★阿修羅♪ > 経世済民127 > 824.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
日銀は長期金利操作目標の柔軟化を検討と報じられ、ドル円と債券先物が下落 --- 久保田 博幸 
http://www.asyura2.com/18/hasan127/msg/824.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 7 月 23 日 18:24:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

日銀は長期金利操作目標の柔軟化を検討と報じられ、ドル円と債券先物が下落 --- 久保田 博幸
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180723-00010000-agora-bus_all
7/23(月) 15:40配信


時事通信は20日夜に「日銀、長期金利目標の柔軟化検討=一定程度の上昇容認−7月末会合で議論」とのタイトルの記事を報じた。

“「日銀が、大規模な金融緩和策で「0%程度」としている長期金利の誘導目標の柔軟化を検討することが20日、分かった。一定程度の金利上昇を容認する。」(時事通信)”

また、ロイターも20日夜に「日銀が金融緩和の持続性向上策を議論へ、長期金利目標の柔軟化など=関係筋」とのタイトルの記事を報じた。

この記事によると、

“「日銀は30、31日の金融政策決定会合で、鈍い物価動向を踏まえ、物価2%目標の実現に向けて金融緩和策の持続可能性を高める方策の検討に入った。金融緩和政策の長期化が避けられない情勢の中、金融仲介機能や市場機能の低下など副作用の強まりに配慮し、現行の長短金利操作付き量的・質的金融緩和における長期金利目標やETF(上場投資信託)など資産買い入れ手法の柔軟化などが選択肢になるもようだ。」(ロイター)。”

私も13日に「日銀は異次元緩和による副作用の軽減策を検討か、日銀の英断を期待したい」とヤフーニュースにアップしたのだが、日銀は期待に応えてくれそうである。

この記事のなかで、「7月の決定会合で物価が上がらない要因を再点検し、このまま異次元緩和を続けて行くことによる副作用についても検討し、副作用を軽減しつつも大胆な緩和を継続するための政策について検討してくる可能性がある。」と指摘したが、この見方は間違ってはいなかったようである。

また、「ここにきて日銀の国債買入の減額などに為替市場が過剰反応してこなくなるなど、微調整イコール円高との認識が後退してきている状況も修正を行いやすくしているのではなかろうか。」とも指摘したが、20日の夜にドル円は112円台半ばから111円台半ばに下落していた。この要因としては、トランプ大統領によるドル高牽制発言が影響との見方もあるが、上記の時事やロイターの記事による影響もあったものとみられる。それでもこの程度の影響でいまのところ収まっているとの見方もできる。ただし、23日の東京時間での動きにも注意する必要がある。

そして、ここにきて毎日数銭しか動いていなかった債券先物が20日のナイトセッションで久しぶりに大きく動いた。ナイトセッションの寄付は150円97銭、高値150円98銭、安値150円41銭、引け値150円49銭となっていた。値幅57銭ということで、ナイトセッションどころかザラ場中でも、これだけ動いたのは今年3月2日の60銭値幅以来となる。このときは黒田日銀総裁の出口発言に過剰反応していた。

一定程度の金利上昇を容認するとなれば、債券先物のある程度の調整は入るはずであり、10年債利回り、つまりの日本の長期金利にも上昇圧力がかかる。ただし、まだ検討するかも、という段階でもあるため、0.11%以上に上昇した際には日銀は指し値オペを実施してくる可能性がある。

いずれにしても

“「8月には何らかの調整を日銀が行ってくる可能性がある。国債やETFなどの買入額の柔軟化、そして長期金利コントロールの柔軟化などが候補となるのではないかと思われる。金融機関の収益など考慮するとマイナス金利政策をまず止めるべきと思われるが、これについてはややハードルは高いのではなかろうか。いずれにしても日銀の英断を期待したいところである。」(下記13日の記事より)”

「日銀は異次元緩和による副作用の軽減策を検討か、日銀の英断を期待したい」(http://agora-web.jp/archives/2033710.html


編集部より:この記事は、久保田博幸氏のブログ「牛さん熊さんブログ」2018年7月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちら(http://bullbear.exblog.jp/)をご覧ください。

久保田 博幸



 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2018年7月23日 18:52:29 : OO6Zlan35k : ScYwLWGZkzE[1005]

以前指摘したように、日銀の政策調整の動きは、既に、始まっていたことで

特に新しい動きではないし、緩和を縮小したからと言って日本の問題が解決するわけではない


それより、日本人も、目先のイベントに右往左往せず、より長期的かつグローバルな視点が必要だろう
(なかなかゼロリスク症候群が多いと難しいだろうが)


