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カルロス・ゴーン事件 (France 2、2019年1月17日放送)
http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/738.html
投稿者 晴れ間 日時 2019 年 1 月 26 日 20:16:25: FhUYgDFvAt2/E kLCC6orU
 

カルロス・ゴーン事件 (France 2、2019年1月17日放送)


フランスの国営テレビ局 France 2 が「カルロス・ゴーン事件」についての特集番組を放映した。事件の背景をカルロス・ゴーンの人格と人生に沿って追い、分析している。

YouTube にもアップされているので、ここでリンクを貼る。
France 2というのは、日本で言えばNHK のようなテレビ局。最近ではマクロン政権とEU金融独裁体制に忖度したような放送ばかりしているので、信頼度は英国のBBC程度か。
ただ、この番組の編集は、各方面への取材も含めて。手堅く行われていると思う。
YouTube動画のコメント欄も参考にされたい。

内容の翻訳や日本語による紹介は付けない。画面右下にある歯車マークを使って、まず、[字幕] で [フランス語(自動生成)]を出し、
次に、[自動翻訳] で好みの言語を選べばよいと思う。(日本語では読めたものではないので、英語に訳すのがいいだう。)
機械による文字起こしと翻訳なので、正確なものは無理。ぼんやりとわかればよいという程度だろう。

https://www.youtube.com/watch?v=VKtJjqq4cFo
Complément d'enquête. L'affaire Carlos Ghosn - 17 janvier 2019 (France 2)

 

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コメント
1. 晴れ間[1421] kLCC6orU 2019年1月27日 20:45:37 : xni5yVaf3k : Fxfse0RTtHo[546] 報告
「カルロス・ゴーン事件」についての番組(france 2) から見える、日仏での問題の受け取り方の相違に関して。

(1) 番組では、日本の司法制度に関する言及は殆どない。軽く触れる程度である。(取り調べや勾留の仕方について、それをゴーン事件の主テーマや弾劾材料にはしていない。「人質司法」などという感情的な見解は見られない。そもそもフランスの予審裁判制度の下では、起訴前に(最長4年以上の)長期勾留が認められている。日本のゴーン擁護派の方こそ、問題の捉え方が主観的で「異常」なのである。)

(2) 批判され。浮き彫りにされているのは、ゴーンの「強欲ぶり」である。ゴーン事件の特徴として、フランスではゴーンの擁護者は殆ど(誰一人と言ってよいほど) いないことが挙げられる。フランスでも、ゴーンの高額報酬は批判の的であった。(ゴーンはだからこそ、付け込みやすい日本を自分の強欲の対象にしたのかもしれない。)
さらに、周囲の「敵意」に囲まれていたゴーンは、常に自分の身辺警護に気を配っていただけでなく、結局、自分以外の誰も信用していなかった。(他者に敵対的な)強欲の故に皆から批判され怖れられ、逆に自分も周りを誰一人信用しないという、相互の関係である。

(3) 世論的に、ゴーンへの批判が決定的になるのは、あれだけの高額報酬をルノーや日産からもらいながら、フランスでは税金を払っていなかったことが判明してからである。オランダの子会社を介した不明朗報酬の支払いは、労働組合により指摘された。フランスでの「税逃れ」は、左派経の新聞に暴露された。
労働組合の役員はまた、ゴーン支配下のルノーでの雇用の不安定さを指摘している。(番組では、ゴーンが日産で行った2万人以上の馘首についても触れている。) 解雇を「手柄」と称賛する姿勢はない。

(4) ゴーンは日本の日産だけでなく、フランスでも周りから怖れられていたようである。それが「批判を受け付けない」ことに繋がった。
別のテレビ局(france 5) の番組では、日本の日産社内で批判や「意見」をする者が誰一人いなかったことについて、ゴーンは「ショーグン」だったから、と説明していた。この番組では「タイクーン(大君)」という言葉が使われている。フランスでもゴーンは「タイクーン」だったのである。
(※なお、日本のゴーン擁護派は、この「ショーグン」ないし「タイクーン」の、最後の御家来衆または残党であろう。「強欲資本主義と新自由主義」を無条件に支持しながら、頭と心は封建思想の塊なのである。)

(5) フランス政府のあいまいな態度については、ゴーンを切れば日産との関係を繋ぐ者がいなくなることへの怖れがあったようだ。また、ルノー(とフランス政府)にとっては、日産は「乳牛」になっていた。いつでもふんだんに乳を搾り取ることのとできる乳牛である。それを手放したくないから、ゴーンを即座に切れなかった。

(6) この番組では、フランスが日産をルノーと完全統合させて、日産をフランス政府(経済財務省) の支配下に置く意図については、語られていない。そもそもそういう事実がないのか、それともマクロン政権に「忖度」して、番組が触れていないのかについては不明である。(マクロンの「常軌を逸した干渉」に鑑みれば、忖度の可能性は排除できないが。)
ただ、ゴーンの強欲が、日産にとっては「我慢の限界」を超えていたことについては、番組でも理解されている。

(7) ゴーンは「創業家の社長」ではない。ただの「雇われ社長」である。日産もルノーも、ゴーンが自分で投資して創った会社ではない。(つまり、日産もルノーもゴーンを捨ててよい、という論理になる。)
「引き際」を誤り、私欲に溺れた男の末路である。

2. 2019年1月28日 12:10:29 : abn4ghevQs : 6aKqbN5YwJo[134] 報告
品格がない、レバノン、ブラジル気質の金だけ信用できる男なのだろう。

一文無しにあり、放り出され場良いのでないか?

シッカリ税金だけは支払わせないと、我慢の限界 が日本、フランスで起こるぞ!

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