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トランプ大統領が「強すぎるドル」を徹底的に嫌う最大の理由 過激な発言の一方で冷静なところも ドクター Z(現代ビジネス)
http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/544.html
投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 3 月 18 日 00:51:35: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 



トランプ大統領が「強すぎるドル」を徹底的に嫌う最大の理由 過激な発言の一方で冷静なところも
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/63527
2019.03.17 ドクター Z 週刊現代  :現代ビジネス


「アメリカファースト」の中身

「利上げを好み、量的引き締めを好み、非常に強いドルを好む紳士がFRB(米連邦準備理事会)内に1人いる」

トランプ大統領が3月2日の演説でこう揶揄した人物とは、ほかでもないFRB議長のジェローム・パウエル氏だ。トランプ大統領は中央銀行の金融引き締め策がドル高を招き、米国経済に悪影響を与えていると度々批判している。

FRBは1月、2019年に予定していた2回の追加利上げを見送る方針を示していたが、トランプ大統領はまだおかんむりのようだ。


ジェローム・パウエルFRB議長(Photo by gettyimages)

金融引き締めのタイミングについては、アベノミクス以降日本でも最重要課題となっている。日米の経済を単純比較することはできないが、トランプ大統領はなぜFRB批判を繰り返すのか。

本コラムでは再三述べてきたが、金融政策とは雇用政策であるということは、経済学の基本中の基本だ。

ペンシルベニア大学ウォートン校卒のトランプ大統領は、政治は素人でも、この基本をよく理解している。彼のよく言う「アメリカファースト」の中身をよく見てみると、雇用の確保が最優先に据えられていることがわかる。

FRBは雇用最大化と物価の安定の「二重の責務」を担っていると、公式に宣言している。このため、雇用となれば真っ先に矢面に立たされるのがFRBである。これは米国だけでなく欧州でもそうだ。

ところが日本で雇用はどうするのかとなると、質問が向かうのは日銀ではなく厚生労働省だ。

物価上昇率が高いときには失業率が低く、物価上昇率が低いときには失業率が高い。物価と雇用の関係は裏腹である。日銀の仕事は物価の安定のみと言っているが、実質的に雇用の確保の責任を持っている。

もっとも、いくら金融政策を行っても失業率には下限があり、それは各国で異なる。日本では2%台半ば程度、アメリカでは4%程度とされている。一方、その達成のための最小の物価上昇率は先進国で似通っており、だいたい2%だ。これがインフレ目標となっているのをご存じの読者は多いだろう。

ここで改めて、なぜトランプ大統領が「強すぎるドル」を嫌い、パウエル議長批判を繰り返すのかを考えよう。



為替は二つの通貨の交換比率から成り立っている。もしアメリカが日本よりも金融引き締めを進めると、市場のドルは少なくなり、相対的にドルの価値は上がる(ドル高)。これは輸出減少と輸入増加を招き、結果としてGDPを減少させる要因となる。国際金融理論の実務でも有名な「ソロスチャート」にも示されている相関関係だ。

トランプ大統領は米国の年間GDP成長率の目標を3%としていたが、'18年はこれをわずかに上回る3・1%という数値に落ち着いた。目標値を下回るかもしれないとあって、トランプ大統領は相当気を揉んでいたはずだ。国際経済学を理解する彼だからこそ、口酸っぱく金融引き締めを批判し、GDP成長率の押し上げを図っている。

激しい言動が取り沙汰される一方で、意外と理論派なところもあるのがトランプ大統領だ。

彼が政府の一員と言える中央銀行にどうモノ申すのか、冷静に追っていく必要がある。

『週刊現代』2019年3月23日号より













 

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コメント
1. 赤かぶ[6828] kNSCqYLU 2019年3月18日 00:52:08 : 90EZJT5uPI : YU9qMWtEWURTcUk=[1865] 報告


2. 赤かぶ[6829] kNSCqYLU 2019年3月18日 00:53:32 : 90EZJT5uPI : YU9qMWtEWURTcUk=[1866] 報告


3. 2019年3月18日 13:04:42 : ZzavsvoOaU : aHVwMGJ2SHM5RE0=[38] 報告

米国内の製造業の生産性はそれほど高くないし、労働力も移民問題で不足しつつある

つまりドル高は、貿易&経常収支赤字の米国にとっては大きなプラスであり

ドル安になれば、大幅に、米国民の実質生活水準は低下する


そして今のドルは、リスクオフ時としては、ほぼ妥当な水準

仮に、今後、米中など緊張緩和が進むのであれば、下がっていくだろう

4. 2019年3月18日 21:04:17 : 1iPHmDu2mM : MUIuN1A0VGt5L28=[3] 報告
ドル安は海外から:賭博資金回収の戦略道具

