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勝手に福島十大ニュース(2018)(めげ猫「タマ」の日記)
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/671.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 12 月 17 日 10:40:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

勝手に福島十大ニュース(2018)
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2745.html
2018/12/16(日) 19:48:06 めげ猫「タマ」の日記


 福島県の地方二紙の今年(2018年)の福島県の十大ニュースを発表が揃いました(1)(2)。そこで(=^・^=)も勝手に福島十大ニュースを選んでみました。
@台湾は福島産輸入禁止は継続、世界が嫌がる福島産
A若い女性が逃げていく
B甲状腺、まだまだ増える
C甲状腺、見直し論が強まる
D避難指示解除、住民は戻らず
Eデマ本を出す、安倍出戻り内閣
F今年も価格低迷、福島産
G福島産日本酒、6年連続日本一、放射線でまろやか
HTOKIO騒動
I汚染水、海洋放出論争

1.台湾は福島産輸入禁止は継続、世界が嫌がる福島産
 事故によって福島は汚染されました。

2018年も特異的に汚染されている福島

 ※(3)の数値データを元に(4)に示す手法で12月1日時点に換算
 図−1 事故から7年9ヶ月以上を経て、汚染されている福島

 図に示すように国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(5)を超えた地域が概ね福島で広がっています。事故から7年8ヶ月を経た福島は汚染されたままです。だいたい避難地域が設定されているのは福島のみです。
 多くの国が今も福島産を正しく恐れ、輸入を規制しています(6)

世界に広がる福島産等の輸入制限

 ※(7)に加筆
 図―2 福島産等の輸入を制限している国々

 これに対し、安倍出戻り内閣は福島産を含め日本産は「安全」だと主張してしています(8)。こんな主張は世界では通用しません。
 台湾では福島産等は「核食」と呼ばれ、恐れられており、輸入が禁止されいます(9)。輸入禁止の継続の是非について11月24日に住民投票が行われました。台湾の中央選挙委員会は11月25日、東京電力福島第1原発事故以降続けている福島産などの食品に対する輸入規制継続の是非を問う住民投票について、「継続賛成」が多数を占めて成立したと発表しました(10)(11)。

台湾の福島産等の食品の輸入禁止継続を報じる福島県の地方紙・福島民報

 ※(12)を11月26日に閲覧
 図―3 台湾で福島産等の禁止継続を報じる福島県の地方紙・福島民報
 福島産は
 ・福島は汚染されている。
 ・福島の汚染は今も進行している。
 ・福島県は汚染食品を見つけることができない。
 ・福島産はセシウム以外にも不安な点があるが、セシウム以外は検査されていない。
 ・福島産を許容する地域では事故後に葬式が増えたが、そうでない地域では葬式は増えていない。
等の特徴があります(13)。台湾の皆様が福島産を正しく理解した結果であり当然です。今年はタイで福島産ヒラメフェアが計画されましたが、中止になりました(14)。

2.若い女性が逃げていく
 事故によって福島は汚染されました。子育てするなら、汚染された地よりされてない地が良いに決まってます。

 今から5年前の2013年11月に福島には49,239人の10代後半女性がいました。5年が経ち彼女達は20代前半になっています。今年(2018年)11月の福島の20代前半女性は32,695人で、残ったのは65%です。2013年11月当時で10代後半だった福島の女性のうち、3分の1以上がこの5年間で福島から逃げ出しています。以下に福島の10代後半の方が5年後に残っている割合を示します。

事故後に福島に残らなくなった福島の若い女性

 ※1(16)を集計
 ※2 日付けは10代後半時点
 図―4 福島の10代後半の方が5年後に残っている割合

 事故前から若い方の福島脱出はありました。事故前の2001年から2006年3月までの平均を取ると男性75%、女性74%で、男女に大きな差はありませんでした。事故後の2011年4月から13年10月までの平均を取ると、10代後半の方が5年後に福島に残っている割合は男性74%、女性65%で、男性はそれ程に変わりませんが、女性は大きく落ち込みました。事故後に福島の若い女性の逃げ出しています。

減るどころか上昇に転じた福島の20代前半女性の社会減

 ※1(16)を集計
 ※2 各年1〜10月を集計
 図−5 20代前半のの社会的増減

 図に示すように20代前半女性の社会減が改善されている様子はありません。若い女性が去っていけばママになる人もいなくなります。赤ちゃんが生まれなくなります。以下に福島県の各年11月から翌年10月まで1年間の赤ちゃんの誕生数を示します。

4年連続で減少する福島の赤ちゃん誕生数

 ※1(16)を集計
 ※2 各年11月から翌年10月の1年間で集計
 図−6 福島の赤ちゃん誕生数

 図に示す通り年々減っていきます。
 事故前年(2009年11月から10年10月)16,058人
 近々1年(2017年11月から18年10月)12,683人
で21%減っています。これからも減って行きます。
 福島から若い女性が去って行き、やがて子供が生まれなくなり、老人と男だけになり滅びます。
 福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。

福島産米をPRする福島の綺麗な女性

 ※1(17)をキャプチャー
 ※2 「うつくしまライシーホワイト」の名前は(18)による。
 図―7 福島産米をPRする福島の綺麗な女性(「うつくしまライシーホワイト」小湊愛巳さん)
 
 何処へいっても歓迎されます。敢て汚染された福島に居る必要はありません。彼女は福島から東京に出ていきました(19)。

3.甲状腺、まだまだ増える
 チェルノブイリではヨウ素131による甲状腺被ばくが原因で、事故当時子供だった方の甲状腺がんが多発しています(20)(21)(22)。 

1990年位から増えたチェルノブイリの甲状腺癌

 ※1(20)にて作成
 ※2 年齢は発症時の年齢
 ※3 チェルノブイリ原発事故は1986年(23)
 図―8 チェルノブイリ原発事故での甲状腺癌発生率

図に示す通りチェルノブイリ原発事故では事故の4年目以降から増加が見られます。

 これを受けて福島でも事故当時18歳以下だった子供を対象にした甲状せん検査が実施されています(24)。当初の想定は100万人当たり2,3人です(25)。これまでの発表(27)(28)(29)を集計すると累積で
 約30万人の検査で211人
の悪性ないし悪性の疑いの方が見つりました。1万人当たりにして7人です。当初の想定に比べ極めて高い割合です。以下に推移を示します。