 


https://www.bloomberg.co.jp/
日銀、長期金利上昇で指し値オペ−政策調整観測くすぶるとの声も

三浦和美、山中英典
2018年7月23日 10:29 JST 更新日時 2018年7月23日 14:56 JST
• 新発10年国債利回り0.11%、過去設定した金利水準と同じ
• 政策微調整報道を受けた金利上昇を放置できなかったー野村証

The Bank of Japan headquarters in Tokyo, Japan. Photographer: Tomohiro Ohsumi
日本銀行は23日、指定した利回りで金額に制限を設けずに国債を買い入れる指し値オペを5カ月半ぶりに実施した。日銀が副作用の蓄積に対応して金融緩和策に修正を加えるとの報道をきっかけに長期金利が急上昇したことに対応した。一方、来週の金融政策決定会合までは政策調整を巡る観測がくすぶるとの見方が出ており、金利の戻りは鈍い。
  日銀は午前10時10分の金融調節で、固定利回り方式で国債を買い入れる「指し値オペ」を通知した。対象年限は残存期間5年超10年以下で、同オペの実施は2月2日以来。新発10年国債利回りで0.11%と、昨年2月、7月と今年2月に実施された時と同じ水準に設定された。
  日銀金融市場局の担当者は、長期金利の急速な上昇を踏まえ、指し値オペを実施した、とブルームバーグの電話取材に答えた。10年国債金利の操作目標をゼロ%程度とする金融政策運営方針をしっかり実現するよう実施するとあらためて説明した。  
  野村証券の中島武信クオンツ・ストラテジストは、指し値オペ実施について、「副作用対応のための政策微調整に関する報道を受けた金利上昇を放置することはできなかったと思われる。あすは40年債入札が予定されており、一段と金利が上昇した場合は緊急オペができないため、早めに手を打ったとみられる」と述べた。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の351回債利回りは一時0.09%と、日本相互証券が公表した前週末午後3時時点の参照値を6ベーシスポイント(bp)を上回り、2月2日以来の高水準を付けた。日銀オペ通知後には0.065%まで戻したが、午後は0.08%付近で推移。同オペ結果によると、指定された金利水準が市場実勢に達しておらず、金融機関からの応札はなかった。
  ロイター通信が複数の関係者の情報として20日に報じたところによると、日銀は30、31日の日程で開く金融政策決定会合で、利回り目標の柔軟化を検討する可能性がある。また、21日付の朝日新聞朝刊は、日銀が今回の会合では具体的な対応策について結論を出さず、声明文に緩和の副作用に配慮した政策を検討することを示す文言を盛り込む可能性があると報じた。
  岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、日銀は指し値オペ実施で「政策の変更意図はないというところを示した」と指摘。ただ、「あすは40年債入札を控えている上、来週の日銀決定会合を控えて、先行きは政策調整の議論が出てくることは間違いないとの見方も残る」とし、金利の戻りは鈍い状況としている。
  一方、同時に通知された国債買い入れオペでは、残存期間1年以下が500億円、1年超3年以下が2500億円、3年超5年以下が3000億円といずれも前回から据え置かれた。  
(第3、6段落を追加して更新します.)


 


https://jp.reuters.com/ 
外為フォーラムコラム2018年7月23日 / 17:27 / 1時間前更新
コラム:中国には真似できない「米金融帝国」のカラクリ=竹中正治氏
竹中正治 龍谷大学経済学部教授
7 分で読む

[東京 23日] - 米中貿易戦争については、エスカレートすれば世界貿易が縮小し、世界的な景気後退につながるという悲観的なシナリオから、妥協と収束に向かうという楽観的なシナリオまで見解は分かれている。

しかし、関税引き上げ戦争の本質は、資産バブルを巡るゲームと同様に、先にやめた者が負ける一方、誰もが最後までブレーキを踏まずに走り続ければ破滅するというチキンレースであり、どこで止まるかは原理的に予測困難だ。

<米中貿易戦争に2つの異質な要素>

この米中貿易戦争には2つの全く異質な要素が混在している。1つは米国の貿易赤字とは黒字国による米国に対する搾取だと考えているトランプ米大統領の途方もない経済学的な無知である。

もう1つは、知的財産権を盗み、米国を含む先進国の合弁企業に中国への技術供与を強要し、サイバー空間でも産業スパイ活動をしながら、ハイテク産業分野で覇権を握ろうとしている中国の動きを阻止するという要素だ。これには米国の戦略上合理性があり、最近はトランプ政権以上に米連邦議会が、後者の点で対中国強硬姿勢に傾斜しているようだ。

困ったことは、この異なる2つの要素が混在したままトランプ政権では展開されていることだろう。知的財産権の取り扱いについて、環太平洋連携協定(TPP)など多国間の場を利用し、米国が同盟国と連携して中国に対峙すれば、より効果的な「中国包囲網」が可能だと思うのだが、トランプ大統領の貿易問題に関する狂った観念がそれを阻んでいる。

