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チャイコフスキー バレエ音楽 『白鳥の湖』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/941.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 3 月 03 日 23:05:07: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: リムスキー=コルサコフ 『シェヘラザード』 投稿者 中川隆 日時 2020 年 2 月 10 日 00:18:29)

チャイコフスキー バレエ音楽『白鳥の湖』


Peter Tchaikovsky, Berlin Philharmonic, Herbert von Karajan ‎– Swan Lake (Suite)




Swan Lake (Лебединое озеро)
Suite, op. 20a (TH 219)
1. Scène [Act II, No. 10]
2. Valse [Act I, No. 2]
3. Danse des cygnes [Act II, No. 13, Variation III]
4. Scène [Act II, No. 13, Variation V]
5. Czardas: Danse hongroise [Act III, No. 20]
6. Scène [Act IV, No. 29]


Berliner Philharmoniker
(Violin [Solo] – Michel Schwalbé)
Herbert Von Karajan, conducting
1971年1月4・22日 2月17日
ベルリン イエス・キリスト教会


ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィル
DG。「白鳥の湖」「眠りの森の美女」抜粋(以上1971年)、組曲「くるみ割り人形」(1966年)。
何も言うことはない名盤。早くOIBP化されないものか。


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Tchaikovsky / Ernest Ansermet, 1958: Swan Lake - L'Orchestre De La Suisse Romande


In this 1958 recording, the late Swiss conductor Ernest Ansermet (1883-1969) leads L'Orchestre De La Suisse Romande in a performance of highlights from Tchaikovsky's Swan Lake. I created this video from the LP that you see above, issued in 1960 on the London label, serial number CS 6127.


________


P I Tchaikovsky – Swan Lake – Ernest Ansermet & L’Orchestre de la Suisse Romande, 1959





エルネスト・アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団
DECCA。1958年11月録音。「白鳥の湖」op.20短縮版。
「悲愴」およびモノラルの「ロココ変奏曲」とカップリングの2枚組オーストラリアEloquence盤。


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Tchaikovsky; Leopold Stokowski - Swan Lake Op. 20 – Selections (1965, Vinyl LP)


“SWAN LAKE”: (Le Lac des Cygnes) – Ballet; Op. 20 – selections
Introduction No. 2
Valse Scene IV No. 5
Pas de deux No. 10
Scene Scene II No. 21
Danse Espanole No. 27
Danses des petit cygnes finale


Leopold Stokowski
the New Philharmonia Orchestra
1965


レオポルド・ストコフスキー指揮ニューフィルハーモニア
DECCA。phase4輸入盤448 950-2。1965年録音。「白鳥の湖」「眠りの森の美女」抜粋。
スイス・ロマンド管との幻想序曲「ロメオとジュリエット」とカップリング。


__________


Tchaikovsky 'Swan Lake' - Stokowski conducts highlights




NBC Symphony Orchestra
Leopold Stokowski


In 1954-55, Stokowski made several excellent recordings with the NBC Symphony, concurrent with Toscanini's retirement from that orchestra. One LP consisted of an hour's music from 'Swan Lake', one of the greatest ballet scores ever composed. Here are three numbers from Act 2, superbly played and recorded in a first-rate transfer on a 'Cala' Records CD (CACD0543). An essential CD for any Tchaikovsky collection!


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『白鳥の湖』(Лебединое озеро)は、ピョートル・チャイコフスキーによって作曲されたバレエ音楽、およびそれを用いたクラシックバレエ作品。
『眠れる森の美女』、『くるみ割り人形』と共に3大バレエと言われる。
日本では当初、『白鳥湖(はくちょうこ)』と呼ばれ、今でも内々の会話では略称で「はくちょうこ」と呼ぶバレエ団も少なくない[注 2][4]。


初演
1877年3月4日 モスクワ・ボリショイ劇場バレエ団が初演
振付:ヴェンツェル・ライジンガー
台本:ウラジミール・ペギチェフ、ワシリー・ゲルツァー


蘇演
1895年1月15日 サンクトペテルブルク・マリインスキー劇場バレエ団が蘇演
振付:マリウス・プティパ、レフ・イワノフ
台本:モデスト・チャイコフスキー


楽器編成
ピッコロ、フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、コルネット2、トランペット2、トロンボーン3、チューバ、ティンパニ(4個)、大太鼓、小太鼓、タンブリン、シンバル、カスタネット、タムタム、トライアングル、グロッケンシュピール、ハープ、弦五部


