★阿修羅♪ > 社会問題10 > 467.html
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ ★阿修羅♪
「運を引き寄せる人」が毎日やっているたった1つのシンプルな習慣とは?/ダイヤモンド
http://www.asyura2.com/18/social10/msg/467.html
投稿者 仁王像 日時 2025 年 9 月 01 日 05:28:08: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
 

「運を引き寄せる人」が毎日やっているたった1つのシンプルな習慣とは?/ダイヤモンド・オンライン
楠木 新 による
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E9%81%8B%E3%82%92%E5%BC%95%E3%81%8D%E5%AF%84%E3%81%9B%E3%82%8B%E4%BA%BA-%E3%81%8C%E6%AF%8E%E6%97%A5%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%9F1%E3%81%A4%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AB%E3%81%AA%E7%BF%92%E6%85%A3%E3%81%A8%E3%81%AF/ar-AA1LvM51?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=68b4aa8719b845418d6a2d1022990983&ei=9

「生き方や感情は顔つきに表れる」という楠木新さん。著述家として多くの人を取材し、さまざまな「顔」に接してきた経験から、いつしか「顔の研究」がライフワークになったと言います。『豊かな人生を送る「いい顔」の作り方』第16回は、楠木さん自身も「顔」によって見出された体験をひも解いていきます。
新聞に載った「顔」は
ごまかせない

 生命保険会社に定年まで勤め上げた私ですが、50代以降は、会社員と文筆活動を並行する、いわゆるパラレルワーカーでした。本を刊行するときには、楠木新というペンネームを使っていました。社内の周囲の人は執筆活動を知っていましたが、自分からはオープンにしていませんでした。
 ところが、定年になる前年に、全国紙に私に対するインタビュー記事が写真付きで大きく掲載されました。朝一番で、同期入社の友人からが電話がありました。
「新聞を見たぞ。本を書いていたのか。知らなかった」

「顔写真で俺だとわかるか?名前は違っているだろ」
「誰でもわかるわ。お前はアホか」 とのやり取りがあって、大笑いになりました。
「顔」というパーツがいかにインパクトがあるのかを、あらためて感じた次第です。執筆した文章では、このような表立った反応は得ることができません。

 興味深かったのが、紙面に載った私の顔写真が、さらなるご縁を繋いでくれたことでした。この記事を読んだ中央公論新社の編集者が、私の顔写真を見て「この人とならいい仕事ができそうだ」と直感して連絡をくれたのです。
「この人となら面白い仕事が…」
縁から生まれた『定年後』

 朝日新聞の夕刊に、「編集者(が/を)つくった本」という連載がありました。タイトルの通り、編集者が自ら手がけた本や影響を受けた本について綴ったコラムです。
 2019年7月10日のこの連載に、私の担当編集者である中央公論新社の並木光晴さんが寄稿していました。タイトルは、「著者の『いい顔』に直感」です。

 以下、一部を引用します。
「楠木さんの“いい顔”なしに、『定年後』という本はあり得なかった。まだ面識がなかった頃、ある新聞記事に載った楠木さんの笑顔の写真を一目見て、ああこの人となら面白い仕事ができそうだと思ったのだ。編集者としての直感としか言いようがない。それは幸い的中し、まず『左遷論』、そして『定年後』でタッグを組むことになる。」

 当時、私は現役会社員としての経験を生かして、『会社が嫌いになったら読む本』や『人事部は見ている。』(共に、日経プレミアシリーズ)などの書籍を著していました。並木さんはそれらの著書をチェックしてくれたのでしょう。「左遷について中公新書で書けますか?」とオファーを受けました。
 正直、「左遷」をテーマにして一冊の本を書くというのは難しいと感じました。なにしろ多くの人が口にする言葉ですが、概念も茫洋としていて、とても1冊の本にできる自信はありませんでした。信頼している先輩に相談すると、「それは無理じゃないか」と言われました。

 しかし一方で、中公新書といえば学生時代からの憧れのレーベル。尊敬する梅棹忠夫さんも書いているのだ。こんなチャンスは二度とないとも思いました。ダメ元でやってみようと、「左遷」に関する書籍や論文だけでなく、定期異動後の社員たちの実際の発言なども収集しました。そして何とか2016年に『左遷論』(中公新書)を刊行しました。どうにか重版になってくれて肩の荷を下ろしました。

 その後、私は、別の出版社の編集者に「定年後」に関する書籍の企画案を提出していました。編集者は前向きだったのですが、社内の企画会議を通すことができませんでした。2カ月、3カ月、延び延びになっていました。私は一旦キリをつけた方が良いと考えて、編集者と話してご破算にすることにしました。
 その打ち合わせを終えた足で、並木さんのところに行って企画案を見てもらいました。すると翌週には中公新書編集部からOKが出ました。翌年に刊行された『定年後-50歳からの生き方、終わり方』は25万部を超えるヒットになりました。

 以前の出版社では少しコミカルな面が中心でしたが、中公新書ではシリアスな内容も付け加えることになったのが多くの人の手に取ってもらった理由かもしれません。
 いずれにしてもこの幸運と縁を繋いでくれたのが「顔」なのです。その後も並木さんにお世話になって、中公新書から計5冊の本を上梓することができました。
無愛想で不機嫌な人に
縁や運は寄ってこない

 前述の「編集者(が/を)つくった本」において並木さんは、こうも綴っています。
「私の手がけてきた(中公)新書は歴史関係が多い。しかも主として第一人者による概説書だ。楠木さんとの仕事には、未開拓の分野に挑戦したいという思いもあった。ともに手探りで本づくりを進めた『定年後』は、望外のヒット作という結果も相まって、編集者という仕事の醍醐味を味わう得難い経験となった」

 もちろん私にとっても、並木さんとの出会いがなければ、『定年後』は実現できなかった企画であり、ご縁に感謝するばかり。並木さんが私の「顔」を新聞紙上で見つけてくれなければ、この本も世に出ることはなかったはずです。
常日頃から私は、自分が“いい顔”だと考える人と積極的に付き合うことを勧めています。なぜなら、顔つきにはその人の生き方や考え方が必ず表れるからです。逆に言えば、顔つきを好きになることができなければ、その人との相性も良くないことが多いと考えています。

 そうであれば、逆にビジネスパーソンはすべからく「いい顔」で過ごせるように意識するべきではないかと思います。朝夕の満員電車の中で見かける会社員の皆さんは、不愛想で不機嫌そうな表情をしている人も少なくありません。これでは縁や運は寄って来てくれません。
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲上へ      ★阿修羅♪ > 社会問題10掲示板 次へ  前へ

フォローアップ:


★事前登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
最新投稿・コメント全文リスト  コメント投稿はメルマガで即時配信  スレ建て依頼スレ

▲上へ      ★阿修羅♪ > 社会問題10掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
社会問題10掲示板  
次へ