米中関税引き上げ合戦の勝敗は、中国の対米輸出は米国の対中輸出の約4倍であるという米中間の大きな貿易不均衡のゆえに米国有利との見方が優勢のようだ。ただし、完全雇用に近い米国経済の現況を前提にすれば、関税引き上げで貿易赤字が縮小することはあり得ない。その騒々しさにもかかわらず長期的にはいかなる経済的な成果も米国は得られないだろう。

むしろ注視すべきは長期にわたるハイテク分野での米中覇権争いの方だ。この点に関連しては少し前になるが、「米国経済の優位はこの先10年続く」(2015年1月14日付)のコラムでの「イノベーションにおける米国の優位」で述べた内容から私の見解は変わっていない。「この先20年」に延長しても同様だ。そのように考える論拠を1つだけ示しておこう。

今日、アマゾン・ドット・コムやグーグル、フェイスブックなどに代表されるプラットフォーム・ビジネスが人工知能(AI)やクラウド技術を伴って世界を席巻している。中国でも巨大な国内市場規模をベースに同様の企業の台頭が顕著だ。

ところが、中国は国家としてジョージ・オーウェルが小説「1984年」で描いたような監視社会、ビッグブラザー資本主義に向かっている。つまり、中国系プラットフォーム企業を利用することで情報が中国共産党に筒抜けになる体制だ。中国国内であればそれで仕方がないと思うのだろうが、中国外でそのような仕組みを受け入れることは、ユーザーにとっても、その国の政府にとってもあり得ないだろう。そこに限界が生じる。

前置きが長くなったが、今回は世界経済における米国の立ち位置を考える上で、2015年のコラムでは書かなかった米国の経常収支と対外資産・負債が持つ特異な優位性とその日本への含意についてご説明しよう。米国の経常収支と対外資産・負債には通常の国には見られない2つの特異な性質がある。

<対外純負債国なのに所得収支は大幅黒字>

米国の対外資産・負債は、1980年代以降の経常収支赤字の累積の結果、7.8兆ドルの負債超過(対GDP比率で39.3%)(純負債=対外資産27.6兆ドル、対外負債35.4兆ドル)であることはよく知られている(下の掲載図参照)。実際、この拡大する対外純負債の持続可能性の問題は、長年にわたり国際経済学の1つの大きなテーマにもなってきた。

Reuters Graphic
対外純負債の国の所得収支(対外的な配当と利息などの受け取りから支払いを引いた差額)は、通常は対外負債から生じる支払いが対外資産から生じる受け取りより大きくなるので赤字(支払い超過)である。

ところが、米国の所得収支は1980代以降も一貫して黒字(受け取り超過)であり、近年では年間2000億ドル(約22兆円)を超える金額まで黒字が拡大している(2017年2217億ドル)。トランプ政権が問題視する米国の対中国貿易赤字が3752億ドル(2017年通年)であるから、米国が対外純負債であるにもかかわらず獲得している年間2000億ドル余の所得収支黒字の規模がいかに巨額であるか分かるだろう。

では、なぜ7.8兆ドルの対外純負債であるにもかかわらず、そのような巨額の所得収支黒字を米国が得ているのか。この主因は、米国の対外直接投資が海外の対米直接投資よりも高いインカム・リターン(配当や利息などの利回り)を上げているからだ。

米国の対外直接投資の残高は8.9兆ドル、外国の対米直接投資の残高も8.9兆ドル(2017年末)でほぼ拮抗している。ところが、米国の対外直接投資から生じる配当・利息などのインカム・リターンは海外の対米直接投資のそれよりも平均約3%も高く、それが米国の所得収支黒字の主因となっている。なぜ米国の直接投資のインカム・リターンが相対的に高いのかについては、諸説あり定説は固まっていない。

<対外的な巨額キャピタルゲイン>

一国の経常収支(フロー)は毎年累積してその国の対外純資産(あるいは純負債)(ストック)の変化をもたらす。他の条件が変わらなければ、一定期間の経常収支黒字の累積は対外純資産増加に一致し、経常収支赤字の累積は対外純負債の増加に一致する。

先の掲載図が示すように、1980年を起点に米国の経常収支(ほとんど毎年赤字)の累計は2017年末時点で11兆ドルになる。ところが、計測された対外純負債の増加は8.1兆ドルにとどまり、2.9兆ドルもの差額が生じている。

たとえるならば支払利息の支払いも含めて毎年100万円借金を増やして10年経過したのに、借金の残高は1000万円ではなく、700万円にとどまっているということだ。2.9兆ドルもの格差(米国の富)はどこから生じたのだろうか。前述の所得収支の黒字は経常収支に含まれているので、これには別の要因が働いている。

