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朝鮮半島和解ムードにも「ひとりMD強化する安倍」
http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/360.html
投稿者 stix 日時 2018 年 6 月 28 日 21:17:58: CWDPek5e8lCZQ c3RpeA
 

神奈川県の横須賀港に停泊している日本のイージス艦きりしま

昨年、北朝鮮核威嚇の時 
「イージス・アショア」導入などMD強化 
今年に入って日本の地方自治体は 
「情勢変わった」とMD配備に反対 
日本政府「北朝鮮の安保脅威は変わらず」事業強行方針 
「政策の裏にはトランプ通商圧迫が作用」解釈も

歴史的な朝米首脳会談で北朝鮮の安保脅威が顕著に減ったにもかかわらず、日本政府は「ひとりで」ミサイル防衛(MD)網の強化に出ている。日本国内でも莫大な金をかけてむだな事業を展開する必要があるのかという指摘が出ている。

 朝日新聞は23日付で、小野寺五典防衛相が前日「イージス・アショア(ashore)」の配備が予定された山口県と秋田県を訪問し、地方自治体の協調を求めたが、「配備は納得し難い」という冷静な反応に直面したと伝えた。今年に入り、朝鮮半島情勢が「和解の流れに進んでいて、地方自治体の反発が大きいのに、安倍政権はMD網の強化に没頭している」ためだ。

 イージス・アショアは海上の盾と呼ばれるイージス艦に装着された弾道ミサイル迎撃システムを陸地に移設するものだ。これまで日本は、北朝鮮が自国に向けて弾道ミサイルを撃つ場合、1次(中間段階)ではイージス艦に装着されたSM-3ミサイルで、2次(最終段階)では地上に配備されたパトリオット(PAC)-3ミサイルで迎撃するという“二重防御膜”を構築していた。しかし昨年、北朝鮮の核・ミサイルの脅威が高まると、在韓米軍が韓国の星州(ソンジュ)に配備したTHAAD(高高度防衛ミサイル)、またはイージス・アショアを配備して“三重防御膜”を構築する案を推進してきた。結局、日本政府は昨年12月「北朝鮮の核・ミサイル開発は日本の安全にとって一層重大で急迫した脅威になっている」として「新しい弾道ミサイル防衛システムとして『陸上配備型イージスシステム』(イージス・アショア)2基を導入する」との決定を下した。これに伴い、日本政府は2023年までに山口県萩市の陸上自衛隊むつみ演習場と秋田県秋田市の新屋演習場にイージス・アショアシステムをそれぞれ1基ずつ設置することにした。1基を設置するには砲台(1千億円)と迎撃ミサイルSM-3ブロック2A(150億円)の購入費用を合わせて約1兆2千億ウォン(約1200億円)程度かかる。

 しかし、今年に入って朝鮮半島を取り巻く情勢が急変した。2月の平昌(ピョンチャン)冬季五輪を契機に南北対話に乗り出した金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長は、4月20日に核とミサイル発射実験を凍結すると明らかにし、4・27南北首脳会談と6・12朝米首脳会談を通じて朝鮮半島の「完全な非核化」を約束した。菅義偉官房長官も22日「日本にいつミサイルが飛んでくるかわからない状況は明確になくなった」として、「北朝鮮のミサイル発射に備えて実施してきた避難訓練を当分中止する」と発表した。

 しかし、小野寺防衛相は「北朝鮮は現在日本に届く数百発の弾道ミサイルを配備している。北朝鮮の脅威は一つも変わっていない」として、MD強化の正当性を強調した。これに対して村岡嗣政・山口県知事は「北朝鮮情勢は変わった。納得できる説明をしてほしい」と要求し、佐竹敬久・秋田県知事も「当初は北朝鮮と緊張関係があったので快く協力した。深く検討せずに(予定地を)選定したのではないか」として不満を述べた。そのうえ、秋田県の配備予定地周辺には民家や学校があり、“星州事態”のような大規模反対運動が起きる可能性もある。

 こうした批判にもかかわらず、日本政府は配備を強行する方針だ。安倍晋三首相は18日、参議院決算委員会で「イージス・アショアの配備は、抑止力の向上につながる。国民を守るために必ず必要な防衛力は着実に強化して行く」と話した。日本政府がこうした態度を取るのは、日本に兵器の購入を強要するドナルド・トランプ大統領の“通商圧力”のためではないかという分析もある。

キル・ユンヒョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/international/japan/850400.html
韓国語原文入力:2018-06-24 17:28
訳J.S


 

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コメント
 
1. 2018年6月29日 10:09:02 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-1663]
2018年6月29日(金)

