記者会見する東京都の小池百合子知事（2016年8月撮影）

小池知事は豊洲問題を利用している？　安全性めぐる指摘に疑問相次ぐ
http://www.j-cast.com/2016/09/26279031.html?p=all
2016/9/26 20:00　J-CASTニュース

豊洲市場の「たまり水」や「地下水」をめぐる問題で、大阪市の橋下徹・前市長がツイッターで発信を務めている。公明党の調査では、地下水からシアン化合物が検出されているが、橋下氏は「飲まなければ何の問題もない」との主張を強めている。

だが、小池氏は、一連の地下水の問題は、生活者への影響や食の安全への疑問といった「感性ということが必要」と主張しているが、世論の高い支持を背景に、小池氏が豊洲問題を「利用している節もある」という指摘も出始めた。

■橋下氏「飲まなければ何の問題もない」

橋下氏は9月20日から21日にかけて、

“「ほんと無茶苦茶になってしまった。豊洲ではもともと地下水は飲まない。だから地下水対策は本来不要。今、シアンが検出されたと報道があるが、飲まなければ何の問題もない。このような大混乱は、行政の素人の専門家会議が市場に必要な安全基準をはるかに上回る現実無視の対策を提言したからだ」
「都庁の意思決定の在り方や説明・広報のまずさ、さらに工事受注を巡る疑念を追及していくことと、豊洲自体の安全性の問題は区分けしなければならない。前者を明らかにしたことは小池さんの大功績。落とし所はこの辺ではないか」

などと連続してツイート。地下水やたまり水は豊洲の安全性に影響しないとの考えを強調した。

小池知事が9月23日に開いた会見でも、橋下氏のこのツイートに関する質問が出たが、小池氏は、

“「これは総合的な話で、地下水の汚染ということがどれほど生活者にとって影響を与えるのか、食の安全に対して疑問を抱かせるのかという、そのような感性ということが必要なのではないかと思っている」

などと反論した。

こうした小池知事の豊洲問題に対する姿勢には、国民的にも高い支持がある。日本経済新聞社とテレビ東京が23〜25日にかけて行った世論調査では、豊洲市場問題をめぐる小池知事の一連の対応を「評価する」とする声は85%。東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏に限ると「評価する」は91%に及んだ。

■堀江氏「庶民の無知やマスコミが騒ぐことを計算に入れて...」

これに対して、小池氏の豊洲問題に対する姿勢に批判的なのが、堀江貴文氏だ。堀江氏は9月23日夕方放送の「5時に夢中！」（TOKYO MX）で、豊洲の水については専門家の話などを引いて、

“「安全性で言えば法的には全然問題ないレベル」

だとした上で、

“「それをワーワー騒いだ方が、科学的な知識がない人は『危ない』ってなるじゃないですか。で、それをみんな食いついて視聴者が見るから...。そういうマスコミも...。小池さんも、だからそういうところが、僕はちょっと賛成しないというか...」

と発言。小池知事の動きについて、

“「庶民の無知だったりマスコミがそうやって騒ぐことも計算に入れて、この問題を利用している節がある」

と批判している。

コメント
1. 2016年9月27日 00:29:27 : ge82Jvqjdk : KAHImNPipgQ[222] ▲△▽▼ 『＜橋下っちゃん＞も、＜ホリモノエモンくん＞も、言ってることが「上っ面』でしかない。』 だから、「地下水は飲まない」だとか「安全性で言えば法的には全然問題ないレベル」だとか、素人以下の“非科学的”な論拠しか持ち合わせていないのである。 要は二人とも「風評被害論者＆ネットウヨ族」にしか過ぎないってことさ。 問題は、＜豊洲問題＞とは利害関係がありそうもない、二人の“ヒール”が何で血相を変えてクビを突っ込むのか？なんだが… �@　二人とも“賞味期限切れタレント”に落ちぶれっちまったから、この機に挽回！って張り切っている。 �A　二人とも“脛に持つ傷”が＜豊洲問題＞と同根だから、過剰な自己防衛反応している。 で、＜橋下っちゃん＞の場合は単純明快。＜豊洲問題＞は＜咲州問題＞と全く同じ構図の“埋め立て地開発に名を借りた土地転がし利権”問題なのである。“地盤・土壌改良工事の手抜き”“耐震基準に満たない建築基準法違反”“売買契約プロセスの不備・情報隠蔽”は、その紛う事なき証明である。（因みに＜関空＞も同じ穴の狢であり、後20〜30年保てば御の字である。） ＜ホリモノエモンくん＞の場合は、元来が“アングラマネー筋”だから、“どうしても＜築地＞を手に入れたい”勢力の代弁をしている、と見ていい。例えば＜電通＞や＜バカメディア＞や＜森ビル＞とか…である。 そもそも論として、この二人が“非科学的”なのは、「地下水が上がってきたのは “盛り土”をちゃんとしなかった“怪しい地下空間”である」ってことを全く理解していない。 また、＜伏魔殿都庁＞が“怪しい地下空間”を造った理由として今言い張っている「万が一、新しい土壌汚染が出てきた場合（の為のモニタリング空間）」ってな言い訳も“非科学・非論理”である。 そもそも、“新しい”土壌汚染ってどういう意味なの？ “盛り土”＋“地下水位監視＆汲み出し浄化システム”があれば、除染しきれない＜汚染物質＞の地下水経由の上昇をなんとか封じ込めることが出来る、ってのが「 「土壌改良専門委員会」の結論・提言なのである。 従って、この提言に沿う限り、“新しい”土壌汚染とは、＜盛り土＋コンクリート＞の上に出てきた場合しか有り得ない。勝手に＜盛り土＞（シールド）をしない＜地下空間＞に湧出した＜地下水＞は“新しい”では無く“予想通りの”或いは“案の定の”ってことさ。 何でこうなったかっていうと、「専門委員会」の提言通りに、全敷地“盛り土”にした上に“高床式建屋”を建てるってことになれば、“ベラボーな金”がかかっちゃうから、“安全性”はひとまず置いて、コスト削減に走ったことは容易に想像がつく。 だからこんな「汚染地」の「食品市場」を移転しようとごり押ししたことが、そもそもの“犯罪”なのである。
2. 2016年9月27日 00:54:13 : 5g61m89E60 : qFsV3@xiz9E[2] ▲△▽▼ 別に小池知事は危険だと決めつけたわけではない。 今までの説明の祖語や、安全確認の手順がおかしいのできちんと検証すると言っているだけ。 橋下や堀江は注目の高い社会問題に偏見と独断でテキトーな意見を突っ込んで目立とうとしているだけ。 要するに営業ポジション。 無視すればいいし、ネット記事も取り上げるべきではない。
3. 2016年9月27日 15:01:08 : 60zrsP9i5I : gDIlEHw40xw[317] ▲△▽▼ どうしてこう、落ちこぼれた橋下とか前科者の堀江のような奴の些末な発言を取り上げるわけ？またこういう失敗者しか、こうした行政や業界を擁護する発言をしないのはどうしたことだ？やはり事実の露見一つで瓦解する可能性があるから、こういうキワモノ芸人しか弁護につかないのだろう。 どうやら複数派閥の利権闘争のようだな。 議会派が反撃しているところだ。 ころころ論調を変えないといけないマスコミも大変だ。

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