その謎を解く鍵は「他の条件が変わらなければ」という点にある。他の条件とは対外資産と負債の価格(並びにそれをドル価に換算する際のドル相場)の変化である。大きな資産価格の変化を生じるのは直接投資の出資金、並びに対外証券投資の株式投資部分である。これを双方合計で「エクイティ投資残高」と呼ぼう。一方、債券投資も利回りの変化で価格変動が生じるが、償還まで保有すれば定められた利息と額面金額が得られるだけだ。

米国の場合は、対外資産に占めるエクイティ投資残高の比率が、対外負債に占めるそれを大きく上回っている。一方、米国の対外資産に占める債券(デット)投資の比率は低く、逆に対外負債に占める債券の比率は高い。

その結果、対外的なエクイティ投資残高から生じるキャピタルゲイン(資産価格の値上がり益)が、対外負債に生じるキャピタルゲイン(海外投資家が得る評価益、米国にとっては対外負債の増加)を上回っており、それが1980年以降2017年末で2.9兆ドルに達しているのだ。

この米国の純キャピタルゲインは2010年末時点ではさらに大きく、5.3兆ドルにも及んでいたが、その後やや縮小して2017年末では2.9兆ドルとなっている。ただし、この縮小の主因は、2010年以降の米国の株価の上昇(海外投資家の対米資産価値の増加=米国の対外負債の増加)が海外株価の上昇を上回る状態が続いたことを主因としており、そのこと自体が米国経済の相対的な強さの結果であるとも言える。

米国のこのような対外資産・負債構造が、国境を越えた自由な資金移動を前提に成り立っていることにも注目しておこう。米中覇権競争との関連で言えば、このような対外資産・負債構造は、内外の資本移動規制を撤廃すれば莫大な資本流出が起こることが避けられない中国には不可能なものである。

<日本の対外資産・負債の残念な特徴>

翻って日本の対外資産・負債と経常収支の累計はどうなのだろうか。財務省が公表している2017年末時点の日本の対外資産は1012兆円、対外負債は684兆円、純資産額は328兆円で依然として日本は世界最大の対外純資産国である。もちろん、これは1970年代後半以降、日本の経常収支が恒常的な黒字であり、それが累積した結果だ。

では、日本の対外投資ポジションから生じているのはキャピタルゲインか、それともキャピタルロスか。財務省のサイトで開示されている1996年以降2017年までの経常収支黒字の累積額は316兆円である。一方、同期間の対外純資産の増加額は225兆円だ。すなわち、計測された対外純資産増加額は経常収支黒字の累積額を91兆円も下回っており、残念ながらこれは資産負債総額で日本全体にキャピタルロスが生じている(対外資産のキャピタルゲインが対外負債のキャピタルゲインを下回っている)ことを意味している。

その主因は、米国の対外資産負債の構成と日本のそれがちょうど反対の関係になっているからだと考えられる。日本の対外直接投資も金額と対外資産に占める比率の双方で拡大し、2017年末には残高で175兆円、比率で17.3%(1996年は30.6兆円、10.1%)と伸びてきた。しかし、対外資産において政府の外貨準備(主に米国債など)を含め債券投資の比率が高く、逆に対外負債では株式投資の比率が高い構成になっているからだ。

こうした日本の対外投資ポジションの「残念な特徴」は、日本の投資家の行動特性から生じているとも言える。すなわち、日本の投資家は機関投資家も個人投資家も債券などから生じる受取利息の高さに誘引される「直利志向」が強く、株式投資が生み出す長期のキャピタルゲインを加えた総合リターンの意識が低過ぎるのだ。

例えば1980年代前半に生損保など機関投資家は米国債利回りの高さに誘引されてドル債投資を急拡大させた。しかし、金利差は長期的には為替相場の変動で相殺されるという国際金融論の「金利平価原理」が示す通り、その後のドル相場の下落で生じた為替損失で金利差益は吹き飛んでしまった。

近年では2004年頃から2007年まで続いたグローバルソブリンと呼ばれる投資信託による外債投資ブームも、個人投資家の直利志向(並びに「毎月配分型」という見せ掛けの商品設計)にアピールして膨らんだが、2007年後半以降の円高で投資家に莫大な損失を残した。

非合理的な直利志向にとらわれずに、例えば過去10年間(2007年12月から2017年12月)米国株価指数S&P500に連動するファンドに投資していれば、その価格上昇率は円ベースで年率6.1%、過去20年なら年率4.5%である。これに平均2%程度の配当利回りが加わり、総合年率リターンは6%後半から8%になる。1980年までさかのぼるなら、円ベース価格上昇率は6.6%でこれに配当平均利回り2.6%が加わる。ちなみに、年率7%とは10年複利で資産価格が約2倍、20年なら3.9倍になる高リターンである。

