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7月11日鹿児島湾M5地震以降久しぶりに再開した鳥取県中部地震と千葉県東方沖地震の意味
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/127.html
投稿者 taked4700 日時 2017 年 7 月 12 日 22:43:45: 9XFNe/BiX575U dGFrZWQ0NzAw
 

7月11日鹿児島湾M5地震以降久しぶりに再開した鳥取県中部地震と千葉県東方沖地震の意味

https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/20170711115639.html
発生時刻 2017年7月11日 11時56分ごろ
震源地 鹿児島湾
緯度 北緯31.4度
経度 東経130.6度
深さ 10km
マグニチュード 5.2
震度5強
鹿児島県 鹿児島市 

が発生してから、鳥取県中部地震と千葉県東方沖地震が久しぶりに再発しています。

鳥取県中部地震
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/list/?e=562
で見ると、6月6日以来約40日ぶりに、7月12日 7時36分ごろ再発し、本日21:00までに5件発生しています。

千葉県東方沖地震
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/list/?e=473
は、前回の地震が6月21日 17時13分ごろのもので、6月の10件目の地震でした。それが本日7月12日 14時36分ごろに約20日ぶりに再発したのです。しかも、M4.9 でかなり大型です。

この二つの地震に共通することは横ずれ断層型であることです。
鳥取県中部地震について、その震源球が本日7月12日のものは公開されていないため、昨年10月21日のデータ
http://www.fnet.bosai.go.jp/event/tdmt.php?_id=20161021050600&LANG=ja
を見てください。また、次のURLで昨年10月の地震の震源球を見ることが出来ます。
http://www.fnet.bosai.go.jp/fnet/event/joho.php?tm=201610&LANG=ja&VIEW=50&TSORT=desc
昨年10月には数多くの鳥取県中部地震が起こっていて、その内の幾つかが上のURLで取り上げられていて、そのすべてが横ずれ型です。よって、本日のものも横ずれ型と考えていいのです。

千葉県東方沖地震は本日のM4.9の震源球が次のURLにあります。
http://www.fnet.bosai.go.jp/event/tdmt.php?_id=20170712053500&LANG=ja

鳥取県中部地震の横ずれ型は中央構造線の北側での西から東へ押す力で起こっています。

千葉県東方沖地震の横ずれ型は、基本的に房総半島東方沖の日本海溝からの、または実質的には鹿島第一海山よりも南側なので、伊豆小笠原海溝からの太平洋プレートの沈み込みによる西向き圧力によって起こっているものです。
https://www.google.co.jp/maps/place/Boso-hanto/@35.3333333,139.0438726,468404m/data=!3m1!1e3!4m5!3m4!1s0x6022a55ea1a609bf:0xbd8704128cc56b9c!8m2!3d35.3333333!4d140.1666667
で海底地形を確認してください。画面右下に表示される縮尺を2cmで50キロにすると確認しやすいと思います。犬吠埼の東方沖の海底のみぞに東側から隣接している海山が鹿島第一海山です。

本日の千葉県東方沖地震M4.9の発生場所は北緯35.3度・東経141.3度です。上の地図上でカーソルを任意の位置に置き、左クリックすると、その地点の緯度・経度が画面に表示されます。それをやることで、本日の千葉県東方沖地震の震源位置が犬吠埼の南側の九十九里浜の沖合である大陸棚に北西ー南東方向に入っている溝のすぐ東側であることが確認できます。この溝は伊豆・小笠原海溝へ向かってほぼ東西方向に50キロ程度続いています。更に、鹿島第一海山の下半分の中央ぐらいから伊豆半島方向へ向かって、やはり50キロ程度の距離で海底に溝が入っているのが分かります。多分、この範囲の海底が太平洋プレートの沈み込みによって鉛直方向下向きに曲げられては上方に跳ね返るという動きを数十万年に渡り繰り返しているのです。

