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高樹沙耶逮捕報道の中、安倍昭恵が小池百合子との対談で「日本を取り戻すことは大麻を取り戻すこと」宣言(リテラ )
http://www.asyura2.com/16/senkyo215/msg/330.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 11 月 01 日 11:40:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

                 左「小池ゆりこ オフィシャルサイト」/右「安倍昭恵オフィシャルサイト」より 


高樹沙耶逮捕報道の中、安倍昭恵が小池百合子との対談で「日本を取り戻すことは大麻を取り戻すこと」宣言
http://lite-ra.com/2016/11/post-2659.html
2016.11.01. 安倍昭恵が「大麻を取り戻す」発言!   リテラ


 昨日発売の「週刊現代」(講談社)11月12日号のトップ特集に小池百合子氏と安倍昭恵氏の対談記事が掲載されていた。

 いま、一番注目を集めている政治家である小池都知事と、その小池氏とは関係が微妙ともいわれる安倍首相の夫人で、何かとお騒がせのアッキーの対談。いったいどんな展開になるのか、と興味津々で読んでみたら、アッキーがなんとこんな衝撃発言をしていたのだ。

「いまは大麻に興味があるんです」

 これは小池都知事の「立場に縛られない、のびのびした雰囲気は素敵ですね。次は何が飛び出すのか楽しみです」というヨイショを受けての発言だったが、小池都知事もさすがに「大麻!?」と驚いた様子。しかしアッキーはそのまま大麻に関する持論をこう展開したのだ。

「もちろん吸うわけではありません。ひとつは医療用。もうひとつは「祈祷用」。現在神道の祈祷で使われる麻は、ほとんどが中国製ですが、日本古来の神とつながる精神性を得るためには、日本製の麻を使う必要があると思うんです。「日本を取り戻す」ことは「大麻を取り戻す」ことだと思っています」

 たしかに、本サイトでも報じたように、昭恵夫人は最近、医療用大麻の解禁をしきりに主張し、その運動を支援していた。しかし、この10月25日には同じく医療大麻の解禁を訴えていた元女優の高樹沙耶容疑者と同居人らが、大麻所持の疑いで逮捕されたばかり。ワイドショーは連日、医療大麻を含む大麻のいかがわしさをセンセーショナルに報じている。そんな中で首相夫人が高樹と同じ大麻解禁論を堂々とぶつとは……。しかも、安倍首相のスローガンである「日本を取り戻す」にひっかけて「大麻を取り戻す」宣言である。これには小池都知事も「ユニークな発想ですね」と返すのが精一杯だった。

 調べてみると、この対談は、高樹の逮捕前に収録されており、たまたま事件があった直後に出てしまったということらしい。しかし、だからといって、これはたんにタイミングが悪かったということでもない。

 というのも、対談が高樹の逮捕前だとしても、原稿を修正したり、その発言を記事から削除する時間は十分あったからだ。

 しかも、高樹が逮捕される20日前の10月4日には、昭恵夫人が親しくていた鳥取県智頭町の大麻栽培加工販売会社代表・上野俊彦氏がやはり大麻不法所持で逮捕されていた。少なくとも今回の対談はその後に行われたものと考えられる。

 つまり、昭恵夫人は大麻解禁を主張している関係者が当局に狙い撃ちされている状況をわかっていて、大麻問題を口にしたのだ。逆に言うと、それくらい昭恵夫人が大麻解禁に本気、ということだろう。

 昭恵夫人が大麻解禁に興味を持ったとされるのは昨年夏のこと。鳥取県智頭町の自然環境を利用した幼児教育や子育て支援を描いた『森のようちえん 自然のなかで子育てを』(今村光章/解放出版社)で町の取り組みに興味を持った昭恵夫人が、そこで行われていた町おこしの「伝統的大麻栽培の復活」を知って共鳴、以降、強力な支援者となっていく。

 昭恵夫人はその活動のため智頭町を訪れ、同年7月3日の自身のFacebookに大麻畑の中で満面の笑みを浮かべた写真を投稿している。このFacebookは大きな反響を呼んだ。

 また「SPA!」(扶桑社)15年12月15日号では、前述の大麻栽培加工販売会社経営の上野氏との対談企画も掲載された。

 このなかで昭恵夫人は「麻はすべての部分を有効活用できる植物なんです」「日本ではまだ認められていませんが、医療用としても大いに活用できると思っています」と、大麻が秘める可能性に言及。上野氏のもとを訪ね、その取り組みに耳を傾けたといい、誌上では〈大麻栽培での町おこしにかける上野さんの情熱に、昭恵夫人も感心しきりだった〉とレポートされていた。

 かなりの本気ぶりが伝わってくるが、厚生局麻薬取締部が医療用大麻の解禁を主張する人たちをターゲットに内偵を始めたのはこの少し後のことだった。

「厚労省の麻取は大麻に関して解禁の動きが世界的に活発となっていることについて、神経を尖らせていました。もし医療用といえども解禁になれば、組織の混乱や長期的には麻取の縮小、弱体化も懸念されます。また法整備、改正も必要ですが、厚労省はそうした動きを嫌っていました。ところが、そこに昭恵夫人の大麻解禁論がでてきた。しかも、昭恵夫人の大麻解禁論のFacebookに “いいね”が当時2500以上もつけられた。それで警戒感をさらに強くし、大麻解禁論者の狙い撃ちを始めたようです」(厚労省担当記者)

