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上西小百合さんが片山さつき議員に問う / 「急病人のため、次駅周辺全ての病院を確保。車内で大騒ぎした件」
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/acaf5856d3f21364794b5e01a29f9e38
2016年08月24日 のんきに介護
片山さつき@katayama_s議員が
NHKに対し、
法律上、何の根拠もない謎の「調査権」を行使し、
女子高生の貧困度につき、
釈明しろ、と要求。
NHKとしては、
法律上、何の根拠もない“権限”の発動だから
無視できた。
しかし、
応答義務のまったくない
そんな片山の横柄な質問に対して、
NHKが返答するという。
それについて、
片山は、
こんなツイート。
――本日NHKから、18日7時のニュース子どもの貧困関連報道について説明をお聞きしました。NHKの公表ご了解の点は「本件を貧困の典型例として取り上げたのではなく、経済的理由で進学を諦めなくてはいけないということを女子高生本人が実名と顔を出して語ったことが伝えたかった。」だそうです。〔12:16 - 2016年8月23日 〕——
これは、
NHKがかくかくしかじか応答してくれたわよ、
という勝利宣言とも受け取れる報告だ。
ここで、
問われるべき問題は、
一視聴者としてNHKに問い合わせたのではなく、
国会議員として
謎の「調査権」を行使している点だ。
女子高生の貧困問題に触れず、
上西小百合小百合@uenishi_sayuriさんが
どこまでもゲシュタポな
片山議員を
かつてしたこの議員の別の行動を通して
問い質した。
その事例とは、こういう内容だ。
上西さんのツイートで
確認しておこう。
――@katayama_s 新幹線で急病人が出た。そしたらいきなり「次の駅で停車しなさい!」と大騒ぎをした人がいて、よく見たら医者でもなんでもない片山議員だった。「私は衆議院議員の片山さつきです」とか言いながら、あっちこっちに電話し始めた。当然車内は大迷惑。でもそこまでは別にいい。〔9:42 - 2016年8月24日 〕——
――@katayama_s 周辺全ての病院で受け入れ体制を確保したって言うのはどういう事でしょう。そこはお話しされる気はないんですか?〔13:31 - 2016年8月24日 〕——
これに対し、
片山某は、
――これ程の虚偽よく書けますね。私は本人、医師、車掌以外の方と話しておらず、大声もあげず、判断は全て医師がしており、私は受け入れ先の病院が早急に対応できるよう携帯電話しただけ。車掌さんも後で車内にお礼に来られました。名誉毀損ですね。〔9:56 - 2016年8月24日 〕——
と恫喝。
よほど痛い問題なのだろう。
上西さんは、
――ならば訴えるべきです。口だけではなく。その方が事実がハッキリしますから。 https://twitter.com/katayama_s/status/768250665470525444 …
〔10:44 - 2016年8月24日 〕——
(オラ、オラ、オラ、裁判して見んかい)
ということだね。
そしてダメ出しのもう一言。
――@katayama_s それは、車掌さんも挨拶には行きますよ。片山議員の持つ権力に対してですが。しかし7号車と8号車の間を行ったり来たりして、大騒ぎで自分の名前を連呼していたのに、大声出してないとは。でも私が一番聞きたいのは、周辺の全ての病院に受け入れ体制をとらせたって部分です。〔12:21 - 2016年8月24日 〕——
追い詰めますな。
論点がようやく分かったらしい
片山某は、
神妙に事態説明する。
――のぞみ車中、心筋梗塞歴ある30代後半位の男性がめまいで坐りこみ、三河安城で緊急停車、担架で下車、救急車へ。乗り合わせたドクターと、受入れ病院に感謝。新幹線はAEDまでしか積んでない。今開発中の心電図が見れるウエアラブルがあれば、心臓に不安抱える方のご自身の健康管理予測可能性UP。〔10:07 - 2016年4月23日 〕——
ただ、
後でまた触れるが、
――4月23日。選挙直前ではありませんね。語るに落ちる言いがかりでした。〔13:24 - 2016年8月24日 〕
という捨て台詞を吐いて逃げ出す。
惜しい!
論点がようやく飲み込めた!
と思ったのだが、
違った。
選挙前の売名行為が責められているのではない。
よく、
上西さんの文章を読みなさい。
東大卒の元エリート官僚、頭悪すぎるぞ。
周辺の全ての病院に受け入れ体制をとらせるような権限、
国会議員にあったっけ?