ドンドン増える福島・甲状腺

 ※(30)を集計
 図―9 どんどん増える福島の甲状腺癌

 これについて福島原発事故の為とも(31)、そうでないとも主張があります(232)。現時点の公式見解は
「事故当時5歳以下からの発見はないこと、地域別の発見率に大きな差がないことから、総合的に判断して、放射線の影響とは考えにくいと評価する。」
です(25)
 以下に2011年3月15日に福島県林業公社から発信されたFAX を示します。

2011年3月15日にはヨウ素131で汚染されていた福島

 ※(22)を引用
 図―10 2011 年3 月15 日のFAX

2011 年3月15 日,福島市内の原子力センター福島支所の屋上で採取された雨水および田村市の常磐自動車道阿武隈高原サービスエリア上り付近で採取された雑草中のヨウ素131,セシウム134,セシウム137 の量である。18 時30 分に採取された雨水からは1キログラム当たり10 万3000ベクレル のヨウ素131 が検出されていまし。また,同日の17 時に採取された雑草からは同じく13 万5000ベクレルのヨウ素131 が検出されています。雨水に含まれた大量のヨウ素131 が飲料水中に混入したことが予想さます。また,雑草に付着したヨウ素131 からは,屋外で栽培された野菜類も同様に汚染されていたことがうかがい知れます(22)。
 以下に福島県県北地区産野菜と原乳の2011年3月中の検査結果を示します。

基準超のヨウ素131に汚染されていた福島産

 ※1(34)を集計
 ※2 基準値(当時)は(35)による。
 ※3 日付けは検査完了日
 図―11 福島県県北地区産野菜と原乳の2011年3月中の検査結果

 図示すように最初の検査結果がでるのに数日をようしました。福島産原乳の出荷制限が出たのは事故から10日後の3月21日(36)、野菜は12日後の3月23日です(37)。この間、高い濃度のヨウ素131に汚染された福島産が流通し、福島の子ども達が食べたかもしれません。

 甲状腺は内部被ばくで生じるものです(38)。福島県の内部検査が開始されたのは事故から108日後の2011年6月27日です(39)。体内に取り込まれたヨウ素131は、成人の場合は約7日で半減します(40)。108日後では44,000分の1(0.5(108÷7))です。体内が汚染されても、その後になくなり見つけるこどができません。

「飲料水や食べ物を通じて取り込まれたヨウ素131 による甲状腺への被ばくに関しては詳しいことがわかっていない。呼吸から取り込まれた分も考慮すると,少なくとも福島県中通り地方でのヨウ素131 の内部被ばくは,これまで予想されているものよりも高いと考えられる。」
との事です(22)。

 福島県の甲状腺検査は2011〜13年度に開始された1順目(先行検査)(29)、2014、15年度開始の2順目(本格調査1回目)(27)、2016、17年度開始ないし開始予定の3順目(本格調査2回目)が実施されます(28)。甲状腺検査は1次検査と詳細な2次検査に分かれています。2次検査が完了して検査が終わったことになります。以下に2次検査完了者÷現時点(10月29日)までの発表で集計した2次検査完了率を示します。

事故後3年以内に終わった1順目、4年目以降に実施された2,3順目

 ※1(24)を集計
 ※2 3順目の()内は実施年度
 図―12 2次検査完了率

 図に示すように1順目の検査では図―8との比較においてチェルノブイリでは発祥が増加する以前の事故後4年以内の2014年3月末に概ね終わっています。2順目の検査は同じくチェルノブイリでは増加がみられた4年目以降に確定しています。チェルノブイリの例を習うなら1順目の検査に比べ、2順目以降の検査は事故の影響を強く受けた結果が出ます。

 福島県の放射線リスクアドバイザーの高村昇氏は、1回目の検査(先行検査)の結果を元に
 「県民健康調査で行われている『甲状腺検査』のうち先行検査で甲状腺がんあるいはその疑いと診断された方の発症頻度を地域別に比較したところ、避難区域等の13市町村(田村市や伊達市、川俣町含む)で10万人当たり33.5人、中通りで38.4人、浜通り(避難区域以外のいわき市、相馬市、新地町)で43.0人、会津地方で35.6人と甲状腺がんの頻度はほぼ同じであり、少なくとも事故当時に東京電力福島第一原発の近くにいらっしゃった方に甲状腺がんが多いということはありません。」
との寄稿文を2017年3月に福島県地方紙の福島民報に寄せています(41)。以下に当該分における地域分けを記載します。

事故から7年9ヶ月経て汚染されている福島

 ※1(3)のデータを元に(4)に示す手法で12月1日に換算
 ※2 避難地域等の13市町村は避難勧奨地点が設定された伊達市および緊急時避難準備区域のみの広野町を含む(42)
 ※3 福島県の区域分けは(43)による。
 ※4 浜通り、中通りは13市町村以外
 図―13 福島民報での甲状腺の区域分け

 ところが最新の発表(27)(28)を集計すると、「悪性ないし悪性疑いの方」を「罹患者」、「悪性ないし悪性疑いの割合」を罹患率とすると、2,3順目(本格調査)の罹患率は
 13市町村       検査 34,563人中 罹患者 21人 罹患率 0.061%
 13市町村以外の中通り 検査152,703人中 罹患者 47人 罹患率 0.031%
 13市町村以外の浜通り 検査 51,062人中 罹患者 11人 罹患率 0.022%
 会津          検査 32,212人中 罹患者  7人 罹患率 0.022%
 合計(福島県全体)   検査270,540人中 罹患者 86人 罹患率 0.032%
で、地域によって大きな差があります。

 会津地方の13市町村も検査受診者は共に3万人を超える程度ですが、罹患者は113市町村21人、会津7人で3倍近い開きがあります。このような事が偶然に起こる確率を計算したら、統計的に差があるとされる5%(44)を下回る1.4%でした(45)。
以下に0−19歳の方の事故後4ヶ月間の被ばく線量分布を示します。

1ミリシーベルト以上が少数の全体の被ばく線量

 ※1(46)を集計
 ※2 年齢は事故時
 図―14 事故後4ヶ月間の0−19歳の被ばく線量分布

 図に示す様に0−9歳と10−19歳の分布に大きな差はありません。0−19歳の被ばく線量分布はほぼ同一であり、これを甲状腺検査の対象である0−18歳にも適応できます。数値を記載すると
 1ミリシーベルト未満の方 92,874人 
 1ミリシーベルト以上の方 50,960人
で(46)、被ばく線量1ミリシーベルト以上は38%で1ミリシーベルト以下が大半です。以下に1順目の検査で、罹患者と判定された方の事故から4ヵ月間の放射線量分布を示します。

