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哀愁のヨーロピアン・ジャズ
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/445.html
投稿者 中川隆 日時 2019 年 5 月 18 日 22:55:30: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: アメリカ人には音楽は理解できない _ ジャズなんか音楽じゃない 投稿者 中川隆 日時 2019 年 5 月 18 日 17:35:58)


哀愁のヨーロピアン・ジャズ


Django Reinhardt Djangology - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=Django+Reinhardt+++Djangology+&sp=mAEB


les swingle singers JAZZ SEBASTIEN BACH - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=les+swingle+singers++JAZZ+SEBASTIEN+BACH&sp=mAEB


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【ヨーロピアン・ジャズ事始め】

 ジャズといえば、コンクリート・ジャングルで寂しくトランペットが泣いてる、または地下の酒場からドラムがドカスカ爆裂してくる、そういう抑圧された黒人の脂ぎった臭いが充満したもののように思われている。いや、私もそう思っていました。ところが20世紀も終わりになって、ヨーロッパのジャズが凄く面白いことにようやく気が付きました。ジャズが都会のカオスを演出するとすれば、今のヨーロッパほど混沌とした地域もないのでは?と思えてきたのです。

 しかしそれ以前にもヨーロッパのジャズ・プレイヤーに興味がなかったわけではありません。

 最初の波はジャンゴ・ラインハルト。そう戦前ジャズの大御所で、ジプシー・ギターの伝統を背景に、イギリスのユダヤ系ヴァイオリニストのステファン・グラッペリと強力タッグを組んで、ギターとヴァイオリン、ウッドベースだけのフランス・ホット・ファイブという五重奏団を組み、飛び切り上質なジャズを聴かせてくれる。有名な「ジャンゴロジー」というアルバムは戦後のイタリアで録音されたが、ここではエレキに持ち替え甘い最後の時間を記録している。

 ふたつ目の波はスウィングル・シンガーズで、60年代に活躍したフランスの男女8人組のアカペラ・コーラス・グループ。「ジャズ・セバスチャン・バッハ」というアルバムで、バッハの名曲をスキャットにアレンジして、シュビシュビダバダバとこれまた上品にスウィングする。

 このふたつのアルバムで私の場合は完全にノックアウトで、逆にいうとそれ以外のものをあまり受け付けないところがありました。キース・ジャレットで有名なECMレーベルさえ知らなかったのです。


【哀愁というキーワード】

 なぜかヨーロピアン・ジャズには哀愁という言葉がよく似合う。そう自分では信じている。多分、アングラな酒場をハシゴするというよりは、陽の当たるカフェでの恋愛のやりとりが似合うからだろう。その意味でヨーロピアン・ジャズは太陽の光を十分に浴びた健康的なものが多い。そこでの哀愁というキーワードの本質は、東西冷戦の終結後に現われた行き場のない叫びのようなものが、場末のジャズとして音になってからのような気がする。私にとってのヨーロピアン・ジャズの第三の波は1990年代から始まってるようだ。

 最初にその混沌の情況を知ったのはCDからではなく、なぜか映画からだった。ハンガリーのフェリケ・イボヤ監督「カフェ・ブダペスト」に出てくるロシア人サックス男のやるせないプレイが、ハンガリーの街をバックに静かに流れていく。それがなんとも切なく、そしてかっこいいのだ。その強烈な印象を頼りに「哀愁」というキーワードでヨーロピアン・ジャズを斬ってみたくなった。さてセンチメンタルでノスタルジアなヨーロッパ・ジャズの世界に旅立とう。


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「C Minor」(2006年)
ジョバンニ・ミラバッシ&アンドレィ・ヤゴジンスキ・トリオ
澤野工房/AS063

イタリアのジャズピアニストとポーランドのトリオが組んだ異色作で、ポーランド側のリーダーはアコーディオンに持ち替えての出演である。およそフランス・ミュゼットのような儚い感じがある一方で、サーカスの曲芸団のような不思議なバランスが異次元に誘う。舌に心地良いがアルコール度の強い酒で知らず知らず深酔いしてしまうような感覚。表面的なノスタルジーを装った辛辣なユーモアが聴き手をすっぽり包んでしまう音楽である。

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「プラハ」(2003年)
木住野佳子
GNPインターナショナル/UCGJ-7002

このCDをジャズという分類で割り切るのは難しい。ピアノ・トリオとストリングスという構成はイージー・リスニングのそれを想起させる。しかしストリングにモードを任せた止めどないトリオの流れは、あくまでも即興という枠組みのなかで展開されたもの。中世からの古い市街地の広がるプラハの街並みに触発された曲の凛々しいノスタルジアが心地良い。ストリングスの合間を縫って良質なベース音を繰り出すプラハのジャズメンのツボの押さえどころも聞き物。


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「Very Swedish」(2001年)
Sweet Jazz Trio
Spice of Life/SOLJ-0001

このトリオはコルネット、ギター、ベースという変わった構成をしている。このCDではスウェーデン民謡を取り上げつつ、全編mpの静かなインタープレイが展開される。しかしラッセ・トゥーンクヴィストが奏でるコルネット、この蜂蜜パイのような甘さは反則ワザである。1935年生まれというから録音当時65歳でもう既に老人なのだが、この哀愁ただよう甘美な色気は尋常ではない。


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「カフェ・ブダペスト」(1996年)
フェテケ・イボヤ(監督)・ユ−リ・フォミチェフ、イーゴリ・チェルニヴィケ、他
IMAGICAエンタテインメント/IMBC-136

この映画に出てくるロシア人サックス吹きのやるせない感じがたまらない。テクニシャンではないが朴訥(ぼくとつ)とした男の哀愁がただよう。アルトサックスが尺八のように無常を訴える。そう、時代が平安末期の混乱と似ているのだ。ソヴィエトという荘園制が崩壊した跡の風のすさびは、仄かな色気をともなって肌に伝わってくる。私にとってヨーロピアン・ジャズの哀愁の入り口となった作品である。映画が辛辣なだけに、にわかサックス吹きとぎこちない西欧被れがオーバーラップして独特のテイストが感じられる。


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「ケルン・コンサート」(1975年)
キース・ジャレット
ECM/UCCU5003

ケルンのオペラハウスで行われたピアノソロ・インプロヴィゼーション。延々と76分に渡り繰り広げられた演奏は、リハーサルをせずにケルンの街を歩きながら長い思索の後に一気に画かれたもの。身を切るような切なさと希望の光を求めようとする祈りに似た展開がいとおしい。ヨーロピアン・ジャズ録音でも画期的なECMトーンを明確に打ち出した名盤。


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「想いのままに…」(1962年)
ステファン・グラッペリ
アトランティック・レコーディング/AMCY-1150

ジャンゴ・ラインハルトのスタイルをパリのジャズメンと共に吹き込んだ録音。この人は大変長生きで、1990年にも日本に来日して美音を響かしてくれた。ジャンゴは当の昔に死んでいて、10年置きにこのような企画で呼ばれて録音するが、あまり嫌な顔をせず楽しんでいる感じがする。メロウなジャズ・ヴァイオリンの第一人者による、壮年期の円熟した演奏が聴ける点でも貴重な盤だ。アトランティック盤だが、音はフィリップスのような暖色系。


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「三文オペラ(抜粋)」(1930年)
ルイス・ルス・バンド、ロッテ・レーニャ他、オリジナル・キャスト
TELDEC/9031-72025-2

ヴァイマール共和国時代にブレヒト/ヴァイルの放った当時の問題作。ジャズ・イディオムでギャングと市民を巻き込み商業主義を皮肉った左翼思想のため、ナチスにより退廃芸術の烙印を押された。しかしこの情況が今のヨーロッパの危険な香りと同種のものだと判るのにそれほど時間は掛からない。若いロッテ・レーニャは蓮っ葉で向こう見ずなティーン世代の象徴を演じきっており、デビュー当時は非難囂々でこき下ろしのターゲットになった。スウィング、タンゴ、バラードなどがスナップ写真のように切り取られており、都会的で怪しげなものが全てジャズだった当時のジャズ感の典型が聴ける。


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【未完成のパズル】

 EUで統合されたヨーロッパといっても、実は多民族の寄合いで、そのテイストは巨大なエニグマ(謎)に満ちている。ヨーロピアン・ジャズをひときわ面白くしているのは、この多民族の対話というステージである。そのプレイに秘められたテイストは人生の流儀そのものを反映しており、それをアンサンブルで統合するのは知的なパズルに似ている。それがほぐれたとき、個人の力量を超えたところの愛情が芽生えてくるから不思議である。

 こうしたパズルを解く前に、フランス映画のヌーベル・ヴァーグが行ったジャズ的手法が忘れられない。最初は難解に思えた映画も、日常のハプニングを切り取っていくといつしかメモリアルな映画となってしまうことに、なんとなく感動したものだ。とはいっても、よく判ったというより体験したという類のものである。そのハプニングひとつひとつの映像が耽美的表現に満ちており、一場面一場面が走馬燈のように焼付けられていくのだ。それはスチール写真で全編が構成されたSF短編映画「ラ・ジュテ」で美しい最後を遂げるのだが。ハードバップから影響を受けたようなヌーヴェル・バーグだが、ヨーロピアン・ジャズはハプニングが水晶玉のように転げ落ちる瞬間を追求しているように思う。

 実はヨーロッパのジャズプレイヤーは、アメリカのそれに比べて音数が少ない。それを平凡とみるか、洗練とみるかで大きく印象が異なる。たしかにフランスのプレイヤーには洗練という言葉がよく似合う。先の先を読んだスタイリッシュな構築性まで魅せてくれる場面が多い。しかしもっとややこしいのが、北欧圏や東欧圏のプレイヤーの渋い印象である。プレイヤーが音数を制限することで、一音一音の意味を凝縮した感じに聞こえてくれば、ある種のもやもやが晴れた情況になる。つまり何を鳴らしたかではなく、何を弾かずに我慢したかの引き算が判らないと、ただ朴訥とした音楽が延々と続くだけである。それだけに聴き手に強い参加意識がないと困難な作品に度々出合うことになるのだ。それをジャズの閉塞と混迷と受け止めるか、混迷のなかから生まれた予定調和とみるかで、意見を真っ二つに分断する要素が残されていく。腕の無いミロのビーナス、2楽章で終わったシューベルトの交響曲、いつ終わったのか判らないサガンの小説、冗舌になる一歩手前で存在する美の追究は留まることがない。


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「黒猫の歩み」(2002年)
アヌアル・ブラヒム
ECM/UCCE-1027

どうしてこのCDを買ったのか全く憶えてない。多分ジャケ買いして後悔したので記憶からわざと抹消してしまったのかもしれない。内容はチェニジアのウード奏者と、フランス人のピアノ+ミュゼットという風変わりなコラボレーションである。4分音を含むウード特有の音調を頼りに、静謐な音楽がただひたすら流れていく。ECMの迷プロデューサー マンフレート・アイヒャー好みの音楽の最前線にあり、商業主義が全く付け入る隙の無い世界が収められる瞬間に感じる、この人のニヤリとしたユーモアはいつもながらブラックだ。ジャズがモードによる対話を楽しむ音楽だとすると、この演奏は崩壊ギリギリのモードが内省的に展開される彼岸の音楽だといえる。その生命が途絶える瞬間を録ろうと必死にマイクを構えているようなのがブラックと思える最大の要因である。やがてピアノの和音のうねりにまで耳を寄せると、深海に漂う夜光虫のような生命の営みに気付かされる。

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「Cosiderations」(2001年)
Jean-Philippe Viret、Edouard Ferlet、Antonie Banville
Sketch(澤野工房)/SKE333016

フランスのピアノトリオ作品だが、その建築にも似た構成力に驚かされる。ミニマルな打音の連なりから和音の壁に展開する手際はなかなかのもの。トリオ・ジャズの新世代を告げる非常にクレバーな演奏である。スタイッシュなスプラインで彩られたジャケも美しい。


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「スタンダーズ」(2001年)
トータス
Thrill Jockey/TKCB-72059

なんだアメリカじゃん?なんて言わないでほしい。トータスはProtoolを駆使したハードディスク編集を取り入れたプログレ・バンドで、シカゴ音響派なる抽象的かつ構成主義的なサウンドを繰り出すことで知られる。だがこのCDの演奏で展開されるリリシズムにあふれたエレガントなプレイは、タイトル名にあるとおりモードへの回帰を謳ったものだ。

ジャスパー・ジョーンズ風のジャケが物語るように、彼らの時代のアメリカ的風景は既に様々な人の意見で装飾し尽くされた人口的なモノであり、音楽のスタンダードもまた単純なキー進行で言い表すことができる人工物である。そのルールにあえて巻かれようとしたのが、面白い効果を生みだしている。つまりスタンダードの要素だけを取り出してコンピュータ上で再構成された製品がこれなのだ。アメリカ的なミュージック・シーンからの決別を精神的に成し遂げた彼らの自負は、ヨーロッパ人以上にスノッブでエレガントに響く。


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「ムース・オウ・ショコラ」(2000年)
ベント・エゲルブラダ・トリオ
Berndt Egerblidt Purodaction(澤野工房)/AS017

スウェーデンのジャズピアニストによる晩年のリーダー作。とてもアットホームな北欧ジャズだ。それほど大袈裟に打鍵を叩かずにクールに収めていく演奏は、この人のリリシズムの現われで、心地よいベルベッドの毛布に包まれるような感覚に誘われる。ソフトタッチながら不動の信念が伺えるインタープレイが見事。プロダクションが個人名義なのは澤野工房の自主録音で、著作権をプレイヤーに全面付与したからと思われる。この馴れ合いのような雰囲気が独特のテイストを生み出した録音でもある。


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「ロゴス」(1982年)
タンジェリン・ドリーム
Virgin/7243 8 39445 2 1

ドイツが生んだ純シンセサイザー・バンドのロンドン公演。46分に渡る演奏は基本的にプログレだろうが、リーダーのエドガー・フローゼは元はフリージャズの演奏者なので、その進化形とみて差し支えないだろう。いや、そう聴くべきなのだ。リズムセッションはシーケンサー、それに3人の奏者がサウンドを吹き込んでいくスタイル。そのサウンドをキース・ジャレットのソロ・コンサートと聴き比べれば判るだろう。ふたつは同じ精神のうちに宿った双子なのである。翌年にフランクフルトで行った映画監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー追悼公演では、同じモチーフを使った違うバージョンが聴ける。この録音もステージ上で曲想を練るキーボーディストたちのの長い道のりに立つひとつの哩標石であったことが判る。


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「ジャズ・セバスチャン・バッハ」(1963、1968年)
スイングルシンガーズ
フィリップス/POCF-1033、POCF-1034

正確無比でクールな感触のアカペラ・スキャット。そこからパリの男女の群像が浮き上がる。1963年のレモンスカッシュのように爽やかな初録音から、1968年の枯葉を踏みしめるような冷めた表情の対比も面白い。人によっては前者の希望に溢れた歌唱が好きだろうが、私は断然後者のほうが好きである。スキのない男女がクールな仮面を被りながら恋の鞘当てをするのはスリリングでさえある。モンドリアン風の抽象絵画のジャケも美麗。

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【ラテン・コロニアルという罠】

 実はジャズのうえでラテン系のテイストは個人的に凄く好きである。カフェといえばボッサという印象さえある。このラテン・テイストはスペイン・ポルトガルの植民地文化で、逆にジャズの源流はイギリスの植民地文化である。最近になってモード変奏の取り扱いは、スコッチ・アイリッシュ移民の讃美歌に源流をもつという説が出ているが、こうした文化的なミクスチャーを乗り越えていくパワーがジャズの足場であるように思う。その意味ではラテン音楽もジャズも同じコロニアル・ミュージックなのだ。


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「コン・アルマ」(2003年)
チャノ・ドミンゲス・トリオ
ヴィーナスレコード/TKCV-35328

スペイン出身のチャノ・ドミンゲスの初リーダー作。既にいくつかのフラメンコ・ジャズのプロジェクトで脇を固めていたが、日本のヴィーナスレコードが正面から取り上げることになったのが本作。初っ端からラテンテイストが爆裂するのが聞き所で、最初の掴みが最高なら、その後のスタンダードに行ってもそのまますんなりと聴いてしまう。本来は鋭いリズム感覚で全体に無駄のない職人的な手応えをもつピアニストだが、他の2人がラテン・アレンジでやる気満々のようで抑えるのが大変そうだ。


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「タンゴ・ゼロアワー」(1986年)
アストル・ピアソラ
クラーヴェ/WPCS5100

ジャンルとしてはタンゴだがジャズ・ファンには是非聴いてもらいたい代物。全編が緊張感みなぎる演奏で、「天使のミロンガ」の優しくそして危険な香りは、十分にアヴァンギャルドなジャズのエッセンスに満ちている。ここではセンティメンタルという言葉が記号として飛び交う都会の空虚さも表現されていて、演奏者のパッションとそれを吸い取ってしまう都会の冷気とが常に交錯するスリリングさがある。ニューヨークに突然現われて地雷を置いてったような最高傑作。


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「イパネマの娘」(1963年)
アントニオ・カルロス・ジョビン
ヴァーヴ/UCGU7038

ボッサ・ノヴァ元年を飾ったジョビンの秀作。Withストリングスの伝統をもつヴァーヴが放った金字塔でもある。ジョビンの天性の飄々としたピアノが、かえって爽やかな風を運んでくれて全く無駄がない。以後、ジャズのボッサの関係はずっと蜜月が続いている。

http://quwa.fc2web.com/Audio-07.htm#memory  

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コメント
1. 中川隆[-10356] koaQ7Jey 2019年5月18日 23:03:58 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1968] 報告

Köln January 24, 1975 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=K%C3%B6ln+January+24%2C+1975&sp=mAEB


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【ジャズ再生の裏路地】


 ここでは私の試聴システムを紹介します。


1)機器のラインナップ


なぜかサッカー中継
なにせヨーロピア〜ン♪ですから



-私の試聴システム-

CDT CEC TL51X(相島技研改造)
DAC CEC DX51 mk.II
SAGE音響 STI-1227
DJミキサー RANE MP2016
イコライザー ORAM HD-Def35
パワーアンプ Boulder 250AE
スピーカー 富士通テン TD51


 ジャズに興味を持ったもうひとつの切っ掛けは、私の所有している富士通テンのスピーカー愛用者にジャズ奏者が意外に多かったことです。マイケル・ブレッカー氏や木住野佳子さん、あとドラマーも数人いたかと思います。あと澤野工房の社長さんも。おまけでもらったTDサンプラーCDもなぜかジャズのオムニバスでした。私のシステム全体もやはりスピーカーの持ち味を生かすように編成されているので、自然とそういう感じになっていたのかもしれません。

 CDはCEC社のお家芸であるベルト・ドライヴ方式のトランスポートを、相島技研さんがクロック交換や基盤の制振処理などしたチューンナップ品。音調は柔らかいのに音の立ち上がりが鋭いという不思議なバランスのCDプレイヤーです。
 DACは2種類ありますが、CECはナチュラルでクール、SAGE音響は真空管式で表情がホットな感じです。

 DJミキサーはどちらかというと真空管のようなウォームなトーンで、かつマッシヴな吹き上がり感がありクラブDJに人気があるもの。

 イコライザーはスピーカーの音調を整えるもので、録音スタジオで使う精度の良いものです。位相歪みや音質劣化が少ないストレートな音がします。

 アンプはアメリカのスタジオ用で、中音域が太くてタイトな立ち上がりのするアンプです。

 スピーカーはフルレンジなので再生レンジは狭いものの、高域がナチュラルで100Hz〜5kHzの帯域で出音のタイミングがピッタリ合ってる。デザイン的には70年代のスペース・エイジを意識していて、とても変っています。

 このなかでヨーロッパ製の機器は無味着色のイコライザーのみ。他は外掘から和製、アメリカンと攻めている。これもそれなりに意味があるようで、入口と出口を日本製の清楚で生真面目な音で締めて、アメリカ製のミキサーとパワーアンプで内なるエモーションを演出し、イギリス製のイコライザーで音調の味付けを行う感じです。このような機材で奏でるヨーロピアン・ジャズは、クールな表情からパッションを燻し出す感じで、プレイに秘められた表と裏を画く感じがします。このアウト・フォーカスな雰囲気が私はとても好きです。

2)音調をパステルトーンに

 ヨーロピアン・ジャズがアメリカンと違うトーンを明確に打ち出したのは、ドイツのECMというレーベルが出した「ケルン・コンサート」(1975)からだと言われます。

もちろん内容的にアメリカン・ジャズの亜流から独立したという意味もあるが、ここでは録音方式の問題に焦点を当てたいと思います。それはブルーノート・レーベルでジャズ・サウンドを完成させたルディ・ヴァン・ゲルダーの近接マイクとは異なる、遠目のマイク設置でホール感を一緒に収録するというものでした。

この録音が出始めた70年代中頃は、ちょうどジャズそのものが衰退期にあり、黒人ミュージシャンの多くがファンクやソウルに活路を見出していた矢先のことで、当時は録音の存在そのものを巡ってジャズ演奏論の是非が議論されたそうです。ちょうどビル・エヴァンス以降のインタープレイが成熟し、ジャズが個人のスタンドプレーからトリオによるアンサンブルの妙技を聴かせる時代のことで、録音方式もアンサンブル全体を客観視することで演奏の質を味わおうとしていたと思われます。録音としてもモノラルのように凝縮した音から、ステレオによる自然なサウンド・ステージがマルチマイクで構築できるようになった時代です。こうしてヨーロピアン・ジャズは淡いパステルトーンのスケッチのようなものになり、プレイそのものの繊細さを拾いだす能力とサウンド・ステージの描きだしの客観性を必要とします。問答無用に押し迫るジャズ的な録音と少し距離を置くようになったというべきでしょう。

 しかし録音で使われたマイクは、ヨーロピアン・ジャズでもアメリカと変わりなく、ほぼ例外なくノイマン社の大型ダイヤフラムのコンデンサー・マイクが用いられていました(A図)。もちろんこれが全てのヨーロピアン・サウンドの源流です。このマイクはほぼフラットな特性のなかに中高域に幾分の輝きのあるキャラクターをもたせてありますが、これは精度の良い金属箔を用いたダイヤフラムを2way化することによって高域を持ち上げているからで、深く伸びた低音と明瞭な高域が得られ、大型ダイヤフラムだけがもつ、2kHzにあるリッチな艶はアナログテイストの代名詞として今も愛されています。一方で、低域の回り込みによるブーミーな膨れあがりや、中高域でのカサカサした音などを過敏に拾う癖もありました。

 この他に使われたマイクは、高域により繊細な輝きのあるAKG社、タイトな打楽器の音圧に強いセンハイザー社、ラテン系の打楽器に暖かみのあるベイヤーダイナミック社のマイクが使われたりしていますが、ベイヤーダイナミックス社以外はノイマン型の特性をもっています。いわばノイマン社の音調は古典落語のようなもので、この辺がスタンダード・ジャズと通じるところです。

 こうしたドイツ製マイクの特性を考慮してニュートラルな音調に整えるには、以下の方法が有効です。ひとつは実際の収録音圧と再生音圧の差分を補うためにラウドネス補正を掛けること、ふたつめはコンデンサー・マイクの近接効果をキャンセルして音調をスマートに収めることです。初期のHi−FiはB図のように音圧差のみを補正したカーブを使っていました。これに距離の差を加えてマイクに特徴的な近接効果(中低音が膨れあがる現象)を補正して聴感上フラットにしたのがC図です。(このことに関する仔細なデータはAES研究部会のBruce Bartlett氏の論文参照) 

 C図から判ることは、一般にフラットなままの特性ではプレゼンスが強すぎて中高域がうるさく、逆に8kHz以上のアンビエンス成分が薄く感じられ音がくぐもることが判ります。実はヨーロッパ・トーンの最後の仕上げは、中高域の抑えた表情と高域の空気感にあり、両者のバランスが生命を分けるところがあります。B図のようにアメリカが中高域に強いアクセントがあるのとは反対ですが、これを逆手にとってステレオ初期のエラートやフィリップスは高域をブーストした(位相が反転するくらい)ブリリアントな録音が残されています。この方法で調整すると、柔らかさと天上の抜けの良さの両立が感じられ、アンサンブルの綾は絶妙になります。ヨーロピアン・ジャズの哀愁という色合いをさらにノスタルジックなパステル調にするのに、このノーマライズされた音調がどうしても必要です。


 ノイマン社製コンデンサー・マイクの正面特性
若干高域に癖がある



等感度曲線の110dB→80dB差分の補正カーブ
これはリボンマイクの時代に多いアメリカン・サウンド


http://quwa.fc2web.com/Audio-07.htm#memory


ノイマン社製マイクの近接効果と
ラウドネス補正を考慮したカーブ



周波数 <80Hz 200Hz 800Hz 3.5kHz 6kHz >9kHz
  +0dB +2dB +1dB −4dB −3dB −2dB

私の聴感で決めたイコライザー補正例
 (100Hz以下の減衰はTD512の特性による)


