おそらく自分の病気は放射能汚染が原因であることをはっきりと
認識していたのだろう。

そうは言っても、今さら、「やっぱり放射能は危険でした」とは
言えなかったのだろう。

死の床にあっても、自分の病気は放射能とは無関係、運が悪かっただけ、
と言い張る。

そういう人を何人見てきたことか。

無名の一個人ならともかく、NHKのディレクターで、ツイッター・フォロワーが
1万4千人もいれば、その影響力は看過できない。

亡くなったばかりの人をあまり叩きたくはないのだが、
同じ過ちが繰り返され、後を追う人が増えないよう、
デタラメはデタラメ、間違いは間違いとはっきりさせる必要がある。

原発事故が起きても、健康に問題なく住み続けられます、
だから原発を再稼動します、原子力推進しますと
政府・原子力ムラは言いたいわけで。

反権力、反原発を主張しているが、結局、原子力推進の片棒を
担がされている。

それに気づかないだけ始末が悪い。

ツイートを読んでみると、如何に不勉強であるか、分かって、当方は、敬して遠ざけたい。

製作に関わった「ETV特集ネットワークで作る放射能汚染地図」が、如何なる番組か、当方は、全く知らないけれど、それを信じる気にもなれない。

ＮＨＫ仙台放送局は、土壌１キロあたり９３００ベクレル検出された、仙台市役所北側から４００メートルしか離れていない場所にあった。

http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0057760#s4

チェルノブイリ原発作業員では、放射線量が高い事故直後に、従事した者より、それ以降に従事した者の方が、直腸がん発症率が、高いことが分かっている。

＞　TABLE 6.3. Cancer Morbidity (per 10,000) in Two
Belarussian Liquidator Groups Exposed in Different
Periods in 1986, 1993–2003 (Okeanov et al.,
2004)

Rectal

LiquidatorsMay–June 1986　18.7 ± 2.1

Liquidators　July–December　1986　25.5 ± 2.5

「朝日新聞記者の野上祐さん死去　がん闘病中にコラム連載」　　
（朝日新聞　2018/12/29）
https://www.asahi.com/articles/ASLDY51N4LDYUTFK007.html

