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出版業界、書店等まで運べなくなる危機…アマゾン直取引拡大、書店消滅に拍車(Business Journal)
http://www.asyura2.com/18/hasan126/msg/447.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 3 月 18 日 02:04:30: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

出版業界、書店等まで運べなくなる危機…アマゾン直取引拡大、書店消滅に拍車
http://biz-journal.jp/2018/03/post_22686.html
2018.03.17 文=深笛義也/ライター Business Journal

 


 出版市場は、1996年をピークに縮小が始まった。20年以上にわたって「出版不況」と言われ続けているが、それが新たな局面に入ったようだ。出版物の減少によって出版物が運べないという、物流の危機に直面しているのだ。出版ジャーナリストの佐伯雄大氏に話を聞いた。

「出版不況というのは、雑誌が売れなくなったということです。これは言うまでもなく、インターネットに読者を持って行かれたということです。昔は見に行く映画を選ぶのにも、グルメ情報を得るにも、テレビ番組表を見るためにさえ雑誌を買いましたが、そういう情報はネットですべて手に入るようになりました。書籍のほうは販売部数のグラフを見ると、1990年代の半ばでピークを迎えるまでは伸び続けて、その後は減ってきているものの、雑誌ほどひどい落ち込みではありません。

 出版流通は、1997年のピーク時に1兆5600億円もの市場を築いた雑誌によって下支えされているのです。というのも、週刊誌や月刊誌など、毎日何かしらが発売されていて、それに混載するかたちで書籍も配送していたのです。正直、書籍だけの流通というのは、今のシステムの上ではあり得ません。低料金で全国津々浦々、書店やコンビニエンスストアにまで配送できる取次のシステムは、雑誌があったからこそ築けたのです。それは雑誌も書籍も書店で販売する日本特有のもので、規模からいっても世界に冠たる流通システムといえます。

 その雑誌が売れなくなり、どんどん発行部数が減少していき、市場の低迷を受けて出版社の創刊意欲も減退して創刊誌がどんどん少なくなり、廃刊があとを絶たない状況が続いています。その雑誌の売上シェアが全体の3〜4割を占めるという中小書店が、雑誌市場の縮小と比例して廃業しています。しかし、コンビニはご存知の通り、右肩上がりに増えています。書店の減少数とは比べられないくらいの増加数で、セブン-イレブンだけでも約2万店にまでなりました。そのため、出版物の荷物は小口化し、配送件数はどんどん増えていきました。運送会社というのは、大口の荷物を1カ所に送るのが最も利益率が高い商売です。一昔前は過積載が問題とされていましたが、今ではトラックの積載量は半分に満たないこともあるようです。今の安い運賃ではとても人件費や運送費をまかなえないというのが、運送会社の本音です。

 出版輸送の運賃が安すぎて、運送会社も出版輸送だけ見れば赤字のところもあります。そのため、取次との値上げ交渉を飛び越えて、出版輸送そのものから撤退していく運送会社もあるくらいです。そこで、取次会社は出版社から頂いている運賃協力金の値上げを、昨年から出版社に打診し始めました。その額は、大手では億単位(年間)、中堅でも数千万円(同)ともいわれています。

 また、運送業界全体のドライバー不足も深刻な問題です。出版物は深夜帯に運送することが多いのですが、給料が安いなどの理由でドライバーが特に集まりづらい。この人手不足という問題は運送会社だけでなく、書店をはじめ小売業全般でも起きています。最低賃金は右肩上がりに改定されていますが、それでも書店には人が集まりせん。さまざまな課題・問題を抱えている出版界ですが、こうした人手不足が実は最も深刻な課題としてのしかかってくる可能性もあります」

■業界挙げて、さまざまな試み

雑誌や本が消費者の手元に届かなくなるという事態が目前に迫っているわけだが、打開の道はないのだろうか。

「雑誌の発売日というのは、1カ月のなかのある時期に集中しています。給料日とか五十日(ごとおび)とか、お金の動く日は消費が加速されるので、そのあたりに発売日が設定されています。あるいは、同じジャンル、たとえば30代女性向けのファッション誌だったら何日あたりとか、群れをなしている日にちがあるんです。そのため取次会社は、こうしたピーク時の容量をこなせるだけの設備を設置しています。しかし、1カ月に占めるピーク時の割合はわずかにすぎない。要はわずかな日のために過剰な設備を持ち続けなければいけない。

 その上、取次倉庫の仕分けと連動する配送や、雑誌の制作現場である印刷会社にも、そのしわ寄せがきているのです。実はこの業量の偏りは長年、取次や印刷会社が出版社に対して改善要望を出していましたが、ずっとスルーされてきたのです。しかし、こういう状況になってようやく出版社が理解を示し、発売日を移動するなどの業量の平準化に取り組み始めました。