さらに米国の景気後退局面では株価指数は間違いなく下落し、回復期には期待に違わず上がってくれるので、不況期に少し買い増しさえすれば、長期の年率リターンが10%を超えることも容易だ。にもかかわらず多くの日本の投資家が、長期的には為替相場の変動で円金利利回りと同じ低リターンに収束する高金利外債投資という無駄な投資を繰り返してきたのだ。 

2008年のリーマン・ショック時の米国株価暴落は絶好の米国株投資チャンスだった。私が著書「ラーメン屋vs.マクドナルド」)で「日本の個人投資家層も万羽のミニハゲタカとなってよろめく巨象、米国の金融資本市場をついばもう」と書いたのは2008年9月だ。

ところが、残念なことに世間に出回る「米国金融資本主義凋落論」などに幻惑されて、米国株式投資に動いた日本の個人投資家はわずかだったはずだ。次の米国景気後退局面では、日本から万羽のミニハゲタカが米国資本市場の空に舞うことを願っている。

竹中正治氏(写真は筆者提供)
*竹中正治氏は龍谷大学経済学部教授。1979年東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行、為替資金部次長、調査部次長、ワシントンDC駐在員事務所長、国際通貨研究所チーフエコノミストを経て、2009年4月より現職。経済学博士(京都大学)。最新著作「稼ぐ経済学〜黄金の波に乗る知の技法」(光文社、2013年5月)。その他の著書に「ラーメン屋vs.マクドナルド―エコノミストが読み解く日米の深層」(新潮社、2008年9月)


 


2. 2018年7月23日 23:03:38 : jXbiWWJBCA : zikAgAsyVVk[1235]

ビジネス2018年7月23日 / 19:41 / 3時間前更新
焦点:日銀緩和策、作用と副作用 相場調整もファインチューニング内
3 分で読む

[東京 23日 ロイター] - 日銀が金融政策を見直す可能性が浮上している。副作用を減らし持続可能性を高める方向とされるが、副作用を完全に消そうとすれば、円安・株高といった「作用」まで失いかねないジレンマが今の政策にはある。政策の枠組みを変えるようなレジームチェンジに至るのでなければ、相場調整もファインチューニングの範囲となりそうだ。

<やめられないETF買い>

見直しの対象になるとみられている政策の一つが、日銀によるETF(上場投資信託)買いだ。225銘柄に購入対象が限られる日経平均型ETFを採用していることで、一部の銘柄が「品薄株」になっているとの批判が出ている。

市場ではロイターの21日の報道などを受けて、日経平均型が廃止されTOPIX型に一本化されるのではないかとの思惑が浮上。23日の東京株式市場では、ファーストリテイリング(9983.T)など値がさ株が軒並み安くなった。加重平均型の日経平均型ETFでは、株価が高い銘柄が買われやすいためだ。

ニッセイ基礎研究所チーフ株式ストラテジスト、井出真吾氏の試算によると、ファーストリテイリングの日銀の間接保有分を固定株とみなした場合の「実質浮動株」は、6月末で2.2%。日経平均型を併存させる現在の方法では、あと数カ月で実質浮動株はゼロになる見通しだが、TOPIX型に一本化すれば1年後も1.9%とわずかな低下にとどまるという。

しかし、日銀のETF買いが続く限り、市場の浮動株が少なくなっていくことには変わりはない。副作用を完全になくそうと思えば、世界でも異例である中央銀行による株式購入をやめる必要があるが、やめれば株価へのマイナスインパクトは相当に大きい。今の日本株の買い筆頭は日銀だ。

「秋の自民党総裁選を控える中、(日銀は)ETF買いを止めたり、買い入れ額目標の年間6兆円を引き下げたりすることはできないだろう」と井出氏はみる。

<金利上昇は両刃の剣>

23日の市場では、銀行株が軒並み上昇するなど、長期金利目標の引き上げに対する思惑も強まった。現在ゼロ%となっている目標を引き上げ、金融機関の利ザヤを改善させて副作用を緩和させるのではないかという期待だ。

しかし、わずかな金利上昇では金融機関の収益が劇的に改善するのは難しい。10年ゾーンの金利が0.2%に上がったとしても、単純計算で年間のインカムゲインは1兆円投資して20億円、5兆円でも100億円だ。

また、厳しい貸出競争や企業の資金過剰という環境の中では、長期金利の引き上げは貸出金利の上昇にも結び付きにくい。23日のユーロ円東京銀行間取引金利(TIBOR)は、ほぼ変わらずだった。

とはいえ、副作用をなくすために利ザヤを大きく改善させるのも難しい。円高・株安リスクが高まることに加え、輸入物価下落を通じてデフレ圧力も増す。景気にも圧迫要因だ。国の利払い費も膨らむ。日本経済にとって金利上昇は、両刃の剣だ。

