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東海アマ 「生きて行くために何をしたらよいのか?」
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/1007.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 8 月 25 日 16:55:32: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 東海アマ 「いったい、自分の人生とは何だったのか?」 投稿者 中川隆 日時 2019 年 10 月 24 日 21:13:49)

 
生きて行くために何をしたらよいのか?
2020年08月25日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1228.html


 世界的な分業、資本主義経済体制の下では、「生きてゆくために、いくらかかるのか?」 という発想で十分だった。
 ところが、資本主義経済が崩壊し、世界的な交易も崩壊するとすれば、「生きてゆくために」必要なことは、「いくらかかるのか?」ではなく、「何をしたらよいのか?」である。

 我々が、カネの支配する社会から放り出され、「大自然の摂理」だけが支配する自然界のなかに生きねばならないとすれば、「どうやって生きてゆくか?」は、哲学的問題として多重に覆い被さってくる。

 生きて行くために、一番必要なものは何か?
 それは、メシを食うことだ。だが、その必要量も、資本主義経済下と、「命を永らえる最低限の食生活」とでは、相当に違う。

 まず、現時点で、保有する生産手段や権利、備蓄、など条件によって雲泥の差がある。
 仮に日本政府がデフォルトして、海外貿易が停止したとすれば、最初に食料と石油が止まる。政府がデフォルトした段階で、公的備蓄が半年以上はあるはずだが、本当にあるかは疑わしい。差し押さえられる可能性もあるからだ。
 いずれにせよ、一年もすれば、あらゆる社会的備蓄は尽きる。

 そうなると、手元に家や土地があったとしても、食料とガソリン、灯油が手に入らなくなるので、車での移動が困難になる。また電気の供給も危うい。
 また、食料を自力で生産するために、耕作放棄地を耕運しようとしても、耕運機のガソリンが入手できなくなるので、鍬や鋤、スコップなどを使って手作業で耕運する必要が出てくる。

 家があり、衣類や布団があることを前提にしても、暖房用の電気や灯油がなくなる可能性は留意すべきだ。煮炊きは、外で一斗缶や簡易カマドを使って行わなければならない。だが、そんな条件のない集合住宅なら、どうする?

 最悪の条件は、水道が止まることだ。
 我々は、川崎の高級タワマンが洪水によって浸水し、住民はトイレに行くにも、生活用水を使うにも、20階以上から階段を使って移動しなければならない姿を目撃した。
 だから多くの住民が、近郊のビジネスホテルなどでの生活を強いられた。だが、ビジネスホテルを利用できる条件を失ったならどうする?

 電気はない、水道もない、暖房もない、食料もない、ガソリンもない、という多重苦の生活条件に追い込まれたとき、ここは、やはり、過疎の山中が圧倒的に有利だ。
 私は、こんな日が来るのではないかと考えて、17年前に、中津川の山奥に移住した。
 ここは、熊や猪が出るが、水がなくとも、裏山を少し歩けば清冽な水が無尽蔵に手に入る。
 それに敷地内に井戸があり、とりあえず水の心配は、ほぼない。

 まったく備蓄のない人も少ないだろう。多くの人は、食料が遮断されても、数十日、数ヶ月を持ちこたえることができると思う。
 しかし、その間に、次の食料を生産することを考えなければならない。
 だが、農地のない大都会では、他人のものを盗むくらいしか方法がない。つまり、阿鼻叫喚の食料地獄がやってくる。

 そんなことを想像しながら、私は、買った方が安上がりなのに、市販価格の数倍の手間暇、投資をして、家庭菜園の経験を積んだ。
 最低限、生き抜くために必要な食料を作りたかったのだ。

 まず、何を置いても、食料として効率の高いのは、馬鈴薯・甘藷である。これを上手に作るのが生き延びるための基本だ。
 以下に、一反(300坪)あたりの、収量のグラフを示す。
 素人農法では、右端の滋賀県を目標にすると良いだろう。1反の土地で、1トンの馬鈴薯が収穫できる。
 一人が一日に必要な食料は、馬鈴薯換算で600グラムといわれるので、これは1700日分の食料であり、約5人分の一年間の食料になる。


ikinuku1.jpg


 鶏糞などの肥料は、あまり必要なく、草木灰などのカリ肥料を投入する。これは草を刈り取って焼いたものをすき込めばよい。
 馬鈴薯と甘藷は、チッソ分の多すぎる土壌、アルカリの強い土壌、水分の多い土壌では育ちにくいので、30センチ以上の高畝とし、丁寧な草取りと草木灰の追肥投入で、たぶん誰がやっても一反1トンは収穫できるはずだ。
 本当に大変な作業は、草取りくらいだと思う。これをサボると収量は望めない。

 3月前後の種芋植え付けと、6月前後の収穫、9月の植え付け12月の収穫の二期が可能だが、連作障害があるため、二毛作を実施できるのは、よほどのプロだけだろう。
 素人は、初夏の馬鈴薯収穫の後、甘藷を植え付けて12月に収穫を目指す二毛作を狙った方がいいかもしれない。

 まあ、5人いたとしても、一反の耕作地があれば、生き抜いていけるだけの食料を得られることは、おわかりいただけるだろう。
 馬鈴薯は、結構、飽きが来ないで食べ続けられるもので、世界では馬鈴薯を主食とする国は、アイルランドやオーストラリアなど、たくさんある。

