調査 - 事故３０年後もチェルノブイリは牛乳を汚染している　（RT）　魑魅魍魎男

調査 - 事故３０年後もチェルノブイリは牛乳を汚染している　（RT）　
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/819.html
投稿者魑魅魍魎男日時 2018 年 6 月 11 日 15:27:25: FpBksTgsjX9Gw　6bOWo@mx6bKSag

Chernobyl contaminating cow milk 30 years after nuclear meltdown - study
（RT 2018/6/10）
https://www.rt.com/news/429279-ukraine-radioactive-chernobyl-milk/

More than 30 years after its catastrophic meltdown, the Chernobyl nuclear power plant is being blamed for high radiation levels discovered in local cow’s milk.

Sampling milk from private farms in the Ukraine’s Rivne region, scientists from Exeter University and the National University of Life and Environmental Sciences made a startling find - radioactive material from more than three decades ago has leached into the livestock.

The lingering nuclear fallout from 1986 means farmers are unwittingly producing milk with radioactive caesium levels above the Ukraine safety standard of 100 becquerel per litre. The becquerel is a unit of radioactivity, with the new report documenting how some farms had milk with a radioactivity concentration of around 500 becquerel per litre.

One of the researchers, Dr Iryna Labunska, of the University of Exeter, believes the issue warrants government intervention. She said that while soil contamination in the Rivne region is not particularly high, the milk study shows how nuclear accidents have a long lasting legacy.

“More than 30 years after the Chernobyl disaster, people are still routinely exposed to radioactive caesium when consuming locally produced staple foods, including milk, in Chernobyl-affected areas of Ukraine,” said Dr Labunska, of Greenpeace Research Laboratories at the University of Exeter.

On April 25, 1986, the reactor core at Chernobyl nuclear power plant near the now desolate town of Pripyat went into meltdown. Considered to be one of the worst nuclear accidents in history, Chernobyl’s radioactive exposure could end up claiming the lives of up to 4,000 people through various diseases, according to the World Health Organisation.

The area surrounding the former power plant is not expected to be habitable again from another 150 to 300 years.

“Many people in the area we studied keep cows for milk, and children are the main consumers of that milk. Government and international monitoring needs to take place, along with help for people affected by this radiation,” Dr Labunska added.

“Without adequate countermeasures, what may now seem a purely historical event will remain a daily reality for those communities impacted.”

--------(引用ここまで)-------------------------------

--------(翻訳ここから)-------------------------------

「調査 - 事故３０年後もチェルノブイリは牛乳を汚染している」　（RT 2018/6/10）

壊滅的なメルトダウンから30年以上経た今も、地元の牛乳に高汚染が検出され、
チェルノブイリ原発は非難の的になっている。

エクセター大学と国立生命環境科学大学の科学者は、
ウクライナ・リウネ地域の私有牧場から牛乳を検査し驚くべき発見をした。
30年以上前に放出された放射性物質が未だに家畜を汚染していたのである。

1986年以来の長い核のフォールアウトにより、農家は知らずにウクライナの安全基準である
100ベクレル/L(リッター)を越えた放射性セシウムを含む牛乳を生産している。

ベクレルは放射能の単位であるが、新たな報告書によると、いくつかの農場の牛乳は
500ベクレル/L前後の放射能の濃縮がある。

研究者の一人、エクセター大学のイリーナ・ラブンスカ博士は、この問題は政府の介入が
必要だと言う。リウネ地域の土壌汚染はそれほど高くないが、この牛乳の調査は、
原発事故による影響がいかに長く続くかを示していると彼女は語った。

「ウクライナのチェルノブイリ汚染地域では、核惨事の30年以上後も、住民は地元産の牛乳を含む
主食を摂ることで毎日放射性セシウムにさらされています」
そうエクセター大学グリーンピース研究所のラブンスカ博士は語った。

1986年4月25日、今や廃墟となったプリピャチの街の近くにあるチェルノブイリ原発の炉心が
メルトダウンした。人類史最悪の核事故の一つと言われ、WHOによれば放射能被ばくによる
さまざまな病気により最大4000名の命が失われた。

この旧原発周辺地域は、これから先150-300年は居住不可能と予想されている。

「この地域の調査対象の人の多くは乳牛を飼っており、それをよく飲んでいるのが子供たちです。
政府と国際機関による監視と、被ばくの影響を受ける人たちに対する支援が必要です」
とラブンスカ博士は付け加えた。

