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年金は70歳受給なら42%もお得、意外と知らない老後資金の増やし方(ダイヤモンド・オンライン)
http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/740.html
投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 3 月 31 日 15:17:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

年金は70歳受給なら42%もお得、意外と知らない老後資金の増やし方
https://diamond.jp/articles/-/198114
2019.3.31 芳川幸子  多和田弓子 ダイヤモンド・オンライン


自分が将来受け取れる年金額、把握していますか? Photo:PIXTA


この3月で定年退職を迎える人はもちろん、40代・50代になると心配になってくるのが老後のお金のこと。定年後の生活を支えるお金の中でも、多くの人があてにしているのが公的年金です。しかし、自分が将来どれくらいの年金を受給できるのか把握していない人も多いようです。現在発売中の『幸せな定年後〜住まい方とお金の貯め方・増やし方』を一部抜粋し、意外と理解していない公的年金の仕組みや将来受け取れる年金額を増やす方法を解説します。(監修/芳川幸子、文/多和田弓子(フォーチュンスープ))

公的年金の支給額は
平成30年度は満額で月6万4941円


「年金」は定年後の大事な収入源。いまのうちにいくらもらえるか把握しておきたいという人は多いはずです。

 公的年金には、日本に住む20歳以上60歳未満の誰もが加入する義務がある「国民年金」と、会社員や公務員などが加入する「厚生年金」があります。公的年金から老後に受け取れるお金を「老齢年金」と言い、国民年金からは「老齢基礎年金」が65歳から受け取れます。なお、受け取るには原則10年以上、加入している必要があります。

 平成30年度の満額の老齢基礎年金額は77万9300円、月額にすると6万4941円です。満額とは20歳から60歳までの40年間(480ヵ月)保険料を納めた人が受け取れる額で、これよりも期間が短い人や未納がある人は、その分、年金の額が少なくなります。国民年金加入のみの自営業やフリーターの人が、「年金だけではとても足りない」と思うのも納得の額です。

 厚生年金に加入する会社員や公務員は、国民年金に加え、厚生年金からも「老齢厚生年金」が受け取れます。支給額は、加入期間や在職中の報酬によってかなりの差がありますので、「ねんきん定期便」などで確認するようにしましょう。また、勤務先によっては、「企業年金」や「退職年金給付」などの上乗せ制度があるところもあります。



「ねんきん定期便」で
自分の年金をチェック


 自分がいくらもらえるのかを知るには、毎年誕生日月に日本年金機構から送られてくる「ねんきん定期便」が便利です。

 35歳・45歳・59歳は封筒で、年金加入記録の確認方法などが書かれたパンフレットが同封され、届きます。それ以外の年は、ハガキです。

「ねんきん定期便」で必ずチェックすべきは、加入期間と年金見込み額です。加入期間は、「国民年金」「厚生年金」など年金の種類ごとに、加入していた期間が記載されています。転職が多い人や結婚を機に扶養に入った人などは、以前の職場の年金記録が抜けていないかどうかを確認しましょう。

 また、50歳以上になると記載内容が少し変わります。それまでは、加入実績に応じた「年金額」が記されていたものが、「老齢年金の見込み額」へと変化しますので、現在の状況で60歳まで加入した場合どのくらい年金がもらえるのか、実際に近い見込み額が分かります。

 日本年金機構のホームページにある「ねんきんネット」では、年金加入記録の照会や年金見込み額の試算、最新の年金記録がいつでも簡単にチェックできるほか、各種届出書の作成などの便利な機能が利用できます。

 利用するには登録(ユーザーID)が必要ですが、ねんきん定期便に記載されているアクセスキー(17桁の数字)と基礎年金番号、メールアドレスがあれば即時に登録できます。一度、ホームページを見てみましょう。



年金の受給開始を5年遅らせると
42%も年金が増える!


 老齢年金の受給開始年齢は、原則65歳ですが、本人の選択で前倒しすることも、後に遅らせることも可能です。老齢基礎年金の場合、現行制度では受給開始を60〜70歳の間で決めることができ、65歳より前に繰り上げると年金は減り、繰り下げると年金は増えるしくみです。

 繰り下げをすると、1ヵ月ごとに0.7%増額され、1年で約8%受給額が増えます。5年間遅らせて70歳から受給開始にした場合、42%も年金額がアップ。老齢基礎年金の満額が受け取れると仮定した場合、約78万円の受給が約111万円に増え、増額された年金を生涯にわたって受け取ることができます。



 とは言え、繰り下げたら、その期間、当然ながら年金はもらえません。資産を取り崩してまで本来もらえる年金を我慢する必要はなく、繰り下げは、あくまでも十分な収入がある場合の選択といえます。

 65歳から年金をもらった場合と繰り下げを選択した場合のどちらが得かは、何歳まで生きるかによります。一般的に繰り下げ受給にする年齢に約11年を足した年齢が損益分岐点と言われていますので、70歳へ繰り下げた場合は、81歳以上まで生きればトクということになります。



 もし、繰り下げ待機中に亡くなった場合は、65歳から亡くなるまでの期間分が未支給年金として遺族に支払われます。

 夫婦で暮らしていて、当面、夫の年金だけで賄えるのであれば、妻の老齢基礎年金だけ繰り下げるというのもアリです。また、国民年金だけでなく、厚生年金にも繰り上げ・繰り下げの制度はあり、厚生年金のみ繰り下げることもできます。

国民年金が増える
その他の方法は?


 繰り下げ受給以外で、厚生年金がない自営業などの国民年金加入者(第1号被保険者)が年金を増やすための公的な年金制度としては、「付加年金」と「国民年金基金」の2つがあります。

「付加年金」は、月々400円を国民年金保険料に上乗せすると、年金額が「200円×上乗せで支払った月数」増える制度です。2年間受け取れば、納めた保険料の元が取れます。

「国民年金基金」も国民年金に掛金を上乗せして将来の年金額を増やす制度です。ひと口いくらという口数制で、掛金の額は加入時期や口数などによって変わります。なお、付加年金との併用はできません。

今後は年金開始70歳超も
選択できる方針に


 現在は65歳を原則に60〜70歳の間で受給開始年齢を選べるしくみとなっていますが、政府は今後、公的年金の受給開始時期を70歳超も選択できるようにする方針を盛り込んだ高齢社会対策大綱を決定。厚生労働省は2020年度中の関連法改正を目指して検討を始めています。

 現在と同様、受給開始年齢を繰り下げるほど年金額は増え、増額率も上積みする方針とのこと。なお、年齢の上限は75歳が現実的なようです。










 

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