 それに人間、必ずしも馬鈴薯一日600グラム食べなければ餓死するわけではない。一日一食主義にして300グラムを食べれば十分に生き抜いてゆける。
 だが、栄養バランスとして、蛋白質が若干不足するので、鶏を飼育したり、池を作って魚を養殖したりすれば、十分にバランスの取れた食事が可能だ。
 馬鈴薯の苗を寒冷紗トンネルで育て、その外側で鶏を放し飼いにして、雑草を食べさせ、卵を産ませるという工夫もある。

 最初に5人の人間と、一反の土地と、家と水と、何よりも種芋が必要になる。これを、どう確保するかは大きな課題だ。
 耕運機はあれば便利だが、絶対必要なものでもなく、多くは手作業で代替することができる。
 一人で、これをこなそうとすると、モチベーションが不足して投げやりになってしまうものだが、五人もいれば、互いに励まし合って、大変な草取りも楽しいコミニュケーションに変えてゆけるだろう。
 何よりも大切なのは、「一緒に生き抜いてゆける仲間」なのだ。

 今のところ、農地に固定資産税はかからない。井戸を掘れば水道代はタダ。電気代と暖房くらいで、それほど大きな出費はない。
 暖房も、薪ストーブにすれば、近所の山野から落木などを確保して燃せば十分な暖房が可能だ。植林地では、間伐された不要な材木の処分に困っているところも多いので、それらの消費は交渉次第で歓迎されるだろう。
 細い木材でも、煮炊きの燃料には十分だ。

 このようにして、食料の自給自足が可能になれば、どんな食料危機が来ようとも、石油不足が起きようとも、生き抜いてゆくのに必要な最低限の条件が確保できる。
 それから、あらゆる創意工夫、イノベーションを働かせて、生きるための諸条件を豊に増やしていけばよい。
 ただし、こうしたことが可能なのは、過疎の山奥だけということを忘れてはいけない。

 今の日本では、自民党政権による地方切り捨て政策の結果、過疎地の交通手段は失われ、中国人などの林野買い占めも多く、おまけに異常な気象変動と乱伐で、深山の生活の安全が土砂崩れなどの危険に晒されている。
 仮に、山奥の過疎地で共同体生活を企画しても、土砂崩れの危険がなく、耕作放棄地や人が住める空き家の確保など、相当にリスクが増えている。

 それでも「ポツンと一軒家」のような番組に触発されて、山奥暮らしを企画する若者も増えているという。
 このとき、三人以下の少人数で、自給自足を成功させるのは、とても困難だと私は思う。とりわけ一人暮らしは、生きる意欲、あらゆるモチベーションが薄れてゆき、カネの切れ目が命の切れ目になってしまうのだ。
 人は数名で助け合って、互いを守る愛と連帯があってこそ、自力更生、自給自足の道が開けるのだと思う。

 なんで、こんなことを繰り返し書いているのかというと、第一に、世界的な意味で、資本主義経済そのものが持つ自己矛盾によって崩壊が約束されていること。
 第二に、人類の利己主義的価値観の結果、地球の気象を壊してしまい、急速に快適な生活条件を失い、我々の生活が、洪水や暴風などで、大きな危機に晒されるようになったこと。
 第三に、有史以来の巨大な地殻変動期に入っていて、いつスーパー地震によって、生活を根底から破壊されるか分からないこと。
 などで、正直、「一寸先は闇」の世界に、我々は放り込まれたという危機感からだ。

 今は、昔とは違うのだ。平和な生活が一瞬にして地獄に変わる姿を、我々は毎日のように目撃させられている。
 地震・水害・地滑り・放射能・疫病・政治の無能・官僚の劣化、あらゆる現象が、我々の未来を、闇に包んでいる。
 もはや、安定したライフスタイルは望めない。最悪の事態のとき、どれくらい被害を減らすかという工夫しか残されていない。

 もう大都会での生存条件は失われたと考えるべきだ。超猛暑のなかで、電気供給が失われたら、どうするつもりだ?
 中津川の山奥ですら、日中はエアコンに閉じこもっていなければならなくなった。
 これからは、おそらく海抜700m以上の土地に生活拠点をシフトしなければならなくなるだろう。
 再び、江戸時代のライフスタイルに戻らなければならなくなると予想している。
 そんな危機感をブログにして書き続けているのだ。 

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1228.html  

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コメント
1. 2021年10月31日 12:36:10 : vuYilrOHmU : RWZPWEh2M3FMcnc=[19] 報告
 人体は負荷に耐えている。そして眠りとは?
2021年10月31日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1664.html

 風呂場で、ぬるい湯に首まで浸かっていると快適で、いつのまにか熟睡してしまう。年をとると、なかなか熟睡できなくなるので、この眠りはありがたいが、ときに気づかぬまま溺死することがあるので気を配らなければならない。

 新潟の栃尾又温泉では、かつて37度の湯に一晩中浸かる入浴法があって、老人たちに人気だったが、溺死事故が続いたので、とうとう夜間入浴が廃止されてしまった。
 なんで気持ちいいかといえば、湯の浮力のおかげで体が受けている重力から解放されるからだ。

 湯のなかで、どれほど体が軽くなるかといえば、 水中で60kの人が垂直に立っているとして、胸まで水中にあると、体重の約70%の浮力が働き、足裏にかかる体重は、わずか18kg。首までだと、90%の浮力が働き、足裏にかかる体重は、たったの6kg。
 実に9割も体が軽くなっている。