「十分な対策を取らないと、歴史的な過去の惨事と思われたことが、これらの汚染地域住民に
毎日の出来事として続くことになるでしょう」

--------(翻訳ここまで)-------------------------------

WHOは実質的に原子力推進の総本山IAEAの傘下団体であり、
犠牲者は4000名というのはデタラメ、現在までに少なくとも1500万人以上は
事故の影響で亡くなっており、さらに今後数十年で東欧の人口は減少すると
予想されています。

原発事故30年以上経っても、まだ牛乳に500ベクレル/Lもの汚染がざらにある。

これが冷たい現実です。

一度原発が爆発すると広大な地域が汚染され、何百年にもわたって住めなくなることを
チェルノブイリ事故ははっきりと証明しています。

放射能汚染管理を厳重に行なっているウクライナでもこの惨状ですから、
汚染を故意に撒き散らしている日本では、とんでもないことになっているはずです。

とくに汚染が濃縮されやすい牛乳は危ない。

まともに汚染調査をしていないから見つからないだけの話です。

福島は不可能な復興はあきらめ、住民の命と健康を最優先させる政策に
早急に切り替えるべきでしょう。

このままではおびただしい数の人が犠牲になるでしょう。

（関連情報）

「牛乳は２５年たった今も要注意です　ウクライナ医学博士が警告（日刊ゲンダイ）」
（阿修羅･赤かぶ　2011/12/17）
http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/409.html

「『液体ミルク』を全国に　福島乳業・岩沢俊夫会長に聞く　（福島民友)」　（拙稿　2016/12/28）
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/204.html

「放射能汚染で販売停止していた「那須の牛乳」、500mlで650円の超高級プレミア牛乳として
販売再開(7/19 読売新聞)」　（阿修羅･赤かぶ　2014/7/21）
http://www.asyura2.com/14/genpatu39/msg/415.html

「福島市に復興牧場完成、牛乳を生産へ(9/26 福島民報)」　（阿修羅･赤かぶ　2015/9/27）
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/861.html

「チェルノブイリでは1500万人以上死亡　福島原発事故ではいったい何人亡くなるのか？」
（拙稿　2015/9/26）
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/856.html

「深刻な中東欧の人口減　50年までに10国が15％以上減　存続危ぶまれる国も　（NewSphere）」
（拙稿　2018/2/8）
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/402.html
　

1. 2018年6月11日 17:48:49 : hNKN1Ri1YI : o0X1ysOfBzk[5]

▲△▽▼

別の投稿者が、同じ問題を扱う、スプートニク日本の記事を、取り上げた。

そこで、データを、コメント欄に表示したので、興味のある方は、見てほしい。

＞　リウネ地域の土壌汚染はそれほど高くない

これは、以下のコメントを読んでもらうと、納得すると思う。

http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/808.html#c2（出典は、Health effects of Chornobyl accident – 30 years aftermath。）

リウネ州では、２００８年までに、移住権を与えられた住民の９３％は、もっと線量低い地域や安全な地域に移動した。

同じ現象は、移住権が保証されれば、福島県だけでなく、酷く汚染された東日本地域でも、起こるにちがいない。

ここで測定されたのは、放射性セシウム１３７であるけれど、もっと問題にすべきは、ストロンチウム９０による汚染であることを、強調したい。

2. 茶色のうさぎ[-6600] koOQRoLMgqSCs4Ks 2018年6月11日 19:25:23 : h5K4uXMKuc : Dr@CVhDHL8A[1]

▲△▽▼

　Ｓｒ９０、β線の計測は素人には無理と思います。　矢ヶ崎先生も苦労してましたね。

　なお、Ｓｒ９０の人体への影響は？　現在、福島で人体実験中と思いますｗ

　人体への影響は？　ＩＣＲＰの、インチキ、実効線量係数からでも、

　Ｓｒ９０は？　Ｃｓ１３７、γ線の、数百～数千倍の威力と思います。

　白血病、多くのガンの元凶と思います。　汚染状況が分かっても、対処は不能と思います。

測定は？　μＳｖ/hでは無理ですね。　ｃｐｍ、Ｂｑ/ｍ2、Ｂｑ/kgですね。

　Ｓｒ９０の汚染状況の地図はありますが、ムダでしょ？　別の投稿でコメントします。

結論：　Ｂｑ/ｍ2の、チェルノブイリ法で正解と思います。　うさぎ♂　松戸市なんて、、涙

[18初期非表示理由]：担当：反原発を装い、原発を推進して日本を今日の大破局に追いやった自民党＝利権官僚政府と原子力ムラには批判も非難もせず口を開けば『小出がー』『松本ガー』『共産党がー』とやって利権者以外を誹謗中傷するコメント多数のため全部処理http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/413.html#c82