 そして、10 月4日には、上野氏と従業員2人、10月5日には岡山県真庭市で、“地域おこし協力隊員”として産業用大麻を栽培するよう働きかけていた同市の非常勤職員、さらに、10月25日に今回の高樹沙耶容疑者と同居人の男性2人と立て続けに逮捕が起きた。 

 つまり、こうした逮捕劇は、昭恵夫人の医療大麻解禁運動への傾倒がきっかけになった可能性が高いのだ。しかも、そのことは官邸も承諾済み、むしろ後押ししていた可能性がある。

「日本の官僚の体質からいって、首相夫人が支援している知り合いを逮捕するのに、官邸に事前許可をとらないわけがない。おそらく、安倍首相も昭恵夫人の大麻人脈との付き合いには手を焼いていて、お灸をすえようと許可を出したんじゃないでしょうか」(官邸担当記者)

 もしそうなら、逮捕された大麻解禁論者たちはとんだとばっちりという感じだが、しかし、当の昭恵夫人の主張は、「日本を取り戻すことは大麻を取り戻すこと」というのはともかく、うなずける部分も多い。

 本サイトでも何度も取り上げているように、大麻は欧州などでは既に90年代から産業、医療用の研究が進み、もはや危険な麻薬という認識ではなくなりつつある。むしろ、医療用大麻はアルツハイマー病や糖尿病、てんかん、多発性硬化症、PTSDなど様々な治療に役立つことが立証され、ドイツ、チェコ、フィンランド、カナダ、オーストリアなどの欧米各国では医療用大麻が合法化、アメリカでも25州とワシントン自治区で合法化されている。むしろ覚せい剤と同一視して重大犯罪扱いしている日本のほうが完全に時代遅れなのだ。

 そういう意味では、逮捕劇にもかかわらず、昭恵夫人が今回、小池百合子との対談で、医療用大麻解禁を主張し続けたことは支持すべきだろう。少なくとも、夫が取り戻そうとしているものより昭恵夫人が取り戻そうとしているもののほうがずっと、害がないのは確実なのだから。

(林グンマ)
 

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コメント
 
1. 新共産主義クラブ[2452] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2016年11月01日 12:18:08 : E6LusxA809 : 4o8c0mcSnBk[19]
>「もちろん吸うわけではありません。ひとつは医療用。もうひとつは「祈祷用」」(安倍昭恵 首相夫人)
 
 
 「祈祷」と称して、神社の境内で、野外の大麻パーティを開き、
 
 大麻草を使って薫煙して、大麻パーティ参加者の集団を陶酔状態にさせて、
 
 参加者に、戦意を高揚させることを、、
 
 安倍首相夫妻や神社本庁らが企(くわだ)てているのだろう。
 
 目的は、「レコンキスタ(失地回復)」、つまり、「日本の領地を取り戻す」ための、陶酔状態での戦意高揚の集会である。
 
 安倍首相夫人は、新自由主義者(新自由主義の創始者フリードマンは麻薬解禁を唱えた)で、日本会議に所属する、小池百合子に、
 
 東京の特区における、神社の境内などでの、「祈祷」=野外大麻パーティでの、大麻解禁を、期待しているのだろう。
 
 
 実際に、違法な大麻所持者が、このように神社本庁が管轄する格式の高い神社の境内で、大麻を取り扱ったパーティを開いていた事実がある。
 
 小さい子供や、中高生が、神社の境内での、大麻草を焚く薫煙で、大麻草への依存度を高める可能性がある。
 
 今後は、夜間、未成年者が神社へ行ったり、未成年者を連れて神社に行ったりすることは、若年者の大麻への依存度を高め、大変に危険な気がする。
 
 

2. 新共産主義クラブ[2453] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2016年11月01日 14:43:07 : E2cnxYRP0E : yGypB578TUY[4]
>>1(補足)
>実際に、違法な大麻所持者が、このように神社本庁が管轄する格式の高い神社の境内で、大麻を取り扱ったパーティを開いていた事実がある。
 
 
 2016年7月2日から7月3日にかけて、京都の賀茂別雷神社(通称: 上賀茂神社)の境内において、「麻地球日本祭」というイベントがが開催されている。
 
 「麻地球日本祭」は、大麻に関する知識の普及、上賀茂神社への寄付金集め、大麻農家への金銭支援を目的に開催されたと見られる。
 
 このイベントでは、大麻の不法所持と不法な譲渡で逮捕された、●上●野●俊●彦●氏(上野俊彦氏)が、大麻栽培についての講演をおこなっていた。
 
 また、このイベントには、内閣総理大臣夫人である、●安●倍●昭●恵●氏(安倍昭恵氏)も、招待されている。
 
 
 大麻の不法所持と不法な譲渡で逮捕された、●上●野●俊●彦●氏(上野俊彦氏)と、内閣総理大臣夫人である、●安●倍●昭●恵●氏(安倍昭恵氏)とは、個人的にも、親密なようであり、大麻畑でのツーショット写真が公開されている。
 
 「再掲載、高樹沙耶逮捕。 その前に逮捕されたのが、左の人。 で、右は安倍晋三夫人。 この写真、今上げると即刻削除されそうだから、あえてup(笑)。」

 http://blogs.yahoo.co.jp/honjyofag/66300502.html
 
 
 
■ 世界文化遺産 上賀茂神社
 京都府京都市北区上賀茂本山339
 
 「麻地球日本祭」─ 麻と精神文化 |Hemp of Spirits in Japan|
  2016/07/02−03
 
【登壇者】
 ●安●倍●昭●恵●氏(安倍昭恵氏) [内閣総理大臣夫人]
 ●上●野●俊●彦●氏(上野俊彦氏) [鳥取県智頭町麻農家 株式会社八十八や]
 他20名
 