演奏時間
全曲版は約2時間半(各55分、30分、45分、20分、23分)
組曲版は約23分。


作品の背景
ドイツの作家ヨハン・カール・アウグスト・ムゼーウスによる童話『奪われたヴェール』を元に構想が練られ、1875年、ボリショイ劇場の依頼により作曲。1876年に完成した。バレエが作られたのはロシアだが、物語の舞台は『くるみ割り人形』と同じくドイツである。


チャイコフスキーにとって初めてのバレエ音楽であるが、初演当時は踊り手、振付師、指揮者に恵まれず、評価を得られなかった。それでもしばらくは再演されていたが、衣装・舞台装置の破損などからいつしかお蔵入りとなり、その後作曲者の書斎に埋もれていた。しかし、プティパとその弟子イワノフによって改造がなされ、チャイコフスキーの没後2年目の1895年に蘇演された。


本作品にはワーグナーのオペラ『ローエングリン』(1850年初演)からの影響が指摘されている[7][8][9]。
両作品で白鳥が象徴的な意味を持つこと[7]、『ローエングリン』の第1幕第3場で現れる「禁問の動機」と『白鳥の湖』の「白鳥のテーマ」との類似性[8][9]、そしてチャイコフスキーがワーグナー作品の中で『ローエングリン』を特に高く評価していたこと[7]が根拠として挙げられている。


あらすじ


おおまかには以下に示すとおり。ただし、振付家や使用する版(後記参照)によって異なることが多く、また下記のうち序奏部は省かれることも多く、更にラストもハッピーエンドとなるか悲劇で終わるか等、さまざまである。


序奏
オデットが花畑で花を摘んでいると悪魔ロットバルトが現れ白鳥に変えてしまう。


第1幕
王宮の前庭
今日はジークフリート王子の21歳の誕生日。お城の前庭には王子の友人が集まり祝福の踊りを踊っている。そこへ王子の母が現われ、明日の王宮の舞踏会で花嫁を選ぶように言われる。まだ結婚したくない王子は物思いにふけり友人達と共に白鳥が住む湖へ狩りに向かう。


第2幕
静かな湖のほとり
白鳥たちが泳いでいるところへ月の光が出ると、たちまち娘たちの姿に変わっていった。その中でひときわ美しいオデット姫に王子は惹きつけられる。彼女は夜だけ人間の姿に戻ることができ、この呪いを解くただ一つの方法は、まだ誰も愛したことのない男性に愛を誓ってもらうこと。それを知った王子は明日の舞踏会に来るようオデットに言う。


第3幕
王宮の舞踏会
世界各国の踊りが繰り広げられているところへ、悪魔の娘オディールが現われる。王子は彼女を花嫁として選ぶが、それは悪魔が魔法を使ってオデットのように似せていた者であり、その様子を見ていたオデットは、王子の偽りを白鳥達に伝えるため湖へ走り去る。悪魔に騙されたことに気づいた王子は嘆き、急いでオデットのもとへ向かう。


第4幕
もとの湖のほとり
破られた愛の誓いを嘆くオデットに王子は許しを請う。そこへ現われた悪魔に王子はかなわぬまでもと跳びかかった。激しい戦いの末、王子は悪魔を討ち破るが、白鳥たちの呪いは解けない。絶望した王子とオデットは湖に身を投げて来世で結ばれる。


メッセレル版以降、オデットの呪いが解けてハッピーエンドで終わる演出も出てきたが、原典とは異なる。


主要曲


序奏
ワルツ〔第1幕〕
情景〔第2幕〕
四羽の白鳥の踊り〔第2幕〕
王子とオデットのグラン・アダージョ〔第2幕〕
ハンガリーの踊り(チャールダーシュ)〔第3幕〕
ナポリの踊り〔第3幕〕
スペインの踊り〔第3幕〕
終曲〔第4幕〕
など


ハープの短い序奏のあと、オーボエがソロで主旋律を吹く「情景」(第2幕・第10曲、第14曲)が、本作品を代表する曲として、特によく知られている。
演奏会用組曲としてしばしば演奏される。


曲目についてはチャイコフスキー没後の1900年に、出版社のユルゲンソンが


情景〔第2幕〕
ワルツ〔第1幕〕
四羽の白鳥の踊り〔第2幕〕
王子とオデットのグラン・アダージョ〔第2幕〕
ハンガリーの踊り(チャールダーシュ)〔第3幕〕
終曲〔第4幕〕


