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原油先物は小幅安、供給巡る懸念で下げ限定的 ロシアとOPECシェア獲得へ減産停止の可能性 米、中国への補助金削減要求緩和
http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/169.html
投稿者 うまき 日時 2019 年 4 月 15 日 12:28:48: ufjzQf6660gRM gqSC3IKr
 


ワールド2019年4月15日 / 10:44 / 1時間前更新
原油先物は小幅安、供給巡る懸念で下げ限定的
Reuters Staff
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[シドニー 15日 ロイター] - アジア時間の原油先物は小幅安。供給面の懸念を背景に下げは限定的となっている。

0015GMT(日本時間午前9時15分)時点で北海ブレント先物LCOc1は0.15ドル(0.2%)安の1バレル=71.40ドル。前週末12日は1%高で終了し、一時は11月12日以来の高値となる71.87ドルを付ける場面もあった。

米WTI原油先物CLc1は0.29ドル(0.5%)安の63.60ドル。12日は0.5%上昇していた。

リビア国営石油会社(NOC)のトップは前週、内戦再開により同国の原油生産が全面的に停止する可能性があるとの見方を示した。

一方、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国は6月の会合で協調減産を延長するか決定する。サウジアラビアは減産継続に前向きとされるが、関係筋はベネズエラやイランなどの供給減少が続いた場合7月から増産する可能性があると明らかにしている。

こうした中、タス通信によると、ロシアのシルアノフ財務相は13日、ロシアとOPECはシェア争いで米国に対抗するため増産を決定する可能性があると述べ、そうなれば原油価格は40ドルまで下落するとの見方を示した。
https://jp.reuters.com/article/global-oil-idJPKCN1RR031?il=0

 

ワールド2019年4月15日 / 11:34 / 35分前更新
ロシアとOPEC、シェア獲得へ減産停止の可能性=露財務相
Reuters Staff
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[モスクワ 13日 ロイター] - ロシアのシルアノフ財務相は13日、同国と石油輸出国機構(OPEC)はシェア争いで米国に対抗するため原油増産を決定する可能性があると述べ、そうなれば原油価格は1バレル=40ドルに下落するとの見方を示した。タス通信が伝えた。

報道によると、シルアノフ財務相はワシントンで「米国が市場で優位になる中、シェアを失うべきか、それとも減産合意をやめるべきかというジレンマがある」と語った。

「(減産をやめれば)原油価格は下落し、新規投資が冷え込む。シェールオイルの生産コストは在来型より高いため、米国の生産は減少する」とし、原油価格は最長1年にわたり40ドルかそれ以下に下落する可能性があるとの見方を示した。

その上で、減産合意について決定は下されていないとし、OPEC加盟国がこのシナリオに満足するかは分からないと語った。

OPECとロシアなど非加盟国は6月25─26日の会合で減産を延長するかどうか決定する。関係筋は、ベネズエラとイランの原油供給が一段と減少し、価格上昇が続いた場合、7月から増産する可能性があると明らかにしている。
https://jp.reuters.com/article/russia-opec-deal-idJPKCN1RR04Q

 
ワールド2019年4月15日 / 11:54 / 3分前更新
米国、中国に求めていた補助金削減要求を緩和=関係筋
Reuters Staff
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[ワシントン/北京 14日 ロイター] - 複数の関係筋によると、米政府は、米中通商合意の条件として中国側に求めていた製造業向けの補助金削減要求を緩和した。中国政府が強く抵抗しているためという。

関係筋によると、米政府は今後1カ月前後で合意をまとめたいと考えており、補助金の削減については、米国側が望む通りのものは実現できないとの見方に傾いている。

その代わり、米国の要求が相対的に通りやすいとみられる技術の強制移転の中止、知的財産の保護の改善、中国市場へのアクセス拡大など他の分野の問題に注力しているという。

関係筋は「(補助金に関する)文言が盛り込まれないということではないが、非常に詳細な文言や具体的な文言にはならないだろう」と述べた。

米通商代表部(USTR)のコメントはとれていない。

補助金は、中国の産業政策と密接に絡む問題だけに扱いが難しい。中国政府は、国有企業や戦略産業の長期発展のために補助金や優遇税制を活用。習近平国家主席は複数の経済分野で国の役割を強化している。

関係筋は「米国側が中国経済のあり方を変えることを『成功』と考えるなら、それは絶対に実現しないだろう」と指摘。「習氏が弱腰に見える合意は、習氏にとって無価値だ。どのような合意であれ、以前よりは良くなるが、一部の人を満足させることはできない。だがそれが政治というものだ」と述べた。

関係筋が2月に明らかにしたところによると、中国側は市場を歪めている国内産業への補助金制度をやめる方針を表明したものの、その手段について詳細を提示していないという。