米原氏もそうだが、会社の命令で転勤して、被ばくで亡くなったのだから、
本来なら遺族は労災を申請すべきだろう。

というのは、文系の人は、理系の御用学者にこうです、と説明されたら、
そのまま信じてしまうわけでね。

線量計にしてもその原理や限界を理解していないと、0.1uSv/hだから
大丈夫と思ってしまう。
内部被ばくの程度はシーベルトでは評価できないことも知らない。

ホールボディ・カウンタにも限界があって、内部被ばくが
すべてわかるわけではないが、それも理解できないだろうし。

外食にも気をつけなければ。

それが、放射能汚染への対応を間違えたことで永久に失われてしまった。
あと10年は番組制作や後進の指導で活躍できただろう。

本当に惜しいことだ。

日本の社会はこういった才能を失うことでどんどん衰退していくだろう。

医療産業の推進する抗がん剤治療によってさらに寿命を縮めたのだろう。

＊：１００Ｂｑ／ｋｇは安全とデマられて妄信。１０〜２０Ｂｑ／ｋｇでも命取り出し。

しかも、Ｃｓのバカの一つ覚えに洗脳され、福島のはＳｒ・Ａｍ・Ｕ・Ｐｕ・Ｉ-１２９
などなど何でもありで、危険極まりないことも学習できない。

大学を出てるのに未だにＣｓも書けない日本人が死ぬほど大量に存在する。

　=======================

◆【 池江璃花子が二重の意味でやばいよヤバイよ！！ 】◆

https://nobiciro.com/sport/6939/

カルトのなべおさみが『手かざしの癒し行為』で池江璃花子が縋りつく。
実は、小林麻央さんも同じだった。
キリスト教の偽物のカルト・久保有政とも親しい。

結局は、現在の医療では限界があるんだろう。
戦いは長いのかも知れない。

　====================

　最新の森名誉教授の測定結果

http://moribin.blog114.fc2.com/〜菊の花

　　　　　　　　Ｃｓ-１３４　　Ｃｓ-１３７　（Ｂｑ／ｋｇ）

主　　茎　　　　　１２５０　　　　１４１００
土付き根　　　　２４２００　　　２７２０００

　
https://www.rwmc.or.jp/library/other/file/kankyo1.pdf
https://js-soilphysics.com/downloads/pdf/135009.pdf
http://www.ruralnet.or.jp/images/oyakudachi_3003.pdf
http://www.research.kobe-u.ac.jp/rcis-kurcis/KURCIS/files/fukushima.pdf
など・・・・・
　↑
これらは土に浸み込んだＣｓの挙動である。ざっくりまとめると

（１）表面の１０〜１５ｃｍ程度に８割以上が固定されている
（２）時間の経過とともに固定化が強固になり離脱しにくくなる

これらの論文では、Ｃｓが根から植物に吸い上げられることは殆どない結論。
がしかし、放射化学系の論文ではインターカレーションは起きると書いてる。
更に、樹木での新芽や若葉でもＣｓ線量が高いのは珍しくなく、このことは、

　【 飛んで来て浸みて直ぐ吸い上げられて 】〜〜Ａ
　【 流れてきて浸みて直ぐ吸い上げられて 】〜〜Ｂ

いるからこそであることが分かる。
１００歩譲ってあげて土に固定化されたＣｓがそのまま保持されるとしても、
Ａ＆Ｂによる効果が絶大であるからこそ、森名誉教授の測定結果となっている。

　★：イシワカメは毎年でも、Ｃｓ：２００万Ｂｑ／ｋｇになり、直ぐに乾燥
　　　して、飛んで吸って（人間も）、飛んで＆流れて来て浸みて吸い上げて
　　　一年草は勿論、樹木も若葉などが高線量になっている。

　=====================================

“食べて応援（Ｐｕ・Ｃｄ・Ｓｒなど含む）”＆“訪問して吸って応援”

マスクもさせないで
土砂の作業をやらされてた関西の高校生（担任がアホ）、福島県の小学生など、
＆自分でマスク無しで作業した俳優の今井さんはがんで死んじゃったし・・・

　〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

　　★　土付き根　　　　２４２００　　　２７２０００　　Ｂｑ／ｋｇ

表面が乾いて舞い上がれば、
幾らでも吸ってしまうべ。
子供が転んでホコリが舞ったらどうするんだかぁ。
台風で飛び散ったら周辺県も被ばくだべぇ。

　★：福島県は最低でも今後４２年間は放射能のほこりを吸い続けるべ。

https://media.nature.com/full/nature-assets/srep/2013/130830/srep02554/extref/srep02554-s1.pdf
→→→Ｆｉｇ，９
https://www.atmos-chem-phys.net/13/1425/2013/acp-13-1425-2013.pdf#page=10
→→→Ｆｉｇ，９
　　　　　　
　＜Ｃｓの吸入＞：左の２つの図　、＜土壌からの取り込み（作物など）＞：右の図

しかし、これは大風などによる飛散を考慮してない。
近隣県は厳しいだろう。年数が経つにつれて被爆が酷くなる。
横浜の小中学校の校庭でさえ除染してもさらに高線量になるんだから、
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1745.html
上の論文よりも現実は甘くないだろうに・・・

・・・・

ご苦労なこってす。

目に見えないものだから、何ともないと思うのだろうが、
黒色だと想像してご覧！
黒色の中を歩くか？吸うか？避けて通るだろう！

想像力が無さすぎる！

https://twitter.com/toriiyoshiki/status/977538751105650688
（toriiyoshiki）
要するにネットには、放送の世界にある最低限のルールと
品質管理さえ存在しないのが現実だ。
フェイクニュースとデマのやり放題なのである。
放送はデマばかりでネットにこそ真実があるなどと思い込んでいる
倒錯した価値観の持ち主が左右ともにごちゃまんいる我が日本低国の
現状に鑑みればこれはヤバイ。
6:32 - 2018年3月24日

