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足裏用の角質ケアパック、火傷で重症の被害相次ぐ…国が注意喚起、酸が高濃度で危険(Business Journal)
http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/385.html
投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 5 月 13 日 01:41:30: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

足裏用の角質ケアパック、火傷で重症の被害相次ぐ…国が注意喚起、酸が高濃度で危険
https://biz-journal.jp/2019/05/post_27848.html
2019.05.11 文=小澤貴子/東京美容科学研究所 Business Journal


「Gettyimages」より


 前回は、化粧品の価格には多額の広告費相当分のコストが含まれており、なかでも乳液は原価が安くても作れる製品なので注意が必要だというお話をしました。実は化粧水についても正しい選び方があるのですが、今流行りの足裏パックで発生した重大な被害が報告されましたので、今回は注意喚起のため足裏パックの注意点と安全な角質ケアについてご紹介します。

 3月7日に独立行政法人国民生活センターから、酸を使った角質ケアを謳うフットケア商品で、火傷や痛みなどが発生したことが発表されました。大きく報じられたためご存じの方もいらっしゃると思いますし、日本化粧品工業連合会にも同日、情報が提供されました(30 独国生商第222号)。第一報でこのような周知徹底がなされているので、今後さらに重大な被害が予想されているのではないかと思います。

 今回の発表のきっかけとなったのは、治療にあたった医師から事故情報受付窓口(通称:ドクターメール箱)への連絡ですが、酸を使ったフットケア商品、いわゆる足裏用の角質ケアパックを使うことで、化学火傷を負う状態となり、治療を要して完治に半年かかるという診断を受けた人や、歩けないくらい足裏の皮が溶けてしまった人など、医師も症状の酷さに驚く声が報告されています。

 国民生活センターでは、ドラッグストアで購入可能な5製品のテスト品について報告していますが、実際にはもっと多数の商品が発売されており、その中の一部で被害が発生しているものと思われます。

■足裏の角質ケアパックって何?

 ドラッグストアで販売されている足裏パックは、大きく2種類に分かれます。

(1)保湿を謳うもの
(2)ケミカルピーリングと呼ばれる酸で化学的に皮膚を溶かして剥す方法

(1)は皮膚を剥がさずに保湿するもので、バリア機能への懸念もありますが、それは後日化粧水(等)の記事にあらためて書かせていただきます。

(2)は皮膚を剥す方法です。皮膚を剥すと言われると驚くと思いますが、実は皮膚の表面は死んだ細胞でできていて、それを角質細胞と言い、その細胞の層を角層と言います。それが垢となって剥がれ落ちて、新しい丈夫な皮膚が常に表面に出るようになっています。もともと死んだ細胞で、自然と剥がれ落ちる部分なのです。その剥し方に、いくつかのやり方があります。その一つがケミカルピーリングという、酸を使う方法です。

 そもそも酸を角質ケアのピーリングに使うことは医療行為に当たり、医師の診察のもと、医療機関でなければ行うことはできません。つまり、それだけ危険が伴う行為だということです。特に、足裏の皮膚には向かない方法なのです。足裏には皮脂腺がなく皮膚としてのバリア機能は強くないために弱い皮膚であること、また全身のなかでも角層の厚みが大きく、皮脂がないためにひび割れやカサツキが大きい部分です。かかとを酸で剥そうと思うと、かなりの厚さの角層を剥さないと、つるんとした皮膚は出てきません。

 一方で、皮脂がなくひび割れやカサツキにより、硬く厚い角層の部分の間を埋めるように、まだ垢になるには時間が必要な弱くもろい部分が存在しています。また、土踏まずや足指の間など、皮膚が薄く柔らかい部分もあります。

 こうした足裏に酸が配合されたパックを密着してしまうと、そぎ落としたい固い角層部分だけではなく、やわらかい部分や、ひび割れした間に存在する薄くて弱い皮膚も、同じように酸に浸ることになります。加えて、かかとは皮膚の刺激を感じにくい部分で、皮膚は高温を感じやすくても、低温や酸アルカリの化学的な火傷に対して鈍感で、火傷していることに気が付きにくいのです。

 商品の多くは、使用時間は1〜2時間程度だと明記されていたようですが、効果が足りないと思い長く使用した人や、使用途中で寝てしまった人もいるでしょう。強酸の代表である塩酸などのように、即座に皮膚が焼けただれたりはしないため、気が付きにくい面があるという点も、よく知ってほしいと思います。

■フルーツ酸だから安心?

 ケミカルピーリング用商品に使われる酸には、グリコール酸、乳酸、クエン酸、リンゴ酸など何種類もありますが、どの酸も一般的なもので、それ自体がとても危険なものではありません。問題は、濃度です。化粧水で使用するのは多くても数%程度で、ピーリングを謳うものでなければまったく問題ありません。ですが、角質ケアパックに使用されていた商品のなかには20%程度の酸が使用されていたものもあったと報告されています。酸はpHといわれる性質や濃度により、作用が大きく変化しますが、分厚いかかとをつるんとさせるためには、酸もある程度の強さが必要になります。

 もちろん、こうした商品は化粧品の効果効能を逸脱したもので、違法な処方です。前述したとおり、法律的には化粧品ではなく医療行為に入る濃度になりますが、一般のエステサロンでも違法に使用されてしまっている可能性もあるのが実情です。

 なかには、これら酸を「フルーツが原材料のフルーツ酸使用」などと謳う商品もあるようですが、皮膚は胃腸ではありませんから、食べてよいものと皮膚に良いものは違います。まして、たとえフルーツが原材料であったとしても、酸を高濃度で使用すれば、当然化学火傷につながります。ちなみに、平成28年7月1日に、厚生労働省によってグリコール酸(3.6%以下含有のものを除く)は劇物指定されています。

■酸だから危険?

 酸だから危険なのかと考え、自分が使っている化粧品を取り出し、同じ成分が入っているものを捨ててしまう人もいるかもしれませんが、慌てないでください。こうした酸の成分は、適切な配合量、配合のもとに使用すれば、より良い、丈夫な肌に導いてくれるものだからです。たとえば今回説明できなかった化粧水。安全な洗顔術として石けんを使う人も多いと思いますが、石けん洗顔でアルカリ性に傾いた洗顔後の肌を中和し弱酸性にするために酸性の化粧水は必需品でしょう。

 垢となって剥がれ落ちる準備をしているのが、皮膚の表面にある「角層」という部分ですが、年齢を重ねたり新陳代謝が衰えると垢となって落ちにくくなります。角質細胞の列が20〜数十層くらい並んだ角層のごくごく表面だけを落とすのが、泥パックや顔そりという手法による、プロの技術なのです。

 酸を使えば、ドラッグストアで売れるような手軽な商品になりますが、美肌にはそんな方法は適さないのです。美肌を手に入れるために必要なのは地道な方法ですが、順次ご紹介していきたいと思います。

(文=小澤貴子/東京美容科学研究所)






 

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