中国の国有企業が、米国にとってプラスに働く可能性もある。トランプ政権は対中貿易赤字を減らすため、中国側が今後6年間で1兆ドルを超える高額商品を購入することを望んでいるが、こうした高額商品を購入するのは国有企業である可能性が高い。

また米政府は、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の製品を排除するよう同盟国に呼びかけており、中国政府は通信分野で国の支援を減らすのではなく、増やす可能性がある。

*ヘッドラインの不要な文言を削除しました。
https://jp.reuters.com/article/usa-china-trade-subsidies-idJPKCN1RR05X  

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コメント
1. 2019年4月15日 18:56:37 : ZzavsvoOaU : aHVwMGJ2SHM5RE0=[108] 報告
ドル円はドル高維持出来るか正念場、日米協議を注視(4/15夕)
週明け15日の東京市場は、112円挟みで揉み合い。終日を通したレンジは20ポイント程度にとどまり、明確な方向性はうかがえなかった。
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• Category:米ドル(USD)の記事
• Edited by:斎藤登美夫
• 2019.04.15 05:30
https://fx-rashinban.com/b00001-JPY/a6112-%83h%83%8b%89~%82%cd%83h%83%8b%8d%82%88%db%8e%9d%8fo%97%88%82%e9%82%a9%90%b3%94O%8f%ea%81A%93%fa%95%c4%8b%a6%8bc%82%f0%92%8d%8e%8b(4%2f15%97%5b)
<< 東京市場の動き >>
週明け15日の東京市場は、112円挟みで揉み合い。終日を通したレンジは20ポイント程度にとどまり、明確な方向性はうかがえなかった。

週末にトランプ米大統領から「FRBが適切な仕事をしていれば、株式は5000-10000ポイント以上高い」との発言が聞かれるなか、週明けの相場がオープン。ドル円は111.90-95円と、先週末のNYクローズと大差でないレベルで寄り付いたものの、111.90-112.10円といった20ポイントレンジに終始している。日経平均株価は大引けベースで298円の大幅高となったが、為替市場への影響は限定的だった。16時時点では111.90円前後で推移、欧米時間を迎えている。
一方、材料的に注視されていたものは、「米貿易問題」について。
米欧についてロイターが「EU、200億ユーロの対米報復関税検討」、米中は米紙WSJ「米中貿易協議、『人民元安誘導には罰則』を検討」−−との報道が観測される一方、日米は時事通信「政府、日米協議で農業先行合意に応じず」、麻生財務相「対日貿易交渉、米は急がず」、米財務長官「日米通商協議に『為替条項』盛り込みたい」、毎日新聞「トランプ氏の『ちゃぶ台返し』を懸念、『共同声明』軸に日米協議実施へ」といった様々な発言や報道があったようだ。
そのほか単発モノとして、時事通信「英議会が11日間の休暇入り、EU離脱そっちのけ」、北委員長「米側が正しい姿勢で臨むのなら3回目の米朝首脳会談を行う意欲がある」、黒田日銀総裁「必要なら、さらなる追加緩和も」、OECD報告「日本は消費税最大26%まで引き上げを」−−などの発言や報道もあり、それぞれ思惑を呼んでいた。
<< 欧米市場の見通し >>
先週末に112円台を回復、年初来高値に面合わせするなど、リスクという点ではドル高方向にバイアスがかかりそう。しかし、本日の東京時間にドルは続伸することが出来ず、高値圏での揉み合いとなっている。時間足などをみると、10日安値からほぼ一本調子で1円を超える上昇をたどっていることもあり、時間調整だと思っているが、予断は許さない。仮に、移動平均の200日線が位置する111円半ばを下回ると、市場の雰囲気が変化する可能性もありそうだ。
材料的に見た場合、「米貿易問題」が引き続き重要な材料に。難航している感のある米欧、そして米中の動きも気になるが、15-16日に実施される「日米貿易交渉」の行方に注意を払いたい。たとえば、朝日新聞では「日本側は協議での議論は避けたい考えだが、将来的に米側が為替問題を『カード』に譲歩を求めてくる可能性がある」などと報じていた。一方、先週まで市場の波乱要因だった「英国情勢」は、5月1日のメーデーに向け「英議会が11日間の休暇入り」に入ったことで、しばらくは小康となるか!?
テクニカルに見た場合、リスクはドル高方向にバイアスがかかりそう。年初来高値である112.13円が視界内に捉えられており、抜ければ113円へと一気に迫る可能性もある。
ただ、先週から何度もレポートしている「ドル/円の日足チャートは、3月安値109.70円を中心に、左右対称形(シンメトリー)を形作っているようにみえる」−−状態は、まだ継続中。つまり、多少の時間は必要だが、ドルの下値リスクは残っているのかもしれない。