1mSv未満が多い1順目の悪性または疑いの方

 ※1(29)を集計
 ※2 被ばく線量は事故から4ヶ月間
 図―15 1順目(先行検査)罹患者の被ばく線量分布

 図に示す通り1順目(先行検査)で見つかった罹患者の被ばく線量分布は図ー14と比較して全体の分布と大きな差はりません。数値を記載すると
  1ミリシーベルト未満 47人(全体の71%)
  1ミリシーベルト以上 19人(全体の29%)
です。
 以下に2,3順目(本格調査)で見つかった罹患者の被ばく線量分布を示します。

1mシーベルト以上の被ばくが多い罹患者

 ※(27)(28)を集計
 図―16 2、3順目(本格調査)罹患者の被ばく線量分布
 
図に示す様に全体の分布(図−14)や1順目(図―15)に比べ、高線量側にずれています。数値を記載すると
 1ミリシーベルト未満の方 16人
 1ミリシーベルト以上の方 25人
で、被ばく線量1ミリシーベルト以上は63%で1ミリシーベルト以上が多くなっており、数字が逆です。このような事が偶然に起こる確率を計算したら
 全体の放射線量分布    0.2%
 1順目と2,3順目の比較 1.3%
で共に(45)、統計的な差が統計的の差があるとされる5%(44)を下回っています。

甲状腺検査は概ね以下の3スッテプで行われます。
  @超音波検査(1次検査)
  A詳細な超音波検査、血液検査、尿検査(2次検査、@で疑いがある方が対象)
  B細胞診(2次検査、Aで疑いが残った方が対象)(47)
 そして、甲状腺検査を実際に実施している福島県立医科大学(48)は、10月29日に開催された福島県県民健康管理調査・第11回甲状腺検査評価部会に(49)、会津地方は細胞診の受診率が低いとの資料が出しました(50)。会津地方では最終段の「細胞診」の受診率が低く、甲状腺がんが見つかりにくいような主張です。ただし、何故に低いかは説明していません。

 甲状腺検査は地域ごとに「年」を分けて実施されます。2順目検査は13市町村や中通りは2014年度から1次検査を実施したのに対し、会津地方は2015年度で1年遅れて始まりまりした。1次検査が終わった瞬間に結果が確定するわけではありません。2016年4月から3順目の検査(2016年度実施)(27)は、2年以上経た2018年4月になっても、2次検査の結果が確定していません。「細胞診」は最終段の検査であり、1次検査が終了してからそれなりの時間経過が必要です。以下に検査間隔と細胞診実施率の関係を示します。

検査間隔が長い程、上昇する細胞診受診率
 ※1(50)集計
 ※2 細胞診実施率は、2次検査対象者に対する細胞診実施者の割合
 図―17 検査間隔と細胞診実施率

 図に示す様に検査間隔(1回目の検査からの経過年月)が長いほど細胞診実施率は向上しています。概ね、1年過ぎぐらいからは始まり、順次確定していきます。会津地方の細胞診実施率が低い理由の一つに、1次検査の開始が遅く、検査が完了していないことが考えられます。二順目の甲状腺検査結果の最終版は2018年3月31日までの集計ですが(27)、細胞診受診のデータは2017年6月30日までの集計でした(50)。2018年1月26日に開催られた「第9回甲状腺検査評価部会(平成30年1月26日)」にも同様の資料がだされましたが(51)、集計は同じく2017年6月30日までです。時間が進めば、細胞診の受診率はあがるはずであり、事実を正確にに把握するには最新のデータが必要です。でも、9ヶ月間更新していません。

4.甲状腺、見直し論が強まる
 既に記載のように福島では子供の甲状腺がん患者が増え続けています。1順と2,3順目を比較すると
 @1順目にはなった地域差が2,3順目で出た
 A1順目には顕著では無かったが、悪性または疑いの方が高線量側にシフトが2,3順目では認められる
などの特徴が出てきました。福島県立医科大学は、これだけで「事故影響」とは言えないとの資料を出してはいまずが(50)、何故か更新されていません。チェルノブイリの例からして、事故の為とすれば、影響は1順目より2,3順目の方に強くでます。もしやと思った関係者も多いと思います。

 万が一にも、福島の甲状腺がんと事故が因果関係があるとなれば、東京電力は賠償をしなくてはいけません。これは、癌と診断された方だけでなく、事故当時は18歳以下だった30万人(29)が対象になります。彼らは癌になるかも知れないとの心配や検査で精神的苦痛を味わっています。検査の日当も必要です。最悪の場合は彼ら寿命がつきる100年弱の間、賠償を続けなくてはなりません。

 今は、福島原発事故で放射能によって死んだり病気になった人は居ないことになっています(34)。仮に福島の甲状腺がんが事故に起因する物なら、この前提は崩れ、原子力を「安全」と考えない人が増えます。安倍出戻り内閣が進めている原発の再稼働(35)がやり難くなります。甲状腺がんと事故の関係をウヤムヤなれば、賠償を回避できたり、原子力が「危険視」されにくくなります。福島の子供達の利益とは別に「甲状腺検査」の縮小で利益を受けそうな方がいます。こうした方は、関係者への働きかけをするかもしれません。

 NHKは2017年11月26日に福島の甲状腺検査について
「『過剰診断』の可能性が指摘されている。『不要な手術』が行われる恐れがあると、『検査を縮小すべき』という声も挙がり」
との番組を流しています(54)。
 読売新聞は今年1月13日付で
「世界保健機関(WHO)の外部組織・国際がん研究機関(IARC)の専門家が11日、福島市内で県の県民健康調査検討委員会の部会メンバーらと意見交換した。<中略> IARCと意見交換したのは、検討委の甲状腺検査評価部会のメンバーら。IARC側からは、現在の検査の進め方について、『本来必要のない手術につながる可能性がある』との意見が提示された。その上で、WHOがんコントロール技術官・アンドレ・イルバビ氏は、患者への心理的な負担や費用などの弊害を問題視し、『適切な検査対象を定めるなど、検査による利益が弊害を上回るようにしなければいけない』と強調した。」
との記事を配信いています(55)。