3)ジャズ再生の王道の逆手を取る

 一般にジャズ再生の王道は生音の迫力を伝えることにあるので、イコライザー処理を加えずに録音し、上のB図のような音調で再生するのがベストです。JBLのD130とアルテック802Cとの組合せはそうしたサウンドの妙味を知らしめてくれました。しかしこれは同じ近接録音と近接試聴という関係で、音圧だけの違いで聴いているときに成り立つものです。もちろん機器と録音の時代の整合性が合うということもあるかもしれません。

 一方でヨーロピアン・ジャズの場合は、これに距離の違いが加わってきます。つまり近接マイクで録った音を少し離れて鳥瞰するという行為が生じるので、C図のような補正カーブになるのです。これは単純にはクラシック録音と同じです。

 最近はジャズの鋭角的なエッセンスを強化するアイテムは沢山あります。例えば高域の位相補正をして、パルス性の立ち上がりを鋭くしようとする機器があります。Aphexのオーラルエキサイター、BBEのソニックマキシマイザーなどです。あるいはコーン型に比べトランジェットの早いホーン型のツイーターを選ぶのもひとつの方法です。

 逆にヨーロピアン・ジャズの場合は、アンサンブルの綾を明確に出すためにトランジェットの要求されるのは中域のほうで、高域は残響に包まれたアンビエンス成分として拡散されます。高域のトランジェットが早くても、本来のクリアネスは保持できず残響の渦に呑み込まれるのです。それがヨーロピアンと思われる一方で、ジャズ的なエモーションの聴き取りにくくなる原因にもなります。これはこれで意味のあることですが、ここは裏路地に入ってみたわけです。

 ヨーロッパ製のスピーカーでも、最近のDynaudio、ATC、PMCなどはミッドレンジの開発から始まったメーカーで、3wayともなるとかなり通好みのものになりますが、こういうゴマカシの効かないところでのトランジェットの保証が卓越しています。私の場合は富士通テンTD512ですが、かなりコスト的な理由と折衷主義でこうなったという感じです。しかしツボを押さえてるものはあると思いまして、その辺が脱Hi-Fiの妙味ともいえます。

 あとDACをCEC(オペアンプ)からSAGE音響(真空管)に変えただけでも、ジャズ本流の熱血漢の湯気がメラメラと増えていくのが判ります。真空管は帯域毎の音調の変化が古典的で、中低域がファット、中高域が艶々、高域はサラサラという感じです。これは好みなのでしょうが、ヨーロッパのプレイヤーには必死な感じが似合わないように感じてます。つまりクールなオペアンプが良いのです。

 話は飛びますが、最近のジャズ・レーベルで最も元気のあるのは日本であり、澤野工房、ヴィーナスレコードなど、日本のジャズファンに応えてCD吹込みを行うジャズ・レーベルも少なくありません。それも演奏としては新規性はなくても、長年クラブ出演で磨いてきた熟年のジャズメンが日本でリコメンドされて、欧米で人気が出るという現象まで起きています。ここ10年の間に日本のジャズ・ミュージシャンも、つとに世界で活躍するようになりました。そういう意味でも日本にマスターテープが残る確率も高くなり、日本のオーディオの質を高めていくのではないかと期待しています。新鮮なマスターテープでプレスされるCDは、エンドユーザーに音楽の活力を伝えてくれる最も有効な手段です。

 紹介したCDはあえて新しい順番から並べました。これは普通のジャズ・ファンが辿る歴史を語るためのものではなく、常にジャズが今という時代あってのものと思ってのことです。新しい物好きというより、自分の生きている時間とへその尾がつながったものから関わるのがジャズとして健全と思えます。

http://quwa.fc2web.com/Audio-07.htm#memory

2. 中川隆[-10355] koaQ7Jey 2019年5月18日 23:05:54 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1969] 報告

ジャズを聴くなら JBL よりパルメコの方が遥かに上

ロンドンウェスタン直系BBC放送局用パルメコ・スピーカー


生演奏みたいなジャズ PARMEKO (パルメコ)LS/1で聴く - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=hTw4Q4KA2EY

PARMEKO (パルメコ)LS/1 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=PARMEKO++LS%2F1&sp=mAEB

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オレのガマンもこれまでだ「身の丈再生音って、ナニ?」の巻

オーディオシステムの再生音は使用する人の可聴帯域に則ったものであるべきだと、気付かせてくれたのは友人のお店で聴いたパルメコのスピーカーでした。 

1950年代に英国BBCの検聴用として用いられたもので、その再生音は全帯域に亘ってフラットでありながら、その音の内側に入れば信号に含まれたあらゆる音を聴き分けることが出来るのです。 その音を、全て聴き分ける事の出来る人がどれだけいるのか。 若く、恐ろしく耳の良い人でなければ、このパルメコの再生音の真の力を聴きとることは困難であり、音楽な暖かさとか、そういうものは期待するほうが野暮という完全プなロ仕様です。 

高価でもありますが、正直いって聴覚的に無理が伴います。 私自身の耳は全くついて行けず、ただ聴くしかありませんでした。 

その音は嘗ての JBL4350、4343等と似ていますが、それよりずっと上質で、JBL のスピーカーが時々聴かせる無機質感は微塵もなく、人間的な響きと格調高く涼やかな音です。 

IMG_0161真のモニタースピーカーの再生レンジは、聴覚能力の高い人が使ってこそ、真価が生かされる事にも気付かせてくれました。 検聴用のスタジオモータースピーカーを使っているユーザーで、実際に最低音域と最高音域を聴きとる事が出来るのは本当にわずかな人にすぎないと思います。 個人の聴覚レベルに合っていれば身の丈再生音こそ大切で、欲張りは避けるべきでしょう。 以上T氏
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51620721.html

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サウンドポイント55 
http://www.geocities.jp/soundpoint55/newpage3.html


パルメコ 38cm同軸2WAY LS−1     

2ペアー在庫  写真1,2,3 ¥63万

 
(初代BBCモニター、WE系の特注品と思われる構造です。ドライバーは713か?)
 
(残念ながらコーン紙に破れ補修が御座いますが音質には問題御座いません。)
 
(超ヘビー級のユニットでコーン紙はジェンセンより遥かにパンパン、ロレンツのツイーターを付けて3WAYにしてBBCで使われました。あのアビーロードスタジオ、アメリカのバンガードのスタジオでも採用されてました。)


ビンテージの中でも最高に位置するユニット群です。
アルテック、JBL、TANNOYに愛想をつかした方御試聴ください。  
http://www.geocities.jp/soundpoint55/newpage3.html

▲△▽▼


 米国がウェスタンエレクトリックなら英国はロンドンウェストレックス、ドイツはクラングフィルムになります。

一口に云ってロンドンウェストレックス(ロンドンウェスタン)はアメリカのウェスタンエレクトリックとは多少異なります。初期のロンドンウェスタンはアメリカ本国よりシステムを持ちこんでスタートでしたが英国の国策として海外からの輸入に制限を設けたためこのシアターシステムも対象になりロンドンウェスタンのシステムは自国での設計生産になったと思われる。

 

ロンドンウェスタン直系スピーカー

 初期のロンドンウェスタンは多分米国ウェスタンの改良型を使用したシステムでしたが私の憶測と情報ではその後ウェスタンエレクトリックからのシステムの供給はやめてイギリス本国での製品開発が行われたと推測されます。英国はアメリカと違って大変保守的なお国柄で海外から輸入するよりも自国で開発して販売する方法を取っていた、

 日本や米国と違ってロンドンウェスタンの立ち上げに当たってイギリス国内のスピーカーメーカーの第一線級のエンジニアが集まってロンドンウェスタンをスタートさせたと思われる。

当時のスピーカーメーカーと云えばシアター専門のヴァイタボックス、民生用のグッドマン、ローラ、タンノイ、パルメコ等メーカーのエンジニアが共同開発に当たったのではないだろうか、この辺が米国のメーカーや日本のメーカーとは事情が異なる。

 開発終了に伴い英国本土のすべてのシアターに供給するには生産量が問題になってくる。当時はヴァイタボックス社やタンノイ社では絶対数の生産ラインの供給システムがまだ確立されていなかった、

 当時のスピーカーメーカーではグッドマン社が大掛かりな生産ラインを有していたから多分ユニットはグッドマン社が中心となって製造していたのではないだろうか、

 当時の技術集団が開発した初期モデル(1950年代)のスピーカーユニットはすべてロンドンウェスタン直系のスピーカーになるので音質音色は同じである。またロンドンウェスタンのシステムには低域用にグッドマン、高域用はタンノイ、ケリー、ヴァイタボックスなどでの組み合わせによる混成システムが多かったのでは、

 実際ロンドンウェスタンの2080,2090Aのシステムとパルメコ、私が所有しているユニット等は音質や音色は良く似ており私が聴かさせて頂いた三上先生宅のロンドンウェスタンと瓜二つの音に安堵感を覚えた、

 また米国のウェスタンエレクトリックはすべて業務用でしか販売されなかったがロンドンウェスタンは家庭用のシステムも販売されていたがほとんど日本には入って来なかったからロンドンウェスタンを含めてロンドンウェスタン直系のスピーカーは幻のユニットと云える。

 ロンドンウェスタンのスピーカーのサウンドは皆さんご存知のアルテック、JBL、タンノイ等のスピーカーと比較してまったく異なる音質、音色を持っているのがロンドンウェスタンの特徴でもある。私も沢山の英国ヴィンテージユニットを聴いてきたが今回手に入れたロンドンウェスタン直系のユニットはこれらの音とは違っていた、

 ロンドンウェスタンのパルメコは初代BBC放送局のモニタースピーカーに採用されていたが有名なアルテックの604Eと外観的に非常によく似ているが音質音色は全く違う、

パルメコはもっと浸透力があり音味は大変美味しいエレガントな音ですがアルテックの604Eは残念ながら上手く調教された音を一度も聴いた経験がありませんので比較するのは無理かも知れません。

 またアルテックやJBLなどアメリカのスピーカーはジャズ向きと云われているがスピーカー開発者にとってこれはジャズ向きこれはクラシック向きとして設計はしていないはずですからやはり鳴らし方に問題がありそう、私の個人的な意見としてジャズが鳴ればクラシックも必ず鳴るはず、クラシックが上手く鳴らないのならジャズも鳴らない、ジャズが本当に上手く鳴れば大人のジャズサウンドになるはずだ、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-027

▲△▽▼


パルメコスピーカーはBBC放送局の検聴用に使用されたスピーカーで製作本数は数百本しか作られなかったと云われる数の少ない幻のユニットになる。ほとんどの方は音も勿論だがパルメコスピーカーの存在すら知らない方が多いのではないだろうか、ウェスタン系をやっている方やオーディオを長くやっている方はパルメコスピーカーを知っているはずだがこのユニットは巷には出てこないのでほとんど聴く機会は少ないと思う、

 私が知る限りでは名古屋では西山氏、関西では今田氏と今回ご紹介する笹本氏の三人がこのユニットを所有していますが全国を探せばまだ使っている方は沢山いると思う、

 本来このスピーカーにロレンツのツィーターとリークのアンプを内蔵したシステムでBBC放送局に納入されていたらしい、パルメコスピーカーは写真でもおわかりですがコアキシャルタイプですが外観はアルテック604Eのホーン部分が大変似ておりますが振動板はウェスタンと同じものを使用しています。

 このユニットのホーン部分の形状が似ているのは皆さんご存知のアルテック604Eですが音味はまったく異なります。604Eは上手く鳴らされていない方が多いので残念ながら比較はできません。アルテックの604Eは38cmのコアキシャルですがパルメコはもう一回り大きい40cmのコアキシャルになります。

またマグネットは強力なアルニコマグネットを使いクロスオーバーは多分1KHZぐらいと思われる。このパルメコのエンジニアもロンドン・ウェストレックスの開発に協力したと思われそのサウンドは本家のロンドンウェスタンと瓜二つの音色、音質を持っている。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-030

▲△▽▼


オーディオのパラレルワールド

パラレルワールドとは今の世界と平行したもう一つの世界をパラレルワールドと云います。

オーディオで云うならば皆さんが使っているアルテック、タンノイ、JBLや現代の代表的なスピーカーは一般的な(A)の世界の音ですが(B)の世界はこのようなスピーカーとは隔絶したもう一つの世界の音である。

 私が聴いた限り上手く鳴らされていたウェスタンエレクトリックのカールホーンを使ったホーンシステム、オイロダインやロンドンウェスタン及び直系の音こそ現代のサウンドとは異なる次元の違う(B)の世界と云えよう、


現代のシステムは駄目とは云わないが(B)の世界の音を聴くとオーディオ観も音楽観も変わるような気がする。


正面に鎮座しているWE−15Bホーンで聴くチェロは現代のサウンドとは全く異なるこれこそパラレルワールドのサウンドであった、


正面に設置してあるのが有名なシーメンスオイロダインシステム、このサウンドもWEやロンドンウェスタンとは少し系統が違うが見事なサウンドを聴かせて頂いた、


ロンドンウェスタン2080A、2090A

 最後に拝聴させて頂いたのは幻のスピーカーシステムでロンドンウェスタンだ、

このロンドンウェスタンの音は言葉では云えない一種独特のサウンドで現代の一般的なHiFiサウンドとは異なりこれこそパラレルワールドの音だ、

 ヴァイオリンの響きは電気臭くない木の香りすら漂ってくるのがわかる。

オーディオを追求していくと最後はこの音に魅了されるのは私だけではないはず、    
このロンドンウェスタンのサウンドを聴くと現代のHiFiサウンドは申し訳ないが長く聴いていると時間の経過と共につまらなくなり飽きが来てしまうがロンドンウェスタン系はオーディオマニア、音楽マニアを引き付ける魅力たっぷりのスピーカーと云えよう、

ただこのような音を出すには相当レベルの高いアンプと高度なテクニックと肥えた耳を持っていないと上手く鳴らないのではないか、

 ヴィンテージショップなどでウェスタンやその他ヴィンテージスピーカーを鳴らして店主は能書きばかりでまともに良い音で鳴っていないのが多いのと

すべてヴィンテージスピーカーだからパラレルワールドのサウンドと思ったら大間違いである。

やはりマニア宅で上手く鳴らされているのを聴くのがベスト、「百聞は一聴にしかず!」

 確かにオーディオは進歩しているが最終的に判断するのは聴く人の感性と鳴らし方ではなかろうか、またパラレルワールドのサウンドは装置を忘れてじっくりと音楽が聴ける。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-028

3. 中川隆[-10354] koaQ7Jey 2019年5月18日 23:25:33 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1970] 報告

ヨーロピアン・ジャズを鳴らすアンプはアメリカ製ではなくスイス製やフランス製がいいですね:

FM ACOUSTICS  FM801 比較試聴 2011/2/6
https://blogs.yahoo.co.jp/supt11g/7572357.html

ヨーロッパ系ジャズなんかをおしゃれに楽しく再生するには最高なのではないかと感じました。TADでこの手のおしゃれなジャズを聴く人にはおススメのアンプです。

音が柔らかくて美音、いわゆる艶のある音がする
中高域は出来の良い真空管アンプのような感じ。
だが真空管アンプにありがちな解像度の低下や低域のふくらみを感じない。


___

昨日、ここのところ仕事が忙しくてご無沙汰していたGTサウンドに久しぶりに顔を出しました。そこでちらほら店内を見ていると珍しいアンプを発見です。

それはFM ACOUSTICS(以下FM)のFM801でちょうど修理が完了したものでした。


https://blogs.yahoo.co.jp/supt11g/GALLERY/show_image.html?id=7572357&no=0


このアンプはFMの業務用だそうでコンシューマーのFM711と同等の能力だそうです。有名どころでは稲毛のキャンディにも置いてあるようですね。

私もFMのアンプは世間での評判や訪問宅で聴いたことがありますが、実際にじっくり聴きくらべはしたことがありませんでした。「お願〜い、聴かせて〜ん」と甘えさせてもらい、ゆっくり比較試聴をさせてもらいました。

比較するパワーはアキュフェーズのM-6000,プリはC-3800といういつものラインナップです。

簡潔にM-6000と比べると

利点

音が柔らかくて美音、いわゆる艶のある音がする(使用者によると通電してから2時間までは落ち着かないらしい)。

中高域は出来の良い真空管アンプのような感じ。
だが真空管アンプにありがちな解像度の低下や低域のふくらみを感じない。

個人的には高録音のヨーロッパ系ジャズなんかをおしゃれに楽しく再生するには最高なのではないかと感じました。


https://blogs.yahoo.co.jp/supt11g/GALLERY/show_image.html?id=7572357&no=1


TADでこの手のおしゃれなジャズを聴く人にはおススメのアンプです。


欠点

まずファンがかなりうるさいです。
またそれなりの味付けを感じるので、長期間使っているうちに鼻につくかもしれません。

音的には事前の世間の評価そのままという感じです。

ぱっと聴くと美音なのでお!っと魅かれるのですが、どうもそのお上品さ加減が気に障るというか音の本質をごまかしているような感じも無くはないです。

ですがこれが大好きという人の気持ちもわかる音色ではあります。


さて一通り試聴を終えた後はかつて代理店であったGT店主のオーディオ歴史話(FM暗黒史)がはじまったのですが、問題ありすぎてここでは書けません(笑う   

残念!!!


https://blogs.yahoo.co.jp/supt11g/GALLERY/show_image.html?id=7572357&no=2

貴重な801のパンフレットまでもらっちゃいました。


結論としては、音以外の全てに問題ありすぎるメーカーなので個人的には全く使う気は起こりませんが、TADやレイオーディオのユーザーでパトロン気質がある大金持ちの人にはおススメです。

さすがかつて推奨アンプに選ばれただけのことはありますよ。

コメント(6)


>ありがちな解像度の低下や低域のふくらみを感じない


本論から外れますがこれを気がつかない人が意外に多くいることに驚きます
2011/2/6(日) 午後 10:10 flattwin

そうですね、人によって注意が行くところはずいぶん違うときがあるようです。
2011/2/6(日) 午後 11:53 [ しんた ]


私は Resolution Series を使ってるのですが、FM の音は好みで別れると思います。
Resolution Series はパワーを生かすにはFMのプリを使うと本来の音が聴けるでしょう。

価格が高いのと修理代が高いので一般には薦められませんが、はまると病みつきです。
2011/2/8(火) 午前 0:08 [ 大佐 ]

Syuさん、こんにちは。私もFMの音は素晴らしいな〜と思いました。
ただ値段とアフターが厳しすぎますね。

私は基本ずぼらなのでメンドクサイもの、不安定なものは選択しないんですよ。
趣味としてはFMのアンプも十分ありだとは思うんですけど…
2011/2/8(火) 午前 10:30 [ しんた ]
https://blogs.yahoo.co.jp/supt11g/7572357.html


FM ACOUSTICS の詳細は

ボッタクリ アンプ _ FM Acoustics の世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/754.html

4. 中川隆[-10353] koaQ7Jey 2019年5月18日 23:29:32 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1971] 報告

ヨーロピアン・ジャズを鳴らすアンプはアメリカ製ではなくスイス製やフランス製がいいですね _ 2:


●FM Acoustics FM266 2005-12-27


 FM Acousticsは、今年2005年のインターナショナル・オーディオ・ショーでlumen white diamond lightとのセットでの実演を聴いた。甘ったるい音という印象だった。ディテールまで分析的に聴かなかったし、それがFM Acousticsの音なのかlumen whiteの音なのかも分からなかったが、とにかく甘ったるい音という強い印象を持った。思えば贅沢なセットであった。

 ヌルッとしたあま〜い音。この日の試聴も先入観が手伝ってか、第一印象は同じような音に聴こえた。そうかこの甘さはFM Acousticsの音だったのか、そう思った。何がどう甘いのかよく聴いてみる。

 まず、それぞれの音の出だしがエッジのないヌルッとした出かた、そしてそのままヌルヌルッと長く尾を引く。楽器にローションを塗ったかのようだ。音にアタック感がなく、切れが悪く、そのせいかテンポがゆっくりと聴こえる。まるで別アレンジの曲を聴いているような気になる。体の力が抜け、けだるくなるような音。寝る前に聴くにはいいかもしれないが、朝一番には聴きたくない音。

 しかし、しばらく聴いて慣れてくると、悪い印象は薄れ、なんとも艶やかに聴こえてきた。ヴァイオリンの弦の響きなどは、まるで光沢を放っているかのようにツヤツヤと美しく心地よい。コーラスの声も若々しく張りがありツルツルだ。だんだん聴き惚れてくる。

 ヌルヌル、ツヤツヤ、ツルツルといった印象だが、何かごまかしているということではなく、解像度もあり、微弱音の表現もしっかりしていて、密度が高い。

 場がにぎやかな感じがするのだが、Metronome PA1 Signatureと比較すると分かりやすいだろうか。PA1は、倍音成分の響きが多く、霧のように場全体を満たす。FMは主音に伴う倍音よりもむしろ残響音が長く尾を引く。霧のような感じではなく、いく筋もの水の流れがそこにあるよう。音と無音がはっきりとしてノイズフロアは低い。かえって分かりにくい比較かな?

 ここで頭に入れておきたいのは、マスタークロックOCXの設定が176.4kHzであることと、P-03がPCMをDSDにコンバートし、D-03にてDSDをDA変換している点だ。つまり、音が高密度になり、ツルツル感が倍増されていると考えられる。その分は割り引いて聴かないといけない、けどそんなこと難しいか。

 とにかくFMはハマると抜け出せなくなるような麻薬的な魅力、ということがよく分かった。自分はお金持ちじゃない、という意識をしっかり持っていれば大丈夫なハズだ!

 エキシビションのFM Acousticsにちょっと力が入ってしまったが、いよいよ本戦に望もう。

 その前にちょいと余談。最初、JM Lab Altoは久しぶりの音出しで、SPがまだ硬いとのことであった。確かにウーファーの動きが鈍いようで、低域の音がボワボワ。それを指摘すると、ちょっと待てとのことで、ベースを強調した曲を1曲、相当な大音量で再生し始めた。見ているとウーファーが2〜3cmほども動いている。すごい。こんな大音量、うちのマンションでは到底出せない。

 1曲終わった後試聴に戻ったが、驚くほど低域のスピードが速く軽やかに変わっていた。低域ばかりか高域も引っかかりが取れスムーズ。エイジングとか暖機運転とか大切なんだなぁ。新品のSPで早く音出しをしたいときは、指でエッジをマッサージすると効果があるなどと教えていただいた。へぇ〜。
http://hei30per.blog34.fc2.com/blog-entry-27.html

5. 中川隆[-10352] koaQ7Jey 2019年5月18日 23:47:50 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1972] 報告

ヨーロピアン・ジャズを鳴らすアンプはアメリカ製ではなくスイス製やフランス製がいいですね _ 3:


GOLDMUNDの真実


ゴールドムンド(Goldmund)は、スイスのジュネーヴに本社を置く高級オーディオ製品の製造・販売を行っている会社。欧州のほかアメリカや東アジアにもショールームを持つなど世界的に展開している。

計20社ほどの協力工場はほぼ全てがスイス国内にあって加工・組立も全てスイスで行っておりスイス製であることを強調しているが、140万円で販売している自社ブランドのCDプレーヤー「Eidos 20A」に1万円台で販売されているパイオニア製格安DVDプレーヤの部品を転用していることが画像付きでインターネット上にて指摘されている。

社名はヘルマン・ヘッセの小説『知と愛』に登場する彫刻家ゴルトムントの生き方に共感して付けられた。和文での表記は「ゴールドムンド」が通例である。


1978年 - レコードプレーヤーにおけるリニアトラッキング方式のトーンアームを開発した学生らによってパリでゴールドムンドが設立される。
1980年 - フランス人のミッシェル・レヴァション氏(現社長・CEO)が同社を買収。
1981年 - 同氏がスイスのジュネーヴにゴールドムンドを設立。


スピーカー、レコードプレーヤー、CDプレーヤー、アンプ、オーディオアクセサリーなどオーディオシステムを構成するほとんどの製品を開発している。

製品はグレードが低い順にSR Series、High End Series、Ultimate Seriesに分けられる。さらに、最上級としてReferenceが予定されている。

多くの製品には種類別にそれぞれ名前が付けられており、各種プレーヤーにはEidos、プリアンプにはMimesis、パワーアンプにはTelos、スピーカーにはLogosもしくはEpilogueとなっている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%89
http://www.goldmund.com/

ゴールドムンドGOLDMUNDの真実


海外の掲示板goldmund ripoff - pink fish mediaで、パイオニアの2万円のDVDプレイヤーと、ゴールドムンドの140万円のユニバーサルプレイヤーの内部パーツがほぼ一致していることが写真で指摘されています。以下画像だけ引用します:

Pioneer DV-600 (?) 2万円 → 13,600円(プライスダウン!4/20)

GOLDMUND Eidos 20 (?) 140万円(≒6000ポンド)


GOLDMUND本家HP - Newsletterには、 GOLDMUND Eidos 20A の内部について、Pioneerの部品を使っていることを自ら示す解説を載せています:

GOLDMUND Eidos 20A 140万円(実売120万円)


CD/DVDのピックアップ・ドライブ部分に、フィリップス製やパイオニア製を使うことは他のメーカーでもよくあり、公表もされています。しかし、このように基板そのものもそのまま流用している例は初めて拝見しました。しかも、DVDプレーヤーとして最も安い製品の物を、です。

以上は事実です。ここから空想を膨らませてみましょう。ゴールドムンドの社員がどういう考えで、格安製品の部品を流用実装したか?いくつか書いてみます。


@パイオニアの2万円のプレイヤーに140万円出す価値がある音・映像を持っている、と判断した

であればパイオニアにとってこの上ない宣伝になります。


Aどんなに工夫を凝らして開発しても、2万円足らずのプレイヤーの音・映像と差異を感じなかった

そのため、やけになって、基板設計や部品開発を省略してしまった、とか。

B外装にやたら経費がかかる

これはあながちウソでもないようです。ある高級時計メーカー(Patek)が発注する工場に、外装を頼んでいるとか。デザイン料だけに138万円を払う、というのはインテリアやバッグなどのことを考えると、アリなのかもしれません。


CGOLDMUNDが追加(変更)したという、電源と最終出力段だけで音質が大幅にアップした

科学的にありえるのだろうか?


