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2号機原子炉格納容器内部調査 --線量率確認結果について-- (東電) 
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/710.html
投稿者 魑魅魍魎男 日時 2017 年 9 月 21 日 02:14:00: FpBksTgsjX9Gw 6bOWo@mx6bKSag
 

(回答先: 東電 2号機 格納容器の放射線量を大幅訂正 (NHK)  投稿者 魑魅魍魎男 日時 2017 年 9 月 21 日 01:55:39)


東電が発表した資料です。
こういった推定値は仮定により大きく変わることを知っておく必要があります。

「2号機原子炉格納容器内部調査 〜線量率確認結果について〜」 (東電 2017/7/27)
http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/decommissioning/committee/osensuitaisakuteam/2017/07/3-03-03.pdf

-------(引用ここから)--------------------------

1.概要

■ 2017年1 2月に実施したPCV内部調査におけるPCV内線量率測定においては,
カメラ画像ノイズからの線量率の推定(4箇所)および, 積算線量計による線量率の算出(1カ所)を実施。

■ この調査で得られた線量率については,過去の調査(2013年8月)で測定された線量率と
大きな相違があったことから,カメラ画像ノイズからの線量率推定方法および積算線量計による
線量率の算出について妥当性の確認を行った。確認された事項は,以下の通り。

@カメラ画像ノイズからの線量率推定
・今回の調査で得られた画像データから再度線量率を推定したところ,PCV内部調査時に推定した
線量率と異なる結果が得られた。このため線量率を推定した過程を確認したところ,
放射線影響によるノイズをバックグラウンドノイズと識別するためのしきい値※に関して,
校正時より低いしきい値を設定してPCV内部調査を行ったため,線量率を大きく推定していたことを
確認した。

・校正曲線を作成するために使用した校正線源(Co-60線源)とPCV内の主線源(Cs-137)について
照射試験と解析により画像ノイズの発生量を比較したところ,PCV内の主線源(Cs-137)の方が
画像ノイズの発生量が多く,線量率を大きく推定していたことを確認した。

A積算線量計を用いた線量率の算出
・4個の積算線量計のうち2個の測定値の差から線量率を算出していたが,個々の線量計の測定値を
確認した結果,測定位置で使用した2個のうちの1個の測定値が,他の3個の測定値と比較して
大きめの値を示す傾向となっていたことを確認した。

(以下略)

-------(引用ここまで)--------------------------
 

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コメント
 
1. 2017年9月21日 18:27:50 : 46c55NOr0U : y95d1Y01WXs[1]
もっと、個別、具体的、詳細に説明しなければ、理解できない。

バックグランドノイズを恣意的に取れば、線量を、意図的に操作できると言うことだ。

バックグランドノイズ測定(校正)は、どのような場所で行われたのか?

福島原発事故によって、西は静岡県や長野県まで汚染されていることが、確認されている。

汚染地域で、バックグランドノイズの測定を行う時は、遮蔽を完全にしないと、結果的に、閾値は上昇して、実際の測定では、線量が、低く評価される危険がある。

校正線源に使われた、Co−60は、1173.2keVと1332.5keVの強力なガンマ線を放出する。

PCV内の主線源に想定されている、Cs−137は、Co−60のガンマ線の半分程の、661.6keVのエネルギーしかない。

だから、「画像ノイズの発生量が多」い現象は、2つの原因で起きている可能性がある。

@ PCV内の主線源は、Cs−137ではない。

A 校正は、一方向の線源のみで行われるが、PCV内では、全方位線源になる。


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