7月2日
【ステージ太陽】
挨拶・上賀茂神社宮司 ●田●中●安●比●呂●氏(田中安比呂氏)
 
7月3日
【ステージ太陽】
挨拶 首相夫人 ●安●倍●昭●恵●氏(安倍昭恵氏)
   京都市長 門川大作氏
 
【ステージ地球】
講演 「智頭町 麻栽培の現状と今後の展望」●上●野●俊●彦●氏(上野俊彦氏)
https://dl.dropboxusercontent.com/u/3790648/asafuku/flyer1.pdf
https://dl.dropboxusercontent.com/u/3790648/asafuku/flyer2.pdf
https://camp-fire.jp/projects/view/6025
 
 
■ 賀茂別雷神社 (通称: 上賀茂神社)
 
 旧社格は官幣大社であり、第二次世界大戦が終わるまでは、神祇官が祀る官幣社の中では、伊勢神宮に次いで、全国で最も格が高かった。
 
 現在は別表神社であり、神社本庁が宮司・権宮司・禰宜権・禰宜などの人事を包括している、神社本庁が定めた特別の神社である。
 
 ユネスコの世界遺産に「古都京都の文化財」の1つとして登録されている。
 
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B3%80%E8%8C%82%E5%88%A5%E9%9B%B7%E7%A5%9E%E7%A4%BE
http://www.kamigamojinja.jp/yuisyo.html
 

3. 2016年11月01日 18:51:37 : 3E76uVCkj6 : nVgKMnZYopg[343]

 麻は 天使の薬 ではなかったかね〜〜〜

 ヨーロッパでは 普通に吸引されているだろう タバコより 害が少ない ってことだろうけど

 タバコは 税金が取れるが 大麻は 税金が取れない 

 ===

 タバコにしても 大麻にしても 頭に 何らかの 快楽を与えるので

 ===> 常習性が出てきて

 タバコや 大麻など 人体への害は少ないとしても 

 なんでも 大量に摂取すると 弊害がでるよね〜〜〜

 ===

 愛としては 医療用はOK なのだが タバコも 大麻も 禁止でいいと思うけどな〜〜

 ===

 酒も 少しだけなら 良薬になるのだが 酒を飲むと 気持ちが 大きくなって

 結局 失態を犯すことになる 交通事故で 何百人もが 命を落とした

 酒だって 罰則の対象で 禁止されている部分もある
 


4. 2016年11月01日 21:03:57 : ZLNQZFSqzI : emARCcmDZU4[60]
ボスのため リテラは見せる 心意気

5. 2016年11月01日 21:05:30 : xQoZn42Pr2 : 2ydlNWODHRI[1247]
小池も昭恵も薬中なの?

6. 2016年11月02日 12:46:39 : bYLiTFC55s : U5AdSJsPd0M[254]
タバコ禁止。大麻解禁。 ←これですべて解決!

7. 2016年11月02日 12:58:51 : TzkPlcUDmw : 5LJnlaMg0G0[92]
支援していた人間が逮捕!
夫人もおかしな発言ばかりだから
疑われても仕方ないでしょねぇ

8. おじゃま一郎[5707] gqiCtoLhgtyI6phZ 2016年11月02日 13:32:42 : HYReEx22sY : krRoZ4dqww8[3]
野党は、昭恵夫人の大麻問題を国会に出すべきだろう。
そうすれば、安倍政権は夫人をかばうため大麻解禁法を
出して強行採決する。これで昭恵夫人の嫌疑は
問われなくなり日本中happyになる。

9. 新共産主義クラブ[2454] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2016年11月02日 15:41:18 : L3zfevC0Vw : Exyq_7wHGTg[5]
>>6さん
>タバコ禁止。大麻解禁。 ←これですべて解決!
 
 
 あなたは、どの筋(すじ)の御方でしょうか?
 
 「タバコ禁止。大麻解禁」になったら、そのときは、

 やくざが、タバコを密売し、キックバックが、安倍首相夫妻と神社本庁に上納されることは明白でしょう。
 
 
 祈祷目的と、医療目的にのみ、大麻の使用が認められ、個人の嗜好による大麻の使用が禁止された場合にも、同じことが起こり得ます。
 
 神社での祈祷でのみ、大麻の使用が認められたとしても、いったん使用すれば、個人で自宅等でも嗜好のために使用したいという欲求が生じるようになるでしょう。
 
 しかし、個人の嗜好のために大麻を合法的に入手することができなければ、知り合いから紹介された、やくざから大麻を購入するしかありません。
 
 医療目的の使用でも、終末での緩和医療以外に、誰もが罹る軽い病気にも、大勢の人に頻繁に大麻が処方されれば、多くの人に、個人で自宅等でも嗜好のために使用したいという欲求が生じるようになり、知り合いから紹介された、やくざから大麻を購入するようになるでしょう。
 
 そうなれば、やくざが栄えて、社会が滅びます。
 


10. 新共産主義クラブ[2455] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2016年11月02日 17:39:29 : IsGoj6QKbs : bSuIg8o8pCs[11]
>この10月25日には同じく医療大麻の解禁を訴えていた元女優の高樹沙耶容疑者と同居人らが、大麻所持の疑いで逮捕されたばかり。
 