D GOLDMUNDにとって、140万と2万とになんの差も感じない

1千万円を超えてから自分で開発する気になる、とか。


皆様もいろいろ考えをめくらせていただければと思います。ちなみに、GOLDMUND総帥の写真はこちらです。桔梗屋に見えてきましたが、たぶん気のせいでしょう。

ステレオサウンドの批評 2008/3/16

GOLDMUND Eidos 20Aが ステレオサウンド No.166に紹介されました。勇気をもって内部の写真を掲載していますが、そのサイズが極小で、左の基板を隠していますす(^^;。

以下、StereoSoundNo.166からEidosについて語った文章を引用します:

「日本の製品から取り出したプレーヤーの心臓部を使ってゴールドムンド流のチューニングを加えているという」

「静かな音場にふくよかでしかも輝く音色が浮かび上がった」

「ゴールドムンドの音創りは上手いなあと思った」

GOLDMUND:アンプの中身 2008/4/20

4/15にやじうまWatchで取り上げていただきましたが、その翌日フォロー記事までいただきました。

やじうまWatch:超高級プレーヤーの源流は、スイス製腕時計の作り方にあった!? 。イソザキ時計宝石店 BLOG: 第152話(ETA社のメカ式・ムーブメント達)では、時計のメカが同じでも、3万〜70万円の値がつけられているというものです。

しかし、これは以前も述べたように、誰も文句をつけないでしょう。なぜなら、時計のある分野については、すでにデザインが価格の最大の要素となっているからです。

オーディオも、もし音質がほとんど変わらないことが分かっているなら、明確にデザインで価格を決定していると明言して欲しいものです。

さて、以下はデザインもどうなんでしょ?というゴールドムンドのパワーアンプの内部写真です。30万円、だそうです。

ただ、個人的にはブラインドで音を聞いてみないと、善し悪しを評価することは出来ません。スッカスカだからこそ良い音が鳴る場合もあるかもしれません。なので、あくまで参考程度に。

この画像の引用元である「Bow言Blog」 Rifled life! : 価格と中身と音色はそれぞれ不等号。には、あるヘッドフォンアンプの内部も公開しています。一見の価値あり。

http://homepage1.nifty.com/iberia/column_audio_goldmund.htm

13 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/01/07 10:32

値段だけ高くあの軽くて中身あやしいモジュール
中身 見たことあるのか??

クレルの人も怪しい ひどいと言ったらしいぞ

15 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/01/07 10:43

クレル
アキュ
STAX
スレッショルド
スペクトラル
アムクロン
その他 高級なアンプ

中身見ればある程度はわかるし
回路規模 部品 コスト的にもまだ納得出来るが

ムンドは空っぽで怪しい

889 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/08/15 18:19 ID:k5mqQoB5

ムンド本社を見てこいよ。 こ汚ねービルの1フロアでせっせこせっせこエピローグ作ってんだよ?

あんなのもありがたがって買うのはエビアンをありがたがるような小市民のみだな。 せっかく生まれてきたんだから、もっと誇りを持って生きろよな。

妬み?ムンドに?

残念ながら下劣な感情を共有するのは不可能だ。
いずれにしてもスイスの空気はそんなきれいじゃない。
詰まっているのは腐りきった商売根性だけだ

897 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/08/15 21:18 ID:???

正規の社員はレバション一人らしいしね
いろんな意味でスゴイ会社だと思うよ


902 名前: +-0 投稿日: 02/08/16 12:40 ID:???

不況には強いが、出資者に弱い会社。
数年前GMは倒産の危機に瀕していた。それはレバションと出資者である奥さんと不仲が頂点に達し離婚して、資本が引き上げられたから。
そのため、ステラDATはプロトタイプのみで、製品化されなかった。
その後別の出資者(パートナー?)を見つけ再起、このころから、経営方針が、変わったような気がする。

品質は、労働者によりけりみたいだし、外注も多いそうだ。
だから製品にムラがあるそうである。

■ムンドの品質のオレの経験

中古で手に入れたMM2+のチャンネルが左右逆だった。(当然無料修理)

中古で手に入れたMM39起動があまりにも、遅かったりスリップが発生するのでやだなと思っていたら、スタビライザーの切削ミスとある店で聞き即ステラに送付。(当然無料修理)

ヤフオクで2.4Kで手に入れたリニアルのラインケーブルが、断線し(芯線が銀の単線のため断線多し。)
ステラに修理に出そうして聞いたら2万円以上の修理費がかかると聞き、失敗したら手持ちのWBTに変えようと、プラグをこじ開けた。

コールド側が本来は圧着タイプのコネクタにクリーム半田でつけてあるのだが、そのひどさは----- 

自分で再度整え半田づけし直し、 出っ張った部分をヤスリで整え修復、心線はコネクタの内部で、断線していたので、スリーブにミニルターで穴を開け再度付け直し解決。

などなど、スイス製とは言っても所詮、外国製。

レバションはレビンソンと違い優秀な錬金術師的ビジネスマン。

http://community.phileweb.com/mypage/entry/1483/20080425/4355/


<スイスの高級オーディオメーカー「ゴールドムンド」のSACDプレイヤー「EIDOS20A」(140万円)の中身が、「パイオニア」のDVDプレイヤー「DV-600」(2万円程)の部品と回路とほぼ一致する、という一件。>


みなさん一番気になるのは、「中身はEIDOS 20Aとほぼ同じだけど、その音も同じなのかぁ?」ちゅーことだと思いますが、当然ながら、音は全然違います。

でも、なんだかんだ言っても、ゴールドムンドはやっぱりオーディオメーカーです。
いくら他社からの部品を使うといっても、音響機器として、電源や整振等の改造はしっかりしているようです。


DV-600AVを聴いてみた率直な感想は、「薄いEIDOS 20A」、でした。

EIDOS20Aの特徴、立体感、ドライブ感があって、音の分離がよくて、独特の音色付けがあるところは、そっくりでした。中身が同じなんだから、当たり前か。

ただ、パワーが全然足りない。うっすーーーい。。って感じ。


試聴会の時は他にプリアンプも使ってたから、そのせいも多少はあるだろうけど、それにしても、CDPの性能としてもやはり劣っています。試聴会の時に、電源を加えたら、ぐっと音の力が増したのですが、ちょっと、電源を試してみようかなーと思います。さすがに、2万でゴールドムンドの音の再現は無理でしょうが、140万のものにどれだけ近づけるか、ちょっと遊んでみようと思います。

低予算でもオーディオを楽しもうよ、という「アヤタンのオーディオ」にもってこいの計画だなぁ。

情報は逆手にとって、工夫して遊べば低予算でもハイエンドに劣らない音は作れると思いますよ。それにしても、ゴールドムンドはパイオニアの性能の良さを宣伝してるようなものだなあ。

音の感想をもう少し細かく書くと、ゴールドムンドの試聴会の時にも感じたことだけど、独特の立体感がある。

プレイヤーの立ち位置が見えるような音の作り方というか。
それぞれが離れた位置で演奏してるような感じなんだよなー。
スピーカーの横から後ろから、上から、音が来る感じ。

それが不自然に感じると、気になってしょうがない。
え、こんなところにコーラス立ってるの?とか、こんな上に誰かいんの!?みたいな、不自然な空間に感じることがある。

解像度は良い。でも、ソニーのようなドンシャリではない。こんな感じかなー。
好きな人は好きだと思う。でも、オイラは好きじゃない。

http://kawaiionna2007.blog87.fc2.com/blog-entry-1737.html


■GOLDMUNDのSACDプレーヤー@140万円の中身が、なんと実売1万円のパイオニア製DVDプレーヤー!?その1


さて、話を問題のGOLDMUND EIDOS20に戻しましょう。

GOLDMUND EIDOS 20A

まずお断りをしておきますが、GOLDMUND EIDOS 20Aを管理人ことpastel_pianoは試聴したことがありません。しかし、一部WEB上で話題になったEIDOS 20Aと、以前より欲しいと欲しいと事ある毎に挙げているGOLDMUND MIMESIS SR CD3-Gの中間機種に当たるEIDOS 18については試聴をしたことがあります。但しSACDプレーヤー単体ではなくアンプも全てゴールドムンドでの試聴でしたが。

ちなみにGOLDMUND SR CD3-Gも試聴した事はありません(^^; そのくせ何故欲しいのかというと、例によって私の箱庭アイデンティティに一致する薄型コンパクトサイズの筐体であること、殆ど存在しない海外製のSACDプレーヤーであること、なんだかムンドはハイエンドの薫りがして見栄を張れそうwとか、その程度のお気楽な理由です。


GOLDMUND EIDOS 18CD/EIDOS18CD-G


EIDOS18の感想ですが、プリアンプのMIMEISIS 27.3LとパワーアンプTELOS 150Lの組み合わせで聴く限りゴールドムンドの音色そのものでした。こちらのブログで書かれている方と概ね印象は同じです。Eidos18ME-VもどこかのDVDプレーヤーを移植しているっぽいレイアウトと、ハイエンドらしくないチープな基盤と煩雑な配線ですが、倍近い価格のEIDOS 20Aよりは部品が沢山詰まっています。

GOLDMUND MIMEISIS 27.3L


じゃ、ゴールドムンドの音ってどんな音?と聴いたことがない人に無茶を承知で超電波説明してみると、


とりわけ音像がハッキリしていて密度が高く、立体的にピンポイント定位をします。

音色は明るく艶と輝かしい光沢が乗っています。

音の伸び方や流れ方は直線的。

ある種の緊張感というか高域方向へテンションの掛かった音で、音楽をゴールドムンドと独特の世界観で染めてしまう傾向が強く、音楽を丸みのある流れや抑揚ではなく、むしろ構築で表現するかの如く作為的な印象もあります。

残響の音場感よりはパースペクティブに展開する音像に意識が行くような印象。

低域ドスドスとか色気ムンムンの音ではなく、華やかながら程よく冷静で上品な音作りです。

位相が正確っていうのはこういう音なのか?と妙に納得してしまう自分は見る人が見ればオツムが可哀相な人なのでしょうw。

弦楽器など直線的で時に割とキツい音ですので下手なシステムに組み込むと聴くに耐えない音になりそう。まぁそうなると録音が悪いって事なのかも知れませんが。

立体定位した音と音の間の空間に、スイスの空気を想わせる冷ややかさや、輝かしい音色に隠れるクリーミーさなど、所有している人には別のキャラクターが感じられるようですが、店頭でのちょい聴きで表面的な部分だけの印象を述べるとこんな感じでしょうか。


GOLDMUNDの中身が筐体に対してスカスカなのは昔からですが、確か昔のモデルは基盤がハイエンドらしく奇麗なレイアウトだったように記憶してるのですが、EIDOS20にしても、上記リンク先のEIDOS18にしても、普及価格帯の国産オーディオ機器並みのグチャグチャレイアウトと適当な配線の引き回しで驚きました。

DV-600AVがデジタル家電としての量産効果で異常にコストバリューに優れる点は、少数ハンドメイドのピュアオーディオ機器とは比べられませんが、EIDOS 20Aの中だけを見れば割高な海外製品としてもせいぜい15〜30万クラスのプレーヤーの中身です。


ゴールドムンドの音ってのは実際に存在します。いや、私には存在しているように聞こえます。

これは前述したDV-585Aの音とは似ても似つかない、全く違う世界のサウンドです。自社の筐体とアナログ段、トロイダルトランスの持つキャラクターが、デジタル基盤の持つ音を大きく塗り替えてしまうという事なのでしょう。そして、ムンドの音色というのはデジタル基盤やD/A変換のスペック上のクオリティとは実は関係ないところに付加され存在するキャラクターだという事の証明でもあります。

ゴールドムンドのバナナプラグを使うとゴールドムンドの音がする等、以前からピュアオーディオ界隈では知られている事ですが、実は背面の立派な端子にも、ある程度素材でキャラクターを付加するカラクリがあったりするのかもしれません。

ゴールドムンド自身、ピュアオーディオの音作りで支配するものは回路設計より箱!という風に本気で認識しているような気がします。これ、自作、メーカー問わず、電気的な回路設計とは別にパーツ変更や筐体設計等での音決めに携わる人々は、程度の差はあれ、ある程度心情的に理解できる部分ではないでしょうか。

私も、オーディオ機器で生まれる個性、それぞれの固有の音色やキャラクターを付加しているのは、それぞれの機器や部品素子の持つ震動モードの個性が、震動発信器であるスピーカーやルームアコースティックに大なり小なり拡大されたノイズとして伝わるからじゃね?と電波経験則として感じていたり♪

http://www.audiostyle.net/archives/cat_50020987.html

713 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2009/05/17(日) 01:42:42

ブランドが良いと思ってるバカ女・欧米のブランドって「バカ人間」が買ってると思います。

今は日本製品が一番良いと言うのは常識です。スイス製時計は中心部は100%日本製です。それに文字盤や外枠をつけて100万円(ぜんまい式を除く)

カメラ・世界の一流カメラマンが使うカメラは30年前から100%ニコン・キャノンなど日本製です。

グッチは、今は乗っ取られ「グッチ一族は一人も居ない」ブランドだけの会社です。

ビトン・これは100%モロッコの工場で作られて、パリに持ってきてロゴだけパリで付けます。このロゴなしの「本物のビトンのバッグ」がモロッコでは、10年前まで横流しで1000円で売られていました。

ヨーロッパの若者は、モロッコに行った時にはこの横流しの本物ビトンを土産に買っていました。日本では10万円なら99000円はロゴの金具代

トヨタの最高級車「レクサス」・全ての面で「ベンツ」を上回って値段は半額でした。これでベンツを乗るのは「高いから」つまり高いのが良いと言うだけの成金? つまり「バカ」だと言う事。


それと、ブランドの見分けをするプロの人が言ってた事だけど、『ブランド品』を偽物かどうか判断する時には

『縫い方が丁寧なのでこれは偽物・これは縫い方が簡単雑だから本物』

とか

『これはメッキが中々禿げないから偽物・これはメッキがすぐはげるから本物』とかも多いと言っていました。


________


こういうのはアパレルでもグルメでも何でもありますね。

たいした生地を使ってなくてもブランドネームで高額とか
たいした食材を使っていなくても店の立地条件で高額とか

ケーブルとかもトランスペアレントのモジュールの中身が酷い。

最終的な音が良ければ…と言いますが、原価を考えてデザイン料や諸経費?みたいなのが本体より上回るものは…

正直悲しいですね。せっかく出てくる音が素晴らしいなら安くすればいいのに…と思いますが理由があるようです。


自分はあるハイエンドメーカー代理店の方と仲が良いのですが
いろいろ優遇して頂いたり、裏の話も聞かせてくれます。


安く出来ても安く売れば、ハイエンド思考の方が買わなくなる。

ブランドイメージと顧客のプライドがあるから安くできない。

だからハイエンドの世界は安く出来ても安くしない!!


もし小売店が安く売ると、取引停止になったりするって。
そういう音楽と関係ない裏事情が絡んでいるのは事実です。

最近オーディオのマスタークロック換装や内部チューンをしたので実感してますが、内部を見直せば20万くらいのプレイヤーでも素晴らしい音を奏でます。


自分が140万円あればプロ用機器に投資しますね。

趣味のオーディオというのは複雑で幻想的な世界ですね・・・

bySpree Dogg at2008-10-30 13:21

http://community.phileweb.com/mypage/entry/159/20080420/4262/


ゴールドムンドに騙されたのは日本人だけ

394名無しさん@お腹いっぱい。 02/11/24 21:40 ID:???

「日本でしか売れない海外製品」ってあるんでしょうか?


395名無しさん@お腹いっぱい。kk02/11/24 22:02 ID:???

TANNOY
JBL
McKINTOSH

それに、近い将来にはGoldmund


406+-0sage02/11/25 02:02 ID:???
>>394 .395
>TANNOY JBL McKINTOSH それに、近い将来にはGoldmund


近い将来じゃなくて、もうその領域だ。
http://www.stellavox-japan.co.jp/gmletter/index.html


ここの下のほうにありがたい、レバションくんのお言葉がある。

「例えば、日本を例にとると、これは全世界トータルの30%を占める世界で最も大きなハイエンドオーディオマーケットですが、GOLDMUND はこの日本のマーケットでナンバー1の売上を達成しています。

その結果、我々は、ハイエンドオーディオで最も需要の多いラインとなりました。」


パネルの金・銀バッジは伊達じゃない。オレはこれを東洋市場を意識したデザイン と見てる。

http://hifi.denpark.net/1030538393.html#386

 「GOLDMUND(ゴールドムンド)」と言えば、日本のオーディオファンにはおなじみのハイエンドオーディオブランドだ。コンパクトで高効率ながら音質にも優れた独自の電源と質感が高い筐体から生まれる音は、スカッと抜けるようなハイスピードで気持ちの良い音が出てくる。

 ハイエンドと一言でいっても、様々な価格レンジのブランドがあるが、ゴールドムンドはそれらの中でも高級な部類。あまりスゴイ値段なので、本文中では価格について触れないが、ローエンドのSRシリーズでも3桁万円に届くぐらいと言えばおおよそ想像はできるかもしれない。上位のスピーカーに至ってはウン千万円である。

 そのオーナーはゴールドムンドを経営するフランス人のミシェル・レバション(Michel Reverchon)氏。

 元々はエレクトロニクス専攻で卒業後はIBMでマーケティングに従事し、その後独立してゴールドムンドの設立に関わった。ゴールドムンド製品の基本的な設計や音作りに関しては、ほとんどレバション氏が関わっているという。


そのゴールドムンド。実は欧州と日本が売り上げの中心で、米国はほんの僅かだという。

米国は米国内に多くのハイエンドオーディオメーカーがあり、大きなシェアを獲得している。米国は富裕層が自宅の新築やリモデルを行う際、インストーラに使用する機材も含めて“おまかせ”で依頼することが多く、全米に散らばるインストーラへの認知が拡がらなければシェアを広げることができない。

http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0501/15/news003.html


名無し 2008/04/15 22:54

ゴールドムンドの中身がしょぼいというのは、マニアの間では以前から結構有名な話だったり。
私も昔引っかかったクチですが、一度中身を見てしまった人は二度と買おうとは思わないでしょうね。

issoft 2008/04/16 00:24

高級オーディオって奥の深い世界ですね。


なまえ 2008/04/17 14:44

高級オーディオ好んでいる人で盲検法で機材を聴き比べている人ってたぶんいないですよね。だからプラセボ効果と見分けが付かなくて、違いが見抜けないのも仕方ないと思う。


issoft 2008/04/17 15:10

「高齢になると高周波の音が聞こえにくくなる」といったこともありますし、高級オーディオを持つ年齢層は多分堪能できないでしょうね。高級車や高級バッグ・アクセサリーを持つのと同じで、性能ではなく高級なものを持っている「所有欲」なんでしょうね、実際は。


plov 2008/04/19 22:58

商売としては最高の企業だ。
最少の投資で、最大の利益を。

issoft 2008/04/20 00:21

大変に利益率の高いビジネスモデルですね。


plov 2008/04/20 16:42
http://www.goldmund.com/news/2008/02/

某BBS訳

Eidos20の注文が殺到しています。この製品は現在弊社のベストセラーのひとつとなり、3ヶ月先の出荷まで予約されています。

弊社のDVDプレーヤ(Eidos18)に関する、掲示板でのすばらしい大騒ぎの影響はたしかにあるでしょう。弊社の従業員は全ての掲示板に書き込んだ方々を愛しています。
皆さんがたくさん弊社の商品についてお書きになったお陰で、このプレーヤが有名になり、たくさんの方がこの商品に興味を持ち、注文が殺到したのです


で、某国の一番のお得意さんが優雅に会食ww。


issoft 2008/04/20 20:20

ジョークの力は偉大ですね。この価格クラスのモノを買う人々ってクレームとか返品とかしなさそう。

良いカモ?

紹介させて頂きました。

http://d.hatena.ne.jp/issoft/20080414/1208094391

【白い箱マニア】ゴールドムンド【箱大好き】


1 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2009/11/29(日) 17:59:36 ID:GnkP++zi [1回発言]

中身は関係ないから中身の話題禁止


3 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2009/11/29(日) 20:09:15 ID:HNLvDEp2 [1回発言]

電子回路技術の粋を極めたムンドのアンプ基盤が欲しいなんて贅沢なことは言わない。

外側の箱だけ売ってくれないか?
そして中身に安くて小さなアンプモジュールを入れて、ゴールドムンドの見た目を楽しみたいんだ。

5 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2009/11/29(日) 22:26:53 ID:Fm1NJH4s [1回発言]
>>3
言っとくけどゴルムンの場合箱が定価の9割だぞ?
中身はおまけみたいなもんだし

6 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2009/11/29(日) 23:41:09 ID:kWMrZ6Jq [1回発言]

【箱は定価の1割?】ゴールドムンド【パイオニア】

7 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2009/11/30(月) 01:03:40 ID:rwJ/F/1L [1回発言]

【箱は定価の1割?】ゴールドムンド【中身はそのまた1割】


10 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2009/11/30(月) 05:53:35 ID:nCfdXb+R [1回発言]

箱しかいいとこないのがたまに傷


11 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2009/11/30(月) 09:03:04 ID:/kJgUTib [1回発言]

メーカも販売店も皆ぐるで無知な人をだましている、そんな風にしか見えないけど

14 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2009/11/30(月) 16:12:04 ID:3THd+ArW [1回発言]

あのプレートも純金製だし箱に金かかってるのは事実
もちろん中身は定価の1/100の製品と同レベルだが

15 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2009/11/30(月) 16:24:46 ID:TsPwqKvx [2回発言]

箱も定価のせいぜい十分の一あるかないかと思いますよ。

16 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2009/11/30(月) 16:34:15 ID:RThXhF8c [1回発言]

プレートが純金って何か音質上の意味があるの??


17 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2009/11/30(月) 17:56:05 ID:zuCqmTDv [1回発言]
>>16
純金の響きがする


18 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2009/11/30(月) 18:02:59 ID:UAAbQV+J [1回発言]

アホウ!!
高尚なゴールドムンドは美しい外観を眺めて愉しむ工芸品だ!
音などという俗な物を求めるなら他のブランド買え!


19 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2009/11/30(月) 19:21:47 ID:1oBvXkAZ [1回発言]

ピカソの描いた絵を、「絵の具代にしては高い」というヤツはいない。

それと同じく、

ゴールドムントの出す音を評価して、「部品代よりも高い」

というのは、ナンセンス・・・・ とメーカーは言いたいのだろうよ。

だから問題は、ゴールドムントの出す音がその値札に相応するか? という点だよね。

これを決めるのは、本来なら「それが分かる/っている人」・・・って事になるんだろうけど・・・・それって誰よ?

ムントの出す音が唯一無二でそれが好きだから高くても買うという人なら、べつにこんな議論に耳を貸さないだろうけど。

20 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2009/11/30(月) 19:34:58 ID:NoUDwo73 [1回発言]
>>19
しかしピカソは二束三文の絵を拾ってきて、額縁だけ立派にして自分の作品だと偽って売ったりしなかったぜ。
どっかの詐欺師と一緒にするなよ。


21 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2009/11/30(月) 20:51:15 ID:C9ZS3Jl8 [1回発言]

おまえらなあ・・・
中身はオマケだと何べん言えば分かるんだよ
箱だけでは購入者に申し訳ないというゴールドムンドの良心なんだよ!