を取り出して出版した組曲版のセレクト以外にも、指揮者によってはまた別の曲を加えた形で演奏される。


チャイコフスキー本人も、1882年には「出来が良いものと考えた曲を選んで組曲を作る」という意思をユルゲンソン宛の手紙で表明していたが、その中では具体的な曲を挙げることはしていない。その後実際にチャイコフスキーがその作業に取り組んだか、またユルゲンソンの組曲版の選択に彼の意思が反映されているのかなどの具体的な証拠は残されていない。


なおクロード・ドビュッシーはその少年時代、チャイコフスキーのパトロンだったナジェジダ・フォン・メックのお抱えピアニストを務め、その際にこの『白鳥の湖』組曲のピアノ連弾版を編曲して、フォン・メック夫人の子供たちと共に演奏した。


たくさんの版
1895年の蘇演以降、多くの演出家によって様々な版が作られた。多くはプティパ=イワノフ版をもとに改訂を施したものだが、ストーリー、登場人物、曲順などは版によってはかなり異なる。ただし白鳥たちの登場する第2幕はプティパ=イワノフ版が決定的な影響力を持っており、イワノフの振付がほとんど原形のまま見られる版が多い。


ゴールスキー版(1933年)
ニコライ・セルゲイエフ版(1934年)
メッセレル版(1937年)
バランシン版(1951年)
ブルメイステル版(1953年)
ヌレエフ版(1964年、1984年)
プティパ版(1952年)
グリゴローヴィチ版(1969年、2001年)
清水哲太郎版新・白鳥の湖(1994年)
マッケンジー版(2000年)
マシュー・ボーンの「白鳥の湖」(1995年)
など


一人二役
通常オデット(白鳥)とオディール(黒鳥)は同じバレリーナが演じる。
見た目ではオデットとオディールでは衣装(オデット=白、オディール=黒)が違うが二人の性格は正反対であり、全く性格の違う2つの役を一人で踊り分けるのはバレリーナにとって大変なことである。オデット/オディール役は32回連続のフェッテ(黒鳥のパ・ド・ドゥ)など超技巧も含まれて、優雅さと演技力、表現力、技術、体力、スピードすべてに高いレベルが要求される役である。


プティパ版初演時、マリインスキー・バレエ団(キーロフ・バレエ団)のプリマ、ピエリーナ・レニャーニが両方踊ったのが定着した。


物語の最後
版によって様々だが大きく2つに分けられる。
一つは、王子とオデットがともに死んでしまう悲劇的な最後。
もう一つは、オデットの魔法が解け王子と2人で幸せに暮らすというハッピーエンド。


初版やプティパ版は悲劇で終わっており、2人は永遠の世界へ旅立っていく(昇天する)。もっとも、悪魔や魔法が実在する世界においては、これも一種のハッピーエンドとして捉えることも可能である。現世で解決するハッピーエンドは1937年のメッセレル版で採用され、ソ連を中心に広まった。


「白鳥」のモデルについて


タイトルの通り、ハクチョウが「白鳥」のモデルであると思われがちだが、大阪音楽大学学長の西岡信雄は本作の白鳥のモデルについて、「ハクチョウはダンスを踊ることはできない。白鳥のモデルは求愛のダンスを踊るツルであり、タンチョウが存在する日本と違って白いツルがいなかったヨーロッパだったので、ツルのダンスにハクチョウの白いイメージをあわせたのではないか」という意見を述べ、実際にツルの求愛のダンスと本作のダンスの刻むリズムが同じであるとの研究成果を述べた[10]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/白鳥の湖
 

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コメント
1. 中川隆[-13134] koaQ7Jey 2020年3月03日 23:19:25 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[395] 報告
ロジェストヴェンスキー

Tchaikovsky - The Swan Lake Ballet + Presentation (Century’s recording : Gennady Rozhdestvensky)






Soloists
Violin : Mikhail Chernyakhovsky
Cello : Victor Simon
Harp : Olga Erdeli
Trumpet : Suren Gevorkian
URSS RTV Large Symphony Orchestra
Gennady Rozhdestvensky
Recorded in 1969, at Moscow


ゲンナジ・ ロジェストヴェンスキー/モスクワ放送響)(1969年録音メロディア盤) 

全盛期のロジェストヴェンスキー/モスクワ放送響のコンビの演奏だけあって最高です。
耳をつんざくような金管の強奏と躍動感溢れる切れの良いリズムが快感ですが、一方で情緒溢れるメロディはたっぷりと歌わせてくれます。オーケストラの上手さも特筆ものです。

