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共謀罪、本当の怖さを知る者は、ほんのわずか。気が付いたときは、もう遅い。(かっちの言い分)
http://www.asyura2.com/17/senkyo221/msg/227.html
投稿者 笑坊 日時 2017 年 2 月 22 日 23:03:19: EaaOcpw/cGfrA j86WVg
 

http://31634308.at.webry.info/201702/article_23.html
2017/02/22 22:58


共謀罪が、国会で審議されている。この法案の怖さを、どれだけの国民が考えているだろうか?

考えているのは、ほんの、ほんの一部の人だけだろう。しかし、この法案は、戦中の治安維持法に準じる怖さを含んでいるのである。下に、この怖さを具体的に実例を挙げ、その行為を図で示している。

例えば、沖縄で市民団体が、工事車両を止めようと合意した場合は、警察は組織的威力業務妨害だと認定出来、組織的犯罪集団と見なされるそうだ。さらに、この共謀罪の本当の怖さは、座り込みの相談を、ライン、電話で連絡し、途中でやめても、「準備行為」と見なされてしまう可能性を含んでいるのである。

こう書くと必ず、そんなことをするはずは無いと言う者がいる。そもそもこんな法律を作ることは、自分たちに不都合な人物、行動を取り締まることを担保しているのである。取り締まる側の一存で、どうにもなる法律なのである。明日は、わが身である。

デモに出るだけでチェックされ、電話を盗聴される可能性が出てくる。今の政府は、明らかに秘密法の延長として、共謀罪の法制化を行い、反体制の根を絶つことを目指している。

気が付いて、後でいくら悔やんでも、その時にはもう遅い。

「共謀罪」拡大解釈の懸念 準備行為、条文に「その他」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201702/CK2017022202000131.html
2017年2月22日 朝刊



 「共謀罪」と趣旨が同じ「テロ等準備罪」を創設する組織犯罪処罰法改正案を巡り、政府は、犯罪の合意に加えて処罰に必要な要素として検討している「準備行為」について、条文で「資金または物品の手配、関係場所の下見その他」と規定する方針を固めた。「その他」の文言が盛り込まれることで拡大解釈が際限なく広がり、準備行為が歯止めとならないことが懸念される。 (山田祐一郎)

 共謀罪法案は、犯罪に合意しただけで罰するのは内心の処罰につながるといった批判を受け、過去三度も廃案になってきた。安倍晋三首相や金田勝年法相らは今回、新たな共謀罪法案について「準備行為があって初めて処罰の対象とする」と過去の法案よりも適用範囲を限定する方針を説明。一方でハイジャックテロや化学薬品テロでは、現行法の準備罪や予備罪よりも前段階での処罰が可能になるとして、テロ対策での必要性を強調してきた。

 新たに明らかになった条文では「犯罪を行うことを計画をした者のいずれか」によって「計画に基づき資金または物品の手配、関係場所の下見その他」の準備行為が行われた場合、処罰対象となる。ただ、準備行為はそれ自体が犯罪である必要がない。

 例えば、基地建設に反対する市民団体が工事車両を止めようと座り込みを決めた場合、捜査機関が裁量で組織的威力業務妨害が目的の組織的犯罪集団だと判断し、仲間への連絡が準備行為と認定される可能性がある。

 また、政府への抗議活動をしている労組が「社長の譲歩が得られるまで徹夜も辞さない」と決めれば、組織的強要を目的とする組織的犯罪集団と認定され、誰か一人が弁当の買い出しに行けば、それが準備行為とされる可能性がある。

 米国の共謀罪に詳しい小早川義則・名城大名誉教授(刑事訴訟法)は「米国では、顕示行為(準備行為)は非常に曖昧で、ほんのわずかな行為や状況証拠からの推認で共謀が立証される」と説明。「日本の法体系と全くの異質のものを取り入れる必要性があるのか」と疑問を呈した。

 また、「その他」は無制限に解釈が広がる恐れがある。新屋(しんや)達之・福岡大教授(刑事法)は「何でも当てはめることができ、限定にはならない。結局、犯罪計画と関係ある準備行為かどうかは、捜査側の判断になる」と述べた。



 

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コメント
 
1. 知る大切さ[7387] km2C6ZHlkNiCsw 2017年2月22日 23:20:31 : rXmQVSTR26 : wmfWUboB@Eg[3373]
実は共謀罪の一番の効果は萎縮効果が絶大となる事だと思う。

何かの集会に参加したら、もしかしたら共謀罪で自分に何か損
が降りかかるかもしれない?

国家に対して何かの抗議活動て、それだけで心に負担かかりませんか?

