http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/357.html
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先月末、福島第一3号機・使用済み燃料プールの損傷状況を東電が公表した。
「3号機燃料取扱設備の状況について」 （東電 2019/11/28）
https://www4.tepco.co.jp/decommission/information/committee/roadmap_progress/pdf/2019/d191128_07-j.pdf
（上図はp.6-8）
もちろん、この損傷状況をそのまま信じるわけにはいかない。
35トンもある燃料交換機が落下したら、ハンドルの変形だけで済むはずがない。
燃料は押しつぶされて即発臨界爆発が起き、何体かは外に吹き飛んだことは確実である。
陸自ヘリの空撮で、3号機最上階に散らばった燃料棒がはっきり写っている。
公表するのはいつも部分的な画像だけで、4号機でやったようにプールの全体像は
決して公開しない。
燃料ラックの一部が損傷し、燃料が吹き飛んでいるのがわかってしまうからだ。
しかし、そろそろ9年経つのに、まだガレキの撤去すら終わっていないことに驚く。
ガレキの小片が隙間に入り込み、4メートルもある燃料の抜き取りは困難を極めるだろう。
下手をすれば、燃料をまた損傷させ爆発が起きるかも知れない。
福島第一原発事故は何一つ収束していないのだ。
（関連情報）
「東電は3号機燃料取り出しに着手する前に、燃料プール内部全景画像と何体爆発で吹き飛んだかを
公表すべきだ」 （拙稿 2019/4/18）
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/401.html
「これが3号機燃料プールから飛び出した燃料棒 事故1週間後の陸自ヘリが撮影」 （拙稿 2015/12/19）
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/518.html
「火を吹いた3号機格納容器」 （拙稿 2013/11/18）
http://www.asyura2.com/13/genpatu34/msg/744.html
「空から使用済み核燃料が降ってきた！！」 (拙稿 2015/4/7)
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/495.html
「福島の政治家がついに決死の大暴露！ 『政府は現実をことごとく隠す』 『復興は原発セールスのため』
（TOCANA）」 （拙稿 2018/4/13）
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/633.html
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