福島県の地方紙・福島民友は今年3月10日に「『過剰診断』の指摘も 甲状腺検査4巡目、見直し・縮小求める声」との記事を配信しています(56)。さらには12月9日に「放射性ヨウ素による甲状腺の被ばく量です。半減期が8日と短い放射性ヨウ素による被ばくを避けるためには、事故直後に汚染された草を食べた牛の乳をコントロールし、子どもにたくさん与えない、ということが重要でした。<中略>さまざまな推定がありますが、福島で起こってしまった甲状腺の被ばく量は小さく、チェルノブイリの時に比べて平均値・最大値ともに2桁程度低いことが知られています。これが、現在いわれている甲状腺がんが被ばくによるものとは考えづらい根拠の一つです。」との記事を配信しています(57)。これに対し、福島県二本松市の放射線専門家チーム アドバイザーの木村氏(58)は「福島県中通り地方でのヨウ素 131 の内部被ばくは,これまで予想されているものよりも高いと考えられる。」と主張しています(22)。

 そして、福島県立医大の先生が
「Incidence of Thyroid Cancer Among Children and Young Adults in Fukushima, Japan, Screened With 2 Rounds of Ultrasonography Within 5 Years of the 2011 Fukushima Daiichi Nuclear Power Station Accident」
 ((=^・^=)訳「2011年の福島第一事故から5年間に子供や若者を対象に実施された甲状腺検査で見つかった、甲状腺がんの方の割合」
なる論文を11月に発表しましました(59)。冒頭に
「Large-scale mass screening resulted in the diagnosis of many thyroid cancers even in young age; to avoid overdiagnosis, an improvement in screening strategy based on the understanding of the natural history of thyroid cancer will be urgently needed」
なんて記述があります。(=^・^=)訳では
「大規模な検査で若年者の多くが甲状腺がん診断されました。過剰診断を避ける為、甲状腺がんの自然経過を理解に基づけば、検査の改善が緊急に必要となった」
で、検査の見直しを求めています。
この論文で年齢別の1順目と2順目の甲状腺がんの甲状腺がんの罹患率を比較しています。


(a)一順目


(b)二順目

 ※(59)を引用加筆
 図―18 福島・甲状腺検査の年齢別罹患率

 図に示す様に、両者はおなじように年齢が上がると罹患率が上昇するので、1順目と2順目は同じ物であり、事故の影響は考えられないとしています。そして、現状の甲状腺検査は「過剰診療」であり、見直しが必要としています(59)。ただし、1順目には認められなかった罹患率の地域差が2順めでは出たこと。1順目にくらべ2順目の罹患者の被ばく線量分布が高線量側にシフトしていることは記載されていません。

 (=^・^=)はこの議論かかなり乱暴だと思います。放射線であろうと、他の要因であろうと癌はなりやすい方が罹患すると思います。図―18は年長者ほど甲状腺がんになりやすい事を示しているのであって、これで原因を特定することは出来ません。事故と無関係とゆうなら、被ばくとは無関係とのデータが必要です。ただし、この論文ではそうのようなデータは示されていません。

5.避難指示解除、住民は戻らず
 福島は事故で汚染されました。その中で特に汚染が酷い場所や福島第一原発20km圏内に避難指示がだされました(6)。その後に除染が行われました(60)。以下に避難指示が出された(6)葛尾村のセシウムの量を示します。

半減期でしか減っていない葛尾村のセシウム


 ※1 計算方法およびデータは(61)よる。
 ※2 「半減期」は半減期で計算される自然に減っていく量を示す。
 図―19 葛尾村のセシウム量

 放射性物質は自然に減って行きます。減り方は「半減期」で計算されます(62)。図に示すように「自然に減っていく量」と同程度でした減っていません。除染は殆ど効果がありませんでした。それでも、安倍出戻り内閣は「安全」だとして(63)、大熊町と双葉町を除く避難指示を2016年4月1日までに解除しました(6)。以下に解除された地域を示します。

汚染が酷い避難指示解除区域

 ※1(3)の数値データを元に(4)に示す手法で12月1日時点に換算
 ※2 避難区域と解除区域は(6)による
 図−20 避難区域と解除区域地町村

 避難指示解除から1年8ヶ月を経て、酷く汚染されたままです。
 以下に川内村を避難指示が解除された区域の居住数と避難者数を示します。
 ※1(64)〜(73)を集計
 ※2 川内村を除く
 ※3 避難者数は対象者数―解除区域の居住者数で集計
 ※4 解除区域は2017年4月1日までに、概ね避難指示が解除された9市町村
 図―21 避難指示が解除された区域の居住数と避難者数(川内村を除く)

 図に示す様に、避難指示は解除されましたが住民はあまり戻っていません。概ね11月末で旧避難地域に住んでいるは
 対象54,012人中9,961人(全体の18%)
です。

 避難指示が解除された川俣町山木屋の山木屋小学校が今年4月に再開されました。でも、来年度は生徒がいなくなり、事実上は1年で「廃校」になります(74)。酷い汚染が残っている以上は当然の事です。

6.デマ本を出す、安倍出戻り内閣
 今年、安倍出戻り内閣が福島に関し2つのデマ本を出しました。ひとつは3月30日に出した「放射線の『ホント』です(74)。表題は「ホント」ですが、基本は「デマ」です(75)。次が10月に改定した「放射線副読本」です。「小学生のための放射線副読本 」と「中学生・高校生のための放射線副読本 」の2種類に分かれていますが(76)、「小学生のため」でも「中学生・高校生のため」ではありません。どう見ても、「原子力ムラ」にとって都合の良いデマを並び立てています(77)。両者とも内容はほぼ共通で、被ばくしても影響は少ないこと。放射線は身近に恐れる必要はこと、福島の「安全」が誤ったデータを元に協調されています。そして「いじめ」と「差別」です。福島(産)は「安全」なのに避けるのは「いじめ」「差別」のような言い方です(75)(77)。