 
 元女優の高樹沙耶容疑者の同居人の一人である、森山繁成という人物が、高樹沙耶容疑者と同様に、大麻の不法所持の容疑で逮捕された。

 マリファナを吸う、ナチュラリストというイメージからは、かつてのヒッピーを想像するかもしれない。
 
 しかし、森山繁成容疑者は、
 
 伝統・制度などの既成の価値観に縛られた人間生活を否定することを信条とし、また、文明以前の自然で野生生活への回帰を提唱する

 という、ヒッピーのイメージとは程遠く、
 
 復古主義的な、神社本庁寄りの人物に見える。
 
 
────────────────────────────────────────

大麻取締法の運用の改善の要望と改正に向けての政策提言

―石油資源に替わる環境上有用な資源である植物としての大麻草すなわち麻の栽培とその有効利用を現代的に復活させる政策提言―

平成22年(2010年)5月8日
大麻草問題検証委員会
代表世話人 森山 繁成

民主党 
社民党 
国民新党 
自民党 
公明党 
共産党 
みんなの党 
新党大地(鈴木宗男) 

各党 御中

大麻草問題検証委員会は、2010年(平成22年)4月28日発足した政策提言団体です。 その設立趣意書は、以下の通りです。
大麻取締法は、立法目的が明記されておらず、保護法益も不明確であって、被害者なき法律の典型である。大麻草問題検証委員会は、大麻取締法による人権侵害を止めさせ、平和な環境循環型社会の実現に寄与するための大麻の有効利用を推進するために、大麻取締法の運用の改善と改正を内閣(政府)及び国会(衆議院・参議院)に働きかけることを目的とする。
我が国は、日本国憲法の下、国民主権による議会制民主主義の国である。当面の活動としては、国政選挙・地方選挙に於いて、大麻取締法の運用の改善と改正を約束する候補者・政党に投票をすることを呼びかけることと米国カルフォルニア州における大麻解禁に向けての住民運動と連帯して各種活動を行うこととする。
活動の企画実行は、上記の趣旨に賛同する賛同者及び世話人によって行う。

設立趣意に基づき、2010年7月の参議院議員選挙を前にして各政党に対して、以下の提案を行い、その回答を ホームページ「麻と人類文化」にある大麻草問題検証委員会掲示板 と mixi com.「大麻草問題検証委員会」に掲示することになりました。
 
そこで、下記「大麻取締法の運用の改善と改正」の提案を検討していただき、本年6月末日までに、上記の各宛先に回答していただきたく申し入れます。

 

1.始めに、 大麻草は日本の国草である。
大麻草とは、縄文時代の古来より衣料用・食料用・紙用・住居用・燃料用・医療用・祭事用・神事用に使われ、日本人に親しまれてきた麻のことであり、第二次大戦前はその栽培が国家によって奨励されてきた重要な植物である。このように大麻草は精神的にも物質的にも、日本人のシンボルともいえる植物であり、桜が日本の国花とするならば、大麻草は日本の国草である。
第2次大戦前の日本人の生活、特に明治以前の生活では、生まれる時のへその緒は麻糸で切り、赤ちゃんの時は麻のように丈夫にすくすく育つようにとの親の願いから麻の葉模様の産着で育てられ、結婚式では夫婦が末永く仲良く幸せであることを願って夫婦の髪を麻糸で結ぶ儀式をしていたのである。そして、葬式で着る衣は麻衣であった。日常生活では、麻の鼻緒で作った下駄を履き、麻布でできた着物ーなお、下着は褌であり江戸時代以前は麻布が使われ、成人式の記念に親から褌祝いとして麻褌が与えられたようであるーを身に付け、麻の茎の入った壁や天井に囲まれた家に住み、麻糸で作った畳の上で過ごし、夏は麻糸で作った蚊帳で休んでいたのである。また、麻の油は食用や灯油として活用された。また、麻糸は漁業用の網としても多く使われたが、凧糸や弓の弦としても使われたのである。麻の茎も炭にして、花火の原料としても使われた。
このように、大麻草すなわち麻は、伝統的な日本人の生活にとって必要不可欠な植物であったのである。そして、伊勢神宮のお札のことを神宮大麻というが、大麻とは天照大神――つまり太陽――の御印とされており、結局のところ、日の丸とは太陽のことであるから大麻は日の丸のつまり日本人の象徴ともいえるのである。なお、大麻は神道においては、罪穢れを祓うものとされており、大和魂ともいわれている。
大麻が方除・厄除・開運の神様として祀られている四国徳島県大麻町にある阿波一宮 大麻比古神社 の御神体である「大麻さま」を現した「お起上りだるま」の次のような口上からも明なように、大麻草は、有害なものとして取り締まる植物ではなく、逆に有益かつ神聖な植物である。

口上

「大麻さま」は方除・厄除・開運の神様であります。不浄、悪魔祓をして新しい元気をとり戻して再び起上るしるしとして古くから参拝者に授与しているのがこの「お起上りだるま」であります。

