プーチン大統領「露国境でのNATOの軍事力増強は世界を新たな冷戦に導く可能性」
http://jp.sputniknews.com/politics/20160617/2327128.html
2016年06月17日 23:12　Sputnik

NATOの政策は、ロシアの立ち位置に「唾吐くようなまったく無関心な態度」だと、6月17日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はサンクトペテルブルグ国際経済フォーラム(SPIEF)で声明し、こう述べた。

「ソ連はもうなく、ワルシャワ条約も既に存在しない。なぜNATOのインフラを常に拡大し、ロシアの国境へ接近する必要があるのかわからない」
また、「妥協案を探るためでもある協力」に向けた、まったく違う論理をロシア側は持っていると指摘し、プーチン大統領はこう強調した。

「もしこのようなアメリカの論理のもとでお互いを脅すために行動し、勢力を拡大したならば、いつかは『冷戦』に至るだろう。」

コメント
1. 2016年6月18日 12:59:57 : HKz8qv32eI : DrapX9tdUuQ[4] ▲△▽▼ もう新たな冷戦は始まっている。しかし今度の冷戦は長期的には米国側には勝ち目はない。 １９９１年の冷戦勝利の時点では、東側の経済力を１とすれば西側は米日欧で６以上はあった。その時点では中国はどちらの陣営にも属していない。経済的には勝負にならなかったのだ。 今後の冷戦、例えば２０年後　東側　ロシアおよびその衛星国１　中国３　に対し　西側は　米国２　日本１　程度になる。欧州、インド、ブラジルはどちらにも属さない。すでにＡＩＩＢには加入している。日本が離脱すれば米国は孤立する恐れさえある。米国はまず金がない。中東の産油国など原油しかない国。イラン革命のパターンさえありうる。日本はフリーハンドを持つべきだ。

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