そして、この演奏でどうしても語らなければならないのが、ミヒャエル・チェルニャコフスキーのヴァイオリン独奏です。
それはもうコテコテのロシア節で土臭く弾いてくれていて味わいが最高です。
元々、この曲の独奏パートはコンチェルトかと思うほどに技術的にも難しく、並みのバレエ楽団のコンマスでは手に負えないのですが、この人はオイストラフかと思うくらいに上手く弾いています。長い独奏部分は、すっかりヴァイオリン協奏曲を聴いているような錯覚に陥ります。こういう演奏を聴いてしまうと、この曲はロシアの楽団以外ではちょっと聴こうという気が起きなくなります。
録音は明瞭なのですが、当時のメロディア・レーベル特有の音の固さが有ります。
http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-8cf5.html

______

Tchaikovsky - Swan Lake Ballet Excerpts - Gennady Rozhdestvensky



LP, Мелодия СМ 02985-6, 1978
Grand Symphony Orchestra All-Union Radio / G. Rozhdestvensky

Soloist, Cello - V. Simon
Soloist, Harp - O. Erdeli
Soloist, Trumpet - S. Gevorkyan
Soloist, Violin - M. Chernyakhovsky

00:00 Introduction
03:00 Pas De Deux (Act 1)
13:40 Scene (Act 2)
16:15 Dance Of The Small Cygnets (Act 2)
17:39 Pas D'Action (Act 2, adapted by A. Tsabel)
24:10 Waltz (Act 1)
31:13 Hungarian Dance (Act 3)
33:42 Spanish Dance (Act 3)
36:12 Neapolitan Dance (Act 3)
38:10 Mazurka (Act 3)
42:00 Finale (Act 4)
2. 中川隆[-13133] koaQ7Jey 2020年3月03日 23:40:11 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[396] 報告

ゲルギエフ

Swan Lake- Ballet


Orchestra of the Mariinsky Theatre
Valery Gergiev


ワレリー・ゲルギエフ/マリインスキー劇場管(2006年録音DECCA盤)

さすがはゲルギエフで素晴らしい演奏です。録音の優秀さもあって、オーケストラの響きが本当に美しいです。「白鳥の湖」で、これほどまでの美しさで詩情豊かな演奏というのは聴いた記憶が有りません。もちろんチャイコフスキーですので、荒々しいロシア的な大迫力を求めるファンも多いことでしょうが、このいじらしいまでのデリカシーに溢れた演奏に接してしまうと、これはこれで絶対に外すことが出来ません。

但し、全体的にテンポ設定が速いので、不満と言うほどでは無いのですが、幾らかせわしなさを感じてしまう部分も有ります。ヴァイオリン独奏も上手いのですが、割に平凡な印象で、ロジェストヴェンスキー盤の素晴らしさにはほど遠いです。


舞台映像版のDVDについてもご紹介しておきます。

マリインスキー劇場(2006年収録/DECCA盤) この伝統ある劇場の監督であるワレリー・ゲルギエフ自身が指揮をしています。なお上記のCDとは別の劇場収録です。オデットは看板のロパートキナです。彼女は顔立ちが美しいので大好きです。

ゲルギエフの振るテンポは、やはりコンサート向きなので、ダンサーにとっては速過ぎたり遅過ぎたりと随分踊りにくそうな部分が見うけられます。そのために、純粋なバレエ・ファンからは必ずしも評判は良くないようです。けれども僕は純粋なバレエ・ファンでもありませんし、この演奏は大好きです。何といっても、オーケストラが優秀です。

日本で公演を行う場合には、お世辞にもキーロフ管本来のレベルではありませんが、この収録では高い演奏レベルを聴かせてくれます。舞台映像用の「白鳥の湖」で、これ以上の管弦楽演奏はまず望めないでしょう。これほど音楽的に素晴らしい「白鳥の湖」のバレエ公演は有りません。もちろん伝統的な舞台演出も最高で、全体の薄明るく淡い色彩が本当に美しいです。そしてマリインスキーのコール・ド・バレエの素晴らしさ。これは生の舞台に接すると本当に言葉にならないのですが、DVDでも充分にその美しさを味わえます。

演出も最後に王子が見事に悪魔を倒してハッピー・エンドとなるオーソドックスな終わり方なので安心。この素晴らしいDVDは、普段バレエを見ないクラシック音楽ファンにこそ是非観て頂きたいお薦めです。
http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-8cf5.html
3. 中川隆[-13132] koaQ7Jey 2020年3月03日 23:48:43 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[397] 報告

クラシック音楽 一口感想メモ
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(Peter Ilyich Tchaikovsky、1840 - 1893)
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/チャイコフスキー


