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アメリカ軍がシリア軍基地を巡航ミサイル攻撃:二つの極
http://www.asyura2.com/17/kokusai18/msg/870.html
投稿者 手紙 日時 2017 年 4 月 08 日 19:51:45: ycTIENrc3gkSo juiOhg
 

件名:アメリカ軍がシリア軍基地を巡航ミサイル攻撃
日時:20170407
媒体:中東かわら版
出所:https://www.meij.or.jp/kawara/2017_003.html
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3 シリア:アメリカ軍がシリア軍基地を巡航ミサイル攻撃


シリア軍総司令部は、2017年4月7日午前3時42分、シリア中部の空軍基地のひとつがアメリカ軍によるミサイル攻撃を受けたとして要旨以下の通り発表した。

攻撃により、6名が殉教、複数が負傷、大きな物的損害が出た。

 この攻撃は、アメリカの誤った戦略が継続していることを確認すると共に、シリア軍によるテロ対策の成果を殺ぐものである。この攻撃は、アメリカを「イスラーム国」や「ヌスラ戦線」、その他のテロ組織の仲間とするものだ。

 アメリカはシリア軍がハーン・シャイフーンで化学兵器を使用したと主張し、事実を知ることなしに攻撃を正当化した。これは、テロ組織に対し、将来テロ組織が損害を受けたときは、いつでも化学兵器の使用を主張すればよいとの誤ったメッセージを送ることだ。

 アメリカ軍による攻撃は、あらゆる国際法と国際的了解に反しており、シリア軍のテロ対策能力に影響を与えようとするものである。

 なお、レバノンの『ナハール』紙(キリスト教徒資本)によると、攻撃を受けたのはホムス市南東31kmに位置するシャイーラート空港で、シリア政府軍にとって最重要の軍事空港である。さらに、シリア紛争の戦況を継続的に報じているインターネットサイトは、アメリカ軍が攻撃を行った直後、「イスラーム国」がシャイーラート空港付近のシリア軍基地に対する攻撃を開始したと報じた。


評価

 今般の攻撃の意義や影響を判断し、シリア紛争の行く末を展望する上では、今後アメリカ軍がどの程度の量・質でシリア軍を攻撃するかが着目点となる。現在、シリア紛争ではロシアやイランの支援を受けるシリア政府の政治・軍事的優位が確定した状態にある。アメリカ軍がこれを覆すほどの攻撃を行えば、ロシアとの軍事衝突の発生、既に未曾有の水準に達している人道危機のさらなる悪化、「イスラーム国」や「ヌスラ戦線(現「シャーム解放機構。シリアにおけるアル=カーイダ」)」の一層の増長、ひいては紛争の長期化と被害の拡大を招くだろう。一方、攻撃が「象徴的」なものにとどまれば、紛争の現場での優劣には大きな変化は生じず、多少テンポが落ちてもシリア・ロシア・イラン陣営優位、すなわち紛争収束に当たり欧米諸国の利益が反映されにくい状況に向かっていく可能性が高い。実際の情勢は、この二つの極の間のいずれかで推移すると思われる。

 問題は、アメリカに最悪の結果が生じた場合の対処や収束の準備があるように感じられないことである。トランプ大統領は、「独裁者バッシャール・アサドが化学兵器を使用し、民間人を殺害したことへの反応として攻撃を命じた。化学兵器の拡散や使用を抑止することはアメリカの安全保障に資する。これまでアサドの振る舞いを変えようとした試みは大失敗に終わった。」と述べ、シリア政府に対する武力行使に及び腰だったオバマ政権との違いを強く意識させる態度を表明した。しかし、今般の攻撃は軍事空港1カ所への攻撃に過ぎず、実際には「シリア紛争を収束させるには過少、紛争を長期化させ被害を拡大させるには過大」な介入を繰り返す点において今般の攻撃とオバマ政権の態度は本質的に同じものである。