24 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2009/12/01(火) 15:05:05 ID:UMirSFiu [1回発言]
>>21
箱が良いのは、ジェフ・ローランドだろ。
あれ箱だけでも売ってくれるなら、結構売れるんじゃないか。
世界中の自作マニアとか、ガレージメーカーとかに。

◯◯のトランス使っているとか、OSコン使っているとかと同じように、
ウチのアンプは、純正のジェフの箱使ってますって。wwww
特にデジアンには、ああいう密閉度の高い箱は魅力的。

22 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2009/12/01(火) 08:38:52 ID:56Qb85AE [1回発言]

マニアは

「精緻極まりない躯体に、こんな凄い画期的な回路で、こんなに精密なそして選別された高級な部品で すばらしい熟練者が丹精込めて作り上げた」

とかの宣伝文句に弱いよね。 ある程度ブランドが確立されていればどんなのでも無条件にいい音に聞こえる。

78 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2011/03/26(土) 13:55:16.14 ID:E3ZMKoKf [1回発言]

以下、台湾のネットメディアで紹介された実話

台湾のある男、Audioquest社の一番安いSPケーブルの上に太い被覆をかぶせて両端にいかついプラグを取り付け、ペア5万円で売り出した。

さらなるグレードアップを望むオーディオマニアの声にオーディオ卸からは、“もっと高級なケーブルはないか”との打診。男は速攻電器金属街に出向き、フレキシブルチューブを買って来て前と同じケーブルにかぶせ、今度は10万円で売り出した。

まさかそんなもので音は変わらないだろうと知人に問われてその男、

“オーディオマニアはもちろん違いが分かる、10万円のケーブルのほうが格段に音がいいと連中は 言っている”

と涙を流して大笑い。その後ケーブルはいっそう勇猛な外見となり、豪華木箱に納めて数十万円の価格で販売されることに…。


79 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/03/29(火) 22:10:01.47 ID:ncijwWbC [1回発言]

箱は音決めには重要だよ。
ムンドのあのシームレスなぬるぬるした音はあの箱あっての物。

しかし、ムンドの本当の音を決めてるのは端子。
ムンドのケーブルやバナナを使うと同じぬるぬる音になる。不思議!


36 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2009/12/02(水) 12:19:08 ID:ffUD7SUP [1回発言]

いや、むしろ15万のシステムでもいい音はする
つか20畳防音オデオ専用ルームでもない限り大型SPはいらんし、大出力アンプもいらん
ラックスマン選んでる時点でゴルムンマニアと大して変わらんわいw


37 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2009/12/02(水) 13:09:59 ID:BbCjYFUE [1回発言]

いや、変わらんどころか知性を感じる。

42 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2009/12/04(金) 23:13:27 ID:oBBgeTBr [1回発言]

ついにゴルムンも値下げしてきたなw
27.5が93万てやっす〜
と思たら.シリーズは27とは名ばかりでSRの後継機なのな
さすがムンドやってくれるぜ!

49 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2009/12/13(日) 14:27:38 ID:mWLHeAAA [1回発言]
製品の話題が全くないw


51 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2009/12/14(月) 13:24:27 ID:vzbvSuAG [1回発言]
>>49
ブランドの威厳は完全に失せたからね・・・


52 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2009/12/14(月) 14:10:00 ID:US03qPpa [1回発言]

何年か前に出た限定機のミレニアムはムンド社がネットでアンプ内を絶えず管理するシステムだったが、もう5年以上たつがまだやってくれるのだろうか?

っていうか、日本で売れたという話を聞いたことがないが…

ステサンのちょび髭の元ユニオンの店員だった評論家はご健在なの?
やっぱ広告塔がしょぼいのが高額メーカーとしてはマイナスですな。

71 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/02/18(金) 18:47:19 ID:tcA3nJaz [1回発言]
GOLDMUND METIS 中身満載だぞ
http://www.otaiweb.com/audio/tokusen/gm_metis/goldmund_metis.html


GOLDMUND SR スカスカ
http://www.hide10.com/archives/9646


72 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2011/03/20(日) 06:51:19.71 ID:48XDQplM [1回発言]

ブランド価格に傾注したオーディオなんぞ音の良し悪し以前に金儲けが先行していて実に気に食わん、気に食わんな

価値ある物に値札が付くんじゃなく、値札がある物に価値がある状態で正直ヘドが出るわ

こんな物が自分のシステムに組み込まれ様ものなら裸で歩行者天国を私は変態です看板かざして歩くが如くの恥体と同義よ

自分なら恥ずかしさと絶対な絶望と生きることへの失念と鬱々しさから遺書を書くことや靴を脱ぐことを忘れて
パラシュートを着けているにも関わらずあえて開かない気持ちで糸無しバンジーで自殺したい衝動にかられるわ
こんなものを自分のシステムに組み込むなんぞ自分が好きな音ではなくブランドに付けられたバ価格を有難がってる愚か者に過ぎん

74 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2011/03/22(火) 18:52:24.92 ID:y0KHlq7q [1回発言]

スイス製品は価格のほぼ4割が税金。
更に2割5分はステラヴォックスが上乗せしてる分。
つまりムンドは価格の3割位で出荷してる。
最近の製品は中身もコストかかってるしムンド自体はもともと良心的な経営体質だよ。

FMは確信犯だけどな。

76 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/03/23(水) 23:30:30.37 ID:V6QqxtXs [1回発言]
>>74
製造ロットと販売台数の関係でしょう。それとゴールドムンドの流通の問題。

年にウン千台売れればウッハウハなんでしょうが、しょぼしょぼのウン十台だと大赤字に転落でしょうねwwwwwww

たとえばイタリアで実売100万円ほどのフィアット・500と同じく実売3000〜4000万円ほどのフェラーリやマセラッティーも研究開発費はあんまり差がありません。 プロトタイプは全部手作りで、試作車を10台ばっかしこさえるのにラインを動かす人件費もほとんど同じです。おまけにどっちも親方は「フィアット」です。 製造材料費も鉄やアルミ、ゴム、ガラス、プラスチック、電装品の仕入れ価格も目方あたりキロあたりに換算すればほぼいっしょ。 (フィアットに買収されたおかげで超激安の量産パーツをガンガン仕入れることができるようになって、原価は下がるし耐久性や信頼性も向上した)

でも、いざ生産となると売れれば年産10〜50万台以上は行くかもしんないフィアットの大衆車と年産わずか3000〜4000台しか行かないフェラーリではラインにかかる人件費、維持費の頭割りがぐっと変わってきますので、これがそっくりそのまま販売価格に反映されます。

トヨタや日産にマツダや三菱にスバルやホンダは、異なる車種を同じラインで製造する工夫をしたりしています。これができれば粗利益率はボロ儲けですなwww

これがずっこけて大失敗した例としては日産のフェアレディZ、Z32世代の最終型はあまりにも売れなくって月産6台とかしか注文が入らない月もあったりしたとかで実際はフェラーリ並みの値段で売らないと絶対に採算がとれないので、作れば作るほど雪だるま式に赤字が膨らんでいったそうです。


もしもパナソニック、パイオニアにサムソン電子、LG、FoxconnにAppleやDELLといったところがゴールドムンドを買収して、自社の製造ラインと流通で流せば荒利益で130万円ほどのボロ儲け商品の出来上がりです。

だからみんなブランドの買収に躍起になるんです。


77 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2011/03/24(木) 03:17:51.38 ID:/P2bhi7F [1回発言]

まあ、流通の問題は大きいよ。
ガレージのフィデリクスはあれだけの性能の製品でも15万位で売れる。
でもそれは仲介業者がいなくて200台レベルの少量を直接消費者に売るから。
もし、普通の流通システムに乗せてしまえば実売30万以上になる。あの外見で30万はあり得ない。
結局見た目に金をかけて高く売ると言う選択肢しかなくなる。

日本みたいにオーディオの裾野が広くて国内需要がある国ならともかくスイスは外国人に物売らないと生きていけないからしょうがない戦略だよな。

88 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/04/05(火) 03:54:03.19 ID:dMDpOF0A [1回発言]
>>77
人は、知らないものは買わない---

これは世界共通の人間の深層心理であり、ブランド構築の基本的な考え方です。


今後、新興国の企業にとっては自社の低価格製品を世界各国で販売するにあたり、さらなる知名度と、信頼感を得て行く必要があることは明らかです。 つまり、ブランド力の向上です。そのツールとして最適なのがゴールドムントです。

もしも船井電機にハイアールやLGといったところがゴールドムンドを買収して、中身は自社製でバッジと筐体だけゴールドムントにしたオーディオ製品を自社の製造ラインと流通で流せば荒利益で130万円ほどのボロ儲け商品の出来上がりです。 だからみんなブランドの買収に躍起になるんです。

今、世界一の大金持ちは中国です。今まで中国人は欧米先進国に対して劣等感を持って大きくなりました。
今度は中国が買収する出番です。これが世界の現実です。
明日、ゴールドムントが中国や韓国やインド、ブラジル、ロシアの企業になってもちっとも驚きません。

89 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/04/05(火) 06:20:07.92 ID:AJGM5riz [1回発言]

馬鹿の典型例だな。 いかにも見た目しか興味の無いチュンチョンの言いそうな話だ。

オーラはそれで失敗した。いろいろキャンペーン張ってるが、中身がチョン製だとばれてるから全く売れない。
KEFもチュン傘下になって急激に存在感を無くした。その分は全部B&Wとモニオがかっさらっていった。
エルメスが中国企業になったら誰が買う?
ヴィトンが韓国企業になって誰が喜ぶ?

つまりそういう事だよ。 ブランド買えば自分がブランドになれるってのか?

そんな美味い話は無い。大切なのは中身。歴史とノウハウ。そしてブランドイメージ。
お金で買えるもんじゃないんだよ。

90 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/04/05(火) 07:29:18.21 ID:pkWHovRQ [1回発言]

SWISS MADEそのものがブランド。趣味の領域はほとんどSWISS MADE。

92 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/04/06(水) 23:36:14.34 ID:T6XtGURx [1回発言]

だいたいゴルムンはもともとアメリカの企業だろ。。
スイスメイドにしたほうが格が上がって高く売れる。ってんでスイスに移した軟派企業。
だからゴルムンの音はヨーロッパの音ではなくてレビンソンとかと同じアメリカの音。

95 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2011/04/07(木) 21:06:11.20 ID:XuBK6CBR [1回発言]
>>92
> だいたいゴルムンはもともとアメリカの企業だろ。。

アメリカじゃない。フランス

> スイスメイドにしたほうが格が上がって高く売れる。ってんでスイスに移した軟派企業。

まあ、そんなもん

> だからゴルムンの音はヨーロッパの音ではなくてレビンソンとかと同じアメリカの音。

ヨーロッパの音とか、アメリカの音とか、そんなモンねーよw

○○の国の音なんて逝っているのは日本人くらいなもの


96 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/04/09(土) 03:08:07.02 ID:pgsck80z [1回発言]

いや、有るよ。
アメリカのこれ見よがしなパワーや華やかさ、押し出し、
そしてヨーロッパの少しひき気味の定位と豊かな情緒やちょっと古めの音作り。

明らかに意識して作ってるだろアレは。
それぞれのメイン市場で売るために、どうしても特徴は出る。

102 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2011/05/04(水) 01:39:50.78 ID:YIyySSYe [2回発言]

まあ日本でブランド商法やってる商社の割増分がものすごいのは確かだな
某社のヘッドホンなんかアメリカで2万円で売ってるものが日本じゃ7万とかだし
車のボ○ボなんかもアメリカの二倍の値段を平気でつけてる
でも元が安物だから三年乗ると下取りは1/3とか凄いことにw

輸入物は良心的な値付けのところもあるけれどボッタクリが多すぎる
騙されたくなかったら調べる他ないな

103 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2011/05/04(水) 10:51:04.23 ID:YdkivF17 [1回発言]

あるある。
これはアメリカの懐中電灯だが

550ドルが9万6千円に。

同じレートで30万円のミリタリー用HIDライト3000ドルが60万円になってたのは笑ったけど


107 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2011/05/04(水) 13:52:09.13 ID:YIyySSYe [2回発言]
>>105
二重価格と言えばいいのかダンピングと言えばいいのかアレだけど
同じ物なのに国内外の価格差がありすぎるのは問題だよな

108 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2011/05/04(水) 16:07:29.03 ID:dNhUb2TW [1回発言]
>>107

日本のメーカーとか輸入商社は完全に消費者舐めてるもん。

オレはアメリカのアマゾンにもアカウント持ってて、時々買い物するけど、
この前 i-podに対応して、USB端子やブルートゥースが入っている某ソニーのカーオーディオが$85だったので、注文手続きを進めていったら最後の最後でこの製品は日本へは送れません。

って出やがった。現地ディーラーに日本には送るな言われているんだと思うよ。

職場で同僚にそんな話しすると、カード情報盗まれたらコワイととか言っているけど、利用限度額を低く設定して、オンラインでこまめに利用状況チェックすれば良いし、アメリカなんて完全なカード社会だもん。

逆に向こうの店から東アジアのカードは偽造が多いから最初の取引はマネーオーダーにしてくれと言われる
しまつ(主として韓国のせい)

119 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/05/07(土) 21:05:23.63 ID:n2/I6yuH [1回発言]

JOB300を持っている俺が最高だわ


120 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2011/05/08(日) 05:39:27.81 ID:pNVagn/y [2回発言]
>>119
白い箱に入れれば値段十倍で売れるぞ


121 : 119 : 2011/05/08(日) 13:22:32.85 ID:uubrXuCY [1回発言]
>>120
あら〜言うね〜!!
まずはシルバーのケースに入れてStellavox PW1にしたら高くなりますかね

123 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/05/09(月) 07:34:21.79 ID:i3H3OpPI [1回発言]

困ったことに音はいいんだよねぇ...


124 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2011/05/09(月) 08:24:05.28 ID:b2TxWDID [1回発言]

ゴールドムンドの価格帯の製品だったら
どのメーカーでも音はいいだろw


125 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/05/11(水) 16:33:51.61 ID:MZOmkJqe [3回発言]

ムンドは高いか安いかで言ったら高いよね。
自慢の箱だって正面、サイド、天板が段差だらけっつうのもたくさん見たよ。
うちの28MEもそう。 あの値段ですからねぇ、もう少し何とかして欲しい。
SWISS MADEって言ってもそういう所は日本メーカーには敵ないようで。
でも、あの音に惚れてしまえば高いとか安いとか言えませんわ


126 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/05/11(水) 17:43:07.86 ID:MFYsoWXG [3回発言]

まあ、海外製品に「日本的クオリティー」を求めても駄目だよね。
ジェフ、ムンド、アキュ使ってるけど、アキュの工作精度は
流石に抜群。でもね、一番「ツマラン」のはアキュです。


127 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/05/11(水) 18:29:46.12 ID:MZOmkJqe [3回発言]

アキュ、デザインクオリティー、工作クオリティーとも貫禄ありますよねぇ。
ガキっぽさのないところが好きです。
ムンドはデザイン&サウンドは良いけど、工作クオリティーが低すぎるってところですか。
当然ジェフよりも落ちるし、リン、レビンソンと比べてもワンランク落ちますね。
もしかしたらムンドってハイエンドメーカーの中で一番工作精度低いのでは?

128 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/05/11(水) 19:02:49.46 ID:MFYsoWXG [3回発言]

オイラ、仕事でヨーロッパに良く行くんだけど。
でね、知り合いに「時計」の、ま〜専門家みたいなのがいて そいつと「スイス」に一緒に行った事があるのよ。
年に一度の「ショー」に。

その時再確認したんだけど、スイスの「時計職人」の中でも「切れ者」っているでしょ。「イッチャッタ人」。

奴らが作った「世界でたった一つ」の作品見たときムンドの製品と、ある意味同じような物を感じるのさ。

なんか荒削りだけど「ず〜っと先を走ってる物(者)」 って感じを。

オイラが子供の時、行きつけのオーディオショップで見たLNP2みたいなもんかな〜。


129 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/05/11(水) 20:26:35.42 ID:MZOmkJqe [3回発言]

ボクらはプロトタイプを買うわけじゃないからね。
完成した工業製品として買うわけだからクリヤーして欲しいレベルがあるよね。
少なくともムンドのあの程度のパネル合わせなら何個製造しても同じようにピシッと揃えて欲しい。

海外メーカーでもブルメスターやオラクル辺りは分かっていると思う。

133 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/05/12(木) 07:11:54.67 ID:71joJKOI [1回発言]

正面パネルとサイドと天板の交わる所。
簡単に言うと正面から見て右上の角、若しくは左上の角。

プリでもパワーでも良いから何機種か見てみて。
酷いのは1mm位ずれているのもあるよ。
ステサンとかの写真でも分かっちゃうのもたまにあるくらいだから。

SRやメイティスよりも箱がでかいミメイシスやテロスの方がズレが酷い。
もちろん中にはピシッと揃っているのもあるけど。
要するに固体差が大きすぎるのです。

ちなみにステラのホムペにも「当社正規輸入品は日本向け基準の筐体となっています」みたいなことがと書いてある。 輸入元も認識しているってことさ。
スイス本国やアメリカで買えばもっと酷いのが来るかもよ。

136 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2011/05/13(金) 10:39:19.35 ID:QehSLlSK [1回発言]

ネジのバカ穴側の公差は普通0.5mmぐらいだから
組み立て時の寄り具合でズレてるだけじゃないの?
調整しなおせばそこそこ平らになると思う

馬鹿でかいPCでのケースだって1mmズレてることはめったに無いでしょ・・・

137 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/05/13(金) 13:37:23.09 ID:6wrEAHUO [2回発言]

>組み立て時の寄り具合でズレてるだけじゃないの?
>調整しなおせばそこそこ平らになると思う

それが問題なのよ。

調整して直るくらいなら出荷時点で合わせておくべき。

ムンドは社長自らが言っているように、筐体構造がウリな訳さ。
コストの大部分は筐体だとね。

そうやってブランドバリューを高めてきたのは誰もが認めるところ。
なのに実際買ったらズレてたので自分で調整したら直った。なんてことではマズイでしょ。

http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/pav/1259485176/

___________________________
___________________________


2) ゴールドムンドも昔はまともな会社だったのか?


1991 Stereo Sound 「オーディオ 世界の一流品」より 

 ミッシェル・レヴァション氏がひきいる「ゴールドムンド」の製品が日本に登場したのは1985年のことで、それはフランス製の「スタジオ」というプレーヤーシステムと「リファレンス」と名付けられた、これは非常に大型のプレーヤーシステムだった。だが同社は1086年頃には本拠をフランスからスイスへ移し、小型テープレコーダーで知られる「ス寺ボックス社」を傘下におさめ、アンプ、そしてスピーカーと進出を図りはじめた。

日本に登場した同社アンプは、まず1989年のコントロールアンプ「ミメイシス2」とパワーアンプ「ミメイシス3」の、ともに薄型機だったが、続いて発表された大型パワーアンプ「ミメイシス9」および、そのモノラール版「ミメイシス9.2」で、たちまち人気モデルの座に躍り出た。

 また、同89年には、超大型スピーカー「アポローグ」も姿を見せ、今年はD/Aコンバーター「ミメイシ
 ス10」が注目される。

http://www.gokudo.co.jp/Vanguard/room5/room5.htm

GOLDMUND MIMESIS 2


カッコイイ!
カッコ良すぎる....。

当時の価格も凄いが
見た目も凄い!

近くで眺めると
時計メーカーの加工工場で作られている
つまみ類の切削精度が素晴らしい!

精密感あるデザインと作りが融合して
何とも魔力のある気を放っています。


う〜ん
もう降参です...。

この頃は、気合が入っていたのですね!
他社とは全くレベルの違う作りで驚く...。

ローレットの精密加工はもう芸術的です。

以前の店舗で
MM2aとMM9.2のコンビで使用していたことがありますが
久しぶりに見るMM2は、
やはりカッコイイ!

しかも、このアンプ
美品!素晴らしい状態です。

音の方もフラットでワイドレンジ
薄型アンプですが、音に力強さがあり
痩せた感じ、貧弱な感じは無比!

下にあるJBLのスタジオ用パワーアンプを
強烈にドライブする。

変な色づけが無くワイドレンジ
スカッと抜ける高域、
メタボな感じの無い
アスリートの筋肉の様な力強く分解能の良い低域...。

こりゃ音までカッコイイ!

アンプ内部を見てください。
まるで
宇宙基地の様です...。

ラインの入り口
(後ろに見えるのが、TIFFANY RCA端子)


ムンド、モジュール


電源回路周り

外も中も音もカッコイイMM2
嫌味の無いフラットな音は
今でも十分通用する


http://soundjulia.seesaa.net/article/122075449.html

GOLDMUND Mimesis 9.2について   


 ゴールドムンドは、そもそもアナログディスクプレーヤーのメーカーとして出発した。同社のプレーヤーはメカニカ筒ルグラウンディングという思想に基づいて作られておりメカニカルにアースをとることで振動を設置面に逃す設計がなされていた。

ミメイシス9.2は、同社初の大型モノーラルパワーアンプ。

大型とはいっても、電源ー増幅部とも回路本体は比較的小さい。メカニカルグラウンディングはさらに徹底されていて、電源トランスと出力部はスパイク部に直接マウントされる。 重量はかなりあるものの、たんに重くするのではなく、工作精度の高さで筐体共振を制御しているのが特徴的。操作系の精密間も同社のアンプの特長である。

ミメイシス2のヴォリュームコントロールノブの形状や感触は、バルナック型ライカの精密きわまる巻上げノブにそっくり。 この精密感にシビれて、ゴールドムンドファンになった向きも少なくないことだろう。ぼくもそのう ちの一人だ。

ところが実際に音を聴いてみると最初は戸惑いを禁じえなかった。立ち上がり重視の設計がなされているせいか、音色への追随性は良い。むしろ良すぎるくらいだ。基本的には硬質で寒色系の音だが、例えばヴェルディーやビゼーのオペラをかけたときの音はものすごく熱くなる。だが、バッハの作品のオリジナル楽器による教会での録音を聴くと、音の硬度と寒色度が異様に増すのだ。

これは後日談がある。先日バッハ没後250年記念のケーテン音楽祭に行き、聖ヤコブ教会でバッハのカンタータ等を聴いたのだが、石造りの堂内に響くオリジナル楽器の響きはまことに壮麗であった。そしてその音色は、あくまで硬く、寒色的であった。ゴールドムンドのアンプは、バッハの古式演奏の「古くて新しい響き」の本質をア・プルオリ、先見的に捉えていたのである。

http://www.gokudo.co.jp/Vanguard/room4/room4.htm


1990年代には これ程評価が高かったゴールドムンドでしたが……

110 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/05/04(水) 20:18:28.45 ID:0lZlV25P [1回発言]

GOLDMUNDのような音のアンプをなぜ日本で作れないのかな?

111 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/05/04(水) 22:55:07.64 ID:5AKkOZQ4 [4回発言]

「大衆受けする音」じゃないと商売にならないからじゃないの。
あと、西洋的な音の感じ方は日本人の中でも有る程度訓練された一部の人に限られてるってのはある。

113 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2011/05/05(木) 00:48:20.57 ID:NZ8ldJkA [1回発言]
だいたいこいつのせい

四半世紀前のアンプ Mimesis 3

スペクトラルのコンセプトをパクったイタリア人設計者が設計し、当時レコーディング機器の製造会社であるステラボックス(スイス)の技術者が実装設計したムンドの第1号のアンプ。

A1モジュールとトランス以外はほとんど汎用品。抵抗とコンデンサはフィリップス。


・DC-3MHzの広帯域アンプ。1-16オームで100Wをギャランティした。

・ドライバー段は常時通電させるモードを持ちすぐに安定した音になる親切設計。

・稼働中でも電源の極性をインバート可能。

・発振、温度、スピーカーのショートを検知すると電源を切り離す安全設計。

・当時難物だったアポジー・シンティラをクレルより繊細な音で楽々鳴らした。


これだけ力を入れて使ったアンプが全然評価されない。唯一評価したのはマーティン・コラムズ1人。

反省したレバションはスタンバイ機能とか安全回路を全部外して、コストを引き下げ代わりにでかいトランスと
鉄の箱を与えて70Kg のMM9を作った。製造経費はほぼトントンだが、重量は5倍、プライスタグは2倍以上になった。 めでたし、めでたし。

世界で初めて金庫とアンプの融合に成功したレバションが、次にしたのがPCとアンプの融合。
そしてその次が他社製品と自社箱の融合である。なんか天才じゃねーの?

116 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 2011/05/05(木) 23:07:32.06 ID:JOyKSSIp [1回発言]
>>113
反省の方向が間違ってるよな
覚えたのはブランドの作り方だけかよw


____________


ゴールドムンド初期のアンプとその後のアンプの完成度が全く違う理由

113 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/06 22:21
ムンドってスイスフィジックスのアンプと初期の頃は一緒だったって、
知ってた?