マネックス証券チーフ・アナリストの大槻奈那氏は「わずかな金利上昇では金融機関の窮状を変えることはできない。イールドカーブ・コントロールの操作目標を10年から5年にするなど、金融引き締めと受け止められない方法を模索すべき」と指摘する。

<盛り上がり乏しい市場>

23日の東京市場は、週末の日銀観測報道を受けて動いたが、あくまで現行の金融政策がもたらす副作用を修正する程度の動きにとどまった。

値がさ株の下落で日経平均.N225が1.33%の急落。一方、銀行株の上昇に支えられTOPIX.TOPXは0.36%安。この結果、19年ぶりの高水準となっていたNT倍率.NTIDXも急低下。市場の「ゆがみ」はある程度、解消される方向になっている。

しかし、市場に盛り上がりは乏しい。東証1部売買代金は約2.1兆円と薄商い。日銀政策調整の可能性も「ネタがない一部の投資家だけが、材料に使っている程度」(外資系証券)という。

ドル/円JPY=EBSも一時111円を割り込み2週間ぶり安値を付けたものの、トランプ米大統領によるドル高けん制発言の影響が大きいとみられている。

円高/株安がさほど進まないのは日銀にとって朗報ではあるが、裏を返せば「それほど大胆な政策見直しはできない」(クレディ・スイス証券・株式本部長の牧野淳氏)と市場がみている証左でもある。

政策の微調整によって持続可能性を高めたとしても、需給的な思惑だけが高まるだけで、物価や経済に対する市場の見方はほぼ変わらない。市場を覆う空虚なムードも、また残ることになりそうだ。

Fast Retailing Co Ltd
49900.0
9983.TTOKYO STOCK EXCHANGE
-3,030.00(-5.72%)
9983.T
9983.T.N225.TOPX
伊賀大記 編集:田巻一彦



ネット通販にシェアが追い打ち 上がらぬ物価を探る
2018/7/23 17:49日本経済新聞 電子版
 日銀が上がらない物価に戸惑っている。今年は賃上げが消費を押し上げると思われたが、6月までの物価は年初よりも伸びが鈍った。家計の節約志向だけでは説明が難しい。消費の現場ではネットビジネスが価格競争を強め、増える外国人労働者や省力化投資が賃金の伸びを抑える。物価統計が主に大衆品を対象にする問題もある。上がらない物価の要因を探る。

ラクサス・テクノロジーズのサービスは約60種のブランドバックが月額約7000円で使える

 100万点以上の商品が掲示される通販サイト「価格ドットコム」では、商品の価格が秒単位で変わる。サイトを通じ家電などを売るディーライズ(東京・台東)は自動のシステムで、自社商品が最安値になるように提示価格を1円単位で下げている。「大事なのは安いことだ」。販売企画部の宮川裕之氏はこう言いきる。

 LINEは今年秋に、実店舗とネット通販の商品価格をスマートフォン(スマホ)で一覧して比べられるサービスを始める。最近は型落ちセールなどのある店頭の商品が、配送料の上がったネットの商品より安いこともある。ネットとリアルの垣根が崩れ、価格競争はさらに強まる。

 米アマゾン・ドット・コムによるネット通販が物価を下げる力は「アマゾン・エフェクト」として注目されている。日銀によると日本ではネットの販売価格は実店舗に比べ平均で13%安く、エネルギーと生鮮食品を除く物価を最大で0.2ポイント押し下げている。

 6月の消費者物価は生鮮食品を除くベースで前年比0.8%上がった。非耐久消費財は1.8%の値上がりで、日銀が目標とする2%に近い。それでも2月の1.0%から鈍った原因の一つは、ネット販売が多い耐久消費財が1.0%値下がりしたことにある。

 さらに物価を下押しする可能性を秘めるのが、シェアビジネスだ。

 アパホテルの宿泊料が下がってきている。2〜3年前には1泊3万円を超えることもあったが、今は7千円程度で泊まれることも。アパグループの元谷外志雄代表は「2〜3年前の料金は今となっては夢」と語る。背景にあるのが民泊との競争だ。総務省によると、17年は平日のホテル宿泊料が前年比3%下がった。

 ラクサス・テクノロジーズ(広島市)はエルメスやシャネルといった60種類近くのブランドバッグが、月額約7000円で使えるサービスを提供する。価格は平均30万円以上だが、シェアすれば買わずにすむ。会員数は25万人を超えた。同社の児玉昇司社長は「高い商品を安く使えるのが人気」と話す。シェアビジネスは資産の稼働率を上げ、商品の需給を緩める。

 「中央銀行の手が及ばない構造要因」。6月20日、各国の中銀首脳がポルトガルに集まった会合で、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁はグローバル化とネット通販などをこう評した。デジタル経済と物価の関係は、欧米の中銀でも解きほぐせていない。