一方、材料的に見た場合、2月の対米証券投資など幾つかの米経済指標が発表されるほか、米財務省が半期に一度の「為替報告書」の議会提出を行う見込みだ。ちなみに後者で、日本は前回、「為替操作国の認定」を免れたものの、「監視対象国」継続となった。今回も予断は許さない。
そのほか、16日までの予定で実施される「日米貿易交渉」の行方には要注意だ。
そんな本日欧米時間のドル/円予想レンジは、111.40-112.30円。ドル高・円安方向は、先週末高値近い年初来高値112.13円が最初の抵抗で、しっかり抜ければ113円近くまでのドル続伸も。
対するドル安・円高方向は、すでに111.80円に弱いサポートが位置しており、まずは同レベルの攻防を注視、割り込めば移動平均の200日線が位置する111円半ば、同25日線が位置する111.15-20円などがターゲットに。

ドル円日足
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ユーロドル1.13台前半で方向感無く推移
週明けの東京市場でユーロドルは1.13台前半で小動き終始。日中の取引レンジは1.1300-21と狭く、明確な方向性は見られませんでした。夕刻欧州勢参入後もあまり変化無く東京時間17:00現在は1.1315レベルでの取引です。

先週末は東京時間午前中に出た実需と思しきユーロ円の取引に海外時間にかけて1.12台半ばから二段上げを演じたユーロドルでしたが、週末ということもあり終盤は売り戻され1.1300をやや下回るレベルで越週となりました。
本日の高値1.1321は先週末高値1.1324に接近してきており、週が変わって一応上値試しの仕切り直しといったところでしょうか。
ユーロドルは先週英国のEU離脱問題、ECB理事会と二つの大きなイベントをまずは無難にこなし、悪材料も一旦払拭されて底堅い推移を見せています。
今週、市場では米国の対欧、対中、対日等の貿易問題にテーマが移りつつあるものの、やや材料不足の感は否めず、しばらくは方向感探りが続きそうです。

テクニカルにはユーロドルは3/20高値1.1448からの下落の半値戻し(1.1316)レベルで、一目均衡表の雲の中に入りつつあります。昨日高値1.1324を越えれば、1.1348の90日線、1.1373の一目均衡表の「雲」の上限あたりが短期的なターゲットになりそうです。一方下値は21日線の1.1276、1.1250あたりが一旦はサポートしそうです。

序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移。本日この後21:30 にニューヨーク連銀製造業景気指数、また、明日までの予定で日米通所湯協議が開催され、また、半期に一度の為替報告書が議会に提出される予定です。

ユーロドル日足


A$シカゴポジション(2019年4月15日現在)
豪ドルポジションはネットショートを約1,300枚減らし、約54,400枚となりました。Edited by:橋本 光正
• 2019.04.15 05:00
• シカゴポジション(CME)174

主要通貨ポジション(単位:枚)(2019年4月9日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。
ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル

シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。
シカゴの豪ドルポジションはネットショートを約1,300枚減らし、約54,400枚となりました。ポジション状況としてはチャートの○印内の青い棒グラフに近い動きになり始めています。昨年10月には7万枚越えるショートにしましたが、その前の5万枚台で持ち高調整しています。先週の内訳はロング1,900枚増、ショート600枚増で、総枚数では2,500枚増でした。ここ3週間で総枚数15,400枚増になり、リスクを取って拡大しています。チャートを見ると、相場は黒の3角保合い内で推移しています。先々週に黒ライン下限を抜けていたのがレンジ内に回帰したので、3角形を引き直していますが、収斂は継続しています。仮に越えても緩やかな赤い豪ドル安トレンドラインに留まりそうです。まだこのチャートを見る限りにおいてはシカゴの持ち高調整の買戻し時期には無いようです。
実際の相場は、先週0.6930〜0.7130米ドルにあった豪ドル安トレンドラインを木曜日に上抜きましたが、まだ実態部分では完全に抜け切れておらず、上ヒゲだけ出ている状態です。このまま行けば横流れだけでも上抜いた形となり、その場合にはトレンドライン起点の下限だった0.72、最大では0.74米ドルまでの上値余地が広がります。この場合には0.7120以下での終値にならないのが条件になります。もし下回っても0.7070米ドルにサポートがあり、ここを下抜かない限りは、短期的にユーロ押し目買いに切り替わっています。先週木曜日の上抜けが騙しになるか否かを試している状態です。上値は0.7200〜10米ドルの抵抗線が強くなっており、越えれば0.7240、0.7290〜0.73米ドル方向になります。この水準まで豪ドルが上がればシカゴのショートポジションが炙り出てくる可能性が高まります。既にポジション的には売り上がれる枚数にはないので、持ち高調整買いになると大きなショートカバーに繋がります。今後1〜3週間の推移が重要になります。(1豪ドル=0.7169米ドル、4月15日15時30分現在)