114 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/06 22:30

  ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ( ・∀・)( スイスフィジックスと言っても最近ハイエンドに
 (    ) | 興味持ったようなお兄さん方は知らないです。
 | | |  \________________
 (__)_)

ミシェル・レバションは昔IBMに勤めてたとか、元ムンド関係者が
YBAの製品作ってるとかそういうウンチクのほうが受けるような。


115 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/06 22:37

ミメイシス2+3は匡体だけムンド、
中身はスイスフィジックスだったって知っていた?

http://mimizun.com/2chlog/pav/ebi.2ch.net/pav/kako/1009/10094/1009456443.html

50名無しさん@お腹いっぱい。02/08/30 09:24 ID:6JcR9/oY

ムンドはスイスフィジックスを買ってアンプ部門にした。
スイスフィジックスはスペクトラルの真似だったのだろうか。

51+-0sage02/08/30 18:45 ID:???

正確に言えばムンドはデル・ノビル(スイスフィジックス)にアンプの設計委託していたが、デルが先にスイスフィジックス ブランドで発売してしまった。
(これでムンドとデルの関係は悪化した。)

ムンド(レバション)は技術はないから常に技術者を見つけては、委託開発する。

デル・ノビルはスペクトラルのコンセプトをまねた。(高スルーレート、高帯域、FETの使用などなど)

回路がデル・ノビルの独自だと思う。

http://hifi.denpark.net/1030538393.html


238名無しさん@お腹いっぱい。sage02/10/26 00:04 ID:???

そこまでゴールドムントにこだわるのは何故?

244+-0sage02/10/26 15:23 ID:??? >>238 
まー、すり込みってやつですかね。
入門編のハイエンドアンプがスイス・フィジックスだったからね。
それから、HA-HIfiの青木さんの影響も大きいね。青木さん商売止めてからは すこし、オーディオからとーざかっていた。

だって、ムンドのアンプっていまだにデルノビル(フィジックスのデザイナー)
遺産(A1モジュールの母体や小容量コンデーサーの使用、広帯域アンプといったコンセプト)は全部彼の発想だもんね。

245+-0sage02/10/26 16:00 ID:???

それから、オーディオマニアの人でいい音出してる人は、ごく一部だよね。特に高額商品をぽんぽん買う人。口には出さないけどショップの人が一番良く知ってる。

自分を正当化するわけじゃないが、昔、五味康祐がビンボーじゃなきゃ、ホントにいい音は出せないと西方の音のどこかで書いていたが、そー思うよ。
音楽を好むことと、音への執念が良い音をだすんだよね。


今でこそムンドは持ち上げられているけど、私が使い始めた頃はステサンで全く無視されてた。
リファレンスだけかな、評価されてたのは。

私の使っているStudiettoなんかこき下ろされていた。
一時気の迷いでSR-MONOヤフオクで買ったけど、MM6の方がずっとましで、いい音がする。
7.5も良いけどあまり評価されなかった

MM12は悪いけどMM12+はすごく良くなった。

でもステサンにはそんなことちっとも出ないんだよね。

オーディオリサーチやスペクトラル、スキャンテックの扱っている商品、リンのLP12なんて評価されてきたのはリンジャパンが出来てから、ネイムも無視、

オレはムンドがステサンで評価され、売り上げが伸びて東洋市場を意識し始めてからの製品には興味が無いね。

ステサンは輸入オーディオ協会のバイアスが強力働いているから。

275名無しさん@お腹いっぱい。age02/11/09 20:11 ID:???

MM3を買いますた。
ひれ伏せ、貧乏人どもよ(W

278+-0sage02/11/11 10:52 ID:???
>>275
そのとおり、貧乏人よ、でもね。古いからって悪いもんじゃ、ない。
(だから無理してアヤシイ業者から買った。MM3を2台買うには59マソ要った)

オレは

フィジックス#4 → MM3 → SR-MONO → MM8.2 → MM8.2+A2 → PW1

とずっと、ムンド系アンプを遍歴してきたが、やっぱり、MM3がオレの耳には合ってる。2+とのゲインも合ってる。


SR-MONO(ムンドのアンプでは最も厳しい音、うまく鳴らすにゃテクがいる)

MM8.2(ドライブ能力はあるが、やはり厳しい音)

MM8.2+A2(ドライブ能力があり、A2入れると深みがと暖かみが出る。でも+30マソはぼったくり。ステラじゃなくて、レバションの)

PW1(実使用時のS/Nが悪い、ある対策をすれば良くなる。材料も揃えたが、
   その前にMM3が手に入ったんで、手放す。)

279名無しさん@お腹いっぱい。02/11/11 12:24 ID:+yAifTE4

基本回路はMM3とMM8は似ているが、石が違う。

個人的な感想では2SK135/2SJ50の音は2SK134/2SJ49よりちょっと高域に癖が強いような気がする。実装方法の差だけかもしれないが。それから、コイツのトランスは日本に1個しかなく20マソ、そのほかにも入手不可能な部品が多数。問題はこれをどうやって動態保存するかだね。

いまのやつはFETの足にフェライトコアはいてたり、ハイスピード・プロ用をうたいながら、トランス出ししかXLRにつないじゃだめ。とか結構笑わせてくれる。
某愛子様もマニュアル読まずに石飛ばしたりしてる。プロ用ならせめてリレーできりはなすか。最低でも先にヒューズが飛ぶように設計してよって感じだね。

国産機以上のプロテクション機能を持ち、リレーが12個、ヒューズが6個も入っている。
これを1Uに納めた、こみ入った実装(人件費が高い)シンプル・イズ・ベストとは対局にあるアンプだが、これで良い音がするから不思議なもんだ。 これが円高も手伝って発売当初96マソ、ムンドからの仕入れは4〜50マソくらいだろう。

ムンド自信もこんなアンプ作っても儲からないから、早々にMM8に切り替えたのは良くわかる。(製造コストの安いMM2シリーズはずっと長命)

SRシリーズで入門者の敷居を低くし、頻繁なモデルチェンジと高価なバージョンアップ、東洋市場を意識したデザイン、レバションはゲイツくんからかなり学んでるよね。
ミレニアムもPV入っているし。(W

MM3は、この頃市場に出ないけど、出れば30-35が相場だから、心中アンプとしてはGOODリセールは20マソ以下だけどね。


303名無しさん@お腹いっぱい。sage02/11/16 02:54 ID:???

+-0さん
天板に打ち傷とか、冷却フィンに20個ほどの傷ってありますが、もしよかったらなんで出来た傷か教えて下さい。


304+-0sage02/11/16 10:28 ID:???

これは、MM3がなかなか手に入らないので、打ち止めアンプのつもりで買ったので気に入らないところに手を入れようとした。

フィンは切り落としの部分の処理が雑で鋭角がきつく(昔のムンドは安いのでもこんなんじゃなかった。)手で触った感触が悪いのと、設置上フィンが前に来るので子供が危ないので、ミニ・ルータで削って手が滑り失敗した。もう片チャンは失敗にこりてヤスリで角を少し丸めたので傷は無い。

382+-0sage02/11/23 14:58 ID:???

JOBは実はA1モジュールの応用編、
A1のお母さんは、スイスフィジックスのデル・ノビルのモジュール。A1→A2は大きく音が変わったが(価格はボッタだが)、

    JOB → JOB2 → JOB3 → JOB4

はマイナーツイークアップ。  A2→A20も大躍進はしてない。

昔はバージョンダウンを結構していたが、それは黙り。
それを大仰に宣伝するのは、レバションがゲイツに学んでいると思われ。
昔のムンドはバージョンアップでずっとフォローするといってた、オレの使ってるMM39もDVDにアップグレード出来るとHPに書いてあったが、いつのまにか消えてた。

A1、A2、A20、JOBはディスクリートのオペアンプみたいなもんマランツのHDAMと似たもの。ちなみにパワーではドライバー段の受け持ち。ST2ではバーブラウンのオペアンプがやってる。


386名無しさん@お腹いっぱい。02/11/23 22:03 ID:Q+1cN/oP

えらくムンドにお詳しいようですが、ミメシスのプリを如何思われます?


392名無しさん@お腹いっぱい。sage02/11/24 20:53 ID:???
>>386
そりゃ高いほど良い、ミメシスのプリ、でも同じ値段なら、昔の中古が良い。
(DACは別、ムンドのDACはある時点で進化を停止した。
ある理由でアップサンプリング時代についていけなくなった。)

>>387
>ムンドのどのようなところに惹かれているんですか?

良いものが好きなだけ。

オレのハイエンド入門はスイスフィジックスの3と4がスタート。
HA-HiFiでアポジーのディーバを楽々ドライブしていて、クレルじゃ出ない繊細な音を出してた。
でも評論家の受けは悪く売れなくて、売れなかったから、RFが捨て売りしたのを半額で買った。

スタジエットなんか評論家から特殊な音とけなされていた。これも捨て売りを買った、LP12とは次元の違う音だった。

次はMM7とMM3これも中古、MM7ですら最初の26より良かった。
MM2も3も大した評価は無かった。

当時は店でアブソリュートとかステレオファイルを拾い読みしてたから、 日本のオーディオ・ジャーナリズムがいかに腐った物かは知っていた。

VTL、スフィンツ、スペクトラル、オーディオリサーチ、ミュージック・リファレンス 、コンラッド、マグネパンとか良いものでも、日本じゃみんな売れない。

393名無しさん@お腹いっぱい。kk02/11/24 21:21 ID:???

>日本のオーディオ・ジャーナリズムがいかに腐った物かは知っていた。
>VTL、スフィンツ、スペクトラル、オーディオリサーチ、ミュージック・リファレンス
、コンラッド、マグネパンとか良いものでも、日本じゃみんな売れない。

時々ヨーロッパのオーディオ雑誌見ていても向こうで評価の高い製品と こちら評価の高い製品ギャップは感じる。けど、オーディオの場合食べ物みたいな部分があってアメリカ人にうけて日本人に受けないものがあるのは仕方ない部分あるのでは。いちがいにジャーナリズムの問題だけでなく住宅環境もあるし。

405+-0sage02/11/25 01:59 ID:???
>>393
>いちがいにジャーナリズムの問題だけでなく住宅環境もあるし。

住宅環境はあるけど、上にあげた例はみんな、日本に輸入されて自分で聞いたり、所有してて、良いと思った物だよ。向こうの雑誌の鵜呑みじゃないよ。

日本のハイエンド雑誌は、ステサン1紙と言って良いが、輸入オーディオ協会に加盟している会社の製品が優先的に紹介されるのはなぜ?(協会加入以外は昔は広告は出ても製品紹介すらされなかった。)

コンポーネント・オブ・ザ・イヤー に突然登場して、消えていく製品は一体何?
どうしてパーペクチャルのP-3AよりST-2がベストバイなの?

カーグラは車の良いところ、悪いところちゃんと評論するでしょ。
ステサンはよいしょばっかり。それ見て客は買う、

オレが今住んでいるところは、田舎だから、いまだにマッキン・JBLよ、

こんなでかい機械が日本の住宅事情に合ってるのか?、

日本の住宅事情に合ってるのはイギリスとかヨーロッパの2ウェイSPだぜ、

オレはムンドも日本で評価されてないころの、薄いヤツが好みだ。(このころの製品は殆ど故障しない、MM7PHを除く)

日本で評価されようになった頃と、ムンドの品質管理が悪くなったのはほぼ同時期、

手抜き商品売るようになって、日本市場を意識したムンドは好みじゃない。
ステラのサービスは修理でてんやわんやだ。


407+-0sage02/11/25 02:06 ID:???

アメリカは最初レビンソンかどっかがディストリビューターだったから、初期のアナログ製品は結構アメリカで中古が売られている。米国ではそのあとInternational Audio Tec.がムンド製品を売った。(1990年頃)

このころはムンドのメタリサーチCD(実はマイクロメガのOEM)やアンサンブルのスピーカー
をムンドブランドで売っていた。

>一時期、ステラDATの失敗から、米国から撤退を余儀なくされたが。

ステラDATの失敗したんじゃなくて、実は完成していて、倒産の危機を乗り切るために、スイスのプロ用機器メーカーのSONOSAXに旧のステラボックスのレコーダーのメンテ込みで売ったんだ。SONOSAX はSTELLADATIの名前で販売し、現在は、STELLADAT Uを販売している。(ステサンのレバションのインタビューは話半分だと思ったほうが良い。)

倒産の原因はレバションが奥さん(=出資者)と離婚し、資本が引き抜かれたため、

このころから、コストダウン(手抜きと)、保護回路を省略した、故障しやすいSRシリーズを始めた。

SRシリーズはヒューズ以外の保護回路は無いが、発振すると、ヒューズが飛ぶ前にFETが飛ぶ。せめてヒューズが先に飛ぶように設計してくれ。

SRシリーズは顧客を増やし現在の繁栄の元となった。

408+-0sage02/11/25 02:08 ID:???

レバションは目利きで辣腕の経営者兼プロディユーサーだが、近頃の動向には目に余る物がある。

ムンドの本当の英雄は、


T3を作った大学生ピエール・ルネ (現オーディオ・メカ:フランス)、

メカニカル・グラウンディングの理論でリファレンスを完成させたジョージ・バーナード(アンプやCDのメカ的なツイークアップやコーンズなどアクセサリーの開発もこの人がやっている)、

アンプ技術の核を作ったデル・ノビル、

アポローグのクラウディオ・ロッタ、


MM10くらいからデザイナーの名前が出なくなった。
アンプはJOB積むようになって、ガタイ以外のバージョンアップは無くなった。
MSと同じで、頻繁なバージョンアップとペーパー・ウエアーが多くなった。

なにか、昔のあこがれの美女が世間ずれしていくみたいで、悲しい。

402名無しさん@お腹いっぱい。kk02/11/24 22:52 ID:???

+-0さんはスピーカーは何ですか?
あとケーブルも全てムンド?

409+-0sage02/11/25 02:12 ID:???
>>402
アナログ:スタジエット+T5+光悦+PH01(チューニングもの)

CD:MM39+パーぺのP1A+P3Aモッドライト改
  (前はMM10++だが、P3Aモッドに完敗)

プリ:MM2+

パワー:MM3(古いと馬鹿にするヤツがいるが、PW-1より遙かに安定していてS/Nも良い、今後MM2の反転と入れ替えてA2化が夢、部品取り用にもう1台所有)

SP:B&W SS25
(以前はアンサンブルのタンゴ+プロファウンド、アンサンブルより音楽的に対応範囲が広いので使用)

ケーブル:アナログ-プリ(シルテックの56G3)、プリ-パワーリニアル
     デジタル:同軸リニアル75cm、DA-プリAQのダイアモンド2

SP:シルテックLS90

ラック:MMラック2台
    (一時ゾーセカス使っていたが、ガタイがでかいんで変えた。)


この中で新品で買ったのは、スタジエット+T5+光悦、P3Aモッドライト改、リニアル、シルテックのケーブル類だけ)

全部ムンドにしたら、ソースのアラがモロ出る。(買う金もないが)

SPとムンド以外のケーブルは逃げ、オーディオ・ファイル用のCDやLPだけ聞く訳じゃないから。フツーのCDが聞けるレベルに調整している。

708としぼちゃんsage03/01/18 19:05 ID:???

MM2系をそのうち買いたいなと思っているんですが、MM2、MM2a、MM2+、のどれがお勧めですか。

各モデルの違いが詳しくは分からないですが、少なくても外部機能は同じでしょうか。またHAの青木さんがMM2系よりMM7.5(7?)を推薦していたような記事を昔読んだ記憶もあり、 MM7系にも興味があります。

715+-0sage03/01/19 01:56 ID:???

>>708
>MM2系をそのうち買いたいなと思っているんですが、MM2、MM2a、MM2+、

MM2-----MM3とともに発売されたムンドの初のアンプ

     初期はVRをP&Gを使っていたが途中で、コスト問題で途中でNOBLEのVRに変更回
     路上にリレーを多用しているのでほぼ同時期に発売されたMM7よりやや鮮度は落
     ちるが、低域は電源が強力なので充実している。(38-42万)

MM2a----MM2のVRとBALを中心に交換されたマイナーツイークアップ。VRは当時先端を行って
    いた松下の回転抵抗型VRを採用、同時にBALも東京光音のBALを使用している。
    松下の回転抵抗型VRは音質的には良かったが、その後ガリが発生し、東京光音の
    コンダクティブ・プラスチックのVRに変更、東京光音のBALはセンタークリックが
    あるのですぐに判別できる。(45-48万)

MM2+----MM2aのA1モジュール6個をすべてA2モジュールに変更したモデル。MM2系最強のモデル
    A2モジュールは1ペア30万もする高級モジュールだが3組入っている。(70-75万)
    (めったに市場に出ない、SRプリがA1、SRプリ2がA2、この音の差がモジュールの違い
    を物語っている。)VRをアッテネータの変えれば最強。私の現行プリ。


>外部機能は同じでしょうか。

少し違う、MM2はフォノイコライザーPH-01用の電源出力を持っている。また電源の極性を変更するスイッチもついている。あとは大体同じ。

MM2系はややゲインが高いので、今のムンドのアンプと組み合わせると、スピーカーにより、少しVRをまわしただけで、音量があがるし、東京光音のVRはギャングエラーが大きいので小音量で楽しみにくい。

>またHAの青木さんがMM2系よりMM7.5(7?)

MM7.5を推薦、MM7.5電源トランスを内蔵したためMM7より低域が充実した、隠れた名プリ、その証拠に玉数は出ているが、中古市場にはめったに出ない。(23-25万)


755名無しさん@お腹いっぱい。003/02/02 21:02 ID:???

GOLDMUNDのアンプは何故かフルレンジのスピーカには合わない。
凄く浮ついた音と云うか底の浅い音になる傾向があるみたい。

756+-0sage03/02/02 21:51 ID:???
>>755
>GOLDMUNDのアンプは何故かフルレンジのスピーカには合わない。
>凄く浮ついた音と云うか底の浅い音になる傾向があるみたい。

GOLDMUNDのアンプは大抵、追い込みができていないと浮ついた、高域がキンキンするようで、低域の不足した音でなるよ。

俺はムンドアンプ有史前からのムンドアンプユーザーだが、こんなに鳴らしにくくてクセのあるアンプが人気があるのか未だに理解できない。

781+-0sage03/02/05 16:20 ID:???

そして工業製品はすべて予算的な制約はあるは、組み立てた工員の間違い等、いろいろな不確定な要素があります。


私の持っている機器の中で最も高い金額で買ったのは、70万で買ったMM2+です。
95年には180万の定価でした。購入してすぐに内部をチェックしました。
特に異常はありませんでした。

音出しをしてびっくりしました。 なんと左右が逆転しているのです。私の手に入るまでに何人の手を経たか知りません。しかし、販売されて5年間修理に出さずに使われて来たのです。愛聴盤があれば1分で気が付くことです。すぐにステラに送りました。当然修理の請求書は着ませんでした。

さすがにスピーカーについてはあまりバラしませんが、それは高級スピーカーはユニットの締め付けトルクが厳密に管理されているからですが、SS25だけはつい鉄仮面をとったついでに明けてしましました。ユニットにつけた線は裸の部分が硫化して黒くなり始めていました。ここは近々のうちに切り戻し、再ハンダして裸の部分はホットメルトで覆ってやる予定です。そうすれば、硫化・酸化を遅くすることは可能です。

それからSS25が箱鳴りを利用したという部分も異論があります。箱は当然無振動ではありませんし、ましてやバスレフダクトがあるのでダクトの泣きもあります。でも内部を見るととてもマトリクス間隔や箱の厚み、マトリクスの内部をほとんど占めるウレタン状の吸音材、そして底面がべったりと粘板岩にネジ止めされる構造、ほとんど泣きの無い 粘板岩の足と箱鳴りを積極的に利用しているとはとても思えません。

わたしも録音の良いものだけを聞くわけでは無いので、当然超HiFiにはしませんが、それぞれの機器が力を発揮できるようにした上で、ケーブル類とセッティングで逃げを打ち、なるべくオールマイティかつHiFiで自分に心地よい音で鳴るように勤めております。


891+-0sage03/03/16 05:45 ID:???

あっしの放出品です。 日本最後のVer.Upです。

MM10C++ → MM20 ALIZE → ALIZE2 → MM20ME ALIZE3

ムンドのモデルは古いのに2つければ良い。

MM7(MM7.5) → MM27
MM2(MM2+) → MM22
MM8      → MM28
MM9      → MM29


2が着くと値段が2倍近くになる。だからMM28が一番お得です。

設計者は同じだから、新しいほど良いが。アナログ出力は充実しているので、ST2とは比較になりません。ただ、音質的にはクラシック向けです。

798名無しさん@お腹いっぱい。003/02/08 03:22 ID:???

GOLDMUNDのアンプの半田付けは素人仕事と変わらん。
もっと価格相応の仕上げに出来ないものか...。


802名無しさん@お腹いっぱい。sage03/02/09 00:48 ID:???
>>798
レバションはコストダウンに厳しい男だ。日本市場はナメラレチョル。
プレートがついたのが堕落の始まりサ。


858名無しさん@お腹いっぱい。age03/03/08 20:06 ID:???

ムンドのプリの購入を検討していますが、パーツはしっかりしたものを使っているのか気になります。
たとえばボリュームなんかはどうでしょうか?
ちゃんとしたもの使っていますか?

859名無しさん@お腹いっぱい。age03/03/08 20:19 ID:???
>>858
ムンドの回転式のVRはモーターのぞきゃ1000円のシロモノ
100万以上するアンプのね。

860名無しさん@お腹いっぱい。sage03/03/08 21:55 ID:???
>>859
値段は知らないけど、ボリュームはアルプス製のいいヤツつかってるよ。

861名無しさん@お腹いっぱい。age03/03/08 22:03 ID:???
アルプス製なら1800円くらいか?


876名無しさん@お腹いっぱい。age03/03/10 00:56 ID:???

ムンドオーナーのみなさん、ご安心ください。
モーター付きのボリュームか1000円とか1800円というのはデマでした。
4000円くらいはするアルプス製の高級品だそうです。
私もこれで溜飲がおりました。


877名無しさん@お腹いっぱい。age03/03/10 00:58 ID:???

RK27112MC030のことだな。そんなもんだろうね。


878名無しさん@お腹いっぱい。sage03/03/10 01:08 ID:???

ほんとかいな
安物AVアンプ並みにギャングエラー出るんだが

http://hifi.denpark.net/1030538393.html

要するに、ミシェル・レバションもマーク・レビンソンと同じ様に、アンプ設計に関しては回路図も理解できない完全なド素人なんですね。

唯、二人とも外向的感覚型で音のセンスが抜群なので、アンプの音決めについてだけは専門の技術者より遥かに有能なのです。

優秀な技術者は大抵、内向的思考型か内向的直観型なので、緻密な設計や斬新な設計はできても、感覚的な判断力が無いのですね。

ミシェル・レバションとマーク・レビンソンの違いは単に商売人と芸術家の差でしょう。



03. 中川隆 2011年5月19日 21:43:36: 3bF/xW6Ehzs4I : MiKEdq2F3Q

3) GOLDMUND MIMESIS はやはり奇跡の音?

            ̄~^ヽ、;ヽ;;;;ヽ;:ヽ
           '~" ̄ヽヽ;i;;;i;;;;i;;;;i   
              ノ:ノ::ノ;/;;;;;i;;i   あ…ん? ああ…あああ…いや? いや? ダメぇ!
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:::ヽ、`''ー-、ー-、'ヽ"、i;.     ヽ /"     .::..   '::,,:ヽ.     i     :::::
、::ヽ;;ヽ、:ー-、,,,,,、.ヽ ';''   ノノノ/;/      ..:: ::::  ヽ,,,ノ     ':::    :::
ヽ,,_::''‐、,,,,''ー-''ー-"''/~'"''"/:/::      ::、::: ::::..     ..:.::::::::"     :::::::::
  ヽ

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/17(金) 05:35:00 ID:K9CQ0Um0

ムンドってメッチャ音いいよね。

なんで?

58 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/10 20:20

趣味ですから...自己満足の世界ですから...

恋愛感情と同じで周囲の声は聞こえないのです。
この音が好きだから仕方がないのです。

790 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/07/13 02:36 ID:???

ムンドは離れ難い程、良い音なのでオーナーは引き篭もりになり易いそうです。
私もムンドで引き篭もりになりました。

人間やめますか? ムンドやめますか?

791 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/07/13 02:38 ID:???

マジレス。音がいいとちょっとそういうのあるよね。

出かける前にちょっと音楽聞いてて、聞きほれて出かけられなくなっちゃったり。
貴重な休日を家で過ごすハメに・・・


101 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/16 20:43

ゴールドムントってどんな音なん?

102 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/17 00:40
>>101
高原の朝。


670 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/19 15:44 ID:???

最初は良かったスイートな響き、まるで高級な香水のような香り高い響き。
しかし、それはそのうち人によっては、合成着色料がふりまかれるような余計なものに感じられるのだ。


673 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/19 16:06 ID:???
>>670
禿同。
いつまでも媚薬に酔いしれているのはヴァカ。

674 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/19 16:09 ID:???