「米朝首脳会談の歴史的意義、今後の展望を語る」

志位インタビューへ反響相次ぐ

「未来が見えてくる」

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-06-29/2018062903_01_1.jpg

 日本共産党の志位和夫委員長のインタビュー「米朝首脳会談の歴史的意義、今後の展望を語る」(本紙24日付)について、赤旗編集局には「よ〜くじっくり読んでみると、何とまあ気持ちが晴れ晴れすることでしょう!」「忖度(そんたく)したり評論したり、傍観しているのではなく、平和を求める民衆の一人になりたい」などの投書が相次いでいます。


**


 長崎県の医師の哲翁昭邦さん(88)は「三つの点で強く感銘を受けました」とし、米朝首脳会談について「『平和のプロセス』というところに歴史的意義があると評価した」と強調。日本や米国での評価が決して高くない中、「会談の意義は両国の過去のいきさつや両首脳の人格評価をはるかに超えたものがありました」としました。

 志位氏が平和の激動をつくりだした根本の力は「戦争に反対し、平和を願う各国の民衆の力だ」としたことについて、哲翁さんは「韓国キャンドル革命の中に流れる平和への渇望」が文(ムン)在寅(ジェイン)韓国大統領を動かし、トランプ米大統領は「民衆の平和への欲求」を感じたのではないかと指摘。「三つめは今日の『世界の構造変化』のもとでは『すべて悪い』と頭から決め付けない」ことだとし、米国政権を「複眼」でとらえる共産党の態度は、「国際政治のみならず、国内政治においても必要なこと」としました。


**


 「一気に読みました」という大阪府の大和峯二さん(74)は「印象に残ったことは、日本共産党綱領の正しさであり、情勢に応じて発展させて私たちに闘う方向を指し示してくれていること」だと強調。志位氏が綱領での帝国主義論の発展について語り、共産党は平和と戦争の力関係の変化の中で、米国がいつでもどこでも帝国主義的行動をとれなくなり、軍事的覇権主義の行動とともに外交交渉の動きのあらわれを分析してきたと述べたことについて、大和さんは、「日本共産党の『対話によって解決する』という方針の正しさがみごとに示されました」と記しました。

 また、「戦争に反対し、平和を願う各国の民衆の力」については、大和さんは、「この中で日本共産党もこの変化に貢献しているという発言に共感します。対話による平和的解決をはかれと勇気をもって訴え抜いた党として脳裏に深く刻んでいます」と述べました。

 ツイッター上では「共産党の真骨頂ここにあり」「未来が見えてくる必読のインタビュー」「ご一読あれ。政府のゆがみだけでなく、マスコミのゆがみもわかる」などの感想が出されました。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-06-29/2018062903_01_1.html

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2. 2018年6月30日 11:49:57 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-1640]
2018年6月30日(土)

朝鮮半島非核化へ議論

済州フォーラム 笠井氏が発言

 「済州(チェジュ)・フォーラム2018 平和と繁栄めざして」が26日から28日まで韓国・済州島で開かれ、朝鮮半島の非核化と平和体制の確立へ活発な意見交換の場となりました。日韓議員連盟から額賀福志郎会長ら8議員が出席。日本共産党の笠井亮衆院議員(同議連幹事・法的地位副委員長)が27日の「日韓共同宣言20周年・特別セッション」で日本側3人の登壇者の一人として発言しました。

 笠井氏は、平和のプロセスの始まりとなった歴史的な米朝、南北首脳会談を歓迎。日本共産党が非核化と平和体制の構築を一体的・段階的に進めることを関係国に呼びかけてきたことに触れ、「今回の合意によって、戦争と核戦争の脅威から抜け出す扉を開いた」とし、関係国と国際社会、世論と運動の強化を呼びかけました。

 その上で、1998年の「小渕・金大中(キム・デジュン)パートナーシップ宣言」が「今日の平和プロセスの大きな基礎になっている」と指摘。同宣言が対話を通じたより建設的な姿勢が重要と述べ、両国間で日本が初めて植民地支配への「痛切な反省とお詫(わ)び」を表明した今日的意義を強調しました。

 笠井氏は「日本政府は、いまからでも平和プロセスを促進する立場にたち、北東アジアの平和体制づくりの大きな構想を持ち、『日朝平壌宣言』に基づく諸懸案の包括的解決へ本腰を入れた日朝対話を追求するよう求めている」と結びました。地元メディアもここに注目して報道しました。

 同フォーラムには、韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相、潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長、福田康夫元首相ら、韓国や世界各国から600人が出席。笠井氏は、半年ぶりに再会した李洛淵首相ともあいさつを交わしました。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-06-30/2018063002_04_1.html

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