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ジャマル・カショーギ行方不明事件でトルコへ矛先を向けさせる動き(その2)(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/290.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 10 月 17 日 01:33:25: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

ジャマル・カショーギ行方不明事件でトルコへ矛先を向けさせる動き(その2)
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201810160000/
2018.10.16 櫻井ジャーナル


 2017年の粛清ではネオコンと結びついたサウジアラビアのCIA人脈が排除され、ビン・サルマン体制とCIAとの関係は悪くなった可能性が高い。ビン・サルマンが後ろ盾にしていたのはドナルド・トランプやイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相。シオニストという点では同じだが、ライバル関係にもある。しかも、ビン・サルマンはことにし入ってからトランプを刺激するようなこともしている。ロシアからS-400を買う動きを見せていたのだ。このビン・サルマン体制を倒すため、ジャマル・カショーギはネオコンの意向を受け、サウジアラビアでカラー革命を目論んでいたとする情報もある。

 トランプはビン・サルマン皇太子に対してアメリカ製の武器/兵器を買うように求めているが、その一方でネオコンの宣伝機関と化しているアメリカの有力メディアはフェトフッラー・ギュレンの誘拐計画なるものを再び宣伝し始めた。

 誘拐を計画したとされているマイケル・フリンは2012年7月から14年8月までアメリカ軍の情報機関DIAの局長を務め、トランプ大統領が最初に国家安全補佐官に選んだ人物。

 フリンが長官になって間もない​2012年8月、DIAはバラク・オバマ政権に対し、シリアで政府軍と戦っている武装勢力の主力はサラフィ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団のAQI(DIAはアル・ヌスラと実態は同じだとしている​が、これは正しい)であり、オバマ政権が主張するところの「穏健派」は事実上、存在しないとしていた。

 この報告書でDIAはオバマ政権の「穏健派」を支援するという政策はシリアの東部(ハサカやデリゾール)にサラフィ主義者の支配国が作られる可能性があるとも警告していた。この警告は2014年にダーイッシュ(IS、ISIS、ISIL、イスラム国とも表記)という形で現実になった。この年の8月にフリンはDIA局長を解任されている。

 本ブログでは繰り返し書いてきたが、1997年5月から2001年6月までイギリスの外務大臣を務めた故ロビン・クックが05年7月に指摘したように、​アル・カイダはCIAが訓練した「ムジャヒディン」のコンピュータ・ファイル​にすぎない。アル・カイダはアラビア語でベースを意味するが、「データベース」の訳語として使われている。ちなみに、この指摘をした翌月、クックは保養先のスコットランドで心臓発作に襲われ、59歳で急死した。

 アメリカ、イスラエル、サウジアラビアの3国同盟、イギリス、フランスのサイクス・ピコ協定コンビ、オスマン帝国の再興を夢想していたトルコ、パイプラインの建設でシリアともめていたカタールなどが2011年春にリビアやシリアで体制転覆作戦を始めた。そこで使われたのがムスリム同胞団やサラフィ主義者だ。

 この作戦は「アラブの春」と呼ばれているが、その基盤はオバマ大統領が2010年8月に出したPSD-11。ムスリム同胞団を中心にした蜂起で体制を倒すというもので、アル・カイダ系武装集団とNATO軍が連携していたことが判明している。シリアでの戦闘も構造は同じで、「内戦」と呼ぶことは正しくない。

 この作戦はシリアでの戦闘が長引くにつれ、トルコでは国内経済が悪化して耐えられなくなる。アメリカなどを後ろ盾とするダーイッシュが勢力を拡大、オバマ政権が国防長官と統合参謀本部議長を交代させて戦争体制を整えた直後、シリア政府の要請を受けてロシア軍が2015年9月30日に介入、戦況は一変する。

 それを受け、同年11月24日にトルコ軍のF-16がロシア軍のSu-24を待ち伏せ攻撃で撃墜したが、撃墜の当日から翌日にかけてポール・セルバ米統合参謀本部副議長がトルコのアンカラを訪問していたこともあり、黒幕はアメリカ政府だと見られている。

 ところが、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は2016年6月下旬にロシア政府へ謝罪、7月13日にトルコ首相はシリアとの関係正常化を望んでいることを示唆した。トルコで武装蜂起があったのはその直後、7月15日のことだった。

 この蜂起は事前にロシア政府から警告があったこともあり、短時間で鎮圧されたが、エルドアン政権はクーデター計画の黒幕をアメリカへ亡命中のフェトフッラー・ギュレンだと主張している。この人物はCIAの保護下にあり、クーデター未遂を仕掛けたのはアメリカ政府だった可能性が高い。

 トルコ政府は一貫してギュレンの引き渡しを求めているが、アメリカ政府は拒否してきた。そのギュレンの拉致をフリン元DIA局長が請け負ったとネオコンは宣伝してきたが、事実ではないと見られている。その話を有力メディアは再び宣伝し始めたのだが、これはジャマル・カショーギの事件の矛先をトルコへ向けさせることが目的ではないかと推測する人もいる。(了)


 

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コメント
1. 2018年10月17日 11:32:59 : HVY1ekj0DY : e5j1bJ_B_rg[2] 報告

 その3があるのか不明だが、とりあえずコメントをする。カショーギ氏虐殺報道については、海外記事を含め、何本か投稿されている。彼の生い立ちと経歴はほぼ明らかにされている。彼は、イスラエル(ナタニエフ首相)ーUS(大統領の義理の息子、クシュナー)ーS・アラビア(皇太子MbS)のラインからは外れていた。

 MbSにとっては、いないほうが好ましい人物であることも理解できた。

 が、しかし、何故にトルコ国内で事件がおきたのか?

 このことのそれらしい説明がない。小生の想像を記したい。

 上記3か国のラインでの今回の事件の理想形を考えてみたい。

 トルコ領内で著名な「ジャーナリスト」が行方不明にたったならば、その所在にたいして、トルコ政府への所在と安全確認がジャーナリズム空間においてヒステリックになされるであろう。

 もはや本人は痕跡もなく消えている以上はトルコ政府は対応に苦慮するであろう。WPを含めたMSMのトルコ非難は目に見えている。更なる経済制裁が準備されるであろう。

 この時にMSMの鎮静化の見返りにトルコ政府に何を要求しようとしていたのか?

 上記の3国のラインからすると、ロシアからのS−400購入の断念ではないであろう。

 おそらくは、シリア、イドリブを巡ってソチ合意、脱武装化による緩衝地帯の構築、のサボタージュであろう。

 理想形でのカショーギ氏の消失は探す当てもない案件であって、この状態はUK政府が広めている香水瓶のおとぎ話とパラレルな関係にある。

 USの情報機関は進行を見守っていたのであろう。

 トルコ政府は頓挫した理想形を読んでいるが故に、一歩も引かないであろう。

 

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