 放射線副読本の2−2項は「風評被害や差別、いじめ」と表題で15,16ページの2ページに渡り記載しています(76)。だいたい福島は図―1に示す様に汚染されています。福島産を避ける明確な根拠があります。「風評被害」ではありません。「差別」は「特定の集団や属性に属する個人に対して特別な扱いをする行為」です(78)。すなわち人にたいするものです。福島産等の「物」に対する物ではありません。公式には遺伝子組み換え大豆は「安全」とされています(79)。それでも、遺伝子組み換えでない大豆には「遺伝子組み換えでない」との表示が認められています(80)。すくなくとも日本では、これを「遺伝子組み換え大豆差別」と主張する人はまずいません。福島県から県外に出た方の「いじめ」が扱われています。福島県外でのいじめを取り上げ、あたかも福島の方が福島県外で特異的にいじめられているような書き方です(74)(76)。福島県内でもいじめはあります。福島から県外へ避難された方に対するいじめと福島県内でのいじめの頻度はほぼ同じです(82)。この項の最後は
「原子力発電所の事故が、日本全国の電気の使用に影響を与えたのはなぜだろう。」
なんてコラムです。

原発推奨のコラムを載せる放射線副読本

 ※(76)を引用
 図―22 「原子力発電所の事故が、日本全国の電気の使用に影響を与えたのはなぜだろう。」のコラム

 コラムでは
「原子力発電所の事故の後、全国の原子力発電所で運転が停止されたことにともなって、企業や家庭において電力の使用が制限されるなど、大きな影響が生じるとともに、節電に対する意識が高まりました。」
との記述あります。まるで、原発は「安全」、反原発は「風評被害」「原発差別」「原発いじめ」と言いたげです。なお、(=^・^=)が調べた限りでは今世紀に入り4回の電力危機がありますが、全が原子力発電所によって引き起こされたか、深刻化したかです(83)。

7.今年も価格低迷、福島産
 福島を代表する果物にモモがあります(84)。TOKIOの皆様のテレビCMを流れました(85)。以下にモモの最大産地の山梨県(福島県は2位)(86)と各年7月のモモの価格を比較してみました。

事故後に山梨産に比べさらに安くなったまま回復しない福島のモモ

 ※(87)にて作成
 図―23 福島と山梨産のモモ価格

 福島のモモは事故前から山梨産に比べ安かったですが、事故後はさらに安くなりました。そして、今年も安値が継続しています。

福島県内および隣県(宮城、山形、茨城、栃木、新潟、群馬)に店舗を展開してスーパーチェーンについて、10月14日のチラシに掲載されたお米の価格を調べてみました。
 最安値が福島県産ひとめぼれの5kgで1,498円
 最高値が新潟県産新之助の5kgで2,580円
です。

 コシヒカリとひとめぼれを扱う店舗が多かったので、平均価格をみると
コシヒカリ(5kg当たり)が平均で
  福島・いわき産 1,610円
  千葉県産    1,680円
  福島・会津産  1,695円
  栃木県産    1.730円
  茨木県産    1,798円
  新潟県産    1,922円(魚沼産を除く)
  魚沼産(新潟県)2,480円
で、福島・いわき産が最安値でした。

 ひとめぼれは
  福島産     1,639円
  福島・会津産  1,660円
  宮城県産    1,718円
で、福島産が最安値です(88)。
 そして観光客も回復しません。福島観光で(=^・^=)がユニークだと思うには、イチゴも含めればほぼ一年中、果物狩りが楽しめることです(89)(90)。そこで観光農園の来場者数を集計してみました。

回復しない福島・観光農園来客数

 ※(91)集計
 図―24 福島県・観光農園の来場者数

 図に示すように、事故後に大幅に落ち込みました。その後は少し回復したのですが、ここ3年は回復の兆しがありません。
 今年も福島産価格の低迷が続き、観光客は回復しません。これを安倍出戻り内閣は「風評被害」「偏見」「差別「いじめ」と言いたいようですが(74)(76)、図―1に示す様に福島は特異的汚染されています。避けるのは当然です。

8.福島産日本酒、6年連続日本一、放射線でまろやか
 福島のお酒が、5月17日に酒類総合研究所が発表した2017酒造年度(2017年7月〜2018年6月)の全国新酒鑑評会の審査結果で、福島県内の製造場(蔵元)が出品した19銘柄が金賞を獲得しました(92)。都道府県別の金賞受賞数で6年連続で「日本一」にだそうです。これを福島県は「6年連続日本一」と称しています。原発事故後に福島のお酒は美味しくなったようです(93)。

福島産新酒6年連続日本一を報じる福島民友

 ※(94)を5月18日に閲覧
 図―25 「県勢6年連続日本一」を報じる福島県の地方紙・福島民友

 図に示すように1面は広告までもが「6年連続日本一」です。福島にとっては大ニューズのようです。6年連続なので事故2年後から6年連続です。福島民報は同日の社説で
「たゆまぬ努力が打ち立てた金字塔だ。全国新酒鑑評会で本県の金賞数が19銘柄となり、都道府県別では史上最多となる6年連続の日本一となった。」
と、福島民友は同じく
「蔵元はこれまでの経験と技術力を駆使し、芳醇(ほうじゅん)で端麗な酒をつくり上げた。今回の日本一は、各蔵元の底力を改めて裏付けたものと言える。」
と論じ(95)、酒蔵の皆様の努力の結果と主張しています。でも事故後です。別の要因がありそうです。

 お酒は分解すると美味しくなるそうです(96)。放射線には分解作用がありす(97)。(=^・^=)は福島のお酒が放射線によって分解しまろやかに変質したと確信しました。放射線は予期しない化学反応を引き起こすことがあるそうです(97)。福島産は放射線にさらされています。毒素ができる可能性も否定できないと思います。

9.TOKIO騒動
 TOKIOの皆様は福島産のテレビCMや拡販のポスターに出ています(85)。2018年4月25日、メンバーの一人、山口達也が同年2月12日に女子高生に対してわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ容疑で書類送検されたました(98)。TOKIO出演のCMが打ち切られたり(99)、番組が中止になったりしました(100)。その当時は福島産のCMは流れていなかったのですが、ポスター等があり福島県は撤去しました。福島県が今年のテレビCMもTOKIOの皆さんにお願いするか注目されました(101)。福島県知事は5月7日の定例会見で、残ったメンバーでのCM継続を発表しました(102)。

