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トランプ大統領就任演説 / オバマ大統領就任演説:並べて読んでみよう、そうしよう
http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/425.html
投稿者 手紙 日時 2017 年 1 月 21 日 21:13:48: ycTIENrc3gkSo juiOhg
 

件名:トランプ大統領就任演説 / オバマ大統領就任演説
日時:トランプ氏2017年 / オバマ氏2009年 第1期
媒体:NHK NEWS WEB / IBCパブリッシング
出所:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170121/k10010847631000.html?utm_int=news_contents_news-main_004
出所:http://www.ibcpub.co.jp/obama/
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トランプ大統領就任演説 日本語訳全文
1月21日 6時12分

アメリカの第45代大統領にドナルド・トランプ氏が就任しました。以下はトランプ新大統領の就任演説の日本語訳全文です。

ロバーツ最高裁判所長官、カーター元大統領、クリントン元大統領、ブッシュ元大統領、オバマ大統領、そしてアメリカ国民の皆さん、世界の皆さん、ありがとう。私たちアメリカ国民はきょう、アメリカを再建し、国民のための約束を守るための、国家的な努力に加わりました。私たちはともに、アメリカと世界が今後数年間進む道を決めます。私たちは課題や困難に直面するでしょう。しかし、私たちはやり遂げます。私たちは4年ごとに、秩序だち、平和的な政権移行のために集結します。私たちは政権移行中の、オバマ大統領、そしてファーストレディーのミシェル夫人からの寛大な支援に感謝します。彼らは本当にすばらしかったです。

しかし、きょうの就任式はとても特別な意味を持ちます。なぜなら、きょう、私たちは単に、1つの政権から次の政権に、あるいは、1つの政党から別の政党に移行するだけでなく、権限を首都ワシントンの政治からアメリカ国民に返すからです。

あまりにも長い間、ワシントンの小さなグループが政府の恩恵にあずかる一方で、アメリカ国民が代償を払ってきました。ワシントンは栄えてきましたが、人々はその富を共有していません。政治家は繁栄してきましたが、仕事はなくなり、工場は閉鎖されてきました。既存の勢力は自分たちを守ってきましたが、国民のことは守ってきませんでした。彼らの勝利は皆さんの勝利ではありませんでした。彼らが首都で祝っている一方で、闘っている国中の家族たちを祝うことはほとんどありませんでした。すべてが変わります。いま、ここから始まります。なぜなら、この瞬間は皆さんの瞬間だからです。皆さんのものだからです。ここに集まっている皆さんの、そして、アメリカ国内で演説を見ている皆さんのものだからです。きょうという日は、皆さんの日です。皆さんへのお祝いです。そして、このアメリカ合衆国は、皆さんの国なのです。本当に大切なことは、どちらの政党が政権を握るかではなく、私たちの政府が国民によって統治されているかどうかということなのです。

2017年1月20日は、国民が再び国の統治者になった日として記憶されるでしょう。忘れられていた国民は、もう忘れられることはありません。皆があなたたちの声を聞いています。世界がこれまで見たことのない歴史的な運動の一部を担う、数百万もの瞬間に出会うでしょう。この運動の中心には、重要な信念があります。それは、国は国民のために奉仕するというものです。アメリカ国民は、子どもたちのためにすばらしい学校を、家族のために安全な地域を、そして自分たちのためによい仕事を望んでいます。これらは、高潔な皆さんが持つ、当然の要求です。しかし、あまりにも多くの国民が、違う現実に直面しています。母親と子どもたちは貧困にあえぎ、国中に、さびついた工場が墓石のように散らばっています。教育は金がかかり、若く輝かしい生徒たちは知識を得られていません。そして犯罪やギャング、薬物があまりに多くの命を奪い、可能性を奪っています。このアメリカの殺りくは、いま、ここで、終わります。私たちは1つの国であり、彼らの苦痛は私たちの苦痛です。彼らの夢は私たちの夢です。そして、彼らの成功は私たちの成功です。私たちは、1つの心、1つの故郷、そしてひとつの輝かしい運命を共有しています。

きょうの私の宣誓は、すべてのアメリカ国民に対する忠誠の宣誓です。何十年もの間、私たちは、アメリカの産業を犠牲にして、外国の産業を豊かにしてきました。ほかの国の軍隊を支援する一方で、非常に悲しいことに、われわれの軍を犠牲にしました。ほかの国の国境を守る一方で、自分たちの国境を守ることを拒んできました。そして、何兆ドルも海外で使う一方で、アメリカの産業は荒廃し衰退してきました。私たちが他の国を豊かにする一方で、われわれの国の富と強さ、そして自信は地平線のかなたに消えていきました。取り残される何百万人ものアメリカの労働者のことを考えもせず、1つまた1つと、工場は閉鎖し、この国をあとにしていきました。中間層の富は、彼らの家庭から奪われ、世界中で再分配されてきました。しかし、それは過去のことです。いま、私たちは未来だけに目を向けています。きょうここに集まった私たちは、新たな命令を発します。すべての都市、すべての外国の首都、そして権力が集まるすべての場所で、知られることになるでしょう。この日以降、新たなビジョンがわれわれの国を統治するでしょう。

この瞬間から、アメリカ第一となります。貿易、税、移民、外交問題に関するすべての決断は、アメリカの労働者とアメリカの家族を利するために下されます。ほかの国々が、われわれの製品を作り、われわれの企業を奪い取り、われわれの雇用を破壊するという略奪から、われわれの国を守らなければなりません。わたしは全力で皆さんのために戦います。何があっても皆さんを失望させません。アメリカは再び勝ち始めるでしょう、かつて無いほど勝つでしょう。私たちは雇用を取り戻します。私たちは国境を取り戻します。私たちは富を取り戻します。そして、私たちの夢を取り戻します。