阿波一宮 大麻比古神社

ところが、第二次大戦後のアメリカによる対日占領政策で、大麻草の栽培が一方的に規制された。占領政策の目的は、日本古来の文化を否定し、アメリカに従属する産業社会を作ることにあったと思われる。
日本人にとって罪・穢れを祓うものとされてきた大麻草を犯罪として規制することは、大麻草に対する従来の価値観の完全なる否定である。また大麻草は、自給自足型・環境保全型の社会にとって極めて有用な素材であり、これを規制し石油系の資材に頼る産業構造にすることは、アメリカに経済的にも従属する産業構造への転換を意味していたと思う。
日本は、明治維新によって近代化の道を歩んだが、特に第二次世界大戦後は、戦後生活の建て直しということもあり、物中心の競争原理に立った経済活動を優先してきた。また、生活習慣も、例えば、食生活が米からパンに変わり、畳の生活も椅子の生活に、薬の分野でもいわゆる化学的合成薬が取り入れられ、従来の東洋医学は軽視されてきたのである。大麻草は薬用としても何千年も使用され、日本薬局方にも当初から有用な薬として登載されていたにもかかわらず、大麻取締法の施行に伴って薬局方から除外されてしまった。
日本人の伝統の中には、自然を聖なるものとして大切にしてきたものがあった。しかし経済復興の名のもとに、例えば原子力開発や大規模ダムの建設等自然生態系とそこに住む人々の生活を破壊する経済開発が国策として進められてきたために、川や海、そして大気は汚染されてしまったのである。大麻取締法は、日本人にとって、大自然のシンボルであり罪・穢れを祓うものとされてきた国草ともいえる大麻草を、聖なるものから犯罪にし、さらに大麻草の持つ産業用や医療用の有効利用を妨げているのである。

2.麻産業の現代的回復と環境保全型・環境循環型社会の構築
しかしながら、環境問題が深刻化するなかで、最近大麻草の持つ環境上の有用性が、欧米各国で注目されている。なお、アメリカでは建国当時は大麻の栽培を奨励したが、一九三〇年代になって石油系の化学繊維が開発され、大麻草とその市場が競合することが、大麻草を禁止した社会的背景であるという。
大麻草の茎からは、環境上安全な紙及び建築材料、生分解性のプラスチックが生産できるし最終的にバイオマス燃料として活用できる。大麻草の生育期間は非常に早く、半年程度なので、大麻からこれらを生産すれば、永続可能な状態で原料の供給ができ、地球の緑を守ることが可能となる。その結果、地球温暖化対策にも有効である。また、大麻草の花穂は、副作用が大変少ない医薬品としても利用でき、大麻草の種は栄養食品として極めて価値が高い。
麻産業は、日本における食料とエネルギーの自給自足、そして環境保全を可能にする。また、過疎地域において環境保全型の産業を興すことで、地域社会の活性化をうながし、過疎問題の解決にも繋がる可能性がある。
日本における環境問題・食料問題・エネルギー問題・雇用問題に対する今後の課題としては、環境保全型・環境循環型で自給自足を目指した、経済・エネルギー政策の確立が挙げられる。そのためには、現在の環境破壊型の産業構造を転換し、農業・漁業・林業など、自然生態系に即した産業の現代的回復が必要となる。だからこそ、日本企業の有する技術と設備を生かしながら、麻産業を日本に現代的に復活させることの意義は大きい。
また、大麻草から生産できる製品は、二万五千から五万にものぼるといわれている。大麻草産業の活性化は、農業の育成と雇用確保にもつながる。従って、環境保全型・環境循環型社会の構築に向けて、その有力な素材である大麻草の有効利用について調査研究し、その具体化を推進することは、極めて重要である。

3.大麻取締法運用の改善と改正の提案
大麻草の有効利用を妨げる大麻取締法は、日本人が求めたものではなく、占領米軍の石油製品を普及するという占領政策の下で制定されたという社会的・経済的・政治的背景からしても、その見直しをする時期にきていると確信する。
大麻取締法を改正し、さらには大麻の有効利用を推進することが、石油危機や食料危機そして地球温暖化と環境破壊による生活の不安、さらには石油の利権をめぐる戦争を回避する有力な方法であることを強調したい

1)大麻取締法の運用の改善をすること。
大麻取締法は、麻の種と茎の活用を認めている。大麻取締法は、昭和23年に制定されているが、全面的な大麻規制をしているのではなく、麻の種と茎の活用をしたい人に対しては欠格事由が無い限り、免許の付与を認めている法律である。大麻取締法の第2条2項では、「 この法律で「大麻栽培者」とは、都道府県知事の免許を受けて、繊維若しくは種子を採取する目的で、大麻草を栽培する者をいう。」と規定し、第5条で1項で、「大麻取扱者になろうとする者は、厚生労働省令の定めるところにより、都道府県知事の免許を受けなければならない。」とし、2項で「次の各号のいずれかに該当する者には、大麻取扱者免許を与えない。
一, 麻薬、大麻又はあへんの中毒者 二,禁錮以上の刑に処せられた者  三,成年被後見人、被保佐人又は未成年者 」としている。
この免許の欠格事由は、運転免許程度であり、麻の種と茎の活用を希望する人には、憲法第22条1項の職業選択の自由からして、原則的に栽培免許を与えなければならないというように解釈運用すべきである。
 
2)野生大麻の有効利用を推進すること。
現在日本特に、北海道には大量の野生化した大麻が毎年生育している。特に北海道に多くの野生大麻がはえているのは、明治政府が軍服やロープなどの軍需用の繊維を供給するために、国策として、大麻を栽培していた名残りといわれている。
しかしながら、毎年大麻取り扱い者の免許なしに栽培された大麻や野生化している大麻は行政当局によって抜き取られている。医学書院発行の「公衆衛生」2009年11月号の杉澤孝久氏の「北見保健所館内における野生大麻対策の現状と課題」によれば、昭和58年の野生大麻抜き取り本数は、800万本を超えていたという事であり、平成20年においても100万本程度抜き取っているとのことである。この大量に存在する野生大麻を有効に利用することが、行政当局によって抜き取られるために使われている税金の有効な使い方の上でも、さらには、衣・食・住・エネルギー用の有用な資源としての大麻の有効利用という観点からも極めて大切である。