甘美なメロディーの素晴らしさ、よく鳴るオーケストレーション、演劇的な効果の高いパッセージの使い方は天才的。

曲がドイツ的な動機の労作による構築物ではなく、メロディーの線を主体にした音楽の作りであるため、ドイツ系が好きな人には物足りなかったり、飽きが早いのかもしれない。しかし、計算を感じさせないほど完璧な計算の元に、フレーズやメロディーや和声の組み合わせをピッタリと絶妙にかみ合わせることで、高い演奏効果をあげて聞き手を感動させる能力は驚異的だと思う。

各ジャンルに傑作を残した大作曲家である。


交響曲

交響曲第1番ト短調作品13「冬の日の幻想」(1866,1874)
2.0点
メロディーや発想が陳腐で音の絡みもいまいち。後年の天才が発露しておらず、マイナー作曲家の書いた交響曲のようだという印象が拭えなかった。いい楽章は特にない。

交響曲第2番ハ短調作品17「小ロシア」(1872,1879)
3.5点
1番とは違いチャイコフスキーらしさが現れている音楽。劇的な表現、音の絡め方など、彼らしい手法がはっきり現れていて聞きごたえがあり、三大交響曲に近い充実した内容を持っている。最終楽章が特に好き。

交響曲第3番ニ長調作品29「ポーランド」(1875)
3.0点
それなりに良いが、2番のように充実している感動的な曲ではない。円熟に入りつつある書法であることは感じられる。どの楽章も際立ったものを感じるほど良いものではなかった。

交響曲第4番ヘ短調作品36(1877-78)
4.0点
三大交響曲の一つで人気があるが、3楽章がピチカートの間奏曲だったり、4楽章が珍しいほどの高速フレーズだったりかなり実験的な曲だし、5番と6番より内容は少し劣ると思う。

マンフレッド交響曲作品58 (1885)
2.0点
長すぎて辛い。どこかもっさりしていて、はっきりとしたイメージが湧きにくく、標題音楽としてもイマイチ。オーケストラの使い方はチャイコフスキーらしい素晴らしさではあるが、何だか暑苦しくて疲れる。

交響曲 第5番ホ短調作品64(1888)
4.5点
運命の主題が循環的に使われているのが印象的。6番に近いほどの充実感と印象的なフレーズに満ちている。交響曲としての造形性やまとまりでは上かもしれない。

交響曲 第6番ロ短調作品74「悲愴(Pathétique)」 (1893)
5.5点
人生の最後の頂点に達したといえる最高に素晴らしい交響曲。チャイコフスキーの集大成のような名作であり、オーケストレーション力と劇的な表現力とメロディーメーカーとしての総合力が最高に発揮されている。

1楽章が特に素晴らしく、ダイナミックさと切迫感の第一主題もよいし、人生の回想と憧憬の感が強く心をうつ第二主題は一度聴いたら忘れられない。

2楽章は5拍子が有名曲では珍しくて効果的。メルヘンチックさに深みが加わった素敵さ。

3楽章は勇壮さが痛快な曲であり、バレエ音楽の大家らしい曲でよい。

4楽章は沈鬱な悲しみにくれるような曲なのだが、最終楽章をこのようにするアイデア自体が大変効果的であり天才的発想とセンスであるとともに、音楽自体も魅力的である。それまでのダイナミックさや幻想性と、4楽章で現れる静寂や終焉の現実の強烈な対比は非常に効果的である。

協奏的作品(独奏と管弦楽のための作品)

ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 作品23 (1874-75)
5.5点
冒頭のメロディーとピアノの豪華絢爛さは筆舌に尽くしがたいほどであり、圧巻の一言である。主要部分は、オーケストラが盛り上げたパワーを、ピアノが全力で受け継いだり、オーケストラとピアノがかけあいしながら盛り上げたりといったダイナミックさが、他のピアノ協奏曲とは段違いである。どちらがより盛り上げられるか競争しているかのようだ。

2楽章は疲れを癒す田園的なのどかさが心地よく、メロディーも雰囲気も素敵。

3楽章は戦い再びであるが、ロンド形式の醍醐味である主題に戻ってはまた違うタイプの盛り上がりを作るという展開のめまぐるしさが楽しい。ゴージャスに盛り上がる最後は楽しい。チャイコフスキーの独特の和音を重ねるピアノ書法は、ピアノ的でないため弾く人は大変だろうが独特の豪華さを産んでいて効果的である。

