏を好んでいない人が多かっただけに、党内から反発が生じて、野党に続いて同党も不信任案を出すことに決め、自民党にも決断を迫ったからだろう。
 舛添氏は、一瞬のうちに自公からハシゴをはずされてしまったのである。 (゚Д゚)

『ある自民党都議によると、与党は舛添知事を9月まで続けさせ、花道を作る予定だったが、月曜日の集中審議で公明党が辞職を突きつけたことで、そのシナリオが崩れたという。
別の自民党都連関係者は、集中審議の質問終了後に、舛添知事が猶予を求めたのも、9月の花道へ向けて用意されたシナリオだったという。
「9月花道」というシナリオ。ところが、そのシナリオから外れた展開に、舛添知事は14日、自民党の議員に対し、「約束が違うぞ。言われた通りやったのに」と言って激怒したという。(FNN16年6月15日)』

『東京都の舛添知事が辞職願を提出した。舛添知事は15日午後、周辺に「与党の公明党に裏切られた」などと話していることが明らかになった。

 舛添知事は周辺に対して「リオオリンピックまで何とか続けたかったが、公明党が聞かなかった。それで自民党が不信任案を引けなくなった」などと話したという。何とかリオオリンピックまで知事を続けられるようギリギリまで自民党と交渉していたことがうかがえる。その上で舛添知事は「都議会を解散しようと考えたことはなかった。辞職は誰に説得されたのでもなく自分で決めた」と述べたという。(NNN16年6月15日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

『転機は12日にあったようです。舛添都知事は12日に自民党の都連の内田幹事長と極秘に面会をしていたそうで、その席で舛添都知事は「給料を全部返納するので、任期満了の2018年まで都知事をやらせてほしい」というふうに提案したそうです。自民党側からは「とてもそんな空気ではない」ということを伝えました。

 先週までは、自民党本部も「参議院選挙を避けてもらい、リオ・オリンピックに出席して9月ぐらいに辞めてもらったらいいのではないのか」というような少しのんびりした構えでこの問題を静観していたのですが、あまりに都知事の説明が変わらず、決して「辞める」と言わないことから、都民を中心とする国民の怒りがだんだんと矛先が自民党の方に向いてきて、「自民党が守っているんじゃないか」というふうに変わってきました。

 実際、自民党の議員や参議院選挙の候補のもとには「舛添都知事が辞めない限りは、絶対に応援しないぞ」という抗議の声が殺到するようになりました。自民党が恐れていた参議院選挙への悪影響というのが直接、出てきてしまい、舛添都知事を説得に掛かりました(ANN16年6月14日)』

* * * * *

 自民党内では、最後までどのように対応すべきか割れていたようだが。参院選への影響を重視した党本部がGOサインを出したことから、舛添氏を辞職させることに決めたという。(@@)

『野党に加え与党の公明党も即時辞任を求める中、少しでもかばっていると見られれば、批判の矛先が自らに向き、7月の参院選の「障害」になりかねないためだ。

 自民党は当初、舛添氏を追い込めば、参院選と都知事選の「ダブル選」もあり得ると警戒。次の知事の任期が2020年東京五輪の開催時期と重なることもあり、辞任時期の先延ばしを探っていた。
 ただ、煮え切らない態度を続けている自民党への批判は無視できないほどに広がっていた。党関係者の一人は、参院選東京選挙区で陣営が開いた集会などで、聴衆から「なぜ舛添氏を辞めさせないのか」とのやじが飛んだり、出席した支持団体から「このままほっておくなら、自民を応援しない」とささやかれたりしていると明かす。

 比例代表で同党から組織内候補を擁立する職域団体が14日に開いた会合でも、谷垣禎一幹事長が「今、東京で苦労している。こういうことが起きるとペケが付くかもしれない。これが参院選の怖さだ」と指摘した。
 西日本選出の閣僚は舛添氏の問題が地元に影響しつつあると焦りを募らせる。「4年後の知事選が東京五輪と近接しようが、そんな先のことはどうだっていい。それより目の前の参院選だ」と言い切った。奈良県連は舛添氏の早期辞任を求める申し入れ書を14日、党本部に速達で送った。(

 ただ、もし自民党も一緒に不信任案を出したら、舛添知事が解散カードを切るおそれがある。

『都議会自民党の野村有信議員は「知事さんですから、大名です、殿様。(このタイミングで辞めるというのは?) 打ち首じゃ、気の毒だよな。名誉ある切腹を選んでいただいたと」と話した。(FNN16年6月15日)』