なお、赤星 栄志 著「ヘンプがわかる55に質問」41頁では、大麻を種子用に1ha栽培した場合の種子と茎の収量を生産量および売り上げ高について次のように報告している。

 種子の収量           1300kg

   種子(オイル)の生産量     500kg
   種子(オイル)売り上げ高    50万円 
   種子(絞りカス)の生産量   760 kg
   種子(絞りカス)の売り上げ高  30万円

 茎の収量             14トン

   茎(麻炭)の生産量       560kg
   茎(麻炭)の売り上げ高    112万円

3)医療用の大麻草の利用と供給に対して、刑事罰の対象から除外する。

4)嗜好品としての大麻草の利用と供給に対して、刑事罰の対象から除外する。 
以下の新聞記事を参考にされたい。
2010年(平成22年)3月26日読売新聞国際版の記事
「マリファナ合法化 住民投票で判断  財政難のカリファルニア州 11月実施 郡・市当局に課税権 」[ロサンゼルス=飯田達人]

「米カルファルニア州は24日、マリファナ(乾燥大麻)の使用合法化の是非を問う住民投票を11月に実施すると発表した。同州は1996年に医療目的に限ってマリファナ使用を合法化しているが、今回は嗜好品としての合法化を問うもの。合法化を目指す活動家らが投票に必要な署名を集めた。住民投票にかけられる案は、21歳以上の人にマリファナ1オンス(約28グラム)までの所有を認めるはか、一定量の栽培もできることとし、郡や市当局には課税権を与える、というもの。カルファルニア州は未曾有の財政難に陥っており、昨年はマリファナ使用を認める法案が審議された。可決には至らなかったか、マリファナ課税による税収は年間14億ドル(約1300億円)に達するとの試算結果まで公表されていた。昨年の世論調査でも、マリファナを合法化した上での課税に賛成する州民が56%に上がった。一方反対派は、合法化が麻薬依存を広げるとして反発している。」

添付資料
大麻草問題検証委員会の基本的視点と考え方の参考資料にしていただきたい。

1.大麻草研究家 森山繁成 著作
「大麻草問題の検証と新たな取り組みとしての産業・租税構築への提案」
2.2001年(平成13年)12月3日付け大麻取締法の運用の改善と改正を求める請願   

http://www.taimasou.jp/index.php?teigen


11. 新共産主義クラブ[2456] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2016年11月02日 17:44:34 : q7G3pgCdvA : g7ksY1HyRDM[13]
>この10月25日には同じく医療大麻の解禁を訴えていた元女優の高樹沙耶容疑者と同居人らが、大麻所持の疑いで逮捕されたばかり。
 
 
 元女優の高樹沙耶容疑者の同居人の一人である、森山繁成という人物が、高樹沙耶容疑者と同様に、大麻の不法所持の容疑で逮捕された。
 
 森山繁成容疑者は、大麻草問題検証委員会の代表世話人として、大麻取締法の運用の改善の要望と改正に向けての政策提言をおこなっている。
 
 マリファナを吸う、ナチュラリストというイメージからは、かつてのヒッピーを想像するかもしれない。
 
 しかし、森山繁成容疑者は、
 
 伝統・制度などの既成の価値観に縛られた人間生活を否定することを信条とし、また、文明以前の自然で野生生活への回帰を提唱する

 という、ヒッピーのイメージとは程遠く、
 
 安倍晋三夫妻にも通じる、復古主義的でかつ体制翼賛的な、神社本庁寄りの人物のように思われる。
 
 
────────────────────────────────────────

大麻取締法の運用の改善の要望と改正に向けての政策提言

―石油資源に替わる環境上有用な資源である植物としての大麻草すなわち麻の栽培とその有効利用を現代的に復活させる政策提言―

平成22年(2010年)5月8日
大麻草問題検証委員会
代表世話人 森山 繁成

民主党 
社民党 
国民新党 
自民党 
公明党 
共産党 
みんなの党 
新党大地(鈴木宗男) 

各党 御中

大麻草問題検証委員会は、2010年(平成22年)4月28日発足した政策提言団体です。 その設立趣意書は、以下の通りです。
大麻取締法は、立法目的が明記されておらず、保護法益も不明確であって、被害者なき法律の典型である。大麻草問題検証委員会は、大麻取締法による人権侵害を止めさせ、平和な環境循環型社会の実現に寄与するための大麻の有効利用を推進するために、大麻取締法の運用の改善と改正を内閣(政府)及び国会(衆議院・参議院)に働きかけることを目的とする。
我が国は、日本国憲法の下、国民主権による議会制民主主義の国である。当面の活動としては、国政選挙・地方選挙に於いて、大麻取締法の運用の改善と改正を約束する候補者・政党に投票をすることを呼びかけることと米国カルフォルニア州における大麻解禁に向けての住民運動と連帯して各種活動を行うこととする。
活動の企画実行は、上記の趣旨に賛同する賛同者及び世話人によって行う。

設立趣意に基づき、2010年7月の参議院議員選挙を前にして各政党に対して、以下の提案を行い、その回答を ホームページ「麻と人類文化」にある大麻草問題検証委員会掲示板 と mixi com.「大麻草問題検証委員会」に掲示することになりました。
 
そこで、下記「大麻取締法の運用の改善と改正」の提案を検討していただき、本年6月末日までに、上記の各宛先に回答していただきたく申し入れます。

 