私たちは、新しい道、高速道路、橋、空港、トンネル、そして鉄道を、このすばらしい国の至る所につくるでしょう。私たちは、人々を生活保護から切り離し、再び仕事につかせるでしょう。アメリカ人の手によって、アメリカの労働者によって、われわれの国を再建します。私たちは2つの簡単なルールを守ります。アメリカのものを買い、アメリカ人を雇用します。私たちは、世界の国々に、友情と親善を求めるでしょう。しかし、そうしながらも、すべての国々に、自分たちの利益を最優先にする権利があることを理解しています。私たちは、自分の生き方を他の人たちに押しつけるのではなく、自分たちの生き方が輝くことによって、他の人たちの手本となるようにします。

私たちは古い同盟関係を強化し、新たな同盟を作ります。そして、文明社会を結束させ、イスラム過激主義を地球から完全に根絶します。私たちの政治の根本にあるのは、アメリカに対する完全な忠誠心です。そして、国への忠誠心を通して、私たちはお互いに対する誠実さを再発見することになります。もし愛国心に心を開けば、偏見が生まれる余地はありません。聖書は「神の民が団結して生きていることができたら、どれほどすばらしいことでしょうか」と私たちに伝えています。私たちは心を開いて語り合い、意見が合わないことについては率直に議論をし、しかし、常に団結することを追い求めなければなりません。アメリカが団結すれば、誰も、アメリカが前に進むことを止めることはできないでしょう。そこにおそれがあってはなりません。私たちは守られ、そして守られ続けます。私たちは、すばらしい軍隊、そして、法の執行機関で働くすばらしい男性、女性に、守られています。そして最も大切なことですが、私たちは神によって守られています。

最後に、私たちは大きく考え、大きな夢を見るべきです。アメリカの人々は、努力をしているからこそ、国が存在し続けていけるということを理解しています。私たちは、話すだけで常に不満を述べ、行動を起こさず、問題に対応しようとしない政治家を受け入れる余地はありません。空虚な話をする時間は終わりました。行動を起こすときが来たのです。できないことを話すのはもうやめましょう。アメリカの心、闘争心、魂を打ち負かすような課題は、存在しません。私たちが失敗することはありません。私たちは再び栄え、繁栄するでしょう。私たちはこの新世紀のはじめに、宇宙の謎を解き明かし、地球を病から解放し、明日のエネルギーや産業、そして技術を、利用しようとしています。新しい国の誇りは私たちの魂を呼び覚まし、新しい視野を与え、分断を癒やすことになるでしょう。私たちの兵士が決して忘れなかった、古くからの知恵を思い起こすときです。それは私たちが黒い肌であろうと、褐色の肌であろうと、白い肌であろうと、私たちは同じ愛国者の赤い血を流し、偉大な自由を享受し、そして、偉大なアメリカ国旗をたたえるということです。そしてデトロイトの郊外で生まれた子どもたちも、風に吹きさらされたネブラスカで生まれた子どもたちも、同じ夜空を見て、同じ夢で心を満たし、同じ全知全能の創造者によって命を与えられています。だからこそアメリカ人の皆さん、近い街にいる人も、遠い街にいる人も、小さな村にいる人も、大きな村にいる人も、山から山へ、海から海へと、この言葉を伝えます。あなたたちは二度と無視されることはありません。あなたの声、希望、夢はアメリカの運命を決定づけます。そしてあなたの勇気、善良さ、愛は私たちの歩む道を導きます。ともに、私たちはアメリカを再び強くします。私たちはアメリカを再び豊かにします。私たちはアメリカを再び誇り高い国にします。私たちはアメリカを再び安全な国にします。そして、ともに、私たちはアメリカを再び偉大にします。ありがとうございます。神の祝福が皆様にありますように。神がアメリカを祝福しますように。

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第1期オバマ大統領就任演説

President Barack Obama’s Inaugural Addres in 2009

私、バラク・フセイン・オバマは、合衆国の大統領として、合衆国憲法を保持し、保護し、守るために全身全霊をもって臨み、職務を真摯に全うすることを心から誓います。

市民の皆さん
我々がなすべき仕事を前に、皆さんからいただいた信頼に感謝し、我々の祖先が払ってきた犠牲を胸に刻みながら、私は襟を正して今ここに立っています。ブッシュ大統領の我が国への貢献に、そして政権交代にあたって、終始寛容な協力をいただいたことに、心からお礼を申し上げます。

これで、44人のアメリカ人が大統領就任の宣誓を行ったことになります。宣誓は繁栄の波の高みに、あるいはないだ水のような平和なときになされることもあったでしょう。しかし、しばしばそれは暗雲たちこめる荒れ狂う嵐の真っただ中で行われます。そんなとき、アメリカは、指導者の技能やビジョンによってだけでなく、我々国民一人ひとりが先祖の掲げた理想に、そして建国のときに書かれた書面に忠実であるがゆえに、それを乗り越えてゆくことができたのです。

今までも、そして現代の我々アメリカ人もそうでなければならないのです。

我々が今危機の中にいることは周知の事実です。我が国は戦争の渦中にあり、我々ではどうにもならない暴力と憎悪のネットワークにさいなまれています。経済はひどく疲弊しています。それは、一部の者の欲と無責任の結果であるとともに、厳しい決断を先送りし、新たな時代への準備を怠り続けてきた結果でもあるのです。家は失われ、雇用は削られ、ビジネスの機会は閉ざされてしまいました。我々の健康保険制度はとても高くつき、学校教育もさまざまな失敗に見舞われています。そして、我々のエネルギーの使い方は、敵を富ませ、地球に脅威を与えていることが日々明らかになってきています。

これらの危機は数字や統計で裏打ちされています。測定は難しいものの、それ以上に、国中を覆っている自信の喪失こそが最も深刻な課題なのです。それは、アメリカの衰退は避けがたいという恐れであり、次の世代の人々は目標を下げなければいけないのではという恐怖です。

今日、私は皆さんに我々が直面している課題は現実のものだと表明します。課題は深刻で、数も多い。簡単に解決もできなければ、すぐにどうこうなるものでもないでしょう。しかし、アメリカは、それを克服できるはずです。

