隠れた政治的対立概念は，｢既成政党の腐敗＝不信｣です。

そして現代版応仁の乱：天皇・将軍、執権の三重構造が本格化してきた。

すなわち日本の二大政党制移行は，2030年までおあづけです。

もし二大政党制になると，機能不全になることが避けられない，崩壊します。

2015年までに，愛国的熱狂的に登場した，安倍民主主義ルール破壊総理は，一強独裁政権に成功した。この政権は，北朝鮮のミサイルと核実験は｢日本核武装化すべし｣の声を表面化させ，平和憲法を反故に憲法九条を改変し非核三原則を反故に，世界の憲兵入りをしたい戦争待望論者たちである。

彼らは戦争なしに第二次世界信用収縮と金融恐慌から脱出するシナリオを描くことができない。そして｢経済不況のジレンマ｣から，核武装化し戦争することしか出来なくなる。

マスコミの世論調査項目は，投票行動を決定する対立的政治概念よりも,羅列的な選択である。これから，投票行動を予測するために，これから大幅に外れる。

そして，投票行動を変更させる，政治的対立概念が，半期ごとに変化することを知らない。そして各半期ごとに与党自民党のマイナス定数は変化する。

しかもアベノミクスや構造改革規制緩和などの悪政は，国民が我慢すれば，景気がよくなる幻覚は正味期限も切れた。

さらに，おごれる平家は久しからず，貴族となった平家の公達，腐敗堕落し腑抜けとなった。政治の腐敗・不信・不正・賄賂・口利きなど，必然的であることが次々と証明される。

この既成政党の腐敗＝不信と政権交代は，超党派政権や金本位制(半導体紙幣・コイン)や基軸通貨の多極化まで，解決しない。

�@安倍２０２０年改憲スケジュールの蹉跌。
　（改憲を一時的に隠して延命を図る可能性はある）

�A少なくとも年内の解散総選挙はできない。
　（来夏くらいの任期ギリの追い込まれ解散が濃厚）

現時点で明確に言える事は、上２点である。

�@『２０２０年改憲』を引っ込める。正式に会見で表明する。
（勿論、一時的に。来年の総裁選と衆院選が終わるまで隠し、その後で再び持ち出す）

�A野党の要求に応じ、閉会中審査を開催する。（だが臨時国会召集には断固応じない）

�B国会の場に萩生田、藤原、和泉などの“子飼い”の取り巻き達を立たせ、しっかり証言させる。
（連中を守りきれない場合は切る。いや、連中のせいにしなければ乗り切れない）

�C森友学園問題では弁護士の池田や財務局、加計問題では内閣府官僚や前川さんを国会招致する。
（でも加計コータローは絶対に呼ばない。いや、呼べない）

�Dその上で、野党と国会に『ご免なさい』と素直に頭を下げる。

・・・どうだい？これらをやれれば、安倍内閣の支持率“Ｖ字回復”確実だぁ〜！

でも安倍や自民党が“絶対やらない（出来ない）”のを承知で言ってる。（笑）

かてて加えて、マル秘の裏技がコレ！

�E日本の“脱原発”宣言。（新規原発建設ゼロ、耐用年数４０年を過ぎた原発の例外なき廃炉）
（電力会社にとっての原発を続ける事の“旨み”を法改正によって
他エネルギー源による発電にシフトさせてやれば反発も抑える事ができる。
“核武装派”を押えるには少し知恵が必要であり、日米核協定の問題もあるので
一筋縄では行かないが、だからこそそれを宣言する事で“強い決断”をアピールできる。

この�Eの提言は既に以前述べている事でもある。

安倍自民党は絶対にコレ（ら）をしない（出来ない）のが分かっているので、安心して提言できる。

や、コレをヤラれちゃったら、向う１０年、野党に“浮かぶ瀬”な無いんだがね・・・