 また、運送会社からの要望などで一昨年から休配日を増やそうという動きが始まっています。2018年度のスケジュールも出ましたが、前年度より1日休配日が増えました。休配日の増加については、輸送現場からは歓迎する声がアンケートで得られています。

 そのほか、大都市圏ではトーハンはトーハン、日販は日販などと別々に配送しているものを、共同で配送する地区を少しずつ増やしていますし、新聞輸送への出版物の相乗り実験も始めました。ネックになっているコンビニに対しては、食料品や弁当などを配送するセンター便を活用するという案も出ています。ただ、そこで問題となるのは、やはりお金です。センター便や新聞輸送に支払うお金は、出版輸送の金額ではとても足りないということがはっきりしているんです。逆に言えば、これまでの出版輸送が安すぎたと言えるのでしょう」

 さまざまな試みも試行錯誤の段階。出版輸送は崖っぷちに立たされているのか。

「輸送問題を解決するには、まずは足りない運送費を誰がまかなうかを決めることです。取次のシステムを享受してきた出版社たちがその責を負うべきだとは思いますが、今は取次と出版社との間で駆け引きが続いているところでしょう。ただ、出版社が身売りしていく時代ですので、取次の要望に満額回答はしかねるでしょう。それに、小学館グループは昭和図書、KADOKAWAにはビルディング・ブックセンターなど大手出版社の物流会社や中小出版社が活用する出版社の倉庫では、仕分け機能を備えていて、宛名を貼って書店に直送することもできます。

 もし、取次会社からの運賃要請に耐えかねたり、地方の運送会社がもっと撤退していくような事態に陥った場合、出版社も選択を迫られるでしょう。一部書店への直送をし始めるかもしれません。いずれにせよ、出版社は取次機能という“流通経費”に対して、もっと真剣に向き合っていくべきだと思います」

■委託配本制度の限界

 アマゾンは新刊書籍等を、取次会社を通さずに直接印刷会社から調達する動きを広げている。現在すでにアマゾンと直接取引する出版社は2300社ほどに上るといわれている。
 
 取次によって支えられる委託制度には、さまざまな批判があった。よく言われてきたのは、書店は商品を自分で選ばず、取次から送られてくる商品を棚に並べているだけであり、他の業種の小売店ではあり得ないという声だ。

「確かに業界では書店は意思ある仕入れをしていくことが大事だと言われています。ただ現状、書籍だけで年間7万点くらい出ているわけです。それ以外に、雑誌やコミックもある。書店の限られた人員で、これを仕入れる、これは仕入れないとすべての商品を判断するのは不可能でしょう。それで、書店の規模や地域特性などに合わせて、取次が配本するというかたちをとってきました。

 しかし、出版市場の低迷と同時に、出版社は売上をなるべく落とさないために委託制度を利用して、出版点数を増やしてきました。たとえば、1カ月に同じ20万部を搬入する場合でも昔は10点で済んでいましたが、今は20点以上つくらないとその部数に達しません。そうやって売り上げ規模を落とさないための出版物が増えていき、限られたスペースである書店では並べきれずに、知名度の低い出版社の本は即返されたり、段ボールを開けずに返してしまうという事態も起こっていました。今は、返品削減が業界テーマでもあり、取次が仕入れ数自体を減らしています。出版社も初版部数がどんどん減ってきてしまい、売れると思い込んで大型書店ばかりに配本をつけるようになりました。中小書店は雑誌だけではなく、そういう面でも厳しい状況にあります」

 出版業界は今、本が運べないという新たな危機に直面しているといえよう。

(文=深笛義也/ライター)


 

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コメント
 
1. 2018年3月18日 17:56:39 : aIjrukObbg : 0l871mygoFE[156]
既にAmazonにどっぷりなんだけど、

記事の配送に関して言えば、

逆の発想が必要ではないかな

取りに行けば良いんですよ。


2. 2018年3月18日 18:45:01 : 2NqBses4uY : bBj9gUA4zvQ[9]
本屋へ行くと、最も目立つところに右翼本がズラリ、小川栄太郎のうそくそ本、さらにこうすればうまく行く、金が儲かるとかの本ばかり。いわゆる成功本に見栄張り本。

まともな本は隅へ追いやられている。これではつぶれてもやむを得ないかも。


3. 2018年3月18日 19:57:24 : KxJBJ5kYmg : 7wuyORc_t1M[132]
アマゾンが すべて押さえる 首根っこ

身から出た 錆を削るよ アマゾンが


4. 2018年3月19日 09:38:54 : wgLnjNHh3I : JMEnTObgYMs[-131]
>>2

朝鮮人の悪事がバレバレとなったきっかけは「右翼」だから恨んでいるわけですね

わかります!