今日この日、我々は恐怖ではなく希望を選び、対立と不和ではなく目的を共に分かつためにここに集っています。

今日この日、我々は長い間我々の政治を混乱させてきた狭量な不平や、見せかけの公約、報復、そして古びた教義を終わらせることを宣言します。

我が国は今なお若い国です。しかし、聖書にもあるように、子供じみたことはやめなければなりません。我々の不屈の精神、歴史の良きところを選び、世代から世代に受け継がれてきた崇高な理想という貴重な贈り物を再認識するときがきたのです。神が約束してくれた、すべての人は平等で、自由で、そして誰もが最大限の幸福を享受することができるという理想を。

アメリカの偉大さをあらためて見つめるとき、我々はそれが決して与えられたものではないことを知っています。それは、獲得しなければならないものです。我々の旅には近道も、妥協もありませんでした。それは、勤勉より娯楽を好み、富と名を売ることの快楽のみを求める臆病者が歩いてきた道ではありませんでした。むしろリスクをとって行動し、生産をし、中には名声を得た者もいましたが、多くは、労働を通して、繁栄と自由に向かう長く険しい道のりを、我々を導いてきた名もなき人々によるものだったのです。

我々のために、彼らは手にできるわずかな持ち物だけを手に、新たな生活を求め、海を渡ってやってきました。

我々のために、彼らは、過酷な労働条件の中で働き、西部を開拓し、あるいはむちの痛みに耐え、硬い大地を耕しました。

我々のために、彼らはコンコードやゲティスバーグ、ノルマンディー、そしてケサンで戦い、命を落としました。

彼らが、何度も苦しみ、自らを犠牲にして、手がすり切れるまで働いてきたからこそ、今我々はこうしてより良い生活が送れるようになったのでしょう。彼らは、個々人の望みの集大成、すなわち出自や富、そして党派の違いよりも偉大なものとして、アメリカを見ていたのです。

この旅を我々は今も続けているのです。我々は地球上で最も繁栄した力強い国家であり続けます。勤労者は、今回の経済危機以前と同じ生産性を維持しています。我々の精神は、そして我々の生産する物やサービスは、先週、先月、そして去年と同様に求められています。我々の能力は衰えてはいないのです。とはいえ、やり方を変えず、偏狭な利益に固執し、苦渋の決断を先送りする、そんな時代はもう確実に終わったのです。今日から、我々は立ち上がり、ほこりを払い、そしてアメリカを再生する仕事にあらためてとりかからなければならないのです。

我々が見回すあらゆるところに、なさねばならないことがあります。経済は迅速で果敢な対応を求めています。そう、我々はそれに挑むのです。新たな雇用を生み出すだけではなく、成長への土台を構築するために。道を造り、橋をかけ、電気やデジタルのネットワークを築き、ビジネスを潤し、人と人を結びつけるのです。科学を本来あるべき姿に戻し、技術の力で、医療の質を向上させ、コストを下げてゆきます。太陽と風と大地の力をもって車を動かし、工場を稼働させます。そして、学校や大学を新しい時代に見合ったものに変革してゆきます。すべてを我々は成すことができ、そして実践するのです。

さて、中には我々のこうした意欲に疑問を持つ人がいるでしょう。我々は、これほど多くの大きな計画に耐えられるシステムを持ち合わせていないのではと。そうした人々は忘れているのです。彼らはこの国が成してきたことを、共通の目的を持ち、勇気を持つことの必要性に気づいたとき、自由な人々が成し遂げてきたことを、忘れているのです。

シニカルに物事を見ている人たちは、自らの足元の大地が動いていることを認識していないのです。つまり、長い間我々が時間を費やしてきた陳腐な政争はもう当てはまらないということを見落としているのです。今我々が問いかけたいのは、政府が大きすぎるか小さすぎるかではなく、それがしっかりと機能しているかどうかなのです。各家庭がまっとうな賃金が保証される仕事や、我々が支払うことのできる医療や福祉、尊厳ある老後を送ることができるよう政府が動いているかどうかが問題なのです。答えがイエスなら我々は前に進み、ノーならその政策は終わりにしようではありませんか。私たち、公の資金を扱う者は、それを賢明に使い、悪弊を改め、業務を白日のもとで行う責任があります。なぜなら、それによりはじめて、国民と政府との間に不可欠な信頼関係を再構築できるからです。

市場が健全なのか病んでいるのかが問題なのではありません。市場は富を生み出し、自由を拡大する比類なき力です。ただ、今回の経済危機で、我々はしっかりと監視することを怠れば、市場がコントロールを失うことがあるということをあらためて気づきました。また、富者だけが優遇されていては国の繁栄は長くは続かないことを知りました。経済の成功は、単に国民総生産の規模によるのではなく、それがいかにあまねく享受されているかにかかってきました。そう、どれだけ意欲ある人々に、慈善心からではなく、機会を与えることができるのかにかかっているのです。それが、我々共通の利益につながる確実な道なのです。

国防問題についていえば、我々は、安全と理想のどちらをとるかという誤った選択を拒絶します。我が建国の父たちは、未曾有の危機に直面する中、法による統治と人権を保証する憲章を起草しました。その憲章はその後何世代もかけて血を流して広められてゆきました。その理想は今でも世界を照らしています。そして、我々は単に利己的な都合のために、その理想をあきらめるわけにはいかないのです。したがって、今日この就任式を見ているすべての人々、そして政府に、大国の首都から私の父が生まれたような小さな村に至るまで、アメリカは将来の平和と尊厳を求めるすべての国、男性、女性、子供、あらゆる人々の友人であり、再び引導の役割を果たす用意があることを知っていただきたいのです。

先人たちが、ファシズムや共産主義を屈服させたのは、単にミサイルや戦車によってのみではなく、頼もしい同盟国と不屈の信念があったからこそであることを思い出してください。彼らは、力だけが自らを守ったのではなく、ただ思いどおりに使えばよいと与えられたものでもないことを理解していました。そうではなく、力は慎重に行使することによって増すこと、すなわち安全は大義の正しさ、範例の力、そしてけんそん謙遜と自制を調整することからもたらされるのだということを知っていたのです。

