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「二流止まりの人」と「一流になれる人」たった1つの決定的な違いとは?/ダイヤモンド・オンライン
小宮一慶https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E4%BA%8C%E6%B5%81%E6%AD%A2%E3%81%BE%E3%82%8A%E3%81%AE%E4%BA%BA-%E3%81%A8-%E4%B8%80%E6%B5%81%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8C%E3%82%8B%E4%BA%BA-%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%9F1%E3%81%A4%E3%81%AE%E6%B1%BA%E5%AE%9A%E7%9A%84%E3%81%AA%E9%81%95%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%AF/ar-AA1M4rmh?ocid=hpmsn&cvid=68bf356fb4004269982955ad468315cc&ei=10
ある程度仕事ができるようになってから「その先も伸びていく人」と「成長が止まる人」の間にはどのような違いがあるのだろうか。今回は、経営者が期待する“見込みある若手”の特徴について考えてみたい。(小宮コンサルタンツ代表 小宮一慶)
仕事に慣れて
一生懸命さを失っていないか
9月になりました。4月に入社した新卒社員も半年を迎えます。少しずつ仕事の流れをつかみ、自信が出てくる時期ですね。
経営者や上司から見ると、この頃から少しずつ「伸びていく人」と「一定程度で止まってしまう人」との差が表れ始めます。では、将来リーダーとして活躍する若手は、どんな特徴を持っているのでしょうか。
私が新入社員向け研修などで必ず伝えているのは、「まず、一生懸命働く癖を身につけてください」ということです。
新人のうちは知識も経験も足りず、任される仕事も限られます。だからこそ、目の前の仕事に真剣に向き合えるかどうかが、その後の成長を決めるのです。
半年もたつと、慣れから手を抜く人も出てきます。この段階で一生懸命さを失う人は、その先で大きく伸びることは難しいといえます。
このことに関連して、「一人前と一流は違う」ということをよく話します。
若手は最初、半人前として必死に働く人が多いでしょう。半人前ですから、仕事ができずに恥ずかしい思いをしたり、周りに迷惑をかけるからです。やがて要領を覚え、上司や先輩に迷惑をかけずに仕事をこなせるようになると「一人前」と呼ばれるようになります。
ところが、多くの人はこの一人前になった段階で満足してしまい、成長を止めてしまいます。一人前になるとだれも文句を言わないからです。
一人前は「二流になっただけ」
努力し続けられる人だけが一流になる
私の考えでは、半人前の時は三流、そして一人前はゴールではなく、「二流」に到達したに過ぎません。そこからさらに努力を続け、高みを目指す人材だけが一流に近づいていくのです。
上司が「一人前になったな」と声をかけてくれたとしても、そこで満足してしまえば、その若手は“二流止まり”です。
むしろ一人前になってからが勝負。自ら学び続けることができるか、努力し続けることができるかが問われるのです。
そしてもう一つ忘れてはならないのが、「成果を出すこと」です。
いつも同じレベルの仕事を繰り返しているだけでは、一流にはなれません。与えられた仕事に一歩踏み込んで工夫し、期待以上の結果を出そうとする人だけが、上司から次の仕事を任され、評価されるのです。
私の愛読書の一つ『ビジョナリー・カンパニー(2) 飛躍の法則』(ジム・コリンズ著)に「Good(良い)はGreat(偉大)の敵」とあります。まさにその通りで、「一人前」という“Good”に安住すると、「一流」の“Great”には到達できないのです。
では、一生懸命さえ続けていれば出世できるのか。
短期的には評価されるでしょう。しかし長く伸び続けるには、それだけでは不十分です。
“伸び続ける人”には、共通点があります。それは、「自分なりの目標を持っていること」です。
資格取得でも、海外赴任でも、小さな目標でも構いません。目標があるからこそ、逆算して今やるべきことを考えるようになるのです。「一人前になること」を目標にしてしまうと、そこが限界になってしまいます。
部下に一流を求めるなら
上司も一流を目指し続けるべき ここで経営者や上司に求められるのは、部下に「将来どうなりたいのか」を問いかけ、その思いを引き出し、後押しすることです。
もし会社全体が「一人前で十分」という雰囲気なら、意欲ある人材ほど「ここでは成長できない」と外に出ていってしまうでしょう。それは組織の競争力を失うことにもつながります。
したがって、社員一人一人が「最高の自分」を目指して切磋琢磨できる環境をつくることが、会社にとって極めて重要です。その雰囲気を形づくるのは、やはり経営者や管理職の姿勢です。
上に立つ人がのんびり構えたり、小手先でごまかしたりしている会社では、部下も成長を止めてしまいます。逆に、上が本気で努力していれば、その姿勢は必ず下に伝わり、組織は自然と前に進みます。
忘れてはいけないのは、上司自身も「一人前で満足しない」ということです。
指導する側が挑戦をやめてしまえば、部下に「一流を目指せ」と言っても説得力はありません。むしろ上司が自ら学び続け、変化を恐れず挑戦している姿を示すことこそが、最大の教育効果を持ちます。上司が背中を見せるのです。
つまり、部下を一流に育てたいなら、まず自分自身が一流を目指し続ける存在でなければならないのです。
新卒社員が半年を迎える今は、「一人前」に安住するか、「一流」を目指すかの分岐点です。そのとき、経営者や上司がどんな声をかけ、どんな背中を見せるかが、会社の未来を決めるのです。
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