憲法に緊急事態条項というバックドアを仕掛けることこそ真の目的だ。
現状ではどんな解釈改憲をし、関連法を作ったとしても違憲な施策、違憲な法律は全て無効だ。いつでも憲法違反の名目で屠ることができる。無効化できないようにするには憲法を変更するか緊急事態条項を加える以外に無い。
より簡単なのはどっちだ？

憲法変更で大騒ぎをしておいて、反対が多いから今回は憲法変更は諦める。しかし緊急事態の時に対応できるよう緊急事態条項を付け加えたい。９条はそのまま、戦争放棄はそのままだ。

そう唱えれば、バカは受け入れるだろう。
しかも９条を守ったと、改憲勢力に打ち勝ったつもりで祝杯を上げるだろう。

と言いたいが、ゆとり教育などと言う一億総白痴化政策が功を奏し、理解しようとも思わない国民が半数近くを占めるようになってしまった。

学校での再教育ではもう間に合わないのでマスコミに期待したいが大部分の報道機関はすでに現政権に飼いならされジャーナリズム精神など忘れてしまったようだ。

ネットで細々と啓蒙活動を繰り広げるしか手立てはないものか。
第二次大戦中のナチス政権下ドイツのようになってからでは遅いのだ。

それではダメだ。
まずカギを閉めておき、個別のものだけを通すというルールにしないとだめでしょ。

誰かが言っていたが、緊急事態法は「ゴジラが出現したとき」など限定すべきで、国家が危機だから、というようなルールはあり得ないのである。