>>637 それもわかるがあきらめずにとことんやればまた別世界

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/08(金) 12:33:35 ID:9wrD03Xd

相変わらず非道い言われ様だけど、ああいう音出すメーカーは他に見当たらないけどな。

勿論、プレーヤーも含めてね。πの上級機種と比べても音の拡がりとか次元が違う。 ガワと出力段だけで、ああいう風にチューンアップ出来るのなら、是非ともπにもやって欲しい。


797 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/07/14 08:02 ID:y4xVfjpY

色々言われてもムンドはいい音だよなぁ

254 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 04/06/05 00:10 ID:FOb8WuZM [1回発言]

海外のオーディオメーカーは、それぞれ異彩を放っている時期がある。 特に初期はその傾向が強い。

レビンソンで言えばLNP〜ML2
デビッドがいる頃までのVTL


ムンドで言えば、アナログ・オンリーの時代から、MM9.2まで。

その時代の製品は妖しい光を放っている。 聞く者を射抜き、立ちすくませ、うっとりさせる力を擁している。

そして、同時にそれは、決してバランスが良いとは言えないものが多い。 魅力はエキセントリックで危険なものの上に成立している。メーカーが成長するに従い、製品の質は向上し、バランスは良くなる。 だが、何故か初期にはあった危険な魅力が失われる。残念なことである。

256 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 04/06/05 01:11 ID:FYB2+Fhq [1回発言]
>>254
初期のムントには、ハイスピード、シャープ、クリアー、清潔感などのほかに高潔な色気だとか底知れぬ凄みみたいな面に今よりも強烈な個性があった。上位機種には怪物的な低音の雄大さがあって、シンプルな回路とのギャップがたまらなかった。

どんどん特性的には進化していっているはずだけど、内蔵モジュールが変わり、出力素子が変わり、脚が四本になり、天板が新素材になっていくにしたがって、だんだん穏やかで円熟した、優等生のような音になって、言葉悪くいうと他のよくできたブランドとの違いが少なく普通に立派なだけの音になってしまった。

でもこれは経営危機を乗り越え、他社との競争を生き抜いて商品展開してきた結果。 おれは旧製品を愛して使い続けているけど、いまのミメーシスも否定しません。

429 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 04/06/30 15:09 ID:oGo/Np88 [7回発言]

昔のムンドは普遍性はないがいい音をしている。
8.2はたしかによい。9.2はまあまあだった記憶あり。

今のはあいかわらずムンド臭はすごいが普通の音になった。
矛盾しているようだがそれが今のムンドの不思議なところ。


77 :名無しさん@お腹いっぱい。2009/08/03(月) 21:12:15 ID:gTu3aSRv

初期機ユーザーだけど、昔はムンドも あんなメーカーじゃなかったんだけどね。


78 :名無しさん@お腹いっぱい。2009/08/03(月) 21:43:30 ID:VOETKyOS

自分もMM2+、MM10C+ユーザー、

このころは真面目に作ってるよね。


474 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/04 13:54 ID:bLAk6NWI

MUNDってボリューム位置11時〜12時で聴くと全帯域見事にバランスがとれて
低域の不足感、音の薄さといった欠点が吹っ飛んで、身の震える音楽に浸れるよね。

この低域を一度聴いたら中毒になる。マジ(MM27/28にて)

476 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/04 14:17 ID:???
>>474
そうなんだよね。
9時ちょっとだと間違いなくハイ上がりというか、音が痩せぎみになるね。

477 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/04 14:19 ID:jHgaJNSU
>>474

それってケコウ大きな音じゃない、マンションでは無理だな。

506 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/04 16:02 ID:???

うちでは9時でも結構大音量・・・at古マンション


479 名前:474 :02/05/04 14:24 ID:???
>>476
9時ではホントに聴いていられない。高域のきつさだけが目立って・・・。

10時超えたくらいから中高域のシャキッとしてて品と色気のある音が素晴らしいね。中低域、低域はズンズン弾んでこれが本物と思ってしまう。


>>477
田舎で一戸建てだから出せるんですよ。

482 名前:476 :02/05/04 14:33 ID:???
>>477
試聴した時に、9時〜12時くらい回したので気付いた。
俺はGOLDMUND嫌いなんだが、その理由の一つにコレがある。


493 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/04 14:51 ID:???

大音量で聴くのがオーディオの醍醐味って言う考え方もあるよ

496 名前:491 :02/05/04 14:55 ID:???
>>493

マンションの住人には無理なのがくやしい所。

でも小音量でもいい音が出るようにもうちょっとましに作ってくんないかなと思うのは我儘かな。

497 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/04 15:26 ID:???

つーか貧乏人は相手にしてないのだろう・・
ムカツクかも。

498 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/04 15:26 ID:???

つーか日本人は相手にしてないのだろう・・
イラツクかも。

501 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/04 15:31 ID:???

つまりムンドハイエンドって、金額も高いけど でかい音が出せるヲタ向けオンリーか。

497 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/04 15:26 ID:???

つーか貧乏人は相手にしてないのだろう・・


501 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/04 15:31 ID:???

つまりムンドハイエンドって、金額も高いけど でかい音が出せるヲタ向けオンリーか。

358 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 04/06/27 02:45 ID:PNV4vHon [6回発言]

もともとムンドは欧米の貴族クラスの超大金持ち様のシステムとしてデザインされてる。われわれのような小金持ちオーディオマニアのための商品ではない。

http://mimizun.com/2chlog/pav/music.2ch.net/pav/kako/1010/10103/1010312296.html

要するに、ゴールドムンドでは


「ゴールドムンド」のSACDプレイヤー「EIDOS20A」(140万円)の中身が、「パイオニア」のDVDプレイヤー「DV-600」(2万円程)の部品と回路と同じだ

と大騒ぎする様な負け組貧民は最初から対象外なのですね。


_________


ゴールドムンドの音ってのは実際に存在します。

EIDOS20A は前述したパイオニアDV-600の音とは似ても似つかない、全く違う世界のサウンドです。

自社の筐体とアナログ段、トロイダルトランスの持つキャラクターが、デジタル基盤の持つ音を大きく塗り替えてしまうという事なのでしょう。

そして、ムンドの音色というのはデジタル基盤やD/A変換のスペック上のクオリティとは実は関係ないところに付加され存在するキャラクターだという事の証明でもあります。

http://www.audiostyle.net/archives/cat_50020987.html


中味のパーツの多さや基盤の大きさなどで性能や音は測る事は出来ませんね。

特にゴールドムンドのパワーアンプなどは増幅段をモジュール化して小型コンパクトにしているため当然の如く基盤は小さくなりますが、このモジュール化が高効率でハイスピードな駆動力を生んでいるのです。

ゴールドムンドは見た目で想像するよりも凄い駆動力がありませんでしたか?
これはこのモジュール化による高効率ハイスピード電源供給能力が故なのです。


逆に中身ぎっしりの機材はオールドな設計とも言えますし、保護回路など音質的には余計なものを搭載しているとも言えるでしょう。

中身がないのは技術力がないなどとするのは、自作パソコンマニアが沢山基盤を追加すれば多機能で性能UPすると考えてるのと同じで非常に低レベルな考え方だと思います。

また、同じメカ、同じ基盤を使えば簡単に良い音が出るかと言えば答えはNOです。増してや素人が簡単に出せるものではありません。ハイエンドメーカーとして認められているメーカーはどこも独自の高音質化の様々なノウハウを持っています。

http://community.phileweb.com/mypage/entry/1483/20080425/4355/

ゴールドムンドのバナナプラグを使うとゴールドムンドの音がする等、以前からピュアオーディオ界隈では知られている事ですが、実は背面の立派な端子にも、ある程度素材でキャラクターを付加するカラクリがあったりするのかもしれません。

ゴールドムンド自身、ピュアオーディオの音作りで支配するものは回路設計より箱!という風に本気で認識しているような気がします。

これ、自作、メーカー問わず、電気的な回路設計とは別にパーツ変更や筐体設計等での音決めに携わる人々は、程度の差はあれ、ある程度心情的に理解できる部分ではないでしょうか。

私も、オーディオ機器で生まれる個性、それぞれの固有の音色やキャラクターを付加しているのは、それぞれの機器や部品素子の持つ震動モードの個性が、震動発信器であるスピーカーやルームアコースティックに大なり小なり拡大されたノイズとして伝わるからじゃね?と電波経験則として感じていたり。


ゴールドムンドは回路設計については元々成り立ちが寄せ集めのブランドです。


昔のアンプは YBAの設計者、

DAC関係は中身APOGEEの設計で箱がムンド、

スピーカーは誰それなど、


別々の設計者の作品を一つのブランドにまとめ上げつつ、それにも拘わらず何故かゴールドムンド唯一無二の統一した音質がする謎のブランドですから。

そういうコツというか、これさえ入れれば何でもムンドの音がしちゃう的なノウハウを持っているのでしょう。

http://www.audiostyle.net/archives/cat_50020987.html

 

___________________________
___________________________

4) 奇跡の音 MIMESIS , その秘密とは?

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/01(火) 08:40:58 ID:3zGnOzpy

日本人って単純な見方するやつ多いよね。しかも固定観念。

中身スカスカが高音質な訳ねー・・・

認めようとしない。しかし買って聴いて初めてその凄さが判る。

それもそのはず、信号経路を如何にシンプルにして時間的ズレを無くすため、大学と共同で研究までしている。 その研究費を商品に転嫁しているって、以前ステサンのインタビューでも言っていました。

見た目ぎっしり且つ整然と美しい部品配置が求められている日本の技術者は音質を犠牲にしてそれを実現している、って言うかさせられているのでは。


223 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2008/02/06(水) 07:21:21 ID:Urz026rV

おれムントの音は好きくないけど、筐体すきまだらけだから音がいいこともあるらしいよ。自作してるという人が以前そう書き込んでいた。
むしろパーツの並べ方とかが大切らしい。

http://unkar.org/r/pav/1199005697


              /               \
          / / ∠三ミレ-- 、      ヽ
         / / //─'''´ ̄ ̄`ヽ      ゙i
        / /  //        ゙iヽ  ヽ  |
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          |! |  \   ゚       /  |  .!
          {  |  | | ゙ヽ、    /  |   |  | 中身が詰まっていないと
         ゙、 ', | |   | `l'"´    ゙、|  |i   | 負け組は騙されたと思うのね
         ヽ ヽ | |   レ'′      \ || /
           /ヽ \!  |  ̄ ``   r'´ ` ̄``ヽ
        /   ヽ ヽ ノ                   ヽ
        |     〉 V              |   |
        |    /  /       \       ヽ、 |
        |    / / /|       ヽ       \
        .!   / { ヽ|    ...     ゙、        ヽ
        |  {  ゙i   ヽ  ::r.;:.     l         ::_)
        .!  \ ト、 |   `゙"     /          /
         |    ト| | ∧       /           /
            |  / / /|| ゙ヽ、 __ ,. -'"    ` ーr┬ '′
          | / / | ヽ、               | /


944 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/08/24 23:16 ID:L7qMKFkB

ムンドのハイスピードってなに?

947 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/08/24 23:35 ID:???

僕も、アンプのハイスピードって何のこっちゃ?
と不思議だった一人ですが、JOB500を購入して実感しました。

メインのJOB500でしばらく聴いてて、サブのトライオードの真空管アンプを聴くと しばらくのあいだ、違和感があります。音がトロイ。

これがハイスピードってことかと納得しました。


955 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/08/26 04:05 ID:???

生の楽器や声を聴いてて、ハイスピードなんて思ったことないけれどもムンドのアンプを使ってスピーカーから出てきた音はハイスピード感が凄い。 これってどういうことなんでしょう?

957 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/08/26 17:19 ID:???
>>955
生の楽器や声は、ハイスピードな音ではないということだろ?
ハイスピードな音もオーディオの音です。

958 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/08/26 21:50 ID:???

クラシックのコンサートホールの場合、間接音のエネルギーがCDよりずっと大きいので現実の音のハイスピード感が薄れるのでしょう。

ムンドの場合、音の立ち上がりが早く消え際がぼやけるので、人によってはコンサートに近い印象を持つのでしょうね。

959 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/08/26 21:55 ID:???
>>958
サロンコンサートで至近距離2mで聴いてもムンド流のハイスピード感なんて皆無だよ。もっと、生を聴いたほうが良いね。

961 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/08/26 22:45 ID:???
>>959
サロンコンサートはチケット買わされてよく行くけど、いいなと思ったことはあまりない。周囲の環境の所為なのか演奏者の所為なのかよく判らないけれど。


生が常に素晴らしいってこともないと思うし、要は美しく騙して欲しいと云うか心地よい気分にしてくれるオーディオであれば良いのです。

960 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/08/26 22:10 ID:???

生の音って、もっとずっと厚みがあって荒い音。

当たり前だけど、弦楽器ならこすれて音が出てるのがありありとわかるし管楽器なら奏者の息づかいが肌で感じられる。

生録した人の声を聴いてみるとよく分かるとけど、やっぱオーディオで同じ声にはならんのよね・・。

http://mimizun.com/2chlog/pav/music.2ch.net/pav/kako/1010/10103/1010312296.html


139 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/02 12:09

ムンドはB級増幅?

普通なら味気ない音になるのだが何とも不思議。


137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/18(金) 22:40:19 ID:v6SLLJQX

国産にないノウハウって何だろけ?

ちっぽけな電解コンデンサしか使ってないのに
ノイズは極小だし低域の質感など実に凄い!


683 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/19 20:56 ID:???

半導体アンプをいろいろ自作してきたがゴールドムンドに似た音に出逢ったことはいままで全くない。

電源用電解コンデンサの容量を極端に小さくしてもS/N最悪になるし、出てくる音も栄養失調状態で聴けたものではなかった。

演出と云うがどのようにすればあのような演出が出来るのかが知りたくて、プロ用のPW−1を買った。既に数ヶ月経過したが何も判らずじまいでいる。

http://unkar.org/r/pav/1173437285
http://mimizun.com/2chlog/pav/music.2ch.net/pav/kako/1010/10103/1010312296.html


46 : 45 : 04/04/04 17:52 ID:O2o6RR6+ [4回発言]

私はアンプの自作もするのですが、前から不思議に思っていることがあります。それはPW-1やJOB300に使用されている電解コンデンサーの容量が1000uFと極端に小さいことです。

普通は数万uF以上の容量のものが殆どなのに、こんなに小さな容量にもかかわらず、スピーカからハム音が全く聞こえませんし、超低域から高域に至る広い範囲の音が極自然に再生できる理由が未だに判らないでいます。

以前造ったアンプの電解コンデンサを1000uFで試したがやはりハム音は大きくなることを確認しています。プリアンプなら問題ないですがパワーアンプではちょっと不思議です。

47Labのアンプも大型トランス+小容量コンデンサ(確か1000uF)ですし、何かノウハウみたいなものがあるんじゃないんですか?


52 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 04/04/05 01:59 ID:Ono23G2T [1回発言]

ムンドはシールドがしっかりしてるんじゃないの?
インタコはアンバランスのコネクターになっているけど内部はバランスでしょ?


58 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 04/04/05 22:26 ID:WoU3P/Gu [2回発言]
>>52
アフォですか?
少しは電気の勉強しる!

55 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 04/04/05 03:55 ID:za5crxFt [1回発言]

確かにJOBサーキットって不思議なほど高性能ですね。

あと、駆動中の発熱が異常に少ないのも疑問です。
PW1なんて1日中使ってもほんのりとしか熱くなりません。
B級だとしてももっと熱くなりそうなものですが・・・


56 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 04/04/05 04:17 ID:OVt6vGDG [3回発言]

JOBサーキットは、ムン度マジック。
仕組みは企業秘密

57 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 04/04/05 20:16 ID:RC4R5iUg [1回発言]

JOBサーキットは、要はディスクリートOPアンプのモジュール。
起源は、スイス・フィジックスのアンプデザイナーのデル.ノビル。

ムンドになっては、最初はA1モジュール、高級版がA2モジュール。
現在のプリアンプ用のA2モジュールの最新版がA20モジュール。

A1をパワーアンプ専用に特化して改変された、モジュールがJOBサーキット。
(JOBサーキットはチューリッヒ工科大学云々は謎)

A1ならエポキシ樹脂でモールドされているので、エポキシ樹脂を溶かせば回路解析は可能、だれか、人柱にならない?


59 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 04/04/06 00:22 ID:O/A8fT4S [1回発言]

>JOBサーキットはチューリッヒ工科大学云々は謎


JOBのホームページにそう書いてあるけど。
デルノビルはJOBを吸収する前からの人ですよね。
A1、2、20とJOBは別物ではないですか?

61 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 04/04/06 22:04 ID:MPD1cj9S [1回発言]
>>59
これは、想像上の話だが、JOBはA1モジュールに、チューリッヒ工科大学のなにがしかが改変を加え、パワーアンプ用のモジュールとして最適化したものではないかと、思う。

理由は、JOBになっても、パワーアンプの周辺回路がそれほど変わっていないこと。 Ver.UPがたびたびあり、回路定数を変更している形跡あり。

ムンドは、始めてアンプを発表したとき、技術進歩に伴うVer.UPを約束していたが、 次第になおざりになり、ついに箱だけVer.UPとなってしまった。 誠に残念なことである。


67 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 04/04/08 20:22 ID:baGKGLBm [1回発言]

いろいろ書かれている通り、Jobの中身はムンドと全く同じで何か仕掛けのあると
思われる回路。

64 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 04/04/07 20:30 ID:s256rCrl [1回発言]

JOBは1994年に設立されJOBのHPには次のように、記されている。

Since 1996 end, our company has joined the A.I.H.C. Organization long known for the Goldmund and Stellavox products they promoted for the last 20 years.

1996年に A.I.H.Cに入った。

ところが、1995年にはムンドからJOBモジュールの入ったアンプが発売されている。

Stellavoxはこれよりずっと以前に、ムンドに買収されていて、DATを開発していた。 DATの開発は成功したが、レバションは失敗したと雑誌等では発言していた。

実際は経営危機に陥ったムンドを救うために、Stellavoxのプロフェッショナル部門はDATと技術者こみで、スイスの別のプロ用機器の会社に売却された。 これはゼネラル通商が輸入しているSONOSAX S.A.という会社である。 当然STELLA DATも販売している。

常に、最新のモジュールがムンドのアンプに組み込まれるのを見ると、両者の力関係は歴然としている。

http://logsoku.com/thread/hobby3.2ch.net/pav/1080754718/


748 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/06/23 19:39 ID:???

JOBはGoldmundの開発部門
http://www.jobsys.com/

中身はGoldmundと一緒
外は違う


JOB300はステラのPW1とほぼ同じ。バランス出力がないくらいかな。

JOB500はJOB300を同一筐体に入れたもの。

デザインは金プレートの成金的ゴールドムンドよりこっちのが好みかな。

JOBに直接発注すればJOB500は25万前後で手に入るから、音を考えればめちゃ安。

ただし、天板はベコベコだし足はしょぼいゴム足だよ。

707 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/21 23:20 ID:???

ジョブってどうなの?
プアマンズゴールドムント?

中味がほとんど同じならいいんだけど

708 名前:+-0 :02/05/22 01:03 ID:???

箱が違う。

でも、回路構成が同じでも、箱が違うことの差は大きい。

太古も昔からムンドは、回路構成はほとんど同じで、上位機種になると、


電源部が良くなる(2トランス → 4トランスや容量の増加)

箱が良くなる。

保護回路が入る。


などの手法を使うのが多い。これで、実際音が大きく違うから不思議。


これを、空気を売っていると思うか、知恵を売っていると思うかでムンドの評価は180°違う。

安置は空気売ってると、誹謗する。

(自作派がメーカー製を批判するように)(wwww

http://mimizun.com/2chlog/pav/music.2ch.net/pav/kako/1010/10103/1010312296.html


79 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/03/29(火) 22:10:01.47 ID:ncijwWbC [1回発言]

箱は音決めには重要だよ。

ムンドのあのシームレスなぬるぬるした音はあの箱あっての物。

しかし、ムンドの本当の音を決めてるのは端子。

ムンドのケーブルやバナナを使うと同じぬるぬる音になる。不思議!

ゴールドムンド BANANA-PLUS
http://shopping.search.yahoo.co.jp/search?tab_ex=commerce&ei=euc-jp&fr=shp-prop&p=%A5%B4%A1%BC%A5%EB%A5%C9%A5%E0%A5%F3%A5%C9%A1%A1%28BANANA%A1%A1BANANAPLUS%29&cid=2504&view=grid&b=0

http://toki.2ch.net/test/read.cgi/pav/1259485176/l50


105 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 04/04/30 02:46 ID:7tsgQN4C [1回発言]

ムンドに純正ケーブル使うとどいう傾向の音になる?

106 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 04/04/30 06:17 ID:u+nsebxu [1回発言]

たかがケーブルやスピーカースタンドでそんなに音が激変するとは思わんし金かける気がしない。

製品自体の良さだろ。(スピーカーではユニットの良さ)

107 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 04/04/30 08:06 ID:mknpm6au [2回発言]
>>105
106が言ってる通り付属と比べてそんなに違いないと思いました。 付属でちゃんとムンドの音が出ます。 (他のメーカーのケーブルではムンドの音じゃなく、そのケーブルメーカーの音になってしまいます。)

ただし、付属は時間経過とともに音が曇って来るように思います。 純正はそういう事がなく、いつでも大好きなムンドの音で聞かせてくれます。 お奨めです。

110 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 04/04/30 21:13 ID:jtvY2Bmo [2回発言]

ムンドのインコネを店から借りて試聴中だけども2chで定評のあるACケーブルとは比較にならないほど支配力もカラーも強い。

コレは凄い。現実離れした音。若干細身ながら凄まじい解像度と音場とダンピング。

まさにムンド臭と呼ぶにふさわしい。

ただし生楽器系全般に渡ってダメですな。鮮明さで聞かせる分まるで実在感がない。

潔癖性・打ち込み系がお好きな方に。一聴の価値あり

112 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 04/05/01 00:16 ID:SVqt19p0 [1回発言]

>>実在感がない

あーなんとなく分かります。 JOBのDACを試聴した時そう感じました。
高解像度の分、中低域が薄く感じるんですよね。 でも、聞いてみたい。


327 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : : 04/06/21 00:18 ID:kGT1AxwU [1回発言]

あんまり奇麗奇麗な音にするとただでさえ実在感無いから有り得ない音になるよ。

ムンドのケーブル使ったけどムンドらしさは全開になったが生々しさは完全に消え去った。

http://logsoku.com/thread/hobby3.2ch.net/pav/1080754718/


805 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/07/14 11:29 ID:???

ミメイシス28はイイYO!!
ワイドレンジで、低域から高域まですっきり出る。
音のボリュウム感、伸びともにすばらしい。
SRも所有していたがSRとはとても比べ物にならんよ。

ただ、確かに電源ケーブルは奢る必要があるな。


859 名前:+-0 :02/08/10 12:04 ID:??? >>805
ムンドはコンデンサーが小さいんで電源の影響をモロ受ける。だから、壁コンや電源ケーブルの影響がすごく大きい。

9はと当時M&Sのケーブルが付いていたが、普通のケーブルに変えたら即、音が悪くなった。

反対にレビンソンはコンデンサーでかいから、そのときケーブル取り替えて比較したが変わり方はムンドほどじゃなかった。

ムンドは単純な比較は難しいよ。


206 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/11 13:02

とにかく場所をとらない良いアンプが欲しいと思い、PW1を使ってみたら期待通りのモノアンプらしい良い音だったので、ホッとしていたんですが、聞いてるうちにどうも音が薄いと思い、

電源ケーブルを変えたら低音から高音まで、全く文句の無い音になりました。

今のところは、これ以上のアンプは必要なくなりました


328 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/20 09:45 ID:???

電源ケーブルを変えると激変するね。
ムンドにはムンド。

830 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/08/02 18:37 ID:oF0v20nw

ミメシス28のケーブル類をすべて一新したら 弱点の低域が一気に豊かで力強くなった。まあ当然かな。

837 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/08/05 10:47 ID:???

純正はいいんだろうなってわかるけど、さすがに電源ケーブルにあの値段は出せないわ。せめて、1万円以内でいいのありませんか?

