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2016-08-29 01:23
民進党の代表選が来月15日に行なわれる。告示日(2日)を前に、党内で説明会が行なわれたのようなのだけど。既に公に出馬を表明している蓮舫氏、前原誠司氏のほか、長島昭久氏、玉木雄一郎氏、原口一博氏の陣営が出席。旧維新の党グループの井出庸生衆院議員も参加したという。(・・) <原口氏の名、久々に見たかも。>
蓮舫氏や前原氏について書く機会はこれから増えそうな気もするので、今回はあえて長島昭久氏のことを・・・。
mewは、実は、民進党の保守派の代表格である長島氏に是非、代表選に出馬して欲しいと思っているのだ。(**)
<もちろん、mew個人として一番いいのは、長島氏が自分の政治理念、ホンネで目指している政策をしっかりと主張してもらって、その上で惨敗してくれることなのだけど。・・・で、目標を実現したいなら自分と同じ考えの人がいる政党に移るとさらによし?^^;>
というのも、民進党として、これからどのような政治理念を持って、どのような方針、政策の実現を目指すのか、いまだに一部に根強く残っている(超)保守タカ派系の考え方をどこまで受け入れる気があるのか・・・一度、しっかりと議論したり、考えたりする場を設けた方がいいのではないかと。
国民に民進党をアピールする前に、まずは党内で議員や党員、関係者が自分たちが進むべき道を決めて、きちんと共通認識を有する必要があると思うからだ。(++)
憲法改正や安保法制、集団的自衛権に対する考え方、共産党を含めた野党共闘の可否やその範囲はどうするのか。経済・社会の分野は、安保軍事に比べれば大きな差はないものの、それでも、脱原発、消費税、TPPや農業保護、公共投資、社会保障費用の財源などに対する考え方は議員によってまだまだ違いがあるのは事実で。
これまでは、同じ民主党、民進党の議員でも、支援者やメディアにおいて、党の公約や執行部の考え方と正反対に近いことを主張したり、党や執行部を辛らつに批判したりすることも珍しくなかっただけに、そろそろ重要なことは、ちゃんと共通の認識を持つようにして欲しいのである。(・・)
<長島昭久氏は東京選出議員なので、東京在住のmewにはチラホラ伝聞情報がはいることがあるのだけど。元日本会議の超保守タカ派+米国べったりで、支持者もそういう人が多いせいなのか、とても民進党議員とは思えぬネオコン政策論を語っていることも少なからずあるようで、ますますイラつく部分もあったりして。お互いに早くストレスを解消しないと!_(。。)_>
* * * * *
実はmew周辺では、先月の都知事選に、長島氏が衆院議員を辞めて出馬し、惨敗することを願っている人が何人かいたのだ。<負けたら、ただの人だもんね。^^;>
ちなみに、長島氏の出馬を期待していたのは、松原仁都連会長をはじめとする民進党、そして自民党+αの(超)保守派の議員や関係者だ。<『与野党相乗りの擁立論が自民党から浮上していた民進党の長島昭久元防衛副大臣は・・・(時事15.6.17』>
ただ、民進党執行部がと知事選に関して、1・自民党との相乗りはしない、2・野党4党の共闘を続けるという方針をとると決めたので、長島氏の出馬の話は消えたのであるが。
何分にも民進党の都連は、超保守派の松原会長、長島幹事長が選挙を仕切っていたこともあり、左派の多い宇都宮陣営や一部の市民団体とはうまく連携できないまま、チョット消化不良の選挙戦を行なったという。(-_-)
SEALDs解散に関する長島氏のコメントを見ても、鳥越俊太郎候補やその支援者が、いかに自分たちの主張を思い切ってやりにくいような選挙戦だったたかわかるというものだ。(・・)
『民進・長島氏「SEALDsに便乗した政治家は安易」
■長島昭久・民進党衆院議員 (15日に解散した学生団体)「SEALDs(シールズ)」の学生さんたちが、自分たちの気持ちを率直に、街頭で勇気をふるって(訴える)活動をされたことには、敬意を表します。
それはそうなんですけれども、私は一番良くなかったのは、政治家の方で、ああいう活動に便乗して、野党として、安保国会のやり方は本当によかったかっていうのは、これは猛省すべきだと思っています。安保法制=違憲=廃案=安倍政権をぶっ壊せみたいな、ちょっとそういう政治家の側が非常に安易だったと思っています。(国会内で記者団に) (朝日新聞16年8月17日)』
mewは、SEALDsは、今回の参院選や知事選では、何より「選挙に行こう」を訴えていたように思うのだが。<18歳の投票が開始&それが民主主義の第一歩だから。>
