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世論調査では石破猛追 安倍「圧勝」報道には死角がある 世論で占えば安倍は大惨敗(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/301.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 9 月 05 日 20:45:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


世論調査では石破猛追 安倍「圧勝」報道には死角がある
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/236878
2018年9月5日 日刊ゲンダイ 文字起こし

 
 「圧勝」とはいかないゾ(C)日刊ゲンダイ 

 いつも以上に滑舌は悪く、顔は曇りがち。声にも張りがなく、とてもじゃないが「圧勝」イケイケドンドンの総裁候補の姿にはホド遠かった。

 3日、東京・千代田区のホテル「ニューオータニ」で開かれた総裁選の決起集会に出席した安倍首相。講演では「至らぬ私」というセリフが3回も飛び出すなど、国会答弁の時の高慢ちきの態度とは正反対。表情には焦燥感が募っていたが、それもそのはず。総裁選に勢いをつけるための決起集会でありながら、会場は熱気あふれるどころか、ドッチラケムードだったからだ。

 新聞・テレビは安倍が国会議員票の7〜8割の支持を固めて「圧勝」と繰り返し報じている。ところが、決起集会の会場を見回すと、出席した3分の1ほどは議員の代理人で、壇上の安倍から遠く離れた後方の席に固まって座り、隣同士でヒソヒソと談笑したり、ずっとスマホを眺めていたりと“学級崩壊”状態に近かった。決起集会の秘書の代理出席は珍しいことじゃないが、安倍陣営は「議員本人の出席が原則」(萩生田光一幹事長代行)と結束を呼びかけ、出欠を通じて各議員の立場を鮮明にさせる「踏み絵」と位置付けていたから、予想外の大量欠席に衝撃だったろう。

 事務局次長の木原稔衆院議員が改めて「告示日の9月7日の出陣式には、秘書の方でなく、必ずご本人に出席いただけますようお願い致します」と念押ししていたのも、慌てていた証左だ。

 安倍陣営の決起集会の“実情”に石破陣営は密かに「ほら見たことか」とニンマリし、気勢を上げたのではないか。

■世論で占えば安倍は大惨敗

「総裁選は終わり。今は沖縄県知事選だ」

 二階幹事長は既に勝負あった――と強気な姿勢を崩していないが、メディアの世論調査を見る限り、安倍完勝とは思えない。JNNが、安倍と石破のどちらが総裁にふさわしいかを聞いたところ、安倍の41%に対して石破は40%で拮抗。毎日新聞でも、安倍(32%)に石破(29%)が肉迫しているからだ。8月末に日経新聞とテレビ東京が行った同様の調査では、安倍は石破に8ポイントもの大差があったから、石破が安倍を猛烈な勢いで追い上げているといっていい。

 おそらく二階は「自民党支持層であれば安倍は確実」と読んでいるのだろうが、総裁選に投票できる自民党員は約107万人で、自民党支持層のごく一部に限られている。しかも、党員の多くは現職の地方議員や後援会幹部だから、今度の総裁選は来年の統一地方選や参院選の「顔」にふさわしいかどうかを強く意識せざるを得ない。となれば、何よりも敏感になるのは世論の動向だ。その世論に目を向ければ、安倍内閣の支持率は、JNN、毎日新聞ともに6カ月連続で「不支持」が「支持」を上回る状況。世論で総裁選を占えば、安倍はほぼ間違いなく大惨敗だ。そうならないために国家議員票を必死に固めていたワケで、その決起集会がてんで盛り上がらなかったのだから、安倍の顔が引きつっていたのも当然だ。

 立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)は「おそらく安倍首相は今、とてつもなく不安を感じているだろう」と言い、こう続ける。