TOKIOの福島産モモのCM

 ※(85)を引用
 図−26 TOKIOの皆さま出演の福島産モモのCM

 福島県の決断はわりとは早かった気がします。そして、TOKIOを救ったと思います。福島県が継続なら、CMを出している企業は残りのメンバーでのCMの決断がしやすくなったと思います。4人でのCMが復活しました(103)。

 だたし、今年も福島産の安値が続いたのは7項記載の通りです。そしてTOKIOにも陰りが出たようです。デビュー時から毎年出場していたNHK紅白歌合戦も落選し、連続出場は24年で途切れました(98)。

10.汚染水、海洋放出論争
福島第一では地下水が山から流れて来て、原子炉やタービン建屋に流入しています。あるいは海までに達しています。海に達した汚染水は汲みあげ浄化装置を通した後で海に流しています。ただし全ての放射性物質が浄化できる訳ではありません。東京電力はトリチウムは浄化できないとしています(104)。浄化しても排水基準(105)を満たさない汚染地下水は、タービン建屋に送っています(106)。

 地下水がタービン建屋に流れ込んだり、海岸の井戸からタービン建屋に送り込んだ地下水で汚染水は増えていきます。 

増え続ける福島第一汚染水

 ※(107)(108)を集計
 図―27 どんどん増える福島第一汚染水

 最新の発表(109)を集計すると東京ドーム(体積124万立方メートル(110))の一杯分に近い総量で約117万トンに達します。汚染水は処理装置で中に含まれる放射能を低減していますが、すくなくともトリチウムは取り切れません(111)。以下に濃度を示します。

1リットル当たり200万ベクレル程度のトリチウムを含む福島第一汚染水

 ※(112)(113)を集計
 図―28 福島第一汚染水のトリチウム濃度

 いったんは下がったのですが、再び上昇し1リットル当たり200万ベクレルを超えてしまいました。法定限度は1リットル当たり6万ベクレルですので(114)、30〜40倍の高濃度です。このままでは海には流せないので、福島第一敷地内に汚染水タンクを作り続け保管しています(115)。このままでは、福島第一原発は汚染水タンクで埋まってしまいやがて「限界」に達します。政府は2020年ごろ限界になるとみているそうです(116)。安倍出戻り内閣は「核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会」を立ち上げ(117)議論しているように見せてはいますが、どう見ても「海洋放出」ありきです(116)。この件について8月30日、31日に福島と東京で公聴会が開かれました。そこでは海洋放出に反対する意見が相次ぎました(18)。福島県の地方紙・福島民報が実施した世論調査では、福島第一汚染水の海洋放出について「反対」53.8%「賛成」17.1% で(119)、多くの福島県民が反対しています。福島の漁業者も反対しています(120)。

 安倍出戻り内閣や東京電力がいくら説明しても、福島の皆さんの理解は得られません。東京電力や安倍出戻り内閣は、福島の皆さんに不誠実なことを繰り返してきました。
・事故前に政府や東京電力は、原発は「安全」と説明してきました。でも、大事故です。事故の引き金となった津波の対策を「先送り」していた疑いが出て来ましたが、東京電力は今も、「想定外」を主張し続けいます。
・福島第一では事故後に海岸から海への放射能漏れが続いていましが、東京電力が公表したのは事故から2年4ヶ月以上過ぎた2013年7月22日です。それでも、安倍出戻り総理は同年9月に福島第一汚染水について「under control(制御されている)」と言いのけています。
・東京電力は2014年には排水路を経由して、放射能が福島の海へ流れ出ていることを把握していましたが、発表したのは2015年です。いまも有効な対策が取られず、福島の海を汚染し続けています。そして、お魚からは放射能が見つかっています。 
・東京電力は「炉心溶融」について判定基準があるのに無いと、2016年まで5年間も嘘をついていました。
・安倍出戻り内閣は「石棺」の2文字を使い、福島の皆様に不信感を与えました。
・取り除けると説明されてきたトリチウム以外の放射性物質が実際には取り除けない事実があったのに、東京電力や政府は発表せず「報道」で明らかになりました。
さらに、トリチウムは飲んでも「安全」との説明はありますが、食べても「安全」との説明を政府や東京電力はしていません。(121)。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島県の地方二紙の十大ニュースは、福島民報が
 @南相馬で全国植樹祭、両陛下ご出席(6月)
 A県産酒、金賞6年連続日本一(5月)
 B本県から五輪聖火リレー(4,7月)
 C桃田選手、世界バド金、民報スポーツ大賞(8,10月)
 D戊辰戦争150周年、各地で式典、慰霊祭(4,9月)
 E内堀氏、知事に再選(10月)
 F西田敏行さんに旭日小綬章 県民栄誉賞(4,9月)
 G熱中症搬送495人 猛暑続きプール中止(7月)
 H小野で住宅全焼 7人が犠牲(11月)
 I東日本大震災から7年(3月)


 ※(122)を12月16日に閲覧
 図―29 十大ニュースを報じる福島民報

 福島民友が
 @県産日本酒、6年連続日本一
 A東京五輪の聖火リレー、本県から出発
 B県内記録的な猛暑
 C天皇、皇后陛下が御来県
 D小野町で民家火災、7人犠牲
 E南相馬で全国植樹祭
 F内堀知事 再選
 Gバド桃田選手が日本男子初の金メダル
 H西田敏行さんに県民栄誉賞
 I第二原発廃炉表明

十大ニュースを報じる福島民友

 ※(123)を12月13日に閲覧
 図―30 十大ニュースを報じる福島民友

です。福島以外の皆様には理解できない内容もあるかとは思いますが、(=^・^=)も8位にあげた「県産日本酒、6年連続日本一」のような、イベント(含む事件)が、中心で復興に関するものは少ないようです。

 今年も福島の皆様は復興を実感できていないようです。以下に福島県・安達地区のセシウムの総量を示します。

半減期でしか減らない福島・安達のセシウム

 ※元データおよび計算方法は(5)による。
 図―31 半減期でしか減らない福島のセシウム

 図に示すようの殆ど「半減期」で計算される量でしか減っていません。福島を汚染している放射性物質は取り除かれる事無く、しつこく残り続けます。福島の皆様は今年も「不安」な1年を過ごされたようです。
 昨日(12月15日)から福島県相馬市の直売所でイチゴの販売がはじまりました(125)。同市産イチゴのそのおいしさ、甘さは格別だそうです(126)。福島県は福島産イチゴは「安全」だと主張しています(127)。でも、福島県相馬市のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません。