ピアノ協奏曲第2番ト長調 作品44 (1879-80)
3.3点
1楽章はまったく魅力のない冒頭(笑)をはじめ、メロディーの魅力はほとんどないが、チャイコフスキーの独特のピアニズムが生み出す豪快な華麗さやカタルシスは1番と同様である。その豪快さの埋め合わせか、2楽章は室内楽的に始まるのだが、甘すぎる程に甘いメロディーで酔わせる。3楽章はメロディーの魅力こそ無いが、独奏ピアノとオーケストラのバランスが素晴らしく、協奏曲としての出来がかなり良い。

ピアノ協奏曲第3番変ホ長調 作品75 (1893)
2.5点
本人が完成させられたのは1楽章のみ。交響曲を改作したもの。協奏曲らしいピアノと管弦楽の対決が曲の推進の原理となる発想が少ない。ソロも管弦楽曲の一部のようにメロディー主体となる場合が多い。しかし、メロディーはあまりパッとしない。一流の作品とはいえない。

ピアノと管弦楽のための協奏的幻想曲ト長調 作品56 (1884)
3.0点
全2楽章30分。幻想曲と呼ぶに相応しい自由さで、ピアノ協奏曲が自由に展開していく。愛らしい主題と華やかなピアノ技巧の楽しさは悪くない。中間がソロなのは面白い。2楽章は活力があり様々な表情が面白い。両楽章とも素材として一流作品ではないにしても、彼の良いところは出ており、しかも構成とピアノ協奏曲としての素材の自由さや目新しさが楽しいので聴く価値はある。

ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品35 (1878)
5.0点
1楽章の活発で伸びやかな雰囲気と自由闊達なヴァイオリンの魅力はかなりのもの。

2楽章は柔らかくて甘美な回想的な楽章で、雰囲気が良いとともに伸びやかさがあるのが印象的。

3楽章は第1主題も第2主題も印象的で、民族舞曲のノリの良さと、粘っこいテーマの気分転換が楽しい。

全体にブラームスやメンデルスゾーンほどの神がかった完成度ではないが、同じ位に充実した魅力作と思う。

ロココの主題による変奏曲(チェロと管弦楽のための) イ長調 作品33 (1877)
4点
舞台音楽的な明確な表情がある。変奏曲は変奏の妙を楽しむ感じではなく、移り変わる場面の転換のために効果的に使われている印象である。チェロは甘く、オケと一体化しつつも独創として効果的に使われていて、楽器の魅力を存分に楽しむ事が出来る。

奇想的小品(チェロと管弦楽のための) 作品62 (1887)
3.0点
チェロの小品。チェロが技巧的であり音数が多くて、かつ渋くて格好いい。曲が独特の民族的?な雰囲気があるので楽しい。


バレエ音楽

本質的に舞台音楽の劇的な造形を得意とし、メロディーメーカーのチャイコフスキーにベストマッチしたジャンル。

「白鳥の湖」 作品20(1875年 - 1876年)
4.5点
文句無しに情緒的で素晴らしい。

「眠れる森の美女」 作品66(1888年 - 1889年)
4.5点

「くるみ割り人形」 作品71(1891年 - 1892年)
5点
他の作曲家ならベスト曲集になりそうなくらいの名品揃い。しかも明るくてドリーミーな所がいい。

その他の管弦楽曲

序曲「雷雨」 作品76 (1864)
2.5点
ごく初期の作品であり、まだ色々と未熟な感があるものの、劇的な表現や甘美さなど既にチャイコフスキーらしい才能が現れていて興味深い。

幻想序曲「テンペスト」 作品18 (1873)
4.0点
初期曲だが劇的な表現や美しいメロディーなどすでにチャイコフスキー独自の他の追随を許さないレベルに達している。長めだがかなり良い。

交響的バラード「地方長官」作品78 (1890-91)
3.0点
何かの遠い昔の物語を音にしたような音楽。ファンタジーのように聞こえる箇所もある。チャイコフスキーにしては流麗なスマートさに欠ける、引っかかっては進むような変わった音楽である。面白いといえば面白いが、駄作と思う人も多そう。

組曲 「くるみ割り人形」 作品71a (1892)
4.5点
ポピュラー音楽のベストアルバムのようなキャッチーな名メロディーの曲ばかりですごい。

幻想序曲「ロメオとジュリエット」(1869,70,80)
4.5点
第2主題がもう涙が出そうなほどの名旋律で素晴らしくて感動してしまう。この甘く切ないメロディーを何度も聞かせてうっとりさせる手腕は本当に天才的である。その後の盛り上げ方も素晴らしく劇的で効果的で、しかも無理が無く自然。最後の名残惜しそうに終わる場面も感動的。ものすぎくいい曲。