 その上、早くもアメリカ軍のシリア政府軍攻撃に呼応するかのように「イスラーム国」が攻勢に出たとの情報が出ている。これは、アメリカがどのような意図であるかに関わらず、シリア政府軍を攻撃することはイスラーム過激派に対する援護射撃であり、これはイスラーム過激派の殲滅を標榜するトランプ大統領の方針と矛盾する。すなわち、攻撃しすぎれば紛争被害の拡大・イスラーム過激派の伸張を招き、攻撃しなければアメリカが言うところの抑止や懲罰にならないという、いずれの選択肢も望ましくない副作用を伴うのである。

(岡上席研究員)

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//memo  

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コメント
 
1. 中川隆[7606] koaQ7Jey 2017年4月09日 08:01:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8093]

意図的な世論誘導報道で悪魔呼ばわりされているシリア アサド大統領

米支配層はオバマ政権の時代から化学兵器使用の濡れ衣をシリア政府へ着せて侵略を狙ってきた

アメリカ軍がシリアの空軍基地をトマホーク巡航ミサイルで攻撃した後、ニッキー・ヘイリー国連大使はさらにシリアを空爆する用意があると国連で発言した。例によってアメリカは証拠を示すことなく「自分を信じろ」と言うだけ。説得力はない。2013年にシリア政府が化学兵器を廃棄したことは国連の調査官も認めていることで、化学兵器を使用する理由もない。

シリア政府軍が化学兵器を保有していないことは西側の政府もメディアも承知しているはずで、今回のシナリオは嘘がばれることを承知で叫んでいる。2013年にも化学兵器の使用を口実にシリアへアメリカ/NATOは直接的な軍事介入をしようと試みたが、その時は攻撃から1週間ほどでアメリカ側の嘘が指摘されはじめた。今回、化学兵器使用が話題になってすぐにアメリカ軍は攻撃した理由はその辺にあるだろう。

シリアのバシャール・アル・アサド政権を倒すため、シリア国内で化学兵器を使用し、その責任をシリア政府になすりつけて軍事侵略を正当化しようという偽旗作戦をバラク・オバマ政権が許可したとイギリスのデイリー・メール紙が報道したのは2013年1月29日のことだった。

イスラエルのハーレツ紙は化学兵器を使ったのは政府軍ではなく反政府軍だった可能性が高いと報道、5月になると攻撃を調べていた国連の独立調査委員会のメンバー、カーラ・デル・ポンテも政府軍でなく反政府軍が使用した可能性が高いと発言する。

最初の攻撃から5カ月後、8月21日にダマスカスに近いゴータで再び化学兵器が使用され、アメリカをはじめとする西側の政府や有力メディアはシリア政府に責任をなすりつける宣伝を展開したが、29日にはサウジアラビアが化学兵器を反政府軍に提供したと報道されている。
その後も調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュ、あるいは国連の元兵器査察官のリチャード・ロイドとマサチューセッツ工科大学のセオドール・ポストル教授たちがアメリカ政府の主張を否定する報告をした。


2017年03月17日 米メディアを支配しているのは。。。

非常に長い記事ですのでかなり端折りました。

この記事の重要な点は、CIAがアメリカの主要メディアの全てを支配し、情報を操作・管理しながら、米国民だけでなく日本や世界の人々を騙してきたということです。アメリカの主要メディアはCIAのプロパガンダ・マシーンです。そしてアメリカのメディアの口パクでしかない日本のマスコミも同様にCIAから許可を得た記事やニュースしか報道できないようになっているのでしょう。CNNのニュースをそのまま報道しているのですから。。。

アメリカの主要メディアを支配しているのはユダヤ資本であり、CIAですから、NSAと同様にCIAもユダヤ資本(NWOの重要メンバー)に支配された機関ということになります。

CIAと呼ばれる極悪犯罪組織がアメリカの諜報機関として世界中で様々な犯罪を行ってきたのです。CIAは諜報機関などと呼ばれるような集団ではなく、秘密の犯罪組織です。
http://www.thedailysheeple.com/american-corporate-msm-is-merged-with-cia-and-has-been-since-the-1950s_032017 
(概要)
3月16日付け


CIA media
by Brandon Turbeville


1940年代後半から1950年代前半にかけて、CIAのオペレーション・モッキングバードと呼ばれる秘密プロジェクトムが実行に移されました。その目的は、アメリカのメディアを支配し影響力を与えることで米国民が入手する情報や評論の全てを操作・統制・支配できるようにするためです。