我々は、この遺産を引き継いでいます。この原則に今一度立ち返ることによって、今我々を見舞っている、より大きな努力を必要とする、より多くの国々の協力と理解が求められる、新たな脅威に立ち向かっていくことができるのです。責任をもってイラクをイラク人の手に戻すプロセスを開始し、アフガニスタンには強固な平和を築き上げます。古くからの友、そして過去の敵とも手を携えて、核の脅威を緩和し、地球温暖化の恐れを軽減するためにたゆみなくとり組みます。我々の生き方を曲げることはなく、そして、それを守ることに迷いもしません。テロ行為を行い、無実の人々を殺りくすることによって目的を達成しようとしている人々に我々はこう言いましょう。我々の意志はより強固でそれを打ち砕くことはできないと。君たちは我々より長く生存することはできず、我々は君たちを打ち負かすと。

なぜなら、我々は、自らのパッチワークの遺産、すなわち多様性こそが我々の強みであって、弱点ではないということを知っているからです。我々は、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、そしてヒンドゥー教や無宗教といった人々で構成されています。あらゆる言語、文化、地球上のあらゆる場所からやってきた人々で構成されているのです。そして、我々は南北戦争や、人種隔離といった苦い水を飲み、暗黒の歴史から、より強く、より結束して立ち上がってきました。それゆえに、古き憎悪はいつか過ぎ去ることを信じています。部族間の境界線はやがて消え去り、世界はどんどん小さくなり、共通した人間性が現れてくるでしょう。その中で、アメリカは平和な新時代を導く役割を担わなければならないのです。

イスラム教を信じる皆さん。我々は、お互いの利益と立場を尊重し、新しい方策を模索します。紛争の種をまき、自らの社会の問題を西洋諸国に転嫁しようとする国々の指導者たち、あなた方は、国民が、あなたが何を破壊するかではなく、何を創造できるかをもって自らの指導者を評価するということを知るべきです。腐敗と謀略、反対意見を持つ者を黙らせながら権力に固執している人々は、歴史の誤ったところにいるのだということを知るべきです。しかし、もしあなたがたが握りしめた拳を開くのであれば、我々は手を差し伸べる用意があることをわかってください。

貧困に苦しむ国々の皆さん。我々はあなた方の農場を豊かにし、清らかな水が流れるようにし、飢えた体をいやし、ひもじさにさいなまれる心をいたわるために、あなた方と共に働くことを誓います。そして、我々と同じように、比較的豊かな国々は、もはや国境の向こう側の苦しみに無関心でいることは許されず、その影響を考えることなくして、世界の資源を消費してゆくことはできないのだとお伝えします。世界は変わったのです。ですから、それと共に我々も変化してゆかなければならないのです。

我々の前に続く道を思うとき、我々は、まさに今このときもはるかな砂漠を、遠い山々を警備している勇敢なアメリカ軍兵士のことを、つつましい感謝の気持ちを込めて思い出します。あらゆる時代を通してアーリントン墓地から聞こえてくる戦いに倒れた英雄たちのささやきのように、彼らも今何かを語ろうとしています。我々は、彼らが我々の自由の保護者だからというだけでなく、彼らが奉仕の精神を体現し、自身を超えた偉大な何かを求め、そこに意味を見いだそうとしていることに敬意を表します。今、新たな時代が開かれるこの瞬間に、我々すべてが抱かれなければならないのが、まさしくこの精神なのです。

なぜなら、政府がどれだけできること、やらねばならないことをするにせよ、この国が必要としているのは、究極的にアメリカ国民の信念と決意だからなのです。この最も暗い局面を乗り切るために必要なものは、堤防が決壊したとき、他人を自らの家に招き入れる心の温かさであり、友人が仕事を失うのを傍観するのではなく、自らの労働時間を短縮する労働者の滅私の気持ちです。それは、煙が充満する階段に突入する消防士の勇気であり、子供を育てる親の意志、そんな精神が、我々の運命を最終的に決めるのです。

我々の挑戦は新たなものかもしれません。この挑戦に立ち向かう手段も新たなものかもしれません。しかし、我々の成否のかかる価値観は、勤労と誠実さ、勇気と公正さ、寛容と好奇心、忠誠心と愛国心といった昔からのものです。これらが真理です。これらが、歴史を通して我々を前進させてきた無言の武器なのです。今求められているのは、こうした真理に戻ることなのです。今我々が必要としているのは、新たな責任感の時代なのです。一人ひとりのアメリカ人が、我々自身や我が国、そして世界に対する責務があることを認識しなければなりません。それは、いやいやながら引き受けるのではなく、困難な仕事に立ち向かうことこそ、精神を満たし、我々を特徴付けるものであるという確信のもとに、喜びをもって引き受けるべき義務なのです。

これが、市民であることの代償であり、約束なのです。

不確かな行き先を形作れと神が求めていることを知っている、これが、我々の自信の源なのです。

なぜあらゆる人種や信仰をもった男性、女性、そして子供がこの広大な広場に集い、共に祝うのか。なぜ60年前には地元のレストランで食事をすることも許されなかったかもしれない父親の子供が、皆さんの前で、今、最も神聖な誓約を行うことができるのか。これが、我々の自由と信念の意味するところなのです。

だから、この日をしっかりと共に胸に刻みましょう。我々は誰なのか、そしてどれだけ遠くまで旅してきたのか。アメリカ建国の年、最も寒かった月、建国の兵士たちの小さな集団は、凍てついた川の岸辺で消えそうなたき火に身を寄せ合っていました。首都は放棄され、敵は迫り、雪は血で染まっていました。独立革命の実現が最も疑わしく思えたあのとき。建国の父は次の文章を人々に読んで聞かせるように命令しました。