他県産はあっても福島産イチゴが無い福島県相馬市のスーパーのチラシ

 図―32 福島産イチゴが無い福島県相馬市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県相馬市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2745.html
(1)1位「全国植樹祭」 「県産酒6年連続日本一」2位 読者が選ぶ県内十大ニュース | 県内ニュース | 福島民報
(2)読者が選ぶ県内十大ニュース 1位は「県産酒6年連続日本一」:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日〜11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(5)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(6)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(7)世界各国による輸入規制について
(8)東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う各国・地域の輸入規制強化への対応:農林水産省
(9)台湾は日本を映す鏡??台湾の「核食」輸入問題から考える | nippon.com
(10)台湾、福島などの食品禁輸継続へ | 国内外ニュース | 福島民報
(11)台湾で食品規制継続の住民投票成立と発表 - 共同通信 | This kiji is
(12)福島民報
(13)めげ猫「タマ」の日記 台湾が福島・核食は輸入禁止継続、当然です。
(14)めげ猫「タマ」の日記 福島産ヒラメから放射性物質検出されずとNHK、福島の検査ではセシウム入り
(16)福島県の推計人口(平成30年11月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(17)ローカルTime FNN被災地発...
(18)福島県産の新米やリンゴPR 知事トップセールス、ベニマル福島西店:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(19)2017うつくしまライシーホワイト
(20)放射線被曝とがんとの関連性3 | トピックス | 日本臨床検査薬協会
(21)ヨウ素131 - Wikipedia
(22)新潟県:新潟県原子力発電所事故による健康と生活への影響に関する検証委員会中の・会議資料(PDF形式 2015 キロバイト)
(23)チェルノブイリ原子力発電所事故 - Wikipedia
(24)県民健康調査について - 福島県ホームページ
(25)第3回「県民健康調査」検討委員会(平成23年7月24日開催) - 福島県ホームページ中の当日配布資料
(26)第31回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成30年6月18日)について - 福島県ホームページ
(27)(26)中の 資料3-2 県民健康調査「甲状腺検査【本格検査(検査2回目)】」結果概要<平成29年度追補版> [PDFファイル/8.77MB]
(28)第32回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成30年9月5日)の資料について - 福島県ホームページ中の資料3-1 県民健康調査「甲状腺検査【本格検査(検査3回目)】」実施状況 [PDFファイル/996KB]
(29)(26)中の 資料3-1 県民健康調査「甲状腺検査(先行検査)」結果概要 [PDFファイル/969KB]
(30)「県民健康調査」検討委員会 - 福島県ホームページ
(31)「福島の子供の甲状腺がん発症率は20〜50倍」 津田敏秀氏ら論文で指摘
(32)福島県における小児甲状腺超音波検査について
(33)県民健康調査における中間取りまとめ - 福島県ホームページ
(34)報道発表資料 |厚生労働省
(35)放射性物質に関する基準値等について ? 放射能情報サイトみやぎ
(36)食品の出荷制限について |報道発表資料|厚生労働省
(37)食品の摂取制限及び出荷制限について(福島県及び茨城県) |報道発表資料|厚生労働省
(38)内部被曝(ないぶひばく)とは - コトバンク
(39)ホールボディカウンターによる内部被ばく検査 検査の結果について(平成30年10月分掲載) - 福島県ホームページ中の平成23年8月実施分
(40)「物理学的半減期」と 「生物学的半減期 - 環境省
(41)放射線 放射性物質 Q&A 甲状腺がん 浜通りの割合高い? | 東日本大震災 | 福島民報
(42)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(43)福島県 - Wikipedia
(44)有意水準とは - 統計学用語 Weblio辞書
(45)めげ猫「タマ」の日記 福島・小児甲状腺がん211人、まだまだ増える
(46)(26)中の 資料1   県民健康調査「基本調査」の実施状況について [PDFファイル/674KB]
(47)甲状腺検査について - 福島県ホームページ
(48)放射線医学県民健康管理センター | 平成26年3月11日「報道ステーション」の報道内容についての 福島県立医科大学 放射線医学県民健康管理センターの見解
(49)第11回甲状腺検査評価部会(平成30年10月29日)の資料について - 福島県ホームページ
(50)(49)中の 参考資料1 甲状腺検査先行検査と本格検査(検査2回目)の実施結果について(過去の資料) [PDFファイル/1.89MB]
(51)第9回甲状腺検査評価部会(平成30年1月26日)の資料について - 福島県ホームページ
中の「  資料2−2 地域別にみたB・C判定者、および悪性ないし悪性疑い者の割合について [PDFファイル/395KB]」
(52)高市氏「福島事故、死者出てない」 与野党が批判  :日本経済新聞
(53)安倍総理・施政方針演説〜第183回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説〜 | 首相官邸ホームページ
(54)NHKドキュメンタリー - BS1スペシャル「原発事故7年目 甲状腺検査はいま」
(55)福島の甲状腺検査「必要以上に手術の可能性も」 : 福島原発 : 読売詳報_緊急特集グループ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
(56)『過剰診断』の指摘も 甲状腺検
(57)甲状腺の被ばく量に違い :坪倉先生の放射線教室:福島民友新聞社 みんゆうNet
(58)放射線学習会を開催します | 二本松市公式ウェブサイト
(59)Incidence of Thyroid Cancer Among Children and Young Adults in Fukushima, Japan, Screened With 2 Rounds of Ultrasonography Within 5 Years of the 2011 Fukushima Daiichi Nuclear Power Station Accident | Adolescent Medicine | JAMA Otolaryngology?Head & Neck Surgery | JAMA Network
(60)除染特別地域(国直轄除染)の概要・進捗|除染情報サイト:環境省
(61)めげ猫「タマ」の日記 デタラメ、放射線副読本(平成30年10月改訂)―その17「除染で放射線量が下がった。除染の効果は殆どなかった」
(62)半減期 - Wikipedia
(63)国連報告者、福島事故の帰還で日本を批判  :日本経済新聞