 自民党の議員が、すぐに「打ち首」とか「切腹」とかいう言葉を使いたがることには辟易とさせられるのだが。(-"-)
 要はそういうことで。あとは、いかに舛添氏の名誉を守って自ら辞職させるか・・・給与や退職金の支払いの確保するとか、百条委員会などを行なってこれ以上追及しないとか<もしかしたら、今後の仕事のことなんかも含めて?)舛添氏にも少しはプラスになるような条件を出して説得を行ない、同氏の納得を得たのではないかと察する。^^;

<実際、後述するように、野党が提出した舛添問題を追及するための百条委員会の開催は、自公によって否決されているのだ。^_^;>

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 舛添知事は、昨夜、都議会で最後の挨拶を行なった。謝罪の言葉はなかったという。

『政治資金の私的流用問題で、東京都議会は、舛添知事の辞職に全会一致で同意した。
舛添知事は「任期の途中でこのような形となり、反省と心残りの念は尽きませんが、全て自らの不徳の致すところであります。私が最も懸念致しましたのは、オリンピック・パラリンピック大会への影響であります。リオデジャネイロ大会を控える中での選挙は、次期開催都市として、ふさわしくないと考えました。4年後の東京大会も同様であります。この事態を避けたいと思いました。しかし、これ以上、都政の停滞を長引かせることは、私にとっても耐え難いことでございます。従いまして、私が身を引くことが一番だと考えに至り、都知事の職を辞す、決意をいたしました」と述べた。(FNN16年6月15日)』

 これを受けて、都議会は全会一致で、舛添知事の辞職に同意する決議がなされたのであるが。しかし、野党側が提出した「百条委員会」の議案は自民党と公明党の反対で否決された。(・o・)
 また、舛添氏は辞任会見さえも行なわないことに決めたとのこと。給与の全額辞退の条例案も撤回、2000万円強の退職手当も知事が辞退しない限り、支給されるという。(++)

『「自民、公明どうした」「議会のチェック機能はどうなるんだ」――。

 共産などが提出した「百条委員会」の設置を求める議案が、与党による反対多数で否決された瞬間、傍聴席のあちこちから痛烈なヤジが飛んだ。周知のように百条委は虚偽の答弁などには刑事罰を課し、今回は設置目的として政治資金規正法違反(虚偽記載)に関わる千葉・木更津のホテルでの「面談疑惑」はもちろん、海外高額出張や公用車私的使用問題、さらに弁護士による調査報告書の作成経過などを調査対象としていた。

 この議案の否決によって議会という公の場で、真実が明らかになる可能性がしぼんだことへの失望は大きく、閉会後、退場する与党議員に向けて傍聴席から「あんたらが担いだ知事だろう。このまますませるのか」「公明、おととい(の鋭い質問や資料請求の姿勢)は何だったんだ」などの声が浴びせられた。

 辞任会見や定例会見は開催されない見通し

 こうした背景について議会関係者は「自民も公明も百条委は具合が悪いのは至極、当然。当たり前のこと」とし、「公明にしても集中審議で知事を追い詰め、辞職要求したところまでが限界。百条委で疑惑がクロと認定されれば、自民とともに擁立したことが批判され、参院選にも影響するでしょうから」と明かす。(THE PAGE 16年6月15日)』

『知事が提出していた給料全額を辞退する条例案は、施行が辞職後になるため、知事側が撤回したという。2195万6480円の退職手当は、知事が辞退しない限り、支給されるという。(NNN16年6月15日)』

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

 mewは、何でTV各局が舛添問題にこんなにも食いついて、連日、嬉々としながら、しつこくコマゴマとしたことまで追及していたのか、いまだに「???」だし。(話があまり小難しくない、庶民にもわかりやすいせこさなので、興味&視聴率が引けたのかな?)
 この件で、参院選が近づいているのに、安倍政権や国政の問題がほとんどニュースやワイドショーで取り上げられないことに、かなりの危惧感といら立ちを抱いていたのだけど・・・。

 ヒョウタンから駒と言うべきか・・・舛添批判から自民批判に飛び火することになって。その点では、ちょっと儲けものだったかなって思ってしまったところもあったりして。(^^ゞ

<野党もうまく自公批判に結びつけたと思うけど。もしTVが、安倍批判しにくい分、舛添→自公批判を狙って、舛添バッシングをしていたとしたら、なかなかだと思うけど(笑)。それとも、安倍批判をできないストレスをここで解消していたのかしらん?(~_~;)>

 安倍自民党はあわてて、舛添おろしを強行することで、この騒動の幕引きをはかったものの、「どうせ何とかなる」と国民をナメていた分、それなりに痛手が残るのではないかと思う(内心ではほくそ笑んでいる^m^)mewなのだった。(@@)

p.s. 早く安倍政権が終わらないと、マジでイヤな人間&オンナになっちゃうよ〜。_(。。)_


   THANKS
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK207掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
政治・選挙・NHK207掲示板  
次へ