 だから、首まで湯船に浸かりながら、風呂桶の底栓を開けて湯を抜いてゆくと、自分の体の恐ろしいまでの重さが実感できる。
 湯が下腹部まで抜けると、すでに上半身がたるんで地面に落ち込んでゆく感覚があり、強い重だるさを感じるほどだ。これで普段は分からない、自分の体の重さを実感できる。

 実は普通の大気中でも、人体は大気による圧力=浮力を受けている。
 ただし、人体はほぼ水と同じ密度なので、1kg/1ℓ=1000kg/m³ 空気密度は水の1/1000なので、浮力は重力の1/1000。体重60キログラムの人なら、大気から60グラムほどの浮力の恩恵を受けているが、もちろん小さすぎて実感できない。

 水中にいれば、ほぼ体重と浮力が釣り合うから、人間は水の表面に浮くことができる。地上で、もっとも大きな生物は6トンの象だが、海中で200トンもある鯨が生息できるのは、重力の影響をほとんど受けないからだ。
 鯨が陸上に上がれば、自分の重さで呼吸できなくなって死んでしまう。

 人間が、普段受けている重力のくびきとは、どの程度のものなのだろう?
 それは、自分の体重で表される。体重60Kgの人は、60Kgもの重りを引きずって生活しているのと同じだ。
 この体重=重力によるくびきが、水中に入ると浮力で解放されるわけだから、温泉が快適であり、ぬるければ、そのまま寝てしまえることも理解できる。

 我々は、ふだん、普通に立っているだけで強い負荷を感じているのである。ただ、慣れてしまって気づかないだけなのだ。その強い圧力を入浴が解放してくれるから、水中では体中が楽チンでしかたない。
 不眠症の方は、溺死しないよう工夫して、ぜひ試してみてほしい。ぬるい湯のなかでの眠りが、どれほど快適なものか……。37〜38度あたりがいいだろう。

 話は変わるが、人間の睡眠リズムというものは、体温が上がると覚醒し、下がると眠気に襲われる仕組みになっている。
 かつて、私が大型トラックの運転手をしていたとき、運転中、どうしようもなく眠くなって、当局による苛酷な規制のため、駐車して眠れる場所もなくて、ほとほと困ったことが何度もあるのだが、こんなときに、最初にやることは窓を開けるか、クーラーをガンガン効かせて寒くすることだった。

 すると、寒いから、体は勝手に体温を上げようとするので、これで覚醒できるわけだ。逆に眠りたいときは、ヒーターをかけると、体が体温を下げようとするので眠れることになる。
 眠れないとき、葛根湯を飲むと体温が上がり、その後、下がるときに眠気を催す。これは睡眠薬よりもマシな方法だ。
 だが、ガンガン冷やしても眠いことがあり、こんなときはガムを噛んだりせんべいを食べたりして脳に刺激を与えて覚醒しようとするのだが、どうやっても眠気が収まらないことがある。

 最後の手段として、太い針で手の甲や腕を刺したり、火のついたタバコを腕におしつけたちする。これは一発で、激しく覚醒できる。トラック運転手の腕の傷跡はそれが多い。年に数回は、腕を突き刺すことが必要な深刻な眠気に襲われるのだ。
 だが、観光バスの運転手だと、乗客がいるから、そんな小技ができない。そこで、シャブの密売に頼る者も出てくる。

 数十年前のことだが、東名高速の大きな駐車場で休んでいると、夜中にシャブ売りが、現れたものだ。一包5000円とか1万円とか高価だが、旅客輸送業の運転手は、他に手段がないので手を出す者が多かった。
 シャブというのは、元々、日本軍が軍用機パイロットを覚醒させる目的で開発したもので、飛行中に寝てしまって墜落することが多発したので、飛行士に持たせた。
 今でも、自衛隊パイロットや旅客機操縦士が持っていることが多く、米軍では秘密裏に配布している。ベトナム戦争の激戦のときも、兵士がこれを飲まされたという。戦争にシャブは必需品といっていい。

 運送業務も軍事業務も、人間の生活リズムなどお構いなしに仕事を強要するため、これに適応できないで事故を起こす者は、今も昔もひきもきらずに出てくる。
 生活リズムが崩される業務が繰り返されれば、人は必ず自律神経のバランスを崩して、いろいろな病気や精神障害を引き起こす。
 また無理な適応のために、シャブニーズが生まれ、それを取り締まれば、恐ろしい事故が激増することになり、飛行機がじゃんじゃん墜落することになる。

 人間にとって、自律神経を乱されるような不快な業務は必要ない。それを必要とするのは、一部の人間が、他の人間を利用して金儲けを求めたり、軍事目的で人を利用しようとするからだ。
 我々は、誰かの金儲けや、人々を利用して利権を拡大する侵略の意図のために自分の命を浪費してはならないのだ。
 他人に利用されない、利用しない、自力更生の人生を求めることが最良の人生観だろう。

 「就職のためだから仕方ない」とか「みんながやってることだから」とか理由をつけて、他人を利用する発想こそ、人類全体の不幸を招くものだ。
 だが、自分の能力を試してみたいのは本能のようなもので、それまでできなかったことができるようになる「進歩成長」というのは、人として生まれて必ず必要なものだ。