科学者の木村真三は事故の影響でどれだけの放射能が漏れて汚染されたか、被害の実態を科学者達の個人ネットワークで計測・分析することにした。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%81%A7%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%8B%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E6%B1%9A%E6%9F%93%E5%9C%B0%E5%9B%B3

木村某が、福島市内の高線量地域に住む住民に、住み続けることが可能で、子どもたちにマスクは必要ないと言い放った動画を見たことがある。

当方は、ずっと懐疑的に、この人物を見ていたけれど、このとき、この人物の素性が原発マフィアにあることを認識した。

人の生命に関わる場合、当事者が亡くなったからと言って、批判を封じようとすることは、それ自体、犯罪的ですらある。

われわれは、歴史から学ばなければならない。

その壱

コホート集の「大腸がんと放射線被ばくに関する医学的知見について_130726_3-14.pdf」によりますと、被曝と直腸がんの関係で有意なリスクを認めた研究は、「日本の原爆被ばく者86,572人を対象としたコホート研究」という文献No.572になります。
ただ、「直腸がんについてはERR/Svが男性-0.25 （90％信頼区間：<-0.3-0.15）、女性0.75 （90％信頼区間：0.16-1.6）となり、女性のみ有意なリスクの増加が見られた。」とのことです。

他のコホート研究では、被曝と直腸がんの関係で有意なリスクについて否定的な研究のほうが目立ちます。

大腸がんと放射線被ばくに関する医学的知見について_130726_3-14.pdf
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/rousai/dl/130726_3-14.pdf

I.大腸がんに関する文献レビュー結果1.原爆被ばく者を対象とした疫学調査
文献No.765
Preston. D. L., Ron. E, Tokuoka S., Funamoto. S, Nishi. N, Soda, M, Mabuchi. K, Kodama. K
Solid Cancer Incidence inAtomic Bomb SurvivorsRADIATION RESEARCH 168, 1-64 (2007年）

3）結腸がんで放射線関連リスクが有意に増加した。直腸がんでは有意なリスクは示唆されなかった。

また、新たに判明したこととして、低線量では、被ばく線量区分を0から0.15 Gyまで上げたところから統計的に有意な線量反応が認められた。検討したすべての組織型群について発がんリスクの増加が示唆された。

（359頁）

文献No.572
Preston, D. L., Y. Shimizu, D. A. Pierce et al.
Studies of mortality of atomic bomb survivors. Report 13: solid cancer and noncancer disease mortality: 1950-1997Radiat. Res. 2003; 160（4）: 381-407

日本の原爆被ばく者86,572人を対象としたコホート研究。追跡期間は47年で、固形がんおよび循環器疾患（心疾患、および脳卒中）と原爆放射線との関連の統計的証拠が得られた。がんによる死亡9,335人のうち19%は直近7年以内に死亡、うち5%は被ばくが原因であった。0〜150mSvでは被ばく量と比例してリスクが高まり、30歳以下で被ばくした者は1Sv上昇につき47%リスクが高まる。非がん疾患による死亡31,881人のうち15%は直近7年以内に死亡、うち0.8%は被ばくが原因であった。直近30年で1Sv上昇につき14%リスクが高まり、心疾患・脳卒中・消化器系疾患・呼吸器系疾患のリスクが有意に高かった。結腸がんについてはERR/Sv が男性0.54 （90％信頼区間：0.13-1.2）、女性0.49 （90％信頼区間：0.11-1.1）となり、ともに有意なリスクの上昇が見られたが、
直腸がんについてはERR/Svが男性-0.25 （90％信頼区間：<-0.3-0.15）、女性0.75 （90％信頼区間：0.16-1.6）となり、女性のみ有意なリスクの増加が見られた。

（360頁）

文献No.329
McGeoghegan D,Binks K
The mortality and cancer morbidity experience of workers at the Springfields uranium production facility, 1946-95
J Radiol Prot20:111-137;2000