シカゴ豪ドルポジションと締日終値のチャート

直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)になっています。
https://fx-rashinban.com/k00011-FX%8f%ee%95%f1/a6110-A%24%83V%83J%83S%83%7c%83W%83V%83%87%83%93%81i2019%94N4%8c%8e15%93%fa%8c%bb%8d%dd%81j


ランド円ショートコメント
先週の振り返りですが、押し目買いが出やすく「7.80レベルをサポートに8.05レベルをレジスタンスとする週」を考えました。実際のレンジは安値が7.86レベル、高値が8.05レベルと、ほぼ想定通りの週となりました。

先週はランド円が既に3週前に底打ちをしてきたところに、8円の大台超えとテクニカルな要因に支えられた印象です。南アフリカ関連のニュースでは日産がピックアップトラック「ナバラ」を来年から生産するため、ロスリンの車両組み立て工場に30億ランドの投資を行うというものがありました。これは間接的には好材料となりそうです。

今週は17日にCPIの発表がありますので、経済指標では注目。また、目先は今日明日の日米通商協議に注目が集まっていますが、南アフリカにとってはなかなか最終合意とならないものの、週末G20では最終ラウンドが近いという発言もムニューシン財務長官からあり、米中通商協議の経過も注目していきたいところです。

テクニカルにはどうでしょうか。
いつもの4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)をご覧ください。

あえてラインを引くならば、上記のような引き方になりそうですが、まだ8円の大台が安心できるサポートというほどではありませんし、サポートに近すぎる感じも否めず、下値に関しては先週後半の7.90水準までは見ておいた方がよさそうです。ただ、上昇トレンドにあるということは間違いありません。

最近は値幅的にもそれほど大きくはありませんので、今週は上記の7.90レベルをサポートに8.15レベルをレジスタンスとする週を見ておきます。
https://fx-rashinban.com/k00011-FX%8f%ee%95%f1/a6109-%83%89%83%93%83h%89~%83V%83%87%81%5b%83g%83R%83%81%83%93%83g%81i2019%2f4%2f15%81j

 
トルコリラ円レポート月曜版18.70レベルをサポートに19.50レベルをレジスタンス
先週の振り返り(ショートコメント)ですが、もみあい継続となりやすいと見て前週のレンジの中で「19.40レベルをサポートに、大台20.00レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは、安値が19.20レベル、高値が19.81レベルと予想よりも20銭ほど低いレンジでの取引となりました。

先週のトルコリラ円は細かな経済指標、そしてトルコ地方選後の与党の対応といったあたりが材料となりましたが、特に選挙後の動きがトルコリラをもみあいからやや下げた材料になったと考えられます。トルコ3大都市の市長選で与党は全敗となりましたが、その中でもイスタンブール市長選は僅差での野党候補当選であったことから与党からは集計のやり直しを求める声が出ていました。
そうした中で、エルドアン大統領は8日に13,000〜14,000程度の票差での勝利は1000万を超える有権者から見れば不当、さらに10日には投票自体を無効とすべきだと、選挙制度自体を軽視する発言を続けて行いました。現状、選挙管理委員会が検討中の段階のようですが、当初の与党からの要望であった票数再集計は却下されていますので、さすがに再選挙は無いとは思われます。

いくらエルドアン大統領が強権政治を行っているといっても選挙管理委員会までが言いなりになるようでは、もはや近代的な民主主義国家とは言えず、トルコから投資を引き上げる動きに繋がることになりそうですし、中央銀行にしても選挙管理委員会にしても大統領と政府の動きからは距離を置いていると思いますので、このまま今回の選挙は与党敗北のままで終わることの方がトルコにとっては好材料です。
また、トルコは周辺国への軍事行動を継続している中で、戦闘機購入問題では米国との対立が続いていますし、トルコリラにとっての好材料を見つけにくい状況です。今週は本日の失業率をはじめ、いくつかの経済指標発表もありますが、選挙管理委員会の判断がまずは注目材料となっていて、何も無くても若干の買い材料になる程度で先々週後半、つまり20円の大台が当面はレジスタンスとして意識される展開は続くものと考えられます。

テクニカルに見ていきます。

長期的にトルコリラは下げの連続なのですが、昨年から今年は長期レジスタンスラインがかなり効いているチャートとなっています。現在の長期的なトルコリラ円の立ち位置を確認するためにも今週は時々示す月足チャートを見てみましょう。

2014年末の高値を起点に引いたレジスタンスラインと、それに平行に2015年安値を合わせた下降チャンネルです。この下降チャンネルの中で2019年のトルコリラ円は上値を抑えられていて、このまま行くと2019年末には昨年の史上最安値の水準を割り込む水準へとレジスタンスラインが下がっていくこととなります。