基本的に安保法制に賛成である長島氏の目には、自民党やウヨ保守系の人たちと同じように、「あの団体は、安保法制=違憲=廃案=安倍政権をぶっ壊せと騒ぐしょ〜もない連中なのだ」という風に映るのだろうし。「あんな連中に便乗して、支援してもらおうなんて考える方がおかしい」と感じてしまうのだろう。<共産党との選挙協力もしかり、かな?(>_<)>
* * * * *
長島氏は、15日にJapan In-depthのインタビューに応じて、代表選への意欲を示すと共に、出馬した場合、「民共路線の転換」、「民進党の憲法草案」「人心の一新」を主張すると発言。
また、自分たちの民進党に対する考え方(いかに民進党を変えて行きたいかなど)も語っている。
何か民進党の保守派のホンネがかいまみえる部分があるように感じたので、そのインタビューをここに載せておきたい。
<ちょっと長い記事なので、都知事選に関する真ん中の「中略」の部分と「編集後記」の部分は*1にアップするです。
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
『N蓮舫人気にすがる民進党の苦境 長島昭久議員インタビュー
Japan In-depth 8月19日(金)
民進党代表選(9月2日告示、15日投開票)が近づいてきた。
しかし、名乗りを上げているのは執行部系の蓮舫代表代行だけ。対抗馬が中々決まらず、無投票当選の可能性まで取沙汰されている。おりしもリオ五輪真っ盛り、代表選のニュースは全く注目を集めずお寒い限りだ。そうした中、出馬を模索する長島昭久元防衛副大臣に話を聞いた。
安倍:出馬を検討されてますね?
長島:今推薦人を集めている段階です。20人はきつい、まだ半分くらいです。僕の場合、主張をとにかく旗幟鮮明にしようと。三原則。1つ目は、「民共路線の転換」、2つ目は「憲法草案」。民進党としての草案を作る。そして3つ目は、これらをやるための「人心の一新」。今までの執行部をガラッと変える。民進党ができたときに名前だけ変えて中身を変えなかったわけですよね。そして今度、このままいくと、顔だけ変えて、中身を変えないんですよ。こうなったらもうおしまいなんで。僕らとしては、最初の二つをやる体制をつくると。つまり生まれ変わるために、ほかにいないんだったら自分が出ると。しかし、今いろんな人と話してるんですけど、現状認識は共有すると。しかし、そこまであからさまに主張されると推薦まではなかなか難しいと、そういう状況ですね。
安倍:なるほど。
長島:民共路線からの脱却っていうのは、別に共産党の存在を否定してるんじゃないですよ。共産党は共産党でずっと積み上げてきた議論があるから。我々が主体性を失って共産党に利用されるような、そういう野党共闘はだめ、と。
安倍:引きずられちゃう。
長島:引きずられる。我々が自ら輝いた上であれば、いろんな選択肢があってもいいと思うんですよ。自民党の一部とやるっていうのもいいし、おおさか(維新の会)とやるでもいいし。共産党でもいいかもしれませんよ、そうなったらね。我々は今病み上がりで、体力もおぼつかないのに、共産党の杖をついて表へ出たら、そこから先ずっとこの杖がなかったら歩けなくなりますよ。今はすべて選挙対策でやってる。確固とした政権戦略があって、その道具にいろんなものを使うっていうのはわかるんだけど。政権戦略もなく、選挙戦術・選挙対策、これをやってるんですよ。もちろんこの選挙対策を重ねていって、政権にたどり着くなら文句は言わないですよ。でも全然方向が違うわけ、僕から見るとね。そこをもう一回清算しないと、リセットしないと、民進党が立ち直る道はないと私は思っておりますね。
安倍:そういう認識の人は結構いるんですか党内で。
長島:もちろんいます、今のままではよくないと。確かにそうだねと。まぁこれは自民党が公明党に依存している体質と・・・
安倍:似てますよね。
長島:似てるんですよ。ところがまぁ、別に与党を弁護するわけじゃないけど、自公っていうのは政策のすり合わせをやって連立を組んでいるんですよ。公明党と共産党ってやっぱり違いますからね、質が。綱領を見ればわかりますけど。
安倍:はい。
長島:ここをとにかく度外視して、去年の安保法制の時に、安保法案はけしからんというところで一致したんですよ。でもけしからんにもいろいろあるわけですよ。違憲だからけしからん、と言っている政党と、安倍首相のやり方は拙速だから、もうちょっとしっかり議論をしてから決めるべきだという、けしからんと。ものすごく開きがあるんですよ。ところがけしからんという一点で、後の内容はほとんど捨象して、一致しちゃったわけです。それがずうっと今日まで続いて、参議院選挙でも私は成果が出たとは思わない。選挙対策としてもいかがなものかと思っているのに、それをそのまままた都知事選挙に押し込んできたわけですよ。それでああいう方を引っ張り出してきて、とにかく有名人で、与党が割れそうだから野党が一致すれば勝てるだろうと、こういうものすごく安易なやり方だったわけですよね。(中略) <下につづく>