「アベ政治を最も肌で感じているのは国会議員ではなく、生活に密着した地方です。つまり、総裁選で地方票をどれだけ取れるかが、今後の政権運営を占う上で重要になる。国会議員票でもパッとせず、地方票でも圧勝できないとなれば、たとえ3選でも政権基盤は脆弱になり、レームダック化する。それを何としても避けるために国会議員から誓約書を取ったり、石破陣営を叩いたりしているわけで、言うなれば不安の裏返しでしょう」

 
 ひょっとして(C)日刊ゲンダイ

事実上の首相を選ぶ総裁選なのに政策論争が一切なく、茶番劇と化している

「全力投球で安倍首相勝利に尽くすことを誓います」

 安倍陣営の決起集会で極めて異様な光景だったのは、代理出席した秘書の人数までもいちいちカウントしていたことに加え、選対本部事務総長の甘利明元経済再生担当相が、安倍出身派閥の細田派など各派所属議員から半強制的に集めた安倍支持の「誓約書」の束を手渡していたことだ。党所属の国会議員とはいえ、一人一人の議員を選んだのは有権者である国民であって、安倍じゃない。国会議員は安倍の子分じゃないのだ。

 そもそも安倍が「圧勝」に自信を持っているのであれば、議員に「誓約書」の提出を強いる必要は全くない。政策を堂々と訴えて泰然自若としていればいいだけだ。それができないのは安倍に人望がないからで、安倍陣営もそれが分かっているからこそ、「誓約書」を集めたに違いない。

 自民党は新聞・通信各社に総裁選の「公平・公正な報道」を求める異例の文書を送り付けたが、提案したのは安倍に近い議員だったという。

 つまり、議員を締め上げたのと同様、“報道規制”しなければ圧勝できないと暗に認めているのに等しい。大体、安倍陣営が「公平・公正な報道」を求めること自体がへそで茶を沸かすような話だ。NHKは安倍の出馬会見を特番を組んで生中継で報じた。NHKはしょっちゅう安倍のヨイショ報道ばかり続けているが、自民党がNHKに抗議した話は聞かない。

 要するに、安倍にとって都合のいい報道はOKだが、それ以外はNOということで、実に身勝手極まりない要求ではないか。

■安倍の正体は戦略のない単なる政治屋

 安倍が「公平・公正な報道」を求めるのであれば、石破が呼び掛けている公開討論に安倍が堂々と応じれば済む話だ。ところが、安倍は全く応じようとせず、ひたすら逃げ回っていて真正面から政策論争をする姿勢は全く見られない。出馬会見以降、記者会見も開かず、地方行脚を重ねているだけだ。それでいて、4日の台風21号被害に備えた非常災害対策本部会議の場には積極的に報道カメラを入れ、ドヤ顔で「政府一体となって対策を講じる」などと発言する姿を撮らせている。まるで「災害対策」の名前を借りた総裁選の自己アピールだ。

 報道に「公平・公正」を求める一方、石破の「正直・公正」のスローガンは「個人攻撃だ」とイチャモンをつけているのも理解不能。石破が本気で個人攻撃する気であれば、とっくにしている。スローガンだって、〈お友達は優遇しません〉〈災害時には宴会はしません〉〈国民を「こんな人たち」呼ばわりしません〉〈公文書は改ざんしません〉などいくらでもあっただろう。それなのに安倍陣営は「逆らったヤツは許さない」とばかり、石破を徹底的に潰そうとしているから狂っている。もはや総裁選ではなく、暴力団の抗争と同じだ。九大名誉教授の斎藤文男氏(憲法、行政法)がこう言う。

「総裁選とはいえ、事実上、総理大臣を選ぶ選挙です。いわば打ち出す政策は国家戦略となるのに、マトモな政策論争が一切ない。まったく異常な状況であり、茶番劇といっていい。ハッキリしているのは、安倍首相は選挙に勝つ戦術には長けていても、政治家としてきちんとした経済や外交などの戦略は何も考えていないということ。しょせんは政治屋だから、総裁選でもセコイことばかりやっているのです。情けないというより他に言葉がありません」