トランプ住宅賭博政権が
住宅賭博資金欲しさの
ドル安戦略である。
「米国債の大半が住宅賭博負債」
パウエルが米国債の住宅賭博資金貸し出しにダメダシとなって、
賭博資金に火がついた

ドル安は海外から:賭博資金回収の戦略道具

ドル安=円高で貿易封鎖、――――円対応に為替介入と+緩和で米国債を買わせる。

中国に
貿易戦争で課税圧――――元安で対応させ、為替介入と+緩和で米国債を買わせる、


トランプの
アメリカファースト=米国債ファースト
この米国債でアメリカが潰された。
http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/508.html
ジム・ロジャーズ"日本はより貧しくなる" 衰退を防ぐには「移民」しかない(PRESIDENT Online)
http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/508.html

米経済が住宅原資の米国債に独占され融資事業封鎖で
大学を卒業してもーーー受け皿無し。
教育だけが空中分解して、
ブラック雇用量産から
学費ローン滞納量産、路上生活者量産状態では、そちらも子育てどころか、少子化問題に直面している、-――――――
米国債で潰された、ブラック賃金世代と、米国債依存で異次元の不正バブルと化した住宅とのミスマッチで、
今の世代は住宅どころではない、その日の暮らしで精一杯な状態

アメリカファースト名目の貿易摩擦で米国債回収
この米国債ファーストで現役世代が潰された。


http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/528.html
中国の米国債保有2カ月連続拡大、通商対立の中−2位の日本も増やす 米国債に投資妙味なし、市場はFOMCを「誤解」−利上げ

http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/529.html
バフェット氏も現代金融理論を批判「支持する気には全くなれない」 リスク資産への恐怖を捨てるべき時だ−JPモルガン
http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/529.html


5. 2019年3月19日 00:03:07 : 4ZLvLJ9Sxs : UXJuWU94Wm9TSmM=[1] 報告

修正

ドル安は海外から:賭博資金回収の戦略道具

ドル安=円高で貿易封鎖、――――円「高」対応に為替介入と+緩和で米国債を買わせる。

中国に
貿易戦争で課税圧――――元安で対応させ、為替介入と+緩和で米国債を買わせる、


6. 2019年3月19日 03:02:27 : SjxKFO11Bw : UnlHbEp2Q25IMEE=[1] 報告
http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/528.html
中国の米国債保有2カ月連続拡大、通商対立の中−2位の日本も増やす 米国債に投資妙味なし、市場はFOMCを「誤解」−利上げ

金利は上がって当然――――市場が読み間違えたのではなく
利上げ必然に動転した米国債応援団がーーーーーー市場を読み間違えさせようとのーー米国債買い支えの動転パニックである。

Eaton Vance's Szczurowski predicts 2-year yields toward 3% by end 2019
  シュチュロフスキ氏は「米国債については、もう価値がないと考える」と述べ、「市場はFOMCを若干誤解している。個人的には当局が利上げを終了したとはみていない」と述べた。
  同氏はFOMCが年内1回、もしくは2回の利上げを実施することさえあり得ると予測。2年債利回りが年末までに3%に向かって再び上昇するというシナリオは「理にかなっていないわけではない」と述べた。

一回、二回とかそんなちゃちな話ではない。
本格利上げが待っている!

2月27日パウエルの反論。
「負債は負債として残る、−−−負債は返さなければいけない。

国が利上げに異議があるなら、
国が負債の先送りを選択するなら、
自分たちにはその用意がある、
だがーーーーFRBはその後の事態にーーー責任はとらない、先送りを選択した国民の自己責任となる。
米国債債務の大半は住宅賭博負債――――自己責任とは住宅賭博をさす

自己責任でーーー住宅賭博に最後通知のーーーー店じまいとなれば、不正金利の終わりの本格利上げで本格的在庫整理となる。

そうなる前に、
すかさず、米国債利下げ工作、―――――米国債を連日買い支えて
利下げとなって、当然との、パウエル発言隠蔽工作の パニックの買い支えで

一時的に金利急落となっている。


http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/529.html
バフェット氏も現代金融理論を批判「支持する気には全くなれない」 リスク資産への恐怖を捨てるべき時だ−JPモルガン
http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/529.html

インフレ急上昇につながりかねず「危険領域に踏み込む必要ない」
パウエルFRB議長やサマーズ元財務長官らがすでに相次ぎ批判
赤字支出に肯定的な「現代金融理論(MMT)」の主張に対し、米資産家ウォーレン・バフェット氏が新たに批判の輪に加わった。

(MMT)にサマーズが批判。

MMTをやらせたら、それこそ米国債の信用崩壊で
誰も米国債を買わなくなる。―――――「世界が米国債から手を引く」。

住宅賭博共同立案者――――0金利を喉から手が出るほど欲しいサアーマズが
FRB緊縮策=「利上げ」に異議を唱えた。
だが、
そのサマーズも
流石に
MMTには反対せざるを得なかった。


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