 「金融緩和を続けても賃金と物価の伸びが弱いメカニズムはまだクリアではない」。同じ会合で、日銀の黒田東彦総裁も正直な思いを吐露した。日銀は7月30〜31日の金融政策決定会合で、物価の動きを改めて点検する。

日銀、異例の「指し値オペ」 緩和修正観測で揺れる市場
経済部 後藤達也
2018/7/23 12:15日本経済新聞 電子版
 金融市場が「日銀が金融緩和を柔軟化させる」との報道に揺れている。0%程度としてきた長期金利の誘導目標が将来修正されるとの観測で、23日に長期金利が急上昇。日銀はすかさず「指し値オペ」と呼ばれる異例の対応で金利を押さえ込み、金利は乱高下している。

 23日の債券市場は朝から売り注文が膨らみ、新発10年物国債は0.09%と先週末より0.06%上昇した。金利がほとんど動かなかった最近では珍しい上昇幅だ。市場は金融政策は当面変わらないと決め込んでいたが、20日夜に「日銀が長期金利の誘導目標の柔軟化を検討する」と一部で報じられ、一気に動意付いた。

 そうしたなかで日銀は23日午前、0.11%の固定金利で国債を買う「指し値オペ」を通知した。実際取引されている金利(0.0%台後半)より金利が高い(価格は安い)が、これ以上金利が急上昇させないよう日銀は強い姿勢を示したことになる。通知直後には金利は一転し0.065%に低下した。

 オペの運営は金融市場局に一任されているが、金融政策も絡む重要な局面では政策委員や理事などの意向も影響している可能性が高い。金利上昇に一定のけん制を示したととらえることもできる。

 日銀は30〜31日の金融政策決定会合で物価が上がりにくい背景を集中的に点検する。緩和の一段の長期化は避けられない見通しで、緩和の副作用にも配慮し、いかに緩和の持続性を保つか議論される見通しだ。ただ拙速に緩和の調整に動くと、日銀の2%目標への姿勢が揺らいだと見なされ、円高・株安を招く恐れもある。

 日銀の黒田東彦総裁は出張先のアルゼンチンで「どういう根拠があって報道しているのか、まったく知らない」と距離を置いた。事務方も対応策を慎重に模索している段階で、黒田総裁が24日に帰国してから検討が本格化する。

 市場は日銀の政策調整をどこまで織り込むべきか悩んでいる。大手証券のある国債トレーダーは「市場は予見していなかった分、7月に急に政策調整すると波紋が大きく、あっても数カ月後ではないか」と読む。

 23日の東京市場では長期金利の上昇で円高や株安も進んだ。「観測であれ円高が進めば物価上昇が遠のき、巡り巡って緩和が修正しづらくなる」(外資系証券)との声もある。

逆風強まる日銀金融政策
シェアする0ツイートする0 2018年07月23日
5か月半ぶりの指値オペ

日本銀行の金融政策に、俄かに逆風が強まってきた。7月23日には、操作目標としている国債10年利回りが0.09%と、日本銀行が事実上の上限としている0.1%に接近したことを受けて、10年国債を0.11%で無制限に買入れる「指値オペ」を実施したのである。指値オペが実施されたのは、日本銀行の政策正常化期待や米国長期金利上昇を受けて、国内長期金利の上昇傾向が強まった今年2月2日以来、5か月半ぶりのことである。また指値の水準は、2017年2月、7月、今回と3回連続で0.11%となり、0.1%という事実上の上限を守る日本銀行の姿勢がアピールされた。


副作用に対応した政策変更の観測が浮上

週明け後、10年国債利回りが先週末から6bp(ベーシスポイント)程度と大きく上昇したのは、週末に相次いだ幾つかの報道の影響である。ある報道では、次回7月30、31日の金融政策決定会合で、日本銀行が現在のイールドカーブ・コントロールを修正して長期金利の目標を柔軟化する、つまり事実上の変動許容幅を拡大する可能性が指摘された。

また別の報道では、次回会合では政策の変更は実施しないが、声明文に副作用に配慮した政策の検討を示す文言を入れる、との観測が示された。こうした報道を受けて、10年利回りを上昇させるような措置が近く講じられるのではないか、という観測が市場で俄かに広がったのである。


深刻化する国債市場の流動性・機能低下

さらにこのような政策変更の観測が浮上してきた背景には、国債市場の流動性低下、機能低下が深刻になっていることがある。6月に入ってからは、10年国債の業者間取引が成立しない日が多発したのである。こうした流動性低下は、日本銀行が大量の長期国債を買入れ続けていることによってもたらされている。そこで6月には、日本銀行は長期国債買入れ額を一段と低下させるオペレーションを見せた。