4時間足チャート(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)もご覧ください。

先ほどのレジスタンスラインも太線で示してありますが、こうして見るとまだ距離があると見るか、既に3月下旬の戻り高値の水準にまで下げてきていると見るか、個人的には後者の懸念のほうが妥当ではないかと思います。最近のトルコリラは下げているとはいっても比較的落ち着いた展開でしたから、本邦個人投資家を中心としたトルコリラ買いのポジションも高水準なままで推移しています。そのあたりも気になるところです。

選挙管理委員会のまさかは無い前提で、今週もここ2週間の下降チャンネル内での動きを継続しやすいと見て、18.70レベルをサポートに19.50レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

https://fx-rashinban.com/k00011-FX%8f%ee%95%f1/a6108-%83g%83%8b%83R%83%8a%83%89%89~%83%8c%83%7c%81%5b%83g%8c%8e%97j%94%c5%81i2019%2f4%2f15%81j


米ドル円]リスクオンの円安継続
(米ドル円日足)

ハードブレグジット懸念が一先ず後退する中で中国貿易黒字額が予想を上回り米経済指標が好調な結果を示す中で日米欧の株式市場が上昇。リスクオンの円安の動きがドル安を上回りドル円はNY市場で112円台に上昇。そのまま高値圏での引けとなった。
FRBの利上げ停止や米中貿易協議の進展により過度な景気減速への懸念が後退。今週も円安の流れが継続とみる。
ただ、週初から始まる日米通商協議TAGでは日本の自動車輸出や為替への圧力がかかるとみられ一時的に円高に振れる可能性がある。
しかし、これまで何度か同様な動きがあってもドル円は寧ろ底堅さを確認して上昇することが多くみられた。
これまで円高材料が多く、円安への出遅れ観が漂う中で今週のドル円は一段の上昇が見込める。
押し目のチャンスがあれば拾っておきたい。
上値目途としては112円20銭付近にはボリンジャーバンドの上限が位置することから一旦は売りが並ぶとみる。
このレジスタンスを上抜けするようなら113円の台替わりを試す展開を予想する。

今週のドル円予想レンジ:112円90銭(76.4%)〜111円30銭

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• | 2019-04-15 12:37:10 |

• 米ドル円


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[ユーロ円/ユーロ米ドル]ECB緩和政策姿勢も一巡
(ユーロ円日足)

(ユーロドル日足)

英国のEU離脱期限が延長され目先のハードブレグジット懸念や、中国の景気減速懸念が後退したことでユーロ買いが先行。リスクオンの動きも重なりユーロ円の買いが欧州市場で散見された。対ドルでもこれまで上値が抑えられていた38.2%戻しとなる1.1290付近を上抜けしたこともユーロ買いを加速させた。
先週のECB理事会ではドラギ総裁が改めてハト派的な姿勢を見せたことでユーロ売りが強まったものの下値も限定的となるなど市場は大分織り込んだとみてよい。
今週はドイツのZEWやユーロ圏HICPといった重要指標が発表される。予想を上回る結果となれば過度な悲観的な見方が後退しユーロ買いが一層強まるとみる。
上値のメドは3月4日に付けた高値127円50銭からフィボナッチ50%戻しとなる127円80銭付近が意識される。

今週のユーロ円予想レンジ:127円80銭 (50%)〜125円50銭

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• | 2019-04-15 12:36:39 |

• ユーロ円/ユーロ米ドル


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[豪ドル円]上限ブレイクで買い継続
(豪ドル円週足)

先週末に発表された中国の3月貿易収支は326.4億ドルと予想の70.5億ドルを大きく上回った事で中国景気減速懸念が後退。中国経済の影響を大きく受けやすい豪ドルにとってはプラス材料となった。中国景気減速懸念などから年内2回利下げするとの市場の見方が後退。前日にはデベルRBA副総裁の「労働市場は驚くほど好調だ」との発言などもあり豪ドル円は上昇。今年最高値となる79円84銭を上抜き80円48銭まで上昇した。
ハードブレグジットの回避や米中貿易協議進展への期待。そして世界的な緩和政策による株価の上昇などからリスク通貨とみられる豪ドル円の買いが一段と高まるとみる。
16日にはRBA議事要旨が公開され、17日には中国GDPも発表。
今の豪ドル円はポジティブ材料に反応しやすい状況だけに、この発表を機に一段の上値を試す展開が予想される。