 私も、若い頃、日本中の山を駆け巡り、1990年には日本百名山を踏破した。だが、他人の影響を受けたくなかったので、全部一人でやった。単独行以外の登山は、案内役として数十回程度しかない。
 一人で登山を重ね、やがてロッククライミングも一人でやった。ときには転落して全身数カ所を骨折しながら、這いずるように逃げ帰ったこともある。

 だが、そんな失敗事例も含めて、修羅場には強くなった。タクシー時代に、暴力団員とトラブルになって首に刃物を当てられたこともあるが、まったく動じずに平気でいたので、相手が逆に怖がって去って行った。
 今も、近所に住む悪質な泥棒に大きな被害を受けているが、相手が逃げられない立場なので、いずれ報復するつもりで、いろいろ考えているところで慌てていない。私に手を出したことで、この泥棒は、この地から追放されることになるだろう。

 世の中には、自分の利権のために他人を利用しようとする愚か者が山ほどいる。それは、夢を見るからで、例えばアメリカンドリームのような。自分に対しても他人に対しても無茶、無理難題を強要する理由は、「特別なものを得たい」と願う愚かな夢のせいだ。
 そんなことをしなくても、人間は、十分に豊かで素晴らしい人生を享受できるように設計されている。

 私は60年以上をかけて、その真実に気づいた。人間が、人生をもっとも快適に過ごせるとしたら、どんな人生が良いのか?
 私の結論は、「アルプスのハイジ」のような人生だ。
 最近は、「ポツンと一軒家」に憧れて、実現している人が増えたが、大自然に囲まれた山中で、山羊や牛や、兎やニワトリに囲まれて原則自給自足の農業を行うライフスタイルが、人間にとって無理のない理想的な生き方だと思う。

 昔、北海道の開拓に向かった人々は、最初に馬鈴薯を作った。これを食べながら、次々に農業を拡大していった。
 私も60坪の畑で作ってみたが、最初は、驚くほどの収量があり、保存法さえしっかりしていれば、これだけでも生き抜いてゆけることを確信した。
 もちろん、一人暮らしではダメだ。人間には仲間が必要なのだ。

 いろいろな動物たちがいると心強い。山羊はミルクも出してくれるし、雑草も食べ尽くしてくれる。鶏は、素晴らしいペットにもなってくれるし、卵生産工場だ。
 こういう生活をしてれば、他人を利用しようとする浅ましい心も出てこない。
 人間の生活リズムを乱すことを他人に強要しながら、自分だけ金儲けに勤しむような輩も出てこなくなるだろう。

 コンピュータもAIもロケットも核ミサイルも、人間にとって必要なものではない。
 人生に何が本当に必要なのか? みんな哲学的に考える視点を持てば、世の中、ずいぶん暮らしやすくなるにちがいない。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1664.html

2. 2022年8月13日 06:42:32 : MYa9j8kTUI : a2FpSDlXZjJOVWM=[2] 報告

中津川市に住む私が、買ってよかったと思うもの
2022年08月12日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1952.html

 中津川市に住んでいると、生活全般、移動や買物で不自由することが多い。大半が深い山岳地帯で、人口密度が名古屋市の60分の1以下なので、人よりも獣たちの方が多い。自然環境が豊かすぎて、畑を作っても動物や虫に荒らされる頻度が高い。雑草が凄まじい。
 春先になると家の中や布団のなかにまでムカデやさまざまな害虫が侵入してくる。害をなすものが、近所に先住していた泥棒ということもある。

 若い頃、悪事を働いた人間は、自分の人生を知られないよう老後を密かに送ろうとする。私は、知らずに、そんな人物の近くに住む羽目になり、とんでもない目に遭っている。
 虫から人間まで、過疎の田舎で生き抜くために、手に入れて良かったものを書いてみたい。

 まず、不自由している=困っていることの一番は、必要な買物のために移動する距離が長いということだ。
 一番近いスーパーまで、およそ13Km、ドラッグストアまで8km、車で15〜20分かかる。リニア岐阜県駅構想が出てから、中津川市には、ずいぶんたくさんの大規模小売店が増えたが、残念ながら我が村には、一つも増えなかった。未だにコンビニも皆無で、4Kmほど先に、明治から続くミニスーパーがあるだけだ。

 昨年、最期の公共交通機関であるバスが廃止になり、これまでは最寄りのバス停に10分で行けたものが2時間になった。標高差も100m以上あるから結構大変だ。
 そこで、移動手段が足以外に必需品となる。

 移住当初はスズキエブリという車を使っていたが、凍結路事故で不調となり、アルトに買い換えた。これは素晴らしい車だった。何よりも燃費が素晴らしいし、故障らしい故障がなく、メンテはタイヤ・オイルなど消耗品交換だけですむ。
 市内を走っていれば、リットル23Kmほど走る。私のような超低年金老人は、ガソリン価格の高騰が骨身に応えるのだ。当地は四駆が必需だが、100万円以下で買える。
 https://www.suzuki.co.jp/car/alto/

 しかし、間質性肺炎で衰弱した肺機能を回復させるため、毎日歩く必要があるため、標高差500mほど上がった山に向かうと、燃費が悪くなり、毎月のガソリン代が馬鹿にならない。
 それで、20年前に購入したスズキレッツ4という原付バイクを使うようになった。これは平坦地ならリットル50Km以上は走るが、山のなかでも40Km程度は走るので、格段に安くあがる。軽量なので、実に扱いやすい。