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理

5. 2018年3月19日 12:16:56 : opbZbkSxSI : xqvkAuvg8Uw[50]

出版界にまもなく大激震が走るだろう

それはキオスクが儲からない雑誌販売をやめたことに続いて

セブンイレブンを始めとするあらゆるコンビニから

開梱から返本まで人手がかかって場所を食う 

もはや客寄せにもならない雑誌棚がコンビニから消える日だ

コンビニで雑誌を売るようになったのはコンビニ事業を日本で展開した鈴木敏文が

最初トーハンに在職した縁による

その鈴木がセブンアイホールディングから事実上放逐されたいま

セブンイレブンが雑誌販売をやめることに何の抵抗もないだろう

もちろん他社チェーンも喜んで追随するはずだ

コンビニ雑誌が厄介モノになって久しい宅配業界も大賛成するだろう



6. 2018年3月19日 14:36:50 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[4896]

>中小書店は雑誌だけではなく、そういう面でも厳しい

地方では、大部分が、消えるだろうな

くだらん雑誌に使っていた、ムダな資源やエネルギー、労働力が削減され

家のスペースも広くなるのだから

悪い話ではない


自然淘汰とういことだ


7. 2018年3月19日 20:17:27 : DZXwPH4i7E : EIF9c1577Ak[91]
>>4
偽右翼の本みたいな面白くないっもん置くから本屋が滅びるんだ。

>>5
>>6
個性豊かな本が多種類有るということはその国の文化が発展している証拠だ。

おまえら本の値打ちなんてわかってないだろう。


8. 2018年3月19日 22:59:15 : pKsfee2JT6 : Ix_SyZwvmVw[31]
>>4
連中はウヨクのウソを否定する生き証人だから
そりゃお前らにしてみりゃ憎いわなw

ウソなんかつかなきゃいいんだゾ?
ガキのころオカーチャンに言われなかったか?ん?


9. 2018年3月20日 10:36:06 : opbZbkSxSI : xqvkAuvg8Uw[51]
夜郎自大すぎる7へ。

何を根拠に《おまえら本の値打ちなんてわかってないだろう。》

と決めつけるのか理解できないけど キミの憐れなほどの狭量さと

薄ら寒い知性と無知の知もない夜郎自大ぶりはよーくわかった 。。。

その背景にあるのは痩せこけたエスノセントリズムをさらに矮小化したような

自家中毒系自意識中心主義にすぎないようだが自民党系政治家などこの手のアホーが

まるで流行感染症のようにパンデミック的にふえている 

ああ この国はもうホントにおしまいだなぁ 。。。。


10. 2018年3月21日 15:12:42 : opbZbkSxSI : xqvkAuvg8Uw[52]
重要な追記

そごう西武などを不採算事業を傘下におさめているセブン&アイHLDGS.は

現在かなり困難な経営実態に追い込まれている模様で

苦境の証左として

横浜そごうのトイレには石鹸がないことをあげる業界人もいる

苦しまぎれの改良改善策として

セブンイレブンから雑誌棚がなくなるエックスデイは思ったより速そうだ 。。。


11. 2018年3月21日 23:01:35 : 0CejVRban6 : urcdmA9xc1s[7469]
出版業界はもう終わっている
宣伝費がかけられないので、少しでも売れる確率をあげたければ、すでにファンがいる人間にあたらなきゃいけなくなる。なので、ツイッターでフォロワーが多い人間、ブログが少しでもバズった人間に声をかける。だから、今はネットでちょっとでもバズると、すぐに出版の声がかかる。今やネットで人気のある人が毎月のように本を出す。フォロワーに対して「なんと本を書きました!」と報告する。初版は6000部。編集者からは「普通はもっと少ないんですけど、フォロワーが多いので増やしました」と言われている。「うちは新人の印税は7%なんですよ……」と申し訳なさそうに言う。ツイッタラーは一生で初めての出版なので、舞い上がり、少ない報酬でも睡眠時間を削って書く。だから、出版を報告するのは一世一代のことだし、売れてくれと願っている。だけど、出版社はそうじゃない。出版社は現実を知っていて、売れないことを見込んでいる。フォロワーたちが買って、万が一にもヒットしたらいいと考えている。
https://anond.hatelabo.jp/20180320080601

12. 2018年3月22日 10:28:53 : aIjrukObbg : 0l871mygoFE[157]
昔、小中の校門で

無料で聖書を配布してたのを

よく見かけたけど

出版業界も1巻は無料で配布したら?

もしくは本屋で。


13. 2018年3月25日 09:27:57 : FRF9qiGtZo : gQJ9aZQjpOw[110]
本は郵送に移行するんじゃないでしょうか。NZでもそうだったけど、書店が少ない。あっても、他の商品主体で取り揃えが少ない。本当に読みたい本は、前金で申し込んで送ってもらっていました。

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