この秘密プロジェクトは国家安全保障会議で考案されフランク・ウィスナー氏によって実行に移されました。

ウィスナー氏はワシントン・ポストのフィリップ・グレアム氏をメディア界におけるプロジェクトのトップに任命しました。また1950年代前半にはウィスナー氏はニューヨーク・タイムズ、ニューズウィーク、CBSを含む多くのメディア関係者を支配するようになりました。

1953年から1961年までCIA長官を務めたアレン・ダレス氏は1951年にCIAに加わりオペレーション・モッキングバードの主要作戦部員となりました。


1953年以降、メディアを支配するプロジェクトはCIA長官のアレン・ダレン氏が監督することになりました。当時、CIAは既に25社以上の新聞社と通信社に影響力を与えていました。


このプロジェクトは現在まで続いています。

メディアを通して報道されるニュースの全てがCIA及び関連の政府機関よって作成されたものです。つまり現在も主要メディアはCIAが作成する偽のニュースを報道するCIAのプロパガンダ・マシーンででり続けているということです。
報道を行ってきたということです。

CIAが完全に支配しているのは主要メディアだけではありません。彼等は芸能界も支配しています。

アメリカの主要メディアはCIAのアジェンダに沿った偽のニュースを報道するこどでCIAのプロパガンダを行っています。例えば、ブッシュ政権はジャーナリストにお金を払って反キューバの記事を書かせました。


テレビに出演したドイツのジャーナリストであり政治科学の専門家(Dr.Udo Ulfkotte)は、彼の名前で諜報機関が書いた記事を寄稿するよう命令されたと告白しました。命令に従わなかったDr.Ulfkotteは職を奪われました。彼によれば、アメリカとドイツのメディアは共に連携してヨーロッパやロシアで戦争を勃発させるための報道を行っています。彼等は反ロシアのプロパガンダを行いドイツだけでなくヨーロッパ中の人々を騙しています。


2014年に明らかになったことは。。。多くのジャーナリストが定期的にCIAから情報を受けとったり、CIAのイベントに参加したり、ジャーナリストが書いた記事をCIAに手渡しCIAに情報を加えてもらったり書き直してもらたりしているということです。

例えば、ロスアンゼルス・タイムズのリポーターも自分たちが書いた記事をCIAに確認(修正)してもらった後に報道します。

ペンタゴンも情報作戦行っています。2006年から、米軍の全部隊、師団、兵団は国内メディアを通して独自の心理作戦を実行してきました。このような軍事活動は、ラジオ局やニュース・ウェブサイトなどに資金を提供している国務省の報道キャンペーンと関連しています。

イギリスでは、国防省のDirectorate of Targeting and Information Operationsが、ベッドフォードシャーのDefence Intelligence and Security School の心理作戦のスペシャリストと連携してプロパガンダを行っています。

2013年に、CIAとワシントンポストの繋がりが明らかになりました。アマゾン及びワシントンポストのオーナーであるジェフ・ベゾフ氏はアマゾンのクラウド・テクノロジーのインフラに関してCIAと取引を行いました。つまりワシントンポストはCIAのプロパガンダのための報道を行っているのではないかと疑われるようになりました。

つい最近、トランプ大統領の国家安全保障担当補佐官だったマイケル・フリン氏が辞任に追い込まれましたが、これもCIAがメディアを使って反フリン氏の情報操作を行った結果です。

全ての主要メディアがフリン氏を辞任に追い込むためにヒステリックな報道をしていました。

また、フリン氏の会話を最初にリークしたのはワシントンポストでした。ワシントンポストはCIAの命令通りに情報をリークするはけ口なのです。

さらにフリン氏に対する攻撃はトランプが大統領になる前から始まっていました。オバマ政権が残りわずかになったころ、CIAのブレナン長官とクラッパー国家情報長官が大統領選中にロシアがハッキングをして情報をリークしたと騒ぎ立て、フリン氏がロシアと繋がっていることは国の安全を脅かすものだとフリン氏を非難した人物です。
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52004444.html


2. 2017年4月09日 19:45:05 : Ns2JBRgFnI : oIDT3yHl9HY[13]
トランプも 武器商人に 歯が立たず

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