 これも買って良かったと、しみじみ思うようになった。ただし、原付は、警察が交通取締のノルマ達成のため、狙撃ちで言いがかりをつけて検挙するので、よほどの田舎でないと使いづらい。
 つい先日も、一旦停止標識で停止して左右確認したのに「完全に止まらなかった」と言いがかりをつけられて検挙されたが、現在争っているところだ。

 起伏の激しい中津川市で自転車を利用するのは難しいが、安い折りたたみ自転車を購入した。しかし、ほとんど使う機会がない。しかし、いずれ石油類が供給されなくなったときに必要だと思い。備蓄している。
 非常用発電機は、ヤマハの900ワットインバータ式を持っている。年に数回停電が起きるので、井戸ポンプの電源のために、どうしても必要になる。
 https://www.yamaha-motor.co.jp/generator/lineup/

 田舎暮らしの最大の悩みの種としては、クマや猪、アライグマなどもあるが、それ以上に、ムカデや蚊、ダニ、アブの害が深刻だ。
 室内に侵入してくるムカデに何回も噛まれているが、最近は、非常に少なくなった。
 それは、床下に殺虫剤を散布するようになったからだ。オルトランやアクタラという農業用粒剤を購入し、パラパラと撒いている。一ヶ月しか効果が続かないので毎月撒かねばならないが、

 おかげで、今年は春先に一回布団に入られただけで、以降は一度も侵入がない。ただし無毒のオオゲジが二回入った。ゴキブリホイホイも有効だ。ムカデはゴキブリを追って入る。
 最多の害をもたらすのが蚊なのだが、私は間質性肺炎が持病なので、蚊取線香の煙で発作が起きることがあり、室内で使えず本当に困っていた。
 しかし、液体蚊取りを使うようになって、やっと悩みが解消した。
 https://fumakilla.jp/insecticide/132/
 問題は毒性だが、ハエやガなどには効果がないので、たぶん大丈夫だろう。

 ダニに関しては、今年のように湿度の高い日が多いと、人を刺すツメダニなどが布団などに涌いてくる。天日干しやハッカ油スプレーなどでも効果は薄い。
 結局、試行錯誤の末、掃除機吸い取りと、布団乾燥機に効果があることが分かった。
 布団乾燥機は、梅雨時、ダニ駆除のため、週に一回くらい必要になる。

 アブは8月の高温のときだけ活発に飛び回るが、山歩きのときはアルコールと水で薄めたハッカ油を、全身にたっぷりスプレーしておく。毎年1リットル近く原液を使うほどだ。
 アブとブヨはスズメバチのように毒性が強いので、ひどいと半月以上、炎症が続くこともある。塗り残した場所を刺されることもあるので、結構たくさん塗る必要がある。
 ディート防虫剤は、毒性が心配なので、原則使わないようにしている。
 https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AC%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%BC%E3%83%AD-GZAK14-%E3%83%8F%E3%83%83%E3%82%AB%E6%B2%B9-1L/dp/B018I2XZLM

 パソコンは、私の書いている内容から、統一教会系など右翼から狙い撃ちされて破壊的ウイルスを送り込まれる可能性があるので、何台も用意してある。
 ただし、新品は購入しない。1〜2万円の中古ノートばかり5台くらいある。10年前のノートでも実用上不便を感じたことはない。
 大切なことは、グーグルなどの共有ソフトを使わず独立させておくことだ。最近のウインドウズ8/10/11は実に扱いずらい。セキュリティが邪魔すぎるのだ。セブンが一番使いやすい。かつてのXPのような安定OSが欲しいものだ。

 中津川市のバス路線が廃止されるような辺鄙な我家の土地は安く買える。地目が山林なら、現在でも坪あたり数千円だろう。不動産屋だと万円単位になるが。
 そこで、私は安い山林を購入し、自力で開墾して、100坪ばかりの傾斜地に畑を作った。
 ところが、豊かな自然に襲われるのだ。まず最大の敵はイノシシだ。イノシシは、畑に入ると想像を超えるほどの規模で作物を荒らし回る。100坪の馬鈴薯畑など数時間で全滅させてしまう。大小10頭くらいの家族を引きつれてくるからだ。
 これを防ぐには、たくさんの試行錯誤が必要になる。まず、一般的な軟質樹脂網を張るが、耐えられるのは数十日程度で、その後、噛み破られたり倒されたりで、ほぼ突破される。

 そこで、ホムセンで売られている1m×2mのワイヤーメッシュ鉄筋を張る。必ず支持杭は、鉄筋か、コールタールを塗りたくった木杭を打ち込む。塗らないと一年持たない。これならイノシシやクマに耐えるが、完全ではない。ときに、ひん曲げて侵入してくる。
 https://www.komeri.com/disp/CKmSfGoodsPageMain_001.jsp?GOODS_NO=47339

 だが、鹿やカモシカが1mの高さを余裕で飛び越えてくる。だから、1.5m高以上ある軟質樹脂網を被せるように張る必要がある。
 https://item.rakuten.co.jp/gardenmate/boju020/
 さらに、小型獣(アライグマ・ハクビシン・狸)対策として、40センチ幅の防草シートを下段に貼る必要もある。なお電柵は草が伸びると、漏電して電池が簡単に消耗する。
 しっかりした扉を設置して、これでやっと獣害を防げる。