 安倍は国民から「信用できない」と見放されているのに、その事実に目をつむって続投に意欲満々だから全てがおかしくなる。そんな男に唯々諾々と従い、誓約書まで求める自民党議員もまた腐っている。































 



 

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コメント
1. 2018年9月05日 21:18:43 : OO6Zlan35k : ScYwLWGZkzE[1439] 報告
2018年9月5日 / 09:04 / 4時間前更新
焦点:3選有力の安倍首相、求心力の維持が課題
2 分で読む

[東京 5日 ロイター] - 6年ぶりとなる自民党総裁選が7日告示・20日投開票の日程でスタートする。選挙戦は安倍晋三首相と石破茂元幹事長の一騎打ちとなり、すでに国会議員票の8割を固めたとされる安倍首相の3選が有力視されている。

もっとも安倍首相が勝利しても、総裁任期は2021年9月で満了となるため、3選確定と同時にポスト安倍をめぐる党内の動きが活発化する可能性もある。

また、今月30日の沖縄県知事選で与党系候補が敗れたり、石破氏が小泉進次郎・筆頭副幹事長の支持を得て善戦するケースが現実となれば、安倍首相の求心力に影響が出かねないとの思惑も党内で渦巻いている。

自民党総裁選は、衆参合計405票の国会議員票と、100万人あまりの党員・党友の得票を405票に換算し直した地方票の合計810票で競う。

安倍陣営が3日に開催した出陣式には、秘書の代理出席を含め国会議員の8割が参加した。石破陣営は石破派20人と参院竹下派などを合わせ、現時点で50人未満にとどまっており、議員票では首相圧勝の勢いとなっている。

2012年の前回総裁選では、地方票に限ると石破氏がダブルスコアで安倍氏をリードした。だが、自民党幹部の1人は「当時の自民党は野党。今は安倍氏の集票力がダントツに強い」と話す。

地方票で石破氏が安倍首相を「逆転するのは難しい」(竹下派幹部)との見方が、党内で多くなっている。

このため石破氏が、どこまで善戦するかという点に関心が集まりつつある。先の竹下派幹部は「200票取れれば(石破陣営の影響力が)変わってくる」と指摘する。

まだ、投票先を明言していない小泉筆頭副幹事長が、石破氏に投票を決め、そのことを投票前に公言すれば、一定の票が石破氏に流れる可能性があるとの声も、ここに来て広がり出した。

総裁選は無記名投票のため、石破陣営は、態度未定議員のほか、岸田派など首相支持を決めた派閥内でも、安倍首相に批判的な議員の掘り起こしを目指す。

もっとも多くの自民党関係者の関心事は、安倍首相の3選後の政権運営だ。早期に首相支持を鮮明にした二階派や麻生派内でも「誰もがポスト安倍時代を色々と考え始めている」(幹部)という。

安倍首相が総裁選を前に、早期の憲法改正発議をあらためて提唱しているのも「求心力維持のため」(永田町ウオッチャー)と冷ややかに見る向きがある。

2019年は春に統一地方選、夏に参院選を控え、自民党が選挙協力に必要な公明党が慎重な改憲を強引に進めるのは難しいとみている自民党議員がかなりいるという。

翁長雄志・前知事の死去による沖縄知事選は、野党系候補による「弔い合戦」の様相となっており、野党系候補が与党系候補をリードしているとの世論調査結果も出ている。

安倍首相は9月末に国連総会出席のために訪米し、トランプ大統領との首脳会談も予定している。11月の中間選挙を控え、トランプ大統領は、二国間自由貿易協定(FTA)や、貿易赤字削減のため自動車・牛肉などで圧力を高めてくる可能性がある。

トランプ大統領が自動車や牛肉などで自国の権益を強く押し出した場合、「蜜月」を強調してきた安倍首相がどのような対応をするのか、与党関係者や関連業界だけでなく「霞が関関係者も注視している」(経済官庁幹部)という。