安倍:話戻りますけど、そういう2つね。民共路線からの脱却と、それから憲法草案策定ということについて、それからの人心一新と。「話は分かるよ、長島さん、と。けどあんまりそれを前面に出されちゃうと、やりにくい」っていう声もあるとさっきおっしゃいましたけども。それを前面に出しちゃったら推薦人に名を連ねるのはちょっとなぁ、っていうことなんですか。
長島:そうなんです。
安倍:そうすると、ちょっと言葉を変えるじゃないですけどそういう余地ってあるんですか。
長島:まぁこれは青臭いといわれるかもしれないけど、私は言い方を変えるくらいだったら、最初から手をあげる必要もないと思っています。これね、本当に難しいですよ、政治っていうのは妥協っていうのが必要で、ある程度オブラートに包んでそして権力を握ってそして実行していくと、これが一番いいと思います。しかし、私はあえて今回もともと不利な状況の中でね、僕の派閥は6人しかいませんから、20人なんか到底届かない。それでも手をあげるべきだと我々で考えたのは言うべきことを今言うと、今この党に必要なことを言うべきじゃないかと、これ、やはりあいまいにオブラートに包んでまぁどっちかましな方を応援しますみたいなことだったら、今までと変わらないじゃないかというのがあったんです。この僕らの一石に対して、どういう化学反応が起きるのかということを見てみたいと思ったし、起きないなら起きないなりに僕らも覚悟を決めなきゃいけない。
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
安倍:ただ、現実的なことを考えてね、こんな風にしてくれたら推薦人になるよ、という人もいると思うんですよね。だから要するに、民共転換って言っちゃうと、それはあれだからっていうね。だから、共闘のあり方の見直し、とかね。
長島:そうですね。その点については、「主体性を失った野党共闘の路線を転換する」と、こういってるんです。我々が主体性をもった野党共闘はいくらでもやっていいですよ。それはそうでしょう、政権与党は強いんだから。主体性を失った形で今のような形で、ずるずるといくのはよくないと。こういうことです。
安倍:なるほどね。
長島:このへんでかなり、まだ乗ってくれる人が増える、
安倍:もしくは「失った」と言わないで、「主体性を持った共闘路線の確立」、とするとか。
長島:なるほどね。
安倍:2番目はいいんじゃないですか。草案策定。反対の声は大きいんですか?
長島:いやぁー、これも結構抵抗感があるみたいなんです。参議院選挙で、いろんな公約があったけど民進党が一番熱心に国民に訴えたのは何ですか。3分の2阻止でしょう。
安倍:そうそう。
長島:憲法改正なんてまかりならんと言って参議院戦ってるから・・・
安倍:言っときながら。
長島:言っときながら終わって、代表選挙でじゃあ憲法改正の話に入ります。これは言えませんね、というの結構多いんですよ。
安倍:でも蓮舫さん話し合い、って言ってませんでしたか?
長島:あれはうまいこと言ってんだけど、衆参の憲法審査会の議論が始まったら粛々とそれに入ると、別に草案をつくるとも言ってないし。
安倍:ああそうか。
長島:憲法改正にコミットするとも言ってないんですよ。そう。だからそういうところを明らかにするのが代表選なんで。
安倍:ですね。同じこと言っちゃったら、何が違うのって。
長島:何が違うのってなるし。ましてや無投票で、みんな草木もなびく・・・じゃダメなんですよ。
安倍:無投票は辞めたほうがいいと思うんですよ。
長島:いやあ絶対そうなんです。前原さんと今日話しました。私は自分の主張を最後まで貫くつもりでいるんだけど、これ、みんなでにらみ合ってて結局告示の日を迎えて蓮舫さんしか出なかったら最悪だから、そこが最後はね、私利私欲を捨てて、私心を捨てて、一本にまとめて代表候補を出す、ということも自分はやぶさかじゃないと思ってるんです。
安倍:前原さんと一本化の可能性っていうのはかなりありますか?
長島:まだなんとも言えません。今日話聞いた感じでは共通する部分もかなりありますが。
(インタビューは2016年8月15日実施)
* * * * *
長島氏は自分のグループのメンバーが6人しかいないので、推薦人を20人集めるのが難しいようなのだが。<ってことは、長島氏の政治家としてのあり方や考え方に共鳴する人がわずかしかいないってことでしょ?^^;>
そんなに自分の考えに自信があるなら、軟弱な保守の前原氏などに乗っからず、旧維新の保守系などを説得してでも、立候補してみろと。出馬もできないようなら、あまりエラそ〜にするなと言いたくなってしまうmewなのだった。(@@)
THANKS
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