 だが、大豆などはキジバトが種蒔き後、掘り返して食べてしまう。だから寒冷紗をかける必要がある。寒冷紗は、3月から種蒔きする場合は、霜対策の必需品だ。
 鶏を放し飼いにするなら、大鷹対策で、上部を鳥網で覆う必要がある。ただし、霞網にように野鳥がかかって死ぬことがある。

 田舎の雑草は凄まじい。だから年に数回以上、草刈りが必要になる。このとき、安価な草刈機は簡単に壊れるので、必ずエンジンなら25cc以上のプロ用を買う。重いが壊れにくい。私はリョービ製を買っている。
 https://item.rakuten.co.jp/auc-e-tool/10003648/?scid=s_kwa_pla_unpaid_215267

 使う回転刃は、私はプラスチック製を使っている。金属刃は草に隠れた硬質物に当たると破損してしまう。それに危険性が高い。
 ナイロン線は、草を粉砕したクズが顔を直撃して、全身クズまみれになる。
 https://www.amazon.co.jp/EM-%E6%96%AC%E4%B8%B8PC%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC%E9%9B%B7%E7%A5%9E%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC-B-D/dp/B07CP48HB4

 この替刃は結構、高価なので、強化プラスチック板を使って糸のこ盤で自作可能だ。

 さて、私の生涯で、公安警察や右翼の襲撃よりも深刻な問題になった、近所に住む泥棒Aの対策だが、とんでもない苦戦を強いられている。 
 80歳近いAは、人間としては最低のクズだが、知能が非常に高いのだ。実に卑劣で狡猾で手に負えないほどだ。

 侵入する姿を二回目撃して、泥棒がAだと確信してから、刑事告訴の証拠のため、10台近い監視カメラを購入したが、深夜、赤外線の死角を利用して、写らないように大胆に侵入してくる。
 ときには監視カメラのカメラごと持ち去ったり、SDカードを抜き去ってしまう。
 「こいつは殺すしかない!」と激怒したほどだ。

 これまで何回か写ったが、刑事訴訟の証拠にはならないレベルに留まっている。光量や鮮明度が不足していた。
 私がAの侵入を知ることができるようになったのは、安価な中国製センサーアラームのおかげだった。
 https://www.amazon.co.jp/-/en/Detector-Security-Accessories-Different-Transmitter/dp/B07W9L3SC3/ref=sr_1_16?crid=3FRZ49UGWH9X&keywords=%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A0&qid=1660279859&s=diy&sprefix=%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%2Cdiy%2C379&sr=1-16

 これを敷地内に6台セットしてある。とりあえず半年以上使って壊れていない。
 30種類近いアラームの音楽バリエーションがあるので、位置と曲を対応させてある。
 これは優れものだ。国産リーベックスは信頼性が高いが、やや高価だ。
 ちょうど昨夜も、一番遠い位置のアラームが鳴ったが、土砂降りなので、見にいかなかった。泥棒のAは、土砂降りの深夜に喜んで侵入してくる。

 中国製監視カメラは超安価で高性能だが、Wi-Fiカメラは、ほぼ全部、中国のデータベースにスパイ送信されるので使用をやめた。ソフトを入れたスマホは壊れてしまった。
 やむをえずリーベックス製監視カメラをたくさん使用しているが、画素数が不足している。

  Aは、私が草刈機を使うと「うるさい」と侵入して、嫌がらせを繰り返すので、これからも侵入やパンクさせた証拠を確保することができるだろう。いつになったら、刑事告訴できることやら……。だが、ヤツは決して逃げられない。
 証拠を確保でき次第、村中に実名と経歴を宣伝するつもりだ。クマの侵入より深刻なのだ。これまでの被害額は、数十万円に達する。

 あと、「買って良かったもの」がなかなか思い浮かばない。
 1.5馬力コンプレッサーとエアレンチは買って良かった。場所をとるが、年に数回もタイヤ交換の必要があり、さらにAが嫌がらせでパンクさせるため、使用頻度が高くなっている。
 Aとの戦いは長引きそうだ。「このウラミ、はらさでおくべきか!」
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1952.html

3. 保守や右翼には馬鹿し[201] lduO54LiiUWXg4LJgs2Ubo6tgrU 2023年5月31日 13:52:13 : Ah1onpSmD6 : RmpQcjhoblhoL3c=[1] 報告
<■181行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
老人問題 認知症問題
2023年05月31日
https://ameblo.jp/tokaiama20/entry-12805398640.html

  日本社会で、もっとも深刻といわれている問題は、「老齢化問題」である。
 日本総人口に占める高齢者(65歳以上)の比率は、1950年(73年前)に5%以下だったものが、2022年には30%に達している。
 さらに、日本総人口は急速に減少が続き、日本が「衰退国家」であることを端的に示している。
 https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2022np/index.html


jinnkou001


 この減衰率が続けば、日本という国で新生児がほとんど誕生しなくなり、高齢者の死亡との相乗効果で、2050年くらいには日本国がなくなってしまうか、外国人移住者が大半を占めるようになると予想する人が少なくない。
 https://gendai.media/articles/-/51994

 この最大の原因は、自民党政権と経団連が、若者たちを企業奴隷のように使役し、給与をろくに与えず、税金ばかり取り立てて、増税地獄のなかで「子供を作って育てられる生活条件」を与えてこなかったことだ。
 「少子化対策」と称する自民党の政策に、若者たちが本気で子供を増やせる内容(減税)は皆無である。

