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英国人が見た平成日本、偉業を誇らない不思議 
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投稿者 うまき 日時 2019 年 3 月 21 日 10:10:43: ufjzQf6660gRM gqSC3IKr
 

コラム2019年3月20日 / 18:55 / 13時間前更新

英国人が見た平成日本、偉業を誇らない不思議

コリン・ジョイス  ジャーナリスト
4 分で読む

[東京 21日] - 日本を定期的に訪れている筆者は数年前、都内に「上野東京ライン」という新しいJRの路線ができたことに気がついた。上野駅と東京駅はすでに結ばれていなかったか。そう思い、やや困惑した。

なるほど、それは都心を走り抜け、5つの都県を一度も乗り換えることなく縦断できる路線であることが分かった。複数の路線を結ぶ難しい事業を見事に成し遂げたことで、乗客の利便性は高まり、世界最先端の日本の公共交通はさらに良くなった。

南北270キロメートルにも及ぶ鉄道路線の名称に、徒歩で行き来できる都心の2つの駅名を使うのは、かなり控え目なことに思えた。しかし、それこそ日本人が自分たちの大きな業績を正しく評価しない、「平成」という時代の典型だった。

<平成で成長した日本サッカー>

同世代の日本人と違い、筆者は平成以外の日本を知らない。1992年に英国から来た私には、バブルの記憶も、昭和への郷愁もない。平成時代に対して日本人の多くが抱く「停滞」さらに言えば「後退の時代」という見方を理解しつつも、自分でそう感じることはなかった。私は、自分が出会ったこの国に深く感銘を受け、特筆すべき改善する力や、遅れを巻き返す能力に目を見張っていた。

後者の例として挙げられるのはサッカーだ。私が学生として神戸に初来日した当時、日本はサッカーの「へき地」だった。しかし、1993年のJリーグ発足は日本を強豪国へと押し上げた。日本代表は実力をつけ、国内リーグの人気は高い。スタジアムは素晴らしく、サポーター層も磐石。欧州に渡ってトップリーグでプレーできるようになった選手もいる。

関西を代表するクラブチームといえば「ガンバ大阪」。1993年当時、そう思っていたことを覚えている。大阪にもう1つ、さらに神戸、京都にもクラブができる余地があるなど想像もしなかった。これはすべて一世代の間に起きたことだ。おっと、2002年に日韓が共催したワールドカップ(W杯)の成功に言及し忘れるところだった。

<複雑な直通運転の謎>

日本について語り出すと、申し訳ないが鉄道の話が止まらなくなる。運賃が高く、時刻表は当てにならず、腹立たしいほど遅れがちで、運休することもある(そして休暇シーズンには代行バスに切り替わる)英国に比べ、日本の鉄道の旅がどんなに素晴らしいか、皆に伝えたくて仕方がない。

ジャーナリストのコリン・ジョイス氏(写真は筆者提供)
来日当時、この国の鉄道システムはすでに十分素晴らしかった。北は盛岡、南は博多までしか新幹線が延びていないのは当然のことと受け入れていた。日本の大部分がカバーされていると感じたし、そこから先に行きたければ、特急列車に乗り換えるか、最初から飛行機を利用すればいいと考えていた。

都内を電車で移動するにも、JR山手線を乗り降りして私鉄のターミナル駅間を行き来するのをわずらわしいと思ったことはなかった(何しろ山手線は3分おきにやってくる恐るべき電車だ)。

しかし、そこに「上野東京ライン」が登場した。他にも直通運転の路線が増えた。電車に乗ったら途中で別の会社が運行する路線に変わり、その先はおそらくまた別の会社が運行している。技術的な問題をどう解決したのかは言うまでもなく、運賃をどう分け合っているのか、どの会社が運転手に給料を払っているのか、私にはまったく見当もつかない。

<1つではなかった本州と四国を結ぶ橋>

1988年に開通した瀬戸大橋も偉業だと感じた。行きは電車、帰りは大型トラックをヒッチハイクして橋を往復した。そして英国に住む家族に、5つの島にまたがるこの驚くべき「2階建て橋」について手紙を書いた。

日本は本州と四国を結ぶ橋を完成させた──。当時はそれで終わりだと思い込んでいた。もう1つの連絡橋プロジェクトが進行していた事実に気づかなかったのは、そのせいだろう(後に3つ目の橋建設も始まる)。恥ずかしいことに、神戸から四国まで、岡山を通らずバスで行けたことに驚いたのはそれから10年後のことだ。

同じく東京湾アクアライン連絡道の建設も、2003年ごろ飛行機から見るまで気づかなかった。橋梁部がトンネルに変わって海中にもぐる部分が、なぜ水であふれないのかはいまだに謎だ。

<「平成日本」は総じて安定>

平成の30年間に日本が直面した深刻な問題を、軽んじるつもりはない。自然災害、政財界のスキャンダル、増大する政府債務、終身雇用の崩壊と非正規労働者の増加、高まる自殺率、少子高齢化など枚挙にいとまがない。いずれもこの国が解決しなくてならない重大な問題であり、日本で記者をしていた頃は、深く憂慮しながら取材をした。

しかし、平成日本に暮らした1人として、この国の社会は総じて安定しており、回復力と対応力を備えているとも感じていた。経済危機が、ロンドンで起きた暴動のような社会の不安定化につながらなかったことをうれしく思っていた(私が物心ついてから、大きな暴動だけでも4回起きている)。