この地域を震源域として起こっている地震が延宝房総沖地震
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BB%B6%E5%AE%9D%E6%88%BF%E7%B7%8F%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87
です。1677年11月4日に起こった地震で、「地震動による被害が確認されないのに対し、津波被害が顕著な津波地震との見方がある。約半年前には1968年十勝沖地震に類似し、三陸沖北部が震源と推定されている延宝八戸沖地震があった」とされています。

「延宝房総沖地震津波の千葉県沿岸〜福島県沿岸での痕跡高調査」
http://sakuya.ed.shizuoka.ac.jp/rzisin/kaishi_22/P053-059.pdf#search=%27%E5%BB%B6%E5%AE%9D%E6%88%BF%E7%B7%8F%E5%8D%8A%E5%B3%B6%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87%27
の6ページ目に「図 2 延宝房総沖地震の断層モデルに基づく地盤変動量分布」が載っていて、震源域が図示されています。

この時期、1611年に
9月27日(慶長16年8月21日) 会津地震 - M 6.9、死者3,700人。
12月2日(慶長16年10月28日) 慶長三陸地震 - M 8.1(Mw >8.5)

が起こっていて、更に、次にある様に、関東の江戸や小田原、房総半島付近、そして、九州の熊本での地震が連続します。

1615年6月26日(慶長20年6月1日) 相模・江戸で地震 - M 6 1⁄4〜3⁄4、小田原、江戸で被害。
1619年5月1日(元和5年3月17日) 肥後(熊本)八代で地震 - M 6.0。卯の刻と牛刻の2回の地震で旧八代城(麦島城)が倒壊、竹田城(大分県)が破損。
1625年7月21日(寛永2年6月17日) 熊本で地震 - M 5〜6、死者約50人。地震動により火薬庫爆発し、熊本城が破損。
1628年8月10日(寛永5年7月11日) 江戸で大きな地震があり、江戸城の石垣が壊れた - M 6.0。
1633年3月1日(寛永10年1月21日) 寛永小田原地震(相模・駿河・伊豆地震) - M 7.1あるいはM 7.0±1⁄4、小田原で大きな被害を出し死者110〜150人。駿河・熱海に津波。
1635年3月12日(寛永12年1月23日) 江戸で地震 - M 6.0前後、大きな被害。
1647年6月16日(正保4年5月14日) 丹沢で地震 - M 6.5±1⁄4、江戸城の石垣や大名屋敷など破損。小田原城に大きな被害。
1648年6月13日(慶安元年4月22日)相模・江戸で地震 - M 7.0程度。小田原城破損、箱根で落石、死者1名。ただし、江戸での被害疑問とする見解もある[78]。
1649年
3月17日(慶安2年2月5日) 安芸・伊予で地震 - M 7.0±1⁄4。松山城、宇和島城の石垣や塀が崩れる。
7月30日(慶安2年6月21日) 慶安武蔵地震 - M 7.1あるいはM7.0±1⁄4、武蔵・下野で地震。死者多数。
9月1日(慶安2年7月25日) 武蔵で地震 - M 6.4程度。川崎宿で大きな被害。
1655年5月2日(明暦2年4月8日) 房総沖地震 - 千葉県で津波の記録あり。

更に、本州の中央部で次の地震が発生します。

1662年
6月16日(寛文2年5月1日) 寛文近江・若狭地震(寛文地震)(畿内・丹後・東海西部地震、寛文の琵琶湖西岸地震、近江・山城地震) - M 7 1⁄4〜7.6、死者数千人。京都の大仏殿小破。小浜で城の櫓・多門・石垣・蔵の破壊。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%9B%E6%96%87%E8%BF%91%E6%B1%9F%E3%83%BB%E8%8B%A5%E7%8B%AD%E5%9C%B0%E9%9C%87

「寛文近江・若狭地震(かんぶんおうみ・わかさじしん)は江戸時代前期の寛文2年5月1日(1662年6月16日)に近畿地方北部を中心に発生した大地震で、2つの地震が連続して発生した地震と考えられている。」ということで、若狭湾の近くで起こった地震です。
なお、この年、次の地震も発生しています。