27 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/08 00:23

壊れはしないけど、ケーブルやアースに気をつけないとすぐ発振するよ。
ウチでは機器の後ろはなるべく触れないで使用しないときは電源を落としてる。

やっぱケーブルかえにゃあいかんのかな・・・


52 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/10 19:08
>>27

発振しやすい ハイスピードと言うのは広帯域に設計してあること

よって位相補償設計が悪く 太いケーブルを選ぶと安定。

他のメーカーと合わせて性能でない。

浮遊容量変化に弱く音が変わるので筐体を振動しないよう作るしかない。

筐体代金がかさむ。

モジュールにするしかない。(値段がいかがわしい)


どうもこれがムンドの姿らしい。

http://mimizun.com/2chlog/pav/music.2ch.net/pav/kako/1010/10103/1010312296.html


6. 中川隆[-10351] koaQ7Jey 2019年5月18日 23:57:10 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1973] 報告

ゴールドムンドの奇跡の音色の秘密


アンプや DAC の音色は電源ケーブルとトランスで殆ど決まってしまうので、たとえゴールドムンドの中身が 1万円であっても最終的な音の良さとはあまり関係ないのですね。


詳細は


「マイ電柱」は効果が有るのか?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/759.html

ケーブル(電線)の世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/757


▲△▽▼


ヤフオク! -「goldmund mimesis」- 新品・中古品の落札相場、落札価格
https://auctions.yahoo.co.jp/closedsearch/closedsearch/goldmund+mimesis/0/

7. 中川隆[-10350] koaQ7Jey 2019年5月19日 00:03:18 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1974] 報告

保証期間切れの GOLDMUND アンプの修理


(有)アクアオーディオラボ (aqua-audiolab.)
http://www.aqua-audiolab.com/


〒358-0011 埼玉県入間市下藤沢379
phone:042-966-5789


長年に渡り、サンスイのオーディオアンプを開発してきた企画、開発の中枢メンバーで構成するラボです。サンスイアンプの修理でお困りの場合は、最後の修理の機会と思います。

山水アンプの修理は国内で販売されたモデル総てを対象とした修理、また、長年愛用した思いでのあるモデルや、今では手にはいらない海外、国内の名器の修理、オーバーホールも受付けています。


旧モデルのリニュアール例、

専門メーカー開発経験技術者により行ないます

ブランドを持った一流のメーカーであれば、まして、趣味としてのオーディオ機器ならば、単に定められた保証期間内のものだけを保証するとの考えは、改められなければならないと考える。

また、新しい世代に地球環境の破壊を防止し、微力でもリサイクル的な考えから、現在でも充分に実用に耐え更に商品的な魅力、性能を持っている製品群を開発して来た自負から、ユーザー様とのコンセンサスを得、且つコンテンツを理解された上で、アンプのリニュアールオーディオ(Renewal audio )を実施します。


保証期間切れのモデルを修理する。

海外ブランドの国内で販売されたモデルで、修理経路が分からなくなっている。また国内で販売されたサンスイのアンプはすべてを対象とする、真空管、ステレオレシーバ、修理可能であれば、修理保証期間の切れた製品であっても、ユーザーのお気に入りである以上、可能な限りの修復を行う。写真は、現在では生産中止になり、サービス事体を行なっていないTO-3タイプのトランジスターで在庫もなくなっていますが、音質面ではこの前にも後にも、超えるのは有りません。

従い、このトランジスタで作られたアンプは、非常に魅力的なサウンドが生まれます。ブラックフェイスのあのアンプです、ぜひ、復活させて音の魅力にはまって下さい。
http://www.aqua-audiolab.com/model/contents3.html

GOLDMUND MIMESIS SR5故障/修理 2013年11月07日

少し前の話ですがパワーアンプの GOLDMUND MIMESIS SR5の音が突然でなくなりました。

「ついに来たか」と言う感じですが、どうにもなりません。

つまらないトラブルかもしれませんので、まずケースを開けテスターで通電を確認しました。トランス、アウトプットあたりは断線はしていません。素人ながらも電源の入り口当たりが怪しいという感触です。

ムンドは最近、扱いがステラからゴールドムンドジャパンに代わりました。SR5はステラの扱いでしたのでどうしたものかと、まずはGMJに問い合わせの電話をしてみました。

修理対応は可能と言うことですのでひとまず安心したのですが、自社販売でないためか上目目線の物言いで、ムッとしながらも話を聞くと、修理代金は基本料金+時間当たりの工賃+部品代とのこと。基本料金と最初の時間工賃で5万円〜とのことです。

高いです。私はこれまで、国内外の製品でアンプ2回、プレーヤー2回、スピーカー1回、DAコンバーター1回と故障経験もそれなりあります。
初期費用が既に高額、電話対応からも信頼感は沸きません。
ひとまず、修理依頼は保留にしネットで修理してくれるところがあるか探すことにしました。

で、見つけたのが埼玉入間市にある(有)アクアオーディオラボ。

修理対応可能と言うことですが、「一度見せてくれ」とのことで、家から来るまで1時間くらいのこともありひとまず持ち込んでみました。

数日後が、電源スイッチの破損が原因とのことで、修理を正式に依頼しました。
ただこの時点でスイス製のオリジナルの部品が入手可能かは不明。

私の方でもGMJに問い合わせてみると、「部品の販売のみはしない」とけんもほろろの対応。

スイッチなんか小さなアッセンブリ交換なのですから臨機応変に対応してくれても良さそうなものなのに・・・・。

以前スピーカーの故障でアクシスに問い合わせたときなど、部品が既になく、「中古品ならあるかも」と部品提供してくれたとき(二カ所の半田取り付けでしたので自分で交換したため、中古部品の代金だけです)とは大違いです。

で、結局オリジナルの部品は難しそうで、そこに強いこだわりもありませんでしたの代替え品で修理続行です。

修理は一ヶ月強かかり「部品交換にずいぶん時間がかかるな」と思っていましたが、アクアオーディオラボさんでは「いくつか部品を入手後、取付け計測=テストを繰り返し、最終的な使用部品を決めた」との説明で「そこまでやってくれたのか」と感激しました。

肝心の音は、私の駄耳ではその前後でその違いが分かりませんでした。既にエージングも終わったであろう今でも快調に鳴っています。

さらに費用のGMJの初期費用の1/3程度で済み、アクアオーディオラボさんに修理依頼して大満足です。

アンプを引き取りに行ったときも、参考になるアンプの話も聞け勉強にもなりました。

アクアオーディオラボさんは山水の古いアンプが得意なようですが、国内外のアンプ修理実績もあるので、古いアンプで修理対象終了品でお困りの時(最近のアンプでも)は、問い合わせる価値があるのではないでしょうか。
http://community.phileweb.com/mypage/entry/3854/20131107/39880/




8. 中川隆[-10349] koaQ7Jey 2019年5月19日 00:18:00 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1976] 報告

Goldmund Mimesis - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=Goldmund+Mimesis+&sp=mAEB


ゴールドムンド代理店
http://www.triode.co.jp/brand/goldmund/index.html


ヤフオク! -「goldmund mimesis」- 中古品の落札相場、落札価格
https://auctions.yahoo.co.jp/closedsearch/closedsearch/goldmund+mimesis/0/


9. 中川隆[-10347] koaQ7Jey 2019年5月19日 00:40:53 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1978] 報告

ヨーロピアン・ジャズにはフランスのスピーカーが合う


「ヴァイタヴォックスは音に風格がある。
JBLはさすがというゴージャスな音がする。
しかし一番ジャズぽいのはスプラヴォックスだ」


銚子の散歩道草 - livedoor Blog(ブログ)


2018年05月12日
草いきれの頃 フランスの音を聴く
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/52286138.html

フランスのモノーラルレコードを最良な状態で聴いてみたい。 

http://livedoor.blogimg.jp/thorens/imgs/6/4/648d219e.jpg


それにはフランス製のスピーカで聴かなければ。 ただフランス製スピーカユニットにふさわしいエンクロージャを作るのは面倒だ。 作るのが面倒というより私の頭の中身、つまり英国製ヴィンテージスピーカの音を忘れて、フランスの感覚に基づいて感性そのものを変えるのが面倒なのだ。 英国ヴィンテージ再生のディープな音の世界も、フランスのレコードの闊達な音の世界も、まず本当に経験している方は少ない。 だから、これからフランスの再生音について書いてはみるが、理解してもらえはしないと思う。

英国の音が示すところは再生において過去・現在・未来が明確に時間軸として設定され、独自の音の世界が生じる。 過去はただ過ぎ去ったものではなく、現在の中に存し、今なっている音と音楽を充実させる。 ディープな英国の再生音が厚くかつ濃密に響くのは過去という時間に蒔かれた種子が結実したことによって成立する。 来るべき未来の音は自然的電気力によって高められ、エネルギを内部に宿し、現在に注ぎ込んでゆく。 その角度が鋭角であるとき、聴き手はイレギュラとして認識する。 聴き手は未来にあって安定した音を期待しているが思いがけず打ち破られてしまう。 そこで聴き手のこころは揺り動かされて、深い音楽的感動は生じる。 未来にと予測したのと違う音が過去に突き刺さるように感じられて、現在鳴っている音と音楽が実は真の安定ではなく深部に不安定要素を秘めているのを本能で感知する。 レコード演奏が終わり、音楽が消えていくと何かほっとした気分になる。 あまりに濃密な時間をすごしたからそう感じるのであるが、音楽はまだ終わってはいない。 空間に残り香が漂っている。 これを味わえるのが英国再生装置の面白さだと思う。


フランスの音はどうだろう。

英国再生装置のディープな回りくどさとは一切無縁だ。 音そのもので勝負する。 湿ったほの暗さはまず表現しない。 過去・現在・未来も無い。 在るのは今だけ。 今が連なっていって時間が吹きすぎる風のようにかなたへ去っていく。 音楽が終わったら、すべてが終わる。 ただ気持ちよく風が通り過ぎると感じるだけだ。 フランスの音は常に内に空を宿している。 そして聴き手に音楽的な渇きが生じる。 だから次のレコードをかけてみたくなる。 それが終わってもまたレコードをプレイヤに乗せる。 そうして聴き飽きるまで聴き続ける。 フランスのレコードとオーディオの組み合わせは聴き手をレコード中毒にしてしまうのだ。 
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/52286138.html

2018年05月14日
草いきれの頃 フランスの音を聴く その2
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/52286167.html


スピーカユニットの仕様と特性

使用するユニットは仏 Supravox社製 T-215S RTF 型 15 Ohm 、RTF(フランス国営放送)仕様 (1958-68)、口径 8 inch (20cm) ダブルコーン型、フィックスド・エッヂ。

メインコーンはしっかりした紙材で、かつ柔らかさを持ち合わせている。 フルレインジユニットとしてはやや厚手すぎるほどで、ウーファのようにも見える。 紙質は張りがあり、アルテック・ランシング 515 ウーファに似ていないこともない。 サブコーンも張りがあり、触るとカサカサと乾いた音がする。 コーンの絞りはやや深めにとられてホーンを連想させる。 ユニットの中音域の音伸びの良さはこういった形状と材質に関係している。 フレーム・マグネットカバーは緑青色ハンマーライト塗装仕上げ。

http://livedoor.blogimg.jp/thorens/imgs/6/1/6179de40.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/thorens/imgs/c/7/c732cfbe.jpg


平面バッフルに取り付けて試聴してみると、低音域は普通に出るが中低域のエネルギが若干弱く、中高域が張り、最高音域は落ち気味だった。 マグネットの重量とコーン紙の質感、エッヂの形状からしてオーバーダンプタイプと判断しそうになるが、何かそうではないように引っかかるものがある。 同じ時代のRTF公式モニタスピーカ(球形エンクロージャ)にも、そうした特性を感じられたが、中低域は平面バッフルに取り付けた時よりずっと良好な特性であったし、中高音域の張り出し(エネルギが強くて荒さが感じられる)も少なく不自然さは感じられなかった。 そのかわり高域にピークを生じやすく、時として嫌な音を出すときもあった。 そのあたりから判断して、このユニットのエンクロージャを製作するにあたり、注意する点は中低音域の充実と中高音音域のアバレをどうするかにかかっていると直感した。 ここがうまくコントロールされれば低域から高域まで自然にあるべきところに収まってくれるはず。


http://livedoor.blogimg.jp/thorens/imgs/0/1/01bf55c7.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/thorens/imgs/8/8/88d825aa.jpg


使用する個体の状態はヴィンテージであるにもかかわらず新品状態箱入りのもので、エンクロージャの出来次第ではスペックのとおり、25-23,000 c/s まで十分に再生してくれるように判断した。 

このユニットはフランスでは、ピエールクレマン製プレイヤと再生装置を組んでいる愛好家が多くおり、レコード買い付けで頻繁にパリを訪ねたA氏はフランス盤に刻まれた音楽の表現能力の高さに驚いたそうだ。
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/52286167.html

2018年05月16日
草いきれの頃 フランスの音を聴く その3
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/52286265.html


エンクロージャのデザインと製作

英Hi-Fi Year Book (1957) に掲載されたエンクロージャを基にしてデザインを考案した。一つ問題なのは当時のエンクロージャは突板仕上げを前提にしていたため、組み立てにネジや釘を多く使用していた。 しかし、今日では当時のような突板材が入手できないため製作にあたり納まり具合を充分に考慮しておかなければならない。 突板処理をしない板そのもの即ち外装になるからだ。 そのため原寸図を引くのに随分と手間がかかってしまった。

http://livedoor.blogimg.jp/thorens/imgs/4/c/4cb3b84b.jpg
上:平面断面図

http://livedoor.blogimg.jp/thorens/imgs/d/a/da88c97d.jpg
右:砂入りバッフル図 


4つの方形に砂が入る

側面が曲面となる形状であるため製作時は直角を出しにくく、また歪みが生じやすいため、中心部を一つの箱型エンクロージャとみなし、両サイドの半円部を接合するかたちをとった。

構造材は内部の骨組み部位はシナ合板、側部の曲面はシナ曲げ合板を使用した。 裏板は二重構造、フロントバッフルはスピーカ開口部を囲む四か所に方形穴を開け砂を入れて砂入りバッフルとした。 


フロントバッフルは接着剤を使わず、L字型木材を使用して左右4か所と天板一か所で両サイドの構造材にネジ締めした。 ユニットの開口部はバッフル板の真中に位置させた。

 これは Supravox社の手引き書の指示にそのまま従った。 ユニットのバッフルへの取り付け法は何度か音出しをして決定した。 

バッフル底部のスリット開口も指示どおりにした。 スリットの役割はダンプトバスレフに近いものであり本来であればもう少し奥行きを伸ばしたほうが効果が上がるともみえるが、使用ユニットはウーファでなくフルレインジである。 あまりダクトでダンプをかけるとユニットに必要以上の負荷がかかり、コーン紙の変形・ひずみが生じることがある。

 以上を考慮してスリットの奥行きはバッフル板厚だけとした。 後に試聴して不都合があればスペーサを取り付ければ良い。
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/52286265.html


2018年05月19日
草いきれの頃 フランスの音を聴く その4
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/52286357.html


完成後の再生音と調整

仏Schlumberger製RTF仕様プレイヤに Pierre-Clement L7B カートリッヂ、プレイヤ付属フォノイクォライザにORTF製ライントランスをかませ、アンプリファイアは英BEAM-ECHO社製DL7-35型(出力管EL34PP)に接続して試聴する。 

http://livedoor.blogimg.jp/thorens/imgs/2/c/2c767d2c.jpg

まず、低音が出過ぎ、音の方向性が失われてしまっていた。 エンクロージャは完成したばかりで、こういう音が出ても何の不思議もない。 そもそも最初から良い音が出ることはヴィンテージ時代のユニット用にエンクロージャを制作する場合、まずありえない。 本来の力を発揮するのは一年ほど経過してから、というのが本当のところだ。 そのままエージングを行い、音の変化具合を注意して確認したのち、低域のダマを無くすために置台を作って乗せた。 直置きでは床から反射する低音エネルギが強過ぎると判断したから。 これでだいぶ良くなってきた。 まだ低音域の抜けが足りない。 

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台の足に鉄製玉(直径11o)を埋め込んだ。 小さな鉄玉を点接点にして台は床面から3oほど浮く。 低音域のダンゴはほとんど解消されたが、今度は中高域の突っ張りが耳につくようになり、大きめの音量を出すと音圧こそ得られるがエネルギ感が損なわれてしまっている。 この現象を解決するためエンクロージャ内部の縦構造板と曲線側部の型板を接続している木ねじを解除した。 これで双方の分割振動は自由になる。 この部位の木ネジは外形が仕上がれば必要ないもので、本来ユニットを取り付ける際に取り去ってしまってもよかったのだが、音を聴いてから判断することにしていた。 この部位は接着剤を使用していない。 それで分割振動が可能になる。 

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木ネジを解除することで、再生音はほとんど完成形に近づいた。 まず魅力ある音楽が再生され、なによりフランスの音はこういうことか、と入り込んでいけるようになった。 あとは音が安定して馴染むまで、エイジングに時間をかける。

数週間後、裏板ネジを増し締めした。 デリケイトなエンクロージャはネジ締めの強弱で音はずいぶんと変わる。 その後数日かけて本格的な試聴を開始した。 再生するレコードはもちろんすべてフランスプレスのフランス音楽である。
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/52286357.html

2018年05月21日
草いきれの頃 フランスの音を聴く 最終回
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/52286424.html


フランス盤を聴くという前提で製作したからには、試聴もフランス盤のみで実施した。 

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クラブ・フランス・デュ・ディスク/デュクレテ・トムスン/ディスコフィル・フランセ/アデス/仏コロムビアなどを数日かけてSchulumberger のターンテーブルに乗せてひたすら聴いた。 まず気が付くのは低音の驚くほどの粘り腰である。 このユニットからこうした低音が出るのをついぞ聴いたことがなかった。 粘り腰の性格は英国製システムのものとは大きく異なる。 英国システムの低音は懐が深く、信号をしっかりと受け止めてから守っていく性格を有する。 今回の Supravoxシステムは攻める低音である。 待ってはいない、寄っていく。 曖昧さが無い分、スピード感が際立って爽快である。 低音部は素早い動きをする、英国流の低音処理術に慣れ親しんだ耳がそばだつほど新鮮な驚きだ。 

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中音域はキレキレである。 力感たっぷりの T215SRTFユニットは、そのままでは荒さを伴って耳にキツイ音をさすことが多いようだが(聴いたことがある方のほとんどがハイ上がりのキンキンな音じゃないの、とのたまう)、クレマン社製カートリッヂと組み合わせ、こうしたエンクロージャに取り付ければ荒さやキツさはキレに変換される。 高域は自然にフェイドアウトしてゆくが、周波数帯域的には英 Wharfedale Super 8 のほうが伸びがあるように感じられた。 ただヴァイオリンから発生する倍音と音の引きの見事さは優っている。 まあ、こういう比較はそもそも無意味だ。  全体としては素晴らしく活気がある音と音楽が再生される。 ところどころデカダンスの匂いがするからたまらない。 音の響きを表面的と化すことを絶対にさせない。 今こうして聴いている音楽の色は『おフランス』の甘ったるいそれとは断じて違う。 大仰に言えばフランス人の内に流れる古代ガリアの血の成せるところではないか。


http://livedoor.blogimg.jp/thorens/imgs/6/6/66798ed5.jpg

試聴テストを通じて気になったのは、最高音圧レヴェル時に不満が残る。 本来ならもっと大きな音量かつ歪の少ない音でなるべきところが、もうひとつなのだ。 原因は試聴に使用した英Beam Echo 社製 DL7-35アンプリファイアにある。 EL34PPで出力30Wは、このユニットには不適正だ。 10Wほどのアンプリファイアで駆動しなければ、ユニット本来の味が出しにくい。 30Wという余計な出力がユニットの動作にブレーキをかけて抑えつけてしまうからだ。 ヴォリュームを上げれば上げるほど音は圧縮されて伸びることはない。 この現象は他のユニットにも当てはまることであり注意を要する。 米国製マッキントッシュやマランツ製アンプリファイアはヨーロッパ製8-12インチクラスのユニットを鳴らすべきではない。 本来はEL84 PPの10Wアンプリファイアで鳴らすほうが自然で伸びやかに音楽が再生される。 ただタンノイ社製システムは例外でEL34のような高圧パワーで駆動しなければ鳴らない、何故ならニブイからだ。 米国製大出力アンプでヨーロッパのスピーカを力任せに駆動すると大きく歪が生じる。 それをわからないレコード愛好家が大勢いるのは残念なことだ。 こうしてフランスのレコードをSupravox で鳴らしていると、圧倒的なダイナミクスの洗練、弱音でも崩れない肌理の濃やかさ、高域が中空に撒かれるときの蒸気感、リズムの跳躍感、スピーカ周辺に起きる臨場感、などなど英米システムとは異質な音楽の出方に耳を奪われる。 わが国ではフランスの初版レコードは人気が高く、高値が続いていると聞く。 果たして本当にフランスのレコードをうまく再生している方がどれだけいらっしゃるのか、ちょっとアブナイ気がしている。

 この項おわり
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/52286424.html  

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Cafe Arvo (閉店)
北海道 空知郡 南富良野町 字東鹿越

かなやま湖を臨む小高い丘の上の音楽・オーディオ喫茶です。
英米仏各国の趣の異なる大型スピーカーで、クラッシックやジャズをお楽しみください。

仏 Supravox (field type 2way system)
米JBL Everest DD66000
英Vitavox CN191(original model)
http://www.minamifurano.jp/eat.drink.gift.arubo.html
http://cafearvo.com/


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Cafe Arvo Speaker Systems


仏 Supravox (field type 2way system)

現在では珍しいfield type (励磁型) スピーカーです。

長野県松本市のアンプ工房 サウンドパーツがアッセンブルしたway平面バッフルを壁に埋め込んでいます。

クラシックもジャズもこなすオールマイティーのシステムです。ジャズでは歯切れのいいリズム、クラシックでは艶やかなヴァイオリン、特に室内オーケストラでは軽く漂うような通奏低音が魅力です。

Supravox純正のTw ・TG1の調整がほぼ終わりました。おもにヴァイオリンがうまくなるように調整したのですが、すると声楽もよくなり、今ではこのシステムを聴く時間が一番長くなりました。

サウンドパーツ/SOUND & PARTS

長野県松本市梓川梓856-7
http://www.soundparts.server-shared.com/index.html


米JBL Everest DD66000

どちらかというとジャズ向きのシステムで、古いモノラール
録音のものから最新のSACDまで楽しく聴かせてくれます。
一方、クラシックでもピアノやオルガン曲は得意分野です。


英Vitavox CN191(original model)

本来2wayのスピーカーですが現在のソースに対しては帯域が狭いので高域にはALE1750DE、低域はエレクトロヴォイス30Wを足して4wayマルチチャンネル、すべて真空管アンプで駆動しています。
主に大編成の管弦楽曲を鳴らしています。
http://cafearvo.com/ArvoSpeakerSystems.html


September 2013
サウンドパーツから新しいアンプが届きました。Supravoxを鳴らすためのものです。
これまで使っていたアンプも決して性能が悪いものではなく、むしろ専門誌などで評価の高かったものですが Supravox を鳴らすと、音色は満足いくものの低域の力強さがもの足りなかったり、音像があいまいで Supravox の性能を十分に発揮していないと感じていました。

そこでサウンドパーツの最新の回路による 300B の PPアンプの製作を依頼しました。

最初に鳴らしたときは高域、とくにヴァイオリンの響きがかたく、ピアノの左手の量感も不足していて、低域も十分に伸びきっていませんでした。

 それが毎日数時間1週間ほど鳴らしこむと弦の響きがやわらかくなり、ピアノのバランスはみちがえる、いやこの場合は聞き違えるでしょうか…ようになりました。さらに驚いたのはテストCDで 21Hzの超低音が聞こえたことです(決して低域を持ち上げたアンプではありません)。

音像に関しても、キングスシンガーズの6人の前後の位置関係が明確になりました。また SACDで聴くヨーヨーマのコダーイの無伴奏は圧巻でした。陳腐な表現ですが目の前でマが松脂を飛び散らすかのように弾いているのが見えるようです。

アンプもそうですが、そもそも Supravox もまだ十分にエージングされていないので、半年も経ったらいったいどのようになるか、非常に楽しみなシステムです。

Vitavox はほぼ満足のいく音で鳴っています。Supravox は今回のアンプでうまく鳴らせる目処がつきました。これが落ち着いたら今度はじっくりと JBL DD66000 を磨き上げていくつもりです。
http://cafearvo.com/2013September.html

November 2013
先日、学生時代に同じ室内オケで演奏していた仲間が遊びに来ました。当時の楽器はヴァイオリンが二人、ヴィオラ、クラリネットが各一人。(このヴィオラとクラは部内恋愛で結婚しました)皆それぞれ仕事が忙しく楽器からは遠ざかっているのですが、このヴィオラの友人だけはいまだに頑張っていて地元の市民オケで演奏を続けています。またこの男、諏訪内晶子の熱烈なファンで全国津々浦々彼女の追っかけをしています。それで彼が最初に希望した曲が諏訪内のブルッフの協奏曲でした。なんでも諏訪内の音がディミニエンドしてオケに溶け込んでいくところが自分の装置ではうまく出ないんだそうです。それでヴァイタヴォックスで聴かせたところ「なるほど大きな装置ではこういう風に聞えるのか」と満足していました。
一方ヴァイオリンの内の一人の友人はジャズが好きで、三つの装置でいろいろ聴いた後、

「ヴァイタヴォックスは音に風格がある。
JBLはさすがというゴージャスな音がする。
しかし一番ジャズぽいのはスプラヴォックスだ」
とサウンドパーツの水谷さんが聞いたら大喜びしそうなコメントを残しました。