1.始めに、 大麻草は日本の国草である。
大麻草とは、縄文時代の古来より衣料用・食料用・紙用・住居用・燃料用・医療用・祭事用・神事用に使われ、日本人に親しまれてきた麻のことであり、第二次大戦前はその栽培が国家によって奨励されてきた重要な植物である。このように大麻草は精神的にも物質的にも、日本人のシンボルともいえる植物であり、桜が日本の国花とするならば、大麻草は日本の国草である。
第2次大戦前の日本人の生活、特に明治以前の生活では、生まれる時のへその緒は麻糸で切り、赤ちゃんの時は麻のように丈夫にすくすく育つようにとの親の願いから麻の葉模様の産着で育てられ、結婚式では夫婦が末永く仲良く幸せであることを願って夫婦の髪を麻糸で結ぶ儀式をしていたのである。そして、葬式で着る衣は麻衣であった。日常生活では、麻の鼻緒で作った下駄を履き、麻布でできた着物ーなお、下着は褌であり江戸時代以前は麻布が使われ、成人式の記念に親から褌祝いとして麻褌が与えられたようであるーを身に付け、麻の茎の入った壁や天井に囲まれた家に住み、麻糸で作った畳の上で過ごし、夏は麻糸で作った蚊帳で休んでいたのである。また、麻の油は食用や灯油として活用された。また、麻糸は漁業用の網としても多く使われたが、凧糸や弓の弦としても使われたのである。麻の茎も炭にして、花火の原料としても使われた。
このように、大麻草すなわち麻は、伝統的な日本人の生活にとって必要不可欠な植物であったのである。そして、伊勢神宮のお札のことを神宮大麻というが、大麻とは天照大神――つまり太陽――の御印とされており、結局のところ、日の丸とは太陽のことであるから大麻は日の丸のつまり日本人の象徴ともいえるのである。なお、大麻は神道においては、罪穢れを祓うものとされており、大和魂ともいわれている。
大麻が方除・厄除・開運の神様として祀られている四国徳島県大麻町にある阿波一宮 大麻比古神社 の御神体である「大麻さま」を現した「お起上りだるま」の次のような口上からも明なように、大麻草は、有害なものとして取り締まる植物ではなく、逆に有益かつ神聖な植物である。

口上

「大麻さま」は方除・厄除・開運の神様であります。不浄、悪魔祓をして新しい元気をとり戻して再び起上るしるしとして古くから参拝者に授与しているのがこの「お起上りだるま」であります。

阿波一宮 大麻比古神社

ところが、第二次大戦後のアメリカによる対日占領政策で、大麻草の栽培が一方的に規制された。占領政策の目的は、日本古来の文化を否定し、アメリカに従属する産業社会を作ることにあったと思われる。
日本人にとって罪・穢れを祓うものとされてきた大麻草を犯罪として規制することは、大麻草に対する従来の価値観の完全なる否定である。また大麻草は、自給自足型・環境保全型の社会にとって極めて有用な素材であり、これを規制し石油系の資材に頼る産業構造にすることは、アメリカに経済的にも従属する産業構造への転換を意味していたと思う。
日本は、明治維新によって近代化の道を歩んだが、特に第二次世界大戦後は、戦後生活の建て直しということもあり、物中心の競争原理に立った経済活動を優先してきた。また、生活習慣も、例えば、食生活が米からパンに変わり、畳の生活も椅子の生活に、薬の分野でもいわゆる化学的合成薬が取り入れられ、従来の東洋医学は軽視されてきたのである。大麻草は薬用としても何千年も使用され、日本薬局方にも当初から有用な薬として登載されていたにもかかわらず、大麻取締法の施行に伴って薬局方から除外されてしまった。
日本人の伝統の中には、自然を聖なるものとして大切にしてきたものがあった。しかし経済復興の名のもとに、例えば原子力開発や大規模ダムの建設等自然生態系とそこに住む人々の生活を破壊する経済開発が国策として進められてきたために、川や海、そして大気は汚染されてしまったのである。大麻取締法は、日本人にとって、大自然のシンボルであり罪・穢れを祓うものとされてきた国草ともいえる大麻草を、聖なるものから犯罪にし、さらに大麻草の持つ産業用や医療用の有効利用を妨げているのである。

2.麻産業の現代的回復と環境保全型・環境循環型社会の構築
しかしながら、環境問題が深刻化するなかで、最近大麻草の持つ環境上の有用性が、欧米各国で注目されている。なお、アメリカでは建国当時は大麻の栽培を奨励したが、一九三〇年代になって石油系の化学繊維が開発され、大麻草とその市場が競合することが、大麻草を禁止した社会的背景であるという。
大麻草の茎からは、環境上安全な紙及び建築材料、生分解性のプラスチックが生産できるし最終的にバイオマス燃料として活用できる。大麻草の生育期間は非常に早く、半年程度なので、大麻からこれらを生産すれば、永続可能な状態で原料の供給ができ、地球の緑を守ることが可能となる。その結果、地球温暖化対策にも有効である。また、大麻草の花穂は、副作用が大変少ない医薬品としても利用でき、大麻草の種は栄養食品として極めて価値が高い。
麻産業は、日本における食料とエネルギーの自給自足、そして環境保全を可能にする。また、過疎地域において環境保全型の産業を興すことで、地域社会の活性化をうながし、過疎問題の解決にも繋がる可能性がある。
日本における環境問題・食料問題・エネルギー問題・雇用問題に対する今後の課題としては、環境保全型・環境循環型で自給自足を目指した、経済・エネルギー政策の確立が挙げられる。そのためには、現在の環境破壊型の産業構造を転換し、農業・漁業・林業など、自然生態系に即した産業の現代的回復が必要となる。だからこそ、日本企業の有する技術と設備を生かしながら、麻産業を日本に現代的に復活させることの意義は大きい。
また、大麻草から生産できる製品は、二万五千から五万にものぼるといわれている。大麻草産業の活性化は、農業の育成と雇用確保にもつながる。従って、環境保全型・環境循環型社会の構築に向けて、その有力な素材である大麻草の有効利用について調査研究し、その具体化を推進することは、極めて重要である。