10月31日(寛文2年9月20日) 外所地震(日向・大隅地震) - M 7 1⁄2〜7 3⁄4又はM 7.2〜7.5[79]、死者多数。

そして、この「寛文近江・若狭地震」の15年後に発生したのが1677年延宝房総沖地震であるのです。

既に何回も自分の記事で述べさせて頂いていますが、311大地震前は600年以上にわたり、太平洋プレートは東日本の陸域の地下へ沈み込んでいず、日本海溝からハワイまでの海底で逆断層型地震を起こしていたという指摘が専門家の方から指摘がされています。次の二つの記事をご覧ください。とても参考になる記事です。

「特報1)太平洋プレートは東日本大震災前に沈み込んでいなかった」
http://www.niitsuma-geolab.net/article-top/article01

「特報2)『アスペリティモデル』から『断続沈み込みモデル』へ」
http://www.niitsuma-geolab.net/article-top/article02

1611年慶長三陸地震から1677年延宝房総沖地震までは66年かかっていますが、この時期は日本海溝付近での太平洋プレートの速度はほとんど止まっていたはずで、よりハワイよりの海底で地震が起こることで太平洋プレートの西向き圧力の解消が行われていたのです。そのため、60年以上の時間がかかったはずであり、311大地震が起こり、日本海溝からの太平洋プレートの東日本の陸域の地下への沈み込みが再開した現在、関東地方の陸域にかかる西向き圧力は急激に増加しつつあり、1611年慶長三陸地震から1677年延宝房総沖地震までの66年間で起こったのと同じ程度の内陸性の地震が今後かなり短期間で連続するはずです。

最も大きな被害を与える地震としては、犬吠埼の東方から太平洋プレートが大きく関東平野の下へ沈み込み、それによってフィリピン海プレートが刺激されて、関東平野の南方沖の相模トラフから大きく沈み込みをするという海溝型地震が二重に関東平野の地下で発生するものです。陸域の地下で海のプレートが数メートルから数十メートル動くことになり、地震衝撃波が非常に広域で発生します。横揺れでは起こり得ない建物被害が相当に多発するはずであり、高層ビルの倒壊などもあり得ると考えています。
この地震が起こってしまう可能性はかなり高く、そうなってしまう前になるべく早く首都機能の分散化をするべきだと思います。

2017年07月12日22時35分 武田信弘  

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コメント
 
1. がらくた箱[19] gqqC54Ktgr2UoA 2017年7月13日 11:04:55 : D46wWHIR88 : pwMXOyBRmUM[14]
これから地震が起きる可能性が高いのは、紀伊半島、名古屋から能登半島にかけての東側近辺。理由は、この2,3年で深発地震が起きていて、なおかつ地表付近で地震が少ない。地表付近での地震が少ないということは、分極されていない玄武岩、花崗岩が多いので、大きめの地震がいきなり起きる可能性がある。

残念ながら、いつ起きるかはわからないが、大地震のカレンダーにある危険日に起きる可能性が90%以上あると思う。


2. taked4700[6325] dGFrZWQ0NzAw 2017年7月13日 13:45:00 : ZspklxmGoo : cmXGTCS2XA4[1]
>地表付近での地震が少ないということは、分極されていない玄武岩、花崗岩が多いので、大きめの地震がいきなり起きる可能性がある。

01の「がらくた箱」さん、上の文章は意味不明です。

紀伊半島の四国に面した部分ではごく浅い微小地震が多発しています。

また、「分極していない玄武岩、花崗岩」というのはどんな意義、効果があるのでしょうか。

記事の内容に対してのコメントをお願いしたいと思います。


3. がらくた箱[20] gqqC54Ktgr2UoA 2017年7月13日 14:26:22 : D46wWHIR88 : pwMXOyBRmUM[15]
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/122.html でのあなたの質問に対して回答していますよ。読めば書いてあります。

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