http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/230.html
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「登山開始6時間以内が危険、心臓病死が多発」 (読売新聞 2017/6/4)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170603-OYT1T50078.html
登山の最中に死に至る心臓病は、登山初日の開始から6時間以内のケースが多いとする研究結果を、北海道大野記念病院(札幌市)の大城和恵医師が3日、長野県松本市で始まった日本登山医学会で発表する。
心臓病は、登山中の遭難死の原因で外傷、低体温症に次いで多い。大城医師は、2011〜15年に遭難死が多かった長野、富山県など10道県の山岳遭難を分析。林業やキノコ採りなどでの事故を除くと、5年間で553人が死亡していた。このうち73人が心筋梗塞(こうそく)などの心臓病が原因で、年齢や性別が判明した68人はすべて40歳以上、94%にあたる64人が男性だった。
心臓病発症の日時がわかる56人を分析すると、約8割の44人が初日の登山開始から6時間以内に起きていた。気温や高所、運動に体が慣れない状態で歩き始めると、心臓への負担が大きくなるためとみられる。大城医師は「初日は距離や速度を半分にする程度がちょうどよい。水分をしっかり取って脱水を防ぐことも重要だ」と話している。
--------(引用ここまで)---------------------
登山中の心臓病死が多発しているのは、被ばくにより心筋がダメージを
受けているからでしょう。
2年前に新潟県・平標山で登山中の男性二人が相次いで急性心不全で亡くなるという
珍しい事件がありましたが、亡くなったのは2人とも福島県喜多方市の方で、
おそらく被ばくが原因と思われます[1]。
福島原発事故後東日本に在住している人は、多かれ少なかれ被ばくしています。
心臓も何らかのダメージを受けている可能性が高いのです。
健康や体力に自信がある人ほど危ない。
これくらい大したことはないと無理をしがちですが、過信は禁物です。
マラソン大会でも心肺停止が増えています。
心臓に大きな負荷がかかる作業やスポーツには十分御注意下さい。
3/11を境に、われわれを取り巻く環境は全く変わってしまったのです。
それを理解せず事故前と同じ生活・活動をしている人は、これから健康で長生きすることは
非常に難しいでしょう。
(関連情報)
[1] 「登山中に二人が急性心不全に」 (りんどう山の会 2015/7/5)
https://rindow33kai.grupo.jp/blog/970691
[2] 「防ごう!山での心臓突然死(1) 大城和恵 / 北海道大野記念病院医師/国際山岳医」
(毎日新聞・医療プレミア 2015/6/19)
https://mainichi.jp/premier/health/articles/20150619/med/00m/010/005000c
「防ごう!山での心臓突然死(2)」
http://mainichi.jp/premier/health/articles/20150702/med/00m/010/006000c
「防ごう!山での心臓突然死(3)」
http://mainichi.jp/premier/health/articles/20150709/med/00m/010/002000c
[3] 「龍馬マラソンで10人搬送一時心肺停止も、「気温20度超」熱中症や脱水症か 高知 (産経新聞)」
(拙稿 2016/2/18)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/874.html
[4] 「3人一時心肺停止、回復 名古屋ウィメンズマラソン (東京新聞)」 (拙稿 2017/3/13)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/658.html
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