最後にもう1つ、日本で不思議だったのは外国人観光客が少ないことだった。英国は、1990年代初めまでに年間2000万人の観光客を受け入れていた。卓越した観光資源と交通インフラを備えた魅力的な国であるにもかかわらず、日本の実績は明らかに実力を下回っていた。

今はそれがどうなったか。私がここで話すまでもないだろう。

*本コラムは、ロイター特集「平成を振り返る」に掲載されたものです。筆者の個人的見解に基づいて書かれています。

コリン・ジョイス(Colin Joyce)氏は、英エセックスを拠点に活動するジャーナリスト。オックスフォード大学卒業後、日本語を学ぶため1992年に来日。埼玉県の高校で英語を教えた後、週刊誌ニューズウィーク日本版に4年間、英紙デイリー・テレグラフ東京支局に7年間勤務した。15年に及ぶ日本での生活をもとにした「『ニッポン社会』入門──英国人記者の抱腹レポート」(NHK生活人新書)、「マインド・ザ・ギャップ! 日本とイギリスの<すきま>」(同)などの著書がある。

(編集:久保信博)
https://jp.reuters.com/article/opinion-colin-joyce-idJPKCN1R10VI  

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コメント
1. 2019年3月21日 10:45:52 : 7uPQnra3Vg : NVgzaGg0Rlo4ekk=[3] 報告
くだらん駄文
読む価値なし
2. 2019年3月21日 12:34:58 : wFkITvasPQ : ZERXUzR4TGcxeFk=[20] 報告
どんな駄文なのかと思って読んだら、本当に駄文だった。
平成は30年もあったのだから、平成の一言で語るのが間違ってる。
平成の初期と今では雲泥の差だし。
印象論としか言いようがない。
3. 2019年3月21日 13:23:30 : hE3PRSoheQ : aDMueWFCSkFsbkU=[288] 報告
 
 英国としか 比べられない 悲劇!!
 
4. 投稿のあんちゃん[387] k4qNZYLMgqCC8YK_guGC8Q 2019年3月21日 14:49:50 : ec5C2vDjSU : blZtalNOcWhTRmc=[27] 報告

 30年もたてば、人間が住む場所であれば改良・改善されていくのが当たり前と思う。

 だから何が偉業なのかよくわからないが、日本はその当たり前のことをする体制がある国だったということであろうか。伝統の上に立って、石造りの家を補修しながら何百年も使ってきた西洋とは、その辺りが違うのであろうとも思う。

 戦争に負けて、ほとんどの国民が武器を捨てて(それまでは銃はなくとも刀剣類は隠し持っていただろう、それが格式とも考えられていた)、一挙に殺し合いの仕方を忘れようとしたのは偉いと思うが、それが何の苦も無くできる国である。まな板の上のコイであろうか。経済でも同じようなことをやっている。

 >日本で不思議だったのは外国人観光客が少ないことだった。英国は、1990年代初めまでに年間2000万人の観光客を受け入れていた。卓越した観光資源と交通インフラを備えた魅力的な国であるにもかかわらず、日本の実績は明らかに実力を下回っていた。

 これについては、やはり西洋とは180度反対の位置にある。という地理的な問題が大きいであろう。また、是非とも見たいと思わせる伝統的なものもなく、もちろん胸躍らせる歴史もない。リゾート地でもない。訪れる必要を感じさせない国である。見世物は時間ぴったりに来るJRをはじめ鉄道路線くらいなものであろう。

5. 2019年3月21日 19:20:30 : oL2O7Rl0qE : UU1yWmhXQXNVb3M=[10] 報告
便利さも 両刃の剣の 罠を秘め

偉業だぞ もっと誇れと 囃し立て

誇れない 利権まみれの 裏ゆえに

6. 2019年3月21日 20:00:47 : jXbiWWJBCA : Rm5WWGpiTzAwU2c=[25] 報告

日本に住んでいる人には、日本の良さや変化はわからないものだ

そしてアジアの発展と比べると大分見劣りするが

英国や欧州の停滞、移民問題、格差拡大などと比べれば

かなりマシに感じるのも良くわかる

7. 2019年3月22日 00:48:21 : GghDH13CFw : VFY4aG5CL2Nzd2M=[1] 報告
安倍を見れば?
8. 2019年3月22日 02:27:49 : XMT2YjOjgs : c29FU3VXS1RyVEk=[12] 報告

鉄道マニアはイギリス人くらいなものだ。
9. 投稿のあんちゃん[389] k4qNZYLMgqCC8YK_guGC8Q 2019年3月27日 00:32:15 : ec5C2vDjSU : blZtalNOcWhTRmc=[29] 報告

 >訪れる必要を感じさせない国である。見世物は時間ぴったりに来るJRをはじめ鉄道路線くらいなものであろう。

 しかし、ここに日本の良さが凝縮されていると言ってもいい。時間を守るということは、人から信用される基本であり、そこからスタートする。日本であるなら、日本の企業のすることであるなら安心だ、という信用があるなら、それが財産であり、偉業ということにもなるであろう。

 ・・・のはずであるが、昨今相次いでニュースになる企業の不祥事にはあきれる。実際の日本の姿は結局、八百長試合でしかないのかという思いになる。

 やはり「何が偉業なのかよくわからない」のである。

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