今週の豪ドル円予想レンジ:82円00銭(BB上限、38.2%)〜79円60銭

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• | 2019-04-15 12:36:15 |

• 豪ドル円


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[全般]リスクオン相場で円安継続
先週は英国のEU離脱期限が6か月延長され、目先のハードブレグジットが一先ず回避されたことで目先のリスクが後退。また、週末に発表された中国貿易黒字額が予想を上回ったことでリスクオンの動きが高まり円は全面安。ドル円クロス円ともに上値を試す展開となった。今週も全般にこの流れを継いで円安が一段と進むとみる。
先週末に発表された中国3月貿易収支は326.4億ドルと予想の70.5億ドルを上回った。対米輸出もマイナス9%と減少したことで市場の景気減速懸念が後退。前日に発表された米3月PPIや新規失業保険申請件数が好調な結果を示したこともあり市場には安心感が広がり日経株価は上昇。ハードブレグジット懸念も後退したことなども重なりリスクオンの円安が進行。ドル円は111円後半まで上昇。中国経済の影響を大きく受ける豪ドルもこの日は上限を上抜け豪ドル円の買いがみられた。
欧州市場ではユーロ圏の鉱工業生産が予想を上回るとユーロ買いでスタート。ユーロに攣られてポンド買いが強まるとクロス円が全面高。
NY市場でも米輸入・輸出物価が予想を上回るとドルが上昇。また、この日は本格的な企業決算発表が始まる中でJPモルガンが好調な結果を示すとNY株式市場は3指数ともに上昇。
中国の好調な貿易指標や米中協議の進展、欧州でもECBによる緩和姿勢がドラギ総裁の発言で改めて示された。
米国でもまだら模様ではあるものの堅調な雇用状況やPPIなどをみても過度な景気減速懸念は後退し始めている。
市場は各国経済指標に注目集まる。
先週末の動きを見ると各国の経済指標に対して市場は素直に反応し始めている。
週初は日米通商協議TAGが2日間行われ、一時的にドル円の下振れリスクには警戒が必要だ。もし、下振れ幅が限定的となれば、底値の堅さを確認し円安が更に強まる可能性が高い。
週後半には米小売売上や製造業PMIなど重要な指標が発表され注目が集まる。
これまでの円高リスクへの警戒感が継続したことで円安の動きに出遅れ観もある。
FRBの利上げ停止でドルの上値は今後も抑えられることから結果的にクロス円の上昇が一段と強まるとみる。
ただ、週末はイースター休暇により世界の殆どの市場が休場となるため、その前にはポジション調整の動きが入る可能性が高いことから注意したい。

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2. 2019年4月15日 18:59:44 : ZzavsvoOaU : aHVwMGJ2SHM5RE0=[109] 報告
米ドルと豪ドル、円売り優勢が一段と鮮明化
陳満咲杜流 FXプライスアクション
陳 満咲杜 2019/04/15
米ドル/円 日足
週間予想レンジ:111.00〜112.50
メインストラテジー:押し目買い
・最早ラッシュ・クラッシュに対する反動、という位置づけではない
・米逆イールドカーブの影響は限定的、米株の堅調に追随しやすい
・ドルインデックスのモメンタムも限定、クロス円と整合性を示す
【図表1】米ドル/円(日足)

出所:筆者作成
アナリシス:
先週は続伸、112円関門以上の大引けをもってブルトレンドへの復帰を示唆。週足では「スパイクロー」のサインを灯し、連続3週間続伸し、これから3月高値をブレイク、一段と上昇モメンタムを強めるでしょう。4月10日までの反落は110.84円前後に留まったところは大きく、4月1日大陽線を割り込めなかったため、その後の反転(上昇)につながったとみる。
3月安値を「ヘッド」と見なした場合、3月8日や4月10日安値を「ショルダーズ」と見なし、「ヘッド&ショルダーズ・ボトム」(三尊底)というフォーメーションを形成、先週後半の大幅上昇で同フォーメーションの上放れを果たしたとみる。この場合、2018年年末高値の113.70円をこれからのターゲットとして射程圏に収める。
繰り返し指摘してきたとおり、年初来のリバウンドは3月5日までほぼ順調に進んできた上、112円関門の打診をもって目標達成感が強かった。そのため、抵抗密集区域である112円台前半〜同後半の高値ゾーンを一旦トライすることがあっても、本格的なブレイクは容易ではなかった。
従って、3月における反落は当然のスピード調整と見なせる属面も大きかった。しかし、調整が確認され、また112円関門の再回復もあって、もはや年初のクラッシュ・フラッシュに対する反動、といった位置付けではない。
換言すれば、年初安値から米ドルの上昇を息のないトレンドとして推進波と位置づけ、3月における調整もあって、より健全化された波動だとみる。ゆえに、今回こそ112円台前半〜同後半の高値ゾーンをトライ、またはブレイクを果たすでしょう。
3月26日の大陽線は切り返しの基調を高め、翌日27日と「インサイド」のサインをほぼ形成していた。そのため、3月28日の「スパイクロー」&強気「リバーサル」をより鮮明化させ、4月1日の大陽線につながり、またその後の調整が4月1日安値を割り込めなかったことで一段とブル基調を強めた、という視点で捉える。
従って、ブルトレンドへ復帰や上昇モメンタムの再開があっても目先はなお始まったばかりであり、今週は上値追い展開もあり得る。米株の堅調を背景としてリスクオンの流れに加え、ドルインデックスのモメンタムがなお限定的なので、クロス円における均衡も保たれ、総じて円売りのモメンタムが加速される見通し。
豪ドル/円 日足
週間予想レンジ:79.50〜82.00
メインストラテジー:押し目買い
・年初安値を起点とした上昇波は継続、一段と上値余地を拓く
・利下げ観測の浮上があっても豪ドル堅調、円売りの受け皿に
・米ドル/円の上放れとともに上放れ、整合性を示す
【図表2】豪ドル/円(日足)