 それでも、みなが最後に口をそろえて言ったのは「結局は部屋がすべてだ、自分たちの住んでいる都会ではとてもこんな音量では聴かれないものな」ということでした。
ここは本当に音を出すには恵まれた環境だと思います。最初に設計に当たった時に音響コンサルタントの方が「遮音はどうしましょうか」と言ったときに「それは一切考慮しなくて結構です、大きな音で迷惑するのは熊、鹿、キツネくらいですから」と応えたものです。

 この季節、低い太陽の暖かい光が差し込む午後はブラームスの室内楽が聴きたくなります。
http://cafearvo.com/2013November.html


Cafe Arvo Listening Room
http://cafearvo.com/ArvoListningRoom.html

 この部屋を作るにあたっては、何よりもいい音で、かつ心地よく音楽にひたることのできる空間にすることを考えましした。そのために十分な広さ、特に高い天井を確保し、専門家に依頼して音響的にも十分配慮しました。
その結果、大編成の管弦楽曲のtuttiでも音が飽和することなくElectro Voiceの76cmウーハーやJBLの38cmダブルウーハーの性能を余すところなく発揮できていると自負しています。
また小編成の曲では適度の残響を伴いつつ楽器の分離が明瞭です。特にSupravoxで聴く声楽は発音が明確でヒアリングが上達したかような気がします。

 客席は9脚のリクライニングチェアだけです。スペース的にはもう少し入れることも可能ですが、何よりゆったりと音楽に浸っていただくためにあえて少なくし、かつすべての椅子をスピーカーに向けて配置しました。このようなレイアウトのため初めての方には少し入りにくく感じられるかもしれませんが、どうか気軽にお出でください。
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July 2014

Vitavox を手に入れてちょうど12年になります。特に欲しいと思い狙っていたわけではなく、たまたま以前に通っていたショップが下取りしたもので、外観に傷一つなく、何より英国オリジナルだったことが購入の決め手となりました。
 さて手に入れたものの、鳴らすまでが一苦労でした。手持ちの石や球のアンプをとっかえひっかえつないでみました。 
いずれも彫の深い男性的な音はするのですが、いまひとつ納得できるアンプはありませんでした。

かつてサウンドパーツがヴァイタヴォックスのユニットを同店オリジナルのボックスにいれて販売していたこともあり、当時お店の主力製品だったドイツ球 F2a11のアンプを購入することにしました。彫の深い音はそのままに、それに力強さや、そこはかとない色気も加わり、音楽の表現が豊かになりました。

驚いたのは、ヴァイタヴォックスは能率が100dB/W近くもあり、それまで試したアンプでは残留雑音が気になったのですが、このF2a11 のアンプではスピーカーに耳を近づけても全く気にならないほどでした。

この組み合わせで1年ほどは満足して聴いていたのですが、次第にネットワークの存在が気になってきたためチャンネルデバイダーを使って2Way化しました。F2a11は低音用とし、高音用に新しいアンプをサウンドパーツの水谷さんに相談したところF2a11の弟分のE2dが音色的にも合うだろうとのことで、それを作ってもらうことにしました。水谷さんに聞いたところE2dシングルの出力は1W以下とのことでしたが、ヴァイタヴォックスのS2ドライバーは桁違いに能率がいいので、当時聴いていた12畳ほどの部屋では十分な音圧が得られました。

その後、今の店の広さではさすがに力不足となったため E2d のプッシュプルに替え、元のシングルは高音用のALEの1750用とし、さらにスーパーウーハーのエレクトロヴォイスの30Wに6550プッシュプルを奢り、現在はこの4チャンネル・マルチアンプで落ち着いています。
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August 2014

 Vitavoxは4チャンネル・マルチアンプで駆動しているので、簡単にアンプをかえて音色の変化を楽しむことができません。
その点Supravoxは一台のアンプ(あるいはモラルアンプ2台)で鳴らしているので繋ぎかえは簡単です。
昨年英国製の300Bのパラレルシングルのアンプからサウンドパーツの300B PPにかえ、もうこれで十分と思っていたのですが、特にどこが不満ということではないものの、半年も聴いているとちょっと浮気心が起きてきました。そこで手元にあったKT88の球で新たにアンプを作ってもらうことにしました。このアンプは無調整でEL34と差しかえ可能です。

出来あがってきたのがこの春、300Bに比べすっきりとしたレンジの広い現代的な音がしました。

さて次はEL34に差しかえようと思っていたときに、サウンドパーツのHPでPX25シングルのアンプが目につき、たまたま手元に使っていないE2dのアンプ(以前Vitavoxのスコーカーに使っていたもの)があったので、水谷さんに、これをPX25に改造をお願いしたところ快く引き受けてもらえました。

 PX25はもともとは英国の真空管なのですが、今回は簡単に手に入るチェコのKR社の球を使いました。WEの真空管のガラスも透明感のあるきれいなガラスですが、このKR社の球は厚みがあって黒っぽい透明感があり、ボヘミヤンガラスの伝統を受け継いでいるのではと思うほどの仕上がりです。

いまはそのPX25で鳴らしているのですが、シングルアンプとは思えない分厚い低域に支えられた押しの強い音にびっくりしています。
出力は10Wもないと思うのですが能率の高いSupravoxでは不足を全く感じません。むしろKT88よりもずっと量感のある音がします。
かといって荒々しいというわけではなくヴァイオリやチェンバロが」艶やかに響きます。
特筆すべきは、なによりSupravoxが楽しいそうに歌ってくれます。

 水谷さんのアンプの本質はプッシュプルで歪みのない、心に沁みこんでくる音だとおもいますが、球それぞれの味を活かしたシングルアンプも素敵です。
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May 2015
 冬期休業の間に Vitavox のドライバーのアンプのメンテナンスをお願いしました。その間 Vitavox を聴けないのは寂しいので以前ここに書いたことのある PX25 のアンプを試しに繋いでみました。試しにというのは、Vitavox のシステムは超低域のエレクトロヴォイスの30Wを米国系の6550のアンプで鳴らしているほかは、音色の統一を考えてドイツの真空管のアンプに揃えていました。そこに英国系の PX25 のアンプを入れるのにちょっと抵抗があったのです。ところがそれは全くの杞憂というか、むしろうれしい誤算でした。

 それまでの E2d は音色も良く、PX25 を聴くまでは何の不満も感じていなかったのですが、くらべてみるとややおとなしく優等生的な音でした。
カメラのレンズで例えると E2d はライカの優しさで、PX25 はコンタックスのように鮮やかでコメリハリのあるントラストがつきました。
それが弦楽器、とくにヴァイオリンで効果的でとても艶やかな音になりました。

 一方 tweeter を追加した Supravox も毎日イコライザのレベルを少しいじってはまた元に戻したりの試行錯誤を重ねて、ようやくまとまった音になってきました。
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December 2015
 今年の3月頃に Vitavox の Sq.に使っていたドイツ球 E2d P.Pアンプを PX25.に替えて、その溌溂とした音色が気に入って、いままでずっとそれで聴いていました。
それまで使っていたドイツ球 E2d P.P. はサウンドパーツでセンターチョークを入れた回路に変更してもらった後、自宅でタンノイ・スターリングにつないで楽しんでいました。
今回この E2d を久しぶりに Vitavox のシステムにつないでみました。

入力感度は変わっていないはずなのにチャンネルデヴァイダーの設定を少し変える必要がありましたが、設定したあとは、やはり同じ素性の球というせいかつながりが滑らかになりました。PX25 は若々しい音でしたが、こちらは幾分年齢をとり落ち着いた感じです。センターチョークをつける前は優等生的でおとなしいと思っていたのですが、今回は年相応の色気も出てきたように思います。


 手元に JBL4343 に使っていたチャンネルデバイダー Krell の KBX があるのでこれを使って Supuravox のシステムを2チャンネルのマルチにしてみようと考えています。低域は現在フルレンジで使っている EL34、高域には PX25 を繋ぎます。
Krell の KBX はクロスオーバーが恐らく320Hz、Supravox は250Hzの設計ですが、その音程の差は短3度ほどで、まづ問題はないでしょう。細かいディップやギャップはアキュフェーズのグライコで調整します。
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August 2015

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上の写真のアンプはどこのメーカーのものかお分かりになりますか?
多分、同じメーカーのものと思われたのではないでしょうか。
実はすべて日本の違うメーカーのものです。これは1979年のステレオサウンドからコピーしたものです。まだステレオがブームだったころのもので大手家電メーカーまでがステレオ市場に進出していました。このころのアンプは多機能で、それゆえ各種スイッチ…トグルスイッチが多いのが特徴ですね…がパネルに所狭しと並び、大出力、低歪みを競い原音再生なんて夢みたいなキャッチフレーズを掲げていました。
 これから数年でブームは終わり、家電メーカーはステレオ市場から手を引き、それに振り回された専業メーカー、当時御三家と言われたP,S,T社にもつぶれた所や、つぶれなくてもそれまでの体勢で生存出来たところはありません。

 欧米のオーディオ機器には会社や製品名に設計者の名をつけたものがたくさんありますスピーカーではタンノイのGR.FountainやJames B.Lanising,アンプには綺羅星のごとく著名な設計者が名を連られています。古くはS.Marantzにはじまり、M.Levinson、N,Pass、J.Rowland等々。これらのメーカーは今でも個性的で魅力的な製品を作り続けています。
一方我が国の製品には、設計者の顔の見える製品はほとんどありません。
比較的知られているのは数年前に亡くなった上杉佳郎氏くらいでしょうか。ほかに決して居ないわけではなく、時々評判になりかける製品も出てくるのですが長続きせずいつの間にか消えています。これは雑誌…評論家、そしてディーラーの問題もあると思いますが、結局は売れなかったのが一番の理由でしょう。

いまから40年近く前にJBLの4343という大型スピーカーがバカ売れしたことがあります。中型冷蔵庫ほどもある大型のスピーカーです。日本の住宅事情を知っているJBL社の人が、なぜこれほど売れるのか首をかしげたと言います。
理由は簡単です。当時ステレオサウンド誌で人気のあった評論家 瀬川冬樹がべたほめしたのがその理由です。(この評論家は私も好きで、じつは私も4343を買った口ですが)

それはさておき、どのメーカーのアンプも同じデザインだったり、人気評論家のほめたスピーカーが特異的に売れるというのはどういうことでしょうか。
われわれ日本人の多くが自分の美意識に自信を持っていないこと、そしてもう一つはブームに乗せられやすい人種だと言うことではないでしょうか。

 沈みかけている船から退避させるのに各国の国民性をからかった有名なジョークがありますね。

例えばアメリカ人には「いま飛びこむと英雄になりますよ」
日本人には「もう皆さん飛びこみましたよ」

見事に核心をついています、われわれ日本人は周りと一緒でないと落ち着かないのでしょうね。この統一のとれた団体行動が戦後数年でGDP世界第2位に押し上げた原動力であったことは間違いのないところですが、趣味の世界ではもっと個性的に、自由に、自信を持っていいのではないかと思います。
http://cafearvo.com/2015August.html


November 2014
オーディオ機器のデザイン

 私は音楽を聴くときにはできるだけアンプ類を見たくありません。出来ればスピーカーも見えないに越したことはないのですが、こればかりはどうしようもありません。それゆえ、いかに音がよくても、あまりに奇抜なデザインなど、これが音楽を聴く道具か?というようなスピーカーには魅力を感じません。

 そんな中で「これなら眺めながら音楽を聴くのもいいな」と思うのが幾つかあります。

いずれも昔のもので、今や性能ではこれらを超えるものはいくつもありますが、ことデザインに関してはこれ以上のものはないと思っています。

 一つはトーンアームの SME3012 です。もう一つはプリアンプでマランツ7です。
この二つは、かつて大阪の河口無線の入り口わきのショーウインドウに飾ってあり、私は店の前を通るたびに、機能美とはこういうものを言うのだと飽かずに眺めていたものです。高校生にはとても手の届かない破格の値段とともに憧れの機器でした。

 スピーカーではJBLのオリンパスです。JBLではパラゴンやハーツフィールドの方に人気があるようですが、私は家具調のオリンパス、とくにフロントグリルの格子が好きでした。ランサー101も同じ格子で天板は大理石、これも洒落たデザインでしたが、やはり大きさ存在感からしてオリンパスが一番でした。

 当時大阪のにバンビというジャズ喫茶があって、南のほうの店の1階はパラゴン、2階にオリンパスが置いてあったように思います。いや北のほうの店の1階がオリンパスで2階がランサー101だったかな、何しろ遠い昔のことで記憶があいまいになってしまいました。いずれもマッキントッシュの275や240で図太い音を出していました。クラシック一辺倒でジャズは好みではなかったのですが、この音を聞くためにバンビにはよく通ったものです。
http://cafearvo.com/2014November.html


October 2015
 私はオーディオの専門誌はステレオサウンドを購読しています。かつては特集はもちろんコマーシャルの一字一句までじっくり読んだものですが、最近はぱらぱらと2,30分読んでそれっきりです。

これは決してオーディオに対する熱意が薄れたからではありません。機器の値段が余りに高すぎて白けるからなのです。

 いまから40年ほど前マーク・レヴィンソンが高額のプリアンプをひっさげて華々しく登場しました。安い方のJC1でも62万円。高い方のLMP2は100万を超えていました。

それまで高級アンプの代表だったマッキントッシュのプリでさえ30万円台でしたから100万円を超えるレヴィンソンのアンプの値段は衝撃的でした。

その後、才能のあるエンジニアが次々と出てきて、その多くはガレージメーカー的なところで大半は淘汰されましたが、今でも高額のアンプやスピーカーを作り続けているメーカーもあります。

 当時は就職したばかりで、そのような製品はとても買えたものではなく、それを横目で見ながらラックスとかヤマハでお茶を濁していました。
その後仕事も安定して、何とか今の装置を持てるようになりましたが、最近のいわゆるハイエンドの機器には手が出ません。

例えばMagicoのModel6というスピーカーは2200万円、コンステレーションオーディオのヘラクレスというアンプは2700万円です。ほかにも2000万円を超える機器はいくつかあります。これらは別格だとしても1000万近い装置はかなりあります。

 幸いなことに、私はアンプは別として最近のスピーカーは好きではありません。とくに音像重視のスピーカーが好きになれません。等身大の音像、正確な音を目指す余りに大事な「音楽性」を忘れているように思います。

オーディオの最終目標は家庭でコンサートホールの音の再生で、現在のスピーカーはそれを目指していると思うのですが、今のところ生さながらの音を出すスピーカーはありません。ならば原音とはほど遠くても私は音楽性のある装置を選びます。

 今持っている3つの装置全部合わせてもコンステレーションのアンプの値段には及ばないでしょう。それでも聞く音楽のジャンルに合わせてシステムを選ぶことで、ほぼ100%満足しています。いやそれどころか物理特性はともかく芸術性ではウン千万円の装置に勝っているのではないかと自画自賛しています。
これは決してイソップ物語の「酸っぱいブドウ」ではありませんよ。
http://cafearvo.com/2015October.html




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スープラヴォックス
https://www.supravox.fr/

スープラヴォックス ファクトリー・ツアー
フランスの中部、ロワール川沿いの古都、トゥール(Tours)郊外に Surpavox社はあります。
http://www.soundbox.co.jp/Supravox/factory.htm


Supravox History
http://www.soundbox.co.jp/Supravox/history.htm

Supravox drive units
http://www.soundbox.co.jp/Supravox/products.htm

Supravox Loudspeakers
https://www.supravox.fr/categorie-produit/enceintes/


スープラヴォックス特約販売店


サウンドパーツ
〒390-1702 長野県松本市梓川梓856−7
  Tel: 0263(78)5206/fax0263(78)5207
HP:http://www.soundparts.server-shared.com/

マスダ・オーディオ・サプライ  (関西地区特約店)
〒612-8002 京都府京都市伏見区桃山町山ノ下25-19-20 TEL:075-622-3471

HP: https://itp.ne.jp/info/268778386300000899/






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2015.03.01 号外その4 信州オーディオ 潜入記
http://hkatahkata.hatenablog.com/entry/2015/03/01/160757

信州オーディオ。

やばい扉を開けてしまったのかもしれません ( ̄◇ ̄;)

先日わざわざ東京まで出かけ、オイロダインという珍しいアンティーク励磁型SPの音をを聴いてきました。さすが東京、すごいマニアの方がいらっしゃるものだと感心して帰ってきました。

ところがオイロダインで検索していると、なんと地元にオイロダインの第一人者がいらっしゃる?という情報を見つけました (°_°)

なんでこんな田舎に?という疑問はさておき、メールで視聴希望をお伝えしたところ快く承諾していただいたので仕事帰りにお邪魔してきました。

そこには・・・

オイロダインがいっぱい \(^o^)/


http://hkatahkata.hatenablog.com/entry/2015/03/01/160757


オーナーさんは、なんでも雑誌「管球王国」から依頼を受けてオイロダインの記事を連載されたこともあるとのことで、私のような初心者では説明を聞いてもさっぱりわかりません (´▽`)。

それでも興味深かったのが、オイロダインは戦前から制作されていたのではなく、ドイツが敗戦した1945年の夏(だったかな?)以降に制作され始めたということ、モデル末期には励磁型ではなくアルニコのマグネットタイプに変わったということ、ドイツ本国ではその価値があまり評価されずにその多くが廃棄され、それに目をつけた日本のマニアが沢山輸入したこと(100セット程度はあるそうです。信州にも10セットは入っていて、人口比率的にはかなり多いそうです)、その後ドイツでも評価が高まり買い戻されていること、などです。(記事のコピーを沢山いただきましたw)

オーナーの方は都会から引っ越されてきた方かな?などと勘ぐっていましたが、話を聞いてみると地元の方でした。それも私の勤めている会社の取引先の社長さんでした (*´∀`*)。

知らなかった・・・ 

こんな珍しいスピーカーもありました。東ドイツSchulz社製の小型フルレンジスピーカーです。

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アンティークSPなのに、これがまた現代的な解像度の高い生々しい音を出すんです。コーンの部分にフェルトが貼られています。なんとなくケブタやエンジェルファーに繋がるものを感じ親近感を覚えましたw。暖かくなったらオーナーさんの自宅で視聴会も行われるようですので、是非行ってみたいと思っています。

(もう口コミで予約がいっぱいだそうです。ご迷惑になってはいけないので、情報はこのくらいにしておきます。どうしても聴きたい方は自力でたどり着いてくださいw)

その後、色々と話をしていると、安曇野にフランス製の励磁型SPを販売している会社があり、その会社と提携してJAZZの演奏会を開催しているとお聞きし、こちらにもお邪魔してきました。

知る人ぞ知る「サウンドパーツ」さんです。もちろん私は知りませんでした(^O^)


http://hkatahkata.hatenablog.com/entry/2015/03/01/160757


場所は松本インターから車で15分ぐらいのところです。私の家からは1時間ぐらいかな?


http://hkatahkata.hatenablog.com/entry/2015/03/01/160757

おフランス製(らんさぁさん当たりw)の励磁型ユニットを用いたSPシステムです。なんと励磁電源はスイッチング電源でした(・□・;)

音質はというと、励磁型らしく各楽器の音が混ざらないで鮮明に聴こえてきます。情報量が多く、音場も深くて音離れも良い。低音が明瞭なんですよね。ぼやけずにどこまでも伸びる。これはマグネット式のSPからは聴けない音です。

女性ボーカルやピアノなどはクラっとくる魅力的な音ですw。でも面白いものでやはりフランス的な音がします。柔らかで華やか(´▽`)。長時間聞いても聴き疲れしませんでした。feastrexとはかなり違う傾向の音です。

私の好みとしては、もう少しスピード感が欲しいとも思いましたが、やはり励磁型のSPは良い。

http://hkatahkata.hatenablog.com/entry/2015/03/01/160757

励磁型のユニットです。


http://hkatahkata.hatenablog.com/entry/2015/03/01/160757

かなりの台数が売れたというプリアンプです。

水谷社長、ありがとうございました。


やはり音質の決め手はSP。なんとか励磁型のSPを手に入れることができないものだろうか?・・・

などと考えながら家に戻ってきて自分のシステムの音を聴いてみると、これがまたオカルト現象なのか良い音で鳴るんですよねヽ(*´∀`)ノ。音の繊細さでは上回っています。

805Dも頑張ってますw。励磁型のスピード感と音場の奥行、音の張りと分解能の良さを目指して、もう少し弄ってみますかw。
http://hkatahkata.hatenablog.com/entry/2015/03/01/160757


▲△▽▼

フランス音楽の世界 GRFのある部屋 2019年 01月 20日
https://tannoy.exblog.jp/30371863/


長い間、クラシック音楽を聞いてきたつもりですが、やはりドイツ・オーストリアの音楽を中心に聞いてきたのだと思います。ここに来て、パグ太郎さんとOrisukeさんの影響で、フランス音楽やフランスの演奏家の盤が増えてきました。

レコードの世界では、ドイツ盤や英国盤のレコードと比べると、フランス盤は、レコード自体の盤質も硬く、総じて硬い音の印象があります。ヨーロッパを旅するとき、その国の空港でレンタカーを良く借ります。

運転中は、ライトクラシックの番組ををよく聞いています。音楽の時はそれほど感じないのですが、アナウンスの声や宣伝の時になると、音質が国によって随分違うのに気がつきます。そうじてドンシャリなのですが、それでも高域の明確なカーブと、子音が良く聞こえる音と、低域中心の音に別れます。

これはオーディオでもいえるようで、ドイツ人の好む音と、フランス人の好む音はまるで違っています。日本人お好みは、英国の放送に似ていると思います。フランスの車は、サスペンションも椅子のクッションもゆったり柔らか目なのですが、流れてくる音は、カチカチの音なのに驚かされます。

f0108399_09550270.jpg

今回のKenYoshida氏の録音問題も、きわめてフランス的な音だと思うと、凄く納得するのですが、問題のアルファレコードではなく、たとえば、ディリカのピアノ曲や同じくアーベンと演奏しているベートーヴェンのチェロソナタなどは、とても落ち着いた録音です。MIRAREというレーベルで、ジャケットもとても凝っていて、一枚一枚が美術品のようなつくりです。

Ken Yoshida氏の革新的な音作りとは違って、MIRAREレーベルの音は、ジャケットのように落ち着いて聞いていられます。そこで、MIRAREのカタログを見ていたら美しいジャケットばかりで、知らない曲が多いので、ひさしぶりにジャケット買いをしました。そして、そのCDが昨日、ヨーロッパから届きました。美しいジャケットばかりで、見ているだけで楽しくなります。


f0108399_18450587.jpg


中でも、ピアノの前で憂い顔で首を傾げている女性と、パリのカフェで、誰かを待っているような女性の姿のジャケットです。よく見ると、ドイツ兵の軍服姿もあり、どうやら占領下のパリの絵のようです。そして、雨に煙るセーヌの橋と、アルプスの山間の風景でしょうか?ジャケットを見ているだけで、中の音楽が聞こえてくるようです。

この演奏をしているのが、フランスの女流ピアニストのアンヌ・ケフェッレックです。ベテランのピアニストで、調べてみたら、同期生でした。非常に味わい深い演奏を行っています。バッハやフランスのサティなどを得意にしています。滋味深い音にとても落ち着きます。


Anne Queffélec - Bach & Händel - Live Concert - HD - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=ZTRdbqxTa6M


同じフランスのレーベルでも、arufaレーベルとは正反対の音作りで面白いと思いました。
https://tannoy.exblog.jp/30371863/

10. 中川隆[-13931] koaQ7Jey 2020年3月14日 13:51:51 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[830] 報告

The Swingle Singers 映画「恋するガリア」Galia Largo




_____


Paul Mauriat 恋するガリア




指揮・演奏:ポール・モーリアとそのオーケストラ
コーラス  :スイングル・シンガーズ


_____


JS Bach / Swingle Singers, 1962: Largo from the Keyboard Concerto No. 5 in F minor, BWV 1056





ザ・スウィングル・シンガーズ(The Swingle Singers)は、アメリカ合衆国出身のワード・スウィングル(Ward Swingle, 1927年9月21日- アラバマ州モービル生)が、1962年にフランスのパリで結成したア・カペラ・ヴォーカル・グループ。

結成当初のメンバーはアンヌ・ジェルマン、ジャネット・ボーコモン、ジャン・キュサックらで、ミシェル・ルグランの姉のクリスチャンヌ・ルグラン(Christiane Legrand)がリード・ソプラノ。



Les Swinger Singers J S Bach Concerto in F Major largo 1969



Nostalgia, beautiful 60's, Croatian TV shoe 1969

11. 中川隆[-13976] koaQ7Jey 2020年3月14日 14:02:52 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[833] 報告

スイングル・シンガーズ

Les Swingers Singers J S Bach Fugue in D Major 1969



French vocal group. Croatian TV show 1969. Classic music with amazing voices in jazz sound.

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