 昨年の人口ピラミッドを見てみよう。


jinnkou002
 
 上のグラフでは、日本人口の主力は、第一次ベビーブームの70~74歳、そして、その子供達の40~50歳だが、その下側、最近十年間に生まれた子供達の総数は、70代の半分にすぎない。
 これでは、現在、年金を受給している65歳以上の4000万人を、残りの7000万人が支えることになり、若者たちの経済的負荷は恐るべき重さになってしまう。

 年金も、私の時代は、「自分で積み立てた社会保険料が老人になったとき還ってくる」という説明だったのに、いつのまにか、「社会保険料支払い者が受給者を支える」という理屈に変えられてしまった。
 それでは強制徴収させられてきた社会保険料積立金はどこに行ってしまったのか?
 「政府自民党が経済的利権のために使い込んでしまった」ということらしい。
 これは詐欺ではないか?

 まあ、厚生省・社会保険庁が全国に「グリーンピア」という巨額の箱物を作り、その大半が見通しの甘さにより潰れてしまい、私の近所の恵那笠置山でも、年金積立金を数千億も投入したグリーンピアの荒廃した跡地が晒されているだけだ。
 厚生省・社会保険庁が、出鱈目杜撰な事業で灰燼に帰した事業は、数兆円に上るといわれている。玉川徹が走って追求しても、何一つ変わることはなかった。
 余談ではあるが、社会保険庁のグリーンピア詐欺に乗せられた恵那市は、100億円以上、市民一人あたり200万円の負債を背負うことになった。だから、私の住む蛭川村は恵那市との合併を拒否し、負債の少ない中津川市に乗り換えた。

 私を含む第一次ベビーブーム世代(現在70~74歳)が、日本の最多年齢階級であって、65歳以上が三割を占める社会になってしまったのだが、この世代の大半に、恐怖の認知症が忍び寄っていることが、若者たちの未来に暗黒をもたらしている。
 これを解決するためには、現在の60歳以上の5000万人を皆殺しにするしかない。(半分冗談です)

 その最前線が新型コロナワクチンによる殺戮作戦である。なるほど、これでワクチン禍問題がズバリ理解できた……と、もしかしたら納得する人が多いかもしれない。
 藤江成光 凄まじい謎の大量死
 https://www.youtube.com/watch?v=QJwukPIM8tk&ab_channel=%E5%9B%9B%E6%B5%B7%E5%85%84%E5%BC%9F%E3%80%90%E8%97%A4%E6%B1%9F4th%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%80%91

 私のように、最初からワクチンの胡散臭さに接種を拒否して、間質性肺炎なのに生き延びてしまった老人たちを、どうやって皆殺しにするかが今後の課題だ。
 無理に殺さなくても、時間の問題で死ぬ我々ではあるが、90歳以上まで生き延びてしまうことで社会保険予算を大きく浪費することと、認知症の蔓延によって社会負担が増えることが問題になるので、政府官僚は、もっと効率のよい疫病パンデミックや放射能汚染を準備しているのかもしれない。

 そのうち、我々が知っておかねばならないのが、誰にでもやってくる老化と認知症の問題である。
 これを書いていても、若い頃にくらべてタイピングミスが何十倍で、まともな文章を作るのが至難の業になっている。もう誤字脱字だらけ、それを校正したくとも、視力が衰えて見えないのだ。

 私が老人になってみて、若い頃には想像もできなかった老化現象が無数に出てきて、「老人になるということは、これほど恐ろしいことだったのか」と強烈な感慨を強いられている。
 まあ、たくさんの病気が出てきたり、反応が悪くなったり、体中が痛くなったりは、40歳くらいから、少しずつ現れるので、それほど大きなショックではない。
 そもそも、縄文弥生時代まで平均寿命は30歳以下であって、40歳以上が「老人」であったはずだ。だから、人間の肉体は、たぶん30歳くらいまでしか正常に作動できないように設計されているのだろう。
 70歳まで生きられるようになったのは、まだ半世紀前、最近のことなのだ。

 私が自分の老化現象を深刻に受け止めるようになったのは、たぶん60歳くらいだと思う。私の子供時代、企業の定年制は、50~55歳くらいだった。これをすぎれば、企業にとっては役立たずの無用の長物なのだ。だから管理職くらいしかやる仕事がない。
 今は、65歳になっているが、実際には業務定年は昔と同じ55歳くらいだ。それ以上では、目が見えないから書類もまともに作れない。旋盤もプレスも危険で触れない。

 私の場合は、「即時記憶=海馬」の劣化が著しく、たった今起きたことを忘れてしまうので、帰宅して鍵やスマホをぽんと置いた場所を忘れてしまい、年がら年中、「デバイスを探す」のお世話になり、また鍵にはビーコンをつけてスマホで探すしかない。
 何かを買うときは、スマホにメモを作らなければ忘れてしまって不可能だ。何か、言葉を思い出そうとしても、どうしても出てこないので、しょっちゅう検索ソフトのお世話になる。