出所:筆者作成
アナリシス:
先週は大幅続伸、大型保ち合いを打破、また上放れを確定、ブルトレンドをより鮮明化させ、また上昇モメンタムを強めた。既述のとおり、散々「ダマシ」のサインがあったものの、我々は1月後半から形成されてきた大型保ち合いを上昇途中におけるスピード調整と見なし、その見方が正しかったことも先週の続伸で証左された。
日足でみると、3月25日に一旦安値打診してから陽線で大引け、3月8日安値に対する一時の下放れが「ダマシ」であったことを証左、「フォールス・ブレイクアウトのサイン」を点灯したわけである。従って、大型保ち合いの継続がより鮮明になり、また77.42円割れを回避したところも大きかったので、その後の続伸や先週の上放れは当然視される。
というのは、繰り返し指摘したとおり、本来、3月8日にて一旦78.30円割れが確認され、ベアトレンドへの復帰、即ち続落につながる公算が大きかった。78.30円は2月21日大陰線の安値に相当し、同安値の割り込みをもって日足における「ダブル・トップ」といったフォーメーションを確立したと見ていた。その証左として2月安値77.42円割れの有無が注目されていた。
しかし、その後は逆に79円大台の回復を果たした。この場合、前記フォーメーションの成立を認めず、むしろ2月から大型変動レンジの形成が有力視された。そのため、先々週の続伸、また3月18日高値79.44円のブレイクをもって一段と大型保ち合いの継続を示した上、上放れの可能性を示唆していた。
故に、先週の上放れは当然の成り行きとみなされ、年初のフラッシュ・クラッシュに対する反動という位置づけではなく、年初来安値を起点とした上昇波の継続と認定され、ロング筋の優勢でしばらく上値トライしやすい環境に。
豪利下げ観測の高まりで本来豪ドル対米ドルでも「底割れ」を回避、中段保ち合いが継続されている。従って、米ドル/円の強気変動に連動して上放れを果たし、整合性を強めている。
先週提示していた80円心理大台や200日線の80.25円のブレイクを果たした以上、82円関門前後はターゲットとして浮上しよう。1月後半から先々週まで継続されたので、上放れが確認された以上、より強い上昇モメンタムの加速を覚悟する必要がある。
陳 満咲杜
テクニカル・アナリスト
中国・上海生まれ。1992 年に所持金5,000 円で来日し、日本語学校を経て日本大学経済学部に入学。生活費と学費をアルバイトでまかないながら在学中より株式投資を開始。大学卒業後、中国情報専門紙の株式担当記者を経て黎明期のFX 業界へ。香港や米国の金融機関で研修を重ね、トレーダーとしての経験を積み、アナリストとして頭角を現す。GCA エフエックスバンク マネージングディレクター、イーストヒルジャパン チーフアナリストなど要職を経て独立。現在は陳アソシエイツ代表/アナリストとして活躍している。最新刊は『FX 投資のすべてがマンガでわかる!』、『勤勉で勉強家の日本人がFX で勝てない理由』(ダイヤモンド社)、その他、『GMMA の真実』、『二刀流FX』、『CFD トレーディングの真実』『FX トレーディングの真実』(以上、扶桑社)、『FX ライスアクション成功の真実』(実業之日本社)、『着物トレーダーを卒業せよ 陳満咲杜の為替の真実』(青月社)などの著書多数。日本テクニカルアナリスト協会検定会員。
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• 2019/04/08米ドル/円均衡保ちの円売り、豪ドルは堅調しばらく底固いか
• 2019/04/01米ドルは強含みの保ち合いを継続、豪ドルは底割れを一旦回避
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https://media.monex.co.jp/articles/-/11375