英国の核燃料公社Springfieldの施設においてウラン燃料製造と六フッ化ウランの生産に従事したもの479,146人年を対象とするコホート研究。

部位別の解析では、結腸がんおよび直腸がんで潜伏期間を20 年とした場合、累積外部被ばく線量と有意な関連は認められなかった。

（360頁）

文献No.679
Ron, E., M. M. Doody, D. V. Becker et al.Cancer mortality following treatment for adult hyperthyroidismJ. Am. Med. Assoc. 280（4）: 347-355 （1998）

米国の25の診療所及び英国の1診療所において甲状腺機能亢進症に対する治療としてヨウ素131による治療を受けた患者35,593人（738,831人年）を対象とした後ろ向きコホート研究。エンドポイントはがん死亡で、ばく露評価については、ヨウ素131の投与量の測定のみで、被ばく量については測定していない。

放射性ヨウ素と結腸、直腸がん死亡との関連は見られなかった（SMR1.11）。

4.高自然放射線地域や核実験場周辺の住民等を対象とした疫学調査
＜有意でないと報告があった研究＞
文献No.767
Bauer S, Gusev BI, Pivina LM, Apsalikov KN, Grosche BRadiation Exposure due to Local Fallout from Soviet Atomospheric Nuclear Weapons Testing in Kazakhstan: Solid Cancer Mortaliry in the Semiparatinsk Historical Cohort. 1960-1999Radiation Research 2005,164, 409-419

カザフスタン、セミパラチンスク核実験場近辺の核実験（セミパラチンスク核実験場）で被ばくした、19,545人（582,750人・年）の男女を対象としたコホート研究である。追跡期間は、1960年から1999年まで。

直腸がんでは有意な差は認められなかった。

（362頁）

その弐

「直腸がん、胆のうがん、膵臓がん、前立腺がん、腎臓がんには有意なリスクは示唆されなかった。」とのことです...なお、健康モノのサイトでは、肉食（消化・分解の過程で発がん性物質が発生するという説がある）、飲酒、喫煙の害が指摘されています。

大腸がんと放射線被ばくに関する医学的知見について_130726_3-14.pdf
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/rousai/dl/130726_3-14.pdf

研究方法 / コホート研究
国 / 日本（広島、長崎）
従事作業 / 原爆（広島、長崎）
比較群 / 原爆被ばく者のうち、1958年から1998年の間に第一がん（悪性黒色腫以外の皮膚がんを含む）が観察されていない者
作業名原爆 / （広島、長崎）による固形がんの罹患率（生存者）

アウトカム指標およびアウトカム

1)寿命調査集団では、結腸線量が0.005 Gy以上の調査対象者から発生したがん症例のうち、約850例（約11%）が原爆被ばくと関連していると推定される。
2)線量反応曲線0-2Gyの範囲は線形である。
3）被ばく時年齢が30歳の場合、70歳になった時点で1 Gy被ばく当たり男性で約35%、女性で約58％固形がん罹患率が増加すると推定された。
4）固形がんの過剰相対リスク（ERR）は被ばく時年齢が10歳増加する毎に約17%減少。このリスクは調査期間全体で増加する傾向。
5）口腔がん、胃がん、結腸がん、肝臓がん、肺がん、皮膚がん、乳がん、卵巣がん、膀胱がん、神経がん、甲状線がんで放射線関連リスクが有意に増加した。直腸がん、胆のうがん、膵臓がん、前立腺がん、腎臓がんには有意なリスクは示唆されなかった。

（新たに判明したこと）
1）低線量では、被ばく線量区分を0から0.15 Gyまで上げたところから統計的に有意な線量反応が認められた。
2）食道がんのリスクが有意となった。
3）20歳未満出の被ばくが子宮がんのリスクを増加する可能性がある。
4）肉腫を含め、検討したすべての組織型群について発がんリスクの増加が示唆された。

（364頁）

「チェルノブイリ被害の全貌」　（アレクセイ・V・ヤブロコフ他　岩波書店）
「17. 大惨事後、がん罹病率の構成に著しい変化があり、胃潰瘍の割合が減少した一方で、
甲状腺がん、肺がん、乳がん、泌尿生殖器がん、結腸がん、および直腸がんが増加した。
(Malko, 2002)」