幻想序曲「ハムレット」 作品67a (1888)
3.3点
チャイコフスキーが本格的に精魂込めて書いただろうと推測。幻想的でロマンチックな激情や悲劇的な物語を、劇的なオーケストレーションで描くことに成功している。しかしながら、メロディーはやや美しいが、彼の有名作品と比較すると、印象に残らない。

幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」 作品32 (1876)
3点
長すぎるし、チャイコフスキーらしいメロディーの冴えも感じられず、彼にしてはそこまでの作品と感じられなかった。

序曲「1812年」 作品49 (1880)
3.3点
大砲をドカンとやることで有名な曲。大規模な序奏に始まり、メロディーの鮮明な対比をさせながら、最後のドンチャン騒ぎに持っていく。外面的な曲だが聞き応えはある。

弦楽セレナーデ ハ長調 作品48(1880)
3.5点
優美なセレナードではなく、交響曲に近いような力強い作品。どの楽章も内容が豊富である。あえていえば弦楽合奏ではもったいない豪華な曲なので管楽器の音も欲しくなるのが欠点か。

イタリア奇想曲 作品45 (1880)
4点
前半も後半も好き。舞台音楽的な冴えと見せ場の作り方がさすが。

スラヴ行進曲 作品31 (1876)
3.0点
前半で繰り返される行進曲の主題はあまり魅力がない。後半のド派手な盛り上げ方はさすがと思う。

組曲第1番 ニ短調 作品43 (1878-79) (全6曲)
3.0点
管弦楽組曲は評価が低いが、それはチャイコフスキーの他の管弦楽曲が素晴らし過ぎるからであり、この曲も十分に楽しめるものだ。バレエ組曲のような軽さとバラエティーの豊さであるが、フーガが使われたり独自性もある。後のくるみ割りに繋がるような行進曲など楽しい発見もある。とはいえ、密度の濃さや天才的霊感において他の作品と比較すれば欠けているのは否めない。

組曲第2番 ハ長調 作品53 (1883) (全5曲)
3.5点
1番よりも音が活き活きとしていて表情豊かであり、美しい情景描写のような場面も多く、優れているような気がする。バレエ組曲の路線で次に聴く作品としていいのでは。娯楽作品として気楽に聴ける。最後の曲がイマイチで尻切れトンボの感最後があるが。

組曲第3番 ト長調 作品55 (1884) (全4曲)
2.5点
交響曲だったら主題の間の「つなぎ」の部分に使われそうな場面ばかりに思える。最後の長大な変奏曲はそれなりに聴かせる作品ではあるが、散漫さは否定できない。交響曲の形式や、序曲やバレエの表題の制約を外しての作曲が、それに見合う成果を挙げられず失敗している印象。

組曲(第4番)ト長調「モーツァルティアーナ (Mozartiana)」作品61 (1887) (全4曲)
3.3点
2曲目がモーツァルトっぽいけれど、微妙に完全コピーではない(笑)3楽章は優美でうっすらとした憂愁と懐かしさが心地よい。後半は明るくてチャーミング。娯楽性が高くて自由な曲なので、チャイコフスキーが気楽な気持ちで書いたのだろうと思わせる。

幻想曲「運命」 作品77 (1868)
2.0点
チャイコフスキーらしい管弦楽による劇的な表現に満ちているが、それだけである。長いのに内容が無いしまとまりがない。割と長い曲だが、それに見合ったものがない。


室内楽曲

弦楽六重奏曲ニ短調 作品70「フィレンツェの想い出(Souvenir de Florence)(1887-92)
3.5点
長い曲。チャイコフスキーにしてはまあまあと思う。駄作ではない。

弦楽四重奏曲第1番ニ長調 作品11(1871)
3.5点
チャイコフスキーの弦楽四重奏曲ではこれが1番有名。室内楽っぽく無いけど、メロディーが良いので忘れ難い。

弦楽四重奏曲第2番ヘ長調 作品22(1874)
3.8点
変則リズムの2楽章はかなり印象的。民族的な香りもして、一度聞いたら忘れられない。3楽章は深みがある響きでかなり良い。4楽章の力感の出し方も良い。魅力的な序奏ではじまる1楽章も悪くない。1番より知名度が落ちるらしいが、この曲は名曲と言ってよいだろう。

弦楽四重奏曲第3番変ホ短調 作品30(1876)
2.5点
あまり弦楽四重奏という感じがせず、どちらかというと管弦楽に近い感覚で書かれている。哀悼の意を表した曲。長大で悲しみが表現された1楽章が全体的に冴えておらず面白くない。2楽章も突き抜けずいまいち。3楽章はかなり暗い長大な葬送音楽。心に訴えかけるものがあり聴きがいのある楽章。4楽章は気持ちの晴れたような明るい曲で、頑張っているが物足りない。