いよいよ米ドル/円はトライアングル上放れにトライ!?
田嶋智太郎の外国為替攻略法
田嶋 智太郎 2019/04/15

• 米国市場
米中の経済指標の結果次第で重要な節目の上抜けも
前回のコラム「なおもドル独り勝ちで米ドル/円の下値も堅い」で、米ドル/円について「21日線、さらに200日線をも上抜ける展開となってくれば、あらためて112円台をうかがう展開となる可能性が高い」と述べました。
実際、先週11日、12日から今週明けにかけての米ドル/円は21日線、200日線を順に上抜けた後、一時的にも112円台に乗せる動きとなるなかで直近(3月5日)高値=112.13円にも顔合わせする格好となりました。
【図表1】米ドル/円(日足)

出所:マネックス証券作成
今後、この112.13円処をクリアに上抜けてきた場合、まずは昨年11月初旬から12月半ば頃にかけて1つの節目となっていた112円台半ばの水準が試されるものと見られます。
さらに同水準をも上抜けて来れば、そこからは一気に114円手前あたりの水準まで目線が上がってもおかしくはないものと見ます。それ以前に、2015年6月以降長らく形成されている「三角保ち合い(トライアングル)」の上辺を上抜ければ、そこから一気に強気のムードが強まるものと見ていいでしょう。
もちろん、米ドル/円がいくつかの重要な節目を上抜けるためには一段の強気材料が必要になると考えられ、それは1つに米中の経済指標の結果ということになるものと思われます。
今週は、17日に中国の1〜3月期のGDPや3月の小売売上高など複数の重要指標が発表となるうえ、18日には3月の米小売売上高の発表が控えており、その結果が待たれます。また、先週末にかけてドルの強気に加勢した米国の大手金融機関および主要企業の決算の結果も大いに気になるところではあります。
日経平均株価が2万2000円の大台回復、米ドル/円にも好影響
加えて、日経平均株価がいよいよ2万2000円の大台を回復し、大台固めの展開になるかどうかという点も大いに注目されるところです。週明け15日の寄り付きは、ついに2万2000円台に乗せてのスタートとなり、今後も強気の流れが継続することに大いに期待したいところではあります。
しかし、今週は15日からワシントンで日米の貿易協定交渉が行われることに伴い、市場で様子見姿勢が一旦強まる可能性もないではありません。これまで米国が通商交渉を行った国々との協議には例外なく為替条項が入っており、日本だけが対象から外れるとは考えにくいことも事実です。
ただ、仮に今回の交渉で実際に「為替条項」というワードが出てきたとしても、それが相場の大きな流れを変えるだけのインパクトを持つとは思えないことも事実です。ワードが出た瞬間にアルゴリズムが反応して一旦円高方向に触れれば、そこは短期で米ドル/円を買い拾うチャンスになり得ると個人的には考えます。
なお、いまだ継続している米中通商協議の行方については、一段の進展と一定の合意形成に対する期待が市場に強くあります。また、中国の景気刺激策の効果に期待するムードも見る見る色濃くなってきており、その期待は1つに米フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の尋常ではないほどの強い基調にも表れています。世界の半導体需要を地域別で見れば、やはり米中の寄与度が抜きん出て高いことは言うまでもありません。
SOX指数の上昇に連れて、日本の半導体関連株をはじめとする景気敏感株全般も強気の展開を続けており、結果的に日経平均株価が強含みで推移していることも米ドル/円の強気に一役買っていると考えられます。
ただ、4月下旬から5月初旬にかけての超大型連休を控えて、事前に手持ちのポジション(特に信用取引の建玉)を一旦整理しておこうとする動きがまとまって出てくると見られる点は目先的に要警戒とも言えるでしょう。
田嶋 智太郎
経済アナリスト 株式会社アルフィナンツ 代表取締役
1964年東京都生まれ。1988年慶応義塾大学卒業後、(現)三菱UFJモルガン・スタンレー証券勤務を経て独立転身。名古屋文化短期大学にて「経営学概論」「生活情報論」の講座を受け持った後、経済ジャーナリストとして主に金融・経済全般から戦略的な企業経営、引いては個人の資産形成、資金運用まで幅広い範囲を分析・研究してきた。民間企業や金融機関、新聞社、自治体、各種商工団体等の主催する講演会、セミナー、研修等の講師を数多く務め、これまでの累計講演回数は3000回前後に上る。新聞・雑誌・WEB等の連載も数あり、現在は、日経BizGate(https://bizgate.nikkei.co.jp/)にて「先読み&深読み 経済トレンドウォッチ」などの執筆を担当。ほかに、自由国民社『現代用語の基礎知識』の「貯蓄・投資」欄の執筆も手掛ける一方、定期的に日経CNBCコメンテーターも務める。
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• 2019/04/01なおもドル独り勝ちで米ドル/円の下値も堅い
• 2019/03/18英ポンドやユーロの上値にも自ずと限界が!?
• 2019/03/04米ドル/円は114円処を意識した展開へ!?
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