「チェルノブイリ原発事故がもたらしたこれだけの人体被害: 科学的データは何を示している」
（福岡県弁護士会 IPPNW（核戦争防止国際医師会議）ドイツ支部・著, 松崎道幸・訳 合同出版）
http://www.fben.jp/bookcolumn/2012/06/post_3300.html
「ベラルーシでは、発ガン率が有意に4割増加した。とりわけ増加したガンは、大腸がん、肺がん、
胆のうガン、甲状腺ガンだった。」

「原発事故『最も憂慮すべきは遺伝子変異』」　（SWI swissinfo.ch 2011/3/23）
http://www.swissinfo.ch/jpn/%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85-%E6%9C%80%E3%82%82%E6%86%82%E6%85%AE%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%8D%E3%81%AF%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90%E5%A4%89%E7%95%B0-/29799892
「吸収線量と人体への影響は正比例の関係にあるからだ。つまり、心配のいらない吸収線量
というものはない。わずかな摂取でもがんを引き起こし、乳がんや大腸がんなどから
死に至ることもある」

がんにかかる人、今年の予測は９８万人　大腸がんが最多　（朝日新聞）
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/698.html

急増中 「大腸がん」宣告後も長生きするための5つのヒント　（日刊ゲンダイ・ヘルスケア）
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/658.html

今年3月に大腸がんで亡くなったイラストレーター・笹井一個さん(42歳)　
典型的な放射能安全厨だった　
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/815.html

「福島原発事故による健康被害者の会」設立者の松平耕一さんが
大腸がんで逝去　39歳
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/541.html

漫画家・つかじ俊さん　大腸がんで逝去　27歳
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/759.html

大腸がんの最大のリスクファクターは内部被ばくだよ。

以前、登録やデータ収集と統計の過渡期にあった影響をいう見方があったような？

また、大腸がんは、男女とも死亡・罹患率について、2016年の統計で横ばい。

日本のがん罹患数・率の最新全国推計値公表　2012年がん罹患数86.5万人
｜国立がん研究センター
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2016/0629/index.html

「地域がん登録」は、都道府県のがん対策を目的に1950年代より一部の県で開始され、研究班が各地域がん登録からデータを収集する活動を開始して以降、年々参加都道府県が増加し、2010年は30県、2011年は40県、そして今回初めて47全都道府県の登録データが揃いました。

とりわけ、埼玉県、東京都、福岡県が初参加し、宮城県及び大阪府が復帰したことにより、都市部のがん罹患が明らかになるとともに、全県での比較が可能となりました。

また、精度基準においても全都道府県で国内精度基準を満たし、28県では国際精度基準も達成しました。

2012年集計結果概要

2012年の1年間にがんと診断された症例の推計数は、男503,970　女361,268　男女計　865,238　（前年比＋1.4万人）でした。

人口10万対の年齢調整罹患率は、男447.8　女305.0　男女計　365.6（前年比-0.2）と増加に歯止めがかかり一部減少しました。

部位別に罹患数を見ると、男性は胃、大腸、肺、前立腺、肝の順で多く、女性は乳房、大腸、胃、肺、子宮の順でした。前立腺がんの増加が頭打ちになり、大腸がんが増加することで男性での順位が変動しています。

県間比較の結果、昨年同様、胃がん、肝がん、肺がん等で、罹患リスクの高い地域の偏りを確認すると共に、同程度の罹患率でも死亡率が高い地域、低い地域があることが分かりました

年次推移：[国立がん研究センター　がん登録・統計]
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/annual.html

●主要部位別の年齢調整率の近年の傾向

死亡

男性
増加 なし
減少 食道、胃、直腸、肝臓、胆のう・胆管、肺、前立腺、甲状腺、白血病
横ばい 結腸、大腸（結腸および直腸）、膵臓、悪性リンパ腫

女性
増加 子宮、子宮頸部、子宮体部
減少 食道、胃、直腸、肝臓、胆のう・胆管、肺、卵巣、甲状腺、白血病
横ばい 結腸、大腸（結腸および直腸）、膵臓、乳房、悪性リンパ腫