来年の参院選にも影響を及ぼしそうな、自動車・牛肉に代表される日米通商協議の行方が、3選を果たした安倍首相の命運を大きく左右しそうだ。

*見出しを修正しました。

竹本能文

2. 2018年9月05日 22:16:25 : 5OzOFYMUDs : LV8VexQ9lAM[255] 報告
『自堕落痔民・総裁選の目下の情勢は、国会銀票で<ウソツキしんちゃん:250〜260票>対する<イシバカくん:155〜145票>である。』

その差、95〜115票まで詰ってきた。
てぇことは、<党員票>で、116票勝ち越せば=261票(65%)で勝てる。
前回は<党員票>で、ダブルスコアだったから、決して無理な話ではないし、その芽が日一日と大きくなっている。
だから、<<ウソツキ陣営>は、日毎に“疑心暗鬼”が募り、焦りふためいているのである。

3. 2018年9月05日 22:43:17 : 8iZM4l4KDU : jP9BHC7pYGA[40] 報告
テレビでいきなり高市が出てきて、大声で、しかもドアップで何か叫んでいるのを見て、吐き気を催してチャンネルを変えた。

片山はときどき見かけるので、あの面とだみ声は多少は免疫が出来たが、こいつはまだ免疫がないので、吐きそうになってしまった。

同じような思いをしたのは、恐らく私だけじゃないと思う。

4. 22A[531] glGCUUE 2018年9月05日 22:56:38 : LKXRYf922A : cCBGkda1vHE[2344] 報告
自民総裁選など,コップの中の嵐。
そんなものにたいして興味はない。今は沖縄県知事選挙の方に注目する。

石破は憲法9条第2項を削除することを主張している。また2012年の自民党改憲草案には安倍晋三以上に深くかかわっていた。だから安倍晋三以上に危険な人だ。

でも石破はこういう自分の意図は隠さない。正直な人だということは認める。
この「正直」は今回の自民党総裁選の最大の争点だようだね。

私たちにとっては,敵としては,石破の方が安倍よりも闘いやすい。ということ。

5. 2018年9月06日 19:16:09 : d09awybmvs : 9XELq6f142c[183] 報告
締めつけは すべて不安の 裏返し
6. 2018年9月06日 22:02:19 : dDn2b2QZBA : Z@LsjbjNSmE[13] 報告
安倍人気のあるが、議員が総裁に逆らえないという小選挙区システムを強引に推し進めたのは小沢、石破。

自らが導入したシステムのおかげで政治家を続けられるかの不明の状況になっている。

自民党員は朝日新聞が嫌いだからね。
意見が朝日新聞と同じ石破は嫌われている。

朝日新聞の意見通りの政策を推し進めた竹下登の後継者が石破を支持するのは自然。
尖閣をケ小平にあげっちゃったのが竹下登。
竹下登の後継者が首相になれば沖縄も中国にあげちゃうと思う。
キックバック命の商人政治家が竹下派。

西郷隆盛を驚かせた無愛国心の商人が現代によみがえったのが竹下派。

7. 2018年9月07日 00:05:46 : yhqgtQH9sI : mPRqr01Fkuw[799] 報告
>>6は「意味不明」「支離滅裂」の「チビコロ世耕」が雇ったネトウヨ❗

「総裁選、狂ったアベは、もうたくさん」
「脅しあり、何でもありの、安倍ゲリゾー」
「糞派閥、民意と乖離、総裁選」
「ありえない、論戦逃げる、安倍ゲリゾー」

8. 2018年9月07日 11:07:32 : BS79QrMy5Q : jyNWJJvZ87s[221] 報告
安倍圧勝と言うこと自体、普通で見てもあり得ない事だ。安倍のしてきた事、している事の何処を支持できるのか、上の写真の中の甘利、岸田、河村、石原、ブスの高市、全部屑人間ではないか。こんな自民党議員は国民の害にしかならない。絶対落選させなければいけない。

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