「未来の人々に語り伝えよう。厳冬のさなか、希望と美徳だけが生き残るとき、町々や村々から、共通の危機に揺り動かされて、我々は立ち上がったと」

アメリカよ。共通の危機に直面した、この厳しい冬の今、時を超えて響いてくるこの言葉を思い出そうではありませんか。希望と美徳をもって、凍りついた流れに再び立ち向かいましょう。そしてどんな嵐に見舞われても耐え抜いてゆきましょう。子供のそしてまたその子供にも、我々が試練に見舞われたとき、この旅路を放棄することを拒絶したと伝えられるようにして。後戻りも尻込みもしなかったと。地平線にしっかり目を据えて、神の加護を受けながら、自由という偉大な贈り物を受け継ぎ、次の世代の人々にしっかりと手渡したと語られてゆくようにしようではありませんか。 ありがとう。皆さんに、そしてアメリカ合衆国に神のご加護がありますように。

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出所:http://www.ibcpub.co.jp/obama/speech2.html

第2期オバマ大統領就任演説

President Barack Obama’s Inaugural Addres in 2013

Vice President Biden, Mr. Chief Justice, Members of the United States Congress, distinguished guests, and fellow citizens:

バイデン副大統領、連邦最高裁判所長官、連邦議会の議員の皆さん、来賓の皆様、そして市民のみなさん。

Each time we gather to inaugurate a president, we bear witness to the enduring strength of our Constitution. We affirm the promise of our democracy. We recall that what binds this nation together is not the colors of our skin or the tenets of our faith or the origins of our names. What makes us exceptional ― what makes us American ― is our allegiance to an idea, articulated in a declaration made more than two centuries ago:

大統領の就任式のたびに、我々は合衆国憲法の変わらぬ強靭さを目の当たりにします。アメリカ合衆国の民主主義への誓約が確固としたものであることを確信します。この国の結束は、肌の色でも、信仰でも、どんな名前を持つかということでもたらされるものではありません。我々を際立たせるのは、2世紀以上も前に作られた独立宣言に明記された理念への忠誠です。

“We hold these truths to be self-evident, that all men are created equal, that they are endowed by their Creator with certain unalienable rights, that among these are Life, Liberty, and the pursuit of Happiness.”

「我々は、すべての人間は生まれながらにして平等であり、生命、自由、幸福の追求という侵すべからざる権利を神から与えられているのだという真理を自明なものとします」

Today we continue a never-ending journey, to bridge the meaning of those words with the realities of our time. For history tells us that while these truths may be self-evident, they have never been self-executing; that while freedom is a gift from God, it must be secured by His people here on Earth. The patriots of 1776 did not fight to replace the tyranny of a king with the privileges of a few or the rule of a mob. They gave to us a Republic, a government of, and by, and for the people, entrusting each generation to keep safe our founding creed.

今、我々はこの言葉の意味することと、我々が現在直面している現実との間に橋をかけようと、終わりのない旅を続けます。歴史を見れば、この真理は自明なものかもしれません。しかし、これらの理想が、ただそのまま我々に与えられるものではないことは分かっています。自由は神からの贈り物です。しかし、それは地上にいる人間が努力して確保すべきものなのです。1776年当時の愛国者たちは、王の暴政を少数の特権階級や暴徒の支配にとって代わらせるために戦ったのではありません。彼らは人民の、人民による、人民のための共和国を我々に残し、後世にその建国の信念を守ることを託したのです。

For more than two hundred years, we have.

そして200年以上にわたり、我々はそれを守ってきたのです。

Through blood drawn by lash and blood drawn by sword, we learned that no union founded on the principles of liberty and equality could survive half-slave and half-free. We made ourselves anew, and vowed to move forward together.

むち打ちによって流された血、剣によって流された血を通して、我々は自由と平等の理念に立つ連邦は、奴隷と自由民とに分断された社会とは共存できないことを学びました。我々は自らを刷新し、ともに前に進むことを誓いました。

Together, we determined that a modern economy requires railroads and highways to speed travel and commerce; schools and colleges to train our workers.

我々は共に、近代経済において、迅速に移動し、商取引をするために鉄道や高速道路が必要だと判断しました。労働者を訓練するために学校や大学も不可欠だと考えました。

Together, we discovered that a free market only thrives when there are rules to ensure competition and fair play.

我々は共に、自由な市場は競争と公平さを保証するルールがあってこそ、繁栄するということを学びました。

Together, we resolved that a great nation must care for the vulnerable, and protect its people from life’s worst hazards and misfortune.

我々は共に、偉大なる国は無防備な部分を意識して、最悪の危険や不幸から自国民を守らなければならないと決心しました。

Through it all, we have never relinquished our skepticism of central authority, nor have we succumbed to the fiction that all society’s ills can be cured through government alone. Our celebration of initiative and enterprise; our insistence on hard work and personal responsibility, are constants in our character.

とはいえ、我々は中央に権力が集中しはじめていないかどうか、一貫して疑うことを止めませんでした。社会の病巣が、政府によって全て治療されるだろうという虚構にも惑わされませんでした。我々の、自らのイニシアチブで、参画してゆくことをよしとし、勤勉で個人個人が自らの責任において活動することを求める国民性は揺るぎのないものです。

But we have always understood that when times change, so must we; that fidelity to our founding principles requires new responses to new challenges; that preserving our individual freedoms ultimately requires collective action. For the American people can no more meet the demands of today’s world by acting alone than American soldiers could have met the forces of fascism or communism with muskets and militias.

しかし、我々は、時代が変われば、我々も変わらなければならないことは分かっています。建国の精神を厳しく守っていくには、新たな挑戦への新たな対応が必要です。個人の自由を守るためには、結局のところ集団行動が必要なのです。アメリカ兵がマスケット銃や民兵集団でファシズムや共産主義とは対抗できなかったように。今、この世界の要求にアメリカ単独では応えられないのです。

No single person can train all the math and science teachers we’ll need to equip our children for the future, or build the roads and networks and research labs that will bring new jobs and businesses to our shores. Now, more than ever, we must do these things together, as one nation, and one people.