ピアノ三重奏曲イ短調 作品50「ある偉大な芸術家の思い出のために」(1882)
3.0点
長くて構成が特殊で全体的に曲が掴みにくい。。何度か聴いたが、メロディーは1楽章の一部の主題以外はそれほど魅力を感じないし、2楽章の変奏もあまり優秀と思えず、チャイコフスキーの中では名曲に分類される方の作品とは思えなかった。

なつかしい土地の思い出(ヴァイオリンとピアノのための) 作品42 (1878)


ピアノ曲

四季(12の性格的描写)-作品37bis (1875-76)
4.5点
1月-炉端にて 2月-謝肉祭 3月-ひばりの歌 4月-待雪草 5月-五月の夜 6月-舟歌 7月-刈り入れの歌 8月-収穫の歌 9月-狩りの歌 10月-秋の歌 11月-トロイカ 12月-クリスマス

小品集。12曲全曲が霊感が感じられる印象的な曲であり、天才をいかんなく発揮している。バラエティーに富んでおり、曲の並びも良いので通して聞いても楽しめる。このためピアノ曲といってもかなり華がある。おとぎ話のような夢見るような雰囲気の曲が多いのが特徴。

1曲目
愛らしくて夢見るような曲で大変魅力的
2曲目
踊るような活発さがいい感じ
3曲目
憂愁をたたえたエキゾチックな音階
4曲目
憂愁とドリーミーの融合
5曲目
静かで詩情豊かな曲
6曲目
憂愁を湛えて分かりやすいもの。この曲は他より有名だが、出来は同様と思う。
7曲目
花畑のようなふんわりした美しい佳曲
8曲目
激しいテーマと穏やかな中間の対比が強烈で面白い。特に中間は秀逸
9曲目
行進曲のようなノリのよい曲
10曲目
夜想曲のようなメランコリックなメロディーが印象的
11曲目
どこかで耳にしたことがあるような5音階のメロディーが有名な曲。
12曲目
曲集を締めくくるのに最適なチャイコフスキーらしいワルツ。

ピアノソナタ 嬰ハ短調 作品80 (1865)
3.3点
最初の大作。若者の志と気合が伝わってくる。ロマン派の甘美さを多分に持ちつつも、巨大に構築された作品であり、なかなかの手応えがある。まだ天才的ではなく未熟なのかもしれないが、ロマン派のピアノソナタという希少さの中では一定の地位を獲得していてもおかしくないような大作と思う。すでに、25歳であり一定の成熟感がある。

ピアノソナタ ト長調 作品37 「グランドソナタ」 (1878) -
2.5点
4楽章構成。この曲は期待して聴いてがっかりした。ハッとする場面は所々あるがチャイコフスキーの中では駄作だろう。

「ドゥムカ」ハ短調 作品59 (1886)
3.8点
「ロシアの農村風景」という副題を持つ。民族的なカッコ良さと渋さと、家庭的な温かさがあり、かなり雰囲気の良いピアノ曲。約8分の長さも飽きずに楽しめる。途中でリストのハンガリー狂詩曲のフリスカにそっくりの場面が出て来るのが面白い。

6つの小品 作品51 (1882)
3.0点
それなりの曲が並んでいる。音楽の水準としては、メンデルスゾーンの無言歌集より少しだけ落ちるくらいか。決して悪くはない曲集ではあるが、チャイコフスキーらしい光るものや強靭な発想力は少ない。旋律の魅力も彼にしては平凡である。そうなるとピアニスティックでないのが気になってしまう。最後の曲だけは中間部も含めてかなり良い。スラブ的な憂いが素敵だ。

18の小品 作品72 (1893)
3.5点
曲数が多いうえにどの曲もそれなりの規模と世界観を備えている。最晩年の作品であり、音楽的な成熟した豊かさはなかなかである。四季ほどキャッチーな個別の曲の個性の強い主張はないのだが、どの曲も価値ある良い曲だと素直に思える。大作を書く合間に湧き上がってきた楽想を使ったものだと思うが、そのずば抜けた発想力には感服する。もう少しピアノの表現力の限界を攻めて全身全霊をかけて曲に魂を込めた感があればシューマン作品位にメジャーなピアノ曲集になれた可能性もあったと思う。情緒的な曲が特に心に染みる。そういう数曲に限れば4.0点でもいいくらいだ。

https://classic.wiki.fc2.com/wiki/チャイコフスキー

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