上西さんは、
そこを尋ねている。
答えなよ、
国会議員ならば。
公人としてなした一挙手一投足について説明責任がある。
この二人のやり取り見れば
分かる通り、
ネトウヨたちの横入りの
上西さん批判には凄まじいものがある。
でも、
一人で耐えておられるね。
外見だけじゃなく、
案外に心も美しい人だ。
ネトウヨではないらしい方の質問には
丁寧に
受けておられた。
たとえば、
のように。
また、この説明に対してなされた
――@uenishi_sayuri @katayama_s 上西議員ならどうされましたか?迷惑だなと思って見ていただけですか?議員として急病人の方や車掌さん、片山議員に何か協力できることはないかとは思いませんでしたか?〔11:22 - 2016年8月24日 〕——
という岩渕潤子@junko_iwabuchi の質問に
こう答えている。
――マニュアルのある車掌さんやJRに任せるのがベストだと判断しました。私は医者でも看護師でもありません。あの場合議員としてできる事は皆無です。個人として何かできる事はあったかもしれませんが、私はその必要を感じませんでした。〔11:57 - 2016年8月24日 〕——と、
頭冷やして、
この返答の持つ意味、
じっくりと考えてもらいたい。
とても
まともな意見だよ。
これに対して、
片山議員は、
いよいよ本性を出すよ。
――この病人さんの件は春先で選挙直前ではなく、私の名前の連呼もなく、名古屋が次の停車駅でそこで受け入れるか三河安城で止めてそこの病院に運ぶかの判断は医師が行い、それに沿って私が電話した地元議員が三河安城の救急体制確認しました。〔12:45 - 2016年8月24日 〕——
――本件は、日にちも列車も特定可能。このような人物相手にする時間は勿体無いが、この人を短期間でも国会議員にした政党って。その場にいたら私が自分の席と病人さんを寝かせていた通路までしか動いていないことわかるはず。車掌はマニュアル通りに乗客説明を行っており私は横にいただけです。〔13:02 - 2016年8月24日 〕——
(車掌がマニュアル通りだったのは、乗客説明だけかい)
「このような人物相手にする時間は勿体無いが、この人を短期間でも国会議員にした政党って」
人格非難まがいの毒を吐きながら、
頭の片隅で、
(あゝ、あの橋下さんだって、この人相手の論争は避けていたんだっけ…)
と考えたかもしれない。
「本件は、日にちも列車も特定可能」
と言ったことには、
さらりと流した上、改めて
議論の本丸に攻め込んでいた。
――当然私も日時は認識してますよ。W選挙と騒がれている時期ですから。で、答えないんですか。周辺全ての病院を確保したって車内で大騒ぎした事について。 https://twitter.com/katayama_s/status/768297482111422465 …
〔13:50 - 2016年8月24日 〕——
――@katayama_s 先の参院選直前の出来事でしたよね。政治家が選挙を意識するのは当然ですが、やり過ぎとは思いませんでしたか。片山議員についてよく言われる「恥知らず」ではすまない問題だと私は思うのですが。〔9:42 - 2016年8月24日 〕——
論争巧者だな。
――@katayama_s まあ、時間がもったいないと逃げるしかないんでしょうね。私はNHK問題も含め、結局何も語らない片山議員は予想通りでした。〔13:53 - 2016年8月24日 〕——
と評している。
返す言葉のない片山議員は、
捨て台詞っていうのかね、いわば、ケツをまくったような説明を、
質問とは関係なくした上、
――4月23日。選挙直前ではありませんね。語るに落ちる言いがかりでした。〔13:24 - 2016年8月24日 〕——
と断言。
とどのつまり、
上西議員をブロックしたようです。
この卑怯な対応をよく覚えておきましょう。
これが
片山さつきという国家議員の正体です。
上西議員は、
ブロックされたことにつき、
次のようにコメントしておられた。
――片山議員にブロックされた。凄いな、お互い議員なのにブロックって。まあ党から言われたんだろうけど、だったら最初から反論なんかしなければいい。しかも結局何も答えかったし。考えさえ聞ければ、国会でやるまでもないと思ったけど、質問するしかない。片山議員のNHK問題と合わせて。〔14:14 - 2016年8月24日 〕——
国会での追及、楽しみだな。
国会での質疑を通して、
「NHKが貧困女子を捏造した」
と大騒ぎする
偽善が暴かれたらいいと思う。
片山某がやっているような
越権行為が
法治主義を台無しになるのだ。
注意しないといけない。
松井計@matsuikei さんが貧困女子高生の問題を
次のように整理していた。
――貧困高校生問題。BPO事案だという論者もあるようだけど、そんな話じゃありません。今回の件の問題は2点。
1)TVのインタビューを受けた未成年が、それを理由に酷い目に遭った事。これは人権問題。人権擁護委員会マター。
2)国会議員が個人の事案に介入していいかどうかの問題。これは国会。〔18:19 - 2016年8月24日 〕——
上西さんが
問おうとしたのは、
公的な
交通機関に乗車中、
急患の
人と出くわした場合、
国会議員が
その場を仕切っていいのかという
2)の問題だ。
大抵の人は
「緊急状態」にある
という、
ただそれだけの理由で
政治家に丸投げする怖さを
上西議員が抉り出した。
途中で
その論点に気づいたかもしれない
片山某が
逃げ出した点に
この事案の
救われなさがある。
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