しかし長期国債、とりわけ指標となる新発10年国債の流動性低下は、日本銀行の国債買入れ策によって引き起こされていると同時に、10年利回りを0%程度に維持するという、イールドカーブ・コントロールによっても促されているのである。このもとで価格変動が小さい状況が続くなか、金融機関が10年国債を売買するインセンティブは着実に低下していった。さらに銀行、証券会社では国債取引の担当者は大幅に削減されている。これは、市場機能の大幅な低下を意味するだろう。流動性が低下し、市場機能が低下したもとでは、国債市場は外部からのショックに非常に脆弱になってしまう。海外金利が大きく変動するなどのショックが生じれば、流動性が極度に低下したもとでは、国債市場の利回りが急速に変動幅(ボラティリティ)を高めてしまう可能性がある。これは金融市場全体の安定性に大きな打撃を与えてしまうだろう。

日本銀行がこうした国債市場の流動性問題に配慮して、今まで続けてきた長期国債買入れペースの減額、いわゆるステルス・テーパリングに加えて、イールドカーブ・コントロールの修正に動くとの観測が強まってきたのである。


10年金利目標の柔軟化は難しいか

ただし一部で報道されているように、10年国債利回りの変動レンジを、現在の上下10bpずつから、20bpずつなどへと柔軟化する可能性は低いのではないか。長期金利の上昇を無理やり抑え込んでいる現状のもとでは、海外金利が上昇する際や日本銀行の金融政策正常化期待が高まる際には、10年国債利回りは一気に引き上げられた上限まで高まってしまうだろう。その結果、そうした変更は、流動性を多少高めることには貢献しても、イールドカーブ・コントロールの持続性を高めることには貢献しないからである。

筆者は多くの問題を抱えるイールドカーブ・コントロールは廃止すべきと考えているが、廃止に至るまでの移行措置としては、目標値を10年から5年に移すのが妥当であり、メリットが大きいものと引き続き考えている。


「正常化」ではなく「調整」

日本銀行が仮にイールドカーブ・コントロールの枠組みを修正する場合でも、それは「正常化」ではないことを強調するはずである。物価上昇率が下振れるなかで正常化策を採用すれば、それは2%の物価目標の達成を目指す姿勢と整合的でなくなってしまう。その場合に用いる言葉を日本銀行はかなり以前から準備している。それは「調整」である。さらに、副作用への対応としてこの「調整」を実施するといった後ろ向きの説明ではなく、もっと前向きな説明を準備するのではないか。

日本銀行はかつて強く批判された「サプライズ戦略」は封印している。従って、次回会合でいきなりイールドカーブ・コントロールの修正を発表する可能性は限られるだろう。しかし「正常化」ではなく「調整」と説明することで、2%の物価目標との非整合性を回避するのであれば、そうした決定は物価情勢には左右されず、ある意味いつでも実施可能の状態にある。


「調整」はいつでも実施され得る

筆者は国債市場の流動性・機能低下への配慮に加えて、イールドカーブ・コントロールの持続性、安定性への配慮が、日本銀行がイールドカーブ・コントロールの枠組みを修正する、大きな誘因になるのではないかと考えている。この観点からは、米国を中心とする海外長期金利の変動がそのきっかけになるのではないか。

サプライズ戦略は封印したと言っても、比較的短い周知期間で日本銀行がこうした事実上の政策変更を行う可能性は常にあるものと考えておくべきだろう。

シェアする0ツイートする0
Writer’s Profile

木内登英Takahide Kiuchi
金融ITイノベーション事業本部
エグゼクティブ・エコノミスト
専門:内外経済・金融

研究員プロフィール

この執筆者の他の記事
2018年07月23日研究員の時事解説洗濯機にみる米国保護貿易のブーメラン効果
2018年07月18日研究員の時事解説米中貿易戦争が中国金融リスクの引き金に
2018年07月17日研究員の時事解説中国が市場開放を急速に進め始めた
2018年07月13日研究員の時事解説ワシントンDCで現金受取りを義務付ける法案
2018年07月11日研究員の時事解説米中貿易戦争の拡大は米消費者にも被害が及ぶ段階に
木内登英の他の記事一覧
このページを見た人はこんなページも見ています
2018年07月06日研究員の時事解説米中関税報復合戦始まる:中国対抗策の選択肢
2018年06月26日研究員の時事解説対米貿易紛争下での中国社債市場の環境悪化
2018年07月13日研究員の時事解説ワシントンDCで現金受取りを義務付ける法案
2018年07月09日研究員の時事解説シリコンバレーでの米中の熾烈な争い
2018年07月11日研究員の時事解説米中貿易戦争の拡大は米消費者にも被害が及ぶ段階に


▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民127掲示板 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民127掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
経世済民127掲示板  
次へ