子どもたちの将来に必要な数学や科学の教師を、たった一人の人間が育成することはできません。新たな雇用やビジネスをうみだす道路やネットワーク、研究所をたった一人でつくることもできません。今まさに、これまで以上に一つの国、一つの国民として共にみなで取り組む必要があるのです。

This generation of Americans has been tested by crises that steeled our resolve and proved our resilience. A decade of war is now ending. An economic recovery has begun. America’s possibilities are limitless, for we possess all the qualities that this world without boundaries demands: youth and drive; diversity and openness; an endless capacity for risk and a gift for reinvention.

現在、我々の世代は、アメリカ国民が様々な危機にさらされ、不屈の回復力でそれを乗り越えてきました。10年にわたる戦争も終わりました。経済も回復しはじめています。アメリカには限りない可能性があります。というのも、ボーダーレス化する世界で必要な若さ、活力、多様性そして開放性といった資質が我々にはあるからです。リスクに持ちこたえる力やさらなる改革への才能もあるのです。

My fellow Americans, we are made for this moment, and we will seize it ― so long as we seize it together. For we, the people, understand that our country cannot succeed when a shrinking few do very well and a growing many barely make it. We believe that America’s prosperity must rest upon the broad shoulders of a rising middle class.

国民のみなさん、我々は今この時のためにここにいるのです。いっしょに取り組もうとするかぎり、それを獲得することはできるはずです。 なぜなら少数の人だけがうまいことやり、かろうじて暮らすような人が増えるようであれば、この国は成り立たないと、我々は分かっているからです。アメリカの繁栄は台頭する中間層の肩にかかっています。

We know that America thrives when every person can find independence and pride in their work; when the wages of honest labor liberate families from the brink of hardship. We are true to our creed when a little girl born into the bleakest poverty knows that she has the same chance to succeed as anybody else, because she is an American, she is free, and she is equal, not just in the eyes of God but also in our own.

すべての人が自立し、自分の仕事に誇りを持てたとき、誠実に働く人が自らの賃金で家族の苦境を救うことができたとき、アメリカは繁栄できるのです。 職のない貧しい中に生まれた少女でも、他の誰とも同じように成功するチャンスがあると知ったとき、そしてそれは神が見ているからということだけではなく、我々自身が、彼女が自由で平等なアメリカ人であると認識していることによってそうなったとき、我々の信条が真実であるといえるのです。

We understand that outworn programs are inadequate to the needs of our time. We must harness new ideas and technology to remake our government, revamp our tax code, reform our schools, and empower our citizens with the skills they need to work harder, learn more, and reach higher. But while the means will change, our purpose endures: a nation that rewards the effort and determination of every single American. That is what this moment requires. That is what will give real meaning to our creed.

使い古した制度は現代のニーズとは合わないということを我々は知っています。政府を再建するためには、新しいアイデアや技術を利用しなければなりません。税制を見直し、学校を改革して、人々がより熱心に働き、学んで、自らを向上させるためのスキルを身につけられるようにしていかなければなりません。しかし、手段は変わったとしても、すべての国民の努力と決意に報いる国を作ろうという目標は変わりません。それこそが今必要なことなのです。我々の信条に真の意味を与えるものなのです。

We, the people, still believe that every citizen deserves a basic measure of security and dignity. We must make the hard choices to reduce the cost of health care and the size of our deficit. But we reject the belief that America must choose between caring for the generation that built this country and investing in the generation that will build its future. For we remember the lessons of our past, when twilight years were spent in poverty, and parents of a child with a disability had nowhere to turn. We do not believe that in this country, freedom is reserved for the lucky, or happiness for the few. We recognize that no matter how responsibly we live our lives, any one of us, at any time, may face a job loss, or a sudden illness, or a home swept away in a terrible storm. The commitments we make to each other ― through Medicare, and Medicaid, and Social Security ― these things do not sap our initiative; they strengthen us. They do not make us a nation of takers; they free us to take the risks that make this country great.

当然のことながら、すべての国民が基本的な安全と尊厳を持つ権利があります。医療費と財政赤字を減らすために厳しい選択を強いていかなければなりません。しかし、それがこの国を築いてきた世代を大切にするか、未来を担う世代に投資するかという選択であってはならないことは言うまでもないことです。我々は老後に貧困にあえぎ、障害のある子をもつ親が行き場がなく途方にくれていた教訓を覚えています。この国において自由は幸運な人だけのものでもなく、幸福も限られた人だけのものであってはなりません。どれほどしっかりと人生を歩んでいても、仕事を失ったり、突然病に倒れたり、または嵐で家を流されることは誰にでも起こり得るということです。メディケアやメディケイドといった医療保険、社会年金制度によってお互いに助け合う共同体は、我々の自発性を奪っていくものではありません。それは、我々を強くしてくれるものなのです。こうした制度はただ受給するためにあるのではなく、それによって、我々はこの国を繁栄させるためのリスクをとることのできる自由を獲得できるのです。

We, the people, still believe that our obligations as Americans are not just to ourselves, but to all posterity. We will respond to the threat of climate change, knowing that the failure to do so would betray our children and future generations. Some may still deny the overwhelming judgment of science, but none can avoid the devastating impact of raging fires, and crippling drought, and more powerful storms. The path towards sustainable energy sources will be long and sometimes difficult. But America cannot resist this transition; we must lead it. We cannot cede to other nations the technology that will power new jobs and new industries ― we must claim its promise. That is how we will maintain our economic vitality and our national treasure ― our forests and waterways; our croplands and snowcapped peaks. That is how we will preserve our planet, commanded to our care by God. That’s what will lend meaning to the creed our fathers once declared.

