＞欧米や英連邦・東南アジア・ロシアについては小沢にさほどの神通力は無い。

お言葉ですが（笑）、その点では“神通力”は必要ありません。

『正論』と『正しい国家戦略』があれば充分なんです。

当然、アジアの足並みを揃えることが大前提ですが、それが一番の難題？（笑）

日本が中国と“正しく向き合える”ならばアセアン諸国は黙ってついて来るでしょう。
（むしろ中国への牽制役として大歓迎すること間違いないし）

日本に居れば分かりませんが、ロシアとＥＵは激しく対立しています。

故に、どとらかにパイプがあるよりは、パイプはないけど“中立”が一場良い立ち位置でしょう。

ＥＵを離脱した英連邦とは、なんぼでも“交渉の余地”はあるでしょう。

ＥＵの要ドイツだって、英仏の“独走”を苦々しく思っていますよ？
ＥＵ瓦解の危機も含めて、ドイツは欧米諸国以外の理解者を求めてる。

そういった意味において、“神通力”は必要ない、と繰り返させて頂きますが、
翻って、肝心要の中国に対してだけは“神通力”が絶対に必要でしょう？

それに、今後よっぽどの情勢の変化がない限り、立民党（の支持率）を無視して
“政権交代ビジョン”は描けません。相手に、期待せざるを得ないのです。

あいや、こういう言い方は失礼（上から目線）か！？（笑）

日本は、機能不全の国連（笑）を通してこそ、影響力と“神通力”を発揮すべきですし、できます。

カードは３枚。

�@あらゆる差別の撤廃宣言（２１世紀版の人種差別宣言）

�A国連常任理諭国の“拒否権”の撤廃、若しくは制限化

�B日本、ドイツ、インド、ブラジルの“常任理国”入り

日本は上記３項目を“国益抜き”で本気で進めるのです。

まあ、�@、�Aは無理でしょう。（笑）
無理ですが、正式な動議を提出する事に意味があるのです。

そして新規常任理事国入りの件。逆説的ですが、日本が常任理事国に加わる事は
“悪い面”だけが際立つので、今の国連の枠組みでは入るべきではありません。

最後の最後で日本が常任理事国入りを諦めることと引き替えに、
ドイツとインドを常任理事国にする。（ブラジルは無理でしょう）

ドイツは現時点で既に、実質的に敵国条項の対象外で、またほぼ隠れ常任理事国
と言えるような立場なので、もしかしたら余り乗り気にはならないかもしれませんが。
インドがしっかり国会で発言権を持つ為にも、ドイツの存在は不可欠なんですがね。

日本が政治的に国際的評価を上げるには、“このような手法しかない”と思う私です。

以上、取りとめない“雑談”でした。（笑）

はははっ！鋭い！（笑）

まあ、中国を相手にするには当然、アメリカと両睨みにならざるを得ないわけで、
『正論や国家戦』よりは、個人的な人脈や“情緒”による“神通力”が必要になるって事を言ってます。