そこに更に共謀罪で自分以外に誰か(国側のサクラ)でも成立しかねません。



2. 2017年2月23日 00:19:13 : quMKleKEOA : apQvoj4eROs[28]
法律の悪さを指摘するのに
「沖縄」とか「市民団体」じゃ例が悪すぎる

こんな連中を例として利用するから、世論調査で共謀罪賛成が増えてしまうのでは?


3. クールクール・K[172] g06BW4OLg06BW4OLgUWCag 2017年2月23日 02:24:02 : 3eyVFVE6Qc : 4ITerbtfGWw[80]
>デモに出るだけでチェックされ、電話を盗聴される可能性が出てくる。

デモに出なくてもだよ。何もしてなくても。
友達の友達の友達の友達が何かしそうなだけでも。


4. 2017年2月23日 02:43:26 : 4ZLvLJ9Sxs : RH7x6Juh4HY[20]
弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 日々是好日
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20170217#p2


[話題]テロ等準備罪 一般市民は非対象

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170217-00007529-houdouk-soci

金田法相は「正当な活動を行っていた団体について、結合の目的が犯罪を実行することに一変したと認められる状況に至らないかぎり、組織的犯罪集団と認められない」としたうえで、「認定するかの判断は、裁判所が行うもの」と述べ、一般市民がテロ等準備罪の対象にならないことを、あらためて強調した。

犯罪捜査というものは、裁判所が行うものではありませんから、具体的に何らかの事件を立件、捜査するにあたっては、まず、捜査当局(特に警察)の判断が先行します。上記のような、「正当な活動を行っていた団体について結合の目的が犯罪を実行することに一変した」という判断は、まずそのようにして行われることになります。捜査当局が動けば必ず起訴されるわけではなく、いわゆる公安事件(治安が絡むような事件)の多くは処分が不起訴になるものですが、捜査がそのようにして動けば、裁判所が出す令状(捜索差押許可状、逮捕状、勾留状等)は、捜査機関が構築したストーリーに基づいて捜査機関のペースで出るもので、そこはいわば捜査機関のフリーハンド状態というのが日本の令状実務の現状です。その傾向は、特に公安事件では強いものがあります。

法務大臣は、裁判所を引き合いに出していますが、そういった刑事実務に照らすと、上記のような「正当な活動を行っていた団体について結合の目的が犯罪を実行することに一変した」という判断が、捜査機関により恣意的に行われ、マスコミへのリークもされながら、不起訴にはなっても社会的に大きな打撃を被らせる形で行われる、そういう危険性はかなり出てくるのではないかと思いますし、そういったことは一般の人にはわかりにくいことですから、それだけに危険なものがあると私は危惧しています。何ら問題がないかのように語られた建前が、その後、大きく裏切られるという歴史が繰り返されてきたことにも思いを致す必要があるでしょう。


5. 2017年2月23日 16:19:55 : xQoZn42Pr2 : 2ydlNWODHRI[1858]
市民は「こんなはずでは」ってなるのがオチだよね

6. 2017年2月24日 15:31:10 : quMKleKEOA : apQvoj4eROs[32]
一般市民の反対語は、組織的犯罪集団なのか?

組織的犯罪集団には、反社会的(暴力団)集団やトロツキーカルト集団が含まれるのだろうが、「プロ市民」といったそれらに操られている集団は「一般市民」に入るのですかね


7. 2017年2月24日 20:17:53 : Y39wSRqLeI : 3bT_bLdiPpU[85]
落合洋司 Yoji Ochiai‏@yjochi 2月23日 https://twitter.com/yjochi?lang=ja

米軍基地の周りで、皆で一斉にシュプレヒコールでもすれば、組織犯罪集団、準備行為っぽいものの認定とともに、共謀認定、一斉現行犯逮捕もあり得なくないだろう。

落合洋司 Yoji Ochiai‏@yjochi 2月23日

組織犯罪集団に一変しているという認定は、第一次的に警察がやるわけだし。

落合洋司 Yoji Ochiai‏@yjochi 2月23日

そういう意味では、共謀罪というのは、恐るべき治安立法になる、破壊的なパワーを秘めていると言えるかも。政府が固執するのもわかる。共謀という、曖昧なものがコアになっていることで、権力の融通無碍なフリーハンド、弾圧の橋頭堡が確保できる面がある。そこを、テロ等準備罪とオブラートに包み。

落合洋司 Yoji Ochiai‏@yjochi 2月23日

この世界の片隅に、に出てくるような、外では戦争が続き、内では官憲に怯えて、息をひそめて暮らす、そういう日は、もう来ないはずだったのが、着々とあり得なかったコースへと我々は進んでいるのかも。


8. 2017年2月25日 00:25:50 : quMKleKEOA : apQvoj4eROs[35]
『この世界の片隅に』って息をひそめて暮らす話でしたっけ?


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