(64)避難指示区域別居住状況 - 南相馬市(南相馬市)
(65)広報なみえ - 広報なみえ - 浪江町ホームページ(浪江町)
(66)浪江町ホームページ トップページ(浪江町)
(67)お知らせ/富岡町(富岡町、過去分も含む)
(68)避難指示解除後の町内帰還世帯・人数について|楢葉町公式ホームページ(楢葉町)
(69)楢葉町内居住者数について|楢葉町公式ホームページ(楢葉町)
(70)平成30年11月1日現在の村民の避難状況について - 飯舘村ホームページ(飯舘村)
(71)山木屋地区の居住の状況 - 川俣町公式ホームページ(川俣町)
(72)住民生活課 - 葛尾村ホームページ(葛尾村、過去分も含む)
(73)田村市民の避難状況動向調査報告 - 福島県田村市ホームページ
(74)風評払拭・リスクコミュニケーション強化戦略
(75)めげ猫「タマ」の日記 福島民報の社説「【放射線教育】全国に広げよう」に反論する。
(76)放射線副読本(平成30年10月改訂):文部科学省
(77)めげ猫「タマ」の日記 デタラメ、放射線副読本(平成30年10月改訂)
(78)差別 - Wikipedia
(79)遺伝子組換え食品 - 厚生労働省
(80)どうなる「遺伝子組み換えでない」表示 混入していても「でない」現行ルール見直しの要望出る(1/4ページ) - 産経ニュース
(81)めげ猫「タマ」の日記 子どもの福島県内いじめ、1000人当たり9.9人、県外避難者は6.3人
(82)めげ猫「タマ」の日記 福島Q&A Q11.国が実施している風評被害対策の目的は何ですか?
(83)めげ猫「タマ」の日記 今世紀の電力危機、全てが東電原発がらみ
(84)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(85)ふくしまプライド。
(86)桃の生産量の都道府県ランキング(平成28年) | 地域の入れ物
(87)東京都中央卸売市場-統計情報検索を「大分類、果実⇒中分類、もも類」で検索
(88)めげ猫「タマ」の日記 今年も安値、福島産米
(89)くだもの ? 一般社団法人福島市観光コンベンション協会公式ページ
(90)いちご狩り2018 ? 一般社団法人福島市観光コンベンション協会公式ページ
(91)統計資料一覧 - 福島県ホームページ
(92)酒類総合研究所 平成29酒造年度全国新酒鑑評会入賞酒について
(93)全国新酒鑑評会金賞受賞数「6年連続日本一」に係るPR資材について - 福島県ホームページ
(94)福島民友新聞社 みんゆうNet −福島県のニュース・スポーツ−
(95)めげ猫「タマ」の日記 福島・新酒6年連続日本一、放射線でまろやか?
(96)電解酒とは|電解酒の通信販売ショップ
(97)放射線分解 - Wikipedia
(98)TOKIO - Wikipedia
(99)TOKIOのCM、中止相次ぐ ヤマト運輸、スズキ…:朝日新聞デジタル
(100)TOKIO山口達也の出演番組、今夜放送フジ『TOKIOカケル』も中止 各局対応追われる | ORICON NEWS
(101)TOKIO山口メンバー不祥事、福島の生産者ら落胆 県はポスター撤去 | 河北新報オンラインニュース
(102)知事記者会見 平成30年5月7日(月) - 福島県ホームページ
(103)TOKIO、4人で初の新TVCM フマキラー社が21年の絆に感謝「人柄で継続を決定」 | ORICON NEWS
(104)サブドレン・地下水ドレンによる地下水のくみ上げ|東京電力
(105)サンプリングによる監視|東京電力
(106)建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入等の推移 - 廃炉プロジェクト|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社
(107)プレスリリース|リリース・お知らせ一覧|東京電力ホールディングス株式会社中の「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について」
(108)福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について - 廃炉プロジェクト|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社
(109)(108)中の2018年⇒12月⇒10日
(110)東京ドーム (単位) - Wikipedia
(111)地下水ドレンからの地下水汲み上げ - 廃炉プロジェクト|廃炉作業の状況|東京電力ホールディングス株式会社
(112)福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果|アーカイブ|東京電力中、各月の「水処理設備の放射能濃度測定結果 」
(113)福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果アーカイブ|データ|東京電力ホールディングス株式会社中の「水処理設備の分析結果」
(114)周辺の分析結果ー分析結果 - 廃炉プロジェクト|データ|東京電力ホールディングス株式会社
(115)第56回特定原子力施設監視・評価検討会 | 原子力規制委員会中の「資料6:フランジ型タンクに関するリスク低減策の進捗[東京電力]【PDF:2MB】」
(116)(社説)福島の汚染水 海洋放出ありきでなく:朝日新聞デジタル
(117)福島第一原子力発電所における汚染水対策 (METI/経済産業省
(118)多核種除去設備等処理水の取扱いに係る説明・公聴会 (METI/経済産業省)
(119)トリチウム水処理法「わからない」51.1% 県民世論調査 | 県内ニュース | 福島民報
(120)トリチウム水:海洋放出 福島の漁業者、危機感強く - 毎日新聞
(121)めげ猫「タマ」の日記 読売新聞社説「福島原発処理水 IAEA報告は的を射ている」に反論する
(122)福島民報
(123)福島民友新聞社 みんゆうNet −福島県のニュース・スポーツ−
(124)めげ猫「タマ」の日記 デタラメ、放射線副読本(平成30年10月改訂)―その17「除染で放射線量が下がった。除染の効果は殆どなかった」
(125)イチゴの直売スタート 相馬、甘さ大きさ十分 | 県内ニュース | 福島民報
(126)こんな苺がおいしいって知ってましたか? – 和田観光苺組合
(127)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(128)Webチラシ情報 | フレスコキクチ中の「相馬店」


 

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コメント
1. 茶色のうさぎ[-9184] koOQRoLMgqSCs4Ks 2018年12月18日 00:20:06 : 43Wm6imX6U : dej6dn7F8Uo[2] 報告

>罹患者と判定された方の事故から4ヵ月間の放射線量分布を示します。

 ↑ 中通り、浜通り、、全員、100mSv以上と思います。

 事故から、8年だから、累積だと、200mSv以上かなー♪?

 なお、トリチウムの上昇原因は?? 循環してるからかなー♪??? うさぎ♂



[18初期非表示理由]:担当:反原発を装い、原発を推進して日本を今日の大破局に追いやった自民党=利権官僚政府と原子力ムラには批判も非難もせず口を開けば『小出がー』『松本ガー』『共産党がー』とやって利権者以外を誹謗中傷するコメント多数のため全部処理http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/413.html#c82

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