罹患*

男性
増加 食道、膵臓、前立腺、甲状腺、悪性リンパ腫
減少 肝臓、胆のう・胆管
横ばい 胃、結腸、直腸、大腸（結腸および直腸）、肺、白血病

女性
増加 食道、結腸、直腸、肺、乳房、子宮、子宮頸部、子宮体部、卵巣、甲状腺、悪性リンパ腫
減少 胃、肝臓、胆のう・胆管
横ばい 大腸（結腸および直腸）、膵臓、白血病

死亡、罹患とも増減の判断は文献 片野田耕太・祖父江友孝・田中英夫・宮代勲（編）. 2016. JACR Monograph Supplement No. 2. 東京. 日本がん登録協議会. に基づいています。

57の続き。

ご参考の、がん統計についてですが、

「地域がん登録標準データベースシステム（標準DBS）」は、

なんと、広島・長崎原子爆弾被爆者の調査研究活動で知られる、

放射線影響研究所（放影研）の情報技術部が開発。

がん登録データの利用−公益財団法人 放射線影響研究所 RERF
https://www.rerf.or.jp/programs/general_research/cancermech/

すべての医師と病院は医師会からがん症例をがん登録に報告するよう依頼されており、近年では地域がん診療連携拠点病院で院内がん登録が整備され、がん登録への報告が増加しています。

このような積極的な症例確認とデータ収集、および地元医療機関との密接な協力体制により、この登録から得られたがん罹患率データの精度は非常に高いと考えられています。放影研では、がん登録事業で収集されたデータを研究のために申請して利用しています。これらのデータの解析結果は、原爆被爆者だけでなく、一般の集団におけるがんの罹患率についても貴重な情報を提供しています。

地域がん登録の標準化の現状と課題_Monograph雛型 - m_13_02_1.pdf
http://www.jacr.info/publicication/Pub/m_13/m_13_02_1.pdf

また、標準方式の実現と普及を図るために「地域がん登録標準データベースシステム（標準DBS）」を放射線影響研究所情報技術部において開発し、山形県をモデル地区として、導入、試験、評価を繰り返し、同研究班が定めた「目標と基準」の実現に必要な機能の実装を完了した。

日本がん登録協議会　l がん登録・がん統計について l
　+　Japanese Association of Cancer Registries
http://www.jacr.info/about/registry.html

2004年から第3次対がん総合戦略として「がん予防対策のためのがん罹患・死亡動向の実態把握の研究」班が発足し、地域がん登録の標準化を進めました。

2006年にがん対策基本法が成立し、がん対策推進基本計画を受けて重点的に取り組む課題としてがん登録が位置づけられました。がん対策基本法の理念に基づきがん診療連携拠点病院の指定が開始され、研究班による全国的規模での支援体制が開始されました。

そして2012年9月にはすべての都道府県で地域がん登録事業が開始されました。

2013年12月には「がん登録等の推進に関する法律」が議員立法として成立し公布され、2016年1月から「がん登録等の推進に関する法律」のもと、全国がん登録として施行されました。法律の枠組みとして今後は国とともに都道府県においてもがん対策の企画立案、実施においてがん登録のデータ利活用がますます期待されています。

続き。

これまでの成果と今後の研究 – 公益財団法人 放射線影響研究所 RERF
https://www.rerf.or.jp/programs/roadmap/

現在までに分かったこと

1.被爆者では、特定の臓器のがんが増えています。

2.高線量被爆者では「がん以外の病気（白内障、甲状腺の良性腫瘍、心臓病、脳卒中など）」も増えています。

3.高線量被爆者では加齢に伴って現れるのと同じような免疫機構の衰退傾向が見られます。

4.高線量被爆者では、軽度の炎症反応を示している人が多いようです。

5.これまでの研究では、被爆者の子供への遺伝的影響は認められていません。

6.現時点までの観察では、被爆者の子供に死亡率、がん発症率の増加は認められていません。

被爆者で増加が見られるがん

白血病のほか、これまでに甲状腺がん、乳がん、肺がん、結腸がん、胃がんなどの増加が知られています。 しかし、子宮がん、すい臓がん、前立腺がんのように、増加の見られないものもあります。