3.大麻取締法運用の改善と改正の提案
大麻草の有効利用を妨げる大麻取締法は、日本人が求めたものではなく、占領米軍の石油製品を普及するという占領政策の下で制定されたという社会的・経済的・政治的背景からしても、その見直しをする時期にきていると確信する。
大麻取締法を改正し、さらには大麻の有効利用を推進することが、石油危機や食料危機そして地球温暖化と環境破壊による生活の不安、さらには石油の利権をめぐる戦争を回避する有力な方法であることを強調したい

1)大麻取締法の運用の改善をすること。
大麻取締法は、麻の種と茎の活用を認めている。大麻取締法は、昭和23年に制定されているが、全面的な大麻規制をしているのではなく、麻の種と茎の活用をしたい人に対しては欠格事由が無い限り、免許の付与を認めている法律である。大麻取締法の第2条2項では、「 この法律で「大麻栽培者」とは、都道府県知事の免許を受けて、繊維若しくは種子を採取する目的で、大麻草を栽培する者をいう。」と規定し、第5条で1項で、「大麻取扱者になろうとする者は、厚生労働省令の定めるところにより、都道府県知事の免許を受けなければならない。」とし、2項で「次の各号のいずれかに該当する者には、大麻取扱者免許を与えない。
一, 麻薬、大麻又はあへんの中毒者 二,禁錮以上の刑に処せられた者  三,成年被後見人、被保佐人又は未成年者 」としている。
この免許の欠格事由は、運転免許程度であり、麻の種と茎の活用を希望する人には、憲法第22条1項の職業選択の自由からして、原則的に栽培免許を与えなければならないというように解釈運用すべきである。
 
2)野生大麻の有効利用を推進すること。
現在日本特に、北海道には大量の野生化した大麻が毎年生育している。特に北海道に多くの野生大麻がはえているのは、明治政府が軍服やロープなどの軍需用の繊維を供給するために、国策として、大麻を栽培していた名残りといわれている。
しかしながら、毎年大麻取り扱い者の免許なしに栽培された大麻や野生化している大麻は行政当局によって抜き取られている。医学書院発行の「公衆衛生」2009年11月号の杉澤孝久氏の「北見保健所館内における野生大麻対策の現状と課題」によれば、昭和58年の野生大麻抜き取り本数は、800万本を超えていたという事であり、平成20年においても100万本程度抜き取っているとのことである。この大量に存在する野生大麻を有効に利用することが、行政当局によって抜き取られるために使われている税金の有効な使い方の上でも、さらには、衣・食・住・エネルギー用の有用な資源としての大麻の有効利用という観点からも極めて大切である。

なお、赤星 栄志 著「ヘンプがわかる55に質問」41頁では、大麻を種子用に1ha栽培した場合の種子と茎の収量を生産量および売り上げ高について次のように報告している。

 種子の収量           1300kg

   種子(オイル)の生産量     500kg
   種子(オイル)売り上げ高    50万円 
   種子(絞りカス)の生産量   760 kg
   種子(絞りカス)の売り上げ高  30万円

 茎の収量             14トン

   茎(麻炭)の生産量       560kg
   茎(麻炭)の売り上げ高    112万円

3)医療用の大麻草の利用と供給に対して、刑事罰の対象から除外する。

4)嗜好品としての大麻草の利用と供給に対して、刑事罰の対象から除外する。 
以下の新聞記事を参考にされたい。
2010年(平成22年)3月26日読売新聞国際版の記事
「マリファナ合法化 住民投票で判断  財政難のカリファルニア州 11月実施 郡・市当局に課税権 」[ロサンゼルス=飯田達人]

「米カルファルニア州は24日、マリファナ(乾燥大麻)の使用合法化の是非を問う住民投票を11月に実施すると発表した。同州は1996年に医療目的に限ってマリファナ使用を合法化しているが、今回は嗜好品としての合法化を問うもの。合法化を目指す活動家らが投票に必要な署名を集めた。住民投票にかけられる案は、21歳以上の人にマリファナ1オンス(約28グラム)までの所有を認めるはか、一定量の栽培もできることとし、郡や市当局には課税権を与える、というもの。カルファルニア州は未曾有の財政難に陥っており、昨年はマリファナ使用を認める法案が審議された。可決には至らなかったか、マリファナ課税による税収は年間14億ドル(約1300億円)に達するとの試算結果まで公表されていた。昨年の世論調査でも、マリファナを合法化した上での課税に賛成する州民が56%に上がった。一方反対派は、合法化が麻薬依存を広げるとして反発している。」

添付資料
大麻草問題検証委員会の基本的視点と考え方の参考資料にしていただきたい。

1.大麻草研究家 森山繁成 著作
「大麻草問題の検証と新たな取り組みとしての産業・租税構築への提案」
2.2001年(平成13年)12月3日付け大麻取締法の運用の改善と改正を求める請願   

http://www.taimasou.jp/index.php?teigen


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