我々は、アメリカ人として、自らのためのみならず、後に続く世代のために責務を果たすべきです。気候の変化の脅威に立ち向かわなくてはなりません。失敗すれば、それは子どもや未来の世代を裏切ることになります。科学に頼りすぎることをよしとしない人が、今でもいるかもしれません。しかし手のつけられない森林火災や深刻な干ばつ、どんどん凶暴になっている嵐を回避することは誰にもできないのです。持続可能なエネルギーを模索する道は長く、時には試練にも直面するでしょう。しかし、我々アメリカ人は、この変化への過程に逆行することはできません。我々こそが先導していかなければならないのです。新たな雇用や産業を生み出す技術を他の国に譲り渡すわけにはいきません。その約束をしっかりと示してゆきましょう。こうしてアメリカ経済のバイタリティや、国の宝である森や川、耕作地や雪を頂く山々を守っていきましょう。神が命じたように、このようにして我々はこの地球を守ってゆきましょう。これこそが我々の祖先が独立宣言で謳い上げた信条を未来へと導くことなのです。

We, the people, still believe that enduring security and lasting peace do not require perpetual war. Our brave men and women in uniform, tempered by the flames of battle, are unmatched in skill and courage. Our citizens, seared by the memory of those we have lost, know too well the price that is paid for liberty. The knowledge of their sacrifice will keep us forever vigilant against those who would do us harm. But we are also heirs to those who won the peace and not just the war, who turned sworn enemies into the surest of friends, and we must carry those lessons into this time as well.

安全と平和を永続的に確保するために、絶えず戦争をする必要はないと我々は信じます。我が兵士の戦火によって鍛えられた勇気と技能は比類なきものです。戦没者のことは、我々の記憶に刻まれ、彼らが自由のために払った代償をしっかりと認識しています。彼らの犠牲によって、我々はアメリカに危害を加えようとする者たちへの警戒を怠らなくなりました。しかし我々は戦勝によって平和を我が者にしただけでなく、敵を友人へと変えることのできた人々の子孫でもあるのです。こうした教訓を現在に活かしていこうではありませんか。

We will defend our people and uphold our values through strength of arms and rule of law. We will show the courage to try and resolve our differences with other nations peacefully ― not because we are naive about the dangers we face, but because engagement can more durably lift suspicion and fear. America will remain the anchor of strong alliances in every corner of the globe; and we will renew those institutions that extend our capacity to manage crisis abroad, for no one has a greater stake in a peaceful world than its most powerful nation.

強い軍隊と法の原則のもとに、国民とアメリカの価値を守っていきましょう。そして、他の国々との異なる見解を平和的に解決する勇気を示していきましょう。それは直面する危機への憂慮からではありません。戦争をすれば、より一層不信や恐怖が永続するからです。これからもアメリカは、地球上のあらゆる地域において強い同盟国としての「錨」の役目を果たしてゆきます。そして海外で起こる危機に対処する能力を強化するよう、制度を刷新していきます。平和な世界へ貢献できる国は、最も強力な国である我々以外にないのです。

We will support democracy from Asia to Africa; from the Americas to the Middle East, because our interests and our conscience compel us to act on behalf of those who long for freedom. And we must be a source of hope to the poor, the sick, the marginalized, the victims of prejudice ― not out of mere charity, but because peace in our time requires the constant advance of those principles that our common creed describes: tolerance and opportunity; human dignity and justice.

我が国は、アジアからアフリカ、中南米から中東にいたるすべての国の民主主義を支持します。自由を待ち望む人たちのために、アメリカの関心、そして良心が、自由を求める人のために行動するよう我々に求めます。我々は貧困に苦しむ人、病める人、社会から取り残された人、そして偏見に苛まれる人にとっての希望の源であるべきです。慈善心からではなく、今の時代の平和のために寛容、平等な機会、人間の尊厳と法の正義といった共通の信念が必要だからなのです。

We, the people, declare today that the most evident of truths ― that all of us are created equal ― is the star that guides us still; just as it guided our forebears through Seneca Falls, and Selma, and Stonewall; just as it guided all those men and women, sung and unsung, who left footprints along this great Mall, to hear a preacher say that we cannot walk alone; to hear a King proclaim that our individual freedom is inextricably bound to the freedom of every soul on Earth.

我々は今日宣言します。すべての人間は生まれながらにして平等である、という最も明白な事実こそが、我々を導いてゆく星であると。ちょうどセネカフォールズや、セルマ、そしてストーンウォールへと我々の祖先を導いたように。ちょうど、男も女も、唄った人も層でない人も、牧師のいう我々は一人では歩けないという言葉をこのワシントンの公園で共に聴き、キング牧師が、「地球上のすべての魂の自由と個人の自由は結びついている」と宣言したように。

It is now our generation’s task to carry on what those pioneers began. For our journey is not complete until our wives, our mothers, and daughters can earn a living equal to their efforts. Our journey is not complete until our gay brothers and sisters are treated like anyone else under the law ― for if we are truly created equal, then surely the love we commit to one another must be equal as well. Our journey is not complete until no citizen is forced to wait for hours to exercise the right to vote. Our journey is not complete until we find a better way to welcome the striving, hopeful immigrants who still see America as a land of opportunity; until bright young students and engineers are enlisted in our workforce rather than expelled from our country. Our journey is not complete until all our children, from the streets of Detroit to the hills of Appalachia to the quiet lanes of Newtown, know that they are cared for, and cherished, and always safe from harm.

先駆者の始めたことを引き継ぐのは、我々の世代の仕事です。我々の旅は、妻や母、そして娘たちた努力した結果に見合う生活ができるようになるまで、同性愛の兄弟姉妹が法のもとで全ての人たちと同様に扱われる日がくるまで終わることはありません。もし本当に我々が平等な人間として創造されたのであるならば、互いへの愛もまさに平等でなければならないはずだからです。投票する権利を行使するために何時間も待つ人がいなくなるまで我々の旅は終わりません。我々の旅は、努力し希望をもった移民を歓迎し、アメリカはチャンスに開かれた国だと信じてもらえるような施策ができるまで終わりません。優秀な学生や技術者がアメリカから退去させられることなく、労働力として受け入れられるようになるまで終わりません。そして、我々の旅は、デトロイトの路地からアパラチアの丘陵、ニュータウンの静かな小道まで、すべての子どもが愛され、大事にされ、そして暴力から守られていると感じられるようになるまで終わらないのです。

That is our generation’s task ― to make these words, these rights, these values ― of Life, and Liberty, and the Pursuit of Happiness ― real for every American. Being true to our founding documents does not require us to agree on every contour of life; it does not mean we will all define liberty in exactly the same way, or follow the same precise path to happiness. Progress does not compel us to settle centuries-long debates about the role of government for all time ― but it does require us to act in our time.

