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(回答先: モデスト・ムソルグスキー 組曲 『展覧会の絵』 投稿者 中川隆 日時 2020 年 1 月 31 日 04:35:22)
イサーク・アルベニス 『マラゲーニャ』
ラローチャ 『アルベニス マラゲーニャ』
Isaac Albéniz: III. «Malagueña» de "España: Seis hojas de álbum" Op. 165 (1890)
Piano: Alicia de Larrocha
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Michelangeli plays Albeniz Malaguena
Arturo Benedetti Michelangeli, recorded in 1942
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Albeniz / Narciso Yepes, 1967: Malaguena, Op. 165 - DG 139 366
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アルベニス :スペイン(6つのアルブムブラット) Op.165
Albeniz, Isaac:España(6 hojas de album) Op.165
作曲年:1890年
出版年:1890年
初出版社:H.B Stevens, Boston ; Pitts & Hatzfield, London
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:16分00秒
1889年〜1890年にかけて作曲された。アルベニスが、作曲、演奏ともに精力的な活動をしていた時期の作品である。
「6つのアルブムブラット」という副題をもち、6つの小曲からなる。
簡素な書法でかかれていながらも、スペイン的な要素が顕著である。
とくに第2曲「タンゴ」は、人気が高い。
全曲通して演奏した場合、所要時間は約15〜16分程度。
1.前奏曲 / "Preludio":ラからはじまるミの旋法。4分の3拍子、アンダンティーノ。
演奏時間、1分強。冒頭からユニゾンで奏される歌。イスラムの香りが艶やかにたちこめる。こぶしをきかせた魅惑的な音の動きに、心が惹きこまれていく。
2.タンゴ ニ長調 / "Tango":続く「タンゴ」は、曲集中最も人気の高い曲。さまざまな楽器用の編曲がなされている。
ニ長調、4分の2拍子、アンダンティーノ。心地よい揺れにのせて、南国風の旋律がのんびりとした調子で歌われていく。揺れの幅に自由な変化をもたせていくと雰囲気が出るだろう。
3.マラゲーニャ / "Malaguena":シからはじまるミの旋法、8分の3拍子、アレグレット。
何度も繰り返されるカスタネットの伴奏音型と、広い音域にわたってのびやかにうたわれる歌が、非常に効果的にくみあわされている。中間部のアダージョの部分では、悲しみに満ちた情熱的な旋律がうたわれる。合間にいれられている伴奏は、寄せる波のようだ。
4.セレナータ / "Serenata":ト短調、4分の3拍子、アレグレット。冒頭は、ギターを爪弾くような音で。ロマンティックな雰囲気をもつ旋律が特徴的である。ルバートを効果的に用いるとよいだろう。楽想の変化が多いので、それぞれの性格の特徴をつかみながら弾きわける。その際、流れが不自然にならないように、特にフレーズの最後の音を大切に処理するようにしたい。
5.カタルーニャ奇想曲 / "Capricho catalan":変ホ長調、4分の2拍子、アレグレット。穏やかな曲調であるが、左手のシンコペーションのリズムが、音楽に推進力を与えている。旋律は、非常に優美に歌われ、転調とともに高まりをみせる。
6.ソルチーコ / "Zortzico":ホ長調、8分の5拍子、アレグレット。ソルチーコとは、バスク地方の踊りである。ここにきて、5拍子のリズムが新鮮に響く。強拍、弱拍の変化をしっかりとつけ、踊りのもつ歯切れのよさも十分に表現したい。
https://enc.piano.or.jp/musics/6
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