続き。

「残留放射線」に関する放影研の見解_residualrad_ps.pdf
/2012年12月8日公益財団法人放射線影響研究所
https://www.rerf.or.jp/uploads/2017/08/residualrad_ps.pdf

第３章「内部被曝」について

「内部被曝」の場合、体内に取り込まれた放射性粒子から放射状に放射線が発せられるので、その粒子の近傍では線量が相当高くなることがあり得ます。しかし、局所的に線量が高いことが直ちに発がんリスクに結びつくかは別問題です。それは、発がんに関係する幹細胞は普遍的に存在している細胞ではないので、放射性粒子のごく近傍に幹細胞が存在していなければ、放出された放射線は、細胞がん化に関与しないで終わることになります。また、局所の放射線量が極めて高い場合には、細胞自体が生きられず、がん化のリスクはかえって低下します。このような知見から、国際放射線防護委員会（ICRP）は、 体内に取り込まれた粒子からの放射線（つまり「内部被曝」）によるがん化について、放射性物質が全身に均等に分布した場合に「外部被曝」と同等になり、偏在した場合にはむしろ低下するのではないかと考えています。

最後に、東電福島第一原子力発電所の事故による影響についても、「内部被曝」の影響を誇張する報道がみられますが、以上のような観点から、被曝線量を考慮せず、「内部被曝の方が外部被曝より危険だ」という単純な主張には全く根拠がないことが分かります。現在では食品や飲料水の管理は十分に行われており、空気中に浮遊する放射性物質の量も極めて少ないので、現在の監視体制を継続する限り、今後さらに「内部被曝」の心配が増すとは考えられません。事故直後の被曝による影響についても、福島県による現在までの数万人に及ぶホールボディカウンターによる実測結果から、預託線量は1mSv未満が99.9％以上で、最大値を示した人でも自然放射線量（年間2.4mSv）のレベルに留まっていることが判明しています。

何しろ経済統計まで平気で改ざんする国だからね。

よっぽどがん死したことが不都合らしい。

そこでまず政権や原発を批判することで受け入れられる素地を作ってから、政府や原発の宣伝をする、という役割の奴がいる。
こういうのはNHKだけではない。
朝日新聞にもいた。
今もいるよ。

反原発・反被曝の左傾活動家なら昔から、そのように疑っていますが、
例えば、このスレッドに、以下のようなコメントが寄せられていまして、
都合良さそうなら「推定値」でも「予測」でも手放しで拡散する向きがあります。
また、反原発・反被曝の左傾活動家なら、
「宣告後も長生きするための5つのヒント」といった記事を便乗商売と見るかも。

ところで、このAI時代ですから、単に数字を抑えるようなことや水増しではなく、
「推定値」や「予測」を駆使した大掛かりな枠組みが国家規模で可能になります。

がん統計のデータベースシステムを開発したのが放影研〜マスコミの内部被ばく説を否定〜であり、国家プロジェクトとコラボ。

>50.
>大腸がんが急増中。放射能汚染のほかにどんな原因が考えられるのか。
>がんにかかる人、今年の予測は９８万人　大腸がんが最多　（朝日新聞）
>http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/698.html
>急増中 「大腸がん」宣告後も長生きするための5つのヒント
>（日刊ゲンダイ・ヘルスケア）
>http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/658.html

がん治療薬の売り上げが伸びている。

病気・闘病ブログも、原発事故前はメンヘルが上位を占めていたが、
いまや、がん・白血病が9割だ。

がんが増えているのは否定できない事実。

「2017年度医療用医薬品国内売上高ランキング　がん治療薬が上位独占　
カテゴリー別では2011年からほぼ倍増」
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/858.html

「アメーバ・人気ブログランキング上位はがん闘病記だらけ　これがすべて物語っている」　
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/346.html

「相変わらずアメーバ・人気ブログランキングはがん闘病ブログが上位を独占　
その共通点は何か？」
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/574.html

「安斎育郎教授の解説はデタラメ、安全デマだらけ　
無責任な「安全だ、心配ない」は絶対に信じてはならない」
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/876.html