 怖いのは、車やバイクを運転していて、突然、自分が今、どこにいるのか見当識がつかず慌てることだ。南アルプスの獣道しかない薮山でも地図無しで自在に歩き回ることのできた私が、近所の普通の道で、突然、脳内GPSが切断してしまうのだ。
 今のところは、すぐに記憶が蘇るのだが、だんだん頻度が増してきたなら、私の父がそうであったように、散歩に出たまま戻ってこれなくなり、近所の公園で夜の帳を迎えていたという事態になるのは確実だ。
 私には探してくれる家族もいないので、迷ったなら、そのまま、そこで死ぬ運命しか残されていないように思える。

 だから、私は、脳内GPSの劣化が始まったことを自覚してから、本気で「自分の始末」を考え始めた。
 どうせ間質性肺炎を患ってバリバリ音で呼吸していたときから、とっくに死を覚悟していたから、死ぬこと自体には、運命として受け入れる覚悟ができているし、人生に未練はない。
 近所の泥棒問題や私へのネット嫌がらせ問題が解決していないことで、逆に生きる意欲になっているくらいだ。こいつらを始末できたなら自分も始末できると考えるようになった。

 まずは、自分の最期をどこに定めるかで、近所を見て回った。最初は恵那峡大橋を考えたが、女性が飛び降りた後、脇にある紅岩山荘に行ったら彼女の幽霊が出て全身金縛りに遭い、恐ろしい思いをしたので諦め、次に、新しい新東雲橋とか、少し遠いが八百津の新旅足橋や、福岡大橋なんかを見て回ったが、100mの高さでは、死体がバラバラになって回収する人が困るだろうと考え諦めた。

 結局、あまり苦しまずに逝ける二酸化炭素がいいだろうと思い、最期は庭にテントを張って目張りし、中で木炭を炊くことにした。
 これを決行するのはいつか? 第一にカネの切れ目が人生の切れ目で、あと数年後か、5万円の年金で暮らせなくなった人が膨大な数に上っているので、どこかの教授が言ったように、老人たちが国家議事堂の前で集団自殺するしかないだろう。
 このとき連帯を表明して、同調するのがいいだろか?
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8e64acd38a9b647497790224efbf86ec87662f8f

 第二に認知症が進行し、脳内GPSが役立たたなくなったときで、これ以上、物忘れが激しくなったなら、ほぼアルツハイマー発症と断定してもよく、もうブログも書けないし、回復の見込みもないので、山を歩いているうちに道を失って、帰れなくなって御陀仏も考えている。
 まあ、ブログが書けるうちは、とりあえず生きていよう。

 私の住む弩田舎では、公共交通機関が廃止されたので、一番近いバス停まで山道を2時間歩かねばならない。なんらかの救済措置は皆無である。だから、バイクか車が生活必需品なのだが、この税金がどんどん上がってゆき、保険も車検も上がってゆき、年金が上がらないため、いずれ車を手放さなければならなくなる。

 それよりも、免許証の更新が事実上不可能になりつつある。
 私が次に免許更新をするときは、以下の手順となる。
 https://www.ins-saison.co.jp/otona/oshiete/car/elderly-training.html#:~:text=%E3%81%BE%E3%81%9A%E3%80%8170%E6%AD%B3%E3%80%9C74%E6%AD%B3,%E3%80%81%E5%85%8D%E8%A8%B1%E6%9B%B4%E6%96%B0%E3%80%81%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

 「高齢者講習」なるものを多額の受講費を支払って受講することが義務付けられ、おまけに些細な違反でもあれば、これまた高額の運転技能検査なるものを強要される。
 最初の「認知症検査」の合格点数は、なんと70点なのだ。
 https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/cc-seniortraining-cognitivefunction-test/#:~:text=75%E6%AD%B3%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E3%81%AF%E4%BA%8B%E5%89%8D,%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E3%81%AE%E5%A0%B4%E5%90%88%E3%81%AB%E5%90%88%E6%A0%BC%E3%80%82

 私のように海馬劣化の場合、この記憶テストが物凄く難しい。16種類の絵を記憶して、ランダムに出題するので、たぶん75歳以上の合格率は半分に満たないだろ。
 これは、老人たちから運転免許を剥奪するための仕組みである。おまけに全部受験すると費用は数万円になってしまう。これでは受験したくともカネの問題で受験さえできない人もたくさん出てくる。

 田舎暮らしでは、運転は死活問題だ。車がなければ生きてゆけないのだ。
 私も、一番近いスーパーまで車で15分、距離では十数キロある。徒歩では片道3時間くらいかかる。
 バスは廃止され、交通の救済措置は皆無である。
 だから、国は老人たちに「死ね!」と言っているのだ。だから国家議事堂前で集団自殺するしかないのだ。
 可能ならテントを張って練炭自殺くらいにしてほしい。切腹は痛そうだ…。

 「誰がこんな社会にした!」と言いたいが、たぶん「新自由主義」という思想が生み出した社会なのだ。その代理人政党が自民党である。
 電気代が上がり、食品が上がり、あらゆる税金がどんどん上がり、「おめーら死ね!」政策を自民党が採用している以上、結局、国家議事堂前で集団自決以外、何一つ意思を示す手段がないのが実情だ。

 認知症の始まりを自覚する我々には、何一つ怖いものはない。この世への最後っ屁として、これほど人を大切にしない社会に変えた自民党に抗議しておさらばするしかないのだ。
 日本社会は、世界最大、最悪の集団自殺国家になることを予告しておく。
https://ameblo.jp/tokaiama20/entry-12805398640.html

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