これが我々の世代の使命です。それは、「生命、自由、そして幸福の追求」――この言葉、権利、価値がすべてのアメリカ国民にとって現実になるようにする使命です。独立宣言は、すべての人の生き方が同じであることを求めません。自由を皆が同じように解釈し、全く同じやり方で幸福を追求する必要もありません。前に進めるためといって、長年に渡って議論されてきた政府の役割に関して、その議論の中断を強いるものではありません。ただ、我々の時代に合った行動をしようではありませんか。

For now decisions are upon us, and we cannot afford delay. We cannot mistake absolutism for principle, or substitute spectacle for politics, or treat name-calling as reasoned debate. We must act, knowing that our work will be imperfect. We must act, knowing that today’s victories will be only partial, and that it will be up to those who stand here in four years, and forty years, and four hundred years hence to advance the timeless spirit once conferred to us in a spare Philadelphia hall.

決断は我々の手中にあります。そして、これ以上決断を先延ばしにすることはできません。絶対主義を理念であると取り違え、政治を見せ物にし、中傷合戦を論理的な議論であるかのように思ってはいけないのです。例え、我々の行動が不完全であったとしても、今、アクションをおこさなければなりません。今日の勝利はまだ部分的なものに過ぎず、かつてフィラデルフィアの議事堂で我々に与えられた永遠の精神を未来へと前進させる役割は、4年後、40年後、いや400年後にこの場に立つ人にも委ねられるのだということを知ったうえで、行動するべきなのです。

My fellow Americans, the oath I have sworn before you today, like the one recited by others who serve in this Capitol, was an oath to God and country, not party or faction ― and we must faithfully execute that pledge during the duration of our service. But the words I spoke today are not so different from the oath that is taken each time a soldier signs up for duty, or an immigrant realizes her dream. My oath is not so different from the pledge we all make to the flag that waves above and that fills our hearts with pride.

国民のみなさん、本日私が行なった宣誓は、連邦議会で職務を遂行する人たちの誓いと同じく、神と国への宣誓であり、政党や派閥への誓いではありません。そして任期中、誓いは誠実に実行されなければなりません。ですが、今日の私の言葉は、兵士が任務に赴くときの宣誓や、移民がこの国に住むという夢がかなったときの宣誓とそんなには違わないのです。我々の心を誇りで満たしながら我々の上にはためく星条旗に向かって行なう、我々全ての誓いと同じなのです。

They are the words of citizens, and they represent our greatest hope.

これらは国民の言葉であり、我々の最も偉大な希望を代弁する宣誓です。

You and I, as citizens, have the power to set this country’s course.

皆さんと私は、市民としてこの国の方向を定める力を持っているのです。

You and I, as citizens, have the obligation to shape the debates of our time ― not only with the votes we cast, but with the voices we lift in defense of our most ancient values and enduring ideals.

皆さんと私は、市民としてこの時代に何を議論していくべきか定める責任があります。投票するだけでなく、最も由緒ある価値観や不滅の理想を守るために声をあげましょう。

Let each of us now embrace, with solemn duty and awesome joy, what is our lasting birthright. With common effort and common purpose, with passion and dedication, let us answer the call of history, and carry into an uncertain future that precious light of freedom.

我々一人ひとりひとりが、ここに、生まれながらの権利を厳粛な義務と畏敬に満ちた喜びとをもって享受していきましょう。共通の努力と共通の目的、情熱と献身によって歴史の呼びかけに応え、尊い自由の光を不確かな未来にむけて掲げていきましょう。

Thank you, God Bless you, and may He forever bless these United States of America.

ありがとう。皆さんに神のご加護を。そして、アメリカ合衆国に永遠の神のご加護がありますように。

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//memo


 

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コメント
 
1. 2017年1月21日 22:01:11 : ZQaUpuhUK2 : cc0dtlqGZdo[349]
トランプ動画 https://www.youtube.com/watch?v=_yA8xNn0tdo
病的なまでに言動不一致だった空疎なオバマ演説と違って、トランプ演説は感動します。

2. 2017年1月21日 22:26:37 : HGCqdRDBks : lHVHAvmuoIw[5]
「俺がアメリカがー」、と言っているのが感動的なのかね?

3. 2017年1月22日 05:38:54 : ThvQP0ntvE : J7bqvGPaOB0[20]
>>2は反トランプ工作員の嘆きが滲み出て哀れだわwそんなに悔しいか?


引用開始−−−>
しかし、きょうの就任式はとても特別な意味を持ちます。...権限を首都ワシントンの政治からアメリカ国民に返すからです。
あまりにも長い間、ワシントンの小さなグループが政府の恩恵にあずかる一方で、アメリカ国民が代償を払ってきました。...そして、このアメリカ合衆国は、皆さんの国なのです。本当に大切なことは、どちらの政党が政権を握るかではなく、私たちの政府が国民によって統治されているかどうかということなのです。
2017年1月20日は、国民が再び国の統治者になった日として記憶されるでしょう。忘れられていた国民は、もう忘れられることはありません。
−−−>引用終了


オバマやクリントンやブッシュのようなNWO支配層やその工作員からは絶対に聞けない言葉だ。もちろん安部や麻生からも。民主鳩山の時は一瞬それっぽかったんだが、既得権益塗れの売国奴官僚に潰された。


4. 2017年1月22日 08:43:16 : YXTo6Mahf6 : FqMbjLRdVK0[12]
トランプも同じ穴の狢

むき出しのアメリカ第一主義は,世界の完全支配に向かうだろう

今までは,アメリカのドルによる世界支配はアメリカの貿易赤字と不換紙幣としてのドルの力によるものであったが,今後はむき出しの暴力で世界を支配する時代となろう

おそらく,トランプの第2期目には第3次世界大戦が勃発するだろう


5. 2017年1月22日 19:08:12 : UzMuEv4khI : pzFC3IWA1@E[16]
綺麗事 並べオバマは 煙に巻き

演説を 知れば気になる 変節が


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